る準備としての基礎能力の形成を 計画的かつ一貫して行う支援業務 (3) 生活困窮者家計相談支援事業イ 家計相談支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 4) に基づき行う業務 ロ家計に問題を抱える生活困窮者からの相

Similar documents
再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

淀川区生活困窮者

役割を担う者として管理者を1 名任命し 配置するものとする ただし 他の業務と兼務することができる (2) 家計相談支援員の要件家計相談支援を行う職員は 次のいずれかに該当する者が望ましい アファイナンシャルプランナーの資格を有する者イ消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタン

地千代田町福祉センター内に設置するものとする (3) 自立相談支援機関の名称本事業を実施する機関を自立相談支援機関 ( 以下 支援機関 という ) とし 名称については 神埼市生活自立支援センター とする 4 委託業務期間 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで 5

保健福祉局地域福祉課

<4D F736F F D E64976C8F91817A B7B8E73959F8E F41984A8BC696B18A4A91F D F8E968BC68BC696B18E6

保健福祉局地域福祉課

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

特別養護老人ホーム外川園

14個人情報の取扱いに関する規程

保健福祉局地域福祉課

( イ ) 主任相談支援員下記 ( ウ ) 又は ( エ ) の支援員のうち コミュニケーション能力 アセスメント能力 調整能力に高いスキルを持つ常勤職員 1 名を主任相談支援員として指名し 相談支援員の統括を行うものとする ( ウ ) 相談支援員主に相談支援及び精神保健支援を担当する支援員 常勤職

特定個人情報の取扱いの対応について

9 受託者は ポータルサイトの修正 更新 保守管理等を行うこと 10 寄附者の利便性向上のため クレジット決済以外に提供できる決済方法があれば提案すること (2) 寄附者への対応業務 1 寄附者からの問い合わせに対応するため 電話又は電子メール等により対応し 情報提供及び説明を行うこと ( 柏原市ま

平成27年度事業計画書

様式第19号

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

Microsoft Word - 2-1 契約書

〇〇市生活困窮者自立相談支援事業業務委託事業者募集要項

( ア ) 原則週 4 日 少なくとも午後 1 時から午後 4 時まで開設すること ( イ ) ひきこもり 不登校 ニート 非行などの傾向にある生きづらさを抱えた子ども 若者を対象とした安全 安心な居場所を提供すること ( ウ ) 利用定員は5 人以上とすること ( エ ) 子ども 若者が気軽に立ち

野尻町高齢者活動促進施設指定管理者業務仕様書

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

privacypolicy

A クラウドソーシング魅力発信 普及啓発支援 ⑴ 実施内容 1 広報の有効活用本事業での各種告知や取り組み状況について市広報を有効活用するため 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること また 現在活躍しているワーカーを取材し 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること 2ホームページによる魅力発信ホー

特定個人情報の取扱いの対応について

個人データの安全管理に係る基本方針

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

する経費 (2) 社会福祉協議会企画指導員 福祉活動指導員及び福祉活動専門員設置要綱 ( 平成 11 年 4 月 8 日付け社援第 984 号厚生省社会 援護局長通知 ) に基づく福祉活動専門員の設置に要する経費 (3) 地区社会福祉協議会の運営に要する経費 (4) 福祉バスの管理及び運営に要する経

Microsoft Word - 03H30年度仕様書(義務確定)

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

選 定 基 準

しい支障があると認められた場合は, 受注者に対してその変更その他必要な措置を求めることができるものとする ( 業務実施計画表 ) 第 6 条受注者は, この契約の締結後, すみやかに, 本契約及び別紙 仕様書 の規定を満たす業務実施計画表を作成し, 発注者に提出しなければならない 2 発注者は, 前

個人情報の保護に関する規程(案)

01 事務次官通知(健保組合)

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

福井市地域活動支援センター事業実施業務委託仕様書 この仕様書は 福井市 ( 以下 委託者 という ) が委託する福井市地域活動支援センター ( 以下 セ ンター という ) 事業の実施業務に関して 受託者が履行するために必要な事項を定めるものとする 1 事業目的障害者の日常生活及び社会生活を総合的に

