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諮問庁 : 国立大学法人長岡技術科学大学諮問日 : 平成 30 年 10 月 29 日 ( 平成 30 年 ( 独情 ) 諮問第 62 号 ) 答申日 : 平成 31 年 1 月 28 日 ( 平成 30 年度 ( 独情 ) 答申第 61 号 ) 事件名 : 特定期間に開催された特定学部教授会の音声

( 別紙 ) 答申 : 行文第 24 号 諮問 : 行文第 24-1 号 答申第 1 審査会の結論実施機関が行った本件不開示決定処分については適正であったと認める 第 2 諮問事案の概要 1 行政文書の開示請求異議申立人は 平成 24 年 5 月 7 日 奈良市長 ( 以下 実施機関 という ) に

第1 審査会の結論

<4D F736F F D2095BD90AC E D738CC2816A939A905C91E D862E646F63>

19 条の4 第 2 項の規定により, 特別職の公務員であるから, 本件不開示情報は, 公務員としての職務遂行情報であり, 精神保健指定医が, 客観的な生体検査もなく, ただその主観に基づいて, 対象者を強制入院させることができるという性質の資格であること, 本件開示請求に係る精神保健指定医らが対象

11総法不審第120号

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

の補正書 において, 審査請求の趣旨を この開示請求は本人の給与のみずましにかかわる書面である為 としているが, 原処分を取り消し, 本件対象保有個人情報の開示を求めている審査請求として, 以下, 原処分の妥当性について検討する 2 原処分の妥当性について (1) 給与所得の源泉徴収票について給与所

< F2D91E D86939A905C D868E9096E2816A2E6A>

録された保有個人情報 ( 本件対象保有個人情報 ) の開示を求めるものである 処分庁は, 平成 28 年 12 月 6 日付け特定記号 431により, 本件対象保有個人情報のうち,1 死亡した者の納める税金又は還付される税金 欄,2 相続人等の代表者の指定 欄並びに3 開示請求者以外の 相続人等に関

1 本件審査請求について (1) 本件審査請求に係る開示請求は, 法に基づき, 処分庁に対し, 本件対象文書の開示を求めたもの ( 以下 本件開示請求 という ) である (2) 本件開示請求を受けて, 処分庁は, 本件対象文書を作成しておらず不存在として, 不開示決定 ( 原処分 ) を行った (

非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

査請求人 ) が 平成 5 年分所得税確定申告書 ( 以下 本件請求保有個人情報 1 という ) の開示を求めるものである 処分庁は, 本件開示請求に対し, 本件請求保有個人情報 1は文書保存期間 (7 年 ) が満了し, 既に廃棄しているとして, 平成 27 年 12 月 2 2 日付け特定記号第

2 当事者の主張 (1) 申立人の主張の要旨 申立人は 請求を基礎づける理由として 以下のとおり主張した 1 処分の根拠等申立人は次のとおりお願い書ないし提案書を提出し 又は口頭での告発を行った ア.2018 年 3 月 23 日に被申立人資格審査担当副会長及び資格審査委員長あてに 会長の経歴詐称等

答申第203号(公表用)

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

ウ 特定個人 a に訂正してほしいとは, 私は書いてない これも日本年金機構の単純ミスなのか? それとも他に理由があるのか? 事実に基づいて, 説明を求める 私の公共職業安定所における氏名は, カタカナの 特定個人 b のスペースなしで管理されている 私の資格画面も氏名欄はカタカナである 国民年金保

(Microsoft Word - 06 \223\232\220\\\217\221\201i\214\210\222\350\201j.doc)

0 月 22 日現在, 通帳紛失の総合口座記号番号 特定番号 A-B~C 担保定額貯金 4 件 ( 特定金額 A): 平成 15 年 1 月 ~ 平成 16 年 3 月 : 特定郵便局 A 預入が証明されている 調査結果の回答書 の原本の写しの請求と, 特定年月日 Aの 改姓届 ( 開示請求者本人

無い (3) 特定市が振興協会会長 Aと市教育委員会とで一体に推進した当該文化事業は事業の実施前と実施後のまちの変化における事業の効果について国への報告義務があり, 公正に適法に事業を行う責務の存在は当該文化事業の目標の1は中心市街地の賑わいの促進にあって中心市街地活性化ソフト事業であって公開されて

