全銀システムの高度化に向けた取組み

Similar documents
一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク 振込の 24 時間 365 日対応について 日本商工会議所中小企業委員会 全国銀行資金決済ネットワーク 事務局 平成 30 年 4 月 19 日 1

次世代RTGS対応(第2期対応)にかかる総合運転試験(運用確認試験)第2回の結果について

いよぎんインターネットEB ご利用の手引

2. 内国為替制度 国内の金融機関の間で振込等に関する為替通知の授受とその決済を行うための制度を内国為替制度といい この制度の中心となるのが全国銀行データ通信システム ( 全銀システム ) である 全銀システムは 振込等の内国為替取引を コンピュータと通信回線を利用してオンライン処理するシステムとし

目次 マスタ移行の概要...1 マスタ移行時の注意事項...1 FBソフト からの全銀ファイル出力...2 みずほ e-ビジネスサイト へのアップロード...4 目次

deposit manual

Microsoft PowerPoint - 電子記録債権によるお支払のご案内(HP)

Microsoft Word 【 】資料 ご利用マニュアル.doc

総合振込 振込依頼ファイル フォーマット (CSV 形式 ) ( ) 初期値は設定不要 半角数字 0,1,2, 9 半角文字 ( カタカナ 英大文字 A,B Z 数字 ) ヘッダ レコード ( 可変長 ) 改行 データ レコード 1( 可変長 ) 改行 ( データ レコード : 取引件

総合振込にかかるXML電文への移行と金融EDIの活用に向けて

企業の決済・商流データの活用に向けたサービスの提供やインフラの整備状況

三井住友銀行の電子記録債権サービス~でんさいネットと独自の記録機関~

Microsoft Word - 6.外部ファイルの仕様.doc

朝日ビジネスWEB・操作説明書

PowerPoint Design デザイン・テンプレート

【 金融円滑化に関する基本方針・体制について 】

Microsoft Word - 6.外部ファイルの仕様.doc

『<みずほ>でんさいネットサービス』操作マニュアル

町田_大石共著.indd

<4D F736F F D D28F A82B582F182AB82F C DEC90E096BE8F E C52E646F63>

改元 10 連休にかかる各種対応について 2019 年 4 月 22 日 福岡ひびき信用金庫 平素より格別のお引き立てをいただき 誠にありがとうございます 今般 2019 年 5 月 1 日に改元 同日を祝日とし10 連休となります 当金庫においても お客さまに極力ご不便をおかけすることのないよう準

目次 1. はじめに S-ZEDI とは 概要 目的 利用イメージ ( 振込電文 (XML ファイル ) の作成 ) 利用イメージ ( 振込の実施 ( インターネットバンキング )) ご利用にあたっての留意事項.

企業活動のグローバル化に伴う外貨調達手段の多様化に係る課題

PowerPoint プレゼンテーション

入力項目 必須 任意 入力形式桁数入力内容 決済方法情報 15 決済方法 必須 選択 16 金額 必須 半角数字 予約番号 半角英数記号 5 決済方法をプルダウンから選択してください 1 直物 ( スポット ): ご依頼日当日の為替レートでお支払いします 2 為替予約 : ご成約済みの為

1.XBRL の対象範囲の拡大について 1 対象項目と対象書類の拡大 2 提出者へのツールの提供 ( 参考 ) XBRL に係る諸外国の動向 2. 検索機能の向上等について 1 条件付検索機能 企業間 経年比較機能の追加 2 XBRLデータをCSVデータに変換するツールの提供 ( 参考 ) 利用者へ

はじめに 本説明書は インターネット伝送をご利用のお客さま向けに 基本的な操作手順をご確認いただくための資料です 詳細な操作手順については ご利用の際にお渡ししました インターネット伝送操作説明書 をご覧ください なお 画面操作に関するお問い合わせはインターネット伝送サポートセンターへご連絡ください

図 1 データ交換業務の流れ 振込依頼人 仕向銀行 センター 為替通知 テレ為替 MT データ伝送新ファイル転送 全銀センター データ交換 資金清算 日本銀行 テレ為替 MT データ伝送新ファイル転送 為替通知 センター 被仕向銀行 受取人 センター : 為替通知を発受信する拠点 テレ為替 : 為替