家屋評価システム入力業務委託 仕様書

1_【鑑】「生活困窮者自立支援制度と介護保険制度との連携について(通知)」の一部改正について

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

2 使用料について

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務仕様書 1 委託業務名 岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務 2 委託業務の目的地域おこし協力隊は平成 21 年度の制度創設から10 年が経過し 全国及び県内各地域で多くの有効な活動が展開され 地域活性化の一助となっている こうしたなか 地域おこし協力隊員と受入市

委託契約書(案)

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

公の施設の指定管理者の指定の手続き等に関する指針(細目的事項)

<4D F736F F D B28DB8955B817A81698EBF96E282CC82DD E7194C5816A90B68A888DA28B878ED28EA997A78E A C98C5782E992A193E08A4F82CC98418C6782C98AD682B782E992B28DB82E646F6378>

企業主導型 ( 事業所内 ) 保育園運営業務委託仕様書 委託件名運営場所委託期間委託概要 社会福祉法人信隆会 仮称エキチカ保育園 Ⅱ 事業所内保育所運営業務東京都板橋区常盤台四丁目 23 番 9 号開所 ( 平成 29 年 12 月 1 日予定 ) より翌年度末まで 契約締結日の翌日から開所前日まで

PowerPoint プレゼンテーション

安来市民会館指定管理仕様書

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

東レ福祉会規程・規則要領集

平成25年4月

て他機関 団体等と連携して必要な支援を行うこと ⑷ 情報提供 広報活動ホームページ メールマガジン等によるイベントや生活情報の提供を行うこと また すでに児童養護施設等を退所している人への事業の周知を図ること ⑸ 当事者活動の支援児童養護施設等の退所者による自助グループの立ち上げとその活動を支援する

なお インキュベ ション施設 ( コワーキングスペースを除く ) については カード キーなどにより 24 時間 365 日入退室が可能となるように検討 (3 業務場所に記載し た施設についてはビル管理人が常駐し 24 時間出入りが可能 ) 7 業務内容本市は コワーキングスペースを併設したインキュ

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

自治会における 個人情報取扱いの手引き 霧島市市民環境部市民活動推進課

Microsoft Word - guideline02

Microsoft Word - å§flè¨Šå¥‚ç´—æł¸_éłłå½¢.docx

事務連絡 平成 31 年 4 月 23 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援推進室 サービス管理責任者等研修の見直しに関する Q&A 等について 平素より障害保健福祉行政の推進に御尽力いただき厚く御礼申し上げます サービス管理責任者及び児

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

Microsoft PowerPoint - 【資料-2】(用地部)H31総合技術説明資料

(Taro-02\216d\227l\217\221.jtd)

第3章 指導・監査等の実施

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

神戸市産後ケア事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 家族などからの産後の援助が受けられない者で 育児支援を特に必要とする母子を対象に 心身の安定と育児不安を解消し 児童虐待の未然防止を目的として実施する神戸市産後ケア事業 ( 以下 本事業 という ) について必要な事項を定めるものとする

個人情報保護宣言

< F2D91DE E8BE08B8B D8790CF97A78BE082CC>

<4D F736F F D E9197BF A8E788F6F8D8096DA82CC8BE695AA82CC95AA97DE82C982C282A282C42E646F63>

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

3 受託者は 前項の規定による検査の結果不合格となったときは 委託者の指定する日までに補正して提出し 再度検査を受けなければならない 4 前 2 項の規定による検査に直接要する費用は受託者の負担とする ( 委託料の支払 ) 第 8 条委託者は 前条の規定により引渡しを受けた後 受託者から適法な支払請

<4D F736F F D20918B8CFB93998BC696B188CF91F58E64976C8F C82532E646F63>

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

<93C18B4C8E64976C8F9195CA8E862E786C73>

仕  様  書

個人情報保護規程

個人情報の取り扱いに関する規程

Ⅱ. 防犯カメラの設置及び運用に当たっての留意事項 1 設置の目的防犯カメラの設置者は 犯罪 又は事故を防止するなどの目的を明確にし その目的を逸脱した運用を行わないようにしてください 2 撮影の範囲と設置場所防犯カメラで撮影された映像は その取扱いによっては 撮影された個人のプライバシーを侵害する

