KBM based Kiken-Yochi-Training for Care Staff and Medical Staff 1) 2) KAMIYAMA Motoyuki 1), SASAKI Yoshie 2) 1), 2) 1) Association Chishiki Kankyo Kenkyukai, 2) Japan College of Social Work KBM 1. 1.1. 2025 2010 2010 1.2. 2008 3 2008 2001 120 90
Inter-Professional Education IPE 2000 2007 IPE IPE IPE 1.3. schema 1992 1.4. Kiken-Yochi Trainning KYT KYT KYT 4 4 4 KYT 1 1 3 1 2 3
1 KYT Knowledge Building Method2010 2011 2. KYT KYT 2 KYT 3 1 1 2 3 4 1 KYT KYT
知識共創第 3 号 (2013) クを低減させるという思想に依拠する よって KBM における知識構築まで至ることはなくとも 医介連携 KYT を経験することによって 共有された価値を創出もしくは逓増させることができればよいと考えるので ある 3. 実験 3.1. 実験の進行 開発した医療介護連携 KYT を 千葉市社会福祉協議会の協力の下 2012 年 9 月 30 日および 10 月 20 日に 介護職 看護職の研修として実施した 実験の被験者は各回別の被験者を募集した 被験者は各 回 30 人で それぞれの回で介護職 15 人 看護職 15 人で構成されている 実験の進行は表 2 のとおり である 表 2 医療介護 KYT の実験進行 時刻 進行 所要時間 09:30 09:35 10:35 10:40 11:25 12:25 13:15 開講のあいさつ レクチャー 動画 事例 多人数の前での吐しゃ 視聴 短冊記入作業 休憩 昼食 グループ分け発表 グループワーク 全体発表 5 分 60 分 5 分 45 分 60 分 50 分 15 分 13:30 13:35 14:15 15:05 15:15 15:30 15:50 16:25 16:35 16:45 動画 事例 腸ガス排気 視聴 短冊記入作業 グループワーク 休憩 全体発表 宣言シート記入 宣言シート発表 講評 アンケート記入 解散 5 分 40 分 50 分 10 分 15 分 20 分 35 分 10 分 10 分 3.2. レクチャー 医介連携 KYT は 最初にワークショップの前提となる知識をレクチャーする ワークショップの効果を高 めるため 被験者の姿勢を準備することが目的である さらに ワークショップ中で使用する語や概念を説 明し 被験者の記入スキルを高める 本教育方法論は認知スキーマの共有と共創が目的であり シート等へ の記入スキルの高低の影響を受けることは好ましくないからである 図 2 実験会場の様子 左 レクチャーの様子 右 ディスカッションの様子
知識共創第 3 号 (2013) 3.3. 動画の視聴 次いで 被験者は医療介護連携の介護現場で典型的な事例を撮影した短い動画を視聴する 事例動画は本 研究のために作成したものである 介護現場で生じることが多い 医療介護連携を必要とする事例につ いて 8 場面を作成した 制作者の意図や予見を与えないよう 字幕による状況説明や情報提供をして いない さらに 実際の問題としてとらえられるように 断片的な場面描写に限定し 偶然 直面す ることになった介護の一場面 という設定となっている 表 3 制作した動画 動画 事例 1 事例 2 事例 3 事例 4 サイズ 訪室時に 居室でうつぶせに倒 れている オイグルコン服用者の意識不 鮮明状態 脳梗塞で左片麻痺をもつ高齢 者 便秘傾向者が多量排便後転倒 した 動画 サイズ 44 秒 事例 5 PEG 挿入者の挿入部から濾出 29 秒 40 秒 事例 6 多人数の前での吐しゃ 34 秒 35 秒 事例 7 50 秒 49 秒 事例 8 終末期の利用者の夜間気管内 吸引 腸ガス排気 29 秒 図 3 動画教材の字幕 使用した動画シーンは 2 種類で 一つは多人数の利用者がいる場所での吐しゃ物の処理 もう一つは 腸内ガスの排気についてである 図 4 動画教材 左 事例 多人数の前での吐しゃ 右 事例 腸ガス排気 3.4. シート類の記入 記入の枠組み 次に 動画の事例について 被験者はどのような観察 判断を行ったのかシート類に記載してもらう シートの記法は被験者の思考や認知をコントロールもしくは誘導する枠組みであり 現場における日常 業務で構築された各自各職の認知スキーマとの間で違和感を認知させたり 意図的な認識を促したりす るものである はじめに テーマとなる動画シーンについて 自分であればどのように行動するか を エビデンス 事実 リーズン 理由 アクション 行動 という 3 要素にまとめてもらう この 3 要素 は 認知スキーム短冊 に記載する この 3 要素は 各職が行動の背景にどのような根拠や理由がある のかを明確に記載し さらにその行動が依拠する 観察された事実 を明示するための記載フォーマッ
SOAP 4 4 SOAP Focus Charting KYT SOAP Focus Charting FDAR S(Subject) O(Object) A(Assessment) S O P(Plan) 3 F(Focus) D(Data) A(Action) R(Response) KYT 5 KYT 1 2 1 2 3.5. 1 6 5
5 2 KYT KYT KYT KYT 4. 1 2 3 1 2 2 10 20 6 6 526 4.23 12.00 5. 7 91 59 6 60
7 10 20 91 21 15 59 20 15 38 20 14 24 20 14 24 18 14 23 17 14 23 16 14 21 16 13 21 16 13 21 16 13 21 16 13 6 8 2
8 l l l l l ( ) l 6. 7 7 KYT Persons, T., 1937 The Structure of Social Action, McGraw-Hill,1937 Persons, T., 1951 The Social System, The Free Press,1951 (1992) Nishida, H.(1999) A Cognitive approach to intercultural communication based on schema theory. International Journal of Intercultural Relations, 23(5), pp.753-777. (2000) Thomassen, Theo. 2001 A first introduction to archival science, Archival Science, Vol.1, pp.373-385. (2002) p71. (2007) vol.48 No.1 pp.142-152. (2009)Vol.57, pp.237-251. (2010) 20 22 11 24
(2010) 22 (2011) pp.11-22. (2011) 1 (2010) 25(2), pp.44-49. 101-0044 2-11-22 E-mail kamiyama@ackk.or.jp