『<みずほ>でんさいネットサービス』操作マニュアル

パソコンバンクWeb21 操作マニュアル[サービス利用編]

金融円滑化に対する当金庫の取組状況 平成 27 年 11 月 13 日 高岡信用金庫

PaymentElite とは PaymentElite により様々な加盟店決済システムの構築が可能 対面決済加盟店 デパート 専門店 / 量販店 SC/GMS POS 決済サーバ CAFIS CAFIS (Cred itandfinanceinformationsystem) とは安心 安全 便利

強化項目 PaymentEliteVer2.0 における機能強化項目 PCIDSS Payment Card Industry Data Security Standard クレジットカード情報保護を目的とした情報セキュリティ基準であるPCIDSS の要件に対応 (PCIDSSv2.0) 会員番号

入出金明細 ( 全銀 ) 明細ファイル フォーマット ( 全銀協規定形式 改行なし ) ( ) 基本事項 1 使用文字 ( データ ) の種類 項番種類 1 N 数字 2 C 文字 基本事項 2 ファイル形式 内容 半角数字 0,1,2, 9 右詰め 残り ( 値なし ) は 0 半角

サービス概要 債権情報照会 ( 開示 ) No. 取引名 内容 1 債権情報照会 発生および保有している債権の記録事項 提供情報の照会( 開示 ) をします 一括予約照会( 非同期 ) の請求結果ファイル (CSV 形式 / 共通フォーマット形式 ) をダウンロードします 記録請求 No. 取引名

総合行政ネットワーク-9.indd

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

Copyright 2014 NTT DATA Corporation 2 INDEX 1. 一括請求 Assist とは 1-1. でんさいに係るサービスの関係性 1-2. 一括請求 Assist の必要性 1-3. 一括請求 Assist の特長 2. 機能紹介 2-1. 一括請求 Assist

PowerPoint プレゼンテーション

JAバンクでんさいサービス FAQ

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

PowerPoint プレゼンテーション

<816B90528DB8914F816C D30318A4F89DD8EF38EE690AC B D88D395B68CBE2E786C73>

パソコンを変更するときは電子証明書方式のお客さまパソコンの初期化や故障による修理を行った場合も電子証明書失効の対象となりますので 以下をご参照ください <ご注意事項 > 今後 ご利用になるパソコンが当行ビジネス Webの推奨環境であるかをご確認の上 電子証明書の失効操作 ( または手続き ) を行っ

4. 仕向送金 2. 外為トップ画面 4. 仕向送金 42

資料 3 決済業務等の高度化に関する ワーキング グループ ~ 決済インフラについての提言に対するご報告 ~ ( 全国銀行協会会長行 ) トランザクション業務部 田中祐司 Copyright (c) Mizuho Financial Group, Inc. All Rights

8 2 受信テーブルを作成する 結果データを全銀フォーマットで受信する 外部ファイルの受信結果を印刷する

朝日ビジネスWEB・操作説明書

【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

ログイン ユーザー ID(=Go レミットお客様番号 ) と パスワード を入力し [ ログイン ] ボタンをクリックしてください ( 初回ログインについては次ページをご確認ください ) 1

Transcription:

全銀システムの高度化 に向けた取組み 平成 28 年 3 月 18 日 1

目次 1. 全銀ネットの概要 全銀ネットとは 加盟銀行 2. 全銀システムの概要 全銀システムとは 全銀システムの稼動時間帯 全銀システムの取扱高 全銀システムの構成 全銀システムの特長 全銀システムのレベルアップ 3. 全銀システム稼動時間拡大 全銀システム高度化に向けた取組み 国内ニーズ調査結果 稼動時間拡大の概要 開発スケジュール 加盟銀行意向調査結果 2