異議申立てしていますが, 協会 ( 原文ママ ) として黙認しています 本件に関しても, 諮問庁は国のトップなのだから, もっともっと労働問題に積極的に取り組み, 労基法厳守で, 場合により, 行政処分すべきである 警察なら, スピード違反すれば即行政処分されますが, 労基法では, 基本強い行政処分

諮問庁 : 株式会社日本政策金融公庫諮問日 : 平成 28 年 2 月 8 日 ( 平成 28 年 ( 独個 ) 諮問第 3 号 ) 答申日 : 平成 28 年 4 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 独個 ) 答申第 1 号 ) 事件名 : 本人に関する融資審査の検討資料の不訂正決定に関する件

答 申 第 1 審議会の結論名古屋市長 ( 以下 実施機関 という ) が 本件異議申立ての対象となる保有個人情報を一部開示とした決定は 妥当である 第 2 異議申立てに至る経過 1 平成 23 年 12 月 21 日 異議申立人は 名古屋市個人情報保護条例 ( 平成 17 年名古屋市条例第 26

個人情報の保護に関する規程(案)

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横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

ている しかしながら 本件処分は条例の理念と条文の解釈運用を誤った違法なものであり 取り消されなければならない ⑶ 条例第 7 条第 1 項本文は 個人情報の外部提供の原則禁止を規定している また 同条同項ただし書の趣旨は 単に外部提供の原則禁止規定を解除したにとどまる すなわち 当該法令等が存在す

1 審査会の結論 平成 28 年度市民税 県民税の賦課決定処分 に係る審査請求は棄却する べきであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要南区長 ( 以下 処分庁 という ) は 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 24 条及び第 294 条並びに横浜市市税

大情審答申第 号

の対象として 人事院事務総長引継書 を特定し, 同年 9 月 29 日付け行政文書開示決定通知書を審査請求人に送付した 2 審査請求人が主張する本件審査請求の趣旨及び理由審査請求人は, 事務引継書が1 名分しか存在しないという決定は不自然である, 他の職員についても事務引継書がなければ, 前任者から

7 平成 28 年 10 月 3 日 処分庁は 法第 73 条の2 第 1 項及び条例第 43 条第 1 項の規定により 本件不動産の取得について審査請求人に対し 本件処分を行った 8 平成 28 年 11 月 25 日 審査請求人は 審査庁に対し 本件処分の取消しを求める審査請求を行った 第 4

ウ商業地等である 町の土地の平成 28 年度分の固定資産税の課税標準額は 法附則第 18 条第 5 項及び第 25 条第 5 項の規定により 課税標準となるべき価格に0.7を乗じた額となる なお 岐阜市税条例 ( 昭和 25 年岐阜市条例第 14 号 以下 条例 という ) においては これと異なる

別紙 答申 1 審査会の結論 委託事業者の企画提案書 及び 選考会議の資料 について行われた部分公開の決定は 妥当である 2 異議申立ての趣旨 (1) 異議申立人 ( 以下 申立人 という ) は 神戸市情報公開条例 ( 以下 条例 という ) に基づき 以下の公開請求 ( 以下 本件請求 という

イ不動産鑑定評価書のうち次の部分 ( ア ) 鑑定評価額並びに鑑定評価額を導くための単価 補正係数 補正事項 想定係数及び想定事項 ( イ ) 取引事例に関する情報 ( 市町村名を除く ) (3) 開示しない理由ア (2) のア当該文書の作成又は取得をしていないためイ (2) のイの ( ア ) 条

が成立するが 本件処分日は平成 29 年 3 月 3 日であるから 平成 24 年 3 月 3 日以降 審査請求人に支給した保護費について返還を求めることは可能であ る 第 3 審理員意見書の要旨 1 結論本件審査請求には理由がないので 棄却されるべきである 2 理由 (1) 本件処分に係る生活保護

処分済み

11総法不審第120号

ら退去を迫られやむを得ず転居したのであるから本件転居費用について保護費が支給されるべきであると主張して 本件処分の取消しを求めている 2 処分庁の主張 (1) 生活保護問答集について ( 平成 21 年 3 月 31 日厚生労働省社会援護局保護課長事務連絡 以下 問答集 という ) の問 13の2の

個人情報保護規定

く, 未支給年金受給権者の個人情報の開示を求めているとして, 法 12 条 自己を本人とする開示を請求することができる に当たらないため, 開示することはできないことを伝え, 取り下げの意思を確認した しかしながら, 異議申立人は, 不開示である旨の正式な回答がほしいとして, 開示請求を続けたもので

