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取扱説明書 USF-106UDC-12G 4K アップ / ダウンコンバータ 4K Up/Down-Converter USF-106DC-12G 4K ダウンコンバータ 4K Down-Converter USF-10UDC-AHDR USF-10DC-AHDR 2 nd Edition - Rev.1

使用上の注意 安全に正しくお使いいただくために必ずお守りください [ 使用環境 使用方法 ] 禁止 高温多湿の場所 塵埃の多い場所や振動のある場所に設置しないでください 使用条件以外の環境でのご使用は 動作の異常 火災や感電の原因になることがあります [ 運搬 移動 ] 注意 運搬時などに外部から強い衝撃を与えないように注意してください 機器が故障することがあります 機器を他の場所へ移動するときは 専用の梱包材をご使用ください [ 内部の設定変更が必要なとき ] 必ず行う 電源を切ってから 設定変更の操作を行ってください 電源を入れた状態で設定が必要な場合は サービス技術者が行ってください 触らない [ 異常時の処置 ] 過熱部分には触らないでください やけどをする恐れがあります 必ず行う 電源が入らない 異臭がする 異常な音が聞こえるときは 内部に異常が発生している恐れがあります すぐに電源を切り 販売代理店 サービスセンターまでご連絡ください [ 消耗部品 ] 注意 消耗部品が使用されている機器では 定期的に消耗部品を交換してください 消耗部品 交換期間の詳しい内容については 取扱説明書の最後にある仕様でご確認ください なお 消耗部品は使用環境で寿命が大きく変わりますので 早めの交換をお願いいたします 消耗部品の交換については 販売代理店へお問い合わせください 2

保証 弊社製品のご購入において製品の修理 保守等について御連絡申し上げます 1) 通常のお取り扱いにおいて発生した製品故障に関し 購入後 1 年間無償にて修理の対応を致します 2) お取り扱い上の不注意 天災等による損傷の場合は実費を頂きます 3) ご自分で修理 調査 改造されたものは 保証いたしかねる場合があります また 特別な使用環境でご使用 になられる場合 保証期間中といえども 別途有償保守契約の締結をお願いする場合があります 4) 修理はセンドバック対応となります 5) 修理期間は 弊社にて故障及び修理内容確認後の回答となります 6) 修理期間中の代替機ご提供の保証はいたしかねる場合があります 尚 代替機ご提供の場合は代替機使用 料金が必要となります 7) 製品の保守に関しましては 製品出荷後原則 7 年間とさせて頂いています 但し 出荷後 7 年間を過ぎまして も 保守部品を保有している場合 もしくは部品入手が可能な場合は修理をお受け致しています 8) 製品の故障に起因する派生的 付随的および間接的損害 逸失利益 ならびにデータ損害の補償等について は 全てご容赦頂きます 9) 他社製品の修理 保守等については 別段の指定がない限り 他社の保証 保守条件によります 10) 本保証は日本国内においてのみ有効です 11) 詳細につきましては その都度修理部門にお問合せ頂きますようお願い申し上げます 特別な修理対応を御希望の場合は 別途御相談させて頂きます 3

開梱および確認 このたびは USF-106UDC / DC-12G コンバータをお買い上げ頂きまして 誠にありがとうございます 構成表を参照し 品物に間違いがないかどうかご確認ください 万一 品物に損傷があった場合は 直ちに運送業者にご連絡ください 品物に不足や間違いがあった場合は 販売代理店までご連絡ください USF-106UDC / DC-12G 構成表 品名 数量 備考 USF-106UDC-12G または USF-106DC-12G DVD-ROM 1 1 フロントモジュールリアモジュール インストレーションディスク USF-106UDC/DC-12G GUI ソフト USF-GUI-Launcher ( 接続管理ソフト ) 下記取扱説明書 (PDF) を含む USF-106UDC/DC-12G 取扱説明書 USF-GUI-Launcher 取扱説明書 ソフトウェアオプション USF-10UDC-AHDR または USF-10DC-AHDR 1 HDR 機能拡張オプション リモートコントロールオプション FA-10RU 1 登録商標 Microsoft Windows および Internet Explorer は米国 Microsoft Corporation の 米国 日本およびその他の国における登録商標または商標です Intel Core および Pentium は 米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です Firefox は Mozilla Foundation の登録商標です Dolby およびドルビーは ドルビーラボラトリーズの登録商標です その他全ての商標および製品名は個々の所有者の商標または登録商標です 4

