この薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減 したりすると病気が悪化することがあります 指示通りに飲み続けるこ とが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 閉塞隅角緑内障の人 過去にレボドパ製剤に含まれる成分で過敏な反応を経験し

Similar documents
<4D F736F F D208AB38ED28CFC88E396F B B838B947A8D878FF FA88E38D >

イーシー・ドパール配合錠 患者向医薬品ガイド

この薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したり すると病気が悪化することがあります 指示通りに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 閉塞隅角緑内障の人 過去にレボドパ カルビドパ水和物配合剤に含まれる成分で

この薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示通りに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 閉塞隅角緑内障の人 過去にレボドパ カルビドパ水和物配合剤に含まれる成分で過

メネシット配合錠患者向け医薬品ガイド

この薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示通りに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 閉塞隅角緑内障の人 過去にレボドパ カルビドパ水和物配合剤に含まれる成分で過

<4D F736F F D E31328C8E8D C834C FF95F8AB38ED28CFC88E396F B E646F6378>

この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるま

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり量を減らしたりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれるこ

<4D F736F F D E31328C8E8D C834C F8AB38ED28CFC88E396F B E646F6378>

この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を飲むと 前兆のない突発的睡眠 ( 前兆もなく突然眠る ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) があらわれることがあり この薬を飲んで自動車を運転し 突発的睡眠により自動車事故を起こした例が報告されています 突発的睡眠や傾眠などについて十分に理解できるまで

デュオドーパ配合経腸用液 患者向医薬品ガイド

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に アメル に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 原則として この薬を使用することはできません 腎臓の機能に関する臨床検査値に異常が認めら

患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド

Microsoft Word - ガイド新規案_アダラートカプセル_PTPシート差替_final_150908R.docx

<4D F736F F D F E AB38ED B >

ベージニオ(アベマシクリブ)患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド

修正済_プラバスタチンNa塩錠5mg, 10mg「タナベ」)

患者向医薬品ガイド

ノルバスク錠 2.5mg ノルバスク錠 5mg ノルバスク錠 10mg ノルバスク OD 錠 2.5mg ノルバスク OD 錠 5mg ノルバスク OD 錠 10mg 患者向医薬品ガイド 2016 年 5 月作成 この薬は? 販売名 ノルバスク錠 2.5mg Norvasc Tablets 2.5m

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に TCK に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 原則として この薬を使用することはできません 腎臓の機能に関する臨床検査値に異常が認められる人でフィブラ

untitled

プラバスタチンNa錠5mg/10mg「MED」201703

患者向医薬品ガイド

トピナ錠25mg・50mg・100mg

患者向医薬品ガイド

アムロジピンOD錠2.5mg・アムロジピンOD錠5mg・アムロジピンOD錠10mg「EMEC」

患者向医薬品ガイド

ストラテラ(アトモキセチン)患者向医薬品ガイド(カプセル)

この薬を使う前に 確認すべきことは? 〇意識がもうろうとしたり 睡眠中の異常行動 ( たとえば夢遊症状 : 眠っているときに突然起き上がり 目が覚めているかのように歩き回ったりするなど ) があらわれることがあります また 眠りに入るまでの あるいは途中で目が覚めた時の出来事を記憶していないことがあ

トピナ錠25mg・50mg・100mg

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に NikP に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重篤な障害のあ

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を 告げてください 肝臓に

トピナ細粒10%

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重

反映改訂案_2018年11月更新_プラバスタチン錠「タナベ」)

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠 NS に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください

患者向医薬品ガイド

統合失調症における睡眠障害下記疾患における不安 緊張 抑うつおよび筋緊張頸椎症 腰痛症 筋収縮性頭痛 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲むことが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使

Microsoft Word - 1812doc.doc

アムロジン(患者向医薬品ガイド)

この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 錠中 ) ランドセン錠 0.5mg ランドセン錠 1mg ランドセン錠 2mg ランドセン細粒 0.1% ランドセン細粒 0.5% ランドセン錠 0.5mg Landsen Tablets 0.5mg ランドセン錠 1mg Landsen Tablets 1

のコレステロールを低下させます 次の病気の人に処方されます 高脂血症家族性高コレステロール血症 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使

untitled

<4D F736F F D204D59538AB38ED28CFC82AF88E396F B DC58F492E646F63>

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に DSPB に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊婦

ゾルピデム酒石酸塩錠「AA」

患者向医薬品ガイド

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

患者向医薬品ガイド

トラマール OD 錠 25mg 50mg 患者向医薬品ガイド 2018 年 9 月更新 この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 錠中 ) トラマール OD 錠 25mg Tramal OD Tablets 25mg 25mg トラマドール塩酸塩 Tramadol Hydrochloride トラマ

