AUP40A W, 東レ ACE 株式会社,1N482-1,2014/04/09 1/5 安全データシート 発行日 : 2014 年 04 月 09 日 1. 製品及び会社情報製品名 :AUP40A W 会社名 : 東レ ACE 株式会社住所 : 103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町 12-2 担当部署 : 環境資材部電話 :03-3669-7545 FAX :03-3669-7546 製品番号 (SDS NO) :1N482-1 2. 危険有害性の要約製品の GHS 分類 ラベル要素 GHS 分類健康に対する有害性皮膚腐食性及び刺激性 : 区分 2 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 : 区分 2 皮膚感作性 : 区分 1 環境有害性水生環境有害性 ( 急性 ): 区分 1 水生環境有害性 ( 長期間 ): 区分 1 注意喚起語 : 警告危険有害性情報皮膚刺激強い眼刺激アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ水生生物に非常に強い毒性長期継続的影響によって水生生物に非常に強い毒性製品に関する国 / 地域情報 15 章適用法令参照 3. 組成 成分情報単一製品 混合物の区別 : 混合物質 成分名 含有量 (%) CAS No. 化管法政令番号 ビスフェノールAエポキシ樹脂 70-80 25068-38-6 - 注記 : これらの値は 製品規格値ではありません 危険有害成分 GHS 分類区分該当有害成分環境シンボル該当成分ビスフェノール A エポキシ樹脂
AUP40A W, 東レ ACE 株式会社,1N482-1,2014/04/09 2/5 4. 応急措置吸入した場合呼吸が困難な場合は 空気の新鮮な場所に移し 呼吸しやすい姿勢で休息させる 気分が悪い時は 医師に連絡する 皮膚 ( または髪 ) に付着した場合多量の水と石鹸で洗う 皮膚刺激が生じた場合 : 医師の診断 / 手当てを受ける 目に入った場合水で数分間注意深く洗う コンタクトレンズを着用し容易に外せる場合は外し洗浄を続ける 眼の刺激が続く場合 : 医師の診断 / 手当てを受ける 飲み込んだ場合口をすすぐ 無理に吐かせてはならない 気分が悪い時は 医師に連絡する 医師に対する特別な注意事項症状に応じた治療を施す 5. 火災時の措置適切な消火剤火災の場合は泡 耐アルコール泡 粉末 炭酸ガス 乾燥砂を使用する 周辺設備に適した消火剤を使用する 特有の危険有害性消火水や希釈水が汚染を引き起こすおそれがある 特有の消火方法消火水の下水への流入を防ぐ 消火を行う者の保護防火服 / 防炎服 / 耐火服を着用する 6. 漏出時の措置人体に対する注意事項 保護具および緊急時措置回収が終わるまで充分な換気を行う 適切な保護具を着用する 環境に対する注意事項漏れ出した物質の下水 排水溝 低地への流出を防止する 回収 中和ならびに封じ込めおよび浄化の方法 / 機材不活性の物質 ( 乾燥砂 土など ) に吸収させて 容器に回収する 二次災害の防止策漏出物を回収する 排水溝 下水溝 地下室 あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ 7. 取扱いおよび保管上の注意取扱い技術的対策 ( 取扱者の暴露防止 ) 粉じん / 煙 / ガス / ミスト / 蒸気 / スプレーを吸入してはならない 指定された個人用保護具を使用する 局所排気 全体換気排気 / 換気設備を設ける 注意事項皮膚に触れないようにする 眼に入らないようにする
AUP40A W, 東レ ACE 株式会社,1N482-1,2014/04/09 3/5 安全取扱い注意事項使用前に取扱い説明書を入手する 保護手袋 / 保護眼鏡 / 顔面保護具を着用する 取扱い後は手 汚染個所をよく洗う 取扱中は飲食 喫煙してはならない 配合禁忌等 安全な保管条件適切な保管条件容器を密閉する 国 / 地方の規則に従って保管する 8. ばく露防止及び保護措置設備対策適切な換気のある場所で取扱う 保護具呼吸器の保護具換気が十分でない場合は 呼吸用保護具を着用する 手の保護具保護手袋を着用する 目の保護具保護眼鏡 / 顔面保護具を着用する 皮膚及び身体の保護具保護衣を着用する 衛生対策眼 皮膚 衣類につけない この製品を使用するときは 飲食または喫煙をしてはならない 取扱い後はよく手を洗う 9. 物理的及び化学的性質物理的状態形状 : 液体色 : 淡黄色臭い : 微臭引火点 :137 比重 / 密度 :1.1 粘度 :1,000mPas 溶解度水に対する溶解度 : 不溶 10. 安定性及び反応性安定性通常の保管条件 / 取扱い条件において安定である 混触危険物質酸 塩基 酸化性物質 還元性物質 11. 有害性情報物理的 化学的および毒性学的特性に関係した症状労働基準法疾病化学物質ビスフェノール A エポキシ樹脂