目次 1. 概要および特長... 7 1-1. 概要... 7 1-2. 特長... 7 2. 各部の名称と機能... 8 2-1. 前面パネル... 8 2-2. ディップスイッチ設定... 8 2-3. 背面パネル... 9 3. 接続...10 3-1. 接続例...10 3-2. 映像の入出力設定例...11 4. 変換一覧...13 4-1. USF-106UDC-12G...13 4-2. USF-106DC-12G...14 5. USF-106UDC/DC-12G GUI (Windows GUI)...15 5-1. Video タブの設定...16 5-1-1. Input Select...17 5-1-2. Reference Select...18 5-1-3. Synchronizer...18 5-1-4. Converter...19 5-1-5. Color Processor Input Select...24 5-1-6. Color Processor...24 5-1-6-1. Pre Process Amp/Post Process Amp...24 5-1-6-2. Input / Output Gamma / Color...25 5-1-6-3. Dynamic Range Gain...27 5-1-6-4. Differential Color Correct...27 5-1-6-5. Knee (RGB) Clip...28 5-1-6-6. Balance Color Correct...28 5-1-6-7. YPbPr Clip...29 5-1-6-8. Other...29 5-1-7. Ancillary...30 5-1-8. Output Select...32 5-1-9. Video Status...32 5-2. Audio タブの設定...33 5-2-1. Input...33 5-2-2. Input Delay...34 5-2-3. Sampling Rate Converter...35 5-2-4. Output Mapping...35 5-2-5. Monosum / Downmix / Test Signal...36 5-2-6. Gain...37 5-2-7. Converter Delay...38 5-2-8. Output...38 5-2-9. Audio System...39 5-2-10. Input Status / Output Status...39 5-3. Event タブの設定...40 5-3-1. イベントメモリーに保存されない項目...40 5-4. Status タブ...40 6. Web GUI...41 6-1. Module Information...41 6-2. Network...41 6-3. Trap...42 6-3-1. SNMP Trap 設定...42 5

6-3-2. Download MIB File...42 6-4. Event Data...43 6-5. Gamma Data / Gamut Data...43 7. 外部制御...44 7-1. 概要...44 7-2. 通信方式...44 7-3. Slave の IP アドレス設定...44 7-4. Master の IP アドレス設定...44 7-5. 制御電文...45 7-5-1. Master から Slave への制御電文...45 7-5-2. Master から Slave に対する制御電文一覧...45 7-5-3. 制御電文の設定範囲...46 7-5-4. Master からの制御に対する Slave の応答...49 7-5-5. Slave の状態送信...50 7-5-5-1. 映像入出力信号フォーマットの詳細...50 7-6. 制御電文送受信手順...53 7-6-1. Slave の起動確認...53 7-6-2. Slave の状態取得...53 7-6-3. 操作による設定変更...53 7-6-4. Slave からの状態変化通知...53 8. SNMP 機能について...54 8-1. USF-106UDC-12G の MIB 情報...54 8-2. USF-106DC-12G の MIB 情報...55 9. 仕様および外観図...58 9-1. 仕様...58 9-2. 外観図...59 6

