Brocade 300 スイッチ おもな機能 手頃な価格の小規模なSANと拡張機能 エントリレベルSAN 向けの低価格で柔軟性の高い基盤と コア - エッジ型 SAN 環境向けのエッジ スイッチを提供 エネルギー効率が高く 最適化された1Uフォーム ファクターで8Gb/ 秒のパフォーマンスを提供するポートを最大 24 個搭載し もっとも要求の厳しいサーバーおよび仮想サーバーの導入をサポート Brocade EZSwitchSetup ウィザードなどの使いやすいツールで構成と管理を簡素化し Microsoft Simple SANとの互換性を提供 8 16 24ポートまでの8ポート単位のポート オンデマンド方式のスケーラビリティにより シングルスイッチ ファブリックからフルファブリックのエンタープライズ機能まで " ビジネスの成長に合わせた課金方式 " のスケーラビリティを実現 フルファブリックSANスイッチ NPIV 対応のBrocade Access Gatewayの2つの機能を提供することで ファブリックのスケーラビリティを拡大し 管理を簡素化 1 2 4 8Gb/ 秒の自動検出機能とBrocadeおよびBrocade Mシリーズのファブリックとのネイティブな接続性により 既存のデバイスへの投資を保護 4Gb/ 秒のSFPを導入 必要に応じて8Gb/ 秒のSFPへのアップグレードを可能にすることにより 将来の投資を保証 ビジネス データの価値と量が増加するにつれて 企業では 導入と管理が容易で 最小限の停止で拡張と変更が可能なテクノロジー ソリューションが必要とされています オラクルのBrocade 300スイッチは IT 管理インフラストラクチャの簡素化 システム パフォーマンスの向上 仮想サーバーの導入価値を最大限に活用 総合的なストレージ コストの削減を実現するSAN 接続性を 小規模から中規模の企業に提供します 革新的な機能を統合することにより Brocade 300は広範なIT 環境に理想的に対応デプロイの簡素化 8Gb/ 秒のファイバ チャネル対応のBrocade 300スイッチは 新たなSAN 環境だけでなく既存のSAN 環境にも シンプルで手頃な価格のシングルスイッチ ソリューションを提供します デプロイを簡素化するために Brocade 300では EZSwitchSetupウィザードやその他のユーザビリティおよび構成の拡張機能のほか オプションのBrocade Access Gateway 動作モードを提供しています さらに 最高のパフォーマンスとポート オンデマンド方式の拡張機能を提供することにより SANの拡張をサポートし 長期にわたって投資を保護します ビジネスを成長させるため業務効率を向上 Brocade 300は エントリレベルの価格で SANのパフォーマンスと機能を大幅に向上させます 第 6 世代のBrocadeテクノロジーに基づいて Brocade 300は 1 2 4 および8Gb/ 秒のスループットの自動検出と ファブリックの運用を大幅に拡張する機能とを組み合わせています これらの機能は 革新的な設計によって提供されており 1ポートあたり2.5ワット未満の消費電力で抜群の電力効率と冷却効率が実現しています これにより企業は 低コストのデバイス接続性と強力な機能によって 導入しやすい低価格のSANテクノロジーの利点を享受できます さらに ホット コード ロードとアクティベーションにより システム ソフトウェアのアップグレードとメンテナンスが迅速化し メンテナンスへの依存度が低減するため アプリケーションのアップタイムが最大化されます
ビジネスの成長に合わせた課金方式のスケーラビリティ Brocade 300では 革新的なハードウェア機能とソフトウェア機能を統合することで 導入 管理 および広範なIT 環境への統合が容易になっています Brocade 300は 8ポートから16ポートまたは24ポートへと8ポート単位で拡張できるポート オンデマンド方式のスケーラビリティなどの柔軟性の高い機能を備えており 企業は 最初は小規模なストレージ ネットワークから開始し 業務を停止することなく拡張していくことができます さらに 最初に4Gb/ 秒のSFPを導入し 必要に応じて8Gb/ 秒のSFP+ にアップグレードすることもできます 上位 / 下位互換性 Brocade 300は ネイティブE_Port 接続によって既存のBrocadeスイッチとシームレスに運用ができ Brocade Fabric OS(FOS) またはM-Enterprise OS(M-EOS) 1 環境に組み込むことができます さらに Brocade 300では ビジネス要件に応じて さらに大規模なコア-エッジ型ネットワーク アーキテクチャへシームレスに拡張することも可能です 導入を容易にするために Brocade 300は Windows NT UNIX Linux Solaris AIXなどのオペレーティング システムから成る異機種環境だけでなく 仮想サーバー環境にも簡単に統合できます これらの機能により 仮想サーバーの導入 LANフリー バックアップ サーバーとストレージの集約などのSANソリューションに理想的な製品となっています より優れた方法でビジネス業務を改善 SAN 環境のおもな利点の1つは ハードウェア リソースの集約です この集約型アプローチにより 中小規模の組織にとって重要な2つの要件である 業務の効率化とスタッフの生産性向上が実現します 