<4D F736F F D B837C838C815B B836F B CC89FC92F982C98AD682B782E982A8926D82E782B E31312E A>

Similar documents
コタベーシック ( 基礎となる考え方 ) < 創業精神 ( 創業の目的 存在意義 ) > 美容業界 ( 美容室経営 ) の近代化 美容室の企業としての永続的発展を促しながら 業績を向上させることで生産性を向上させ 労働環境の整備や公私混同を脱した近代的な財務会計による企業経営に導くという 当社の創業

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

コーポレートガバナンス・ガイドライン

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

コーポレート・ガバナンス基本方針

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン


[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

Microsoft Word - 大和コーポレートガバナンス ガイドライン201810

nireco_corporate_governance_policy_

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

基本原則

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

<4D F736F F D B837C838C815B B836F AEE967B95FB906A82CC95CF8D E31322E E646F6378>

PYT & Associates Attorney at law

平成 30 年 12 月 20 日 株式会社ディア ライフ コーポレートガバナンス コードに関する当社の取り組み 当社は 迅速 透明かつ健全な経営体制のもと 株主 顧客 取引先 従業員 社会等当社が関わるすべてのステークホルダーの利益を尊重し 良好な関係性を維持することが 当社グループの持続的成長と

規則フォーマット

<4D F736F F D20312D B837C838C815B B836F AEE967B95FB906A88EA959489FC92E882C98AD682B782E982A8926D82E782B E646F6378>

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

コーポレートガバナンス基本方針

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

<4D F736F F D B837C838C815B B836F B CC89FC92F982C98AD682B782E982A8926D82E782B92E646F63>

コーポレートガバナンス・ガイドライン

内部統制ガイドラインについて 資料

後の対応に反映させるべく取り組んでおります 補充原則 1-12 上場会社は 総会決議事項の一部を取締役会に委任するよう株主総会に提案するに当たっては 自らの取締役会においてコーポレートガバナンスに関する役割 責務を十分に果たし得るような体制が整っているか否かを考慮すべきである 他方で 上場会社におい

<4D F736F F D B837C838C815B B836F B A792E882CC82A8926D82E782B9>

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

コーポレートガバナンスに関する基本方針 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本基本方針は 当社が その企業理念である THE INTAGE GROUP WAY のもと 遵法精神にのっとり健全な事業活動を進めることを通じて 当社の企業価値の向上を実現していくために 当社のコーポレートガバナンスに関

コーポレートガバナンス報告書

ANNUAL REPORT

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

Microsoft Word - CGC_僓修�_YK_commentsMK-r_㇯ㅪ㇢.docx

_コーポレートガバナンス基本方針

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

< F2D91DE E8BE08B8B D8790CF97A78BE082CC>

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

別紙 東亞合成グループコーポレートガバナンス基本方針制定 2016 年 2 月 4 日改正 2017 年 3 月 30 日改正 2018 年 12 月 19 日 第 1 章総則 第 1 条 ( コーポレートガバナンスの基本的な考え方 ) 1 当社グループは 素材と機能の可能性を追求し 化学の力で新し

(3) 当社グループの基本的な理念 当社グループは 以下の基本的な理念のもと 持続的な成長と企業価値の継続的な向上の実現を目的としてグループ全体でビジネスを実践し 株主を始めとしたさまざまなステークホルダーからの信頼に応え 生活者の豊かな未来の創造 経済の伸長 社会の発展に貢献していきます グループ

<4D F736F F D2092E88ABC88EA959495CF8D5882C98AD682B782E982A8926D82E782B E646F6378>

日本版スチュワードシップ コード についての第一生命の取組み 当社は 責任ある機関投資家 の諸原則 ( 日本版スチュワードシップ コード ) の趣旨に深く賛同し 受け入れることを表明し ます 当コードの原則 1 から 7 について 以下のような方針で取り組んでいきます 原則 1 機関投資家は スチュ

