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Transcription:

まえがき まえがき はじめに 本書は inetsec Smart Finder の利用申請時に Active Directory と連携してユーザー認証を行う機能である 利用申請認証機能 (Active Directory) の機能概要 導入方法および運用方法について説明しています 本機能を利用することで以下の運用が可能になります Web ブラウザを使用できる機器を新規にネットワークに接続する場合に Active Directory と連携してユーザー認証を行うことができます Web ブラウザを使用できない機器をネットワークに接続する場合は 接続が許可されている別の機器から代理でユーザー認証を行うことができます inetsec Smart Finder の導入方法および運用方法については inetsec Smart Finder ユーザーズガイド を参照してください 本書を表示および印刷するには アドビシステムズ社の Adobe Reader 9.0 以降が必要です 平成 26 年 12 月 商標および登録商標 Microsoft Windows Windows Server Windows Vista Internet Explorer SQL Server は 米国 Microsoft Corporation の 米国 日本およびその他の国における登録商標または商標です Adobe および Reader は Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の米国ならびに他の国における商標または登録商標です そのほか 本書に記載されている商品名は 各社の商標または登録商標です 本製品のドキュメントに記載されている社名 システム名 製品名などには 必ずしも商標表示 ( TM) を付記していません Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています PFU LIMITED 2014 2

まえがき 本書の構成 本書の構成と内容は 以下のとおりです 分類構成内容 機能の概要 第 1 章概要 本機能の概要と システム構成について説明してい ます 動作環境 第 2 章動作環境 本機能の運用に必要な動作環境について説明してい ます 導入 第 3 章ご利用の前に 本機能を利用するにあたっての留意事項について説 明しています 第 4 章導入手順 本機能の導入方法について説明しています 第 5 章設定 運用を始めるために必要な初期設定について説明しています 運用 第 6 章クライアントからの利用申請 クライアントからの利用申請の手順について説明し ています 第 7 章アンインストール 本機能のアンインストールの手順について説明しています 保守第 8 章保守本機能の保守について説明しています 本書での略記 本書では 以下のように略して表記しています 正式名称 略称 inetsec Smart Finder マネージャー マネージャー inetsec Smart Finder センサーセンサー Microsoft Active Directory Active Directory Microsoft.NET Framework 3.5 SP1.NET Framework Microsoft Internet Information Service IIS Windows 7 Home Premium operating system Windows 7 Windows 7 Professional operating system Windows 7 Enterprise operating system Windows 7 Ultimate operating system Windows 7 Home Premium 64-bit edition operating system Windows 7 Professional 64-bit edition operating system Windows 7 Enterprise 64-bit edition operating system Windows 7 Ultimate 64-bit edition operating system Windows 8 operating system Windows 8 Windows 8 Pro operating system Windows 8 Enterprise operating system Windows 8.1 operating system Windows 8.1 Windows 8.1 Pro operating system Windows 8.1 Enterprise operating system Windows Server 2003 Standard Edition Windows Server 2003 3

まえがき 正式名称 Windows Server 2003 R2 Standard Edition Windows Server 2008 Standard Windows Server 2008 Standard without Hyper-V Windows Server 2008 Enterprise Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Standard without Hyper-V Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2008 R2 Enterprise without Hyper-V 略称 Windows Server 2003 R2 Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Standard Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 *) オペレーティングシステムの種類を区別する場合は 以下のように記載します 32 ビット環境のオペレーティングシステム :32 bit 版 64 ビット環境のオペレーティングシステム :64 bit 版 4

目次 目次 まえがき... 2 第 1 章 概要... 6 1.1 利用申請認証機能 (Active Directory) とは...7 1.2 システムの構成...7 第 2 章 動作環境... 8 2.1 inetsec Smart Finder の製品バージョン...9 2.2 動作するオペレーティングシステム...9 第 3 章 ご利用の前に... 10 第 4 章 導入手順... 12 4.1 導入の流れ...13 4.2 導入前の事前設定...13 4.3 インストール...13 4.4 インストール後の確認...16 第 5 章 設定... 17 5.1 運用前の初期設定...18 5.2 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定...19 5.2.1 利用申請認証機能 (Active Directory) のログイン...19 5.2.2 管理者アカウントの設定画面...20 5.2.3 管理者アカウントの変更...21 5.2.4 外部利用申請サーバの設定...22 5.2.5 Active Directory の設定...23 5.2.6 クライアント画面通知メッセージの設定...24 5.3 inetsec Smart Finder マネージャーの設定...26 5.3.1 外部利用申請サーバの設定...26 5.3.2 利用申請項目の設定...27 第 6 章 クライアントからの利用申請... 28 6.1 遮断 利用申請画面 ( クライアント )...29 6.2 利用申請画面 ( マネージャー )...30 第 7 章 アンインストール... 32 7.1 アンインストールの手順...33 第 8 章 保守... 34 8.1 トラブル時の情報収集...35 8.2 バックアップとリストア...35 5