1. 概要および特長 1-1. 概要 USF-106UDC/DC-12G は 12G-SDI に対応した FS 機能付きアップ / ダウンコンバータです 最新の色域 ダイナミックレンジに対応したカラープロセス回路を搭載し さまざまな映像信号を変換することができます オーディオ処理は リマップ処理 ゲイン調整 オーディオディレイ調整機能を搭載しています 1-2. 特長 最新の 12G-SDI 端子を装備 HD/4K 製作を強力にサポートする新開発のカラープロセス回路を搭載 広色域 ITU-R BT.2020 と従来の ITU-R BT.709 の両方に対応 色域の変換も可能 HDR / SDR の各種カーブに対応した EOTF / OETF により 外部デバイスの差異を補正 EOTF / OETF の Log カーブと色域は PC から登録可能 Display Light でのダイナミックレンジ変換 OOTF (HLG) が可能 HD と 4K に対応した I/P 変換 アップダウン変換機能 3G-SDI Level-A/B 変換 SQD / 2SI 変換機能 Single-Link 12G-SDI と Quad-Link 3G-SDI の 4K 相互変換 (Gearbox) 機能 強力なフレームシンクロナイザ機能 オーディオ SDI 信号エラー訂正機能 専用 GUI ソフト制御 Web ブラウザ制御 ( 一部機能のみ ) SNMP 監視 USF フレーム (USF-212AS USF-105AS) に搭載 7

2. 各部の名称と機能 2-1. 前面パネル 1 2 USF-106UDC-12G 番号名称説明 1 POWER SW (S2) 通常使用時は右に倒して (ON にして ) 使用します 筐体の電源を切らずにモジュールを抜く場合は 左に倒してからモジュールを抜いてください 筐体の電源を切らずにモジュールを挿入する場合は 左に倒してからモジュールを挿入します 挿入後に S2 のスイッチを右に倒します フロントモジュール (S/N 17610301 以降 ) には POWER SW は実装されていません 2 マイクロ SD マイクロ SD カードが実装されます カードを抜かないでください 2-2. ディップスイッチ設定 ディップスイッチ設定は工場出荷時の状態から変更しないでください 誤って変更してしまったときは 下記の表を参照して工場出荷時の状態に戻してください スイッチ番号スイッチ番号設定備考 DS1 1-3 4 5-8 DS2 1-8 DS7 1-8 Off ( 設定変更しないでください ) On( 設定変更しないでください ) Off ( 設定変更しないでください ) Off ( 設定変更しないでください ) Off ( 設定変更しないでください ) フロントモジュール (S/N 17610301 以降 ) には実装されていません フロントモジュール (S/N 17610301 以降 ) には実装されていません 8

2-3. 背面パネル 3 2a 2b 2c 2d 3G/HD/SD-SDI IO 1b 12G/ 3G/HD/ SD-SDI OUT 1a 2 USF-106UDC-12G 12G/3G/HD /SD-SDI IN 1 番号名称説明 1 12G/3G/HD/SD-SDI IN 12G/3G/HD/SD-SDI 信号の入力端子です 2 3 12G/3G/HD/SD-SDI OUT 1a 12G/3G/HD/SD-SDI OUT 1b 3G/HD/SD-SDI IO 2a 3G/HD/SD-SDI IO 2b 3G/HD/SD-SDI IO 2c 3G/HD/SD-SDI IO 2d 12G/3G/HD/SD-SDI 信号の出力端子です 12G/3G/HD/SD-SDI 信号の出力端子です 3G/HD/SD-SDI 信号の入出力端子です Quad Link 3G-SDI の 4K 映像の場合は Link 1 の信号 3G/HD/SD-SDI 信号の入出力端子です Quad Link 3G-SDI の 4K 映像の場合は Link 2 の信号 3G/HD/SD-SDI 信号の入出力端子です Quad Link 3G-SDI の 4K 映像の場合は Link 3 の信号 3G/HD/SD-SDI の入出力端子です Quad Link 3G-SDI の 4K 映像の場合は Link 4 の信号 9