1. 全銀ネットの概要 全銀ネットとは 全銀ネット ( ) は 資金決済法 ( 資金決済に関する法律 ) にもとづく資金清算機関であり 銀行振込の中核システムである全銀システムを運営 平成 22 年 4 月 1 日法人設立 同年 10 月 1 日業務開始 全銀システムは昭和 48 年から稼動 従来は 全銀協 ( 一般社団法人全国銀行協会 ) の前身である東銀協 ( 社団法人東京銀行協会 ) が同業務を行っていたが 資金決済法が制定され 同業務は免許制となった これを踏まえ 新たに全銀ネットが設立され 内閣総理大臣から免許を受け 当時の東銀協から同業務を引き継ぐかたちで 金融庁の監督のもと 平成 22 年 10 月から業務を行っている 1973 ( 平成 23 年 ) 4 月全銀システム稼動動( 昭和 48 年 ) 2 2次全銀システム稼動動決済システムフォーラム 月 11 月 11 月 11 月 4 月 10 11 月第第第資全全月第第345金銀銀6次次次決ネネ次全全全済ッッ全銀銀銀にトト銀シシシ関設にシスススす立運ステテテる営テムムムム稼法を稼稼稼動律移動動管動( 第 17 回会合 ) 1987 1995 2003 2010 2011 ( 昭和 62 年 ) ( 平成 7 年 ) ( 平成 15 年 ) ( 平成 22 年 ) 1979 ( 昭和 54 年 ) ( 平成 22 年 ) 第1973 の施行3

1. 全銀ネットの概要 加盟銀行 国内の預金取扱金融機関のほぼすべてを網羅 全銀システムに参加する金融機関 ( 加盟銀行 ) は銀行のほか 信金 信組 労金 農協を含む 1,321 行 ( 平成 28 年 1 月末現在 ) 加盟銀行数 店舗数 都市銀行 5 2,194 加盟銀行のシステムと全銀システムとの接続構成 ( 概略 ) 地方銀行 64 7,532 信託銀行 9 441 第二地方銀行協会加盟銀行 41 3,086 外国銀行 7 17 信金中金 信用金庫 267 7,394 全信組連 信用組合 152 1,696 労金連 労働金庫 14 630 農中 信連 信漁連 農協 747 8,307 その他 ( 含 ゆうちょ銀行 ) 15 413 合計 1,321 31,710 ( 清算参加者 ) (144) - ( 代行決済委託金融機関 ) (1,177) - 4

2. 全銀システムの概要 全銀システムとは 1 全銀システム 日銀ネット 外国為替円決済制度 手形交換制度 決済対象取引 国内小口取引 ( 顧客間取引 ) 国内大口取引 ( 銀行間取引 ) クロスボーダー取引 手形取引小切手取引 運営主体全銀ネット日本銀行全国銀行協会各地手形交換所 決済方式 RTGS / 時点ネット決済 RTGS RTGS 時点ネット決済 一日平均取扱高 ( 平成 26 年中 ) 620.8 万件 / 11.9 兆円 6.8 万件 / 125.1 兆円 2.7 万件 / 12.5 兆円 28.2 万件 / 1.4 兆円 5

2. 全銀システムの概要 全銀システムとは 2 金融機関間の内国為替取引 ( 国内における他行宛振込等 ) をオンライン リアルタイムで処理するセントラルシステム 全国の金融機関とネットワークで相互に接続 全国の金融機関で受け付けられたお客さまからの振込依頼は 全銀システムを通じてオンライン リアルタイムに金融機関間で送受信され 受取人の口座へのリアルタイム着金が実現 これに伴う金融機関間の債権債務 ( 立替払い分 ) を清算し 一日の終わり ( 午後 4 時 15 分 ) に日本銀行の当座預金口座を利用して決済 ただし 1 億円以上の為替取引 ( 大口内為取引 ) は 取引の都度 即時に決済 ATM インターネットバンキング等 全銀システム 6

2. 全銀システムの概要 全銀システムの稼動時間帯 サービス時間帯は平日 8 時 30 分 ~15 時 30 分 月末営業日は 7 時 30 分 ~16 時 30 分 7

