興栄ケミカル株式会社 2017 年度 環境活動レポート ( 対象期間 :2017 年 1 月 ~2017 年 12 月 ) 作成日 : 更新日 : 2018 年 3 月 10 日 1
環境方針 < 環境理念 > 当社は 昭和 45 年の設立以来 社会の環境保全活動に努めてまいりましたが 再度 近年深刻化する地球温暖化や環境汚染 今後予想される資源の枯喝への対応が重要課題との認識にたち 環境省が策定したエコアクション 21 を取り入れることにより全社員一丸となって年々 多種多様化する産業廃棄物を適正に速やかに処理し 事業活動における環境負荷の低減を図り産業廃棄物の再資源化 ( リサイクル ) に取り組み 美しい自然環境の社会を目指します < 環境保全への行動指針 > 1. 具体的に次の事に取り組みます 1 電力 自動車燃料の消費に伴う二酸化炭素排出量の削減 2 収集運搬車の燃料消費に伴う二酸化炭素排出量の削減 3 受託産業廃棄物のリサイクル推進 4 水資源の節水 5 環境にやさしい物品等グリーン購入の推進 6 工場周辺の清掃活動の推進 これらについて環境目標 活動計画を定め 定期的に見直しを行い 継続的な改善に努めます 2. 環境関連法規制や当社が約束した事を順守します 3. 環境方針を全従業員に周知します 制定日 : 改定日 : 代表取締役社長 2013 年 12 月 1 日 山下興益 2
組織の概要 (1) 名称及び代表者名 興栄ケミカル株式会社 代表取締役社長山下興益 (2) 所在地 本社 工場 大阪府摂津市東一津屋 10-4 (3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 責任者 山下 興一 TEL:06-6340-5561 担当者 山下 賢一郎 TEL:06-6340-5561 (4) 事業内容 産業廃棄物収集運搬 中間処理 ( 油水分離 蒸留 ) 各種溶 各種タンク清掃 (5) 事業の規模 設立 1970 年創業 1975 年法人化 資本金 1,000 万円売上高 15,000 万円本社従業員 9 名延べ床面積 990m2 受託した産業廃棄物の処理量 収集運搬量 2,441t 中間処理量 920t うち再資源化量 113t 車両台数車種 台数 備考 10tバキューム車 1 6t 1 3t 1 リフト 1 軽トラック 1 乗用車 ( プリウス ) 1 合計 6 台 主要設備名称 台数 備考 塩素系蒸留機器 1 9m3 / 日 油水分離設備機器 1 5m3 / 日 危険物倉庫 1 ラッカーシンナー 1840l アセトン320l (6) 事業年度 1 月 ~12 月 認証 登録の対象組織 活動 登録組織名 : 興栄ケミカル株式会社 対象事業所 : 本社 工場 活動 : 産業廃棄物収集運搬 中間処理 ( 油水分離 蒸留 ) 各種溶剤販売 各種タンク清掃 環境管理実施体制図 認証登録範囲 代表者 ( 本社 ) 山下興益 環境管理責任者山下興一 EA21 推進委員会山下賢一郎 工場 営業 事務 桑田聖三 山下賢一郎 杉本みどり 3
許可 登録の内容 産業廃棄物処分 収集運搬業許可証一覧表 産業廃棄物処分業許可証 地区 許可番号 大阪府 第 02720004388 号 事業の区分中間処理 ( 油水分離 ) 廃油 許可年月日平成 24 年 5 月 7 日 許可有効期限平成 34 年 4 月 30 日 特別管理産業廃棄物処分業許可証 地区 許可番号 大阪府 第 02770004388 号 事業の区分中間処理 ( 蒸留 ) 廃油 許可年月日平成 25 年 6 月 28 日 許可有効期限平成 35 年 6 月 27 日 産業廃棄物収集運搬業許可証 汚 廃 廃 廃 チ廃 紙 木 繊 渣動 ゴ 金 磁ガ が 地区 許可番号 アップ維植ム属器ラれルクラくくく物くくくスき 許可年月日 許可有効期限 泥 油 酸 カ 類ス