VIDEO IN USF-10 40VEA THRU 1 2 3G/HD/SDSDI IN USF-1043FS 1 2 VIDEO OUT 2a 2b 2c 2d 3G/HD/SD-SDI IO ANALOG AUDIO USF-1 08ADA 1 2 3G/HD/SD SDI OUT 3 3 1b 12G/ 3G/HD/ SD-SDI OUT 1a 1 2 3 4 5 SDI IN SDI OUT USF-106UDC-12G 12G/3G/HD /SD-SDI IN USF-10 53DDA 4 4 IN OUT 3G/HD/SD SDI USF-1013MUX IN OUT 3G/HD/SD SDI USF-101 3DEMUX 1/2 3/4 5/6 DIGITAL AUDIO IN 1/2 3/4 5/6 DIGITAL AUDIO OUT 1 2 12a 2b2 2c 3G/HD/SD 2d SDI OUT 3G/HD/SD 3G/HD/SD-SDI SDI INIO USF-10 43DCC USF-106UDC-12G 12G/3G/HD /SD-SDI IN 3 4 1b 12G/ 3G/HD/ SD-SDI OUT 1a 5 6 7 VIDEO OUT 1 VIDEO IN USF-11 00VEA THRU 8 9 2 3 10 4 LAN A ALARM GENLOCK 1 GENLOCK 2 AC100-240V 50/60Hz IN 3. 接続 3-1. 接続例 下記の接続例では USF-212AS フレームに USF-106UDC-12G ( または USF-106DC-12G) モジュールが 2 枚インストールされています モジュールの上側の 4 つの BNC ポートは入力 / 出力を選択できます 詳しくは 3-2. 映像の入出力 を参照してください USF フレームと PC および FA-10RU ( オプションのリモートコントロールユニット ) は LAN で接続されています 専用の Windows GUI ソフトを PC にインストールして モジュールのセットアップおよび操作を行います ( 5. USF-106UDC/DC-12G GUI (Windows GUI) 参照) PC の Web ブラウザからは イベント ( メニュー設定リスト ) の保存 / 呼び出し Gamma および Gamut 設定ファイルのインポート / エクスポートができます ( 6. Web GUI 参照) 同期信号 75Ω 終端 USF-106UDC-12G 7/8 -LTC 7/8 -LTC LAN 1 LAN 2 LAN1 USF-212 192.168.0.10 (255.255.255.0) SER. NO. AC100-240V 50/60Hz IN 1 AC100-240V 50/60Hz IN 2 USF-212AS 背面 入力 / 出力選択可能 4K/HD/SD 映像 4K/HD/SD 映像 イーサネットハブ セットアップ 操作イベント保存 / 呼び出し セットアップ 操作 (Windows GUI ソフト ) イベント保存 / 呼び出し (Web ブラウザ ) LAN ポート 192.168.0.53 (255.255.255.0) FA-10RU ( リモートコントロールユニットオプション ) Windows GUI ソフト Web ブラウザ TO MU GPI1 GPI2 GPI3 (10/100/1000BASE-T) TO MU 192.168.0.100 (255.255.255.0) FA-10RU からは モジュールのセットアップ 操作 イベントの保存 / 呼び出しが可能です FA-10RU の接続お よび操作方法については FA-10RU for USF-106UDC/DC-12G 取扱説明書 を参照してください 10

3-2. 映像の入出力設定例 SDI I/O 2a-2d を入力 (*1) にした場合 ( 水色セルは USF-106DC-12G では選択不可 ) 入力映像入力端子 (*2) SDI 1a, 1b 出力映像 HD 4K (3G Quad) 4K (12G Single) SDI IN (SDI 1) SDI I/O 2a SDI I/O 2a-2d SDI IN (SDI 1) HD x 2 4K (12G Single) x 2 HD x 2 4K (12G Single) x 2 HD x 2 4K (12G Single) x 2 [Video > Converter] メニュー設定 Format Convert: Follow Input Format Convert: Manual Standard: 2160 Frame Rate: 59.94P Level: Level-A Division: 2-Sample Interleave Format Convert: Manual Standard: 1080 Frame Rate: 59.94i/29.97PsF Format Convert: Manual Standard: 2160 Frame Rate: 59.94P Level: Level-A Division: 2-Sample Interleave Format Convert: Manual Standard: 1080 Frame Rate: 59.94i/29.97PsF Format Convert: Follow Input (*1) [Video > Input Select > SDI 2 Terminal] を Input に設定してください (p 17) (*2) [Video > Input Select > Source Select] で入力を選んでください (p 17) 入力 : 出力 : SDI IN SDI OUT 1a, 1b 4K または HD 4K または HD 4K または HD 入力 : 出力 : SDI I/O 2a-2d SDI OUT 1a, 1b 4K (3G Quad) x1 または HD x 1 (2a) 4K または HD 4K または HD 11