リアルタイムペイメントの浸透率決済システムフォーラム ( 第 17 回会合 ) 2. 全銀システムの概要 ( 参考 ) 各国におけるリアルタイムペイメントの状況 Comparing the speed and success of RT-RPS adoption 日本 ( 全銀システム ) は 最も早くリアルタイムペイメントを実現した国であり リテールペイメントの 100% がリアルタイムであると評価されている リアルタイムペイメント実現からの経過年数 出典 :SWIFT The Global Adoption of Real-Time Retail Payments Systems (RT-RPS) 8

2. 全銀システムの概要 全銀システムの取扱高 平成 27 年中の一日の平均の取扱件数は約 648 万件 取扱金額は約 12 兆 7,474 億円 平成 27 年中全体では 件数は約 15 億 8,141 万件 金額は約 3,110 兆円 うち 1 億円以上の為替取引 ( 大口内為取引 ) は 件数は約 253 万件 金額は約 2,207 兆円 3,500 金額 ( 兆円 ) 件数 ( 億件 ) 16 3,000 金額 件数 テレ為替取扱高の推移 14 2,500 12 2,000 10 8 1,500 6 1,000 4 500 2 0 0 55 56 57 58 59 60 61 62 63 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 昭和平成 ( 年中 ) 9

システムを冗長化 2. 全銀システムの概要 全銀システムの構成 全銀システムは その中枢である全銀センターの ホストコンピューター と 各加盟銀行に設置されている 中継コンピューター およびこれらを結ぶ 通信回線 から構成 システムの安全性 信頼性を確保するために 二重化 東京と大阪の二か所のセンターに設置され 片センターが被災した場合でも 他方のセンターのシステムにより業務継続が可能 昭和 48 年の全銀システム稼動以降 一度もサービス停止したことはない 10

2. 全銀システムの概要 全銀システムの特長 日本の経済取引の基盤 全銀システム 全国をカバーする広範なネットワーク 窓口は預金取扱金融機関 ほぼすべての預金取扱金融機関が参加 高い安全性 信頼性 システムの二重化 決済リスクの削減 稼動以来 一度もサービス停止がない 11

2. 全銀システムの概要 全銀システムのレベルアップ 参加者数 ( うち直接接続 ) システムの規模 ( 稼動時 ) 特記事項 第 1 次システム ( 昭和 48 年 ) 88 行 (88 行 ) 処理能力 :100 万件 / 日平均処理件数 :17 万件 / 日 全国銀行内国為替制度の発足 ( 全国銀行および商工中金がメンバー ) および全国銀行データ通信システムの稼動 オンラインネットワーク化を実現 為替決済日を翌々日から翌日に変更 ( 昭和 49 年 ) 第 2 次システム ( 昭和 54 年 ) 708 行 (160 行 ) 処理能力 :140 万件 / 日平均処理件数 :59 万件 / 日 相互銀行 信用金庫 在日外銀 信用組合 労働金庫 農協等が参加 第 3 次システム ( 昭和 62 年 ) 5,304 行 (166 行 ) 処理能力 :500 万件 / 日平均処理件数 :160 万件 / 日 東京 大阪 2 センター化 MT データ伝送 ( ファイル転送方式 ) の開始 同日決済への移行 仕向超過限度額管理の開始 第 4 次システム ( 平成 7 年 ) 3,552 行 (162 行 ) 処理能力 :1,350 万件 / 日平均処理件数 :354 万件 / 日 センター 銀行間専用回線方式を自営パケット網に変更 通信開始時刻を 8:30 に繰り上げ 新内国為替制度実施 ( セントラルカウンターパーティ )( 平成 13 年 ) 証券系信託 ネットバンク等が参加 第 5 次システム ( 平成 15 年 ) 1,679 行 (149 行 ) 処理能力 :1,500 万件 / 日平均処理件数 :516 万件 / 日 回線をフレームリレー網に変更 回線データ暗号化を実施 電文様式上に EDI 欄を追加 第 6 次システム ( 平成 23 年 ) 1,371 行 (143 行 ) 処理能力 :2,000 万件 / 日平均処理件数 :606 万件 / 日 回線を IP-VPN 網に変更 TCP/IP の採用 大口内為取引 (1 億円以上 ) の日銀ネット次世代 RTGS( 第 2 期対応 ) による決済への移行 平成 27 年中の 件数 大口 / 全体 :253 万件 /14 億 4,254 万件 (0.17%) 金額 大口 / 全体 :2,207 兆 3,769 億円 /3,070 兆 1,877 億円 (71.8%) 新ファイル転送 (MT データ伝送に代わる新たなファイル転送方式 ) の導入 ISO20022 に準拠した XML フォーマットの電文への対応 EDI 欄拡充 でんさいネット専用通信種目の電文追加 12