第 1 章概要 第 1 章概要 利用申請認証機能 (Active Directory) の機能概要と システム構成について説明します 1.1 利用申請認証機能 (Active Directory) とは... 7 1.2 システムの構成...7 6

第 1 章概要 1.1 利用申請認証機能 (Active Directory) とは 利用申請認証機能(Active Directory) とは inetsec Smart Finder の利用申請時に Active Directory と連携してユーザー認証を行う機能です この機能を利用することで Web ブラウザを使用できる機器を新規にネットワークに接続する場合に Active Directory と連携してユーザー認証を行うことができます また Web ブラウザを使用できない機器をネットワークに接続する場合は 接続が許可されている別の機器から代理でユーザー認証を行うことができます 図 1.1 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用した inetsec Smart Finder の利用申請 1.2 システムの構成 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用するためには 以下の構成が必要となります inetsec Smart Finder マネージャー inetsec Smart Finder センサー Active Directory サーバ 7

第 2 章動作環境 第 2 章動作環境 利用申請認証機能 (Active Directory) の運用に必要な動作環境について説明します 2.1 inetsec Smart Finder の製品バージョン...9 2.2 動作するオペレーティングシステム... 9 8

第 2 章動作環境 ヒント inetsec Smart Finder マネージャーの動作環境は inetsec Smart Finder V2.0 ユーザーズガイド を参照してください IIS.NET Framework クライアント機器 inetsec Smart Finder マネージャーにアクセスするコンピュータの動作環境と必須ソフトウェアは inetsec Smart Finder マネージャーに準じます 2.1 inetsec Smart Finder の製品バージョン 利用申請認証機能 (Active Directory) は 以下の製品バージョンで動作します inetsec Smart Finder V2.0L20 2.2 動作するオペレーティングシステム 利用申請認証機能 (Active Directory) は 以下のいずれかのオペレーティングシステムで動作します Windows Server 2003 Service Pack 2 Windows Server 2003 R2 Service Pack 2 Windows Server 2008 Service Pack 2 Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 9

第 3 章ご利用の前に 第 3 章ご利用の前に 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用するにあたっての留意事項について説明します 10

第 3 章ご利用の前に 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用する前に 以下の留意事項を確認してください 1. 認証用のドメインは単一となります 例えば ユーザー A とユーザー B の認証用ドメインを それぞれ別のドメインに設定することはできません 2. 利用申請項目のカスタマイズは システムで 1 種類となります inetsec Smart Finder では セグメントグループ単位に利用申請項目のカスタマイズ ( 非表示 / 項目名変更 / オプション扱い ) ができます 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用する場合 利用申請項目のカスタマイズはシステムで 1 種類となります 3. セグメントグループの利用申請項目として利用する 1 つ目の項目 ( 項目 1) は Active Directory のユーザー名として使用されるため 変更できません Active Directory 認証を行うユーザー名は inetsec Smart Finder の機器情報の利用申請項目 ( 項目 1) として使用します そのため 利用申請項目の [ 項目 1] は予約項目となり カスタマイズ ( 非表示 / 項目名変更 / オプション扱い ) はできません 4. マネージャーでの利用申請時は MAC アドレスを手動で入力する必要があります inetsec Smart Finder では マネージャーでの利用申請時 IP に紐付く MAC アドレスの候補を一覧表示することができます 利用申請認証機能 (Active Directory) を利用する場合 Web ブラウザを利用できない機器の利用申請は MAC アドレスを手動で入力する必要があります 5. 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定情報は inetsec Smart Finder のエクスポート / バックアップ (pq_backup.exe) の対象外となります 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定情報のバックアップについては "8.2 バックアップとリストア " を参照してください 6. 7. 利用申請認証機能 (Active Directory) は 以下のフォルダーにインストールできません ネットワーク共有フォルダー 圧縮フォルダー 暗号化フォルダー NTFS 以外のファイルシステムのフォルダー 8. 利用申請認証機能 (Active Directory) は上書きインストールできません すでに利用申請認証機能 (Active Directory) がインストールされている環境へインストールする場合は いったんアンインストールした後にインストールしてください 9. 利用申請認証機能 (Active Directory) を使用してユーザー認証を行う場合 外部利用申請サーバを利用した 外部利用申請画面 は使用することはできません 11

