1. 化学品及び会社情報 化学品の名称 : 製品番号 : 130221 供給者情報 会社名 : メルクパフォーマンスマテリアルズ株式会社東京都目黒区下目黒 1-8-1 担当部門 : レギュラトリーアフェアーズ e-mail: Regulatory_Inquiries_RA@merckgroup.com 電話番号 : 03-5434-5270 2. 危険有害性の要約 GHS 分類世界調和システム (GHS) によれば危険有害性のある物質または混合物ではない GHS ラベル要素世界調和システム (GHS) によれば危険有害性のある物質または混合物ではない GHS 分類に該当しない他の危険有害性知見なし 3. 組成及び成分情報 化学物質 混合物の区別 : 混合物 化学名 CAS 番号 含有量 [%] 官報公示整理番号 ( 化審法 ) 官報公示整理番号 ( 安衛法 ) 尿素 57-13-6 >= 60 - < 70 2-1732 2-1732 危険有害成分 化学名 含有量 [%] 官報公示整理番号 ( 化審法 ) CAS 番号 クエン酸 >= 1 - < 10 2-1318 77-92-9 4. 応急措置 吸入した場合 : 吸入後は新鮮な空気を吸うこと 1 / 9
皮膚に付着した場合 : 汚染されたすべての衣類を直ちに脱ぐこと 皮膚を流水 / シャワーで洗う こと 眼に入った場合 : 眼に触れた後は多量の水ですすぐこと コンタクトレンズをはずす 飲み込んだ場合 : 飲み込んだ後は水を飲ませる ( 多くても 2 杯 ) 気分が悪い場合は医師 の診察を受ける 急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状 : 毒性症状に関する情報なし 医師に対する特別な注意事項 : 情報無し 5. 火災時の措置 消火剤 : 水泡消火剤炭酸ガス (CO2) 粉末 使ってはならない消火剤 : 本物質 / 混合物に対する消火剤の制限なし 特有の危険有害性 : 可燃性 火災時に有害なガス又は蒸気を生じるおそれがある 火災を助長させるおそれ : 窒素酸化物リン酸化物 特有の消火方法 : ガス / 蒸気 / ミストを水スプレージェットで抑える ( 除去する ) 消火に用いた排水による河川や地下水の汚染を防ぐ 消火を行う者の保護 : 火災時には 自給式呼吸器を着用する 6. 漏出時の措置 人体に対する注意事項 保護具及び緊急時措置 : 救急隊員以外への助言 : 粉じんを吸い込まないこと 危険なエリアから避難し 緊急時手順に従い 専門家に相談のこと緊急事態の対応者へのアドバイス : 保護用装置セクション 8 参照 廃棄物処理についての指示はセクション 13 参照 2 / 9
環境に対する注意事項 : 表流水に流さない 封じ込め及び浄化の方法及び機材 : 排水口をふさぎ 漏出物をポンプなどで回収する 物質の制限があれば順守のこと ( セクション 7 10 参照 ) 乾燥した状態で収集すること 正しく廃棄すること 関係エリアを清掃のこと 粉じんを生じないようにすること 7. 取扱い及び保管上の注意 取扱い 接触回避 : 情報なし 衛生対策 : 汚した衣類は替えること 本物質を扱った後は手を洗うこと 保管 保管状態に関する追加情報 : 密閉のこと 乾燥 混触禁止物質 : 情報なし 8. ばく露防止及び保護措置コンポーネント別作業環境測定パラメータ許容濃度が設定されている物質を含有していない 設備対策 保護具の着用に優先して 作業手順に則した技術的対策や適切な作業手順の設定を講ずること セクション 7 の取扱いの項を参照 保護具呼吸用保護具手の保護具眼の保護具衛生対策保護対策 : 粉じんが生じた際に必要 : 保護手袋 : 保護眼鏡 : 汚した衣類は替えること 本物質を扱った後は手を洗うこと : 取り扱う有害物質の濃度や量に応じて 作業に適した保護衣を着用する 各保護具の化学物質に対する耐性を供給者に確認することが望ましい 3 / 9
9. 物理的及び化学的性質 外観 : 固体 色 : 白色 臭い : 無臭 臭いのしきい ( 閾 ) 値 : 非該当 ph : 6.7 (25 C) 含有量 : 100 grm/l 融点 凝固点 : データなし 沸点 / 沸点範囲 : データなし 引火点 : データなし 蒸発速度 : データなし 燃焼性 ( 固体 気体 ) : データなし 爆発範囲の上限 : データなし 爆発範囲の下限 : データなし 蒸気圧 : データなし 蒸気密度 : データなし 比重 ( 密度 ) : データなし 密度 : データなし 水溶性 : データなし n- オクタノール / 水分配係数 : データなし 自然発火温度 : データなし 分解温度 : データなし 粘度 : データなし 動粘度 : データなし 爆発特性 : 爆発性として分類されていない 酸化特性 : なし 4 / 9