処分済み

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

業務 とあるが, 当該支払の一時差止めに係る決定を除く と, されている すなわち, 決定に係る業務は, 事業管理課長である ウその決定に係る文書及びデータは存在する 事業管理課長の決定により, 年金機構は, 障害者の年金給付を一時差し止めるための電算処理をしている事実がある そして, その事実から

おいて開催されていた法の制度運営に関する検討会の報告 ( 平成 17 年 3 月 29 日 ) では, 法の運用に関する改善措置として, 理由付記に関して 特に, 文書不存在を理由とする不開示決定については, 例えば, 請求対象文書をそもそも作成 取得していない, 作成したが保存期間が経過したので廃

非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

第一審査会の結論 豊中市教育委員会が行った 内部公益通報に係る調査の実施について ( 報告 ) を不 開示とした決定は妥当ではなく 別紙に記載した部分を除き開示すべきである 第二審査請求の経過 1 開示請求審査請求人は 平成 25 年 7 月 17 日 豊中市情報公開条例 ( 以下 条例 という )

諮問庁 : 防衛大臣諮問日 : 平成 28 年 2 月 25 日 ( 平成 28 年 ( 行情 ) 諮問第 192 号 ) 答申日 : 平成 29 年 1 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 行情 ) 答申第 694 号 ) 事件名 : 洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準 運用上の留意事項等に

東レ福祉会規程・規則要領集

11総法不審第120号

問にさらされることはむしろあるべき姿であり, それによって一層公益の増進に資するともいえる 特に, 本件のような面接試験の場合には, 試験結果の開示が, 面接試験以外の事由で受験者を選抜したのではないことを示すといった効果もあり, 面接試験が適正に行われることを確保するに大きく資すると言える したが

消費者庁にも苦情相談を行い, 今にも消費者庁が動くであろうこと等を話し, 異議申立人に謝罪及びデータ削除を求めているとのことであった 当初監察部は, 異議申立人に謝罪に応じるよう促したが, 異議申立人が使用しているデータは, 登記事項証明書記載のデータと同一であり 法 を犯していないので謝罪には応じ

第 3 諮問庁の説明の要旨 1 本件事案の概要本件は, 審査請求人が平成 29 年 8 月 29 日付けで法人文書の開示請求を行ったことに対し, 同年 9 月 29 日付け千大総第 307 号により, 法人文書の一部を不開示とする開示決定等処分 ( 処分 1) を行ったところ, 審査請求が提起された

ありどのような証言がなされたのか ( 請求人にとって虚偽と思われる証言が無いか等 ), また産業医が本人の意見を聞かずにどう判断し診療録に記載したのかを知る権利が請求人にはあると考える 3 請求人については, 特定理由等から特定機関等が千葉大学に対して診療録の開示を求める可能性もあり得るが, 千葉大

11総法不審第120号

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

事案である 3 仲裁合意本件では 申立人の申立書において仲裁合意の内容の記載があり 被申立人は答弁書においてこれを争わなかったので 本件についての書面による仲裁合意が存在する なお 被申立人は審問期日においても本仲裁に応じる旨の答弁をした 4 当事者の主張 (1) 申立人の主張申立人は 請求を基礎づ

返還の必要性を十分説明しており 手続は適法である 第 3 審理員意見書の要旨 1 結論本件審査請求には理由がないので 棄却されるべきである 2 理由 (1) 本件の争点は 本件保険が法第 4 条第 1 項に規定する 利用し得る資産 に該当するかどうかであるが その判断に当たっては 処分庁が判断の要素

取得に対しては 分割前の当該共有物に係る持分割合を超える部分の取得を除いて 不動産取得税を課することができないとするだけであって 分割の方法に制約を設けているものではないから 共有する土地が隣接している場合と隣接していない場合を区別し 隣接していない土地を一体として分割する場合に非課税が適用されない

平成 27 年度 特定行政書士法定研修 考査問題 解答と解説 本解答と解説は 正式に公表されたものではなく 作成者が独自に作成したものであり 内容の信頼性については保証しない 以下の事項に全て該当 遵守する場合にのみ 利用を許可する 東京都行政書士会葛飾支部会員であること 営利目的でないこと 内容を

Microsoft Word - 答申第41号.doc

ついて その取消しを求めるというものである (2) 異議申立ての理由異議申立人が 異議申立書及び意見書で主張している異議申立ての主な理由は 次のように要約される ア異議申立書における主張異議申立人の配偶者が一方的に有り得ない夫婦間暴力の被害申告 ( 以下 虚偽 DV 被害申告 という ) を 警察署