<4D F736F F D E31328C8E8D A838C F8AB38ED28CFC88E396F B E646F63>

薬の使い方は? および この薬の使用中に気をつけなければならないことは? に書かれていることに特に注意してください 次の人は この薬を使用することはできません 過去にゾルピデム酒石酸塩錠 日医工 に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 肝臓に重篤な障害のある人 重症筋無力症の人 急性狭隅角

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にラベプラゾール Na 塩錠 オーハラ に含まれる成分に対して過敏な反応を経験したことがある人 アタザナビル硫酸塩 リルピビリン塩酸塩を使用している人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬

患者向医薬品ガイド 2012 年 1 月更新 フルボキサミンマレイン酸塩錠 25 mg アメル フルボキサミンマレイン酸塩錠 50 mg アメル フルボキサミンマレイン酸塩錠 75 mg アメル この薬は? フルボキサミン フルボキサミン フルボキサミン マレイン酸塩錠 25mg マレイン酸塩錠 5

患者向医薬品ガイド

この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使用量および回数飲む量は あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 6 歳以上の小児では 1 日 1 回 1 錠を就寝前に飲みます どのように

<4D F736F F D208AB38ED28CFC82AF88E396F B B837B834C E D838C E5F89968FF932356D

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にキプレス錠に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使

患者向医薬品ガイド

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にインチュニブ錠に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊

患者向医薬品ガイド

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にモンテルカスト錠 AA に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の

<4D F736F F D DC58F4994C5817A54524D5F8AB38ED28CFC88E396F B CF8945C8CF889CA92C789C1816A5F3294C52E646

患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです したがって この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを 医療関係者向けに作成されている添付文書を基に わかりやすく

患者向医薬品ガイド

この薬は 気道 鼻粘膜の炎症をおこしたり気道を収縮させるロイコト リエンという物質の働きを抑えて 気管支喘息やアレルギー性鼻炎の諸 症状を改善します 次の病気の人に処方されます 気管支喘息アレルギー性鼻炎 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加 減したりすると病気が悪化する

修正済_モンテルカスト_ガイド

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にモンテルカスト錠 TCK に含まれる成分で過敏な反応を経験したこと

この薬を使う前に 確認すべきことは? 患者さんや家族の方は この治療の効果や注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください 説明に同意した場合に使用が開始されます この薬を使用する前に BRAF 遺伝子検査 * が行われます *BRAF 遺伝子検査 : がん組織またはがん細胞を検体と

次の目的で処方されます ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する減感作療法 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? この薬を使用する前に ダニ抗原によるアレル

メプチン吸入液・ユニット

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にキプレス細粒に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は?

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 妊婦または妊娠している可能性がある人 過去にトレリーフ錠に含まれる成分で過敏症のあった人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください 肝臓に重篤な障害のある人 または過去に肝臓に

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にモンテルカストチュアブル錠 日医工 に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してくださ

患者向医薬品ガイド

<4D F736F F D E31328C8E8D C838B F8AB38ED28CFC88E396F B E646F6378>

タイケルブ患者ガイド_final

患者向医薬品ガイド 2016 年 7 月作成 サブリル散分包 500mg この薬は? 販売名一般名含有量 (1 包中 ) サブリル散分包 500mg Sabril 500mg Powder ビガバトリン Vigabatrin 500mg 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加 減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続け ることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にモンテルカストチュアブル錠 アスペン に含まれる成分で過敏な反

ゾルピデム酒石酸塩OD錠5mg・10mg「EE」

患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド

アイセントレス錠患者向医薬品ガイド

Microsoft Word - ボグリボースOD錠0.2mg_0.3mg「サワイ」201404

ラベプラゾールナトリウム錠20 ㎎「日医工」

この薬の効果は? この薬は アルツハイマー型認知症治療剤と呼ばれるグループに属する薬です この薬は NMDA(N-メチル-D-アスパラギン酸 ) 受容体チャネル阻害作用により アルツハイマー型認知症が関与しているとされるグルタミン酸系神経の機能異常を抑制します 次の目的で処方されます 中等度及び高度

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にインテレンス錠に含まれる成分で過敏症のあった人 アスナプレビルを使用している人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください 高齢の人 この薬には併用してはいけない薬 [ ア

シングレア細粒 患者向医薬品ガイド

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にミルタザピン錠 共創未来 に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 モノアミン酸化酵素阻害剤を使用している人 または使用を中止してから 2 週間以内の人 次の人は 慎重に使う必要があります 飲み始める前に

