今すぐできる! 節電ポイント集 平成 24 年 5 月 30 日 関西電力株式会社奈良支店
目 次 1. 建物 ( 窓 扉 ) の節電ポイント 1 7. 事務用機器の節電ポイント 13 2. 照明設備の節電ポイント 2 ~ 4 8. 昇降設備の節電ポイント 14 3. 空調設備の節電ポイント 5 ~ 7 9. その他の節電ポイント 15 4. 熱源 熱搬送設備の節電ポイント 8 ~ 10 10. 生産設備の節電ポイント 16 5. 換気設備の節電ポイント 11 11. コンプレッサー設備の節電ポイント 17 19 ~ 6. 厨房設備の節電ポイント 12
1. 建物 ( 窓 扉 ) の節電ポイント 1~2 1 1 夏季日射対策の実施 日射対策を実施することにより 窓ガラスからの熱の侵入を減尐させて空調負荷を軽減する 2 冷気 暖気の流出防止 搬入口 バックヤードの扉を確実に閉め 空調負荷の増加を防止する 現状 対策後 ブラインドなど 空調負荷 大 節電効果目安 オフィスビル 医療機関 3% 1% 太陽光 冷房効果アップ 日射対策例 遮熱反射フィルム ブラインド ひさし すだれなど 冷気を逃さないように! ショッピングセンターバックヤード写真図 ( 注 )% は 節電効果を示す目安であり 新成長戦略実現会議 今夏の電力需給対策資料 (H24 年 5 月経済産業省 ) に示されている値で 建物全体に対する節電効果を示す なお 当該節電効果は小口需要家 (500kW 未満 ) を対象とした値である
2. 照明設備の節電ポイント 1~3 2 1 執務室エリア等の照明の間引き 執務室エリア 店舗等の照明を JIS 照度基準を考慮し可能な範囲で間引きする 2 空室 不在時等のこまめな消灯 点灯及び消灯の基準を作成し 空室 不在時等の消灯をこまめに実施する 不在時は消灯 3 昼休み時間の消灯 節電効果目安 オフィスビル 卸 小売業 食品スーハ ー 医療機関 13% 13% 11% 4% 事務所等の営業形態を考慮し 昼休み時間の消灯 部分点灯を実施する 執務時間 休憩時間 ( 注 )% は 節電効果を示す目安であり 新成長戦略実現会議 今夏の電力需給対策資料 (H24 年 5 月経済産業省 ) に示されている値で 建物全体に対する節電効果を示す なお 当該節電効果は小口需要家 (500kW 未満 ) を対象とした値である
2. 照明設備の節電ポイント 4~7 3 4 照明スイッチに点灯範囲を表示 無駄な点灯 消し忘れを防止するため 点灯範囲を把握し 使用者が認識できるようスイッチに点灯エリアを表示する 6 外光等の点灯時間の季節別管理 屋外照明 ( 屋外灯 駐車場灯 看板灯 ) は 季節に応じた点灯時間の管理を行う 5 採光を利用した消灯 日中は外光により十分な明るさが確保できる場合がある 採光のある時間帯は積極的に採光を利用し 消灯を実施する 夜間 日中 7 ランプ等の定期的な清掃 交換 ランプ 反射板の清掃 定期的なランプ交換により 過剰照明の消灯につなげる 清掃前 清掃後 明るくなった分 間引き消灯することで節電!