第 4 章導入手順 第 4 章導入手順 利用申請認証機能 (Active Directory) の導入について説明します 4.1 導入の流れ... 13 4.2 導入前の事前設定... 13 4.3 インストール... 13 4.4 インストール後の確認... 16 12

第 4 章導入手順 4.1 導入の流れ 利用申請認証機能 (Active Directory) の導入の流れを以下に示します 図 4.1 利用申請認証機能 (Active Directory) の導入の流れ inetsec Smart Finder の導入 inetsec Smart Finder V2.0 ユーザーズガイド を参照 利用申請認証機能 (Active Directory) の導入 "4.3 インストール " を参照 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定 "5.2 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定 " を参照 inetsec Smart Finder マネージャーの設定 "5.3 inetsec Smart Finder マネージャーの設定 " を参照 運用へ 4.2 導入前の事前設定 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールする前に inetsec Smart Finder マネージャーをインストールしてください また inetsec Smart Finder の遮断除外サーバとして Active Directory サーバの情報を事前に設定してください 4.3 インストール 注意 利用申請認証機能 (Active Directory) のインストールには Windows の管理者権限が必要です [ 操作 ] 1. インストール用 DVD の Tools/AuthenticationAdapter フォルダー内の pfuadextsetup.msi ファイルを マネージャーがインストールされているコンピュータの任意のフォルダーにコピーします 2. pfuadextsetup.msi ファイルを起動します 利用申請認証機能 (Active Directory) のセットアップ画面が表示されます 13

第 4 章導入手順 3. [ 次へ ] ボタンをクリックします 通信設定の画面が表示されます 4. 利用申請認証機能 (Active Directory) の通信に関して以下の設定を行い [ 次へ ] ボタンをクリックします 利用申請認証機能 (Active Directory) の管理画面および利用申請画面で使用するプロトコル 利用申請認証機能 (Active Directory) の管理画面および利用申請画面で使用するポート番号 インストール先フォルダー選択画面が表示されます 14

第 4 章導入手順 5. 利用申請認証機能 (Active Directory) のインストール先を設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします [ 参照 ] ボタンをクリックし 表示されたフォルダー選択画面から設定することもできます インストールの準備完了画面が表示されます 6. [ インストール ] ボタンをクリックします インストールが完了すると インストール完了の画面が表示されます 15

第 4 章導入手順 7. [ 完了 ] ボタンをクリックして インストールウィザードを終了します 4.4 インストール後の確認 利用申請認証機能 (Active Directory) が正しくインストールされていることを確認するために "5.2.1 利用申請認証機能 (Active Directory) のログイン " を参照し 設定画面が表示されることを確認してください 16

第 5 章設定 第 5 章設定 運用を開始する前に 利用申請認証機能 (Active Directory) とマネージャーに必要となる初期設定について説明します 5.1 運用前の初期設定... 18 5.2 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定... 19 5.3 inetsec Smart Finder マネージャーの設定... 26 17

第 5 章設定 5.1 運用前の初期設定 運用を開始する前に 利用申請認証機能 (Active Directory) と inetsec Smart Finder マネージャーを連携するために それぞれの画面の設定内容を合わせる必要があります 外部利用申請サーバ URL には同じ値を設定します また 利用申請項目名 の[ 項目 2] ~[ 項目 5] にもそれぞれ同じ値を設定します なお [ 項目 1] は Active Directory 認証を行うユーザー名となるため 使用できません 以降 それぞれの画面での設定方法について説明します 18

