日本整形外科学会 - 日本肘関節学会 参考 肘機能スコア I 疼痛判定基準 (3 ) 以下の 3 項の最低で評価 ( ) 疼 痛 日常生活の支障 疼痛対策の有無 ( 自発運痛 ) ( 鎮痛剤ど ) 3 25 時々 軽度 2 常 時 中等度高度 15 1 5 常常常常 時時時時 作によってあり全ての作時にありかりあり肘をかろうじて使用 時々必要常に必要常に必要常に必要 II 日常作簡便法 (12 ) ( ) 容易やや困難困難不能 洗 顔 作 : 顔に手掌がとどく シャツのボタンかけ : 胸に手掌がとどく 用便の始末 : 肛門部に手がとどく 靴下の着脱 : 足に手がとどく 3 2 1 3 2 1 3 2 1 3 2 1 III 治療後成績改善率 ( %) 治療後成績改善率 (%)= 術後総合 ( )- 術前総合 ( ) 正常肘総合 (10 ) - 術前総合 ( ) 100 Ⅳ 備考 1 2 0 3 患者さんに, 現在の自分の肘の状態は 1満で何位かを聞き, 末尾に記載する. 神経障害の評価表は, 肘周辺の絞扼性神経障害どに用いるのではく, 肘関節の運に直接関与する神経の障害に用いる. 外傷および内外反肘における疼痛の評価は, この 参考 の疼痛判定基準によらい.
関節リウマチ関節症関節炎 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテNo. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 15 1 5 高度 手術年月日 年 月 日 利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作に簡便法使用 : はい, いいえ 日常作の評価対象は, 手指の機能障害による場合は 参考 の中簡便法を用いる. [A] 容 易 困 難 不 能 [B] MMT 曲 伸 展 日洗顔作 2 1 筋 5 5 3 常食事作 2 1 4 4 3 シャツのボタンかけ 2 1 3 3 2 コップで水そそぎ 2 1 2 2 1 作用便の始末 2 1 力 1 1 12 靴下の脱着 2 1 8 0 III. 可域 (3 ) [A]+[B] 伸展角度がプラス表示の時は0 [A] 136 以上 22 [B] 121 ~135 18 回 151 以上 8 伸 曲 ( ) 91 ~120 15 旋 回外 ( ) 121 ~150 6 可 伸展 ( ) 61 ~ 90 1 可 回内 ( ) 91 ~120 4 31 ~ 60 5 31 ~ 90 2 域 曲 + 伸展 =[A] 16 ~ 30 3 域 回外 + 回内 =[B] 30 以下 22 ( ) 15 以下 8 ( ) IV. 関節揺性 (1 ) 正常 ( 揺性 ) 10 以下の揺性 11 以上の揺性 V. 変形 (1 ) [A]+[B] マイナス表示の時は [A] 内反変形の場合 外反変形の場合 [B] その他の変形 曲 ( または伸展 ) 拘縮の場合 10 以下15 以下16 以上 15 以下 20 以下 30 以下 31 以上 1 7 4 軽度中等度高度 - 2-3 - 5 15 以下 16 ~30 31 ~45 46 以上 肘周辺の障害に起因する神経麻痺は減の対象とする. 麻痺神経数によらい. 完全麻痺不完全麻痺麻痺 1 5-2 - 1 患者自身の評価 : あたの現在の肘の状態は1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い
外傷 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテ No. I. 疼痛 (2 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 2 軽度 15 合併症 : 中等度 1 術 名 : 高度 5 激痛 手術年月日年月日利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] [A] 容易困難不能 [B] MMT 曲伸展日洗顔作 2 1 筋 5 5 3 常食事作 2 1 4 4 3 シャツのボタンかけ 2 1 3 3 2 コップで水そそぎ 2 1 2 2 1 作用便の始末 2 1 力 1 1 12 靴下の脱着 2 1 8 0 III. 可域 (4 ) [A]+[B] 伸展角度がプラス表示の時は 0 [A] 136 以上 28 [B] 曲 ( ) 121 ~135 24 回 回外 ( ) 151 以上 12 伸 伸展 ( ) 106 ~120 2 旋 回内 ( ) 121 ~150 9 可 91 ~ 105 16 可 91 ~ 120 6 61 ~ 90 12 回外 + 回内 =[B] 31 ~ 90 3 域 曲 + 伸展 =[A] 31 ~ 60 8 域 ( ) 30 以下 ( ) 16 ~ 30 4 28 15 以下 12 IV. 関節揺性 (1 ) [A]+[B] マイナス表示の時は [A] 正常 ( 揺性 ) 10 以下の揺性 11 以上の揺性 1 5 [B] 橈骨頭の状態亜脱臼脱臼 V. 変形 (1 ) [A]+[B] マイナス表示の時は [A] 内反変形の場合 外反変形の場合 [B] その他の変形 曲 ( または伸展 ) 拘縮の場合 15 以下 1 15 以下 10 以下 20 以下 7 軽度 16 ~30-2 15 以下 30 以下 4 中等度 31 ~45-3 16 以上 31 以上 高度 46 以上 - 5 肘周辺の障害に起因する神経麻痺は減の対象とする. 麻痺神経数によらい. 完全麻痺 - 2 不完全麻痺 - 1 麻痺 患者自身の評価 : あたの現在の肘の状態は1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い - 3-5