< F2D819A95CA F8CF D6A81698FB4816A2E6A74>

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

石岡市指定管理者の公募に関する仕様書

(4) 家計収支の改善や家計管理能力の向上等を図るため 家計支援計画を策定し 必要に応じて 債務整理や成年後見制度等を実施する支援機関 社会保障制度や公租公課に関する給付 減免等の制度窓口を紹介し 又はこれら機関との情報共有 調整を行う (5) 生活困窮者の状況に応じて 定期的に生活状況や家計管理の

プライバシーポリシー ( 個人情報保護に関する基本方針 ) 株式会社ビットポイントジャパン ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報の保護とその適正な管理が重要であることを認識し 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 といいます ) 関連法令 ガイドラインその他の規範を遵守すると

中小企業向け はじめてのマイナンバーガイドライン

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

< F2D E38E748E9696B18DEC8BC695E28F958ED288E790AC>

( 別紙 ) 飯田合同庁舎電話交換及び受付案内業務仕様書 この仕様書は 業務の大要を示すものであって 本仕様書に記載されていない事項であっても 下伊那地方事務所長 ( 以下 委託者 という ) が業務遂行上必要と認めた場合 業務受託者 ( 以下 受託者 という ) は速やかに契約金額の範囲内で業務を

Microsoft PowerPoint - 【資料-2】(用地部)H30発注版_総合技術説明資料

<4D F736F F D F8AE989E692F188C48F918DEC90AC977697CC E88E68D768CA3816A2E646F63>

Transcription:

資料 1 箕面市生活困窮者自立支援業務委託仕様書 1 業務の名称箕面市生活困窮者自立支援業務 2 業務の目的生活困窮者自立支援法 ( 平成 25 年法律第 105 号 以下 法 という ) に規定する 生活困窮者自立相談支援事業 生活困窮者就労準備支援事業 及び 生活困窮者家計相談支援事業 を適正に実施することにより 生活困窮者の状況に応じた包括的かつ継続的な相談支援や就労支援等を通じて 経済的社会的自立を促進し 困窮状態からの早期脱却に資することを目的とする 3 委託期間 2018 年 10 月 1 日から 2023 年 9 月 30 日まで (5 年間 ) 契約は業者選定後に速やかに締結し 契約締結日から 2018 年 10 月 1 日までの期間を業務の引き継ぎを含む準備期間とする 4 委託業務内容受託者は 法及び関係法令その他国通知等 ( 以下 関係法令等 という ) に基づき 次に掲げる事業を市の関係部署及び公共職業安定所等の関係機関 ( 以下 関係機関等 という ) と密接な連携を図り実施するものとする なお 受託者は 関連法令等の改正が行われた場合については 当該関係法令等の改正後の内容を基本とし 箕面市 ( 以下 本市 という ) と協議の上 適切に対応すること (1) 生活困窮者自立相談支援事業イ 自立相談支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 1) に基づき行う業務 ロ生活困窮者の相談に応じ アセスメントを実施して個々人の状態にあった支援計画 ( 以下 プラン という ) を作成し 必要な支援を提供する業務及び支援調整会議の開催に関する業務 ハ関係機関等や地域とのネットワークづくりと地域に不足する社会資源の開発等の業務 ニ関係機関等との連携を促進し事業を適切に推進するために 本市が実施する連絡会議等の運営業務 (2) 生活困窮者就労準備支援事業イ 就労準備支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 2) に基づき行う業務 ロ直ちに一般就労への移行が困難な生活困窮者に対して 一般就労に従事す - 1 -