2. 照明設備の節電ポイント ( 参考 ) 4 照度に関する基準 照明の間引き等による照度と JIS 照度基準 1JIS 照度基準 (JIS Z9110-2011) 事務室推奨照度 :750 ルクス照度範囲 :1000~500 ルクス ( その他詳細は別紙参照 ) 2 労働安全衛生規則 ( 第四章採光及び照明 ) ( 照度 ) 第六百四条事業者は 労働者を常時就業させる場所の作業面の照度を 次の表の上欄に掲げる作業の区分に応じて 同表の下欄に掲げる基準に適合させなければならない ただし 感光材料を取り扱う作業場 坑内の作業場その他特殊な作業を行なう作業場については この限りでない 間引きの考え方 1 最低照度を確保する ( 安全面や快適性を損なわない範囲で最低照度を決める ) 2 ベース照明 ( 最低照度以上 )+ 必要に応じてタスクライト ( 卓上 LED 照明等 ) タスク アンビエント照明 全般照明とタスク照明を併用した照明方式 作業の区分精密な作業普通の作業粗な作業 基準三百ルクス以上百五十ルクス以上七十ルクス以上 ベース照明を低くしたオフィスの事例 ベース照明 300 ルクス + タスクライト ( 全席 )300 ルクス = タスク上 600 ルクス (2002 年竣工ビル ) ベース照明は調光で 450 ルクス ( 標準 750 ルクス ) 震災後調光で 250 ルクス +LED タスクライト JIS Z9110-2011 領域 作業又は活動の種類 推奨照度照度範囲領域 作業又は活動の種類推奨照度照度範囲 設計 製図 750 1000 ~ 500 倉庫 100 150 ~ 75 キーボード操作 計算 500 750 ~ 300 更衣室 200 300 ~ 150 事務室 750 1000 ~ 500 便所 洗面所 200 300 ~ 150 電子計算機室 500 750 ~ 300 電気室 機械室 電気 機械室 集中監視室 制御室 500 750 ~ 300 などの配電盤及び計器盤 200 300 ~ 150 受付 300 500 ~ 200 階段 150 200 ~ 100 会議室 集会室 500 750 ~ 300 廊下 エレベータ 100 150 ~ 75 宿直室 300 500 ~ 200 玄関ホール ( 昼間 ) 750 1000 ~ 500 食堂 300 500 ~ 200 玄関ホール ( 夜間 ) 玄関 ( 車寄せ ) 100 150 ~ 75 書庫 200 300 ~ 150
3. 空調設備の節電ポイント 1~5 5 26 28 3 空室 不在時等の空調停止 誰もいないのに冷暖房 長期休暇 休日 1 冷暖房温度の変更 空調の室内温度 湿度を季節によって調整する 政府推奨温度夏季冷房設定温度 28 冬季暖房温設定度 20 節電効果目安 オフィスビル卸 小売業食品スーハ ーホテル 旅館飲食店工場 空室 不在時等こまめに空調停止するようスイッチ操作の基準を作成掲示し 空調停止をこまめに実施する 4 部屋 場所の用途に応じた温度設定 空調場所 室の用途に応じた適切な空調温度に設定し 無駄な空調を防止する 4%(+2 ) 4%(+2 ) 1%(+2 ) 1%(+2 ) 8%(+2 ) 6%(+2 ) ( 注 )% は 節電効果を示す目安であり 新成長戦略実現会議 今夏の電力需給対策資料 (H24 年 5 月経済産業省 ) に示されている値で 民生関係 ( 飲食店を除く ) は建物全体に対する節電効果を示し 産業関係 ( 工場 ) および飲食店は 機械 設備毎の節電効果を示す 5 温度計等による室温の把握と調整 2 空調機スイッチに空調範囲を表示 使用者が空調機の吹出し範囲を確認できるようスイッチに 空調エリアを表示し 無駄な空調 停止忘れを防止する 温度計等を活用し 実温度と設定温度の差が あれば設定を変更し 目標温度に維持する