ず 性 ず ず ず陶 類 リ ず ず 残 大阪府兵庫県京都府滋賀県岐阜県和歌山県岡山県 第 02700004388 号第 02803004388 号第 02600004388 号第 02501004388 号第 02100004388 号第 03000004388 号第 03308004388 号 平成 29 年 2 月 4 日平成 27 年 7 月 1 日平成 26 年 6 月 23 日平成 24 年 12 月 13 日平成 26 年 4 月 14 日平成 28 年 11 月 29 日平成 29 年 1 月 6 日 平成 34 年 2 月 3 日平成 32 年 6 月 30 日平成 31 年 6 月 22 日平成 34 年 12 月 12 日平成 31 年 4 月 13 日平成 33 年 11 月 28 日平成 34 年 1 月 5 日 特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証廃 廃 廃ア 汚 地区 許可番号 ルカ 許可年月日 許可有効期限 油 酸 リ 泥 大阪府兵庫県京都府滋賀県岐阜県和歌山県岡山県 第 02750004388 号第 02853004388 号第 02650004388 号第 02551004388 号第 02150004388 号第 03050004388 号第 03358004388 号 平成 25 年 7 月 1 日平成 25 年 12 月 28 日平成 27 年 3 月 13 日平成 24 年 12 月 13 日平成 26 年 4 月 14 日平成 28 年 11 月 29 日平成 26 年.3 月 7 日 平成 35 年 6 月 30 日平成 30 年 12 月 27 日平成 32 年 2 月 23 日平成 34 年 12 月 12 日平成 31 年 4 月 13 日平成 33 年 11 月 28 日平成 31 年 3 月 6 日 廃棄物処理フロー 産業廃棄物 ( 廃油 ) 中間処理 ( 社内 ) 不適物最終処分 収集運搬 ( 社内 ) 油水分離 ( 社外処理 ) 有価物 ( 社外処理 ) 特管産業廃棄物 ( 廃油塩素系 ) 中間処理 ( 社内 ) 不適物最終処分 収集運搬 ( 社内 ) 蒸留 ( 社外処理 ) 有価物 ( 社内 社外処理 ) 産業廃棄物 中間処理 不適物最終処分 収集運搬 ( 社内 ) ( 社外処理 ) ( 社外処理 ) リサイクル ( 社外 ) ( サーマル 固形燃料化等 ) 特管産業廃棄物 中間処理 不適物最終処分 収集運搬 ( 社内 ) ( 社外処理 ) ( 社外処理 ) 4 リサイクル ( 社外 ) ( サーマル 固形燃料化等 )
主な環境負荷の実績 項 目 単位 2013 年 2015 年 2016 年 2017 年 ( 基準年度 ) 二酸化炭素総排出量廃棄物排出量 kg-co 2 65,205 64,989 72,563 72,405 一般廃棄物排出量総排水量 トンm3 0.38 423 0.36 393 0.34 375 0.36 363 環境目標及びその実績 年 度 2013 年 2017 年 2018 年 2019 年 項 目 電力の二酸化炭素排出量削減 ガソリン 軽油の二酸化炭素排出量削減 ( 基準年度 ) ( 目標 ) ( 実績 ) ( 目標 ) 基準年度比 kg-co2 5,993 5,753 6,032 5,693 ( 目標 ) 基準年度比 5,633 基準年度比 96% 101% 95% 94% kg-co2 53,711 51,562 55,454 51,025 50,488 基準年度比 96% 103% 95% 上記二酸化炭素排出量合計 kg-co2 59,704 57,315 61,486 56,718 受託産業廃棄物の最終処分量削減 96% 103% 95% t 702 674 807 667 94% 