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

22222

議決権行使に係る事務取扱手続

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

< 実働組織 > コンプライアンス企画部会 任命 報告等 設置 取締役会 コンプライアンス委員会 コンプライアンス委員長 コンプライアンス委員 審議 決定事項の報告 コンプライアンス特別委員 ( 社外弁護士 ) コンプライアンス規程 当社はコンプライアンスに関する体制 組織および運営方法を定めた基本

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

5 当社は 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家等が株主総会において議決権行使等 の株主権の行使をあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議等を行います ( 株主の権利の確保 ) 第 4 条当社は 全ての株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに 少数 株主にも認められている権

NewsRelease_ir_ _02.pdf

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

<4D F736F F D20834B836F B836882C98AD682B782E993968ED082CC8EE682E DD5F E646F6378>

第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ

補充原則 1-21 上場会社は 株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 必要に応じ適確に提供すべきである 株主総会において株主の皆さまが適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 適時適切に提供してまいります また 株主間で情報格差が生じないよう十分

企業年金におけるスチュワードシップ・コード の受入れ促進に向けて

Stewardship2017

Microsoft Word - 内部統制報告書の訂正報告書の提出に関するお知らせ(リリース)

個人データの安全管理に係る基本方針

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

平成22 年 11月 15日

開示府令改正案(役員報酬の開示拡充へ)

Microsoft Word - コーポレート・ガバナンス報告書

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ


金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の

n_201202

かつ的確に提供するなど議決権行使の環境整備に努め 株主の平等性確保に向けた取組みを進める また 株主による違法行為の差止め 代表訴訟提起等 議決権行使以外の株主の権利にも配慮し それらの権利が適切に行使されるよう配慮する (2) 株主以外のステークホルダーとの適切な協働安全と快適を提供する自動車部品

< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信

包括規定 案

Microsoft Word - ~ doc

審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

別紙 前澤化成工業株式会社 コーポレートガバナンス基本方針 ( 平成 27 年 11 月 11 日版 )


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Nagase Brothers Inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 5 日 株式会社ナガセ 代表取締役社長永瀬昭幸問合せ先 : 問合せ先 : 総務本部 0422(45)

直前事業年度における ( 連結 ) 売上高 100 億円未満 直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

XBRL導入範囲の拡大

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

<4D F736F F D B A815B836782CC8A C98C5782E9834B C4>

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 2018 年 8 月 17 日株式会社イーエムネットジャパン代表取締役社長山本臣一郎問合せ先 : 管理統括部 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです


Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

取締役会規定

親会社の上場取引所 補足説明 3. 企業属性 上場予定市場区分決算期業種直前事業年度末における ( 連結 ) 従業員数直前事業年度における ( 連結 ) 売上高直前事業年度末における連結子会社数 マザーズ 6 月サービス業 100 人以上 500 人未満 100 億円未満 10 社未満 4. 支配株

Transcription:

コタ株式会社コーポレート ガバナンスガイドライン Ⅰ 理念... 1 Ⅱ ステークホルダーとの関係... 4 Ⅲ 企業価値向上のための方針等... 7 Ⅳ 取締役会及び取締役... 9 Ⅴ 監査役会 監査役及び会計監査人... 11 Ⅵ その他の社内体制... 13 Ⅶ 雑則... 14 Ⅰ 理念 ( 目的及びコーポレート ガバナンスの基本的な考え方 ) 1. 本ガイドラインは コタ株式会社 ( 以下 当社 という ) の基礎となる考え方である コタベーシック を構成している 創業精神 創業理念 経営理念 基本理念 ならびに 部門方針 を通じて 企業価値を向上させながら 社会に必要とされる企業であり続けるために 最良のコーポレート ガバナンスを実現することを目的とします 2. 当社は コタベーシック に基づいたコーポレート ガバナンスを充実させることで経営の健全性及び透明性を確保し ステークホルダーからの期待と信頼に係る責任を十分に果たしながら 永続 発展できる企業を目指します 3. 当社の役員及び従業員は コタベーシック を行動原則としてこれを実践します また 取締役会は各種会議及び研修等の機会を通じて コタベーシック を当社の役員及び従業員に広く浸透させます - 1 -