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

11総法不審第120号

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

1 審査会の結論平成 30 年 1 月 12 日付けで審査請求人が行政文書公開請求した 深沢地域整備事業に関し J R 東日本の要望 条件 要請 意向等の文書 ( 復命書含む ) 及び前記の記載がある文書 に対して実施機関鎌倉市長が平成 30 年 3 月 12 日付けで行った行政文書一部公開決定処分

処分済み

諮問第 483 号 答 申 第 1 審査会の結論 千葉県教育委員会 ( 以下 実施機関 という ) の決定は妥当である 第 2 異議申立人の主張要旨 1 異議申立ての趣旨異議申立ての趣旨は 実施機関が平成 24 年 3 月 28 日付教財第 1947 号で行った行政文書不開示決定 ( 以下 本件決定

債務のうち所定の範囲内のものを当該事業主に代わって政府が弁済する旨規定する (2) 賃確法 7 条における上記 政令で定める事由 ( 立替払の事由 ) として 賃金の支払の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 51 年政令第 169 号 以下 賃確令 という )2 条 1 項 4 号及び賃金の支払の確

特定個人情報の取扱いの対応について

式 ) により行うものとする 4 条例第 15 条の 3 第 1 項の規定による通知は 個人情報開示請求事案移送通知書 ( 別記第 10 式 ) により行うものとする ( 法人及び開示請求者以外のものに対する意見書提出の機会の付与等 ) 第 4 条の2 条例第 15 条の4に規定する実施機関が定める

第 1 号様式 個人情報開示請求書 独立行政法人自動車事故対策機構理事長 殿 令和年月日 請求者の氏名 住所又は居所 TEL ( ) 連絡先 :( 連絡先が上記の本人以外の場合は 住所 氏名 電話番号 ) 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律第 13 条第 1 項の規定に基づき 下記

11総法不審第120号

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

1 審査会の結論 平成 29 年度市民税 県民税税額変更処分 に係る審査請求は棄却するべ きであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要緑区長 ( 以下 処分庁 という ) は 平成 29 年 6 月 1 日 審査請求人に対して 平成 29 年度市民税 県民税賦課決定処分 ( 以下 先行処分 と

Microsoft Word - 答申第141号.doc

Taro-答申第64号

総務省が所管する地方税法ではなく 財務省が所管する国有財産法の適用を受けるとのことであり 実施機関の本件決定は失当である (2) 本件は 国税庁からの教示による公文書公開請求であり これを実施機関が非公開決定するとは言語道断である (3) 尖閣諸島の国有化は 日本と中国の外交問題に発展していることも

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

っている以上, 被面接者においてそもそも特別な対応策を採る必要はないといえる ウよって, 本件対象文書の不開示部分は法 5 条 6 号に該当しないといえる (2) 意見書 ( 添付資料省略 ) ア裁判官の場合, 新任判事補志望者カードの全部が開示されている ( 資料 1) ことからすれば, 検事に関

7 という ) が定める場合に該当しないとして却下処分 ( 以下 本件処分 という ) を受けたため, 被控訴人に対し, 厚年法施行令 3 条の12の7が上記改定請求の期間を第 1 号改定者及び第 2 号改定者の一方が死亡した日から起算して1 月以内に限定しているのは, 厚年法 78 条の12による

11総法不審第120号

沖縄厚生年金事案 440 第 1 委員会の結論申立人の申立期間のうち 申立期間 2に係る標準報酬月額は 事業主が社会保険事務所 ( 当時 ) に届け出た標準報酬月額であったと認められることから 当該期間の標準報酬月額を 28 万円に訂正することが必要である また 申立期間 3について 申立人は当該期

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

2 異議申立ての理由 文書不存在 はあり得ないと考える 第 4 実施機関の説明要旨 実施機関から提出された理由説明書の要旨は次のとおりである 1 本件開示請求と関わる可能性がある文書がないか調査した 開示請求のあった文書が 沖縄県と福建省との友好省県締結に関わるものであることが推測されたことから 対

厚生局受付番号 : 東北 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 東北 ( 国 ) 第 号 第 1 結論昭和 52 年 4 月から同年 8 月までの請求期間及び昭和 52 年 9 月から昭和 56 年 12 月までの請求期間については 国民年金保険料を納付した期間に訂