管理すべき物理リソースが減少することによって スタッフは新たなビジネスの拡大への対応や 他の戦略的な構想に取り組むことが可能になります 8Gb/ 秒の高性能ファイバ チャネル機能により データ転送が高速化し データ転送とアプリケーション処理を遅延なく実行できます これにより 企業は分散した電子メール環境などでのストレージ利用率を大幅に改善させることができます さらに SANベースのアーキテクチャにより LANフリー バックアップやより効率的なデータセンター リソース管理が可能になり システム全体のパフォーマンスと生産性が向上します ( 図 1を参照 ) 優れたネットワーク パフォーマンス Brocade 300は すべてのポートが1 2 4 8Gb/ 秒 ( 全二重 ) で動作して優れたパフォーマンスを提供し 最大 408Gb/ 秒の輻輳のないスループットが実現します データ トラフィックの自動検出およびスピード マッチング機能により 従来の1 2 4Gb/ 秒デバイスとの相互接続性が保証されます さらに目標とするパフォーマンスを達成するために Brocade Inter-Switch Link(ISL)Trunkingの機能強化により 2 台のスイッチ間で最大 8 本のISLを1つの論理高速トランクとして結合し 最大 68Gb/ 秒のスループットを達成します 1 Brocade M-EOS ファブリックとは McDATA Enterprise OS が McDATA Fabric モードまたは McDATA Open Fabric モードで動作する McDATA スイッチおよびダイレクタです 2
管理の簡素化 Brocadeスイッチはすべて インテリジェントなBrocade Fabric OSを使用しており 信頼性と拡張性に優れた環境を実現します スイッチ構成の管理には コマンドライン インタフェース Brocade Web Tools ユーティリティ または Brocade Enterprise Fabric Connectivity Manager(EFCM) やFabric Managerなどの広範なSAN 管理ツールを使用できます Brocade 300では USBポートも装備しているため ファームウェアのアップグレードとシステム ログ ファイルのダウンロードが容易になり エラーログの分析と保守性が向上します Brocade 300のセットアップと構成は Brocade EZSwitchSetupウィザードを使用して簡素化されています 3 段階のポイント & クリック プロセスで スイッチの構成 導入および管理が簡単に実行できます 複数スイッチの環境では Brocade Data Center Fabric Manager(DCFM)Professional によって管理が合理化され ファブリック全体の監視が可能になります Brocade 300はMicrosoft Simple SAN に対応しており USBポートも装備しているため ファームウェアのアップグレードとシステム ログ ファイルのダウンロードが容易になり エラーログの分析と保守性が向上します Brocade Adaptive Networkingサービス Brocade 300では ファブリックの接続性を最適化し ミッションクリティカルなアプリケーションに十分な帯域幅を保証するためのツール スイートである Brocade Adaptive Networkingサービスを使用しています 現在 これらのツールには Quality of Service ( QoS ) Ingress Rate Limiting およびTraffic Isolationが含まれています QoSは ゾーンを高 中 低の優先順位に振り分けることにより 輻輳が発生した場合に帯域幅を割り当て 優先順位の高いトラフィックの処理を早め すべてのトラフィックを維持できるようにします Ingress Rate Limitingでは 重要度の低いホストのデータ フローを 事前に設定した帯域幅で制限できます Traffic Isolationは 高帯域幅のデータ フローを特定のISLに割り当てます アドバンスト パフォーマンス モニタリング Brocade 300では Bottleneck Detectionと Top Talkersのほかに アドバンスト パフォーマンス モニタリング機能を備えています これらの高度な機能により ファブリックの接続性を最適化でき ミッションクリティカルなアプリケーションに十分な帯域幅を保証できます Bottleneck Detectionは 特に高度に仮想化されたサーバー環境においてレイテンシやI/Oタイムアウトの原因となる "Slow Drain" ストレージ デバイスを特定し 管理者にアラートを通知します Top Talkersは 特定の物理デバイス接続やネットワーク スイッチ全体で帯域幅の消費量の大きいトラフィックをリアルタイムで測定します ( 個々の仮想マシン別の測定を含みます ) 3