コタベーシック ( 基礎となる考え方 ) < 創業精神 ( 創業の目的 存在意義 ) > 美容業界 ( 美容室経営 ) の近代化 美容室の企業としての永続的発展を促しながら 業績を向上させることで生産性を向上させ 労働環境の整備や公私混同を脱した近代的な財務会計による企業経営に導くという 当社の創業の目的を明確に示したものです 当社は 美容業界の近代化につながるかどうか をすべての判断基準としています < 創業理念 ( 創業時から会社として永遠に目指すもの ) > 美を愛する心文化を愛する心平和を愛する心 多くの人が美しいものに憧れ 美を愛する心を抱けば そこに文化が生まれ その文化を大切に愛する心があれば 争いもなくなり平和を愛する心と世界が広がるという創業当時の想いを表したものです < 経営理念 ( 会社経営を行う目的 ) > - 2 -

私たちは創業理念を深く心に刻み 世のため 人のために事業を継続させます 世のため とは 1 円でも多く納税し 1 人でも多く雇用することであり 人のため とは 株主 顧客 ( 代理店 美容室 ) 取引先( 仕入先 金融機関等 ) の方々が 当社に期待されていることを実現し 従業員の経済的豊かさと幸福感を高めることです < 基本理念 ( 役員 従業員全員が共有し目指している会社のあり方 ) > いい会社 を目指し続ける 当社がイメージする いい会社 とは 売上高の規模が大きかったり 立派な建物であったりする会社ではなく 社内で働く従業員一人ひとりの前向きな意識がつくり上げるものと考えています それが従業員の高い倫理観やモラルの醸成につながり ひいては当社と出会えて良かったと思えるような いい会社 であり続けられる基礎になると考えています 当社では さらに いい会社 へステップアップするため 常に全員が考え行動するよう努めています < 部門方針 ( 部門で共有する方針 ) > 創業精神である 美容業界の近代化 の実現に向け 各部門においては お取引先である美容室の繁栄が当社の繁栄につながる という基本的な考え方を堅持し 次のような方針を持って取り組みます (1) 営業関連部門独自のビジネスモデルである 旬報店システムを軸としたコンサルティング セールス 及び トイレタリーの販売を中心とした店販戦略 の実践を通じて 美容室の業績向上に努めます (2) 生産部門 安心 安全 なものづくりにより 高品質な製品を市場に安定的に供給することで 当社や当社製品に対する信頼の向上に努めます - 3 -

(3) 研究開発部門髪から女性を美しくする高付加価値 かつ エンドユーザーに対して 安心 安全 な製品の開発及び品質管理に努めるとともに 産学連携を含めた各分野における基礎研究を進めます (4) 管理部門 美容業界の近代化 の具体的な手本となるべく 人材育成 管理体制の整備等に注力し 全社でより いい会社 を目指せるよう 各部門をバックアップし牽引します Ⅱ ステークホルダーとの関係 ( 株主還元 ) 当社は 長期 安定的な株主還元を重要な経営課題の一つと考えています 将来の事業展開への備えと財務体質の強化のために必要な内部留保に配慮しつつ 継続的 安定的な配当を実施することを目指すとともに 株主価値の向上を図ること等を目的とした株式分割 自己株式の取得等については 市場環境や資本効率等を総合的に勘案した上で 実施することを基本方針としています ( 株主総会 ) 1. 当社は 株主総会が株主との建設的な対話の場であると考え 事業の状況 対処すべき課題等を株主に対して丁寧に説明します また 質疑応答では十分な時間を割いて株主への説明責任を果たし その上で議案に対する賛否をご判断いただくことを基本方針としています 2. 当社は 株主との建設的な対話を実現し 株主総会には多くの株主に出席していただくため 開催日については集中日を避け 開催地については交通利便性の高い場所とすることを基本方針としています 3. 当社は 株主が株主総会の議案に関して十分に検討できるよう 招集通知は 原則として株主総会の開催日の3 週間前までに発送します また 招集通知の発送前に TDn etや当社のウェブサイトにおいて招集通知に記載する情報を公表します ( 株主の権利の保護 ) 1. 当社は 持続的な成長と企業価値の向上を図る上で すべてのステークホルダーとの良好 円滑な信頼関係を構築することに努め 株主との責任ある対話を行い 少数株主及び外国人株主を含むすべての株主の権利を実質的に確保します 2. 取締役会は 議決権を有する株主によって構成される株主総会を最高意思決定機関と認 - 4 -

