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Oracle Database クイック インストレーション ガイド 10g リリース 2(10.2)for Microsoft Windows(x64) 部品番号 : B50615-02 2009 年 2 月 このマニュアルでは x64 Windows システムに Oracle Database Client 製品をすばやくインストールする方法を説明します 次の内容について説明します 1. このマニュアルの概要 2. 管理者権限を使用したシステムへのログイン 3. ハードウェア要件の確認 4. ソフトウェア要件の確認 5. Oracle Database ソフトウェアのインストール 6. Oracle Database Companion CD からの製品のインストール 7. インストール後の作業 8. 追加情報 9. ドキュメントのアクセシビリティについて 10. サポートおよびサービス 1 このマニュアルの概要 このマニュアルでは デフォルトのインストール オプションを使用して Oracle Database を新しい Oracle ホームにインストールする方法を説明します このマニュアルで説明するタスクこのマニュアルでは 次のタスクを説明します Oracle Database をサポートするためのシステムの構成 ローカル ファイル システムへの Oracle Database ソフトウェアのインストール データベース ファイルの格納にローカル ファイル システムを使用する汎用 Oracle Database の構成 システムの Oracle Database のパフォーマンスを向上させる Oracle Database Companion CD からのソフトウェアのインストール Copyright 2009, Oracle. All rights reserved. Oracle と Oracle のロゴは Oracle Corporation の登録商標です Oracle Database は Oracle Corporation の商標です 記載されているその他の製品名および社名はその製品および会社を識別する目的にのみ使用されており それぞれ該当する所有者の商標です

正しくインストールされた場合の結果 Oracle Database のインストールに成功すると 次の状態になります 作成したデータベースおよびデフォルトの Oracle Net リスナー プロセスがシステム上で稼働します Oracle Enterprise Manager Database Control および isql*plus が稼働中となり Web ブラウザからアクセスできます Oracle Cluster Synchronization Services(CSS) デーモンの単一ノード バージョンが稼働中となり システムの起動時に自動的に起動するように構成されます このマニュアルで説明しないタスクこのマニュアルでは 次のタスクの実行方法は説明しません すでに Oracle ソフトウェアが存在するシステムへのソフトウェアのインストール Oracle Clusterware および Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) のインストール 自動ストレージ管理 (ASM) のインストール Oracle ホームのクローニング Enterprise Manager の電子メール通知または自動バックアップの有効化 データベース記憶域としての自動ストレージ管理 (ASM) または RAW デバイスなどの代替記憶域の使用 追加インストール情報の入手先このマニュアルで説明されていない情報を含む Oracle Database コンポーネントのインストール方法の詳細は 次のいずれかのマニュアルを参照してください ソフトウェアを単一システムにインストールする場合 または自動ストレージ管理 (ASM) をインストールする場合は Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) を参照してください Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) をインストールする場合は ご使用のプラットフォームの Oracle Database Oracle Clusterware および Oracle Real Application Clusters インストレーション ガイド を参照してください このマニュアルでは Oracle RAC インストールの前提条件である Oracle Clusterware のインストール方法も説明しています 単一インスタンスの Oracle Database インストールを使用して Oracle Clusterware を使用することもできます この 2 つのマニュアルは Oracle Database のインストール メディアに収録されています これらにアクセスするには Web ブラウザを使用して DVD の database ディレクトリにある welcome.htm ファイルを開き Documentation タブを選択します Oracle Database Companion CD コンポーネントのインストール方法の詳細は 次のマニュアルのいずれかを参照してください Oracle Database Companion CD インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) Oracle Database Companion CD クイック インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) これらのマニュアルは Oracle Database のインストール メディアの companion ディレクトリにあります 2

