平成 27 年 3 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 27 年 2 月 6 日 上場会社名名古屋電機工業株式会社 上場取引所 名 コード番号 6797 URL http://www.nagoya-denki.co.jp 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 干場敏明 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 取締役 ( 氏名 ) 江州秀人 TEL 052-443-1111 四半期報告書提出予定日 平成 27 年 2 月 6 日 配当支払開始予定日 四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無 四半期決算説明会開催の有無 : 無 ( 百万円未満切捨て ) 1. 平成 27 年 3 月期第 3 四半期の業績 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 26 年 12 月 31 日 ) (1) 経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 27 年 3 月期第 3 四半期 9,472 13.9 159 242.0 182 136.8 301 36.4 26 年 3 月期第 3 四半期 8,313 46 77 473 1 株当たり四半期純利益 潜在株式調整後 1 株当たり四半期純利益 円銭 円銭 27 年 3 月期第 3 四半期 50.08 26 年 3 月期第 3 四半期 78.65 (2) 財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 百万円 百万円 % 27 年 3 月期第 3 四半期 14,136 8,956 63.4 26 年 3 月期 14,113 7,838 55.5 ( 参考 ) 自己資本 27 年 3 月期第 3 四半期 8,956 百万円 26 年 3 月期 7,838 百万円 2. 配当の状況 年間配当金 第 1 四半期末 第 2 四半期末 第 3 四半期末 期末 合計 円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 26 年 3 月期 5.00 5.00 27 年 3 月期 27 年 3 月期 ( 予想 ) 5.00 5.00 ( 注 ) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無 3. 平成 27 年 3 月期の業績予想 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) (% 表示は 対前期増減率 ) 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭 通期 15,000 4.9 300 58.7 320 57.9 390 53.6 64.79 ( 注 ) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
注記事項 (1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3 会計上の見積りの変更 : 無 4 修正再表示 : 無 詳細は 添付資料 3ページ 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 をご覧ください (3) 発行済株式数 ( 普通株式 ) 1 期末発行済株式数 ( 自己株式を含む ) 27 年 3 月期 3Q 6,032,000 株 26 年 3 月期 6,032,000 株 2 期末自己株式数 27 年 3 月期 3Q 58,090 株 26 年 3 月期 6,090 株 3 期中平均株式数 ( 四半期累計 ) 27 年 3 月期 3Q 6,019,291 株 26 年 3 月期 3Q 6,025,931 株 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示この四半期決算短信は 金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続の対象外であり この四半期決算短信の開示時点において 四半期財務諸表に対する四半期レビュー手続が実施中です 業績予想の適切な利用に関する説明 その他特記事項本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は 当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており その達成を当社として約束する趣旨のものではありません また 実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります 業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については 添付資料 3 ページ 業績予想などの将来予測情報に関する説明 をご覧ください
添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 3 (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 3 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 3 (1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 3 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 3 3. 四半期財務諸表 4 (1) 四半期貸借対照表 4 (2) 四半期損益計算書 5 第 3 四半期累計期間 5 (3) 四半期財務諸表に関する注記事項 6 ( 継続企業の前提に関する注記 ) 6 ( 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ) 6 ( セグメント情報等 ) 6-1-