3. 全銀システム稼動時間拡大 全銀システム高度化に向けた取組み 全銀ネットは 決済システム等を取り巻く国内外の環境変化を踏まえ 中長期的な観点から全銀システムのあり方に係る検討を行っている 平成 26 年度から 全銀システムのあり方に関する検討部会 を設置 平成 26 年度は 国内外の動向等を踏まえ 決済インフラの高度化 ひいては経済の活性化と国民生活の向上を図るため 全銀システム稼動時間拡大 を中心に検討 平成 26 年 12 月 18 日に全銀協と全銀ネットの共同で 全銀システムのあり方に関する検討結果 を取りまとめ 公表 年月 イベント 平成 26 年 4 月 全銀システムのあり方に関する検討部会 を設置 平成 26 年 5 月 検討スケジュールを策定 平成 26 年 ~8 月 平成 28 年 ~9 月 現状調査 実態把握 海外調査を実施 ( 英国におけるファスターペイメントの実態調査 ) 国内調査を実施 ( 個人 法人を対象としたニーズ調査 ) 調査結果を踏まえた検討 調査結果を踏まえて全銀システム稼動時間拡大の方向性を検討 平成 26 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2014- 未来への挑戦 - 公表 ( 抜粋 ) 即時振込みなどの資金決済高度化については 全国銀行協会が諸外国の動向も参考に決済の安全性 信頼性の確保に留意しつつ具体的な改善内容 スケジュール等の検討を行い年内を目途に結論を出すこととされており 政府としてもこうした資金決済の高度化に向けた取組を促す 平成 26 年 10 月 平成 26 年 10 月 ~12 月 平成 26 年 12 月 中間報告 全銀システムのあり方に関する検討状況を取りまとめ 報告 加盟銀行との合意形成 加盟銀行向けアンケートを実施し 加盟銀行との合意形成を実施 最終報告 全銀システムのあり方に関する検討結果を取りまとめ 報告 公表 平成 26 年 9 月 平成 26 事務年度金融モニタリング基本方針 ( 監督 検査基本方針 ) 公表 ( 抜粋 ) 日本再興戦略 改訂 2014 を踏まえ 即時振込みなどの資金決済高度化等をはじめとする顧客へのサービス水準の向上に向けた全国銀行協会や各金融機関の取組みを促す 平成 26 年 12 月 ~ 最終報告を踏まえて 全銀システム稼動時間拡大検討部会 を設置し 詳細な検討を開始 13

3. 全銀システム稼動時間拡大 国内ニーズ調査結果 個人のニーズ調査結果 リアルタイム着金を希望する時間帯 夜間 土日祝日における振込 ( リアルタイム着金 ) の利用意向 30.0% 20.0% 19.5% 24.0% 18.5% 28.9% 50.0% 40.0% 30.0% 52.0% 38.0% 10.0% 0.0% 現在のままでよい 7.0% 0.3% 0.9% 1.0% 18 時まで 21 時まで 24 時まで 3 時まで 6 時まで 9 時まで いつでも 可能がよい 20.0% 10.0% 0.0% 10.0% 利用したいわからない利用しない 対象 : 全国の個人 ( 回答は人口構成比率に合せて補正 ) サンプル数 :3,000 調査時期 : 平成 26 年 7 月 法人のニーズ調査結果 平日夕方 ~ 夜間のニーズ 土日祝日のニーズ 50.0% 40.0% 30.0% 34.0% 42.6% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 58.9% 37.3% 20.0% 10.0% 0.0% 現在のままでよい 9.0% 0.3% 13.0% 18 時まで 21 時まで 23 時まで いつでも 可能がよい 1.1% 無回答 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 現在のままでよい 12.6% 15.8% 土曜日日曜日祝日 対象 : 全国の企業 ( 経済センサスをベースに全国ブロック別の業種および本社事業所規模に合せてサンプリング ) サンプル数 :500 調査時期 : 平成 26 年 7 月 14

