入札公告 次のとおり総合評価落札方式による一般競争入札に付します 平成 2 3 年 4 月 1 9 日 独立行政法人水産総合研究センター 総務部長長元雅寛 1. 競争入札に付す事項 ( 1 ) 件名海洋水産資源開発事業 ( 北太平洋さんま漁業 : 操業船 ) に係 る 用船 ( 2 ) 使用隻数 2 隻 ( 契約は 1 隻毎に締結する ) ( 3 ) 仕様入札説明書による ( 4 ) 履行期間入札説明書による ( 5 ) 履行場所入札説明書による 2. 競争参加資格 ( 1 ) 独立行政法人水産総合研究センター契約事務取扱規程 ( 平成 1 3 年 4 月 1 日付け 1 3 水研第 6 5 号 ) 第 1 2 条第 1 項及び第 1 3 条の規定に該当しない者であること ( 2 ) 平成 2 2 2 3 2 4 年度独立行政法人水産総合研究センター競争参加資格又は全省 庁統一資格の 役務の提供等契約 の業種 その他 で A, B, C 又は D いずれかの等級に格付けされている者であること ( 3 ) 独立行政法人水産総合研究センター理事長から物品の製造契約, 物品の販売契約及び役務等契約指名停止措置要領に基づく指名停止を受けている期間中でないこと ただし, 全省庁統一資格に格付けされている者である場合は, 国の機関の同様の指名停止措置要領に基づく指名停止を受けている期間中でないこと 3. 入札方法及び提案書の提出方法 ( 1 ) 入 札 方 法 入札金額は, 用船料 1 ケ月分に相当する金額を記載すること なお, 落札決定に当たっては, 入札書に記載された金額に当該金額の 1 0 0 分の 5 に相当する額を加算した金額 ( 当該金額に 1 円未満の端数があるときは, その端数金額を切り捨てた金額 ) をもって落札価格とするので, 入札者は, 消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず, 見積もった契約希望金額の 1 0 5 分の 1 0 0 に相当する金額を入札書に記載すること また, 契約は 1 隻毎に締結するので, 複数隻で応募する場合であっても, 1 隻分毎に入札書を作成すること ( 2 ) 提 案 書 の 提 出 方 法 入札者は入札説明書に示す提案書を, 下記 5 に定める
入札期限までに提出場所に正 1 部を提出すること また, 契約は 1 隻毎に締結するので, 複数隻で応募す る場合であっても, 1 隻分毎に提案書を作成すること 4. 入札説明書を交付する場所等 ( 1 ) 入札説明書の交付方法神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-3 - 3 クイーンズタワー B 1 5 階 独立行政法人水産総合研究センター開発調査センター開発業務課販売係にて交付するほか, 郵送による配布希望者は, 封書に 海洋水産資源開発事業 ( 北太平洋さんま漁業 : 操業船 ) に係る用船契約入札説明書希望 と記入し, 返信用封筒 ( 角 2 ) に 2 4 0 円切手を貼付し郵送すること 電話 0 4 5-2 2 7-2 7 2 8 F A X 0 4 5-2 2 7-2 7 0 5 ( 2 ) 入札説明会の日時及び場所入札説明書受領時に, メール又はファックス番号を登録し, 質疑がある場合には 4 月 2 6 日までに質疑を行い, 回答は登録者全員に対して行うメール又はファックスによる入札説明会を開催する なお, 当該日以降に質疑が発生した場合も随時受け付け, 登録者全員に回答する 5. 入札書及び提案書の入札場所並びに入札期限 入札書及び提案書は以下の日時までに提出するが 開札は提案書の審査を終了した下 記 7 の場所及び日時に行う ( 1 ) 入札場所神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-3 - 3 クイーンズタワー B 1 5 階 独立行政法人水産総合研究センター 開発調査センター開発業務課販売係 ( 2 ) 入札期限平成 2 3 年 5 月 6 日 1 7 時 6. 提案書の審査 入札者が提出した提案書は, 評価項目一覧 ( 要求事項 ) に記載している評価基準に基 づき審査し, 点数を決定する 評価項目のうち基礎項目については, 基準を満たしてい ない項目が一つでもあれば不合格となる 7. 開札の場所及び日時 開札は, 以下の場所及び日時に実施するが, 開札後, 価格点の計算及び技術点との合計作業があるため落札者の決定までに時間を要することがある また, 上記 6. で不合格となった者の入札書は開札しない ( 1 ) 開札場所神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-3 - 3 クイーンズタワー B 1 5 階 独立行政法人水産総合研究センター 会議室 ( 2 ) 開札日時平成 2 3 年 5 月 1 8 日 1 4 時 0 0 分
8. その他 ( 1 ) 契約手続きにおいて 使用する言語及び通貨日本語及び日本国通貨 ( 2 ) 入札保証金及び契約保証金免除 ( 3 ) 入札の無効本公告に示した競争参加資格のない者の提出した入 札書及び入札に関する条件に違反した入札書は無効と する ( 4 ) 契約書作成の要否要 ( 5 ) 落 札 者 の 決 定 方 法 予定価格の制限の範囲内で, 入札説明書で示す要求事項のうち基礎項目の基準をすべて満たしている回答をした入札者の中から, 総合評価の方法をもって評価を行い そのうち評価点が上位である 2 者を落札者として決定するものとする ただし, 落札者となるべき者の入札価格によっては, その者により当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき, 又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあると認められる場合は, 予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札し, 基礎項目の要求をすべて満たしている提案をした他の者のうち総合評価の方法をもって落札者を決定することがある この場合は, 入札を 保留 し, 調査のうえ落札者を後日決定する ( 6 ) 競争参加者は, 入札の際に独立行政法人水産総合研究センターの資格審査結果通知書 写し又は全省庁統一資格の資格審査結果通知書写しを提出すること ( 7 ) 詳細は入札説明書による