56,121 基準年度比 96% 115% 95% 94% 一般廃棄物の削減 kg 379 364 357 360 356 94% 660 基準年度比 96% 94% 95% 94% 節水 m3 423 406 363 402 398 グリーン購入 基準年度比 96% 86% 95% 94% 52 件 40 件 53 件 54 件 社会貢献 月 1 回 12 回 12 回 12 回 12 回 12 回 ( 会社周辺の清掃 ) 基準年度比 100% 100% 100% 100% 電力の二酸化炭素排出係数 :0.450kg-CO2/kWh 受託産業廃棄物の最終処分量削減の数値は うち再資源量を除いています 5
環境活動の取り組み計画と評価 よくできた できた あまりできなかった 全くできなかった 取り組み計画 達成状況 評 価 ( 結果と今後の方向 ) 電力による二酸化炭素排出量の削減 照明は使用時のみ点灯 〇 目標未達成 空調温度の設定に注意し 不在時の消 空調温度の適正化( 冷房 28 暖房 23 ) 灯を徹底していきます 夏季のクールビズ冬季のウォームビズ OA 機器の省エネモード設定 窓に遮光フィルムの貼り付け 自動車燃料による二酸化炭素排出量の削減 効率的なルートで収集運搬 目標未達成 再度エコ運転に心掛け 効率的な収集で アイドリングストップ 燃費率の監視 急加速 急停止の防止 エリア別営業活動の見直し 省エネ運転を推進していきます 又アイドリングストップ運転を徹底していきます 受託産業廃棄物の最終処分量削減 作業工程効率化による削減 目標未達成 効率的に作業を行い減少するよう 活動 を継続して推進していきます 一般廃棄物の削減 分別の徹底 目標達成 リサイクルの徹底により 一般廃棄物の軽 シュレッダー廃紙のリサイクル化 帳票見直しによる印刷物の削減 マイ箸 マイカップの運動 減が出来ているのでこのまま推進していきます 節水 節水ポスターの掲示 日常的に節水 洗車時の節水 目標達成 次年度も引き続き節水に心掛けます グリーン購入 グリーン購入対象品目調査す 目標未達成 引き続き推進していきます 社会貢献 会社周辺の毎月一回清掃 目標達成 月 1 回の清掃活動を行いました このまま 続けて推進します 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りである 適用される法規制 適用される事項 ( 施設 物質 事業活動等 ) 廃棄物処理法 一般廃棄物 産業廃棄物 ( 廃油 廃アルカリ 廃酸 汚泥等 ) の適正処理 家電リサイクル法 パソコン 冷蔵庫 テレビ等の適正廃棄とリサイクル 道路運送車両法 車両の大きさ 重量 乗車の保安基準 道路法 車両の大きさ 重量 通行制限 道路交通法 車両からの積載物のはみ出し 安全運転管理者等 自動車 Nox PM 法 排気ガス規制 大阪府条例 ( 流入車規制 ) 排気ガス適合車両 大気汚染防止法 特定施設の届け出 水質汚濁防止法 地下浸透防止 消防法 ( 危険物 ) 危険物の保管 自動車リサイクル法 営業用乗用車 トラックの適正廃棄とリサイクル フロン排出抑制法 業務用エアコンの簡易点検 環境関連法規制等の遵守状況の評価の結果 環境関連法規制等は遵守されていました なお 違反 訴訟等も過去 5 年間ありませんでした 6
代表者による全体の評価と見直し 従業員一同 EA21 の取り組み以来 環境意識も高まりエコ活動も習慣化されてきました ただ 今期は一部電力 燃料の削減が目標達成出来なかった 2018 年度は 未達成事項を中心に再度環境目標を明確にし企業活動に伴う環境負荷をいかに低減するか考え 目標達成とともにコスト削減に繋げていきたいと思っております 環境活動の紹介 エコドライブ清掃活動見える化 運搬車運搬車運搬車 次回環境活動レポートの発行は 2019 年 3 月を予定 7