SDI I/O 2a-2d を出力 (*3) にした場合 ( 水色セルは USF-106DC-12G では選択不可 ) HD 入力映像 4K (12G Single) 入力端子 SDI IN (SDI 1) SDI 1a, 1b 出力映像 SDI I/O 2a-2d 出力映像 [Video > Converter] メニュー設定 HD x 2 HD x 4 Format Convert: Follow Input 4K (12G Single) x 2 (*4) 4K (3G Quad) x 1 HD x 2 HD x 4 4K (12G Single) x 2 (*4) 4K (3G Quad) x 1 Format Convert: Manual Standard: 2160 Frame Rate: 59.94P Level: Level-A または B Division: 2-Sample Interleave または Square Format Convert: Manual Standard: 1080 Frame Rate: 59.94i/29.97PsF Format Convert: Follow Input または Manual Standard: 2160 Frame Rate: 59.94P Level: Level-A または B Division: 2-Sample Interleave または Square (*3) [Video > Input Select > SDI 2 Terminal] を Output に設定してください (p 17) (*4) Level-B や Square を選択した場合は 黒映像が出力されます 入力 : 出力 : SDI IN SDI OUT 1a, 1b SDI I/O 2a-2d 4K (3G Quad) x1 または HD x 4 4K または HD 4K または HD 4K または HD 12

4. 変換一覧 4-1. USF-106UDC-12G <59.94 Hz 系 > 出力 4K HD SD 12G 3G x 4 3G 1.5G 入力 4K 2160/59.94p Level-A 2SI 2160/59.94p Level-A SQD 12G 2160/59.94p Level-A 2SI 3G x 4 3G 2160/59.94p Level-A 2SI 2160/59.94p Level-A SQD 2160/59.94p Level-A 2SI 2160/59.94p Level-B SQD 2160/59.94p Level-B 2SI 1080/59.94p Level-A 1080/59.94p Level-B 1080/29.97p HD 1080/23.98p 1.5G 1080/59.94i (29.97PsF) 1080/23.98PsF 720/59.94p SD 525/59.94i (SD-SDI) 2160/59.94p Level-B SQD 2160/59.94p Level-B 2SI 1080/59.94p Level-A 1080/59.94p Level-B 1080/29.97p 1080/23.98p 1080/59.94i (29.97PsF) 1080/23.98PsF 720/59.94p 525/59.94i(SD-SDI) <50 Hz 系 > 出力 4K HD SD 12G 3G x 4 3G 1.5G 入力 12G 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-A SQD 4K 3G 2160/50p Level-A 2SI x 4 2160/50p Level-B SQD 2160/50p Level-B 2SI 3G 1080/50p Level-A 1080/50p Level-B HD 1080/25p 1.5G 1080/50i (25PsF) 720/50p SD 625/50i (SD-SDI) 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-A SQD 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-B SQD 2160/50p Level-B 2SI 1080/50p Level-A 1080/50p Level-B 1080/25p 1080/50i (25PsF) 720/50p 625/50i (SD-SDI) 13