患者向医薬品ガイド

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にラベプラゾール Na 塩錠 オーハラ に含まれる成分に対して過敏な反応を経験したことがある人 アタザナビル硫酸塩 リルピビリン塩酸塩を使用している人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬

Microsoft Word - ガイド_シロスタゾール錠50㎎_100mg「トーワ」_ doc

患者向医薬品ガイド

<4D F736F F D20834B FC92F988C45F C B836F928D C E E F E646F6378>

患者向医薬品ガイド

Microsoft Word バルサルタン錠

Transcription:

この薬は? 販売名 一般名 含有量 ドパストンカプセル 250mg ドパストン散 98.5% 患者向医薬品ガイド 2016 年 5 月更新 ドパストンカプセル 250mg ドパストン散 98.5% DOPASTON CAPSULES 250mg DOPASTON POWDER 98.5% レボドパ Levodopa 250mg 985mg (1 カプセル中 ) (1g 中 ) 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解 と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです したがって この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを 医療関 係者向けに作成されている添付文書を基に わかりやすく記載しています 医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください ご不明な点などありましたら 末尾に記載の お問い合わせ先 にお尋ねください さらに詳しい情報として PMDA ホームページ 医薬品に関する情報 http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html に添付文書情報が掲載されています この薬の効果は? この薬は パーキンソニズム治療剤( レボドパ製剤 ) と呼ばれるグループに属する薬です この薬は脳内でドパミンに変化し 脳内で不足しているドパミンを補うことで パーキンソン病の症状である手足のふるえ 筋肉のこわばり 動作が遅くなる 歩行障害などを改善します 次の病気の人に処方されます パーキンソン病 パーキンソン症候群 - 1 -

この薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減 したりすると病気が悪化することがあります 指示通りに飲み続けるこ とが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 閉塞隅角緑内障の人 過去にレボドパ製剤に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 非選択的モノアミン酸化酵素阻害剤 ( 現在日本で承認されている薬剤はあ りません ) を使用している あるいは使用を中止してから 2 週間以内の人 次の人は 慎重に使う必要があります 飲み始める前に医師または薬剤師 にその旨を告げてください 肝臓または腎臓に障害のある人 胃潰瘍 十二指腸潰瘍の人 または過去にこれらの症状があった人 糖尿病の人 心臓または肺に重篤な疾患のある人 気管支喘息または内分泌系疾患のあ る人 慢性開放隅角緑内障の人 死にたいと強く思ったり考えたことがある人 この薬には併用してはいけない薬 [ 非選択的モノアミン酸化酵素阻害剤 ] や 併用を注意すべき薬 ( セレギリン塩酸塩など ) があります セレギリン塩酸 塩を使用している場合や 他の薬を使用している場合 新たに使用する場合 は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使用量および回数 飲む量と回数は あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 成人の飲む量および回数は次のとおりです 初回量 維持量 1 日量 250~750mg 1.5~3.5g 飲む回数 1~3 回に分けて食後ただちに飲む * 初回量から増量するときは 2~3 日おきに1 日量を 250mg ずつ増やしま す - 2 -

どのように飲むか? コップ 1 杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください 飲み忘れた場合の対応 決して 2 回分を一度に飲まないでください 気がついた時に できるだけ早く 1 回分を飲んでください ただし 次の飲 む時間が近い場合は 1 回とばして 次の時間に 1 回分を飲んでください 多く使用した時 ( 過量使用時 ) の対応 異常な不随意運動 ( 意思に反して体が動く 手がふるえるなど ) 混乱 不 眠 吐き気 嘔吐 不整脈などの症状があらわれる可能性があります これ らの症状があらわれた場合には 使用を中止し ただちに受診してくださ い この薬の使用中に気をつけなければならないことは? この薬を長い期間飲んでいると 急に動けなくなったり 薬の効果が不十分になったりすることがあります ( ウェアリングオフ現象やオンアンドオフ現象 ) そのような症状があらわれた場合には 医師に相談してください ウェアリングオフ現象 : 薬を飲んでいても 急に症状が強く出るなどの変動が認められる現象 オンアンドオフ現象 : スイッチを入れたり切ったりするように 急に症状が変動する現象で 予測不可能です この薬を飲むと 突発的睡眠( 前兆なく急に眠り込んでしまう ) や傾眠 ( 眠気でぼんやりする ) 眼の調節障害 注意力 集中力 反射機能などの低下がみられることがありますので この薬を使用中は自動車の運転や機械の操作など危険を伴う作業はしないでください 社会的に不利な結果を招くにもかかわらずギャンブルや過剰で無計画な買い物を繰り返したり 性欲や食欲が病的に亢進するなど 衝動が抑えられない症状があらわれることがあります 患者さんや家族などの方は 医師からこれらについて理解できるまで説明を受けてください また これらの症状があらわれた場合には医師に相談してください 妊娠または妊娠している可能性のある人は 医師に相談してください 授乳中の人は授乳を中止してください 他の医師を受診する場合や 薬局などで他の薬を購入する場合は 必ずこの薬を飲んでいることを医師または薬剤師に伝えてください - 3 -