Brocade Access Gatewayモード Brocade 300は フルファブリック スイッチとして または任意のSANに接続性を提供するBrocade Access Gatewayとして導入できます ( デフォルト設定ではスイッチ モード ) Access Gateway モードでは N_Port ID Virtualization (NPIV) スイッチ規格を利用して ファイバ チャネル接続をSANファブリックへの論理デバイスとして表示します NPIV 対応のスイッチおよびダイレクタを通じて Access GatewayモードのBrocade 300は Brocade McDATA または他のSAN ファブリックに接続できます Access Gatewayモードは コマンドライン インタフェース Brocade Web Tools またはBrocade Fabric Managerを使用して簡単に有効化できます Access Gatewayモードのおもな利点は次のとおりです 大規模サーバーや急速に成長するサーバー および仮想サーバー環境の拡張性を向上 ドメインおよび管理タスクの削減により管理を簡素化 フル機能を必要とする ベンダーが混在するSAN 構成に対するファブリックの相互運用性注 :Brocade Access Gatewayモードは 24ポート構成でのみサポートされます 4
図 1.Brocade SAN ベースの統合ソリューションにより データ可用性とリソース使用率が大幅に向上 Brocade 300 スイッチの仕様 システム アーキテクチャファイバ チャネル ポート スイッチ モード ( デフォルト ):24ポート( ポート オンデマンド ライセンスで8ポート単位の拡張 ) 8 16 24ユニバーサル (E F M FL またはN) ポート Access Gatewayのデフォルトのポート マッピング :F_Port 16 個 N_Port 8 個スケーラビリティ 最大 239スイッチのフルファブリック アーキテクチャ検証済みの最大構成 Brocade FOS 単一ファブリック :56ドメイン 19ホップ Brocade M-EOS 単一ファブリック :31ドメイン 3ホップ 必要に応じてさらに大規模なファブリック構成の検証が可能 ( 構成の詳細は BrocadeまたはOracle SANの設計資料を参照 ) パフォーマンス 1.063Gb/ 秒の伝送速度 全二重 2.125Gb/ 秒の伝送速度 全二重 4.25Gb/ 秒の伝送速度 全二重 8.50Gb/ 秒の伝送速度 全二重 1 2 4 8Gb/ 秒のポート速度の自動検出 固定ポート速度にプログラミング可能 ( オプション ) 1 2 4 8Gb/ 秒のポート間スピード マッチング ISLトランキング フレーム ベース トランキングで ISLトランク1つ当たり最大 8 個の8Gb/ 秒のポート ( オプションのライセンスが必要 ) ISLトランク1つ当たり最大 68Gb/ 秒 (8ポート 8.5Gb/ 秒の回線速度 ) ISL 間のDPSによるエクスチェンジベースのロードバランシング機能をFabric OSで提供集約された帯域幅 192Gb/ 秒 :24ポート 8Gb/ 秒 ( データ速度 ) 最大ファブリック レイテンシ 700ナノ秒 ( 競合なし 8Gb/ 秒でカットスルー ルーティング時 ) 最大フレーム サイズ 2,112バイト ペイロードフレーム バッファ 700の動的割当て 1ポートあたり最大 484 サービス クラス クラス2 クラス3 クラスF( スイッチ間フレーム ) 5
ポート タイプ FL_Port F_Port M_Port( ミラー ポート ) E_Port スイッチ タイプベースの自己検出(U_Port) Brocade Access Gatewayモードでのポート タイプ制御 ( オプション ):F_Port およびNPIV 対応のN_Port データ トラフィック タイプ ユニキャスト マルチキャスト (255グループ) ブロードキャストをサポートするファブリック スイッチメディア タイプ 8Gb/ 秒 :Brocadeのホット プラグ対応 Small Form-Factor Pluggable Plus(SFP+) LCコネクタが必要 Short- Wavelength Laser (SWL) 距離は光ファイバ ケーブルとポート速度に依存 4Gb/ 秒 :Brocadeのホット プラグ対応 SFP LCコネクタが必要 4Gb/ 秒 SWL 4Gb/ 秒 Long-Wavelength Laser(LWL) 4Gb/ 秒 Extended Long-Wavelength Laser(ELWL) 距離は光ファイバ ケーブルとポート速度に依存 USB USBポート1 個 ( ファームウェアのダウンロード サポート目的の保存 構成のアップロード / ダウンロードに使用可能 ) ファブリック サービス Simple Name Server(SNS) Registered State Change Notification(RSCN) NTP v3 Reliable Commit Service(RCS) Dynamic Path Selection(DPS) Brocade Advanced Zoning( デフォルト ゾーニング ポート /WW Nゾーニング ブロードキャスト ゾーニング ) NPIV N_Portトランキング FDMI Management Server FSPF ファブリック ウォッチ Extended Fabrics ISLトランキング アドバンスト パフォーマンス モニタリング Adaptive Networking(per-data-flow QoS Ingress Rate Limiting Traffic Isolation Top Talkers ライセンスは異なります ) IPoFC フレーム リダイレクション ポート