平成 28 年度 ( 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月 ) 環境活動レポート 認証 登録番号 0008243 平成 29 年 5 月 26 日 黒田建設株式会社
目 次 1. 組織の概要 1~3 2. 環境方針 4 3. 環境目標 5 4. 主要な環境活動計画 6 5. 環境目標の実績 7 6. 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 8 7. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに 9 違反 訴訟等の有無 8. 代表者による全体評価と見直しの結果 10
1. 組織の概要 1. 事業所名黒田建設株式会社 代表者氏名代表取締役黒田潔 2. 所在地本社 830-0049 福岡県久留米市大石町 32 番地 資材倉庫 830-0041 福岡県久留米市白山町 547 番地 3. 環境管理責任者工務部長平田豊実担当者氏名工務課長田中克幸連絡先 TEL 0942-32-1911 FAX 0942-32-3417 Eメールアドレス info@kuroken110.jp 4. 事業の概要福岡県知事許可 ( 特 -19) 第 8031 号 建築工事業 土木工事業 舗装工事業 とび 土工工事業 水道施設工事業 ( 認証 登録範囲 ) 対象組織 : 本社 資材倉庫 対象事業活動 : 建築工事業 土木工事業 舗装工事業 とび 土工工事業 水道施設工事業 -1-
認証登録組織図 認証範囲とする 黒田建設株式会社従業員数 17 名 代表取締役 EA21 委員会 黒田 潔 平田 豊実 市川 聡 黒田 潔 環境管理責任者 EA21 事務局 平田豊実 田中綱分 克幸弥美 総務部 (4 名 ) 工務部 (10 名 ) 営業部 (2 名 ) 部門長 : 原亜佐子 部門長 : 平田豊実 部門長 : 市川 聡 役割分担表 建設現場 環境責任者 : 現場代理人 建設現場 環境責任者 : 現場代理人 資材倉庫 氏名所属役割 責任 権限 黒田潔代表取締役平田豊実環境管理責任者平田豊実 EA21 委員会田中克幸 EA21 事務局原亜佐子総務部現場代理人工務部 全体統括 環境方針の制定 環境への取組を実施するための資源の準備 全体の評価と見直し 全体の把握と環境経営システムを構築 運営し その状況を社長に報告する 環境方針以外の環境文書 制改定責任者年 4 回開催し 環境目標の達成状況及び活動計画の実行状況を審議する EA21 文書及び記録類の作成 維持 管理 車燃料 ( ガソリン 軽油 ) 電力 水道使用量の管理 建設現場の燃料 ( ガソリン 軽油 ) 廃棄物処理管理 記録の保存期間は 5 年とする -2-
5. 事業の規模 資本金 5,000 万円 活動規模 単位 平成 25 年度 平成 26 年度 工事等の件数 件 34 32 平成 27 年度 72 平成 28 年度 501 売上高百万円 1,730 1,372 2,934 1,070 従員数人 20 19 18 17 事務所床面積m2 215 215 215 215 事務所倉庫床面積m2 51 51 51 51 資材倉庫床面積m2 279 279 279 279 資機材置場面積m2 323 323 323 323 駐車場面積m2 627 627 627 627-3-
2. 環境方針 黒田建設株式会社は 建設業としての企業活動において 地球環境保全の重要性を認識し 省エネルギー 省資源 を重点課題に据えて 事業活動に伴う環境負荷の低減 持続可能な社会の構築を目指すことで 地域社会との融和をはかり 環境保全に貢献する 行動計画 1. 具体的に 次の事項に取り組みます (1) 電気 ガソリン 軽油の節約による二酸化炭素排出量の削減 (2) 建設資材の省資源 廃棄物の3R( 減量 再利用 再生利用 ) の推進 (3) 節水による水道使用量の削減 (4) 事務用品のグリーン購入 (5) コピー用紙の削減 (6) 地域貢献活動の推進 (7) 工事における環境配慮対策の推進 2. 環境関連法規や当社が約束したことを順守します 3. 環境目標の達成 是正活動による見直しにより 継続的な改善に努力します 4. 当社の全ての従業員に方針の周知をはかり 環境活動を推進します 制定日 : 平成 24 年 4 月 2 日 黒田建設株式会社 代表取締役 -4-
