貨物自動車運送事業法の改正 ( 概要 ) 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 36 年度から時間外労働の限度時間が設定される (= 働き方改革法施行 ) こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

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の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

1 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律目次第一章内閣府関係(第一条 第二条)第二章総務省関係(第三条)第三章文部科学省関係(第四条 第八条)第四章厚生労働省関係(第九条 第十条)第五章経済産業省関係(第十一条)第六章国土交通省関係(第十二条 第十三条

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

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道路運送車両法第四条、第三十四条第一項、第三十六条の二第四項、第六十条第一項、第六十二条第二項(第六十三条第三項及び第六

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五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

弘前市告示第   号

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第三条大学校の名称及び位置は 次のとおりとする 名称位置 千葉県生涯大学校京葉学園千葉市 千葉県生涯大学校東葛飾学園千葉県生涯大学校東総学園千葉県生涯大学校外房学園千葉県生涯大学校南房学園 松戸市 流山市銚子市 香取郡神崎町茂原市 勝浦市館山市 木更津市 一部改正 平成四年条例七三号 六年四一号 一

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「道路運送法に基づく運行管理者資格者証の返納命令発令基準等について」の一部改正について(新旧)


Taro-議案第13号 行政手続条例の

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

新起案様式例           様式A4縦

Press Release 参考配布 平成 30 年 10 月 5 日 照会先 職業安定局需給調整事業課課長 牛島 聡 主任中央需給調整事業指導官新田峰雄 課長補佐 冨田英晴 ( 代表電話 )03(5253)1111( 内線 ) ( 直通電話 )03(3502)5227 常時雇用す

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

Taro-(確定版) H31.1第22回厚年特例法国会報告.jtd

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

定を法第十九条の二第一項において準用する場合を含む ) 第十九条第一項から第四項まで 第六十一条第一項から第四項まで並びに第八十七条第一項 を 第八条第三項 第九条第三項 第十条第一項から第三項まで 第十一条第二項 第十二条第三項 第十三条第一項から第四項まで 第十四条第三項 第十八条第一項から第四

第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

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議案用 12P

7 この法律において建設資材廃棄物について 縮減 とは 焼却 脱水 圧縮その他の方法により建設資材廃棄物の大きさを減ずる行為をいう 8 この法律において建設資材廃棄物について 再資源化等 とは 再資源化及び縮減をいう 9 この法律において 建設業 とは 建設工事を請け負う営業 ( その請け負った建設

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

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( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

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Transcription:

貨物自動車運送事業法の改正 概要 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 6 年度から時間外労働の限度時間が設定される = 働き方改革法施行 こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会インフラである物流が滞ってしまうことのないよう 緊急に運転者の労働条件を改善する必要があること等に鑑み 所要の措置を講じる 1. 規制の適正化 1 欠格期間の延長等法令に違反した者等の参入の厳格化 欠格期間の延長 年 5 年 処分逃れのため自主廃業を行った者の参入制限 密接関係者 親会社等 が許可の取消処分を受けた者の参入制限等 許可の際の基準の明確化以下について 適切な計画 能力を有する旨を要件として明確化 安全性確保 車両の点検 整備の確実な実施等 事業の継続遂行のための計画 十分な広さの車庫等 事業の継続遂行のための経済的基礎 資金 等 約款の認可基準の明確化荷待時間 追加的な附帯業務等の見える化を図り 対価を伴わない役務の発生を防ぐために基準を明確化 原則として運賃と料金とを分別して収受 = 運賃 : 運送の対価 料金 : 運送以外のサービス等. 事業者が遵守すべき事項の明確化 1 輸送の安全に係る義務の明確化 事業用自動車の定期的な点検 整備の実施等 許可後 継続的なルール遵守 事業の適確な遂行のための遵守義務の新設 車庫の整備 管理 健康保険法等により納付義務を負う保険料等の納付. 荷主対策の深度化 荷主 には元請事業者も含まれる トラック事業者の努力だけでは働き方改革 法令遵守を進めることは困難 例 : 過労運転 過積載等 荷主の理解 協力のもとで働き方改革 法令遵守を進めることができるよう 以下の改正を実施 1 荷主の配慮義務の新設 トラック事業者が法令遵守できるよう 荷主の配慮義務を設ける 荷主勧告制度 既存 の強化 制度の対象に 貨物軽自動車運送事業者を追加 荷主勧告を行った場合には 当該荷主の公表を行う旨を明記 国土交通大臣による荷主への働きかけ等の規定の新設 平成 5 年度末までの時限措置 1 トラック事業者の違反原因となるおそれのある行為を荷主がしている疑いがある場合 1 国土交通大臣が関係行政機関の長と 当該荷主の情報を共有 国土交通大臣が 関係行政機関と協力して 荷主の理解を得るための働きかけ 荷主への疑いに相当な理由がある場合 国土交通大臣が 関係行政機関と協力して 要請 要請をしてもなお改善されない場合 国土交通大臣が 関係行政機関と協力して 勧告 + 公表 荷主の行為が独占禁止法違反の疑いがある場合 公正取引委員会への通知 4. 標準的な運賃の告示制度の導入 平成 5 年度末までの時限措置 背景 荷主への交渉力が弱い等 必要なコストに見合った対価を収受しにくい 結果として法令遵守しながらの持続的な運営ができない 法令遵守して運営する際の参考となる運賃が効果的 標準的な運賃の告示制度の導入 労働条件の改善 事業の健全な運営の確保のため 国土交通大臣が 標準的な運賃を定め 告示できる

一貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案第一条貨物自動車運送事業法 平成元年法律第八十三号 の一部を次のように改正する第五条各号列記以外の部分を次のように改める 次に掲げる場合には 第三条の許可をしてはならない 第五条第一号中 一年 を 許可を受けようとする者が 一年 に 二年 を 五年 に改め 者 の下に であるとき を加え 同条第二号中 一般貨物自動車運送事業 を 許可を受けようとする者が 一般貨物自動車運送事業 に 二年 を 五年 に改め いう の下に 第四号において同じ を加え 第四号 を 第六号及び第八号 に改め ものを含む の下に であるとき を加え 同条第四号中 法人であって を 許可を受けようとする者が法人である場合において に 前三号 を 前各号 第三号を除く に のあるもの を があるとき に改め 同号を同条第八号とし 同条第三号中 営業 を 許可を受けようとする者が営業 に あって を ある場合において に 前二号 を 前各号 第三号を除く に改め もの の下に であるとき を加え 同号を同条第七号とし 同条第二号の次に次の四号を加える

二三許可を受けようとする者と密接な関係を有する者 許可を受けようとする者 法人に限る 以下この号において同じ の株式の所有その他の事由を通じて当該許可を受けようとする者の事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与える関係にある者として国土交通省令で定めるもの 以下この号において 許可を受けようとする者の親会社等 という 許可を受けようとする者の親会社等が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与える関係にある者として国土交通省令で定めるもの又は当該許可を受けようとする者が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与える関係にある者として国土交通省令で定めるもののうち 当該許可を受けようとする者と国土交通省令で定める密接な関係を有する法人をいう が 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しを受け その取消しの日から五年を経過しない者であるとき 四許可を受けようとする者が 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しの処分に係る聴聞の通知が到達した日から当該処分をする日又は処分をしないことを決定する日までの間に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届

三出をした者 当該事業の廃止について相当の理由がある者を除く で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき 五許可を受けようとする者が 第六十条第四項の規定による検査が行われた日から聴聞決定予定日 当該検査の結果に基づき一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しの処分に係る聴聞を行うか否かの決定をすることが見込まれる日として国土交通省令で定めるところにより国土交通大臣が当該許可を受けようとする者に当該検査が行われた日から十日以内に特定の日を通知した場合における当該特定の日をいう までの間に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届出をした者 当該事業の廃止について相当の理由がある者を除く で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき 六第四号に規定する期間内に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届出があった場合において 許可を受けようとする者が 同号の聴聞の通知が到達した日前六十日以内に当該届出に係る法人 当該事業の廃止について相当の理由がある法人を除く の役員であった者で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき

四第六条第一号中 防止 の下に 事業用自動車の安全性 を加え 同条第二号中 その事業の遂行上 を 事業用自動車の数 自動車車庫の規模その他の国土交通省令で定める事項に関し その事業を継続して遂行するために に改め 同条第三号中 適確に の下に かつ 継続して を 足る の下に 経済的基礎及びその他の を加える 第十条第二項に次の一号を加える 三前号の運賃及び料金の収受に関する事項については 国土交通省令で定める特別の事情がある場合を除き 運送の役務の対価としての運賃と運送の役務以外の役務又は特別に生ずる費用に係る料金とを区分して収受する旨が明確に定められているものであること 第十七条第一項を次のように改める 一般貨物自動車運送事業者は 次に掲げる事項に関し国土交通省令で定める基準を遵守しなければならない 一事業用自動車の数 荷役その他の事業用自動車の運転に附帯する作業の状況等に応じて必要となる員数の運転者及びその他の従業員の確保 事業用自動車の運転者がその休憩又は睡眠のために利用す

五ることができる施設の整備及び管理 事業用自動車の運転者の適切な勤務時間及び乗務時間の設定その他事業用自動車の運転者の過労運転を防止するために必要な事項二事業用自動車の定期的な点検及び整備その他事業用自動車の安全性を確保するために必要な事項第十九条第二項第一号及び第二号中 二年 を 五年 に改める 第二十四条の三の次に次の一条を加える 事業の適確な遂行 第二十四条の四一般貨物自動車運送事業者は 次に掲げる事項に関し国土交通省令で定める基準を遵守しなければならない 一事業用自動車を保管することができる自動車車庫の整備及び管理に関する事項二健康保険法 大正十一年法律第七十号 等の定めるところにより納付義務を負う保険料等の納付その他の事業の適正な運営に関する事項三前二号に掲げるもののほか 輸送の安全に係る事項以外の事項であってその事業を適確に遂行するために必要なもの