る準備としての基礎能力の形成を 計画的かつ一貫して行う支援業務 (3) 生活困窮者家計相談支援事業イ 家計相談支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 4) に基づき行う業務 ロ家計に問題を抱える生活困窮者からの相談に応じ 家計の状況を 見える化 し 家計再生の計画を作成し 家計収支の改善や家計管理能力を高めるための支援業務 (4) その他本市が必要と認める事業 5 委託業務の実施場所箕面市内全域他 6 委託業務の対象者等業務の対象者は 原則として箕面市内に居住する生活困窮者であって 支援が必要と認められる者とする なお 委託業務にかかる 1 年間の対象件数は 約 1,000 件程度を見込む 7 相談窓口の設置場所等 (1) 相談窓口は 箕面市立総合保健福祉センター ( 箕面市萱野五丁目 8 番 1 号 ) 内の総合相談窓口を主たる窓口とし 業務を実施する 別途 本市と協議の上 市内の受託者活動拠点等に従たる窓口を設置することも可能とする (2) 相談窓口の開設時間及び休業日は次を基本とする ただし 従たる相談窓口 については 本市と協議の上 これを下回らない範囲で受託者が定めることが できるものとする 開設時間 午前 8 時 45 分から午後 5 時 15 分まで 休業日 ア 土曜日及び日曜日 イ 国民の祝日に関する法律に定める休日 ウ 12 月 29 日から翌年の1 月 3 日までの日 8 人員体制等受託者は 4 委託業務内容 を適切に履行できる人員体制を整備しなければならない なお 4 委託業務内容 に掲げる各事業の支援員等の最低配置人数等は 次のとおりとし 当該委託業務以外の業務に従事してはならない (1) 生活困窮者自立相談支援事業主任相談支援員 相談支援員及び就労支援員 ( 以下 主任相談支援員等 という ) を配置することとし 主任相談支援員以外の者は 当該事業以外の当該委託業務の事業の兼務を可能とする なお 主たる相談窓口には 主任相談支援員等のうち1 名以上を常駐させること 主任相談支援員 1 名 ( 常勤 専任 ) 主任相談支援員は 常勤かつ専ら当該事業に従事する職員で 次のいずれ - 2 -

かに該当する者とする ア社会福祉士 精神保健福祉士 保健師として保健 医療 福祉 就労 教育等の分野における業務に5 年以上従事している者であり かつ 生活困窮者への相談支援業務に3 年以上従事している者イ生活困窮者への相談支援業務その他の相談支援業務に5 年以上従事している者ウ国が実施する主任相談支援員養成研修修了者 主任相談支援員は 相談支援業務全般のマネジメントや他の支援員の指導 育成 支援困難ケースへの対応など高度な相談支援を行うとともに 社会資源の開拓 連携等を行う 相談支援員 1 名以上 相談支援員は 生活困窮者への相談支援を適切に行うことができる者とし 生活困窮者への相談支援業務その他の相談支援業務に従事した経験のある者がより望ましい 相談支援員は 生活困窮者へのアセスメント プランの作成を行い 様々な社会資源を活用しながらプランに基づく包括的な相談支援を実施するとともに 相談記録の整備及び管理や訪問支援などのアウトリーチ等を行う 就労支援員 1 名以上 就労支援員は 生活困窮者への相談支援を適切に行うことができる者とし キャリアコンサルタント 産業カウンセラー等の資格を有する者や生活困窮者の就労支援業務に従事した経験のある者がより望ましい 就労支援員は 生活困窮者へのアセスメント結果を踏まえ 公共職業安定所や協力企業を始め 就労支援に関する様々な社会資源と連携を図りつつ その状況に応じた能力開発 職業訓練 就職支援等の就労支援を行う (2) 生活困窮者就労準備支援事業常勤換算法で 支援対象者の数を 15 で除した数以上の就労準備支援担当者を置くこと 事業実施中は責任者を常駐させる必要があるため そのうち 1 人は常勤とする なお 当該事業以外の当該委託業務の事業の兼務を可能とする 就労準備支援担当者は 生活困窮者への就労支援を適切に行うことができる者とし キャリアコンサルタント 産業カウンセラー等の資格を有する者や生活困窮者の就労支援業務に従事した経験のある者がより望ましい (3) 生活困窮者家計相談支援事業家計相談支援担当者を 1 名以上配置すること ただし 当該事業以外の当該委託業務の事業の兼務を可能とする 家計相談支援担当者は 生活困窮者の家計に関する相談支援を適切に行うことができる者とし 相談支援に関わる知識 技術 家計管理に関わる知識 技術 社会保障制度や金融に関わる知識等を有しているとともに 次のいずれかに該当する者がより望ましい - 3 -