10. 安定性及び反応性 反応性 : 可燃性の有機物質および製剤に概ね該当 : 微細に分布するので 舞 い上がった場合は概ね粉じん爆発が想定される 化学的安定性 : 通常の取扱い条件下では安定である 危険有害反応可能性 : 情報なし 避けるべき条件 : 情報なし 混触危険物質 : 情報なし 危険有害な分解生成物 : 火災時 : セクション 5 参照 11. 有害性情報 急性毒性 製品 : 急性毒性 ( 経口 ) : 症状 : 吐き気, 嘔吐 急性毒性 ( 経口 ) : LD50 ( ラット ): 3,000 mg/kg (RTECS) 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 種 : ウサギ方法 : OECD 試験ガイドライン 404 結果 : 刺激なし 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性製品 : 僅かな刺激 5 / 9
種 : ウサギ結果 : 刺激性あり方法 : OECD 試験ガイドライン 405 生殖細胞変異原性 in vitro での遺伝毒性 : 試験タイプ : Ames 試験 結果 : 陰性 生殖毒性 妊娠に対する影響 : 動物実験で繁殖成績の低下なし 胎児の発育への影響 : 動物実験で催奇形性は示さなかった 詳細情報製品 : 有害性は除外できないが 適切に取り扱えばその可能性は低い 十分な衛生的作業を行い安全規定に従って取扱う 12. 環境影響情報 生態毒性 魚毒性 : LC50 (Leuciscus idus ( コイの一種 )): 440-760 mg/l 曝露時間 : 96 h 備考 : (IUCLID) 6 / 9
ミジンコ等の水生無脊椎動物に対する毒性 : EC5 (Entosiphon sulcatum): 485 mg/l 曝露時間 : 72 h 備考 : EC50 (Daphnia magna ( オオミジンコ )): 約 120 mg/l 曝露時間 : 72 h 備考 : (IUCLID) 藻類に対する毒性 : IC5 (Scenedesmus quadricauda ( 緑藻 )): 640 mg/l 曝露時間 : 7 d 備考 : ( 毒性の最大許容濃度 ) IC5 (Microcystis aeruginosa): 80 mg/l 曝露時間 : 8 d 備考 : ( 毒性の最大許容濃度 ) 細菌に対する毒性 : EC5 (Pseudomonas putida ( シュードモナス プチダ )): > 10,000 mg/l 曝露時間 : 16 h 備考 : ( 毒性の最大許容濃度 ) 残留性 分解性 生分解性 : 結果 : 水から容易に除去される生分解 : 98 % 曝露時間 : 2 d 方法 : OECD 試験ガイドライン 302B GLP: 該当 生化学的酸素要求量 (BOD) : 526 mg/g インキュベーション時間 : 5 d 備考 : (IUCLID) 化学的酸素要求量 (COD) : 728 mg/g 備考 : (IUCLID) 生体蓄積性データなし土壌中の移動性データなしオゾン層への有害性非該当 7 / 9
他の有害影響 製品 : 生態系に関する追加情報 : 濃度次第で リン化合物や硝酸化合物が飲用水の富栄養化に影響 することがある 環境への放出を避ける 13. 廃棄上の注意 廃棄方法 残余廃棄物 : 内容物及び容器は 関連法規及び各自治体の条例等の規制に従 い 産業廃棄物として適切に処理すること 14. 輸送上の注意 国際規定 国連番号 : 非危険物 国連輸送名 : 非危険物 国連分類 : 非危険物 容器等級 : 非危険物 海洋汚染物質 ( 該当 非該当 ) : 非危険物 15. 適用法令 化審法 : 特定化学物質 監視化学物質 優先評価化学物質には該当しない 労働安全衛生法 : 非該当 毒物及び劇物取締法 : 非該当 消防法 8 / 9
: 非該当 化学物質排出把握管理促進法 : 非該当 16. その他の情報 免責条項 記載内容は 現時点で入手できる資料 情報にもとづき 当該製品の安全な取り扱い 使用 処理 保管 輸送 廃棄 漏洩時の処理等のために作成されたものですが 記載されている情報はいかなる保証をするものではなく 品質を特定するものでもありません また この SDS のテ ータはここで指定された物質についてのみのものであり 指定されていない工程での使用や 指定されていない材料と組み合わせた使用に関しては有効ではありません 9 / 9