警備の下にあり 仮に本件対象文書が開示されたとしても院内への不法な侵入及び院内での不法な活動は困難であり 犯罪の予防 鎮圧等に支障を及ぼすとは考えられず 合理性を欠いている したがって 本件対象文書は法第 5 条第 4 号には相当せず 規程第 4 条第 3 号に定める事務局不開示情報に該当しないこと

( その他 ) 第 11 条この規則に定めるもののほか, 必要な事項は, 市長が別に定める 附則この規則は, 平成 30 年 4 月 1 日から施行する

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

< F2D8C9B D7390AD DB93E08C888DD >

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

日商協規程集

エーシーニールセン・コーポレーション株式会社 個人情報保護方針

千葉市プレーパーク開催支援要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条本要綱は 本市における市民によるプレーパークを支援するために必要な事項を定めるものとする ( 用語の定義 ) 第 2 条本要綱において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) プレーパーク子どもたちの健全な育

11総法不審第120号

Transcription:

( 別紙 ) 答申第 154 号 第 1 審査会の結論 答 申 実施機関は 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く の開示請求 ( 以下 本件開示請求 という ) に対し 当該文書を作成又は取得していないとした行政文書の不開示決定については 交通の取締りにおいて違反告知を行った後に免除規定に該当することが分かった場合 法令上の根拠がないにもかかわらず違反告知をした場合等の処理に係る決裁書類を本件開示請求に係る対象文書として特定した上 開示決定等すべきである 第 2 諮問事案の概要 1 行政文書の開示請求 審査請求人は 平成 23 年 7 月 1 日 奈良県情報公開条例 ( 平成 13 年 3 月奈良県条例第 38 号 以下 条例 という ) 第 6 条第 1 項の規定に基づき 奈良県警察本部長 ( 以下 実施機関 という ) に対し 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く の開示請求を行った 2 実施機関の決定 平成 23 年 8 月 19 日 実施機関は 本件開示請求に対応する行政文書の作成又は取得をしていないため不存在として 行政文書の不開示決定 ( 以下 本件決定 という ) を行い 審査請求人に通知した 3 審査請求 審査請求人は 平成 23 年 8 月 25 日 本件決定を不服として 行政不服審査法 ( 昭和 37 年法律第 160 号 ) 第 5 条の規定に基づき 実施機関の上級行政庁である奈良県公安委員会 ( 以下 諮問実施機関 という ) に対し 本件決定の取消しを求める審査請求を行った 4 諮問 平成 23 年 9 月 15 日 諮問実施機関は 条例第 19 条の規定に基づき 奈良県情報公開審査会 ( 以下 当審査会 という ) に対して 当該審査請求に係る諮問を行った 第 3 審査請求人の主張要旨 1 審査請求の趣旨 原処分を取り消し 対象文書の全部を開示せよとの裁決を求める 2 審査請求の理由 - 1 -