ア消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタントの資格を有する者イ社会福祉士の資格を有する者ウ社会保険労務士の資格を有する者エファイナンシャルプランナーの資格を有する者オアからエまでに掲げる者と同等の能力又は実務経験を有する者 9 委託料委託料は 主たる相談窓口における従事者が使用する事務机 椅子及び電話を除き 事業に必要な人件費 事務費 物品 設備等にかかる費用をすべて含むものとする なお 委託料の使途は 給料 職員手当等 共済費 報酬 報償費 旅費 賃金 需用費 ( 消耗品費 燃料費 会議費 印刷製本費 光熱水費 修繕料 ) 役務費 ( 通信運搬費 手数料 保険料 ) 委託料 使用料及び賃借料 備品購入費 ( 単価 30 万円未満のものに限る ) 負担金のいずれかの経費とする 10 職員の研修委託業務従事者への研修は 受託者の責任において実施すること また 本市が指示した研修を受講しなければならない 11 事業の周知及び広報受託者は 生活困窮者の自立支援を効果的に行うため 市民 関係機関への周知活動を行うものとし 本市と協議の上 チラシ ポスター ホームページ等を活用した広報を企画し 積極的に実施すること 12 進捗状況の報告等受託者は 本市が委託業務の実施及び進捗状況や業務内容の把握のために月 1 回開催する全体評価会議の資料作成 会議への参加 本市からの求めに応じて情報提供及び説明 報告等を行わなければならない 13 業務報告本市が定める方法により プランの内容や支援調整会議の結果 4 委託業務内容 に掲げる各事業の利用状況など 毎月の委託業務の実績を翌月 10 日までに本市に報告すること 別途 国等への報告が必要な場合は 本市と協議の上 報告書の作成 データ送信等を遅滞なく行うこと また 毎年度の委託業務完了後は すみやかに業務完了報告書を本市に提出すること 上記による報告の他 受託者は 本市からの指示に基づき 適宜 支援実績や業務の結果分析等について必要な書類を作成し 提出すること 14 会計処理委託業務に係る会計処理は 他の業務に係る会計と区分して経理するとともに - 4 -

会計関係帳簿等の本業務に係る書類を会計年度終了後 10 年間保存すること 15 関係書類の整備等 (1) 受託者は 対象者への支援経過やアセスメント状況 関係機関等との調整結果 支援調整会議の結果等について時系列で記録を整備し 適切に保管すること また 本市から指示があった場合は すみやかに当該記録を提出すること (2) 本業務により得られたデータ及び成果品は 本市に帰属するものとし 本市の許可なく他に使用あるいは公表しないこと (3) 受託者は 本業務の委託契約に基づく履行期間が満了するとき 又は契約書に基づき委託契約を解除するときは 本市または本市の指定する者にすべてのデータ及び成果品を含め 適切に業務の引継ぎを行い 継続的な支援に遺漏がないようにすること また 引継ぎ後は本業務により得られたすべてのデータ及び成果品については 適切に廃棄すること (4) 受託者は 従事者の名簿を作成し 本市に提出すること 業務受託期間中に従事者の変更があった場合には 直ちに変更名簿を作成し 提出するものとする 16 個人情報の管理 (1) 受託者および受託者の本業務従事者は 個人情報の取扱については 箕面市個人情報保護条例 ( 平成 2 年 3 月 31 日条例第 1 号 ) を遵守し 漏えいや紛失の防止 その他個人情報の保護を徹底すること (2) 受託者および受託者の本業務従事者は 本業務の遂行にあたり知り得たすべての情報等について 他に漏らし 又はこれを委託業務以外に使用してはならない また 委託者である本市が提供する資料を本市の許可なく第三者に提供したり 目的以外に使用してはならない 17 業務の一括再委託の禁止受託者は 受託した業務を一括して第三者に委託し 又は請け負わせることはできない ただし 本市があらかじめ認めた場合に限り 業務の一部を第三者に委託することができる 18 業務実施における留意事項 (1) 受託者は 事業の対象者から利用料等を徴収してはならない (2) 受託者は 研修等により従事者の能力向上を図り また関係機関との連携を密に行い 支援対象者にとって不利益が生じないよう支援を実施すること (3) 本業務遂行に係る問合せ等については 原則として受託者が対応することとする また 本業務に関する苦情が発生した場合は 迅速かつ誠実な対応を行うとともに すみやかに本市に報告すること 19 その他この仕様書に定めのない事項又は疑義が生じた場合は 本市と協議の上 業務を履行するものとする - 5 -