用船仕様書 1. 調査名 : 海洋水産資源開発事業 ( 北太平洋さんま漁業 : 操業船 ) 2. 調査目的 概要北太平洋のサンマ資源を対象とし, 公海漁場を活用した北太平洋さんま漁業の漁期拡大によって当該漁業の経営を改善し, 国内需要への安定的供給に資する このために, 下記の各項をねらいとした調査を実施する (1) フィッシュポンプを利用した運搬船への洋上転載技術の開発 (2) 公海域の魚群特性に対応するための LED 水中灯を用いた集魚技術の開発 (3) 漁場探索効率向上のための海洋環境と漁獲状況の関係等の情報収集 3. 調査項目 1 漁獲調査 : 棒受網操業 2 生物調査 : 体長, 体重, 消化管内容物含有状況, 寄生状況, 一般成分等の観察 計測 3 海洋観測 : 表面水温, 水温及び塩分の鉛直分布, 水色, 透明度 4 販売調査 : 国内生鮮市場以外の販路開発 ( ミール向け氷蔵品及び輸出向け凍結品 ) 5 その他調査 : 漁獲物の洋上転載技術の開発 上記 1~5の調査のうち, 本募集に係る操業船は, ア ) 魚群の探索及び操業, イ ) 別途公募する運搬船への漁獲物の洋上転載, ウ ) 他の操業船が洋上転載を行う際には, 転載を受ける運搬船の裏こぎ, エ ) 自船に留め置いた漁獲物がある場合は, 当該漁獲物の氷蔵または冷海水保蔵並びに漁獲物の一部を用いた凍結製品の生産, オ ) 自船に留め置いた製品の運搬及び水揚, カ ) 運搬船からの燃油の洋上補給, キ ) 生物調査及び海洋観測に係る調査員の補助, の各作業及びこれらに付随する作業に従事するものとする 4. 使用隻数 :2 隻 ( 契約は 1 隻毎に締結する ) 5. 船舶要目 (1) 漁業種類 : さんま棒受網漁業 (2) 航海能力 :1 か月以上 (3) 総トン数 :160 トン以上 (4) 漁労設備等 : 棒受網操業に必要な装備一式を有していること (5) 付帯設備
1 航海計器等 :GPS, レーダー, 魚群探知機, スキャニングソナー,VHF, ファクシミリ, 船舶電話を有すること 2 調査員室 : 調査員 1 名が毎日のデータ処理のために優先的に使用可能な個室, 机, 照明を有すること 3 保冷設備 : 氷蔵品の場合 80 トン以上, 冷凍品の場合 -30 C 以下で 40 トン以上を積載可能であること 4 冷凍設備 :-40 C 以下で 1 回当たり 3 トン以上の冷凍能力を有すること 5 選別機 : 魚体選別機を 1 台保有すること (6) その他 1 最大搭載人員中に, その他乗船者として 2 名以上を含んでいること 2 洋上転載作業において, 他船を裏こぎするための裏こぎ用ロープを用意すること 3 洋上にて他船との漁獲物及び燃油の受け渡しの為に必要な係留設備 ( もやい綱 規格 : ナイロンロープ 50m/m 八打ち, 長さ :100m 2 本 ) を用意すること 4 洋上にて他船のフィッシュポンプで魚倉から漁獲物を吸引する際, 自船のフィッシュポンプを用いて現場海水を汲み上げ, 当該魚倉に戻し水の代わりに供給することとし, このために必要な装備として, 魚水分離器 ( この場合は, 選別機 ) から各魚倉をつなぐ樋などを用意すること 5 洋上において燃油の受取を可能にするための吸引ポンプを用意すること 6 凍結用パンを 100 枚以上用意すること 7 上記 5 (5) 1 項で規定した船舶電話として, 遠洋海域で利用できないもののみが装備されている場合は, インマルサット等, 遠洋海域で利用可能な船舶電話を用意すること 8 本船は, 以上の要件の他, 法令で定められた設備は勿論, 調査運航に支障を来さない相当の設備及び付属品を備え, かつこれらが維持管理されていること 6. 乗組員 (1) 乗組員数は 15 名以上とし, 漁労長, 船長, 機関長, 通信長が確保されていること ( 乗組員数については, 棒受網操業, フィッシュポンプを用いた他船への漁獲物転載, 港における通常のさんま棒受網漁船が用いている方法による漁獲物水揚, 日産 1~3 トン程度の凍結製品生産に対応可能であることを考慮すること ) (2) 漁労長は, さんま棒受網漁法の十分な知識と技量を有すること (3) 乗組員の過半数がさんま棒受網漁業の経験を有していること (4) 乗組員は身体頑健にして船上労働に耐えうる者であること
(5) 出入港時及び操業中は, 恒常的にヘルメットおよびライフジャケットを着用すること 7. その他 他の公的機関が実施する事業に参画していない者であるか, または, 参画している者であ っても本調査事業に参画する期間中に調整が可能である者 8. 用船期間及び調査日程 (1) 用船期間 : 平成 23 年 6 月 1 日 ~ 平成 23 年 7 月 31 日 (2) 調査日程 : 平成 23 年 6 月 1 日用船開始 ( 未定 ) 平成 23 年 7 月 31 日用船解除 ( 釧路港 ) 上記の調査期間中に 3~4 航海程度を行うものとする 漁獲物の水揚及び燃油等の補給は, 原則釧路港で行うものとする 9. 調査海域 : 北太平洋中 西部公海域 10. 担当研究所 : 開発調査センター