3. 環境目標 環境目標 単位 該当事業所 平成 26 年度実績 平成 27 年度目標 平成 28 年度目標 平成 29 年度目標 平成 30 年度目標 (1) (2) 2 3 二酸化炭素排出量の削減 電気使用量の削減 電気使用量の削減 ガソリン使用量の削減 ガソリン使用量の削減 (3) 軽油使用量の削減 廃棄物排出量の削減 廃棄物の分別のよるリサイクル率 総排水量の削減 m 3 本社 総排水量の削減 4 グリーン購入の推進 kg-co 2 kwh L L L kg % m 3 品目数 全社 二酸化炭素排出量 1 kg-co 2 本社の削減 二酸化炭素排出量の削減 kg-co 2 kwh 本社 本社 本社 本社 80,256 79,453 78,651 77,848 77,046 26,244 25,982 25,719 25,457 25,194 54,012 53,472 52,932 52,392 51,852 22,710 22,483 22,256 22,029 21,802 20,163 19,961 19,760 19,558 19,356 5,268 5,215 5,163 5,110 5,057 12,831 12,703 12,574 12,446 12,318 4,587 4,541 4,495 4,449 4,404 660 653 647 640 634 100 100 100 100 100 226 224 221 219 217 390 386 382 378 374 5 6 7 8 9 ( 毎年 1 品目の採用 ) ( 毎年 1 品目の採用 ) ( 毎年 1 品目の採用 ) ( 毎年 1 品目の採用 ) 5 地域貢献活動の推進 回 全社 17 18 19 20 21 (+1 回 ) (+1 回 ) (+1 回 ) (+1 回 ) 6 工事における環境配慮対策の推進 回 2 3 4 5 6 (+1 回 ) (+1 回 ) (+1 回 ) (+1 回 ) 備考 : ( ) 内 % 回は 平成 26 年度の実績をベースとしての削減率又は増加率を示す 使用電力の二酸化炭素排出量は 九州電力の平成 25 年度実排出係数 0.613kg-CO₂/kWh を使用して 算出しました -5-
4. 主要な環境活動計画 ( 平成 26 年度の実績に対しての目標 ) 4-1. 二酸化炭素排出量削減のための取組 ( 2%) ( 責任者 : 原 ) (1) 電気使用量の削減 ( 2%) 1 エアコンの設定温度を冷房 25 暖房 20 とし 実行する ( 担当 : 原 ) 2 昼休み 残業時等不要な時は消灯する ( 担当 : 原 現場担当者 ) 3 使用していないパソコン電源を切る ( 担当 : 綱分 現場担当者 ) (2) ガソリン及び軽油使用量の削減 ( 2%) 1 ふうわりアクセル eスタート ( 担当 : 市川 現場担当者 ) 2 定期点検の実施 ( 担当 : 市川 ) 3 車両ごとの走行距離を記録し 利用状況を把握 ( 担当 : 現場担当者 ) 4-2. 廃棄物排出量削減のための取組 ( 責任者 : 田中 ) (1) 廃棄物排出量 ( 本社 ) の削減 ( 2%) 1 FAXのパソコン受信 ( 担当 : 原 ) 2 コピー用紙 裏紙の有効利用 ( 担当 : 綱分 ) (2) 廃棄物の分別によるリサイクル率の向上 ( リサイクル率 100%) 1 分別によるリサイクルの徹底 ( 担当 : 現場担当者 ) 2 資材 梱包材の業者持ち帰り依頼 ( 担当 : 現場担当者 ) 4-3. 総排水量削減のための取組 ( 2%) ( 責任者 : 原 ) 1 節水ラベルの貼付 ( 担当 : 原 ) 2 節水コマの取付 ( 担当 : 中村 ) 4-4. グリーン購入の推進 ( 毎年グリーン購入品を 1 品目追加採用 )( 責任者 : 綱分 ) 1 事務用品の購入時 エコマーク商品の優先購入 ( 担当 : 綱分 ) 2 グリーン商品を積極的に購入する ( 担当 : 現場担当者 ) 4-5. 地域貢献活動の推進 ( 年間清掃活動 19 回 ) ( 責任者 : 市川 ) 1 毎月 1 回 事業所周辺の清掃を実施する ( 担当 : 市川 ) 2 地域での環境活動に積極的に参加する ( 担当 : 市川 ) 4-6. 工事における環境配慮対策の推進 ( 年間実施目標 4 回 ) ( 責任者 : 田中 ) 1 超低騒音対策型 第 2 次基準値排出ガス対策型以上の機械を使用する ( 担当 : 現場担当者 ) 2 工事中に生じる濁水の発生と流出を防止する ( 担当 : 現場担当者 ) -6-