六 一般貨物自動車運送事業者が前項の基準を遵守していないと認めるときは 当該一般貨物自動車運送事業者に対し その是正のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる 第三十二条中 廃止したときは その日から三十日以内 を 廃止しようとするときは その三十日前まで に改める 第三十三条第二号中 第五条各号のいずれか を 第五条第一号 第二号 第七号又は第八号 に改める 第三十五条第三項中 その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものである を 第一項の許可の申請が次に掲げる基準に適合している に 第一項 を 同項 に改め 同項に次の各号を加える 一その事業の計画が過労運転の防止 事業用自動車の安全性その他輸送の安全を確保するため適切なものであること 二前号に掲げるもののほか 自動車車庫の規模その他の国土交通省令で定める事項に関し その事業を遂行するために適切な計画を有するものであること

七三その事業を自ら適確に遂行するに足る能力を有するものであること 第三十五条第六項中 第二十四条の三 を 第二十四条の四 に改める 第三十六条第二項中 まで 第二十三条 の下に 第二十四条の四 を加える 第三十七条第三項中 第二十四条の三 を 第二十四条の四 に改める 第六十三条の次に次の一条を加える 荷主の責務 第六十三条の二荷主は 貨物自動車運送事業者がこの法律又はこの法律に基づく命令を遵守して事業を遂行することができるよう 必要な配慮をしなければならない 第六十四条第一項中 一般貨物自動車運送事業者若しくは特定貨物自動車運送事業者 以下 一般貨物自動車運送事業者等 という を 貨物自動車運送事業者 に改め 第三十五条第六項 の下に 及び第三十六条第二項 を加え 一般貨物自動車運送事業者等が を 貨物自動車運送事業者が に 一般貨物自動車運送事業者等に を 貨物自動車運送事業者に に改め 同条に次の一項を加える 第一項の規定による勧告をしたときは その旨を公表するものとする

八第七十六条第一号中 第二十五条第四項 を 第二十四条の四第二項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十五条第四項 に改め 同条第七号の次に次の一号を加える 七の二第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による届出をしないで 又は虚偽の届出をして 事業を休止し 又は廃止した者第七十九条第六号中 第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む を削る 附則第一条の次に次の一条を加える 違反原因行為への対処 第一条の二平成三十六年三月三十一日までの間 貨物自動車運送事業者がこの法律又はこの法律に基づく命令に違反する原因となるおそれのある行為 以下この条において 違反原因行為 という を荷主がしている疑いがあると認めるときは 関係行政機関の長に対し 当該荷主に関する情報を提供することができる 平成三十六年三月三十一日までの間 前項の荷主に対し 貨物自動車運送事業者が

九この法律又はこの法律に基づく命令を遵守して事業を遂行することができるよう荷主が配慮することの重要性について理解を得るために必要な措置を講ずることができる 平成三十六年三月三十一日までの間 荷主が違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認めるときは 当該荷主に対し 違反原因行為をしないよう要請することができる 4 平成三十六年三月三十一日までの間 前項の規定による要請を受けた荷主がなお違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認めるときは 当該荷主に対し 違反原因行為をしないよう勧告することができる ただし 第六十四条第一項の規定により勧告することができる場合は この限りでない 5 前項の規定による勧告をしたときは その旨を公表するものとする 6 関係行政機関の長は 荷主による違反原因行為の効果的な防止を図るため 第二項から第四項までの規定の実施について 国土交通大臣に協力するものとする 7 第二項から第四項までの規定の実施に際し 貨物自動車運送事業者に対する荷主の

一〇行為が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 昭和二十二年法律第五十四号 第二条第九項に規定する不公正な取引方法に該当すると疑うに足りる事実を把握したときは 公正取引委員会に対し その事実を通知するものとする 第二条貨物自動車運送事業法の一部を次のように改正する 附則第一条の二の次に次の一条を加える 標準的な運賃 第一条の三平成三十六年三月三十一日までの間 事業用自動車の運転者の労働条件を改善するとともに 一般貨物自動車運送事業の健全な運営を確保し 及びその担う貨物流通の機能の維持向上を図るため 一般貨物自動車運送事業の能率的な経営の下における適正な原価及び適正な利潤を基準として 標準的な運賃を定めることができる 前項の規定による標準的な運賃を定めたときは 遅滞なく これを告示しなければならない 第一項の規定による標準的な運賃の設定については 運輸審議会に諮らなければな

一一らない 附則 施行期日 第一条この法律は 公布の日から起算して一年六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する ただし 第二条の規定は 公布の日から起算して二年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する 許可等の申請に関する経過措置 第二条この法律の施行の日 以下 施行日 という 前にされたこの法律による改正前の貨物自動車運送事業法第三条若しくは第三十五条第一項の許可の申請又は同法第九条第一項 同法第三十五条第六項において準用する場合を含む 第十条第一項 第三十条第一項若しくは第二項若しくは第三十一条第一項の認可の申請であって この法律の施行の際 許可又は認可をするかどうかの処分がなされていないものについてのこれらの処分については なお従前の例による 施行日前にされた中心市街地の活性化に関する法律 平成十年法律第九十二号 第四十八条第四項 同