4-2. USF-106DC-12G <59.94 Hz 系 > 出力 4K HD SD 12G 3G x 4 3G 1.5G 入力 2160/59.94p Level-A 2SI 12G 2160/59.94p Level-A 2SI 2160/59.94p Level-A SQD 4K 3G 2160/59.94p Level-A 2SI x 4 2160/59.94p Level-B SQD 2160/59.94p Level-B 2SI 3G 1080/59.94p Level-A 1080/59.94p Level-B 1080/29.97p HD 1080/23.98p 1.5G 1080/59.94i (29.97PsF) 1080/23.98PsF 720/59.94p SD 525/59.94i (SD-SDI) 2160/59.94p Level-A SQD 2160/59.94p Level-A 2SI 2160/59.94p Level-B SQD 2160/59.94p Level-B 2SI 1080/59.94p Level-A 1080/59.94p Level-B 1080/29.97p 1080/23.98p 1080/59.94i (29.97PsF) 1080/23.98PsF 720/59.94p 525/59.94i(SD-SDI) <50 Hz 系 > 出力 4K HD SD 12G 3G x 4 3G 1.5G 入力 12G 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-A SQD 4K 3G 2160/50p Level-A 2SI x 4 2160/50p Level-B SQD 2160/50p Level-B 2SI 3G 1080/50p Level-A 1080/50p Level-B HD 1080/25p 1.5G 1080/50i (25PsF) 720/50p SD 625/50i (SD-SDI) 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-A SQD 2160/50p Level-A 2SI 2160/50p Level-B SQD 2160/50p Level-B 2SI 1080/50p Level-A 1080/50p Level-B 1080/25p 1080/50i (25PsF) 720/50p 625/50i (SD-SDI) 14

5. USF-106UDC/DC-12G GUI (Windows GUI) USF-GUI-Launcher ( 接続管理ソフト ) から USF-106UDC/DC-12G GUI を起動すると 下記のメイン画面が表示 されます USF-106UDC-12G の場合 USF-106DC-12G の場合 USF-GUI-Launcher から USF-106UDC/DC-12G GUI を起動する方法は 別紙の USF-GUI-Launcher 取扱 説明書 を参照してください メイン画面は Video Audio Event Status の 4 つのタブで構成されています Video タブ : 映像信号処理のブロック図が表示され映像処理の設定を行います Audio タブ : オーディオ信号処理のブロック図が表示されオーディオ処理の設定を行います Event タブ : 設定値の保存 / 読込操作を行います Status タブ : 接続先のモジュール情報が表示されます 15

5-1. Video タブの設定 Video タブを選択すると Video ブロック図が表示されます 処理順にブロックを選択して設定画面を開き 設定を行います USF-106UDC-12G の場合 USF-106DC-12G の場合 ブロック名 参照 ブロック名 参照 Input Select 5-1-1 Color Processor Input Select 5-1-5 Reference Select 5-1-2 Color Processor 5-1-6 Synchronizer 5-1-3 Ancillary 5-1-7 Converter 5-1-4 Output Select 5-1-8 Video Status 5-1-9 16

5-1-1. Input Select Video ブロック図の Input Select を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲説明 Format - - Source Select SDI 2 Terminal Loss Mode Format Detection SDI 1 Input Black (Link) Auto SDI 1 SDI 2a-2d Input Output Black(Link) Black(Separate) Auto Freeze Output Mute Auto Manual 入力信号の検出フォーマットを表示します 認識できない映像信号が入力されている場合 Not Supported ( 1920 * 1080 / 59.94i ) のように表示されます この時 入力信号は ( ) 内のフォーマットであると判断して動作します 映像信号を選択します SDI 2 Terminal が Input の場合に有効になります SDI 2a-2d の入出力端子を設定します 入力映像が欠落したときの出力モードを選びます Black (Link)(Separate): 黒映像を出力します Auto Freeze: 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します Output Mute: 映像出力信号を停止します 4K Quad Link 3G 入力の場合は 注 (*2) を参照 Auto: 入力信号のフォーマットを自動検知します Manual: 入力信号のフォーマットを下記で指定します Format Convert を Manual にすると 以下の項目で入力フォーマットを指定できます Standard 1080 Horizontal Size Frame Rate (*1) Level SD (*1) 720 1080 2160 垂直の画素数 ( ライン数 ) を指定します 1920/3840 1920/3840 水平の画素数です ( 変更できません ) 59.94i / 29.97PsF Follow Input 59.94p 50p 29.97p 23.98p 59.94i/29.97PsF 50i/25PsF 23.98PsF Follow Input Level A Level B(Dual Link) フレームレートを指定します Standard の選択により 設定可能な項目のみが表示されます Standard 設定を変更して フォーマットが非対応になった場合 この欄が空白になります そのようなときは 正しいフレームレートを再度設定してください 3G-SDI のレベル処理を指定します Standard と Frame Rate の組み合わせが 3G-SDI または 12G-SDI の場合に表示されます Follow Input: 入力信号と同じレベルで処理します 17