識し 株主総会における議決権行使結果を受け その賛否状況を分析するとともに 必要に応じて株主との建設的な対話等を行います 3. 当社は買収防衛策を導入していません 当社株式が公開買付けに付された場合には 取締役会としての考え方を十分かつ明確に説明し 適切な手続き及び措置を講じます ( 株主とのコミュニケーション ) 1. 当社は 株主との目的を持った対話を実現するために 広報 IR 部を設置しています また 広報 IR 部は経営企画部 総務部 経理部等の関連部門と連携しつつ 株主とのコミュニケーションの充実に努めます 2. 当社は 株主とのコミュニケーションの充実を図るため 次のとおり 代表取締役社長及び担当取締役による積極的なIR 活動を展開します 1 株主からの対話の申し込みに対して 必要に応じて代表取締役社長もしくは担当取締役が面談に臨みます 2 ホームページにおけるIRページや 第 2 四半期及び本決算期に株主に送付する決算報告書 ( 株主通信 ) 等の充実を通じて 収益計画や資本政策の基本的な方針を示すとともに 収益力 資本効率等に関する目標を提示し 株主へ質の高い情報の提供に努めます 3 株主総会後にIR 説明会を開催し 株主に対して経営戦略や経営計画等の説明を行い 当社事業活動への理解を促します 4 株主からの意見 要望については 全取締役及び監査役ヘのフィードバックを適時適切に行い 課題認識の共有を図ります 5 個人投資家に対しては 証券会社等が主催するIR 説明会に定期的に参加し 当社の知名度の向上を図るとともに 当社のファンになっていただき 長期保有を前提とした株主づくりに努めます 6 機関投資家に対しては 年 2 回開催している決算説明会に加え 個別ミーティングの機会を設け 当社のビジネスモデルへの理解と賛同を得ることで 長期保有を前提とした良好な関係づくりに努めます 3. 当社は 年 2 回株主の属性等を把握 分析し 取締役会に報告します 4. 当社は 未公表の重要事実が外部へ漏洩することを防止するため 社内規程に基づき全役員 全従業員を対象としたインサイダー研修を実施するほか 社内の各部門と連携を図り情報管理を徹底します ( 株主以外のステークホルダーとの良好 円滑な関係 ) 当社は 社会 環境問題をはじめとするサステナビリティー ( 持続可能性 ) を巡る課題への対応が 中長期的な企業価値の向上に重要な要素であることを踏まえ 次のとおり 株主以外のステークホルダーとの良好かつ円滑な関係の維持に努めます 顧客 ( 代理店 美容室 ) 1 独自のビジネスモデルを通じて 美容室の業績向上に努めます 2 品質保証やアフターサービス等の向上に取り組み 高品質で安心 安全 かつ 信頼 - 5 -

される製品の提供に努めます 3 お客様相談室を設置し お客様からの意見 要望を取り入れ 製品開発やサービスの質の向上に活用します 4 内部統制委員会 を設置し 法令遵守ならびに業務プロセスの健全性を確認することで 品質及び安全性を確保します 取引先 1 仕入先 美容業界の近代化 を実現するための重要なパートナーであると認識し 適切な生産計画の立案に努め 適正な品質の部材を適正な価格で取引し 対等かつ良好な関係を構築します 2 金融機関等当社の永続 発展に不可欠なパートナーであると認識し 適宜 提案やアドバイスを受けながら企業価値の向上を図り 良好な関係を構築します 従業員 1 雇用の確保が会社の重責の一つであると認識し 従業員が安心して働き続けられるよう 着実な成長と安全な職場環境づくりを目指します 2 従業員の個性と能力を尊重し 個々の能力を十分に発揮できる場の提供と 適切な人事考課に基づいて評価する仕組みを構築します 3 従業員が長期にわたり働けるよう ワークライフバランス支援制度の充実と利用促進に向けた取り組みを推進します 地域社会 着実な成長を継続することで 納税や雇用 共生活動を通じて地域社会の持続的な発展に貢献します 環境 1 地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し 環境負荷の低減に努めます 2 当社の事業に係るすべての生産及び消費活動と これらの製品又はサービスの環境への影響を低減するために 環境委員会 を設置し 環境マネジメント活動の推進を通じて 地球環境との調和を目指します ( 情報開示 ) 1. 当社は 適時適切な会社情報の開示がすべてのステークホルダーとの長期的な信頼関係を構築し 健全な金融商品市場の根幹をなすものであることを十分に認識し 法令に基づく開示を適切に行うとともに 法令に基づく開示以外の情報についても 投資判断に - 6 -