第 5 章設定 5.2 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定 ここでは inetsec Smart Finder マネージャーと連携するために必要となる 利用申請認証機能 (Active Directory) の設定について説明します 5.2.1 利用申請認証機能 (Active Directory) のログイン 利用申請認証機能 (Active Directory) のログイン画面を表示するには Web ブラウザから以下の URL を指定します 画面の通信プロトコルが HTTP の場合 http://< ホスト名または IP アドレス >:< ポート番号 >/pfuadext/ 例 http://192.168.1.1:8110/pfuadext/ 画面の通信プロトコルが HTTPS の場合 https://< ホスト名または IP アドレス >:< ポート番号 >/pfuadext/ 例 https://192.168.1.1:8110/pfuadext/ ヒント ホスト名または IP アドレス には 利用申請認証機能 (Active Directory) がインストールされているコンピュータのホスト名または IP アドレスを指定します ポート番号 には 利用申請認証機能 (Active Directory) のインストール時に指定したポート番号 ( デフォルトは 8110) を指定します 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールした直後は admin というユーザー名に sysadmin というパスワードが設定されています 利用申請認証機能 (Active Directory) ログイン後は [ 管理者アカウントの変更 ] ボタンをクリックして ユーザー名とパスワードを変更してください 詳細は "5.2.3 管理者アカウントの変更 " を参照してください 19

第 5 章設定 5.2.2 管理者アカウントの設定画面 利用申請認証機能 (Active Directory) へのログインが完了すると 管理者アカウントの設定画面が表示されます ここでは 管理者アカウントの設定画面の初期設定について説明します (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) 表 5.1 管理者アカウントの設定画面の各メニュー名 番号メニュー名説明 (1) ログアウトログアウトします (2) 管理者アカウントの変更 管理者のログイン名とパスワードを 変更します 20

第 5 章設定 番号メニュー名説明 (3) システム設定 外部利用申請サーバの設定 連携する inetsec Smart Finder マネージャーのサーバ情報を設定します 詳細は "5.2.4 外部利用申請サーバの設定 " を参照してください (4) Active Directory の設定 連携する Active Directory サーバの情報を設定します 詳細は "5.2.5 Active Directory の設定 " を参照してください (5) (6) クライアント画面通知メッセージ 遮断 利用申請画面承認待ち画面 (7) 拒否機器用遮断通知 (8) IP アドレス割り当て違反通知 (9) 利用申請画面 ( マネージャー ) 利用者が Web ブラウザを起動した際に表示されるメッセージや 利用申請項目について設定します 詳細は "5.2.6 クライアント画面通知メッセージの設定 " を参照してください (10) 機器申請の完了通知 (11) 利用申請項目名 5.2.3 管理者アカウントの変更 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールした直後は デフォルトの管理者アカウントが設定されています 運用を開始する前に ユーザー名 パスワードを変更してください [ 操作 ] 1. [ 管理者アカウントの変更 ] ボタンをクリックします [ 管理者アカウントの設定 ] 画面が表示されます 2. [ ログイン名 ] と [ パスワード ] を入力し [ 適用 ] ボタンをクリックします " 変更が保存されました " のメッセージが表示されます 21

第 5 章設定 表 5.2 管理者アカウント設定画面の項目 画面項目 設定内容 ログイン名 パスワード / パスワード ( 再入力 ) 利用申請認証機能 (Active Directory) の管理画面にログインするためのユーザー名を指定してください 指定できる文字は 20 文字までの半角英数字と以下の文字です 省略はできません - _. @ 利用申請認証機能 (Active Directory) の管理画面にログインするためのパスワードを指定してください 指定できる文字は 8 文字以上 32 文字までの半角英数字と以下の文字です 省略はできません # $ % & ' * +-/ =? ^ _ ` { } ~ @. 3. [ 閉じる ] ボタンをクリックし 画面を閉じます ヒント 本機能の設定を行う際のログインアカウントは 利用申請認証機能 (Active Directory) 独自アカウントとなります 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールした直後は admin というユーザー名に sysadmin というパスワードが設定されています 5.2.4 外部利用申請サーバの設定 以下に外部利用申請サーバの設定について説明します 表 5.3 外部利用申請サーバの設定項目 項目名 利用申請 ( マネージャー ) 外部利用申請サーバ URL inetsec Smart Finder マネージャー URL 説明 利用申請画面 ( マネージャー ) を使用する場合は [ 利用する ] を選択してください 使用しない場合は [ 利用しない ] を選択してください 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールしているサーバの URL を設定します プロトコルは http https のいずれかを選択します アドレスには ホスト名または IP アドレスを指定します 255 文字以内の英数字と. - _ / が使用できます ポート番号は 1 ~ 65535 の半角数字で指定します デフォルトは 8110 です マネージャーの "5.3.1 外部利用申請サーバの設定 " では 本設定と同じ値を設定してください マネージャーをインストールしているサーバの URL を設定します プロトコルは http https のいずれかを選択します アドレスには ホスト名または IP アドレスを指定します 255 文字以内の英数字と. - _ / が使用できます ポート番号は 1 ~ 65535 の半角数字で指定します デフォルトは 8109 です 22

