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Transcription:

SSC3.2 にアップグレードするための Windows Server 2008 環境から Windows Server 2008 R2 環境への移行手順 対象バージョン : SSC3.2 本手順は 管理サーバ OS に Windows Server 2008 を使用している場合 SigmaSystemCenter 3.2 にアップグレードする手順を記載します SigmaSystemCenter 3.2 にて Windows Server 2008 は管理サーバ OS のサポート対象外となりました SigmaSystemCenter 3.1 以前のバージョンから SigmaSystemCenter 3.2 にアップグレードインストールする際 管理サーバ OS に Windows Server 2008 を使用している場合は Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2012 ( 別マシン ) に移行してください 関連マニュアル 本書内で参照するマニュアルは 以下の通りです SigmaSystemCenter 3.2 インストレーションガイド SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 1. 手順の流れ アップグレード および移行手順の流れは 以下の通りです 本手順では 移行先環境を Windows Server 2008 R2 に移行する場合の手順を例に記載します Windows Server 2012 に移行する場合は 適宜読み替えてください 1.~2. が移行元環境 (Windows Server 2008) 3.~5. が移行先環境 (Windows Server 2008 R2) での作業となります 1. 移行元環境 (Windows Server 2008) での SSC3.2 へのアップグレードインストール 2. SSC のエクスポート / データベースのバックアップ 3. 移行先環境 (Windows Server 2008 R2) での SSC3.2 の新規インストール 4. SSC のエクスポートした設定のインポート / データベースのリストア 5. ESMPRO/ServerManager への再登録

2. 注意事項 アップグレード および移行を実施するにあたり 以下の注意事項があります 移行元 移行先でホスト名 IP アドレスなどを変更しないものとします IP アドレスを変更する場合は 移行前にサーバの IP アドレスを移行後のサーバの IP アドレスに変更し 移行作業を行ってください SigmaSystemCenter 3.2 の ESMPRO/ServerManager Ver.5.7 では データ移行をサポートしていないため 新規インストールします そのため 管理対象マシンを ESMPRO/ServerManager に再登録する作業が必要になります (ESMPRO/ServerManager Ver.5 以降は同じ装置でのバックアップ / リストアはサポートしていますが 別装置へのデータ移行についてはサポートしておりません ) SigmaSystemCenter をアップグレードする前に 移行元の Windows Server 2008 に SP2 が適用されていることを確認してください 適用されていない場合は SP2 を適用してください

3. 詳細手順 3.1. 移行元環境 (Windows Server 2008) での SSC3.2 へのアップグレードインストール SigmaSystemCenter 3.2 インストレーションガイド の 3. アップグレードインストールを実行する を参照して SigmaSystemCenter 3.1 以前のバージョンから SigmaSystemCenter 3.2 にアップグレードインストールしてください また DPM Ver6.0 (SigmaSystemCenter 3.0) より前のバージョンで作成したバックアップイメージファイルについては 以下の注意事項があります 注 : DPM Ver6.2 (SigmaSystemCenter 3.2) の Web コンソールで設定した バックアップイメージ格納用フォルダ に自動的に移動しません 手動で バックアップイメージ格納用フォルダ に移動してください バックアップイメージファイルが バックアップイメージ格納用フォルダ にある場合 バックアップイメージファイルは イメージとして DPM の Web コンソールの イメージ一覧 ウィンドウに表示されますが イメージに関連する情報は表示されません 関連情報を表示させるためには再度バックアップを行う必要があります 3.2. SSC のエクスポート / データベースのバックアップ 3.2.1. SSC サービスの停止 1. DPM に関して事前に確認する項目がありますので 以下を参照してください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.1. DPM の初期セットアップ / 設定項目変更時にデータをバックアップするには 2. 起動しているアプリケーション Web ブラウザをすべて終了してください 3. 以下の停止順番に従って 関連サービスの停止を行ってください SigmaSystemCenter の各コンポーネントのサービスに名については 4.2 SSC のサービス一覧 を参照してください サービス停止順番 1. [SystemMonitor 性能監視 ] 2. [SystemProvisioning] 3. [DeploymentManager]