影響を与えると想定される事項については 適時開示を積極的に行うことを基本方針とします 2. 当社は 重要な経営情報等の開示に関して ディスクロージャーポリシー を定め 社内に 情報開示委員会 を設置し 適時適切な情報開示を行うための体制を確保します 3. 当社は 情報を分かりやすい内容で かつ株主のアクセスを容易なものとするため 情報の内容に応じて 次の手段を用いて開示します (1) 当社ウェブサイト (2) TDnet( 東京証券取引所適時開示情報閲覧サービス ) (3) EDINET( 金融庁金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム ) 4. 当社は 海外の株主比率が 20% 以上となった時点で 英語での情報の開示 提供を進める方針です ( 企業年金のアセットオーナーとしての機能発揮 ) 当社は 特定の企業年金基金に加入していないことから アセットオーナーには該当しておりません 一方 当社は規約型の確定給付企業年金制度を導入しており 積立金の管理及び運用に関して 社外の運用機関と契約を締結しております 当該運用機関からは 業績や運用方針等に関する報告を定期的に受けることにより その運用状況を適切に把握しております また そのために必要な経験や資質を備えた人材の配置及び育成にも努めます Ⅲ 企業価値向上のための方針等 ( 資本政策の基本的な方針 ) 1. 当社は 持続的な企業価値の向上を実現するため 会社の着実な成長と適正な利益水準の維持 適正な経営資源の配分に努めます 2. 株主資本利益率 (ROE) を重要な経営指標の一つとして捉え 当社の資本コストを的確に把握した上で 株主資本の有効活用を図ります 3. 経営環境の急激な変化や不測の損失リスクに備え 必要に応じて成長投資資金を調達できる強固な財務基盤の構築及び維持に努めます 4. 支配権の変動や大規模な希釈化を伴う増資等を行う場合には 必要性及び合理性を十分に検討し 適時開示を通じて株主に対する十分な説明に努めます ( 政策保有株式の基本的な方針 ) 1. 当社は 政策保有目的での株式の持ち合いが 当社の持続的成長及び企業価値の向上を - 7 -

図る上で 重要な位置づけとしては捉えておらず 当社の企業価値の向上に資する等 合理的な理由がない限り保有しません 2. 合理的な理由に基づき政策保有株式を保有する場合 毎年取締役会において 保有目的が適切か 保有に伴う便益やリスクを十分に検証し 保有の適否を判断するとともに その結果を開示します 検証により保有価値が乏しいと判断した株式は 株式市場の動向を見ながら売却します 3. 合理的な理由に基づき保有する政策保有株式の議決権の行使については その議案の内容が 当該企業の価値の向上及び当社の企業価値の向上に資するかどうか 並びにこれらの企業価値を毀損する可能性の有無等について精査した上で 議案への賛否を判断します 4. 当社の株式を政策保有株式として保有している会社 ( 政策保有株主 ) との取引においては 会社や株主の利益を害することのないよう 経済合理性を検証した上で取引を行います また 政策保有株主からその株式の売却等の意向が示された場合には 売却等に応じることとします ただし その株式が市場に放出されることによる当社株式の流動性及び市場価格に一定の影響を与える可能性がある場合は その方法について両社で検討することとします ( 関連当事者間の取引 ) 1. 当社は 株主の利益を保護するため 原則として関連当事者取引は行いません 2. 関連当事者取引が生じる場合には 事前に取締役会及び監査役会において取引条件及びその決定方法の妥当性について審議し 意思決定を行います また 審議の内容に基づいた取引が行われているかどうかについては 監査役会及び会計監査人による監査等により 健全性 適正性を確保します ( 経営人材の育成 ) 1. 当社は 社外取締役 社外監査役を含む取締役 監査役には 会社の事業 財務 組織等に関する必要な知識を取得し 株主から負託された取締役 監査役に求められる役割と責任を果たし かつ企業価値向上の実現に向け 十分な知識 資質を備えるための必要なトレーニング等を適宜 実施します 2. 当社は 次世代を担う人材 ( 後継者 ) の育成を図るために 社内向け IR 説明会 をはじめとする教育研修機会の拡充と質的向上を図ります ( 人材の多様性 ) 当社は 多様な視点や価値観の存在が企業価値の向上に資するものであると考え 性別 年齢 国籍等にとらわれることなく 社内における女性の活躍促進を含む多様性の確保を推進し 雇用環境の整備と教育研修を受ける機会を確保することにより 多様な人材を育成し 活躍できる環境整備を推進します - 8 -