第 5 章設定 5.2.5 Active Directory の設定 以下に 認証を行う Active Directory の設定について説明します 表 5.4 Active Directory の設定項目 項目名 ドメイン名または UPN サフィックス ( 必須 ) Active Directory サーバホスト ( 必須 ) ポート番号 ( 任意 ) 検索ベース DN( 任意 ) テストログイン 説明 ドメイン名または UPN サフィックス (*1) を設定してください 255 文字以内の英数字と. - _ / が使用できます 認証は "< 入力されたユーザー名 >@< ドメイン名または UPN サフィックス >" に対して行われます 認証を行う Active Directory サーバのホスト名または IP アドレスを設定してください 255 文字以内の英数字と. - _ / が使用できます Active Directory のポート番号を 1 ~ 65535 の半角数字で設定してください 変更していない場合は 389( デフォルト ) のままにしてください 認証時にユーザーの検索範囲を制限する場合は 検索ベース DN を 255 文字以内で設定してください (*2) Active Directory サーバ全体からユーザーを検索する場合は 省略してください 設定を保存する前に Active Directory の設定が正しいか テストログインを行って確認することができます *1) UPN サフィックスを設定する場合は Active Directory で UPN サフィックスを使用できるように設定されている必要があります *2) 例えば 営業部 (Sales) と総務部 (GeneralAffairs) があるときに 総務部に登録されているユーザーにのみ利用申請を許可する場合は 次のようになります ( 実際の Active Directory の構成に従います ) 例 : CN=Users,OU=GeneralAffairs,DC=Tokyo,DC=ACBCompany ヒント 検索ベース DN に設定する値を確認する場合は Active Directory サーバで 次のコマンドを実行してください dsquery user 23

第 5 章設定 Active Directory へのテストログイン 以下の Active Directory ログイン画面で ログイン名とパスワードを入力して テストログインを行います Active Directory のログインに成功すると " ログインに成功しました " のメッセージが表示されます 失敗した場合は エラーメッセージが表示されますので Active Directory の設定を再度確認してください 注意 アカウントロックが有効になっている場合は テストログインからのログイン失敗もアカウントロックの対象になります 5.2.6 クライアント画面通知メッセージの設定 以下に クライアント画面通知メッセージに関する設定項目について説明します 24

第 5 章設定 表 5.5 クライアント画面通知メッセージの項目 画面項目 説明 遮断 利用申請画面 承認待ち画面 遮断 利用申請画面の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します 申請項目は [ 利用申請項目名 ] で設定した項目が表示されます 承認待ち画面の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します 拒否機器用遮断通知拒否機器用遮断通知画面の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します IP アドレス割り当て違反通知 利用申請画面 ( マネージャー ) IP アドレス割り当て違反通知画面の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します 利用申請画面 ( マネージャー ) の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します 本項目は [ システム全体設定 ] タブの [ マネージャーでの利用申請 ] で 利用する を選択した場合にのみ入力可能です 申請項目は [ 利用申請項目名 ] で設定した項目が表示されます 機器申請の完了通知利用申請後の確認画面の [ タイトル ] と [ メッセージ ] に表示する文字列を設定します 利用申請項目名 表 5.6 Active Directory の通知メッセージ ( デフォルト ) [ タイトル ] は 64 文字まで [ メッセージ ] は 512 文字までの文字列です メッセージ内の改行は 2 文字として数えられます メッセージには HTML タグを使用できます ただし <script が含まれる場合は エラーとなります 省略できません 以下の画面の利用申請項目を 32 文字までの文字列で設定します 利用申請画面 ( マネージャー ) 遮断 利用申請画面 ( クライアント ) [ 項目 1] は Active Directory 認証を行うユーザー名となるため 使用できません [ 項目 2]~[ 項目 5] を設定してください 利用申請画面 ( マネージャー ) または遮断 利用申請画面( クライアント ) で項目を表示するには [ 利用者からの入力必須 ] チェックボックスをチェックします クライアント画面 デフォルト 遮断 利用申請画面タイトルネットワーク遮断通知 メッセージ 承認待ち画面タイトルネットワーク遮断通知 メッセージ 拒否機器用遮断通知タイトルネットワーク遮断通知 IP アドレス割り当て違反通知 利用申請画面 ( マネージャー ) メッセージ タイトル メッセージ タイトル メッセージ この端末は未登録なためネットワークへの接続が許可されていません 利用申請を行ってください この端末は利用申請中です 管理者からの承認連絡をお待ちください この端末はネットワークへの接続が許可されていません IP アドレス割り当て違反通知 この端末は 割り当て IP アドレス以外を利用しているため ネットワークへの接続が許可されていません 端末の IP アドレスを変更してください ネットワーク利用申請 機器の MAC アドレスを入力して利用申請を行ってください 申請する機器は 事前にネットワークへ接続しておく必要があります 25