審査請求人が 審査請求書及び意見書において主張している審査請求の理由は おおむね次のとおりである (1) 審査請求書 交通違反告知の件数は 全国において年間で数百万件存在する 当然 奈良県警察本部の所管内においても相当数の違反告知が行われているが 警察官といえども人間であり その全てにおいて手続が適正であったと考えることは到底できない (2) 平成 24 年 4 月 2 日付け奈情審第 154 号の 3 で通知のあった件に対する意見書 ( 平成 24 年 6 月 4 日収受 ) 本件開示請求の趣旨は 奈良県警察本部の情報公開窓口で説明したとおり 奈良県警察官による瑕疵ある違反告知が行われた場合の救済手続を明らかにすることであって 奈良県公安委員会が理由説明する 交通切符のもみ消し 不適正な手続を意思決定した行政文書 の開示請求は行っていない また 10 万件の取締りの中に もみ消しなどの不適正な手続があると主張する としているが そのような主張をした事実は無く 開示請求の趣旨を偏った見方で判断するのは厳に慎んでいただきたい 違反告知における不服申立ては 実体的真実の発見を目的の 1 つとするものであり 例え警察官が違反行為を現認し 違反告知を受けた者がそれを認めた場合であっても それが実体的真実でないならば 違反告知は 当然取り消されるべきものである 例えば 妊婦の座席ベルトの着用義務は 道路交通法施行令 ( 昭和 35 年政令第 270 号 ) 第 26 条の 3 の 2 第 1 項第 1 号の規定により免除されるが 妊娠月数の浅い妊婦に対する警察官の状況確認が不十分な場合 誤って違反告知を行う可能性は十分考えられる 特に妊娠のごく初期であれば 本人が妊娠している事実を知らないケースすら有り得るのであって このような場合 例え妊婦が違反行為を認めたとしても違反告知を行う実体的真実が無い以上 当然取り消されるべき違反告知である 私は 幼児のおむつを交換する行為が道路交通法施行令第 26 条の 3 の 2 第 3 項第 5 号に規定する日常生活上の世話に該当するものと考えているが 警察官の違反告知には内在的瑕疵があるという前提で法整備がなされていることを考慮すると 瑕疵ある違反告知の救済手続の事例があって然るべきであって これが全くなされていないとするならば 実施機関は救済法を形骸化させていると言わざるを得ない (3) 平成 25 年 11 月 20 日付け奈情審第 154 号の 6 で通知のあった件に対する意見書 ( 平成 25 年 12 月 4 日収受 ) 本件開示請求の趣旨は 警察官による瑕疵ある違反告知がなされた場合の救済手続を明らかにすることです とりわけ罪刑法定主義の観点から警察官が法令上根拠のない違反告知をした場合 どのような手続で瑕疵ある違反告知を取り消すのかを確認したいがために本件開示請求を行いました 請求文書に 誤記を除く と記載したのは 違反告知を取り消したものの違反行為そのものを否定しなかった軽微な事案を除外したいがためです 具体的には 違反告知の日時に誤りがあったもの 誤って同乗者に違反告知をしたもの 又は違反場所に誤りがあったものなど違反告知書の記載事項に誤記があったものを想定しています - 2 -

一方 瑕疵ある違反告知としては 法令上の根拠が無いにもかかわらず違反告知をした場合を想定しています 例えば 免許証の有効期間を規定した道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 92 条の 2 第 4 項に 期間の末日が日曜日その他政令で定める日に当たるときは これらの日の翌日を当該期間の末日とみなす とありますが 誤って免許証に記載されている期日を以って免許証が失効していると判断して違反告知をした場合 あるいは 道路交通法第 71 条の 3 に規定する座席ベルト 幼児用補助装置の着用義務の除外規定に該当するにもかかわらず誤って違反告知をした場合などを想定しています 他の公安委員会 警察本部では これらの瑕疵ある違反告知が判明した場合 職権 行政不服審査法や行政訴訟で取消し手続を進めていますが 奈良県公安委員会 警察本部では 本件処分の理由説明書である平成 23 年 10 月 20 日付け奈公委第 623 号で 告知後に取り消すことはなく と記述しているとおり一切の違反告知の取消しを認めていません 私には 職権による取消しや行政救済法等による取消しが認められていないこと自体が組織的な犯罪行為に思えます なお 理由説明書記載の事項に関して 法令上除外規定が設けられているにもかかわらず 当該除外規定の存在を完全否定した警察官の不当性 ( 虚偽公文書作成罪 ) を主張するのは 法治国家においては国民の正当な権利行使であると考えています 第 4 諮問実施機関の説明要旨 諮問実施機関が 理由説明書及び口頭理由説明において説明している本件決定の理由は おおむね次のとおりである 1 理由説明書 ( 平成 23 年 10 月 20 日収受 ) (1) 不開示とした理由 不服申立人は 行政文書の名称等を 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く として開示請求しているが 違反の告知を取り消す場合はなく 切符適用外として 基本書式に手続を変更する場合を始め 告知後の訂正等は程度に応じて 補正 是正等により対応しているが 告知後に取り消すことはなく決裁書類も存在しないことから不開示決定したものである (2) 結語 以上のことから 実施機関が行った本件処分は妥当なものであり 審査庁である公安委員会としては 本件決定について原処分維持が適当と考える 2 理由説明書 ( 平成 24 年 3 月 29 日収受 ) (1) 開示請求にかかる行政文書の性格 審査請求人が求める行政文書は 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く である 違反告知 とは 警察が交通違反の取締りの際に 交通切符等で告知することであると認められ 取り消す とは 一旦記し又は述べたことを打ち消す ( 広辞苑第 6 版 ) ことと認められたことから 警察官が一旦違反を現認して交通切符等で告知したが これを無かったことにする すなわち 交通切符のもみ消しなど 不適正な手続を意思決定した行政文書と認められた - 3 -