一二法第四十九条第三項において準用する場合を含む 流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律 平成十七年法律第八十五号 第四条第一項若しくは第五条第一項 福島復興再生特別措置法 平成二十四年法律第二十五号 第六十一条第九項若しくは同法第六十二条第一項において準用する東日本大震災復興特別区域法 平成二十三年法律第百二十二号 第六条第一項又は都市の低炭素化の促進に関する法律 平成二十四年法律第八十四号 第三十三条第三項 同条第七項において準用する場合を含む の認定の申請であって この法律の施行の際 認定をするかどうかの処分がなされていないものについてのこれらの処分については この法律による改正後の貨物自動車運送事業法 次条において 新法 という 第五条又は第六条の規定にかかわらず なお従前の例による 事業の休止及び廃止の届出に関する経過措置 第三条新法第三十二条 新法第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定は 施行日から起算して三十日を経過した日以後にその事業を休止し 又は廃止する一般貨物自動車運送事業者又は特定貨物自動車運送事業者について適用し 同日前にその事業を休止し 又は廃止した一般貨物自動車運送事業者又は特定貨物自動車運送事業者については なお従前の例による

一三 罰則に関する経過措置 第四条前条の規定によりなお従前の例によることとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については なお従前の例による 政令への委任 第五条前三条に定めるもののほか この法律の施行に関し必要な経過措置は 政令で定める 調整規定 第六条施行日が成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律 平成三十年法律第号 附則第一条第一号に掲げる規定の施行の日前である場合には 同法第百四十九条第六号中 第五条第三号 とあるのは 第五条第七号 とする

一五理由貨物自動車運送事業の健全な発達及び事業用自動車の運転者の労働条件の改善を図るため 事業の適確な遂行に関する遵守義務を創設するとともに 荷主に勧告をした場合における公表制度の創設等の措置を講ずるほか 貨物自動車運送事業の業務について平成三十六年度から時間外労働の限度時間の設定がされること等を踏まえ その担い手である運転者の不足により国民生活及び経済活動の重要な基盤である円滑な貨物流通に支障が生ずることのないよう 標準的な運賃を定めることができることとする等の必要がある これが この法律案を提出する理由である

一貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案新旧対照表 貨物自動車運送事業法 平成元年法律第八十三号 第一条関係 傍線部分は改正部分 改正案現行 欠格事由 第五条 次に掲げる場合には 第三条の許可をしてはならない 一許可を受けようとする者が 一年以上の懲役又は禁錮の刑に処せられ その執行を終わり 又は執行を受けることがなくなった日から五年を経過しない者であるとき 二許可を受けようとする者が 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しを受け その取消しの日から五年を経過しない者 当該許可を取り消された者が法人である場合においては 当該取消しに係る聴聞の通知が到達した日 行政手続法 平成五年法律第八十八号 第十五条第一項の通知が到達した日 同条第三項により通知が到達したものとみなされた日を含む をいう 第四号において同じ 前六十日以内にその法人の役員 いかなる名称によるかを問わず これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む 第六号及び第八号において同じ であった者で当該取消しの日から五年を経過しないものを含む であるとき 三許可を受けようとする者と密接な関係を有する者 許可を受けようとする者 法人に限る 以下この号において同じ の株式の所有その他の事由を通じて当該許可を受けようとする者の事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与え 欠格事由 第五条次の各号のいずれかに該当する者は 第三条の許可を受けることができない 一一年以上の懲役又は禁錮の刑に処せられ その執行を終わり 又は執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者二一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しを受け その取消しの日から二年を経過しない者 当該許可を取り消された者が法人である場合においては 当該取消しに係る聴聞の通知が到達した日 行政手続法 平成五年法律第八十八号 第十五条第一項の通知が到達した日 同条第三項により通知が到達したものとみなされた日を含む をいう 前六十日以内にその法人の役員 いかなる名称によるかを問わず これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む 第四号において同じ であった者で当該取消しの日から二年を経過しないものを含む 新設

二る関係にある者として国土交通省令で定めるもの 以下この号において 許可を受けようとする者の親会社等 という 許可を受けようとする者の親会社等が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与える関係にある者として国土交通省令で定めるもの又は当該許可を受けようとする者が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し 若しくはその事業に重要な影響を与える関係にある者として国土交通省令で定めるもののうち 当該許可を受けようとする者と国土交通省令で定める密接な関係を有する法人をいう が 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しを受け その取消しの日から五年を経過しない者であるとき 四許可を受けようとする者が 一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しの処分に係る聴聞の通知が到達した日から当該処分をする日又は処分をしないことを決定する日までの間に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届出をした者 当該事業の廃止について相当の理由がある者を除く で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき 五許可を受けようとする者が 第六十条第四項の規定による検査が行われた日から聴聞決定予定日 当該検査の結果に基づき一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しの処分に係る聴聞を行うか否かの決定をすることが見込まれる日として国土交通省令で定めるところにより国土交通大臣が当該許可を受けようとする者に当該検査が行われた日から十日以内に特定の日を通知した場合における当該特定の日をい 新設 新設