フェンシング BBクレジット リカバリ注 : 一部のファブリック サービスは Brocade Access Gatewayモードには適用されないか または使用できない場合があります オプション ラックマウント用レール キット ( 固定 スライド ミッドマウント ) 管理管理ソフトウェア Telnet HTTP SNMP v1/v3(fe MIB FC 管理 MIB) 監査 Syslog 変更管理トラッキング EZSwitchSetupウィザード Brocade Advanced Web Tools Brocade EFCM Standard/Enterprise 9.x( オプション ) Brocade Fabric Manager( オプション :FOS 環境のみ ) SMI-S 準拠 SMI-Sスクリプト ツールキット 管理ドメイン 選択アドオン機能の試用ライセンスセキュリティ SSL SSH v2 HTTPS LDAP RADIUS ロールベース アクセス制御(RBAC) DH-CHAP( スイッチとエンド デバイス間 ) Port Binding Switch Binding Secure RPC SecureCopy(SCP) Trusted Switch IPSec IP Filtering 管理アクセス 10/100Ethernet(RJ-45) ファイバ チャネル経由のインバンド管理 シリアル ポート(RJ-45) USB Brocade EFCMおよびBrocade Fabric Managerによるコールホーム統合診断 POSTおよびオンライン / オフライン診断機能を内蔵 (RAStraceロギング 環境モニタリング 無停止のデーモン再起動 FCpingおよび Pathinfo(FCトレースルート ) ポート ミラーリング(SPANポート) など ) 機械仕様エンクロージャサイズシステム重量 ポートのない側からポート側への通気 幅 :42.88cm(16.88インチ) 4.2kg(9.30ポンド )(SFP/SFP+ メディアを 1U 19インチのEIA 準拠 ポート側から 高さ :4.29cm(1.69インチ) 含まず ) 給電 奥行 :30.66cm(12.07インチ) 6
動作環境 温度 振動 動作時 :0 C~+40 C(+32 F~+104 F) 非動作時 :-25 C~+70 C(-13 F~+158 F) 動作時 :0.5G 正弦 0.4grmsランダム 5Hz~500Hz 非動作時 :2.0G 正弦 1.1grmsランダム 5Hz~500Hz 湿度 発熱量 動作時 :10%~85%( 結露なし ) 最大 24ポート構成時 :195BTU/ 時 非動作時 :10%~95%( 結露なし ) 高度 CO2 排出量 動作時 : 最大 3,000m(9,800フィート ) 保存時 : 最大 12km(39,370フィート ) 年間 210kg(16ポートで0.42kg/kWhの場合 ) 年間 1.09kg(1Gb/ 秒あたり ) 衝撃 エアフロー : 動作時 :20G 6ミリ秒 半正弦波 非動作時 : 半正弦波 33G 11ミリ秒 3/eg Axis 最大 23CFM( 立法フィート / 分 ) 標準 18CFM 電源電源プラグ 入力電圧 周波数 消費電力 C13 85VAC~264VAC 標準 標準 48ワット 最大 57ワット 47Hz~63Hz (24ポート 8Gb/ 秒で動作時 ) 保証 Sun 製品に対するオラクルのグローバル保証サポート情報については 次のサイトをご参照ください oracle.com/sun/warranty サービス Sun 製品に対してオラクルが提供しているサービス プログラムについては 次のサイトをご参照ください oracle.com/sun/services Copyright 2008, 2010, Oracle and/or its affiliates.all rights reserved. 本文書は情報提供のみを目的として提供されており ここに記載される内容は予告なく変更されることがあります 本文書は その内容に誤りがないことを保証するものではなく また 口頭による明示的保証や法律による黙示的保証を含め 商品性ないし特定目的適合性に関する黙示的保証および条件などのいかなる保証および条件も提供するものではありません オラクル社は本文書に関するいかなる法的責任も明確に否認し 本文書によって直接的または間接的に確立される契約義務はないものとします 本文書はオラクルの書面による許可を前もって得ることなく いかなる目的のためにも 電子または印刷を含むいかなる形式や手段によっても再作成または送信することはできません Oracle および Java は Oracle およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称はそれぞれの会社の商標です AMD Opteron AMD ロゴおよび AMD Opteron ロゴは Advanced Micro Devices の商標または登録商標です Intel および Intel Xeon は Intel Corporation の商標または登録商標です すべての SPARC 商標はライセンスに基づいて使用される SPARC International, Inc. の商標または登録商標です UNIX は X/Open Company, Ltd. によってライセンス提供された登録商標です 0210 7