S1V50300 評価キット NEWCASTLE 版 Rev.1.00
評価ボード キット 開発ツールご使用上の注意事項 1. 本評価ボード キット 開発ツールは お客様での技術的評価 動作の確認および開発のみに用いられることを想定し設計されています それらの技術評価 開発等の目的以外には使用しないで下さい 本品は 完成品に対する設計品質に適合していません 2. 本評価ボード キット 開発ツールは 電子エンジニア向けであり 消費者向け製品ではありません お客様において 適切な使用と安全に配慮願います 弊社は 本品を用いることで発生する損害や火災に対し いかなる責も負いかねます 通常の使用においても 異常がある場合は使用を中止して下さい 3. 本評価ボード キット 開発ツールに用いられる部品は 予告無く変更されることがあります 本資料のご使用につきましては 次の点にご留意願います 本資料の内容については 予告無く変更することがあります 1. 本資料の一部 または全部を弊社に無断で転載 または 複製など他の目的に使用することは堅くお断りいたします 2. 本資料に掲載される応用回路 プログラム 使用方法等はあくまでも参考情報であり これらに起因する第三者の知的財産権およびその他の権利侵害あるいは損害の発生に対し 弊社はいかなる保証を行うものではありません また 本資料によって第三者または弊社の知的財産権およびその他の権利の実施権の許諾を行うものではありません 3. 特性値の数値の大小は 数直線上の大小関係で表しています 4. 製品および弊社が提供する技術を輸出等するにあたっては 外国為替および外国貿易法 を遵守し 当該法令の定める手続きが必要です 大量破壊兵器の開発等およびその他の軍事用途に使用する目的をもって製品および弊社が提供する技術を費消 再販売または輸出等しないでください 5. 本資料に掲載されている製品は 生命維持装置その他 きわめて高い信頼性が要求される用途を前提としていません よって 弊社は本 ( 当該 ) 製品をこれらの用途に用いた場合のいかなる責任についても負いかねます 6. 本資料に掲載されている会社名 商品名は 各社の商標または登録商標です SEIKO EPSON CORPORATION 2014, All rights reserved.
目次 1. 概要... 1 2. 評価ボードの構成... 2 3. ボードの接続... 3 4. S5U1V50300E0000(NEWCASTLE) の設定... 5 4.1 ジャンパーの設定... 5 4.2 DIP スイッチの設定... 6 5. 使用方法... 7 5.1 デモ実行手順... 7 5.2 NEWCASTLE LED インジケータ点灯状態... 7 6. 注意事項... 8 6.1 DIP スイッチの定義... 8 6.2 音声出力端子の注意事項... 8 改訂履歴表... 9 S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation i
1. 概要 1. 概要 本ドキュメントは S1V50300 評価ボード NEWCASTLE 版にプリインストールされている スタンドアローンデモの利用方法を記したものです S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation 1
2. 評価ボードの構成 2. 評価ボードの構成 以下の 2 枚のボードを合わせて S1V50300 評価ボード NEWCASTLE 版 と呼びます ボード名概要 S5U1V10023F0000 (Edinburgh) S5U1V50300E0000 (NEWCASTLE) EPSON 高性能 小型音声認識評価ボード ( 通称 :Edinburgh) 以下 Edinburgh と呼びます EPSON 高性能音声認識 LSI アナログコーデック LSI シナリオライブラリ搭載用外部シリアル Flash メモリなどを実装しています お客さまの製品に簡単に組み込んで評価することが可能です 詳細は S1V50300 評価ボード S5U1V10023F0000 ユーザーマニュアル をご覧ください EPSON 音声ガイド 音声認識ホストボード ( 通称 :NEWCASTLE) 以下 NEWCASTLE と呼びます EPSON 32bit RISC コントローラ S1C33E07 を実装しています Edinburgh 同梱のマイク スピーカー USB 電源を接続することで音声認識デモが実行できます プリインストールデモ内容については S1V50300 評価ボードプリインストールデモリスト をご覧ください 詳細は S5U1V50300E0000 評価ボードユーザーマニュアルをご覧ください 2 Seiko Epson Corporation S1V50300 評価ボード (NEWCASTLE)
3. ボードの接続 3. ボードの接続 下図のように NEWCASTLE, Edinburgh ボードの 2 枚のボードを接続してください 図 3.1 S1V50300 評価ボード NEWCASTLE への Edinburgh ボード接続 特に Edinburgh を挿入する際は向きに注意してください 図 3.1 の向きに挿入してください 逆向きに挿入すると評価ボードが破壊される場合がございます S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation 3