3. 全銀システム稼動時間拡大 稼動時間拡大の概要 1 全銀システムの 24 時間 365 日稼動を決定 時間帯平日土日 / 祝日 0:00 ~ 8:30 8:30 ~ 15:30 15:30 ~ 24:00 現行の稼動時間帯 現在 全加盟銀行が接続を義務付けられている時間帯 全加盟銀行間でのリアルタイム着金が可能 本体システムにおける現行の稼動時間帯は維持 新たに拡大する稼動時間帯 24 時間 365 日稼動を実現するため 本体システム ( コアタイムシステム ) とは別に 新プラットフォーム ( モアタイムシステム ) を構築 接続時間帯は お客さまのニーズを踏まえ 各加盟銀行で決めるスキーム ( ただし 一定の共通稼動時間の設定についてさらに検討 ) 準備が整った加盟銀行から順次参加 接続 主にインターネットバンキングなどを利用した振込を念頭に置く 接続する加盟銀行間でのリアルタイム着金が実現 15

3. 全銀システム稼動時間拡大 稼動時間拡大の概要 2 全銀システム稼動時間拡大後のイメージ 全銀システム 平日 8:30~15:30 コアタイムシステム ( 必須参加 ) 仕向銀行 被仕向銀行 上記以外の時間帯 モアタイムシステム ( 任意参加 ) 16

3. 全銀システム稼動時間拡大 開発スケジュール 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 要件定義 基本設計 詳細設計 製造 単体試験 結合試験 総合試験 受入試験 総合運転試験 移行準備等 平成 30 年中サービス開始 ( 目標 ) 平成 27 年初から本格的に要件定義の検討を開始し 現在は詳細設計を実施中 平成 30 年中のサービス開始を目指している 正式なサービス提供開始時期については モアタイムシステムの開発完了時期などを検討し 受入試験 総合運転試験の十分性を確保するなど 安全性 信頼性に配慮して決定する 全銀システム ( 全銀センター ) における開発スケジュール 17

3. 全銀システム稼動時間拡大 加盟銀行意向調査結果 モアタイムシステム参加 接続意向調査の結果 期間 平成 27 年 11 月 ~12 月 対象 清算参加者 144 行 モアタイムシステムへの参加意向を有する銀行 ( 参加銀行 ) は 全体の9 割程度 平日については 参加銀行の半数以上がモアタイム開始時刻から終了時刻まで接続する意向 (24 時間化を実現したい意向 ) 休日については 参加銀行の7 割程度が接続する意向 振込受付チャネルについては 参加銀行の大宗がIB( 個人 法人 ) やモバイル ATM 等のリモートチャネルを想定 本調査は 各銀行における調査時点の想定 意向を確認したものであり 各銀行の確定した意向を反映しているものではない ( 本調査の回答により 今後の各銀行の対応を何ら制限するものではない ) 18

3. 全銀システム稼動時間拡大 ( 参考 ) 新第 2 次中期経営計画の概要 新第 2 次中期経営計画 ( 平成 28 年度 ~30 年度 ) の 3 つの柱 1. 将来展望を踏まえた全銀システムのあり方および利用者利便向上のための全銀システム開発に関する検討 1 将来展望を踏まえた全銀システムのあり方に関する検討 2 全銀システム稼動時間拡大プロジェクトに係る検討 3 第 7 次全銀システム開発に係る検討 4 中継コンピュータ後継機開発に係る検討 2. 業務継続体制 (BCP) の強化 拡充およびリスク管理態勢の整備 充実 1 環境変化を踏まえた業務継続体制の強化 拡充 2 監督指針 FMI 原則を踏まえたリスク管理態勢の整備 充実 3. 組織体制の整備 強化 1 加盟銀行等との一体的 戦略的な取組みを遂行するための組織体制の整備 強化 2 主体的 機動的な取組みを遂行するための組織体制の整備 強化 19

~ ご清聴ありがとうございました ~ 20