実習内容 PIC18C242 のポート B に接続した LED を点滅させます ( 他の実習と同じ内容です ) 8 個の LED に表示される値が +3 ずつインクリメントします MPLAB を使って MPASM アセンブラのソースファイルをアセンブルします MPLAB とソースファイルは配布し

実習内容 PIC18C242 のポート B に接続した LED を点滅させます ( 他の実習と同じ内容です ) 8 個の LED に表示される値が +3 ずつインクリメントします MPLAB を使って MPASM アセンブラのソースファイルをアセンブルします MPLAB とソースファイルは配布した CD-R のなかに入っています 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 2

ソースリスト (1) LIST P=18C242,F=INHX32 ; マイコンは PIC18C242 INCLUDE P18C242.INC ; インクルードファイルを読み込む ; コンフィギュレーションビットの設定 CONFIG _CONFIG0, _CP_OFF_0 CONFIG _CONFIG1, _OSCS_OFF_1 & _RCIO_OSC_1 CONFIG _CONFIG2, _BOR_ON_2 & _BORV_42_2 & _PWRT_ON_2 CONFIG _CONFIG3, _WDT_ON_3 & _WDTPS_128_3 CONFIG _CONFIG5, _CCP2MX_ON_5 CONFIG _CONFIG6, _STVR_ON_6 ; コードプロテクト =OFF, システムクロック切り替え =OFF,RC 発振で OSC2 ピンは RA6, ; ウォッチドッグタイマ =ON, ポストスケーラ 1:128,4.2V ブラウンアウトリセット, ; パワーアップタイマ =ON,CCP2 入出力は RC1 ピンに割り当て, ; スタックオーバーフロー / アンダーフローリセット =ON ;-------------------------------- UPDATE EQU 7 ;LED の更新周期 ;-------------------------------- CBLOCK 0 ; ファイルアドレス 0h 番地から変数を割り当てる W_TEMP ; コンテキスト保存用 (W レジスタと STATUS レジスタ ) STATUS_TEMP CNT ;LED の更新周期用のカウンタ PORTB_OUT ; ポート B 用の出力バッファ ENDC ;CBLOCK 終了 ;-------------------------------- 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 4

ソースリスト (2) ORG 0 ; リセットベクタ ( プログラムアドレス 0 番地 ) GOTO START ;START へ跳ぶ ;-------------------------------- ORG 8 ; 割り込みベクタ ( プログラムアドレス 8 番地 ) ISR ; 割り込み処理ルーチン BTFSSINTCON,T0IF,A ; タイマ 0 割り込みでなければ ISR_END へ跳ぶ GOTO ISR_END BCF INTCON,T0IF,A ; タイマ 0 割り込みフラグを 0 にする DECFSZ CNT,F,A ;CNT を -1 して 0 でなければ ISR_END へ跳ぶ GOTO ISR_END MOVLW UPDATE ;CNT に LED の更新周期を書き込む MOVWF CNT,A MOVLW D'3' ;PORTB_OUT の内容を +3 する ADDWF PORTB_OUT,F,A ISR_END RETFIE FAST ; コンテキストを復帰して割り込みから復帰 ;-------------------------------- IOPORT ; サブルーチン :I/O ポート設定 CLRF LATA,A ; ポート A の出力ラッチに 0 を書き込む MOVF PORTB_OUT,W,A ;PORTB_OUT の内容をポート B の出力ラッチに書き込む MOVWF LATB,A CLRF LATC,A ; ポート C の出力ラッチに 0 を書き込む CLRF TRISA,A ; ポート A をすべて出力ピンにする CLRF TRISB,A ; ポート B をすべて出力ピンにする CLRF TRISC,A ; ポート C をすべて出力ピンにする RETURN 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 5

ソースリスト (3) ;-------------------------------- START CLRF PORTB_OUT,A ;PORTB_OUT に 0 を書き込む CALL IOPORT ;I/O ポート設定 MOVLW H'D7' ; タイマ 0 の設定 MOVWF T0CON,A ;8 ビットモード内部クロック 1:256 プリスケーラ MOVLW D'1' ;CNT に 1 を書き込む MOVWF CNT,A CLRF PORTB_OUT,A ;PORTB_OUT に 0 を書き込む CLRF TMR0L,A ;TMRL に 0 を書き込む MOVLW H'A0' ; タイマ 0 割り込みをイネーブルする MOVWF INTCON,A LOOP CLRWDT ;WDT を 0 にする CALL IOPORT ;I/O ポート設定 GOTO LOOP ;LOOP へ跳ぶ ;-------------------------------- END ; プログラムの終わり 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 6

ソースファイルのコピー配布 CD-R のなかの source フォルダに入っている 242asm フォルダを c: ドライブにコピーします 242asm フォルダを開きます 242asm.asm ファイルを右クリックしてメニューからプロパティを選択します読み取り専用のチェックを外して OK をクリックします 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 7

MPLAB のインストール配布 CD-R のなかの Setup フォルダに入っている MPL51102.exe を起動します起動後 Next ボタンをクリックし続けますインストールするフォルダはデフォルトのままにしてください Enter キーを押すと元に戻るダイアログがあります Finish ボタンが表示されたらそのボタンをクリックしてインストール完了です C: Program Files Mplab フォルダにインストールされます正常にインストールできないときは MPL51102.exe をハードディスクにコピーして起動してみてください 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 8

デベロップメントモードの設定 Options Development Mode を選択します左下図の設定にして OK をクリックします Processor:PIC18C242 MPLAB-SIM Simulator をオン右下図が表示されたら OK をクリックします 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 10

プロジェクトの設定 (1) Project New Project を選択します以下の設定にして OK をクリックします Directories: c: 242asm (c: をダブルクリック後 242asm をダブルクリック ) File Name: 242asm.pjt 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 11

アセンブル (1) Project Make Project を選択しますアセンブルがはじまりその結果が報告されますエラーがないときは最後の行に Build completed successfully. と表示されます 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 16

アセンブル (2) エラーがあるときは Build failed. と報告されますエラーメッセージの行をダブルクリックするとソースリストのエラーのある行にカーソルが跳びますエラーを修正して再度コンパイルしましょう 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 17

PICSTART Plus(2) PICSTART Plus Enable Programmer を選択します以下のダイアログが表示されます PICSTART Plus Device Programmer Configuration Bits Program Memory Window 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 19

PICSTART Plus(3) デバイスを PICSTART Plus のソケットに挿入します PICSTART Plus Device Programmer ダイアログの Program ボタンをクリックします 2000 Microchip Technology Incorporated. All Rights Reserved. S9002A Embedded Control Seminar 2000 20