3. ボードの接続 続いて 付属品とスピーカおよび評価ボードを接続します 図 3.2 を参照の上 以下の 1) マイクケーブル (NEWCASTLE ボード付属 ) 2) マイク変換プラグ (NEWCASTLE ボード付属 ) 3) マイク (NEWCASTLE ボード付属 ) 4) スピーカケーブル (NEWCASTLE ボード付属 ) 5) スピーカー (NEWCASTLE ボード付属 ) 6)USB ケーブル (NEWCASTLE ボード付属 ) 7)USB 電源 (NEWCASTLE ボード付属 ) と NEWCASTLE を接続してください 電源供給を USB 電源からではなく PC の USB などから供給すると PC の AC 電源ノイズ USB ノイズが評価基盤上のアナログ回路に悪影響を及ぼすことがあります 電源供給を PC の USB から供給する場合は PC はバッテリー駆動にし 他の USB 端子には何も接続しない状態でのご評価をお願いいたします 図 3.2 S1V50300 評価ボード NEWCASTLE キット接続 注 1) 評価ボードの実装部品および付属品は本写真とは異なる同等品が添付されることがあります 4 Seiko Epson Corporation S1V50300 評価ボード (NEWCASTLE)
4. S5U1V50300E0000(NEWCASTLE) の設定 4. S5U1V50300E0000(NEWCASTLE) の設定 4.1 ジャンパーの設定 以下の図に赤線で示す位置にジャンパーを設定してください それ以外の箇所にはジャンパーはつながないでください 図 4.1 S5U1V50300E0000(NEWCASTLE) ジャンパーの設定 S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation 5
4. S5U1V50300E0000(NEWCASTLE) の設定 4.2 DIP スイッチの設定 DIP SW1 は以下のとおり設定してください 表 4.1 DIP SW1 の設定 SW No. SW1-1 SW1-2 SW1-3 SW1-4 SW1-5 SW1-6 ON ON OFF OFF OFF OFF ON/OFF DIP SW7 は以下のとおり設定してください 表 4.2 DIP SW7 の設定 SW No. SW7-1 SW7-2 SW7-3 SW7-4 ON ON OFF OFF ON/OFF なお この設定は ホストインターフェイス = クロック同期式 (SPI) となります 6 Seiko Epson Corporation S1V50300 評価ボード (NEWCASTLE)
5. 使用方法 5. 使用方法 5.1 デモ実行手順 13 章をご覧の上 ボード および付属品を接続してください 24 章をご覧の上 NEWCASTLE のジャンパー DIP SW を設定してください 3USB 電源を ON にして 評価ボードに電源を供給してください 4NEWCASTLE の SW6( リセットスイッチ ) を押してください 5NEWCASTLE の SW2 を押すとプリインストールデモが開始されます スピーカから発せられる音声にしたがって 音声対話を行ってください 一連のシナリオの終了後 SW6( リセットスイッチ ) を押して SW2 を押すとデモが再開されます 5.2 NEWCASTLE LED インジケータ点灯状態 プリインストールデモでの動作状態とホストボード上の LED1~LED6 の点灯状態の関係を表 5.1 に示します 動作状態 待機時 音声再生時 音声認識時 表 5.1 動作状態とホストボードの LED 点灯状態 LED1~LED6 ホストボード DIP SW(SW1) の設定と同じ 全消灯 全点灯 シナリオ終了時全点滅 (6 回 ) S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation 7
6. 注意事項 6. 注意事項 6.1 DIP スイッチの定義 図 6.1 および図 6.2 に DIP スイッチの ON/OFF の状態を示します が DIP の位置を示しています ON のマーキング ON のマーキング SW の No. 1 2 SW の No. 1 2 図 6.1 DIP スイッチが ON 状態 図 6.2 DIP スイッチが OFF 状態 6.2 音声出力端子の注意事項 NEWCASTLE の音声出力 ( コネクタ J8) は 差動出力となっております 音声出力信号を他の信号 ( 特に GND) と短絡させることはアナログコーデック LSI の故障の原因となりますので 機器等の接続の際は十分御注意願います 特に PC などの電源をもつ機器の接続はご遠慮ください Edinburgh J9 スピーカケーブル S1V50300 SPKOUTN SPKOUTP アナログコーデック LSI 2 1 センタ NEWCASTLE SPKOUTP SPKOUTN 図 6.3 音声出力端子への機器接続 8 Seiko Epson Corporation S1V50300 評価ボード (NEWCASTLE)
改訂履歴表 改訂履歴表 Rev. No. 日付ページ種別 Rev 1.00 2015/1/16 全ページ新規新規制定 改訂内容 ( 旧内容を含む ) および改訂理由 付 -1 S1V50300 評価キット (NEWCASTLE) Seiko Epson Corporation 9
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