AUP40A W, 東レ ACE 株式会社,1N482-1,2014/04/09 4/5 感作性皮膚感作性 DFGOTvol.19, 2003 生殖細胞変異原性 既存 -106(1994) 12. 環境影響情報環境有害性水生毒性水生生物に非常に強い毒性長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 甲殻類 ( オオミジンコ ) EC50=1.7mg/L/48hr (CERI NITE, 2006) 水溶解度 0.0000041 g/100 ml (CERI NITE 有害性評価書 ( 暫定版 ), 2006) 残留性 分解性 BOD による分解度 :0% ( 既存化学物質安全性点検データ ) 生体蓄積性 BCF <= 42(Check & Review, Japan) 13. 廃棄上の注意廃棄方法環境への放出を避ける 内容物 / 容器を地方 / 国の規則に従って廃棄する 下水 地中 水中への廃棄を行ってはならない 14. 輸送上の注意国連番号 国連分類番号 :3082 クラス :9 容器等級 :III 正式品名 : 環境有害物質 液体, N.O.S. 指針番号 :171 海洋汚染防止法有害液体物質 (X 類 ): ビスフェノール A エポキシ樹脂 15. 適用法令消防法第 4 類引火性液体第 3 石油類非水溶性危険等級 III 化審法優先評価化学物質ビスフェノール A エポキシ樹脂 GHS 分類区分皮膚腐食性 / 刺激性区分 2:H315 皮膚刺激眼に対する重篤な損傷性 / 眼刺激性区分 2:H319 眼への刺激眼に対する重篤な損傷性 / 眼刺激性区分 2A:H319 強い眼刺激
AUP40A W, 東レ ACE 株式会社,1N482-1,2014/04/09 5/5 皮膚感作性区分 1:H317 アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ水生毒性 - 急性区分 1:H400 水生生物に非常に強い毒性水生毒性 - 慢性区分 1:H410 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 US 主要規制 TSCA ビスフェノール A エポキシ樹脂適用法規情報この物質に関する貴国又は地方の規制については 貴社の責任でご調査願います 16. その他の情報参考文献 Globally Harmonized System of classification and labelling of chemicals, (4th ed., 2011), UN Recommendations on the TRANSPORT OF DANGEROUS GOODS 17th edit. UN Classification, labelling and packaging of substances and mixtures (reg.(ec) No 1272/2008) 2012 EMERGENCY RESPONSE GUIDEBOOK(US DOT) 2013 TLVs and BEIs. (ACGIH) http://monographs.iarc.fr/monoeval/grlist.html JIS Z 7253 (2012 年 ) Supplier's data/information 責任の限定についてこの情報はこの特定の材料に関するものであり この材料が他の材料と組み合わされたり 処理されたときは無効です この情報を自分自身の独特な取扱いに適合させ完全で満足できるものとする責任はユーザーにあります この情報は 私どもの知識の及ぶ限りにおいて正確ですが 当社は内容の正確性または完全性について 何も責任を取ることはできません すべての材料を適当に使用する最終的決定の責任はユーザーのみのものです すべての材料には 未知の危険性があり 取扱いに注意が必要です ここには特定の危険性について記載してありますが これ以外の危険性が存在しないことは保証できません 本記載内容は 現時点で入手できる資料 情報データに基づいて作成しており 新しい知見によって改訂される事があります また 注意事項は通常の取扱いを対象としたものであって 特殊な取扱いの場合には十分な安全対策を実施の上でご利用ください