2N 社 IP インターホン 2N Helios IP Vario 設定マニュアル 基本設定マニュアル Revision 6
目次 1. 概要 ------------------------------------------------------------------------- P1 2. 設定の準備 ------------------------------------------------------------------ P1 3. WEB UIへログイン ------------------------------------------------------------ P3 4. IPアドレスの設定 ------------------------------------------------------------- P4 5. 日本語表示の設定 (Maintenance) コンフィグファイルの適用 ----------------- P5 6. 日本語フォントおよびディスプレイファイルのアップロード ------------------------------ P7 7. ディスプレイ (Display) の設定 ----------------------------------------------- P11 8. キーパッド (Keypad) の設定 ------------------------------------------------ P13 9. 解錠コード (Switches) の設定 --------------------------------------------- P14 10. バックライト (Backlight) の設定 ------------------------------------------- P15 11. サービスの設定 : SIPのドメイン設定 ---------------------------------------- P16 12. サービスの設定 : 呼出音 通話音の長さ設定 ------------------------------- P17 13. ディレクトリー : モニター呼出 ( 部屋番号 ) の設定 --------------------------- P18
P1 1. 概要 2N IP インターホン (Helios IP Vario=Vario) は 装置内に IP アドレスを設定することができ WEB ブラウザ (WEB UI) を使用して各種設定することができます 2N インターコム Helios IP Vario 2. 設定の準備 IP インターホン Vario は 初期設定で DHCP のクライアントとなっております もし ネットワーク上に DHCP サーバーがなく アドレスを取得できない場合には 固定の IP アドレスへ切り替えます IP アドレスの設定切替方法は次のページを参照ください スイッチハブ LAN ケーブル Vario DHCP クライアントまたは 固定 IP=192.168.1.100
P2 DHCP と固定 IP アドレスの切替方法 Vario を電源を入れます 最初の起動音が鳴るまで待ちます 起動音 : STEP3 起動音が鳴ったら 30 秒以内に Vario のディスプレイ右側のボタンを上 3 回 中 2 回 下 3 回と順番に押します ( 下記の図を参照 ) 最初の起動音 30 秒以内 STEP4 Vario が再起動して IP 設定が切り替わります (DHCP <---> 固定 IP=192.168.1.100)
P3 3. WEB UI へログイン IP インターホン Vario の WEB UI は PC のブラウザからログインします Vario と PC をスイッチハブなどを介して LAN ケーブルで LAN 接続します スイッチハブ Vario LAN ケーブル LAN ケーブル PC PC のブラウザを開き Vario の IP アドレスを入力します STEP3 ログイン画面が表示されたら ユーザー名 (Username) とパスワード (Password) を入力して WEB マネジメント画面 初期のユーザー名 パスワードは下記となります Username: admin Password : 2n 注意 最初のログイン時に 今後使用するパスワードの変更を求められます あらかじめ設定するパスワードをご用意ください
P4 4. IP アドレスの設定 IP インターホン Vario の WEB UI にログインした後 ( 下記の画面 ) System をクリックします 下記の画面にて IP アドレス (Static IP Address) サブネットマスク (Network Mask) およびデフォルトゲートウェイ (Default Gateway) を設定します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します Apply ボタンが見えていなければ 下へスクロール
P5 5. 日本語表示の設定 (Maintenance) コンフィグファイルの適用 ここでは IP インターホン Vario の日本語化の設定します 日本語化の設定を行うことにより 日本仕様でのキーパッド操作 LCD ディスプレイ上での日本語表示が可能となります 日本語化に必要なファイルは 下記の URL よりダウンロード下さい 日本語化ファイルのダウンロード : http://www.j-ts.com/data/jp_files.zip ダウンロード後 ZIP ファイルを解凍すると 下記の 1~3 ファイルがあります 1 config_japan.xml 日本語化ファイル ( ここではこのファイルを使用します ) 2 HGRGE.TTC 3 rs_display_jp_utf8_r1.xml 画面左の System のアイコンをクリックし Maintenance を開きます Maintenance アイコン 以下の Maintenance の画面で Restore Configuration のをクリックします Configuration Restore のポップアップ画面が表示されるので Select File... をクリックします