2 管理者権限を使用したシステムへのログイン Administrators グループのメンバーとして Oracle コンポーネントをインストールするコンピュータにログインします プライマリドメインコントローラ (PDC) またはバックアップドメインコントローラ (BDC) にインストールする場合は Domain Administrators グループのメンバーとしてログオンします 3 ハードウェア要件の確認 Oracle Database には 次のハードウェア コンポーネントが必須です 表 1 ハードウェア要件要件物理メモリー (RAM) 仮想メモリーディスク領域ビデオ アダプタプロセッサ 最小値 512MB 以上 2GB 推奨 Windows Vista および Windows Server 2008 の場合 最小限の要件は 1GB RAM 容量の 2 倍 合計 : 2.57GB 詳細は表 2 を参照 256 色 AMD64 または Intel Extended Memory(EM64T) 3.1 ハード ディスク領域の要件 この項では NT File System(NTFS) のファイル システムを使用する Windows プラットフォームのシステム要件を示します Oracle コンポーネントは NTFS にインストールすることをお薦めします NTFS によって Oracle ホームに格納されるデータベース ファイル トレース ファイル インシデント ファイルなどのセキュリティが増します 表 2 に NTFS の領域要件を示します 初期データベースには 720MB のディスク領域が必要です この表の数字には 初期データベースが含まれています 表 2 NTFS のディスク領域要件 C: Program Oracle データ インストール タイプ TEMP 領域 Files Oracle ホーム ファイル * 合計 基本インストール 125MB 100MB 1.3GB 1.05GB 2.57GB 拡張インストール : Enterprise Edition 125MB 100MB 1.3GB * 1.05GB * 2.57GB ** 拡張インストール : Standard Edition 拡張インストール : Personal Edition 125MB 100MB 1.3GB * 1.05GB * 2.57GB ** 125MB 100MB 1.3GB * 1.05GB * 2.57GB ** * ORACLE_BASE ディレクトリ内の admin flash_recovery_area および oradata ディレクトリの内容を参照してください ** このサイズは 選択したインストール オプション ( 言語や追加コンポーネントなど ) によって値が大きくなる場合があります 自動バックアップを有効にして Oracle Database をインストールする場合は データファイル ディスク領域用に少なくとも 2GB を余分に含めてください 3

関連項目 : Oracle Database プラットフォーム ガイド for Microsoft Windows(x64) の NTFS ファイル システムおよび Windows レジストリ権限に関する項 システムがこれらの要件を満たしているかどうかを確認する手順は 次のとおりです 1. 物理 RAM サイズを確認します たとえば Windows 2003 を使用しているコンピュータの場合は Windows の コントロールパネル で システム システム を開き 全般 タブを選択します システムにインストールされている物理 RAM のサイズが必要サイズより小さい場合は 先に進む前にメモリーを増設する必要があります 2. 構成済の仮想メモリーのサイズ ( ページング ファイル サイズ ) を確認します たとえば Windows 2003 を使用しているコンピュータの場合は Windows の コントロールパネル で システム システム を開き 詳細 詳細 タブを選択して パフォーマン パフォーマンス セクションの 設定 設定 をクリックします 次に 詳細 詳細 タブを選択します 仮 仮想メモリ のセクションに仮想メモリーがリストされます 追加の仮想メモリーを構成する方法は 必要に応じてオペレーティング システムのドキュメントを参照してください 3. システムの空きディスク領域の量を確認します たとえば Windows 2003 を使用しているコンピュータの場合は マイコンピュータ を開き Oracle ソフトウェアをインストールするドライブを右クリックして プロパティ プロパティ を選択します 4. temp ディレクトリ内の使用可能なディスク領域の量を確認します これは 空きディスク領域の合計量から インストールする Oracle ソフトウェアに必要な領域量を引いた量に相当します temp ディレクトリで使用可能なディスク領域が 125MB 未満の場合は まず不要なファイルをすべて削除します それでも temp ディスク領域が 125MB 未満である場合は TEMP または TMP 環境変数が別のハード ドライブを指すように設定します たとえば Windows 2003 を使用しているコンピュータの場合は コントロールパネル の システム システム を開き 詳細 詳細 タブを選択して 環境変数 環境変数 をクリックします 4