3 空調設備の節電ポイント⑥ ⑨ ⑥ 外気導入量の適正化 ⑦ 予熱 予冷時の外気導入の停止 事務所などでは 室内の換気(外気取入れ)の目的 は 主に在席人員の呼吸のための新鮮空気の取入 れであり 在室者が尐ない場合は 外気の取入れを 減らす 具体的には 外気取入れダクトの開度を調節すること になり 外気負荷が大きい夏 冬には外気の取入れ量 を最小とし 中間期には空調機を停止して換気のみと し 多めの外気を取り入れることが一般的である 現 状 朝 空調を稼動させる際 外気を取入れると余計な時間 負荷 がかかる 空調起動時には室内に在席者が居ないことが通常であり 室温が設定値に達し業務が始まるまで外気の取入れを制 限する ⑧ 予熱利用による運転時間の短縮 外気取入れ量は CO2の濃度監視で 1,000ppmを超えない範囲で調整 空調の停止は 予熱を利用し終業時刻より早めに停止 する できれば終業時刻より15分 30分早めに停止する 改善案 外気の適正化 室内 入 冷房負荷大 出 冷 房 空調機 外 気 高 温 量 大 6 室内 入 冷房負荷小 出 冷 房 空調機 外 気 高 温 量 小 ⑨ 分散起動 真夏は朝の涼しい時間帯から順次起動したり 分散起 動することにより 立ち上り時のピーク電力の上昇を抑制 する
3. 空調設備の節電ポイント 10~12 7 10 中間期における外気冷房の実施 中間期は外気によって自然冷房を行う 一般的に外気量を必要最小限にして空調管理するが 外気温度が室温より低い場合は 外気の取り入れ量を増加する 冷房時の空調吹き出し温度は概ね 15 前後であり 内部発熱の多いビル等は気温が 15 以下に下がった時期から外気を取り入れて冷房する 11 ナイトパージ 夏季 夜間や早朝の冷気を取り入れ 館内の熱気を除去する 早朝の冷気で館内をプレ冷却することにより冷房負荷を削減する 現状 改善案 12 空調フィルターの清掃 室内 冷房負荷大 冷房 入 出 外気量小 室内 冷房負荷小 冷房 入 出 外気量大 空調機のフィルターを定期的に清掃し 通過抵抗を減らすことで搬送動力を低減する 空調機 空調機
4. 熱源 熱搬送設備の節電ポイント 1~3 8 1 室外機の運転環境整備 -1 室外機の近くに障壁あるいは障害物がある場合は 室外機との間に適正なスペースを確保し 室外機周辺の冷却効果を高める 2 室外機の運転環境整備 -2 空調機の消費電力は 外気温度が上がれば冷房効率の低下で消費電力が増加する 屋外にむき出しに放置されている室外機は 直射日光により太陽熱を吸収して運転に負担がかかる 室外機に よしず 等を設置し 直射日光を避けて冷却効果を高める 節電効果目安 :10% 工場の空調機器毎の消費電力に対する節電効果想定割合を示す ( 注 )% は 節電効果を示す目安であり 新成長戦略実現会議 今夏の電力需給対策資料 (H24 年 5 月経済産業省 ) に示されている値で 産業関係 ( 工場 ) における機械 設備毎の節電効果を示す 3 室外機の水噴霧による効率向上 室外機に水噴霧装置を取付け 冷房時に水噴霧し 消費電力の低減と冷房能力を向上させる 空調室外機散水 ( 例 ) 水噴霧装置 出典 : 京都熱学カタログより ( 注 ) 水噴霧を推奨していないメーカーもあるため 事前にメーカーに相談が必要 水噴霧
4 熱源 熱搬送設備の節電ポイント④ ⑥ 9 ④ 冷水出口温度設定値の変更 セントラル 空調や熱源設備の能力は 一般的に安全率や将来負荷増を見込んで 設計されることが多く 熱源機の冷凍能力に余力がある場合 冷水温度 設定値を高めに設定することで圧縮動力を削減する 冷水温度を7 9 へ上げると 冷凍機の所要動力は8 減尐する 出典 空気調和 衛生工学便覧 年間を通して一定の冷水温度 7 を製造 運用変更前 9 冷房負荷小 ⑤ 冷却水温度設定値の変更 冷凍機は冷却水温度が低くなるほど効率がよくなる そのため 冷房軽負荷や冬季 中間期でも冷房要求がある場合 冷房 ピーク時以外は冷却水温度設定を下げる ⑥ 冷温水量の変更 冷暖房負荷は季節等によって変化する 冷温水流量が過剰(往還の温度差が小さい)と判断される場合に その 流量を調整することによって冷温水の搬送動力を節減する 温度差は標準的に5 が目安 7 運用変更後 中間期においては冷房負荷が夏季に 比べて小さいため 冷水出口温度を 上げることで熱源機の効率向上 11 冷房負荷小 9 冷房負荷に応じて 温度設定変更