( コーポレートブランド等 ) 1. 当社は コーポレートブランドを事業の競争優位性を高め かつ持続的な企業価値の向上に繋がる重要な経営資源であると認識します 2. 当社は コーポレートブランド価値の毀損を防止するため 商標権等に関する権利化及び管理を行います 3. 当社は 製品のブランド価値の維持 向上 美容室の業績向上等のため 非正規販売対策 ( ) を推進します ( ) 非正規販売対策当社の製品 ( シャンプー トリートメント 整髪料等 ) は 美容室にて対面で店舗販売することを原則とした製品です したがいまして 美容室を経由しないインターネット等での非正規販売は お客様一人ひとりの髪の状態に適した製品を選択することができません これを放置しては 結果として当社製品のブランド価値の低下を招くとともに 美容室の業績及び消費者にも悪影響を与えることになることから 非正規販売を完全否定するための対策を推進します Ⅳ 取締役会及び取締役 ( 取締役会の責務 ) 1. 取締役会は 株主に対する受託者責任を認識し コタベーシック に根差した考え方により 着実かつ持続的な成長を目指し 人に 社会に 環境に いい会社 を目指すことを最大の責務とします 2. 取締役会は コタベーシック に基づいて重要事項の意思決定や取締役の職務執行の監督を行い 企業価値の向上と社会的責任を果たすことに努めます 3. 取締役会は その責務を果たすため 取締役に対する委任の範囲を明確にし 取締役会規則 その他社内規程に取締役の職務権限等を定めます 4. 取締役会は 速やかな情報開示が行える体制づくり及びステークホルダーに対する適時適切 かつ丁寧な説明に努めます 5. 取締役会は 隠さず開かれた経営 を目指し ポジティブな情報のみならずネガティブな情報こそ適時適切な情報開示を行うよう努めます 6. 取締役会は 東京証券取引所が 上場管理等に関するガイドライン において定める独立性基準に準拠して独立社外取締役を選任します 7. 取締役会は 経営に関する種々のリスクを勘案した上で経営戦略を策定するとともに 顕在化したリスクに対しては迅速に対応し 企業価値の向上を目指します 8. 取締役会は 経営陣幹部による管理職を対象とした研修を実施させる等 最高経営責任者 (CEO) 等の後継者計画について コタベーシック を継承できる人材の確保 - 9 -