1. 当四半期決算に関する定性的情報 (1) 経営成績に関する説明当第 3 四半期累計期間におけるわが国経済は アベノミクス効果による円安 株高などを背景に緩やかな回復基調が続きました また 復興需要 政府の経済対策などを背景に 公共投資は底堅く推移しました 一方 海外景気の下振れ懸念などにより依然としてわが国経済の先行きは不透明な状況が続いております 当社の主要事業であり 官需を主とする情報装置事業につきましては 同業他社に加え近年新規参入した企業との価格競争が依然として続いております しかしながら 幅広い顧客に向け受注活動を行ったことにより 受注と売上は堅調に推移しました 一方 民需を主とする検査装置事業につきましては 企業の設備投資は緩やかな回復基調が続く一方 受注獲得のため 他社製品との差別化競争は激しさを増しております そのため より優れた製品で顧客ニーズに対応すべく 高機能はんだ付け外観検査装置や高精細 X 線検査装置を中心に新製品の開発を進めてまいりました これらの結果 当第 3 四半期累計期間におきましては 売上高 94 億 72 百万円 ( 前年同期比 13.9% 増 ) となりました 損益面については 営業利益 1 億 59 百万円 ( 前年同期比 242.0% 増 ) 経常利益 1 億 82 百万円 ( 前年同期比 136.8% 増 ) となりました 四半期純利益は 前年同期のような特別利益 ( 子会社合併による抱合せ株式消滅差益 ) の計上がなかったことから3 億 1 百万円 ( 前年同期比 36.4% 減 ) となりました また 当第 3 四半期会計期間の末日現在の受注残高は78 億 58 百万円となりました なお 当社の主要事業である情報装置事業の大半は 官公庁向けの道路交通に関わる情報装置関連製品であり 例年 売上高は第 4 四半期 特に期末に集中する傾向がありますので 第 3 四半期累計期間の収益は 相対的に低水準となっております セグメントの概況につきましては 次のとおりです 1 情報装置事業高速道路会社向け案件を中心に大型案件だけではなく小型案件の獲得にも注力したことや 震災からの復興需要などがあり受注と売上については 着実に積み上げることができました また 自社開発した超薄型散光式警光灯の販売も開始しました 損益面につきましては 競争の激化により採算性が厳しい状況のなか受注済案件の契約金額増額やコスト削減などにより改善しました この結果 売上高 86 億 17 百万円 ( 前年同期比 17.3% 増 ) 営業利益 8 億 47 百万円 ( 前年同期比 50.4% 増 ) となりました 2 検査装置事業既存のはんだ付け外観検査装置やX 線検査装置を中心に新規及び更新需要に対する販売活動を積極的に行いました 一方 他社との競争に打ち勝つため 顧客ニーズにあった製品開発 改良を進めてまいりましたが 新製品をタイムリーに投入することができず売上は低調に推移しました また 重点的に製品開発に投資したため収益性は悪化しました この結果 売上高 8 億 55 百万円 ( 前年同期比 11.6% 減 ) 営業損失 2 億 30 百万円 ( 前年同期は98 百万円の損失 ) となりました -2-
(2) 財政状態に関する説明 ( 資産 ) 当第 3 四半期会計期間末の資産は141 億 36 百万円となり 前事業年度末と比較して23 百万円の増加となりました 流動資産は105 億 5 百万円となり 前事業年度末と比較して22 百万円の増加となりました これは主に 受取手形及び売掛金が6 億 57 百万円減少したものの 仕掛品が3 億 68 百万円 原材料及び貯蔵品が3 億 27 百万円増加したことによるものです 固定資産は36 億 31 百万円となり前事業年度末と比較して0 百万円の増加となりました これは 無形固定資産が 43 百万円 投資その他の資産が59 百万円減少したものの 有形固定資産が1 億 3 百万円増加したことによるものです ( 負債 ) 当第 3 四半期会計期間末の負債は51 億 79 百万円となり 前事業年度末と比較して10 億 95 百万円の減少となりました 流動負債は50 億 55 百万円となり 前事業年度末と比較して2 億 84 百万円の減少となりました これは主に 前受金が2 億 89 百万円増加したものの 未払金が1 億 95 百万円 賞与引当金が1 億 77 百万円減少したことによるものです 固定負債は1 億 24 百万円となり 前事業年度末と比較して8 億 11 百万円の減少となりました これは主に 退職給付引当金が8 億 70 百万円減少したことによるものです ( 純資産 ) 当第 3 四半期会計期間末の純資産 89 億 56 百万円となり 前事業年度末と比較して11 億 18 百万円の増加となりました これは主に 利益剰余金が11 億 3 百万円増加したことによるものです (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明通期の業績見通しにつきましては 第 3 四半期の実績を踏まえ 当第 3 四半期会計期間において修正しております 詳細につきましては 本日開示の 業績予想の修正に関するお知らせ をご覧ください 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 (1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用該当事項はありません (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 ( 退職給付に関する会計基準等の適用 ) 退職給付に関する会計基準 ( 企業会計基準第 26 号平成 24 年 5 月 17 日 以下 退職給付会計基準 という ) 及び 退職給付に関する会計基準の適用指針 ( 企業会計基準適用指針第 25 号平成 24 年 5 月 17 日 以下 退職給付適用指針 という ) を 退職給付会計基準第 35 項本文及び退職給付適用指針第 67 項本文に掲げた定めについて第 1 四半期会計期間より適用し 退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し 退職給付見込額の期間帰属方法を 期間定額基準から給付算定式基準へ変更しております また 割引率の決定方法を 従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率から退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております 退職給付会計基準等の適用については 退職給付会計基準第 37 項に定める経過的な取扱いに従って 当第 3 四半期累計期間の期首において 退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております この結果 当第 3 四半期累計期間の期首の退職給付引当金が832,118 千円減少し 利益剰余金が832,118 千円増加しております なお 当第 3 四半期累計期間の営業利益 経常利益及び税引前四半期純利益に与える影響は軽微であります -3-