第 5 章設定 クライアント画面 デフォルト 機器申請の完了通知タイトル機器申請の完了通知 利用申請項目名 (*1) メッセージ項目 1 項目 2 項目 3 項目 4 機器申請が完了しました 管理者が一度接続を許可した端末は ネットワークへ接続できます ユーザー名 氏名 所属 電話番号 項目 5 備考 1 *1) [ 利用者からの入力必須 ] チェックボックスが選択されている場合のみ 項目名を設定できます 5.3 inetsec Smart Finder マネージャーの設定 ここでは 利用申請認証機能 (Active Directory) と連携するために必要なマネージャーの設定について 説明します マネージャーにログイン後 システム設定画面の [ セグメントグループ固有設定 ] タブを表示します 5.3.1 外部利用申請サーバの設定 利用申請認証機能 (Active Directory) がインストールされているサーバ情報を設定します [ 機器の遮断 承認 ]-[ クライアント画面通知メッセージ ] をクリックします 表 5.7 外部利用申請サーバの設定項目 画面項目 設定内容 クライアント画面通知利用申請認証機能 (Active Directory) と連携する場合は [ 通知する ] を選択してください 外部利用申請サーバ 利用申請認証機能 (Active Directory) の 外部利用申請サーバ と同じ設定を選択してください 26

第 5 章設定 画面項目 設定内容 外部利用申請サーバ URL プロトコル 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストー ルした際に選択したプロトコルを "http" または "https" から選択してください ホスト名 ポート番号 URL 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールしたコンピュータのホスト名または IP アドレスを入力してください (*) 255 文字以内の英数字と. - _ / が使用できます 利用申請認証機能 (Active Directory) をインストールしたときに指定したポート番号を 1 ~ 65535 の半角数字で入力してください インストール時のデフォルト値は "8110" です " pfuadext/request.aspx" と入力してください *) 利用申請認証機能 (Active Directory) は inetsec Smart Finder マネージャーと同じコンピュータにインストールされています この場合 "localhost" ではなく他のコンピュータからアクセス可能なホスト名を入力してください 5.3.2 利用申請項目の設定 利用申請認証機能 (Active Directory) の "5.2.6 クライアント画面通知メッセージの設定 " で設定した 利用申請項目 と同じ内容を設定してください 設定が完了したら [ 適用 ] ボタンをクリックして 設定内容を保存してください 注意 [ 項目 1] は必ず Active Directory 認証を行ったユーザー名になります 27

第 6 章クライアントからの利用申請 第 6 章クライアントからの利用申請 クライアントからの利用申請について説明します 6.1 遮断 利用申請画面 ( クライアント )... 29 6.2 利用申請画面 ( マネージャー )... 30 28

第 6 章クライアントからの利用申請 6.1 遮断 利用申請画面 ( クライアント ) センサーの動作モードが 遮断 に設定されているネットワークに新しく機器を接続した場合 利用者には以下の利用申請画面が表示されます (1) (2) 表 6.1 遮断 利用申請画面 ( クライアント ) の入力項目 番号画面項目説明 (1) Active Directory ログイン [ ログイン名 ] に Avtive Directory のユーザー名を入力してください [ パスワード ] にパスワードを入力してください (2) その他の利用申請項目 利用申請項目名の [ 項目 1]~[ 項目 5] で設定した項目に対する情報を 64 文字以内で入力します 入力可能な文字は以下のとおりです 空白のみの入力はできません # $ % & ' * +-/ =? ^ _ ` { } ~ @. [ 項目 1]( 上記の例では 氏名 ) は Active Directory 認証を行うユーザー名となるため 省略できません 注意 アカウントロックが有効になっている場合は 遮断 利用申請画面 ( クライアント ) からの Active Directory へのログイン失敗もアカウントロックの対象になります 29