4 ソフトウェア要件の確認 表 3 に Oracle Database のソフトウェア要件を示します 表 3 要件 ソフトウェア要件 システム アーキテクチャ オペレーティング システム コンパイラ 説明 プロセッサ : AMD64 または Intel Extended Memory(EM64T) 注意 : Oracle Database for Microsoft Windows には 32 ビット (x86) 64 ビット (Itanium) および 64 ビット (x64) のバージョンが用意されています Oracle では 64 ビット Windows(x64) 上の 32 ビット Oracle Database Client を認定しています 詳細は 次の URL の OracleMetaLink にアクセスしてください https://metalink.oracle.com Oracle Database for Windows x64 は 次のオペレーティング システムでサポートされています Windows Server 2003, Standard x64 Edition Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition Windows XP Professional x64 Edition Windows Vista x64, Service Pack 1: Business Enterprise および Ultimate の各エディション Windows Server 2008 x64: Standard Enterprise Datacenter Web Hyper-V が未搭載の Standard Hyper-V が未搭載の Enterprise および Hyper-V が未搭載の Datacenter の各エディションサポートされないオペレーティング システム コンポーネントは Windows Server 2008 x64 Hyper-V および Server Core です Windows Multilingual User Interface Pack は Windows Server 2003 Windows XP Professional Windows Vista および Windows Server 2008 でサポートされています 次のコンポーネントは Windows 2003 Microsoft Platform SDK 以上のコンパイラおよび Intel Compiler 8.1 でサポートされています Oracle C++ Call Interface Oracle Call Interface 外部コールアウト PL/SQL のネイティブ コンパイル Pro*C XDK Pro*COBOL は Net Express 5.0 が稼働している Windows x64 でリリース 10.2.0.4 からサポートされています GNU Compiler Collection(GCC) および Object Oriented COBOL (OOCOBOL) 仕様はサポートされていません ネットワーク プロトコル Oracle Net Foundation レイヤーでは 次の業界標準のネットワーク プロトコルと通信するために Oracle プロトコル サポートが使用されます TCP/IP SSL 付き TCP/IP Named Pipes 5

表 3 ソフトウェア要件 ( 続き ) 要件 Oracle Database Client 説明 10g リリース 2(10.2) より前のリリースの Oracle Database Client から Oracle Database 10g リリース 2(10.2) に接続する場合 次の条件に該当する場合は接続できません Oracle Database Client が Oracle Database 10g リリース 2(10.2) と同じコンピュータ上で実行されている場合 Microsoft Windows ターミナルサービスが Oracle Database Client と同じコンピュータで実行されていない場合 通常 ターミナルサービスは Microsoft Windows 2003 とともにインストールおよび構成されますが Windows XP ではインストールされない場合や有効にならない場合があります Oracle Database Client のバージョンが 8.0 9.0 ~ 9.2.0.6 または 10.1 ~ 10.1.0.3 の場合 Oracle Database Client が管理者で実行されていない場合 この問題を解決するには 最新の Oracle Database ファミリのパッチセット (9.2.0.7 または 10.1.0.4 以上 ) を使用して Oracle Database Client をアップグレードしてください パッチセットは 次に示す URL の OracleMetaLink の Patches and Updates セクションからダウンロードできます https://metalink.oracle.com 5 Oracle Database ソフトウェアのインストール Oracle Database ソフトウェアをインストールする手順は 次のとおりです 注意 : Windows Vista および Windows Server 2008 では コマンド プロンプトの使用に管理者権限が必要です 1. 複数の別名を使用するマルチホーム コンピュータに Oracle Database をインストールする場合は コントロールパネル の システム システム を使用して ORACLE_HOSTNAME システム環境変数を作成します Oracle Database をインストールするコンピュータのホスト名を指すように この変数を設定します 2. Oracle Database インストール メディアを挿入し database ディレクトリにナビゲートします あるいは インストール ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリにナビゲートします サポートされているすべての Windows プラットフォームでは Oracle Database のインストールに同じインストール メディアを使用します 3. setup.exe をダブルクリックし Oracle Universal Installer を起動します 4. ようこそ ウィンドウで 基本インストール 基本インストール または 拡張インストール 拡張インストール を選択し 必要に応じて質問に回答します 関連項目 : 基本および拡張拡張インストール方法の詳細は Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) の第 1 章を参照してください 9 ページの表 4 に示すように その後表示されるウィンドウは 選択したインストール方法によって異なります ウィンドウが表示される順序は 選択したオプションによって決まります 6