及び育成に努めるとともに その方針 育成計画についても 定期的な検討 監督を行います 9. 取締役会は 最高経営責任者 (CEO) の選解任及び取締役 監査役候補の指名にあたって 当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資する人材であることを基準として十分な時間をかけて審議し決定します ( 取締役会の運営 ) 1. 取締役会は 取締役が取締役会において建設的な議論 審議ができるよう努め その実現のために十分な時間を確保します 2. 取締役会は 取締役会に出席した社外役員 ( 社外取締役 1 名 社外監査役 2 名 ) の独立性の立場を踏まえ 社外役員の意見 助言を取締役会に反映します 3. 取締役会の意思決定過程を迅速かつ充実したものとするため 取締役会開催日の3 日前に資料送付を行うほか 必要に応じて十分な情報を提供します 4. 取締役会は 取締役会が建設的な議論 審議の場となるよう 適宜 審議すべき案件や資料の見直しを行います 5. 取締役会は 適時適切な意思決定に資するため 毎月の定時取締役会のほか 必要に応じて臨時取締役会を開催します ( 取締役及び社外取締役 ) 1. 取締役は その職務を執行するに十分な情報を収集するとともに 取締役会において説明を求め 互いに積極的に意見を表明して議論を尽くし 議決権を行使します 2. 取締役は 取締役会に議題を提案する権利及び取締役会の招集を求める権利を適時 適切に行使することにより 経営課題の解決を図ります 3. 取締役は その期待される能力を発揮し 十分な時間を費やし 取締役としての職務を遂行します 4. 取締役は 取締役会のほか 必要に応じて取締役ミーティングを開催し 経営課題等の情報共有に努めます 5. 取締役は コーポレート ガバナンスをはじめ 内部統制 コンプライアンス及びインサイダー取引規制等 経営上及び業務執行上重要なテーマに関する各種講習や研修等により自己研鑽に努め 業務執行の実効性向上に努めます 6. 取締役は その担当する業務を必要に応じて交代し 業務の活性化や不正行為の未然防止を担保します 7. 取締役及び社外取締役の選解任理由及び重要な兼職の状況は 株主総会の招集通知に記載する等 必要に応じて適宜開示します 8. 社外取締役は 企業経営その他の専門知識を有し その他の取締役とは異なる客観的かつ独立した視点から種々の問題を提起することで 取締役会の議論を充実させま - 10 -

す 9. 社外取締役は その役割 責務を果たすため社内外から必要な情報の収集に努めます 10. 社外取締役は 取締役会に原則として毎回出席し 経営陣幹部の選解任その他の取締役会の重要な意思決定に自ら関与することによって 取締役の業務執行を監督します 11. 社外取締役には 独立性 中立性が担保され かつ社外取締役としての役割 責務を適切に果たすべく 過度な兼職を有しない者を選任します 12. 新任の取締役及び社外取締役には コタベーシック をはじめとした会社の理念 考え方 ビジネスモデル等を説明する機会を設け 社外取締役は独立性を確保しつつ 他の取締役と当社の根幹を成す考え方を共有します ( 取締役の報酬 ) 1. 取締役の報酬は 月額報酬 賞与及び役員退職慰労金から構成します 月額報酬及び賞与は 業績に応じた評価に加え 各取締役の職責や成果等を十分に勘案して決定し 役員退職慰労金については 短期の業績向上のみに目を向けることなく 長期的な企業価値向上に向けた取り組みに資するものとして 社内規程に基づき運用します 2. 当社は 中長期の業績反映の観点から 役員持株会を通じた自社株式の購入を推奨しており 取締役は原則として毎月一定額以上を拠出して自社株式を購入します 3. 取締役の報酬等の額の枠は 株主総会によって定められ 年額 4 億円 ( うち社外取締役分は3 千万円 ) となっています ( 自己レビュー ) 取締役会は その職務の執行が本ガイドラインに沿って運用されているかについて 毎年自己レビューを行い コーポレート ガバナンスの実効性を高めることとします Ⅴ 監査役会 監査役及び会計監査人 ( 監査役会 ) 1. 当社は 監査役会設置会社を選択し 監査役及び監査役会が取締役の業務執行を監督します 2. 監査役会は 株主の負託を受けた独立の機関として取締役の職務執行を監査することにより 当社の健全で持続的な成長を確保し 社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に努めます 3. 監査役会は 監査役会の独立性確保のため過半数の社外監査役で構成します 4. 監査役会は 監査に必要な事項に関し 取締役等から適時に報告を受けるとともに - 11 -