4. [ESMPRO/ServerManager] 5. [istoragemanager 関連サービス ] (istorage のストレージ制御を行っている場合 ) 6. [VMware 関連サービス ] (VMware を使用している場合 ) 3.2.2. SSC のエクスポート / データベースのバックアップ 1. SystemMonitor 性能監視のエクスポート 1. ファイルのエクスポート以下のファイルのエクスポートを行ってください SystemMonitor 性能監視インストールフォルダの既定値は %ProgramFiles% NEC SystemMonitorPerformance です - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_client.xml - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_service_init.xml - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_database.xml 2. データベースのバックアップ 以下を参照して データベースのバックアップを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.3.1. SystemMonitor 性能監視をバックアップするには 4. データベースをバックアップ 2. SystemProvisioning のエクスポート 1. ファイルのエクスポート SystemProvisioning インストールフォルダ配下すべてのエクスポートを行ってください SystemProvisioning インストールフォルダの既定値は %ProgramFiles% NEC PVM です 2. レジストリのエクスポート以下のレジストリのエクスポートを行ってください - HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC PVM 3. データベースのバックアップ以下を参照して データベースのバックアップを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.2.1. SystemProvisioning をバックアップするには <SystemProvisioning を停止してバックアップする場合 > 5. データベースをバックアップ

3. DeploymentManager のエクスポート 1. ファイルのエクスポート以下を参照して ファイルのエクスポートを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.2. DPM の運用時に更新されるデータをバックアップするには 3. データのバックアップ 2. データベースのバックアップ以下を参照して データベースのバックアップを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.2. DPM の運用時に更新されるデータをバックアップするには 4. データベースのバックアップ 注 : Microsoft SQL Server のインストールフォルダの既定値は SQL Server のバージョンによって異なります ご使用の SQL Server のインストールフォルダの既定値を確認してください SQL Server 2005 の場合 %ProgramFiles% Microsoft SQL Server MSSQL.x MSSQL (MSSQL.x の x は DB インスタンス数によって 自動で採番されます ) SQL Server 2008 R2 の場合 %ProgramFiles% Microsoft SQL Server MSSQL10_50.DPMDBI MSSQL SQL Server 2012 の場合 %ProgramFiles% Microsoft SQL Server MSSQL11.DPMDBI MSSQL 3. レジストリのエクスポート以下を参照して レジストリのエクスポートを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.2. DPM の運用時に更新されるデータをバックアップするには 5. レジストリに記録されているデータのバックアップ 3.3. 移行先環境 (Windows Server 2008 R2) での SSC3.2 の新規インストール SigmaSystemCenter 3.2 インストレーションガイド の 2. インストールを実行する を参照して SigmaSystemCenter 3.2 を新規インストールしてください

注 : インストール時のパラメータ ( インストールパス パスワード SQL Server インスタンス名など ) を移行元環境と同じ設定にしてインストールを行ってください インストール完了後 システムの再起動を促すダイアログボックスが表示された場合は システムを再起動してください システム再起動後は何も設定を行わずに以降の作業を行ってください 3.4. SSC のエクスポートした設定のインポート / データベースのリストア 3.4.1. SSC サービスの停止 1. DPM に関して事前に設定する項目がありますので 以下を参照してください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.3. DPM をリストアするには 1. DPM サーバのインストールと詳細設定 < 既に DPM サーバをインストール済みの環境に対してデータ復旧のみ行う場合 > 2. 起動しているアプリケーション Web ブラウザをすべて終了してください 3. 以下の停止順番に従って 関連サービスの停止を行ってください SigmaSystemCenter の各コンポーネントのサービスに名については 4.2 SSC のサービス一覧 を参照してください サービス停止順番 1. [SystemMonitor 性能監視 ] 2. [SystemProvisioning] 3. [DeploymentManager] 4. [ESMPRO/ServerManager] 5. [istoragemanager 関連サービス ] (istorage のストレージ制御を行っている場合 ) 6. [VMware 関連サービス ] (VMware を使用している場合 ) 3.4.2. エクスポートした設定のインポート / データベースのリストア 1. DeploymentManager のインポート 1. ファイルのインポート以下を参照して ファイルのインポートを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.3. DPM をリストアするには 3. データのコピー