Division Follow Input Follow Input Square 2-Sample Interleave (*1) USF-106DC-12G では表示されません Division の処理を指定します Standard 設定が 2160 の時に表示されます Follow Input: 入力信号のペイロード ID で 2SI が検出された場合は 2SI で処理します 2SI が検出されない場合は Square として処理します (*2) Loss Mode:4K Quad Link 3G 入力時に一部が欠落した場合 4K 入力 Loss Mode 設定入力の一部が欠落したときの出力映像 2-Sample Interleave Square Black(Link) Black(Separate) Auto Freeze Black(Link) Black(Separate) Auto Freeze 失われたリンクを補完して おおむね正常な映像を出力します 失われたリンク部分を黒として処理するため 輝度が下がります 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します 黒映像を出力します 失われたリンク部分を黒として処理し 映像を出力します 5-1-2. Reference Select Video ブロック図の Reference Select を選択すると 次の設定画面が表示されます Reference Select 項目初期値設定範囲説明 Genlock Genlock Select Genlock 1 Genlock SDI Free Run Genlock 1 Genlock 2 同期ソースを選択します Genlock: USF フレームから供給される同期信号を使用します SDI: SDI 入力信号を使用します Free Run: 内蔵の信号発生器を使用します USF フレームから入力する Genlock 信号を選択します 5-1-3. Synchronizer Video ブロック図の Synchronizer を選択すると 次の設定画面が表示されます 18

Mode 項目初期値設定範囲説明 Adjust Timing (Horizontal) Adjust Timing (Vertical) Freeze Enable Freeze Mode Frame Frame Line AVDL Line(Min) 同期モードを設定します Frame: ゲンロック信号に対して ビデオ信号の H/V 方向の引き込みを行います ゲンロック信号とビデオ入力信号が同期 / 非同期のどちらでも使用できます Line: ゲンロック信号に対して ±1/2H の引き込みを行い 1H 遅延で出力します ゲンロック信号とビデオ入力信号が同期の場合にのみ使用できます AVDL: 入力ビデオ信号をゲンロック信号に対して 1H 遅延で出力します ゲンロック信号とビデオ信号が同期している場合に使用できます Line(Min): ゲンロック信号に対して ±1/2H の引き込みを行い 最小遅延で出力します ゲンロック信号とビデオ入力信号が同期の場合にのみ使用できます 0 Clock -2750~2750 同期信号に対する H 位相を調整します 0 Line -563~563 同期信号に対する V 位相を調整します Frame Enable Frame Odd Even フリーズの On/Off を設定します Freeze 動作時のモードを選択します 入力信号が無い場合 または プログレッシブ映像信号が入力されている場合は設定できません 5-1-4. Converter Video ブロック図の Converter を選択すると 下図の設定画面が表示されます <Converter 選択時 > 項目初期値設定範囲説明 Format - - Format Convert (*1) Follow Input Follow Input Manual コンバータ出力のフォーマットを表示します 変換できない組み合わせが指定されている場合 Not Supported ( 1920 * 1080 / 59.94i ) のように表示されます この時 ( ) 内のフォーマットが実際の出力信号となります コンバータの動作モードを設定します Follow Input: 入力信号と同じフォーマットで出力します Manual: 指定したフォーマットで出力しま 19