会計監査人及び内部監査室と三者合同会議を定期的に開催し情報を共有することで 監査の実効性及び三様監査の有用性の向上に努めます 5. 監査役会は 社外取締役がその役割 責務を適切に果たすため 適宜意見交換を行うとともに 監査業務において得られた情報を必要に応じて提供します 6. 監査役会は 会計監査人の独立性と専門性を確認し 監査役監査基準 に基づき その監査品質等の適正性を評価します 7. 監査役会は 適時適切な意思決定に資するため 毎月の定時監査役会のほか 必要に応じて臨時監査役会を開催します ( 監査役 ) 1. 常勤監査役は 常勤者としての特性を踏まえ 監査の環境の整備及び社内の情報収集に積極的に努め かつ内部統制システムの構築 運用の状況等を日常的に監視し 検証します 2. 常勤監査役は 毎月代表取締役社長と面談し 監査状況の報告 経営課題等のヒアリングを行うことにより 会社の現況を把握することに努めます 3. 監査役のうち1 名以上は財務 会計に相当程度精通している者を選任します 4. 監査役は 全国各拠点の往査 社内の各種重要会議体等への出席を通じて 会社の経営情報の収集に努めます 5. 監査役は 公益社団法人日本監査役協会等が主催するセミナー等への参画等を通じて 最新のコーポレート ガバナンス情報の収集に努めます 6. 監査役は 取締役会に原則として毎回出席し 取締役の業務執行に対する監督の実効性を高めます 7. 監査役及び社外監査役の選解任理由及び重要な兼職の状況は 株主総会の招集通知に記載する等 必要に応じて適宜開示します 8. 社外監査役には 独立性 中立性が担保され かつ社外監査役としての役割 責務を適切に果たすべく 過度な兼職を有しない者を選任します 9. 新任の監査役及び社外監査役には コタベーシック をはじめとした会社の理念 考え方 ビジネスモデル等を説明する機会を設け 社外監査役は独立性を確保しつつ 他の取締役及び監査役と当社の根幹を成す考え方を共有します ( 会計監査人 ) 当社は 会計監査人が株主や投資家に対して 財務報告を含む情報開示の信頼性を担保する重要な役割を担っていることを認識し 会計監査人における適正かつ高品質な監査を可能とするため 次に掲げる事項を実施します (1) 十分な監査時間の確保 (2) 当社が実施する決算事前ミーティングへの参画 (3) 代表取締役社長との面談時間の確保 (4) 監査役 内部監査室との三者合同会議への参画 - 12 -

(5) 会計監査人が不正 不備 問題点を指摘した場合の対応体制の確保 (6) 本社及び工場 並びに全国各拠点への往査の実施 Ⅵ その他の社内体制 ( 内部統制 ) 1. 取締役会は 内部統制の充実が株主の信頼を得る重要な要素であると認識しており 会社法に基づき 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制を構築します 2. 取締役会は 適切な内部統制の実施のため内部統制委員会を設置し 内部統制の運用状況の報告を求め 監督します ( コンプライアンス体制 ) 1. 取締役会は 法令及び社会倫理の遵守徹底のため コンプライアンス委員会 を設置し その運営の有効性を監督します 2. コンプライアンス委員会は 社内のコンプライアンス体制の整備及び問題点の把握を行います 3. 社内のコンプライアンス状況の監査は 内部監査室が定期的に実施し その結果を代表取締役社長 内部統制委員会 監査役会及び会計監査人に報告します ( 内部通報 ) 1. 当社は 法令上疑義のある行為等について従業員が直接相談 報告することを可能とするため 相談窓口を社内外にそれぞれ設けます 2. 相談窓口については 役員及び従業員が常時閲覧可能な社内イントラネットに掲載することにより周知徹底します 3. 相談を受けた場合はその内容を調査し 担当部門と協議の上 コンプライアンス委員会において再発防止策を決定し実行します 4. 相談 報告者の秘密は厳守し 相談 報告者に対して不利益な取り扱いをしないことを社内規程において保障します - 13 -

Ⅶ 雑則 ( 本ガイドラインの改訂手続き ) 本ガイドラインは 取締役会の決議により改訂します 平成 27 年 10 月 15 日制定平成 27 年 12 月 1 日改訂平成 30 年 11 月 15 日改訂 - 14 -