5. 次のガイドラインに従ってインストールを完了します 注意 : カスタム インストールを行う場合 ライセンス対象のコンポーネントのみをインストールしてください カスタム インストールを使用して Standard Edition をインストールすることはできません Oracle9i 以下のソフトウェアが入っている既存の Oracle ホームには Oracle Database 10g リリース 2(10.2) ソフトウェアをインストールしないでください Oracle Database 10g リリース 2(10.2) クライアント ソフトウェアをすでに含む Oracle ホーム ディレクトリに Oracle Database 10g リリース 2(10.2) をインストールした場合 リスナーは作成されません リスナーを作成するには インストール後に Oracle Net Configuration Assistant をインストールして実行します Oracle Database の前に Administrator クライアントがインストールされている場合 Oracle Net Configuration Assistant はすでにインストールされています Oracle Universal Installer ウィンドウに表示される手順に従います 追加情報が必要な場合は ヘルプ ヘルプ をクリックします パスワードの入力を求められた場合は 次のガイドラインに従ってください パスワードの長さは 4 ~ 30 文字になるようにします パスワードの文字にはデータベース キャラクタ セットを使用すること アンダースコア (_) ドル記号 ($) およびシャープ記号 (#) を使用できます パスワードの 1 文字目には数字を使用しないこと パスワードにはユーザー名を使用しないこと パスワードには Oracle の予約語を使用しないこと SYS アカウントのパスワードには change_on_install を使用しないこと SYSTEM アカウントのパスワードには manager を使用しないこと SYSMAN アカウントのパスワードには sysman を使用しないこと DBSNMP アカウントのパスワードには dbsnmp を使用しないこと すべてのアカウントに同じパスワードを使用するように選択した場合は change_on_install manager sysman または dbsnmp をパスワードとして使用しないこと パスワードには アルファベット 数字および区切り記号をそれぞれ 1 文字以上使用すること パスワードには welcome account database または user など 単純なワードや明らかなワードを使用しないこと 注意 : 指定したパスワードは忘れないでください Oracle サポート サービスで提供されているパッチを使用する場合を除き Java Runtime Environment(JRE) を変更しないでください Oracle Universal Installer により オラクル社が提供するバージョンの JRE が自動的にインストールされます このバージョンは Oracle Universal Installer およびいくつかの Oracle アシスタントの実行に必要です ソフトウェアのインストール時またはリンク時にエラーが発生した場合 トラブルシューティングに関する情報は Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) の付録 G を参照してください 7

Database Configuration Assistant および Oracle Net Configuration Assistant を対話型モードで実行するインストール タイプを選択した場合 データベースおよびネットワークの構成に関する詳細情報を指定する必要があります Database Configuration Assistant または Oracle Net Configuration Assistant の対話型モードでの使用に不明な点がある場合は 任意のウィンドウで ヘルプ をクリックします 注意 : デフォルト インストールを選択した場合 Database Configuration Assistant および Oracle Net Configuration Assistant は非対話型で実行されます 6. 構成ツールが終了したら 終了 終了 をクリックし はい はい をクリックして Oracle Universal Installer を終了します 7. Oracle Enterprise Manager Database Control で Web ブラウザを開き インストール時に作成したユーザー名とパスワードを入力します SYS SYSTEM または SYSMAN としてログインできます SYS としてログインした場合 SYSDBA として接続する必要があります インストール時にアカウントに指定したパスワードを入力します 8. オプションで インストール プロセス中に作成された一時ファイルを削除する場合は OraInstalldate_time ディレクトリを削除します OraInstalldate_time ディレクトリには 約 45MB のファイルが保持されます このディレクトリは TEMP 環境変数に設定されている場所に作成されます コンピュータを再起動すると OraInstalldate_time ディレクトリも削除されます 9. Oracle Database のインストール後に実行する必要があるインストール後の作業の詳細は Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) の第 4 章を参照してください 8