(2) 不開示とした理由 奈良県警察においては 年間 10 万件を超える交通違反の取締りを行っているが その全てにおいて法と証拠に照らし 適正な手続に基づいて行っている 当然 10 万件の中には告知内容に不備等があり補正や是正しているものも数多く存在するが それは法律等に基づいて適正な手続により処理をしている この点 審査請求人は 警察官といえども人間であり その全てにおいて手続きが適正であったと考えることは到底できない と すなわち 10 万件の取締りの中に もみ消しなどの不適正な手続があると主張する しかし このような審査請求人の主張による手続を 実施機関で行っている事実は全くなく 不適正な手続を意思決定するような行政文書も存在しないことから 本件処分を行ったものである (3) 結語 以上のことから 実施機関が行った本件処分は妥当なものであり 審査庁である公安委員会としては 本件決定について原処分維持が適当と考える 3 理由説明書 ( 平成 25 年 11 月 14 日収受 ) 当時の窓口での状況について応対した職員に確認したところ 対応状況を記録した文書等は保有しておらず 質疑内容についても 2 年以上経過している状況から明確な記憶はないものの 時間余にわたり 警察官の行う交通取締り 及び 誤記した切符の取扱 等についての説明を行ったとのことである また 審査請求人は終始自己の行動の正当性と違反を告知した警察官の不当性を主張し 本件情報公開請求に及んだものである なお 説明内容は 1 警察官が違反を取り消すことはないこと 2 交通切符等を作成する際 重大な記載間違いをした場合には切符の再作成を行い 先に作成した切符は誤記として交通指導課に返納されるということ 3 返納に至らない程度の軽易な記載間違いについては補正を行うということである 4 口頭理由説明 座席ベルト装着義務違反の運転者が妊娠していると主張した場合 現場において 母子手帳等により事実確認を行い 当該事実を現場で確認できなかった場合には違反告知をすることとなる その後 母子手帳等により当該事実が確認ができた場合には免除規定に基づき是正措置を行い 点数切符 ( 白切符 ) については 誤記 として処理される 第 5 審査会の判断理由 当審査会は 本件事案について審査した結果 次のとおり判断する 1 基本的な考え方 条例は その第 1 条にあるように 県政に対する県民の理解と信頼を深め 県民の県政への参加を促進し もって県民の知る権利への理解を深めつつ 県の有するその諸活動を県民に説明する責務が全うされるようにするとともに 公正で開かれた県民本位の県政を一層推進することを目的として制定されたものであり その解釈 運用 - 4 -

に当たっては 県民の行政文書開示請求権を十分尊重する見地から行わなければならない したがって 当審査会は 県民の行政文書開示請求権を十分尊重するという条例の趣旨に従い 諮問実施機関の意見聴取のみにとどまらず 審査に必要な関係資料の提出を求め 当審査会により調査を行い 条例の適用について判断することとした 2 本件決定の妥当性について 審査請求人が 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く の開示を求めているのに対し 諮問実施機関は 当該文書を作成又は取得していないため不存在であると主張しているので 以下検討する (1) 本件開示請求の趣旨について 審査請求人が開示を求めている 違反告知を取り消した際の決裁書類 ( 保管 保存年限の全て ) 誤記を除く の趣旨を明確にするためには 取消し 誤記 の用語の意味を確認する必要がある 諮問実施機関は 取消し とは 交通違反の取締りにおいて 警察官が違反が存在しないのに告知したものを抹消する手続であり 例えば 座席ベルト装着義務違反の運転者に違反告知した後 母子手帳により当該運転者が妊娠していることが確認され 免除規定に該当することが分かった場合は 取消し ではなく 誤記 として処理すると説明している しかし 諮問実施機関が説明する意味での 取消し 及び 誤記 は 関連法令に定義があるわけではなく 警察独自のものと考えられ また 一般的に用いられている 取消し 及び 誤記 とは意味が異なるものである これに対し 審査請求人は 取消し とは 座席ベルト装着義務違反の運転者に違反告知をした後 母子手帳により当該運転者が妊娠していることが確認された場合等を想定し 誤記 とは書き損じ等を想定して 開示請求を行ったと説明している 以上のように 座席ベルト装着義務違反の運転者に違反告知をした後 母子手帳により当該運転者が妊娠していることが確認された場合の取扱いについて 諮問実施機関は 誤記 であると説明しているが これを一般人が通常 取消し であると考えることは特段不自然ではなく また 諮問実施機関は 書き損じのことを 補正 であると説明しているが これを一般人が通常 誤記 であると考えることも特段不自然ではないと認められる さらに 審査請求人は 座席ベルト装着義務違反の運転者に違反告知をした後 母子手帳により当該運転者が妊娠していることが確認された場合の当該違反告知について 瑕疵ある違反告知 と認識しているが これは 諮問実施機関の説明とは異なるものであり この点についても双方の認識に齟齬が見られる ところで 諮問実施機関は 審査請求人が開示請求を行うために来庁した際に 実施機関は 時間余にわたり説明したと主張しており 対象行政文書を特定するために一定の努力をしたことが認められる しかし 双方の主張を比較すると 本件開示請求の趣旨が 実施機関に対して 審査請求人が意図したとおりには伝わっていなかったことが認められる もとより 開示請求者は実施機関がどのような行政文書を保有しているかを知ることは容易ではないため 開示請求を受け付ける際には 行政文書の特定に必要な - 5 -