2. データベースのリストア 以下を参照して データベースのリストアを行ってください SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.3. DPM をリストアするには 4. データベースのコピー 5. フォルダへコピーされたバックアップファイルの設定を確認 3. リストアコマンドの実行コマンドプロンプトを起動し 以下のコマンドを実行します 注 : 以下は DPMDBI インスタンスのインストールフォルダが C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.DPMDBI MSSQL の場合の実行例です 実際のパスに合わせて実行してください > sqlcmd -E -S localhost DPMDBI 1> RESTORE DATABASE DPM 2> FROM DISK = 'DPM.bak' 3> WITH MOVE 'DPM' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.DPMDBI MSSQL DATA DPM_DATA.MDF', MOVE 'DPM_LOG' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.DPMDBI MSSQL DATA DPM_LOG.LDF', REPLACE 4> GO 4. レジストリのインポート移行元環境でエクスポートしたレジストリのインポートを行います 32 ビット OS と 64 ビット OS で既定のインストールパスが異なるため 既定のインストールパスでインストールを行った場合は 移行元環境でエクスポートした reg ファイルをテキストエディタなどで編集する必要があります レジストリの編集例については 4.1 レジストリの編集 を参照してください 編集後 %windir% syswow64 regedit.exe を起動し レジストリをインポートしてください 上記のレジストリ配下以外のレジストリを変更している場合は 移行後にレジストリの再設定を行ってください 2. SystemProvisioning のインポート 1. ファイルのインポート移行元環境でエクスポートしたファイルのインポートを行います エクスプローラなどからインストールフォルダに対し上書きコピーを行ってください SystemProvisioning インストールフォルダの既定値は

%ProgramFiles(x86)% NEC PVM です エクスポートしたファイルすべてを上書きコピーしてください 2. データベースのリストア コマンドプロンプトを起動し 以下のコマンドを実行します ここでは C ドライブの temp に "backup.dat" というバックアップファイルから復元する例を示します 注 : インスタンス名を既定値 (SSCCMDB) から変更した場合 "(local) インスタンス名 " としてください 以下は SSCCMDB インスタンスのインストールフォルダが C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL の場合の実行例です 実際のパスに合わせて実行してください > sqlcmd -E -S (local) SSCCMDB 1> RESTORE DATABASE pvminf 2> FROM DISK = 'C: temp backup.dat' 3> WITH MOVE 'PVMINF' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL DATA PVMINF.mdf', MOVE 'pvminf_2' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL DATA pvminf_2.ndf', MOVE 'PVMINF_log' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL DATA PVMINF_log.ldf', REPLACE 4> go 3. レジストリのインポート移行元環境でエクスポートしたレジストリのインポートを行います 32 ビット OS と 64 ビット OS で既定のインストールパスが異なるため 既定のインストールパスでインストールを行った場合は 移行元環境でエクスポートした reg ファイルをテキストエディタなどで編集する必要があります レジストリの編集例については 4.1 レジストリの編集 を参照してください 編集後 %windir% syswow64 regedit.exe を起動し レジストリをインポートしてください 3. SystemMonitor 性能監視のインポート 1. ファイルのインポート移行元環境でエクスポートを行ったファイルのインポートを行います エクスプローラなどからインストールフォルダに対し上書きコピーを行ってください SystemMonitor 性能監視インストールフォルダの既定値は %ProgramFiles(x86)% NEC SystemMonitorPerformance です - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_client.xml - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_service_init.xml - <SystemMonitor 性能監視インストールフォルダ > bin rm_database.xml

2. データベースのリストア コマンドプロンプトを起動し 以下のコマンドを実行します ここでは C ドライブの temp に "sysmonbk.dat" というバックアップファイルから復元する例を示します 注 : インスタンス名を既定値 (SSCCMDB) から変更した場合 "(local) インスタンス名 " としてください 以下は SSCCMDB インスタンスのインストールフォルダが C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL の場合の実行例です 実際のパスに合わせて実行してください > sqlcmd -E -S (local) SSCCMDB 1> RESTORE DATABASE RM_PerformanceDataBase2 2> FROM DISK = 'C: temp sysmonbk.dat' 3> WITH MOVE 'RM_PerformanceDataBase2' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL DATA RM_PerformanceDataBase2.mdf', MOVE 'RM_PerformanceDataBase2_log' TO 'C: Program Files Microsoft SQL Server MSSQL11.SSCCMDB MSSQL DATA RM_PerformanceDataBase2_log.ldf', REPLACE 4> go 3.4.3. SSC サービスの開始 1. SigmaSystemCenter の設定情報のインポート完了後 以下の開始順番に従って 関連サービスの開始を行ってください SigmaSystemCenter の各コンポーネントのサービスに名については 4.2 SSC のサービス一覧 を参照してください サービス開始順番 3. [VMware 関連サービス ] (VMware を使用している場合 ) 4. [istoragemanager 関連サービス ] (istorage のストレージ制御を行っている場合 ) 5. [ESMPRO/ServerManager] 6. [DeploymentManager] 7. [SystemProvisioning] 8. [SystemMonitor 性能監視 ] 2. DPM のユーザ管理関連ファイルのリストア以下を参照して DPM のユーザ管理関連ファイルのリストアを行ってください

SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド 10.4.3. DPM をリストアするには 10. ユーザ管理関連ファイルのリストア 3. IIS の再起動 IIS を再起動するため コマンドプロンプトを起動し 以下のコマンドを実行してください iisreset /restart 3.5. ESMPRO/ServerManager への再登録 以下の手順に従って 移行元の ESMPRO/ServerManager に登録されていた管理対象マシンの再登録を行ってください 1. 管理対象マシン ( コンポーネント ) の再登録 1. ESMPRO/ServerManager の WebGUI にログインします 2. [ グループ情報 ] タブの [ コンポーネントの追加 ] - [ 自動登録 ] を選択します 3. IP アドレス範囲指定検索で 監視対象コンポーネントの IP アドレスを含む範囲を指 定します 4. 必要に応じて各項目の設定を行い [ 検索 ] をクリックします 2. アクセス不能アラート検出設定 1. 登録した管理対象マシン ( コンポーネント ) を選択します 2. [ 設定 ] タブの [ サーバ監視設定 ] を選択し [ 編集 ] をクリックします 3. [SNMP による監視 ] の [ サービス無応答時にアラートを登録する ] を " 有効 " に 設定します 4. [ アラートの抑制 ] の [ リトライ回数 ] に値を設定します (*) 5. [ 適用 ] をクリックします (*) [ リトライ回数 ] に設定する値は SigmaSystemCenter の グループプロパティ設定 ウィンドウの [ 死活監視 ] タブで設定されている [ サーバダウン検出リトライ回数 ] の値を設定してください グループプロパティ設定 ウィンドウの [ 死活監視 ] タブについては SigmaSystemCenter 3.2 コンフィグレーションガイド の 5.5.15. [ 死活監視 ] タブを設定するには を参照してください 上記以外の ESMPRO/ServerManager の設定項目を変更していた場合 適宜手動で再設定を行ってください

4. 補足事項 4.1. レジストリの編集 移行元環境でエクスポートした SigmaSystemCenter のレジストリをインポートする場合 環境によってはレジストリの編集が必要になります 例えば 移行元環境 (32 ビット OS) では SigmaSystemCenter の既定のインストールフォルダは C: Program Files NEC となりますが 移行先環境 (64 ビット OS) では SigmaSystemCenter の既定のインストールフォルダは C: Program Files (x86) NEC となるため レジストリ内のパス情報を修正する必要があります 変更後のパスについては スペースや括弧などを正しく修正してください 半角 / 全角を誤って記載したり 間違った括弧を使用したりするとサービスが起動しなくなる可能性がありますのでご注意ください レジストリの修正は 以下の手順で行ってください 以下は 移行元環境のインストールフォルダのパスが C: Program Files NEC 移行先環境のインストールフォルダのパスが C: Program Files (x86) NEC の例です 1. メモ帳を起動し エクスポートした reg ファイルを開く 2. Program Files を Program Files (x86) に置換する 3. パスが変更されたことを確認した後 reg ファイルを上書き保存する 4.2. SSC のサービス一覧 SigmaSystemCenter 3.2 の各コンポーネントのサービスは 以下の通りです [ESMPRO/ServerManager] Alert Manager Socket(R) Service Alert Manager HTTPS Service DianaScope ModemAgent Dmi Event Watcher

ESM Alert Service ESM Base Service ESM Command Service ESM Remote Map Service ESMPRO/SM Base Service ESMPRO/SM Common Component ESMPRO/SM Event Manager ESMPRO/SM Trap Redirection ESMPRO/SM Web Container [DeploymentManager] DeploymentManager API Service DeploymentManager Backup/Restore Management DeploymentManager Get Client Information DeploymentManager PXE Management DeploymentManager PXE Mtftp DeploymentManager Remote Update Service DeploymentManager Schedule Management DeploymentManager Transfer Management [SystemProvisioning] PVMService [SystemMonitor 性能監視 ] System Monitor Performance Monitoring Service 作成日 : 2013/08/30