第 3 2 期決算 (2017 年 3 月期 ) 日本情報通信株式会社
貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 百万円 ) 資産の部 負債の部 流動資産 13,610 流動負債 5,084 現金 預金 349 買掛金 3,110 売掛金 6,045 短期借入金 60 有価証券 4,700 未払金 498 商品 仕掛品 862 未払費用 254 前払費用 768 未払法人税等 143 短期貸付金 500 未払消費税等 5 繰延税金資産 209 前受収益 892 その他 175 受注損失引当金 28 貸倒引当金 0 その他 91 固定資産 3,982 固定負債 3,197 有形固定資産 854 退職給付引当金 3,088 建物附属設備 237 役員退職慰労引当金 57 器具 備品 532 その他 52 建設仮勘定 38 その他 45 負債合計 8,281 無形固定資産 1,659 ソフトウェア 1,463 純資産の部 ソフトウェア仮勘定 194 株主資本 9,311 その他 1 資本金 4,000 投資その他の資産 1,468 利益剰余金 5,311 投資有価証券 4 利益準備金 248 関係会社株式 172 その他利益剰余金 5,063 長期前払費用 31 繰越利益剰余金 5,063 敷金 157 繰延税金資産 1,083 その他 20 純資産合計 9,311 資産合計 17,593 負債 純資産合計 17,593 1
損益計算書 自 : 平成 28 年 4 月 1 日 至 : 平成 29 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 科 目 金 額 売上高 28,515 売上原価 23,514 売上総利益 5,001 販売費及び一般管理費 4,449 営業利益 552 営業外収益 受取利息及び配当金 216 その他 5 221 営業外費用 支払手数料 8 その他 2 11 経常利益 762 税引前当期純利益 762 法人税 住民税及び事業税 120 法人税等調整額 65 185 当期純利益 577 2
個別注記表 自 : 平成 28 年 4 月 1 日至 : 平成 29 年 3 月 31 日 1. 重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 関係会社株式 移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの 時価のないもの 事業年度末日の市場価格等に基づく時価法 ( 評価差額は全部純資産直入法により処理し 売却原価は移動平均法により算定 ) 移動平均法による原価法 (2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法 商品 仕掛品 移動平均法による原価法 ( 貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定 ) 個別法による原価法 ( 貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定 ) (3) 固定資産の減価償却方法 有形固定資産 ( リース資産を除く ) 定額法 無形固定資産定額法 ( リース資産を除く ) 自社利用のソフトウェアについては社内における利用可能期間 (5 年 ) に基づく定額法によっています サービス提供目的固定資産については均等償却しております リース資産 所有権移転外ファイナンス リース取引に係るリース資産について リース期間を耐用年数とし 残存価額を零とする定額法を採用しております (4) 引当金の計上基準 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため 一般債権については貸倒実績率により 貸倒懸念債権等 特定の債権については個別に回収可能性を検討し 回収不能見込額を計上しております 3
受注損失引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 受注契約に係る将来損失に備えるため 当期末における手持受注案件のうち 損失発生の可能性が高く かつ その金額を合理的に見積もることが可能な案件の損失見積額を受注損失引当金として計上しております 従業員の退職給付に備えるため 当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき 計上しています なお 過去勤務費用は その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数 (10 年 ) による定額法により 発生時から費用処理しております また 数理計算上の差異は その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数 (10 年 ) による定額法により 発生の翌事業年度より費用処理しております 役員の退職慰労金の支出に備えて内規による当期末退職慰労金要支給額を計上しております (5) 収益及び費用の計上基準 完成工事高及び完成工事原価の計上基準 当期末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事契約については工事進行基準を適用し その他の工事契約については 工事完成基準を適用しております なお 工事進行基準を適用する工事の当期末における進捗度の見積りは 原価比例法によっております (6) 消費税等の会計処理 税抜き方式を採用しております 2. 会計方針の変更に関する注記 ( 有形固定資産の減価償却方法の変更 ) 当社は 有形固定資産の減価償却方法について 一部の資産は定率法を採用しておりましたが 当事業年度より全ての資産について定額法に変更しております クラウドや保守ビジネス等 将来的に安定的な収益を得るサービス領域での重要性が増している状況において より適正な期間損益計算の観点から 有形固定資産の減価償却方法について検討した結果 当社の有形固定資産はその耐用年数にわたって安定的に稼動することが見込まれることから 使用期間にわたり費用を均等に負担させることが より適切に事業の実態を反映する合理的な方法であると判断したものです なお この変更による損益に与える影響は軽微であります 3. 追加情報に関する注記 ( 繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用 ) 繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針 ( 企業会計基準適用指針第 26 号平成 28 年 3 月 28 日 ) を当事業年度から適用しております 4