P6 STEP3 以下のファイル選択の画面が開くので コンフィグファイル (config_japan.xml) を選択し 開く ボタンをクリックします STEP4 Configuration Restore のポップアップ画面に戻るので Upload ボタンをクリックします 日本語化ファイルについて 1 config_japan.xml 日本語化ファイル ( ここではこのファイルを使用します ) 2 HGRGE.TTC 日本語フォント ( サンプル ) 3 rs_display_jp_utf8_r1.xml ディスプレイファイル ( 日本語 ) 2 の日本語フォントは 4MB 以下であれば 他のフォントファイルを使用いただけます 3 のファイルをテキストエディタで開き ディスプレイの日本語を編集することも可能です
P7 6. 日本語フォントおよびディスプレイファイルのアップロード ここでは IP インターホン Vario の日本語フォントおよびディスプレイを設定します 日本語フォントおよびディスプレイ用のファイルは下記の URL よりダウンロード下さい 日本語化ファイルのダウンロード : http://www.j-ts.com/data/jp_files.zip 画面左の Hardware のアイコンをクリックし Display タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (Display>Display タブ ) を開いて Custom Language の横にあるアップロードボタンをクリックします Custom Language Upload のポップアップ画面が表示されるので Select File... をクリックします アップロードボタン
P8 STEP3 以下のファイル選択の画面が開くので ディスプレイファイル (rs_display_jp_utf8_r1.xml) を選択し 開く ボタンをクリックします STEP4 Custom Language Upload のポップアップ画面に戻るので Upload ボタンをクリックします Display の画面に戻ると Custom Language がアップロードされた状態となります
P9 STEP5 ディスプレイファイルと同様の手順でフォントファイルもアップロードします 1 Custom Font のアップロードボタンをクリックします 2 Custom Font Upload のポップアップ画面が開いたら Select File... をクリックします 3 左の画面が開くので フォントファイル (HGRGE.TTC) を選択し 開く ボタンをクリックします 4 Custom Font Upload のポップアップ画面に戻るので Upload ボタンをクリックします 4 Display の画面に戻ると Custom Font がアップロードされた状態となります
P10 STEP6 以下の Display の画面 Language Settings で Language のプルダウンメニューから Custom を選択し 画面下の Apply ボタンをクリックして設定を保存します Language のプルダウンメニュー
P11 7. ディスプレイ (Display) の設定 ここでは IP インターホン Vario のディスプレイを設定します 初期設定では ディスプレイは無効となっており 画面は何も表示されていません ディスプレイ表示を有効にし ホーム画面 スライドショーなどを設定することにより 画面を有効に使用することができます 画面左の Hardware のアイコンをクリックし Display タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (Display>Display タブ ) が開いたら Dial Enabled のチェックボックスを有効にします 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P12 STEP3 ホーム画面の画像を設定します 下記の画面 (Display>Name Tag タブ ) が開き 画面下の Uploading... ボタンをクリックします 開いたボックス内の Select File... をクリックすると画像を選択する画面が現れるので ここでホーム画面に設定したい画像を選択し ボックスに戻って Upload ボタンをクリックします 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P1 STEP4 スライドショーの画像を設定します 数秒ごとに画像を切り替えることができます 下記の画面 (Display>Slideshow タブ ) が開き + ボタンをクリックします 画像を選択する画面が現れるので ここでスライドショーに追加したい画像を選択します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P1 STEP5 スライドショーの開始時間を調整します 以下の画面 (Display>Display ブ ) に戻り Slideshow Screen Activation Timeout に設定する時間 ( 秒 ) を入力します ここでは 5 秒に設定しています ( ホーム画面で 5 秒経つとスライドショーが開始されます ) 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P13 8. キーパッド (Keypad) の設定 ここでは IP インターホン Vario のキーパッドの動作を設定します User Virtual Number を設定することにより キーパッドで部屋番号を入力して呼び出すことが可能となります 画面左の Hardware のアイコンをクリックし Keypad タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (Keypad タブ ) が開いたら Dial by Numeric Keypad のプルダウンメニューから User Virtual Number を選択します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P14 9. 