5. 環境目標の実績 エコアクション 21 を運用した平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月における目標に対する実績は 次のとおりになりました ( 平成 26 年度の実績は 平成 26 年 4 月 ~ 平成 27 年 3 月 ) 使用電力の二酸化炭素排出量は 九州電力の平成 25 年度実排出係数 0.613 kg -CO₂/kWh を使用して 算出しました 目標単位平成 26 年度実績平成 28 年度目標 二酸化炭素排出量削減 ( 全社 ) 二酸化炭素排出量削減 ( 本社 ) 二酸化炭素排出量削減 ( ) 電気使用量の削減 ( 本社 ) 電気使用量の削減 ( ) カ ソリン使用量の削減 ( 本社 ) 工事における環境配慮対策の推進 % 100 m 3 226 m 3 390 目標達成の判定 達成率 (%) 78,651 以下 67,319 117% 25,719 以下 24,115 107% 52,932 以下 43,204 123% 22,256 以下 21,305 104% 19,760 以下 16,682 118% 5,163 以下 4,729 カ ソリン使用量の削減 12,574 以下 13,041 L 12,831 ( ) ( 月平均 1,048) ( 月平均 1,087) 96% 軽油使用量の削減 ( ) 109% 4,495 以下 1,045 廃棄物排出量の削減 647 以下 640 kg 660 ( 本社 ) ( 月平均 54) ( 月平均 53) 101% 廃棄物排出量の削減 ( ) 総排水量の削減 ( 本社 ) 総排水量の削減 ( ) kg -CO₂ 80,256 kg -CO₂ kg -CO₂ 26,224 54,012 kwh 22,710 kwh 20,163 L 5,268 L 4,587 430% 97% 221 以下 205 108% 378 以下 807 グリーン購入の推進品目数 5 7 7 地域貢献活動の推進回 17 ( 月平均 1,855) ( 月平均 1,775) ( 月平均 1,647) ( 月平均 1,390) ( 月平均 430) ( 月平均 394) ( 月平均 375) ( 月平均 87) 100 96.94 ( 月平均 100) ( 月平均 99.75) ( 月平均 19) ( 月平均 17) ( 月平均 32) ( 月平均 67) 47% 100% 19 回 20 回 ( 月平均 1.6 回 )( 月平均 1.7 回 ) 回 2 4 4 のガソリン使用量及び総排水量の削減 産業廃棄物の再資源化率は目標未達成ですが 二酸化炭素排出量の削減やその他については 目標を達成しています 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月の実績 ( 月平均 6,554) ( 月平均 5,604) ( 月平均 2,143) ( 月平均 2,011) ( 月平均 4,411) ( 月平均 3,600) 105% 100% -7-
6. 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 6-1. 二酸化炭素排出量の削減二酸化炭素排出量の2% 削減は 目標を達成できた しかし ガソリン使用量の削減については 本社は 目標を達成したが は 工事量が増加と軽油仕様車からガソリン仕様車に買替えた関係で目標を達成できなかった 次年度は 目標値を変更せず 目標に近づく様に今後も引続き削減に努める また エコドライブの徹底を図り アイドリングストップ運動を推進する 6-2. 廃棄物排出量の削減 廃棄物排出量の 2% 削減は 目標を達成できたが 再資源化率は 石綿含有廃棄物やがれき 等が発生した為 未達成でした 今後もリサイクル率 100% の目標を継続して推進する 6-3. 総排水量の削減総排水量の2% 削減は 本社は 目標を達成したが は工事量が増加した関係で目標を達成できなかった 次年度は 目標値を変更せず 目標に近づく様に今後も引き続き削減に努める 6-4. グリーン購入の推進本社事務所では コピー用紙の再生紙使用及び事務用品のエコマーク製品を購入した では グリーン購入法合品のビニール系床材 再生木床材 スタイロホームを使用し エコマークの蛍光マーカーやファイルを購入した また 次年度もグリーン商品を積極的に購入する 6-5. 地域貢献活動の推進 地域活動として 朝礼前に本社事務所周辺の清掃活動を月 1 回 実施した 又 筑後 川河川美化 ノーポイ 運動や献血運動に参加した 6-6. 工事における環境配慮対策の推進 では 超低騒音対策型 第 2 次基準値排出ガス対策型のバックホウを 3 台使用した 又 工事排水は 濁水のまま側溝等に流さないように現場作業員全員に周知徹底させた 6-7. 次年度の環境活動計画は このままの変更追加無しとする -8-
7. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反訴訟等の有無 環境関連法規要求事項 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 ( 建設リサイクル法 ) 家電リサイクル法 小型家電リサイクル法 自動車リサイクル法 大気汚染防止法 石綿障害予防規則 騒音規制法 振動規制法 排出ガス対策型建設機械普及促進規程 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律 ( オフロード法 ) フロン排出抑制法 資源の有効な利用促進に関する法律 ( ラージリサイクル法 ) 一般廃棄物委託基準の遵守 産業廃棄物処理の義務 処理基準の遵守 保管基準の遵守 許可業者への委託 委託基準の遵守 多量排出事業者の義務 管理票 ( マニフェスト票 ) の交付 管理票 ( マニフェスト票 ) の写しの保存期間 管理票 ( マニフェスト票 ) に関する知事への定期報告 管理票 ( マニフェスト票 ) の写しの送付を受けるまでの期間 投棄禁止 焼却禁止 報告の徴収 建設業等を営む者の責務 分解解体等実施義務 届出に係る事項の説明義務 請負契約に係る書面の記載事項 再資源化実施義務 発注者への報告等 下請負人に対する元請業者の指導 再生資源利用計画書 実施書及び再資源利用促進計画書 実施書の作成 特定家庭用機器の排出処分義務 使用済小型電子機器の排出処分義務 自動車所有者の責務 使用済自動車の引渡義務 特定粉じん排出等作業の事前届出 事前調査 記録 作業計画の作成義務 関係者 作業者以外立入禁止措置及び掲示義務 特別教育の実施義務 運搬時の飛散防止措置 作業の記録 石綿健康診断の実施義務 特定建設作業の事前届出 規制基準の遵守 特定建設作業の事前届出 規制基準の遵守 排出ガス対策型建設機械の使用義務 基準合車両の使用 特定特殊自動車を業として使用する者が守るべき指針 特定解体工事元請業者の確認及び説明 再生資源利用計画書 実施書の作成 再資源利用促進計画書 実施書の作成 当事業所に用される環境関連法規の遵守状況を確認した結果 違反はありませんでした また 関係機関等からの指摘 利害関係者からの訴訟もありませんでした -9- 遵守状況
8. 代表者による全体評価と見直しの結果 8-1. 今回の取組の評価結果環境方針で行動計画に掲げた 二酸化炭素の排出量削減は目標を達成したが のガソリン使用量削減が目標未達成であり 工事量の増加と軽油仕様車からガソリン仕様車への買替えによるものである ガソリンと軽油を合わせた使用量では 目標を達成しています の総排水量削減についても 工事量の増加の関係で目標を超え 次年度も目標値を変更せず 目標値に近づく様に での節水活動に努力して貰いたいと思います 産業廃棄物の再資源化率については 工事の関係上 石綿含有廃棄物やがれき等が発生した為 再資源化率 100% は未達成でしたが 分別リサイクルを継続して推進します 今後も社員全員で二酸化炭素排出量削減に努力して 環境負荷軽減に繋げて貰いたいと思います 8-2. 環境経営システムの評価結果環境目標を26 年度実績の2% 削減とし 各取組目標に対して環境への負荷を低減するよう環境管理責任者 各部門の責任者を通じて日常的に行動し 役割責任等を定め 全員で二酸化炭素の削減 廃棄物の削減に取り組んでいます また 平成 28 年度の取組結果は 切に評価を行っています 8-3. 見直しの結果 1) 環境方針の変更変更の必要性無し 2) 環境目標 環境活動計画の変更変更の必要性無し 3) その他の環境経営システムの要素変更の必要性無し 環境負荷 取組の自己チェック 環境関連法規等の取りまとめ 実施体制 教育訓練 環境コミュニケーション 実施及び運用 緊急事態への準備と訓練 取組状況の確認と評価 問題点の是正処置 文書及び記録の作成整理 法律の改正によって 見直しを行います -10-