情報の提供に努めなければならない したがって 本件事案の場合 用語の定義等にこだわることなく 審査請求人が実質的にどのような文書の開示を求めているのかを把握するよう努めるべきであった 実施機関は対象行政文書を特定するために一定の努力をしたものの 本件開示請求の趣旨を審査請求人の意図に沿って把握するには至らず 結果として 双方の認識に齟齬があったのであるから 本件開示請求の趣旨は 審査請求人が主張するように 交通の取締りにおいて違反告知を行った後に免除規定に該当することが分かった場合 法令上の根拠がないにもかかわらず違反告知をした場合等の処理に係る決裁書類であると解すべきである (2) 本件行政文書の不存在について 実施機関は 本件行政文書が不存在であると判断し 不開示決定を行ったが ( 1) で述べたとおり 本件開示請求の趣旨は 交通の取締りにおいて違反告知を行った後に免除規定に該当することが分かった場合 法令上の根拠がないにもかかわらず違反告知をした場合等の処理に係る決裁書類であると解すべきであるから 当該決裁書類を対象として文書を改めて特定の上 開示決定等すべきである 3 結論 以上の事実及び理由により 当審査会は 第 1 審査会の結論 のとおり判断する 第 6 審査会の審査経過 当審査会の審査経過は 別紙のとおりである - 6 -

( 別紙 ) 審査会の審査経過 年月日審査経過 平成 23 年 9 月 15 日 諮問実施機関から諮問を受けた 平成 23 年 10 月 20 日 諮問実施機関から理由説明書 ( 平成 23 年 10 月 20 日収受 ) の提出を受けた 平成 24 年 3 月 29 日 諮問実施機関から理由説明書 ( 平成 24 年 3 月 29 日 収受 ) の提出を受けた 平成 24 年 6 月 4 日 審査請求人から平成 24 年 4 月 2 日付け奈情審第 15 4 号の3で通知のあった件に対する意見書 ( 平成 24 年 6 月 4 日収受 ) の提出を受けた 平成 25 年 9 月 24 日 事案の審議を行った ( 第 167 回審査会 ) 平成 25 年 10 月 23 日 諮問実施機関から不開示理由等を聴取した ( 第 168 回審査会 ) 事案の審議を行った 平成 25 年 11 月 14 日 諮問実施機関から理由説明書 ( 平成 25 年 11 月 14 日収受 ) の提出を受けた 平成 25 年 11 月 20 日 事案の審議を行った ( 第 169 回審査会 ) 平成 25 年 12 月 4 日 審査請求人から平成 25 年 11 月 20 日付け奈情審第 154 号の6で通知のあった件に対する意見書 ( 平成 2 5 年 12 月 4 日収受 ) の提出を受けた 平成 25 年 12 月 18 日 事案の審議を行った ( 第 170 回審査会 ) 平成 26 年 2 月 6 日 答申案のとりまとめを行った ( 第 171 回審査会 ) 平成 26 年 2 月 20 日 諮問実施機関に対して答申を行った - 7 -

( 参考 ) 本件答申に関与した委員 ( 五十音順 敬称略 ) 氏名役職名備考 いしだひでじろう 石田榮仁郎 近畿大学名誉教授 ( 憲法 ) 弁護士 会長代理 いろめよしお以呂免義雄 弁護士 ちはらみえこ千原美重子奈良大学教授 ( 臨床心理学 ) ほそみみえこ細見三英子 元産経新聞社記者 みなみがわあきひろ南川諦弘大阪学院大学教授 ( 行政法 ) 弁護士会長 - 8 -