表 4 画面 Oracle Universal Installer の画面 インストール方法の選択 推奨アクション 次のいずれかを選択して 次へ 次へ をクリックします 基本インストール : 最低限の入力で Oracle Database を簡単にインストールできます この方法では ソフトウェアがインストールされ このウィンドウで指定する情報を使用して 汎用のデータベースがオプションで作成されます 拡張インストール : 異なるアカウントの個別パスワードの作成 特定のタイプの初期データベース ( たとえば トランザクション処理やデータ ウェアハウス システム用 ) の作成 異なる言語グループの使用 電子メール通知の指定など より複雑なインストールを実行できます インストール タイプの選択 ホームの詳細の指定 使用可能な製品コンポーネント 製品固有の前提条件のチェック 既存のデータベースをアップグレードします 構成オプションの選択 Enterprise Edition Standard Edition Personal Edition または カスタム を選択します 次へ 次へ をクリックします インストール先 セクションでデフォルト値を確定するか Oracle コンポーネントをインストールする Oracle ホームの名前とディレクトリ パスを入力します ディレクトリ パスにはスペースを含めないでください 次へ をクリックします インストール タイプとして カスタム カスタム を選択すると このウィンドウが表示されます リストから選択して 次へ 次へ をクリックします 各コンポーネントの詳細は コンポーネント名の上にマウスを置くと表示されます このウィンドウでは インストールに最低限必要な要件をシステムが満たしているかを確認します 次へ 次へ をクリックします 更新可能な以前のバージョンの Oracle Database または自動ストレージ管理がインストールされている場合 このウィンドウが表示されます 自動ストレージ管理を実行中のインプレース データベース インストールの場合は ASM が自動的にアップグレードされます アップグレードする場合は はい はい をクリックし アップグレードしない場合は いいえ いいえ をクリックします はい はい をクリックすると 次に サマリー ウィンドウが表示されます アップグレードの詳細は Oracle Database アップグレード ガイド を参照してください 次のいずれかを選択します データベースの作成 : 汎用 トランザクション処理 トランザクション処理 および データ ウェアハウス タイプを使用してデータベースを作成する場合は このオプションを選択します 詳細 詳細 オプションを選択すると データベース作成の構成オプションを詳細に設定するために Database Configuration Assistant が起動されます 自動ストレージ管理 (ASM) の構成 : 自動ストレージ管理インスタンスのみを作成する場合は このオプションを選択します ASM インスタンスを作成するには ASM SYS パスワードを指定する必要があります このパスワードを指定すると Oracle Universal Installer で ASM ディスク グループを作成できます この Oracle Universal Installer のセッションを完了した後 再度 Oracle Universal Installer を実行し ASM を使用する 1 つ以上の Oracle データベースをインストールおよび構成できます データベース ソフトウェアのみインストール : データベース ソフトウェアのみをインストールして データベースの作成または自動ストレージ管理の構成を行わない場合は このオプションを選択します 9