副作用は? 特にご注意いただきたい重大な副作用と それぞれの主な自覚症状を記載しました 副作用であれば それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のうち いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です このような場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください 重大な副作用悪性症候群 あくせいしょうこうぐん 錯乱 主な自覚症状 38 以上の発熱 ふるえ 意識がうすれる 考 えがまとまらない 判断力が低下する 飲み込みにくい 筋肉のこわばり 意識が乱れる 意識の混乱 考えがまとまらない さくらん 幻覚 げんかく 抑うつ よくうつ 胃潰瘍 十二指腸潰瘍の悪化 現実には存在しない物が見えたり ない音が聞こえたりする やる気がおきない 気分がふさぎ込む 気分が落 ち込む 不眠 吐き気 嘔吐 ( おうと ) 腹痛 血が混ざった便 便が黒くなる いかいよう じゅうにしちょうかい ようのあっか 溶血性貧血 ようけつせいひんけつ 血小板減少 けっしょうばんげんしょう 突発的睡眠 からだがだるい ふらつき 疲れやすい 立ちく らみ めまい 頭が重い 白目が黄色くなる 動く時の動悸 ( どうき ) や息切れ 皮膚が黄色くなる 褐色尿 鼻血 歯ぐきの出血 あおあざができる 皮下出血 出血が止まりにくい 前兆もなく突然眠る とっぱつてきすいみん 閉塞隅角緑内障 へいそくぐうかくりょくないしょう 目の前に霧がかかったような感じ 眼のかすみ 頭痛 眼の痛み 視力の低下 充血 吐き気 - 4 -

以上の自覚症状を 副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりで す これらの症状に気づいたら 重大な副作用ごとの表をご覧ください 部位自覚症状 全身 38 以上の発熱 ふるえ からだがだるい ふらつき 疲れやすい 立ちくらみ 頭部眼顔面皮膚口や喉胸部腹部筋肉尿便その他 意識がうすれる 考えがまとまらない 判断力が低下する 意識が乱れる 意識の混乱 めまい 頭が重い 頭痛 白目が黄色くなる 目の前に霧がかかったような感じ 眼の かすみ 眼の痛み 視力の低下 充血 鼻血 皮膚が黄色くなる あおあざができる 皮下出血 飲み込みにくい 吐き気 嘔吐 ( おうと ) 歯ぐきの出血 動く時の動悸 ( どうき ) や息切れ 腹痛 筋肉のこわばり 褐色尿 血が混ざった便 便が黒くなる 現実には存在しない物が見えたり ない音が聞こえたりする やる気がおきない 気分がふさぎ込む 気分が落ち込 む 不眠 前兆もなく突然眠る 出血が止まりにくい この薬の形は? 販売名ドパストンカプセル 250mg ドパストン散 98.5% 硬カプセル剤 散剤 形状 サイズ 2 号カプセル - 長径 17.8 mm - 短径 6.4 mm - 重さ 390 mg - 色 キャップ : 淡黄赤色不透明ボディ : 淡黄赤色不透明 白色 識別コード ドパストン 250 オーハラ - - 5 -

この薬に含まれているのは? 販売名ドパストンカプセル 250mg ドパストン散 98.5% 有効成分 添加物 その他 この薬の保管方法は? [ ドパストンカプセル 250mg] 硬化油 ヒドロキシプロピルセルロース バレイショデンプン 酸化チタン 黄色五号 ラウリル硫酸ナトリウム 日局レボドパ ヒドロキシプロピルセルロース 光と湿気を避けて室温 (1~30 ) で保管してください 子供の手の届かないところに保管してください [ ドパストン散 98.5%] 直射日光と湿気を避けて室温 (1~30 ) で保管してください 子供の手の届かないところに保管してください 薬が残ってしまったら? 絶対に他の人に渡してはいけません 余った場合は 処分の方法について薬局や医療機関に相談してください この薬についてのお問い合わせ先は? 症状 使用方法 副作用などのより詳しい質問がある場合は 主治医や薬剤師にお尋ねください 一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください 製造販売会社 : 大原薬品工業株式会社 (http://www.ohara-ch.co.jp) お客様相談室電話 ( フリーダイヤル ):0120-419-363 受付時間 :9 時 ~18 時 ( 土 日 祝日 その他弊社休業日を除く ) GU2-6 -