第 6 章クライアントからの利用申請 6.2 利用申請画面 ( マネージャー ) Web ブラウザを表示できない機器等の利用申請を行う場合は 接続が許可されている別の機器から以下の URL にアクセスしてください インストール時にプロトコル HTTP を選択したとき http://< ホスト名または IP アドレス >:< ポート番号 >/pfuadext/offer.aspx 例 http://192.168.1.1:8110/pfuadext/offer.aspx インストール時にプロトコル HTTPS を選択したとき https://< ホスト名または IP アドレス >:< ポート番号 >/pfuadext/offer.aspx 例 https://192.168.1.1:8110/pfuadext/offer.aspx 利用申請画面 ( マネージャー ) の入力項目は 以下のとおりです (1) (2) (3) 表 6.2 利用申請画面 ( マネージャー ) の入力項目 番号画面項目説明 (1) Active Directory ログイン [ ログイン名 ] に Active Directory のユーザー名を入力してください [ パスワード ] にパスワードを入力してください (2) MAC アドレス 利用申請を行う機器の MAC アドレスを : または - 区切りで入力し てください 30

第 6 章クライアントからの利用申請 番号画面項目説明 (3) その他の利用申請項目 利用申請項目名の [ 項目 1]~[ 項目 5] で設定した項目に対する情報を 64 文字以内で入力します 入力可能な文字は以下のとおりです 空白のみの入力はできません # $ % & ' * +-/ =? ^ _ ` { } ~ @. [ 項目 1]( 上記の例では 氏名 ) は Active Directory 認証を行うユーザー名となるため 省略できません 注意 アカウントロックが有効になっている場合は 利用申請画面 ( マネージャー ) からの Active Directory へのログイン失敗もアカウントロックの対象になります 31

第 7 章アンインストール 第 7 章アンインストール 利用申請認証機能 (Active Directory) をアンインストールする手順について説明します 7.1 アンインストールの手順... 33 32

第 7 章アンインストール 7.1 アンインストールの手順 利用申請認証機能 (Active Directory) をアンインストールする手順を説明します [ 操作 ] 1. [ コントロールパネル ] の [ プログラムと機能 ] をクリックします インストールされているプログラムの一覧が表示されます 2. リストの中の inetsec Smart Finder 利用申請認証機能 ( Active Directory ) をダブルクリックします 確認ダイアログが表示されます 3. 確認ダイアログの [ はい ] ボタンをクリックします アンインストールが行われます 注意 アンインストール時には インストールフォルダー配下をすべて削除します フォルダー配下に資産がある場合は アンインストール前に退避してください 33

第 8 章保守 第 8 章保守 利用申請認証機能 (Active Directory) の保守について説明します 8.1 トラブル時の情報収集... 35 8.2 バックアップとリストア... 35 34

第 8 章保守 8.1 トラブル時の情報収集 利用申請認証機能 (Active Directory) で何らかの障害が発生した場合は 以下の情報を採取してください エラーの発生状況およびスナップショット [ 操作 ] 1. エラー発生時の状況 手順等を記録します 2. 画面のスナップショットが採取できる場合は スナップショットを採取します 動作設定情報およびトレース情報 [ 操作 ] 1. 以下のフォルダーを zip 等で圧縮して 動作設定情報およびトレース情報を採取します < 利用申請認証機能 (Active Directory) のインストール先フォルダー > \ www \ App_Data 8.2 バックアップとリストア 利用申請認証機能 (Active Directory) に関する情報をバックアップする場合は 以下の設定ファイルを退避してください フォルダー名 : < 利用申請認証機能 (Active Directory) のインストール先フォルダー > \ www \ App_Data ファイル名 :pfuadext.xml リストアする場合は 退避済みの設定ファイル pfuadext.xml を 既存の設定ファイルに上書きしてください 35

inetsec Smart Finder 利用申請認証機能 (Active Directory) ユーザーズガイド P2WW-3450-01Z0 発行日 2014 年 12 月発行責任株式会社 PFU 本書の内容は 改善のため事前連絡なしに変更することがあります 本書に記載されたデータの使用に起因する 第三者の特許権およびその他の権利の侵害については 当社はその責を負いません 無断転載を禁じます