三う までの間に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届出をした者 当該事業の廃止について相当の理由がある者を除く で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき 六第四号に規定する期間内に第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による事業の廃止の届出があった場合において 許可を受けようとする者が 同号の聴聞の通知が到達した日前六十日以内に当該届出に係る法人 当該事業の廃止について相当の理由がある法人を除く の役員であった者で 当該届出の日から五年を経過しないものであるとき 七許可を受けようとする者が営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者又は成年被後見人である場合において その法定代理人が前各号 第三号を除く 又は次号のいずれかに該当するものであるとき 八許可を受けようとする者が法人である場合において その役員のうちに前各号 第三号を除く のいずれかに該当する者があるとき 許可の基準 第六条 第三条の許可の申請が次に掲げる基準に適合していると認めるときでなければ 同条の許可をしてはならない 一その事業の計画が過労運転の防止 事業用自動車の安全性その他輸送の安全を確保するため適切なものであること 二前号に掲げるもののほか 事業用自動車の数 自動車車庫の規模その他の国土交通省令で定める事項に関し その事業を継 新設 三営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者又は成年被後見人であって その法定代理人が前二号又は次号のいずれかに該当するもの四法人であって その役員のうちに前三号のいずれかに該当する者のあるもの 許可の基準 第六条 第三条の許可の申請が次に掲げる基準に適合していると認めるときでなければ 同条の許可をしてはならない 一その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものであること 二前号に掲げるもののほか その事業の遂行上適切な計画を有するものであること

四続して遂行するために適切な計画を有するものであること 三その事業を自ら適確に かつ 継続して遂行するに足る経済的基礎及びその他の能力を有するものであること 四特別積合せ貨物運送に係るものにあっては 事業場における必要な積卸施設の保有及び管理 事業用自動車の運転者の乗務の管理 積合せ貨物に係る紛失等の事故の防止その他特別積合せ貨物運送を安全かつ確実に実施するため特に必要となる事項に関し適切な計画を有するものであること 運送約款 第十条一般貨物自動車運送事業者は 運送約款を定め 国土交通大臣の認可を受けなければならない これを変更しようとするときも 同様とする 前項の認可をしようとするときは 次に掲げる基準によって これをしなければならない 一荷主の正当な利益を害するおそれがないものであること 二少なくとも運賃及び料金の収受並びに一般貨物自動車運送事業者の責任に関する事項が明確に定められているものであること 三前号の運賃及び料金の収受に関する事項については 国土交通省令で定める特別の事情がある場合を除き 運送の役務の対価としての運賃と運送の役務以外の役務又は特別に生ずる費用に係る料金とを区分して収受する旨が明確に定められているものであること 国土交通大臣が標準運送約款を定めて公示した場合 これを変更して公示した場合を含む において 一般貨物自動車運送事業三その事業を自ら適確に遂行するに足る能力を有するものであること 四特別積合せ貨物運送に係るものにあっては 事業場における必要な積卸施設の保有及び管理 事業用自動車の運転者の乗務の管理 積合せ貨物に係る紛失等の事故の防止その他特別積合せ貨物運送を安全かつ確実に実施するため特に必要となる事項に関し適切な計画を有するものであること 運送約款 第十条一般貨物自動車運送事業者は 運送約款を定め 国土交通大臣の認可を受けなければならない これを変更しようとするときも 同様とする 前項の認可をしようとするときは 次に掲げる基準によって これをしなければならない 一荷主の正当な利益を害するおそれがないものであること 二少なくとも運賃及び料金の収受並びに一般貨物自動車運送事業者の責任に関する事項が明確に定められているものであること 新設 国土交通大臣が標準運送約款を定めて公示した場合 これを変更して公示した場合を含む において 一般貨物自動車運送事業

五者が 標準運送約款と同一の運送約款を定め 又は現に定めている運送約款を標準運送約款と同一のものに変更したときは その運送約款については 第一項の規定による認可を受けたものとみなす 輸送の安全 第十七条一般貨物自動車運送事業者は 次に掲げる事項に関し国土交通省令で定める基準を遵守しなければならない 一事業用自動車の数 荷役その他の事業用自動車の運転に附帯する作業の状況等に応じて必要となる員数の運転者及びその他の従業員の確保 事業用自動車の運転者がその休憩又は睡眠のために利用することができる施設の整備及び管理 事業用自動車の運転者の適切な勤務時間及び乗務時間の設定その他事業用自動車の運転者の過労運転を防止するために必要な事項二事業用自動車の定期的な点検及び整備その他事業用自動車の安全性を確保するために必要な事項 ~ 5 略 運行管理者資格者証 第十九条 略 前項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者に対しては 運行管理者資格者証の交付を行わないことができる 一次条の規定により運行管理者資格者証の返納を命ぜられ その日から五年を経過しない者二この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく者が 標準運送約款と同一の運送約款を定め 又は現に定めている運送約款を標準運送約款と同一のものに変更したときは その運送約款については 第一項の規定による認可を受けたものとみなす 輸送の安全 第十七条一般貨物自動車運送事業者は 事業用自動車の数 荷役その他の事業用自動車の運転に附帯する作業の状況等に応じて必要となる員数の運転者及びその他の従業員の確保 事業用自動車の運転者がその休憩又は睡眠のために利用することができる施設の整備 事業用自動車の運転者の適切な勤務時間及び乗務時間の設定その他事業用自動車の運転者の過労運転を防止するために必要な措置を講じなければならない ~ 5 略 運行管理者資格者証 第十九条 略 前項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者に対しては 運行管理者資格者証の交付を行わないことができる 一次条の規定により運行管理者資格者証の返納を命ぜられ その日から二年を経過しない者二この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく

六処分に違反し この法律の規定により罰金以上の刑に処せられ その執行を終わり 又はその執行を受けることがなくなった日から五年を経過しない者 略 事業の適確な遂行 第二十四条の四一般貨物自動車運送事業者は 次に掲げる事項に関し国土交通省令で定める基準を遵守しなければならない 一事業用自動車を保管することができる自動車車庫の整備及び管理に関する事項二健康保険法 大正十一年法律第七十号 等の定めるところにより納付義務を負う保険料等の納付その他の事業の適正な運営に関する事項三前二号に掲げるもののほか 輸送の安全に係る事項以外の事項であってその事業を適確に遂行するために必要なもの 一般貨物自動車運送事業者が前項の基準を遵守していないと認めるときは 当該一般貨物自動車運送事業者に対し その是正のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる 事業の休止及び廃止 第三十二条一般貨物自動車運送事業者は その事業を休止し 又は廃止しようとするときは その三十日前までに その旨を国土交通大臣に届け出なければならない 許可の取消し等 処分に違反し この法律の規定により罰金以上の刑に処せられ その執行を終わり 又はその執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者 略 新設 事業の休止及び廃止 第三十二条一般貨物自動車運送事業者は その事業を休止し 又は廃止したときは その日から三十日以内に その旨を国土交通大臣に届け出なければならない 許可の取消し等

七第三十三条 一般貨物自動車運送事業者が次の各号のいずれかに該当するときは 六月以内において期間を定めて自動車その他の輸送施設の当該事業のための使用の停止若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命じ 又は第三条の許可を取り消すことができる 一この法律若しくはこの法律に基づく命令若しくはこれらに基づく処分若しくは道路運送法 昭和二十六年法律第百八十三号 第八十三条若しくは第九十五条の規定若しくは同法第八十四条第一項の規定による処分又は許可若しくは認可に付した条件に違反したとき 二第五条第一号 第二号 第七号又は第八号に該当するに至ったとき 特定貨物自動車運送事業 第三十五条 略 略 第一項の許可の申請が次に掲げる基準に適合していると認めるときでなければ 同項の許可をしてはならない 一その事業の計画が過労運転の防止 事業用自動車の安全性その他輸送の安全を確保するため適切なものであること 二前号に掲げるもののほか 自動車車庫の規模その他の国土交通省令で定める事項に関し その事業を遂行するために適切な計画を有するものであること 三その事業を自ら適確に遂行するに足る能力を有するものであること 第三十三条 一般貨物自動車運送事業者が次の各号のいずれかに該当するときは 六月以内において期間を定めて自動車その他の輸送施設の当該事業のための使用の停止若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命じ 又は第三条の許可を取り消すことができる 一この法律若しくはこの法律に基づく命令若しくはこれらに基づく処分若しくは道路運送法 昭和二十六年法律第百八十三号 第八十三条若しくは第九十五条の規定若しくは同法第八十四条第一項の規定による処分又は許可若しくは認可に付した条件に違反したとき 二第五条各号のいずれかに該当するに至ったとき 特定貨物自動車運送事業 第三十五条 略 略 その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものであると認めるときでなければ 第一項の許可をしてはならない 新設 新設 新設

八 4 5 略 6 第九条 第十五条 第十六条 第十七条第一項から第四項まで 第十八条 第二十二条第二項及び第三項 第二十二条の二から第二十四条の四まで 第二十七条 第三十二条並びに第三十三条の規定は特定貨物自動車運送事業者について 第十七条第五項及び第二十二条第三項の規定は特定貨物自動車運送事業者の事業用自動車の運転者及び従業員について 同条第一項の規定は特定貨物自動車運送事業者が選任した運行管理者について 第二十九条の規定は特定貨物自動車運送事業に係る輸送の安全に関する業務について 前条の規定は特定貨物自動車運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第九条第二項中 第六条 とあるのは 第三十五条第三項 と読み替えるものとする 7 8 略 貨物軽自動車運送事業 第三十六条 略 第十五条 第十七条第一項から第四項まで 第二十三条 第二十四条の四 第二十五条第一項及び第三十三条 第一号に係る部分に限る の規定は貨物軽自動車運送事業者について 第十七条第五項の規定は貨物軽自動車運送事業者の事業用自動車の運転者及び運転の補助に従事する従業員について 第三十四条の規定は貨物軽自動車運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第二十三条中 第十六条第一項 第四項若しくは第六項 第十七条第一項から第四項まで 第十八条第一項 第二十二条第二項若しくは第三項若しくは前条の規定又は安全管理規程 とあるのは 第三十六条第二項において準用する第十七条第一項か 4 5 略 6 第九条 第十五条 第十六条 第十七条第一項から第四項まで 第十八条 第二十二条第二項及び第三項 第二十二条の二から第二十四条の三まで 第二十七条 第三十二条並びに第三十三条の規定は特定貨物自動車運送事業者について 第十七条第五項及び第二十二条第三項の規定は特定貨物自動車運送事業者の事業用自動車の運転者及び従業員について 同条第一項の規定は特定貨物自動車運送事業者が選任した運行管理者について 第二十九条の規定は特定貨物自動車運送事業に係る輸送の安全に関する業務について 前条の規定は特定貨物自動車運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第九条第二項中 第六条 とあるのは 第三十五条第三項 と読み替えるものとする 7 8 略 貨物軽自動車運送事業 第三十六条 略 第十五条 第十七条第一項から第四項まで 第二十三条 第二十五条第一項及び第三十三条 第一号に係る部分に限る の規定は貨物軽自動車運送事業者について 第十七条第五項の規定は貨物軽自動車運送事業者の事業用自動車の運転者及び運転の補助に従事する従業員について 第三十四条の規定は貨物軽自動車運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第二十三条中 第十六条第一項 第四項若しくは第六項 第十七条第一項から第四項まで 第十八条第一項 第二十二条第二項若しくは第三項若しくは前条の規定又は安全管理規程 とあるのは 第三十六条第二項において準用する第十七条第一項から第四項までの