スポーツ ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテ No. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 15 1 5 高度 手術年月日 年 月 日 利き手 : 右左 II. 可域 (3 ) [A]+[B] 伸展角度がプラス表示の時は 0 [A] 136 以上 22 [B] 121 ~135 18 回 151 以上 8 伸 曲 ( ) 91 ~120 15 旋 回外 ( ) 121 ~150 6 可 伸展 ( ) 61 ~ 90 1 可 回内 ( ) 91 ~ 120 4 31 ~ 60 5 31 ~ 90 2 域 曲 + 伸展 =[A] 16 ~ 30 3 域 回外 + 回内 =[B] 30 以下 22 ( ) 15 以下 8 ( ) III. 関節揺性 (1 ) 正常( 揺性 ) 1 10 以下の揺性 5 11 以上の揺性 IV. スポーツ能力 (3 ) 低下軽度低下かり低下 ( 同じスポーツを継続 ) いちじるく低下 ( 同じスポーツをレベルを下げて継続 ) 同じスポーツの継続は不能 外傷 ( 障害 ) 発生時のスポーツを対象とする. そのスポーツ ( ) 肘関節以外の要素が判定にふくまれれば, 評価不能とする. 肘周辺の障害に起因する神経麻痺は減の対象とする. 麻痺神経数によらい. 完全麻痺 - 2 不完全麻痺 - 1 麻痺 患者自身の評価 : スポーツをするにあたってあたの現在の肘の状態は1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い 3 2 1 5
上顆炎 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテ No. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女歳疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 15 1 5 高度 手術年月日 年 月 日 利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作の評価対象は, 手指の神経麻痺による制限でく肘機能による制限とする. [A] 容易困難不能 [B] MMT 曲伸展日重い物を片手で持ち上 5 5 3 4 2 げる筋常 4 4 3 3 3 2 タオル絞り 4 2 2 2 1 力作 1 1 コップの水注ぎ 4 2 12 8 0 III. 上顆炎 (5 ) [A]+[B] [A] 圧痛 (2 ) 日常作に簡便法使用 : はい, いいえ [B] 上顆炎テスト ( いずれかの疼痛誘発テスト )(3 ) (-) 2 (-) 3 (±) 1 (±) 2 (+) 5 (+) 1 (++) (++) 誘発テストは判定者が選択 肘周辺の障害に起因する神経麻痺は減の対象とする. 麻痺神経数によらい. 完全麻痺 - 2 不完全麻痺 - 1 麻痺 患者自身の評価 : あたの現在の肘の状態は1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い 記載年月日 年 月 日 検者名 :
内外反肘 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテ No. I. 疼痛 (1 ) 患者名 : 男女歳疾患名 ( 右左 ) 1 合併症 : 術名 : 中等度 5 日常作の評価対象は, 手指の麻痺ではく肘機能による制限とする. [A] 容易困難不能 [B] MMT 曲伸展日洗顔作 2 1 筋 5 5 3 常食事作 2 1 4 4 3 シャツのボタンかけ 2 1 3 3 2 コップで水そそぎ 2 1 2 2 1 作用便の始末 2 1 力 1 1 12 靴下の脱着 2 1 8 0 III. 可域 (3 ) [A]+[B] 伸展角度がプラス表示の時は 0 [A] 136 以上 22 [B] 121 ~135 18 回 151 以上 8 伸 曲 ( ) 91 ~120 15 旋 回外 ( ) 121 ~150 6 可 伸展 ( ) 61 ~ 90 1 可 回内 ( ) 91 ~120 4 31 ~ 60 5 31 ~ 90 2 域 曲 + 伸展 =[A] 16 ~ 30 3 域 回外 + 回内 =[B] 30 以下 22 ( ) 15 以下 8 ( ) IV. 関節揺性 (1 ) 正常( 揺性 ) 1 10 以下の揺性 5 高度 手術年月日年月日利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作に簡便法使用 : はい, いいえ 11 以上の揺性 V. 変形 (3 ) [A]+[B] マイナス表示の時は [A] 内反変形の場合 外反変形の場合 [B] その他の変形 曲 ( または伸展 ) 拘縮の場合 15 以下 3 15 以下 10 以下 20 以下 2 軽度 - 5 16 ~30 15 以下 30 以下 1 中等度 - 1 31 ~45 16 以上 31 以上 高度 - 15 46 以上 肘周辺の障害に起因する神経麻痺は減の対象とする. 麻痺神経数によらい. 完全麻痺 - 2 不完全麻痺 - 1 麻痺 患者自身の評価 : あたの現在の肘の状態は 1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い
麻痺肘 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテ No. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 15 1 5 高度 手術年月日年月日利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作の評価対象は, 手指の麻痺ではく肘機能による制限とする. [A] 容易 やや困難 困難 不能 顔に手が届く 3 2 1 胸に手が届く 3 2 1 肛門部に手が届く 3 2 1 足に手が届く 3 2 1 [B] 筋 力 MMT 曲 伸 展 5 5 3 4 4 3 3 3 2 2 2 1 1 1 0 III. 可域 (3 ) [A]+[B] 伸展角度がプラス表示の時は 0 [A] 136 以上 22 [B] 121 ~135 18 回 151 以上 8 伸 曲 ( ) 91 ~120 15 旋 回外 ( ) 121 ~150 6 可 伸展 ( ) 61 ~ 90 1 可 回内 ( ) 91 ~120 4 31 ~ 60 5 31 ~ 90 2 域 曲 + 伸展 =[A] 16 ~ 30 3 域 回外 + 回内 =[B] 30 以下 22 ( ) 15 以下 8 ( ) IV. 肘伸のスピード (2 ) 肘の伸 10 秒間に何回できるかを評価する 18 回以上 13~17 回 8~12 回 3~7 回 0~2 回 2 15 1 5 患者自身の評価 : あたの現在の肘の状態は1満で何位ですか? /10 総合と医師 ( 検者 ) の印象とのギャップ 治療結果に対する医師 ( 検者 ) と患者のギャップ 総合 a. ほぼ一致 満足 どちらともいえい 不満足 b. 印象が総合より高い 満医 師 + ± - c. 総合が印象より高い