3. 四半期財務諸表 (1) 四半期貸借対照表 前事業年度 ( 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 千円 ) 当第 3 四半期会計期間 ( 平成 26 年 12 月 31 日 ) 資産の部流動資産現金及び預金 3,418,716 3,120,618 受取手形及び売掛金 5,769,905 5,112,579 製品 - 7,429 仕掛品 569,565 937,890 原材料及び貯蔵品 566,183 893,444 その他 158,316 433,246 貸倒引当金 442 183 流動資産合計 10,482,244 10,505,026 固定資産有形固定資産土地 1,882,330 1,882,330 その他 ( 純額 ) 634,777 738,321 有形固定資産合計 2,517,107 2,620,651 無形固定資産 161,966 118,446 投資その他の資産投資有価証券 913,289 838,990 その他 38,520 53,061 投資その他の資産合計 951,809 892,051 固定資産合計 3,630,884 3,631,149 資産合計 14,113,128 14,136,175 負債の部流動負債支払手形及び買掛金 3,387,010 3,357,989 未払法人税等 86,400 2,700 前受金 319,385 608,460 賞与引当金 323,181 145,866 役員賞与引当金 17,200 7,638 製品保証引当金 85,878 85,559 工事損失引当金 96,548 144,136 その他 1,023,750 702,770 流動負債合計 5,339,354 5,055,119 固定負債退職給付引当金 870,357 - 役員退職慰労引当金 49,610 54,260 その他 15,533 70,170 固定負債合計 935,500 124,430 負債合計 6,274,855 5,179,550 純資産の部株主資本資本金 1,100,005 1,100,005 資本剰余金 1,020,375 1,020,375 利益剰余金 5,533,106 6,636,533 自己株式 3,484 25,168 株主資本合計 7,650,001 8,731,744 評価 換算差額等その他有価証券評価差額金 188,271 224,881 評価 換算差額等合計 188,271 224,881 純資産合計 7,838,272 8,956,625 負債純資産合計 14,113,128 14,136,175-4-
(2) 四半期損益計算書 ( 第 3 四半期累計期間 ) ( 単位 : 千円 ) 前第 3 四半期累計期間 ( 自平成 25 年 4 月 1 日至平成 25 年 12 月 31 日 ) 当第 3 四半期累計期間 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 26 年 12 月 31 日 ) 売上高 8,313,204 9,472,708 売上原価 7,029,581 7,945,604 売上総利益 1,283,623 1,527,104 販売費及び一般管理費 1,236,996 1,367,631 営業利益 46,626 159,473 営業外収益受取配当金 19,355 17,516 廃材処分収入 9,699 6,503 その他 12,360 12,389 営業外収益合計 41,415 36,409 営業外費用支払保証料 8,307 9,450 減価償却費 - 1,263 事故関連費用 2,094 1,904 その他 522 627 営業外費用合計 10,925 13,246 経常利益 77,116 182,637 特別利益抱合せ株式消滅差益 279,752 - 固定資産売却益 - 3,902 投資有価証券売却益 153,365 66,815 特別利益合計 433,118 70,718 特別損失固定資産売却損 - 449 固定資産除却損 1,032 3,347 特別損失合計 1,032 3,797 税引前四半期純利益 509,202 249,557 法人税 住民税及び事業税 12,212 15,909 法人税等調整額 23,040 67,790 法人税等合計 35,252 51,880 四半期純利益 473,949 301,438-5-
(3) 四半期財務諸表に関する注記事項 ( 継続企業の前提に関する注記 ) 該当事項はありません ( 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ) 該当事項はありません ( セグメント情報等 ) Ⅰ 前第 3 四半期累計期間 ( 自平成 25 年 4 月 1 日至平成 25 年 12 月 31 日 ) ( 単位 : 千円 ) 報告セグメント 情報装置事業検査装置事業 計 調整額 ( 注 )1 四半期損益計算書計上額 ( 注 )2 売上高外部顧客への売上高 7,345,435 967,769 8,313,204-8,313,204 セグメント間の内部売上高又は振替高 - - - - - 計 7,345,435 967,769 8,313,204-8,313,204 セグメント利益又は損失 ( ) 563,580 98,218 465,361 418,734 46,626 ( 注 )1. セグメント利益又は損失 ( ) の調整額 418,734 千円は 各報告セグメントに配分していない全社費用 418,734 千円であります 全社費用は 主に報告セグメントに帰属しない管理部門及び研究開発部門に係る 費用であります 2. セグメント利益又は損失 ( ) は 四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております Ⅱ 当第 3 四半期累計期間 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 26 年 12 月 31 日 ) ( 単位 : 千円 ) 報告セグメント 情報装置事業検査装置事業 計 調整額 ( 注 )1 四半期損益計算書計上額 ( 注 )2 売上高外部顧客への売上高 8,617,065 855,642 9,472,708-9,472,708 セグメント間の内部売上高又は振替高 - - - - - 計 8,617,065 855,642 9,472,708-9,472,708 セグメント利益又は損失 ( ) 847,513 230,892 616,620 457,147 159,473 ( 注 )1. セグメント利益又は損失 ( ) の調整額 457,147 千円は 各報告セグメントに配分していない全社費用 457,147 千円であります 全社費用は 主に報告セグメントに帰属しない管理部門及び研究開発部門に係 る費用であります 2. セグメント利益又は損失 ( ) は 四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております -6-