4 熱源 熱搬送設備の節電ポイント⑦⑧ 10 ⑦ 冷温水 冷却水ポンプの制御性検討 冷温水 冷却水ポンプの台数制御やインバータ制御は 自動制御により冷暖房負荷にほぼ比例したポンプ運転 台数の増減 または回転数の増減制御が行われている しかし 実際には制御コントローラの調整不備や空調機の運転方法変更 システム 熱源 搬送 空調各設備 バランス不整合等により 適正制御となっていない場合がある これらの自動制御設定の適正化調整により 冷温水流量と揚程を最小限にする 快適 暑い 空調負荷 大 寒い 空調負荷 大 空調負荷 小 冷凍機 冷凍機 空調負荷 小 ポンプ ポンプ 負荷に応じ調整 適切な流量に調整 インバータ ⑧ 中央熱源機器等の定期点検の実施 空調や熱源設備の能力は 熱源機器 空調機器 ポンプ ファン 配管等について効率を維持するため 定期的に清掃 保守点検を実施する
5. 換気設備の節電ポイント 11 1 換気フィルターの清掃 点検 フィルターの汚れによる目詰まりは圧力損失が大きく 風量の低下やファン動力が増大する 簡易にできるフィルター清掃等定期的な保守点検の実施により 送風ファン動力の削減と熱交換効率向上させる 2 屋内駐車場換気の不要時間の停止 屋内式の駐車場は 駐車場法により内部空間の空気を 1 時間につき 10 回以上外気と交換する能力を有する換気装置の設置が義務付けられている しかし現実には 駐車台数ならびに車の移動回数が尐ない場合 全風量で換気装置を稼動させると過剰な換気になっている 屋内駐車場の換気時間を把握し 換気不要時間帯における換気設備を停止する (CO や CO 2 センサーにより 基準濃度に応じた換気をするよう管理する ) 吸気ファン B1F CO 2 濃度に関係なく給排気ファンは一定運転 ( 外気 ) ( 排気 ) 排気ファン 排気ファン B2F 吸気ファン リレー出力 ON OFF 屋内駐車場 CO センサー (CO 2 センサー ) 屋内駐車場
6. 厨房設備の節電ポイント 12 2 冷蔵庫の効率低下抑制 冷凍冷蔵庫の詰め過ぎを止め 庫内整理を行う 3 冷蔵庫の冷気漏れ抑制 業務用冷蔵庫のドア開閉時間を低減する 営業時間外の業務用冷蔵庫の冷気流出防止ビニールカーテンを設置する 1 待機電力のカット 4 冷凍 冷蔵庫の台数限定他 使用していない調理機器のプラグを抜く OFF! 業務用冷凍 冷蔵庫の台数を限定する ショーケース照明を消灯する
7. 事務用機器の節電ポイント 13 1 事務用機器を省エネモードに設定 SAVE コピー機 プリンター ファクシミリ等に省エネモードの設定がある場合は その設定を実施する 3 個人用端末の不要離席時の停止 2 事務用機器を業務終了後に停止 OFF OFF コピー機 プリンターについては 業務終了時に速やかに停止する 個人用パソコン等は 離席時等の不使用時 (1 時間 45 分以上 ) 待機電力削減のため電源を切ることを徹底する
8. 昇降設備の節電ポイント 14 1 昇降機の運転台数削減 エレベータやエスカレータが複数台ある場合 利用の尐ない時間帯には 稼働台数を減らす ~ 移動にはできるだけ階段を利用する ~ < 利用の多いとき > 平日朝の出勤時等 < 利用の尐ないとき > 夜間 休日等 近隣階や低層階への移動はエレベーター エスカレーターを使用せず階段を利用する 待ち時間の短縮 健康増進にも役立つ 1 2 3 1 2 3 休止中 運転台数を減らしても利用はスムーズ