解錠コード (Switches) の設定 ここでは IP インターホン Vario の解錠コードを設定します 共通の解錠コードを設定することにより キーパッドの入力でオートロックを解錠することができるようになります また ここでは解錠時間を設定することもできます 画面左の Hardware のアイコンをクリックし Switches タブを開きます Directory アイコン 以下の画面 (Switch 1 タブ ) を開き 画面下の Switch Codes で解錠コードを入力します ( 以下では例として 1234 をしています ) 解錠時間 ( 開放時間 ) は Switch-On Duration で時間 ( 秒 ) を設定します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P15 10. バックライト (Backlight) の設定 ここでは IP インターホン Vario のバックライトを設定 ( 調整 ) します バックライトは初期設定で 100% に設定されていますが 明るすぎる または文字が見にくい場合などにバックライトの明るさを調整することができます 画面左の Hardware のアイコンをクリックし Backlight タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (Backlight タブ ) が開いたら Intensity のところのプルダウンメニューから調整する明るさ (Off, 10%, 25%, 50%, 100%) を選択します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します
P16 11. サービスの設定 : SIP のドメイン設定 ここでは IP インターホン Vario の SIP のドメインを設定します Vario と同じセグメントで SIP ドメインを設定することにより 同じセグメント内の IP アドレスに設定された室内モニターを SIP ダイレクトコールにて呼び出すことが可能となります 画面左の Service のアイコンをクリックし SIP1 タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (SIP1 タブ ) が開いたら Domain に IP インターホンの IP アドレスを設定します (Domain は IP インターホンと同じセグメントのアドレスであれば どのアドレスでも大丈夫です ) ここでは インターホン自身の IP アドレスを設定しています 設定が終了したら Apply ボタンをクリックして 設定を保存します インターホンの IP を設定します インターホンの IP を設定します インターホンの IP を設定します
P17 12. サービスの設定 : 呼出音 通話音の長さ設定 ここでは IP インターホン Vario の呼出音や通話音の長さを設定します 呼出音や通話音は設定されている時間を経過すると自動的に切断されます これにより呼出音が鳴り続けたり 通話状態が延々と続くことを防ぎます 画面左の Service のアイコンをクリックし Calls タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (Calls タブ ) が開いたら Ring Time Limit( 呼出音 ) および Call Time Limit ( 通話音 ) の長さ ( 秒 ) を設定します 設定が終了したら Apply ボタンをクリックして 設定を保存します 初期設定では 下記のとおりです Ring Time Limit( 呼出音 ): 32 秒 Call Time Limit( 通話音 ): 120 秒 呼出は 32 秒経つと一旦切断されます 通話も 120 秒経つと自動的に切断されます
P18 13. ディレクトリー : モニター呼出 ( 部屋番号 ) の設定 画面左の Directory のアイコンをクリックし Users タブを開きます Directory アイコン 下記の画面 (User タブ ) が開いたら 設定を行う Directory のタブ (1~1999) を選択します Positio Enabled のチェックボックスを ON にして Name( 任意 ) Virtual Number( 呼出時の番号 ) Phone Number( 呼出す室内モニターのアドレス ) を入力します 番号を入力して Directory を呼び出すこともできます 設定情報 ( 例 ): 101 号室 Name: 101( 任意 ) Virtual Number: 101( 呼出時の番号 = 部屋番号を想定 ) Phone Number: sip:192.168.0.101/1 Phone Number は sip:xxx.xxx.xxx.xxx/y のフォーマットでアドレス入力 /Y は 9. サービス設定の SIP タブ (SIP1 or 2) の値を入力 上記では /1 を設定
P19 STEP3 画面を下へスクロールして User Switch Codes をクリックして開きます ここで Switch 1 にキーパッドの暗証番号を設定します 設定が完了したら 画面右下の Apply ボタンを押して設定を確定します