表 4 Oracle Universal Installer の画面 ( 続き ) 画面 Select ASM Management Option 推奨アクション 構成オプションの選択 ウィンドウから 自動ストレージ管理 自動ストレージ管理 (ASM) の構成 を選択した場合 および Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control をインストールしている場合は このウィンドウが表示されます Grid Control を使用して自動ストレージ管理を管理するかどうかによって はい はい または いいえ いいえ を選択します はい はい を選択した場合は Enterprise Management エージェントのリストから選択します 自動ストレージ管理の構成 データベース構成の選択 構成オプションの選択 ウィンドウから 自動ストレージ管理の構成 自動ストレージ管理の構成 を選択した場合に表示されます ディスク グループ名を入力します ディスク グループ リストに候補ディスクとメンバー ディスクの両方が表示されます 候補の表示 候補の表示 または すべて表示 すべて表示 をクリックし 表示をフィルタ処理できます 次に ディスク グループの冗長性レベルとメンバー ディスクを選択します 冗長性レベルに関しては 次のいずれかを選択します デフォルトは標準の冗長性です 高 : ディスク グループの内容は デフォルトで 3 方向にミラー化されます 高い冗長性のディスク グループを作成するには 少なくとも 3 つの障害グループ (3 つのデバイスの最小値 ) を指定します 標準 : デフォルトでは ディスク グループのデータ ファイルは 2 方向にミラー化され 制御ファイルは 3 方向にミラー化されます 3 方向にミラー化された またはミラー化されていない特定のファイルを作成できます 標準の冗長性のディスク グループを作成するには 2 方向にミラー化するために少なくとも 2 つの障害グループ (2 つのデバイスの最小値 ) を指定します 外部 : ASM では ディスク グループの内容はミラー化されません このオプションを選択するのは 1) 独自のデータ保護を提供する RAID デバイスなどのデバイスがディスク グループに含まれる場合 または 2) 適切なバックアップ計画がすでに機能しているなど データベースがデータに連続してアクセスする必要がない場合です ニーズを満たすのに最適なデータベース構成 ( 汎用目的 トランザクション処理 データ ウェアハウス 詳細 ) を選択します これらの事前に構成されたデータベース タイプの詳細は Oracle Universal Installer または Database Configuration Assistant が提供するオンライン ヘルプを参照してください 次へ をクリックします 6 Oracle Database Companion CD からの製品のインストール Oracle Database Companion CD には Oracle Database のパフォーマンスを向上させたり Oracle Database を補完する製品が含まれています ほとんどのインストールについて Companion CD から Oracle Database 10g 製品をインストールすることをお薦めします 関連項目 : Oracle Database Companion CD インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) Oracle Database Companion CD クイック インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) 10

7 インストール後の作業 Oracle Database のこのリリースについて理解するために 次のタスクを実行することをお薦めします Web ブラウザから Oracle Enterprise Manager Database Control にログインします Oracle Enterprise Manager Database Control は 1 つの Oracle データベースの管理に使用できる Web ベースのアプリケーションです Database Control のデフォルトの URL は次のとおりです http://host.domain:port/em/ ユーザー名 SYSMAN を使用してログインします Oracle Database のインストール時にこのユーザーに対して指定したパスワードを使用します 使用するコンポーネントに応じて 必須およびオプションのインストール後の手順について Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows (x64) の第 4 章を参照してください Oracle Database を使用して起動する方法の詳細は Oracle Database インストレーション ガイド for Microsoft Windows(x64) の第 5 章を参照してください Oracle Enterprise Manager Database Control を使用してデータベースを管理する方法の詳細は Oracle Database 2 日でデータベース管理者 を参照してください このマニュアルは 新しい Oracle DBA を対象としており Oracle Enterprise Manager Database Control を使用して Oracle データベース インストールのあらゆる面を管理する方法を説明します また インストール時に構成しなかった可能性がある 電子メール通知および自動バックアップを使用可能にする方法も説明しています 8 追加情報 この項では 次の内容について説明します 製品のライセンス Oracle サポート サービスへのお問合せ 製品マニュアルの入手方法 製品のライセンスこのメディア パックに含まれている製品は トライアル ライセンス契約に基づき 30 日間 インストールおよび評価できます ただし 30 日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合 プログラム ライセンスをご購入いただく必要があります 関連項目 : Oracle Database ライセンス情報 Oracle サポート サービスへのお問合せ Oracle 製品サポートをご購入いただいた場合 オラクル社カスタマ サポート センターに 年中無休で 24 時間いつでも お問い合せいただけます Oracle 製品サポートの購入方法 またはオラクル社カスタマ サポート センターへの連絡方法の詳細は オラクル社カスタマ サポート センターの Web サイトを参照してください http://www.oracle.com/support/ 11