4. 貸借対照表に関する注記 (1) 有形固定資産の減価償却累計額は1,519 百万円であります (2) 減損損失累計額は建物附属設備及び器具 備品に対する41 百万円であります (3) 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務は次のとおりです 短期債権短期債務 1,246 百万円 1,560 百万円 5. 損益計算書に関する注記 (1) 関係会社との取引 営業取引による取引高 売上高仕入高販売費及び一般管理費 2,143 百万円 11,098 百万円 38 百万円 営業取引以外の取引による取引高 受取利息受取配当 6 百万円 209 百万円 6. 税効果会計に関する注記 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産退職給付引当金減価償却超過額その他繰延税金資産小計評価性引当額繰延税金資産合計 947 百万円 77 百万円 292 百万円 1,316 百万円 4 百万円 1,312 百万円 繰延税金負債 売上原価追加計上額 繰延税金負債合計 20 百万円 20 百万円 繰延税金資産の純額 1,292 百万円 5
7. リースにより使用する固定資産に関する注記 貸借対照表に計上している固定資産のほか 社内システム用電子計算機器設備等の一部については所有権移転外ファイナンス リース契約により使用しております 8. 金融商品に関する注記 (1) 金融商品の状況に関する事項 資金運用については短期的な預金等に限定し 銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております 売掛金に係る顧客の信用リスクは 与信管理規定に沿ってリスク低減を図っております 有価証券は譲渡性預金であります 短期貸付金は子会社であるエヌアイシー ハ ートナース への運転資金貸付です 投資有価証券及び関係会社株式は主に子会社 ( エヌアイシー ネットシステム エヌアイシー ソフト エヌアイシー ハ ートナース ) に対するものであり 四半期ごとの業績 財政状態の報告を受けることとしております 買掛金は そのほとんどが 1 年以内の支払期日です また 決済時において流動性リスクに晒されますが 毎月資金計画を見直す等の方法により そのリスクを回避しております (2) 金融商品の時価等に関する事項 平成 29 年 3 月 31 日における貸借対照表計上額 時価及びこれらの差額ついては以下の とおりであります ( 単位 : 百万円 ) 貸借対照表計上額 時価 差額 1 現金 預金 349 349-2 売掛金 6,045 6,045-3 有価証券 4,700 4,700-4 短期貸付金 500 500-5 買掛金 (3,110) (3,110) - 6 未払金 (498) (498) - 7 未払費用 (254) (254) - ( 注 1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項 1 現金 預金 2 売掛金 3 有価証券 4 短期貸付金 5 買掛金 6 未払金 7 未払費用これらは短期間で決済されるため 時価は帳簿価額にほぼ等しいことから 当該帳簿価額によっております ( 注 2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 区分貸借対照表計上額 投資有価証券 4 関係会社株式 172 市場価格がなく かつ 将来キャッシュ フローを見積るには過大なコストを要すると見込まれます 従って 時価を把握することが極めて困難と認められるため 算定しておりません ( 注 3) 負債で計上されているものについては ( ) で表示しております 6
9. 関連当事者との取引に関する注記 ( 単位 : 百万円 ) 属性会社等の名称 議決権等の 所有割合 (%) 関連当事者 との関係 取引の内容取引金額科目期末残高 仕入 6,512 買掛金 1,211 子会社 エヌアイシー ハ ートナース 株式会社 所有直接 100 役員の兼職資金の援助 固定資産の購入 200 未払金 12 資金の貸付資金の回収 1,650 1,850 短期貸付金 500 その他の関係会社 日本アイ ヒ ー エム株式会社 被所有直接 50 役員の兼職売上 1,863 売掛金 475 その他の関係会社の子会社その他の関係会社の子会社 エヌ ティ ティ コムウェア株式会社エヌ ティ ティ コミュニケーションス 株式会社 なし役員の兼職売上 3,401 売掛金 367 なし システム開発の受託等 売上 2,354 売掛金 370 取引条件及び取引条件の決定方針等 ( 注 1) 当社と関連当事者以外の会社との取引と同様に 取引規模等を総合的に勘案し交渉の上決定しております ( 注 2) 取引金額には消費税を含めておりません 期末残高には消費税を含めております 10.1 株当たり情報に関する注記 (1)1 株当たり純資産額 116,393 円 14 銭 (2)1 株当たり当期純利益 7,216 円 52 銭 11. その他の注記 記載金額は 百万円未満を切り捨てて表示しております 7