9. その他の節電ポイント 15 1 温水洗浄便座のヒータOFF 夏季は温水洗浄便座の便座ならびに温水ヒータの電源を OFFに設定する 冬季にヒータ電源を ON で使用される場合 ふたを開けっ放しにしない 省エネモードが搭載されていれば 積極的に活用する 2 節水にもご協力下さい 節水にご協力いただけると 上下水道施設の節電につながります ( 水を運ぶポンプの節電 水をきれいにする装置の節電 )
10. 生産設備の節電ポイント 16 1 運転方法ルール化と不使用時停止 立ち上がりが早く使用直前まで電源オフでもよいのがあるため 機器の特性に応じて可能な限り不使用時は停止する 2 高効率な台数での生産設備の運転 複数台数の生産設備が設置されている場合 最も効率的な運転台数での運転を実施する 3 効率の良い機器を優先的に使用 同種の機器が複数ある場合には 効率のよい機器から優先的な運転を実施する ( 交互運転 効率優先運転 ) 4 生産設備の稼動シフト バッチ処理工程を早朝や夜間にシフトする 連続処理工程を昼間から夜間にシフトする 5 生産設備の稼動シフト 使用電力の平準化のため 機器の起動順序 運転時間 運転方法の変更を検討する ( 最大電力抑制 )
11. コンプレッサーの節電ポイント 1 17 1 空気系統のエア漏れ確認 配管 バルブ等 圧縮空気系統からの空気漏れによる損失の低減のため 空気漏れの点検を実施する 対策前吸気 バルブ 圧縮空気使用先 ポイント コンプレッサ系統の空気漏洩は 工場が稼動していない夜間 休日等に 規定圧力到達後コンプレッサを停止させ 一定時間における空気圧力低下を確認することにより判定可能 コンプレッサ 空気レシーバ フランジ コンプレッサーや配管からのフランジ バルブ 配管から空気が漏洩しコンプレッサーに無駄なエネルギー消費 対策後吸気 バルブ フランジ 圧縮空気使用先 - 参考 - 空気漏洩しやすい場所 ( コンプレッサー本体 ) グランド部 摺動部 フランジ等の接合部 弁 コンプレッサ 空気レシーバ空気漏洩をなくすことで 無駄なエネルギーを削減 ( 弁 ) 接続部 ( 溶接箇所 フランジ ネジ接合 ) 弁シート部及び弁グランド部 腐食による減肉 穴あき
動力比 11. コンプレッサーの節電ポイント 2 18 2 コンプレッサ吐出圧力の適正化 供給される側の機器の最低必要圧力に応じた適正な吐出圧力に調整する ( 省エネ対策 ) コンプレッサー吐出圧力を 0.1MPa 低減する (7~10% 動力低減 ) 変更前 コンプレッサーの吐出圧力と消費動力の関係 コンプレッサー 圧縮空気 吐出圧力高 (0.8MPa) 140% 120% 吐出圧力が高い場合 動力は大きくなるため消費電力大 100% 80% 60% 変更後 40% 圧縮空気 20% 吐出圧力を下げることにより動力を削減して省エネ コンプレッサー 吐出圧力低 (0.7MPa) 0% 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 吐出圧力 (MPa-abs)
11. コンプレッサーの節電ポイント 3 19 3 コンプレッサ運転台数の適正化 複数台のコンプレッサが設置されている場合は 負荷に対して最も尐ない運転台数での運転が理想である 運転台数管理が可能な台数制御装置の導入により消費電力量を削減する 改善内容 圧縮空気の負荷変動に応じて 最適なコンプレッサ運転台数を自動的に決定するシステムを採用 センサーで正確な圧力を検出し 供給圧力の設定変更が簡単にできるシステム構築 ( 台数制御装置 ) 圧力センサー 圧縮空気 No.1 コンプレッサ No.2 コンプレッサ No.3 コンプレッサ 圧力検知 供給圧力設定 0.7~0.6MPa 制御盤 ( 個別運転 停止 ) 最適運転台数自動表示