九ら第四項までの規定 と 第三十三条中 若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命じ 又は第三条の許可を取り消すことができる とあるのは 又は事業の全部若しくは一部の停止を命ずることができる と読み替えるものとする ~ 5 略 第二種貨物利用運送事業者に関する特則 第三十七条 略 略 第十五条 第十六条 第十七条第一項から第四項まで 第十八条 第二十二条第二項及び第三項 第二十二条の二から第二十四条の四まで 第三十三条 第一号に係る部分に限る 並びに第六十条第一項 第四項 第六項及び第七項の規定は前項の規定により第三条又は第三十五条第一項の許可を受けることなく行われる貨物の集配に係る前項に規定する者 第二種貨物利用運送事業許可を受けた後第三条又は第三十五条第一項の許可を受けて当該貨物の集配を行うこととなった者を除く 以下この項及び第三十九条において 特定第二種貨物利用運送事業者 という について 第十七条第五項及び第二十二条第三項の規定は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車の運転者及び従業員について 同条第一項の規定は特定第二種貨物利用運送事業者が選任した運行管理者について 第二十九条の規定は特定第二種貨物利用運送事業者が行う貨物の集配に係る輸送の安全に関する業務について 第三十四条の規定は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第三十三条中 当該事業のための使用の停止若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命規定 と 第三十三条中 若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命じ 又は第三条の許可を取り消すことができる とあるのは 又は事業の全部若しくは一部の停止を命ずることができる と読み替えるものとする ~ 5 略 第二種貨物利用運送事業者に関する特則 第三十七条 略 略 第十五条 第十六条 第十七条第一項から第四項まで 第十八条 第二十二条第二項及び第三項 第二十二条の二から第二十四条の三まで 第三十三条 第一号に係る部分に限る 並びに第六十条第一項 第四項 第六項及び第七項の規定は前項の規定により第三条又は第三十五条第一項の許可を受けることなく行われる貨物の集配に係る前項に規定する者 第二種貨物利用運送事業許可を受けた後第三条又は第三十五条第一項の許可を受けて当該貨物の集配を行うこととなった者を除く 以下この項及び第三十九条において 特定第二種貨物利用運送事業者 という について 第十七条第五項及び第二十二条第三項の規定は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車の運転者及び従業員について 同条第一項の規定は特定第二種貨物利用運送事業者が選任した運行管理者について 第二十九条の規定は特定第二種貨物利用運送事業者が行う貨物の集配に係る輸送の安全に関する業務について 第三十四条の規定は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車について準用する この場合において 第三十三条中 当該事業のための使用の停止若しくは事業の全部若しくは一部の停止を命

一〇じ 又は第三条の許可を取り消すことができる とあるのは 当該事業のための使用の停止を命ずることができる と読み替えるものとする 荷主の責務 第六十三条の二荷主は 貨物自動車運送事業者がこの法律又はこの法律に基づく命令を遵守して事業を遂行することができるよう 必要な配慮をしなければならない 荷主への勧告 第六十四条 貨物自動車運送事業者が第十七条第一項から第四項まで 第三十五条第六項及び第三十六条第二項において準用する場合を含む の規定に違反したことにより第二十三条 第三十五条第六項及び第三十六条第二項において準用する場合を含む の規定による命令をする場合又は貨物自動車運送事業者が第三十三条第一号 第三十五条第六項及び第三十六条第二項において準用する場合を含む に該当したことにより第三十三条 第三十五条第六項及び第三十六条第二項において準用する場合を含む の規定による処分をする場合において 当該命令又は処分に係る違反行為が荷主の指示に基づき行われたことが明らかであるときその他当該違反行為が主として荷主の行為に起因するものであると認められ かつ 当該貨物自動車運送事業者に対する命令又は処分のみによっては当該違反行為の再発を防止することが困難であると認められるときは 当該荷主に対しても 当該違反行為の再発の防止を図るため適当な措置を執るべきことを勧告することができる じ 又は第三条の許可を取り消すことができる とあるのは 当該事業のための使用の停止を命ずることができる と読み替えるものとする 新設 荷主への勧告 第六十四条 一般貨物自動車運送事業者若しくは特定貨物自動車運送事業者 以下 一般貨物自動車運送事業者等 という が第十七条第一項から第四項まで 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定に違反したことにより第二十三条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による命令をする場合又は一般貨物自動車運送事業者等が第三十三条第一号 第三十五条第六項において準用する場合を含む に該当したことにより第三十三条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による処分をする場合において 当該命令又は処分に係る違反行為が荷主の指示に基づき行われたことが明らかであるときその他当該違反行為が主として荷主の行為に起因するものであると認められ かつ 当該一般貨物自動車運送事業者等に対する命令又は処分のみによっては当該違反行為の再発を防止することが困難であると認められるときは 当該荷主に対しても 当該違反行為の再発の防止を図るため適当な措置を執るべきことを勧告することができる