製品マニュアルの入手方法 Oracle 製品のマニュアルは HTML および Adobe 社 PDF 形式で提供されており 入手方法がいくつかあります メディア パック内のディスク : - プラットフォーム固有のマニュアルは 製品ディスクに含まれています マニュアルにアクセスするには DVD のトップレベル ディレクトリにある welcome.htm ファイルを参照してください Oracle Technology Network の Web サイト : http://www.oracle.com/technology/documentation/ PDF ドキュメントを表示するには 必要に応じて Adobe 社の Web サイトから 無料の Adobe Acrobat Reader をダウンロードしてください http://www.adobe.com/ 9 ドキュメントのアクセシビリティについて オラクル社は 障害のあるお客様にもオラクル社の製品 サービスおよびサポート ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています オラクル社のドキュメントには ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています HTML 形式のドキュメントで用意されており 障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています 標準規格は改善されつつあります オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように 市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は Oracle Accessibility Program の Web サイト http://www.oracle.com/accessibility/ を参照してください ドキュメント内のサンプル コードのアクセシビリティについてスクリーン リーダーは ドキュメント内のサンプル コードを正確に読めない場合があります コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります しかし JAWS は括弧だけの行を読まない場合があります 外部 Web サイトのドキュメントのアクセシビリティについてこのドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しない Web サイトへのリンクが含まれている場合があります オラクル社およびその関連会社は それらの Web サイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません Oracle サポート サービスへの TTY アクセスアメリカ国内では Oracle サポート サービスへ 24 時間年中無休でテキスト電話 (TTY) アクセスが提供されています TTY サポートについては (800)446-2398 にお電話ください アメリカ国外からの場合は +1-407-458-2479 にお電話ください 12

10 サポートおよびサービス 次の各項に 各サービスに接続するための URL を記載します Oracle サポート サービスオラクル製品サポートの購入方法 および Oracle サポート サービスへの連絡方法の詳細は 次の URL を参照してください http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html 製品マニュアル製品のマニュアルは 次の URL にあります http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html 研修およびトレーニング研修に関する情報とスケジュールは 次の URL で入手できます http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3 その他の情報オラクル製品やサービスに関するその他の情報については 次の URL から参照してください http://www.oracle.com/lang/jp/index.html http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 注意 : ドキュメント内に記載されている URL や参照ドキュメントには Oracle Corporation が提供する英語の情報も含まれています 日本語版の情報については 前述の URL を参照してください Oracle Database クイック インストレーション ガイド, 10g リリース 2(10.2)for Microsoft Windows(x64) 部品番号 : B50615-02 Oracle Database Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.2) for Microsoft Windows (x64) 原本部品番号 : B15682-04 Copyright 2009, Oracle.All rights reserved. 制限付権利の説明このプログラム ( ソフトウェアおよびドキュメントを含む ) には オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています このプログラムの使用または開示は オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします 著作権 特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています 独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合 もしくは法律によって規定される場合を除き このプログラムのリバース エンジニアリング 逆アセンブル 逆コンパイル等は禁止されています このドキュメントの情報は 予告なしに変更される場合があります オラクル社およびその関連会社は このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き プログラムを形式 手段 ( 電子的または機械的 ) 目的に関係なく 複製または転用することはできません このプログラムが米国政府機関 もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は 次の注意が適用されます U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.as such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065. このプログラムは 核 航空 大量輸送 医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません このプログラムをかかる目的で使用する際 上述のアプリケーションを安全に使用するために 適切な安全装置 バックアップ 冗長性 (redundancy) その他の対策を講じることは使用者の責任となります 万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます Oracle JD Edwards PeopleSoft Siebel は米国 Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称は 他社の商標の可能性があります このプログラムは 第三者の Web サイトへリンクし 第三者のコンテンツ 製品 サービスへアクセスすることがあります オラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては 一切の責任を負いかねます 当該コンテンツの利用は お客様の責任になります 第三者の製品またはサービスを購入する場合は 第三者と直接の取引となります オラクル社およびその関連会社は 第三者の製品およびサービスの品質 契約の履行 ( 製品またはサービスの提供 保証義務を含む ) に関しては責任を負いかねます また 第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます 13

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