一一 前項の規定による勧告をするときは あらかじめ 当該勧告の対象となる荷主が行う事業を所管する大臣の意見を聴かなければならない 第一項の規定による勧告をしたときは その旨を公表するものとする 第七十六条次の各号のいずれかに該当する者は 百万円以下の罰金に処する 一第八条第二項 第十六条第三項若しくは第七項 これらの規定を第三十五条第六項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十三条 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十四条の四第二項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十五条第四項 第二十六条又は第三十四条第一項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定による命令に違反した者二 ~ 六 略 七第十六条第五項又は第十八条第三項 これらの規定を第三十五条第六項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者七の二第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む の規定による届出をしないで 又は虚偽の届出をして 事業を休止し 又は廃止した者八第三十四条第三項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定に違 前項の規定による勧告をするときは あらかじめ 当該勧告の対象となる荷主が行う事業を所管する大臣の意見を聴かなければならない 新設 第七十六条次の各号のいずれかに該当する者は 百万円以下の罰金に処する 一第八条第二項 第十六条第三項若しくは第七項 これらの規定を第三十五条第六項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十三条 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む 第二十五条第四項 第二十六条又は第三十四条第一項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定による命令に違反した者二 ~ 六 略 七第十六条第五項又は第十八条第三項 これらの規定を第三十五条第六項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者 新設 八第三十四条第三項 第三十五条第六項 第三十六条第二項及び第三十七条第三項において準用する場合を含む の規定に違

一二反した者九 ~ 十一 略 第七十九条次の各号のいずれかに該当する者は 五十万円以下の過料に処する 一 ~ 五 略 六第三十五条第八項又は第三十六条第三項から第五項までの規定に違反した者附則 違反原因行為への対処 第一条の二平成三十六年三月三十一日までの間 貨物自動車運送事業者がこの法律又はこの法律に基づく命令に違反する原因となるおそれのある行為 以下この条において 違反原因行為 という を荷主がしている疑いがあると認めるときは 関係行政機関の長に対し 当該荷主に関する情報を提供することができる 平成三十六年三月三十一日までの間 前項の荷主に対し 貨物自動車運送事業者がこの法律又はこの法律に基づく命令を遵守して事業を遂行することができるよう荷主が配慮することの重要性について理解を得るために必要な措置を講ずることができる 平成三十六年三月三十一日までの間 荷主が違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認めるときは 当該荷主に対し 違反原因行為をしないよう要請反した者九 ~ 十一 略 第七十九条次の各号のいずれかに該当する者は 五十万円以下の過料に処する 一 ~ 五 略 六第三十二条 第三十五条第六項において準用する場合を含む 第三十五条第八項又は第三十六条第三項から第五項までの規定に違反した者附則 新設

一三することができる 4 平成三十六年三月三十一日までの間 前項の規定による要請を受けた荷主がなお違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認めるときは 当該荷主に対し 違反原因行為をしないよう勧告することができる ただし 第六十四条第一項の規定により勧告することができる場合は この限りでない 5 前項の規定による勧告をしたときは その旨を公表するものとする 6 関係行政機関の長は 荷主による違反原因行為の効果的な防止を図るため 第二項から第四項までの規定の実施について 国土交通大臣に協力するものとする 7 第二項から第四項までの規定の実施に際し 貨物自動車運送事業者に対する荷主の行為が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 昭和二十二年法律第五十四号 第二条第九項に規定する不公正な取引方法に該当すると疑うに足りる事実を把握したときは 公正取引委員会に対し その事実を通知するものとする

一四 貨物自動車運送事業法 第二条関係 傍線部分は改正部分 改正案現行附則 標準的な運賃 第一条の三平成三十六年三月三十一日までの間 事業用自動車の運転者の労働条件を改善するとともに 一般貨物自動車運送事業の健全な運営を確保し 及びその担う貨物流通の機能の維持向上を図るため 一般貨物自動車運送事業の能率的な経営の下における適正な原価及び適正な利潤を基準として 標準的な運賃を定めることができる 前項の規定による標準的な運賃を定めたときは 遅滞なく これを告示しなければならない 第一項の規定による標準的な運賃の設定については 運輸審議会に諮らなければならない 附則 新設