す 以下の項目で指定してください Format Convert を Manual にすると Output Format 欄で変換後の出力フォーマットを選択できます Standard 1080 SD 720 1080 2160 (*1) 垂直の画素数 ( ライン数 ) を選択します Horizontal 1920/ 3840 1920/3840 水平の画素数です ( 変更できません ) Frame Rate Level Division (*1) Motion Sense Anti Alias Horizontal Anti Alias Vertical Directional Interpolation (*1) 59.94i/ 29.97PsF Level-A Square Adaptive 0 0 59.94p 50p 29.97p 23.98p 59.94i/29.97PsF 50i/25PsF 23.98PsF Level-A Level-B (Dual Link) Square 2-Sample Interleave Adaptive Field Frame(Odd 1st) Frame(Even 1st) Off -7~+8 Off -7~+8 Enable フレームレートを選択します Standard の選択により 設定可能な項目のみが表示されます Standard 設定を変更して フォーマットが非対応になった場合 この欄が空白になります そのようなときは 正しいフレームレートを再度設定してください 3G-SDI 出力時のレベルを設定します Standard と Frame Rate の組み合わせが 3G-SDI または 12G-SDI の場合に表示されます 4K 出力時の分割方式を設定します Standard 設定が 2160 の時に表示されます Adaptive: 入力映像の静止 動きを検知し 最適なプログレッシブ画像を生成します Field: インターレースの片方の FIELD 画像のみを使用しプログレッシブ画像を生成します 動き適応処理がないため映像の破綻はありませんが V 方向の解像度は良くありません Frame(ODD 1st): 入力インターレース映像の (ODD/EVEN) を 1 セットとしてプログレッシブ画像を生成します プログレッシブ撮影された映像がセグメントフレーム形式で入力されている場合に設定してください Frame(EVEN 1st): 入力インターレース映像の (EVEN/ODD) を 1 セットとしてプログレッシブ画像を生成します 出力映像の H/V 方向のアンチエイリアスのレベルを -7~+8 ( 弱 ~ 強 ) で設定します Off にするとアンチエイリアスは無効になります リサイズ補間処理のエッジ検出感度調整を有効 / 無効を設定します Edge Detect (*1) 5 0-10 (*1) USF-106DC-12G では 表示されません リサイズ補間処理のエッジ検出感度を調整します 設定値が小さくなるほど検出感度が上がり 方向性補間処理の領域が増えます (*2) USF-106DC-12G では 選択できません 20

<Delay 選択時 > 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 Delay 0.0 0.0-8.0 (0.5) Converter Delay Frame Frame Minimum Adjustable Delay 量を 0.5-8.0 フレームで指定します Delay 量を付加しない場合は 0.0 に設定します Converter からの出力位相を設定します Frame: Delay で設定した遅延量 Minimum: 最小遅延量 Adjustable: Delay で設定した遅延量を基準に調整します 以下の項目で調整してください 以下の設定は Converter Delay が Adjustable の場合に有効になります Horizontal 0 Clock -2750~2750 Clock 映像の水平方向遅延を微調整します Vertical 0 Line -563~563 Line 映像の垂直方向遅延を微調整します <Resize 選択時 > Aspect Convert 項目初期値設定範囲説明 SD Output (4:3) Full frame 4:3 (4:3) Letterbox 16:9 at top (4:3) Letterbox 14:9 at top (4:3) Letterbox greater than 16:9 (4:3) Full frame 4:3 (4:3) Letterbox 16:9 protected (4:3) Letterbox 14:9 (4:3) Full frame 4:3 alternative 14:9 (4:3) Letterbox 16:9 alternative 14:9 (4:3) Letterbox 16:9 alternative 4:3 (16:9) Letterbox greater than 16:9 (16:9) Full frame 16:9 (16:9) Pillarbox 4:3 (16:9) Full frame protected (16:9) Pillarbox 14:9 (16:9) Pillarbox 4:3 alternative 14:9 (16:9) Full frame 16:9 alternative 14:9 (16:9) Full frame 16:9 alternative 4:3 HD を SD に変換する際の アスペクト比を設定します 21

HD Output (16:9) Full frame 16:9 (16:9) Letterbox greater than 16:9 (16:9) Full frame 16:9 (16:9) Pillarbox 4:3 (16:9) Full frame protected (16:9) Pillarbox 14:9 (16:9) Pillarbox 4:3 alternative 14:9 (16:9) Full frame 16:9 alternative 14:9 (16:9) Full frame 16:9 alternative 4:3 SD を HD に変換する際の アスペクト比を設定します SD Input 4:3 4:3 16:9 SD 入力信号のアスペクト比を選びます 入力信号に合わせて選択してください 横方向が圧縮された ( 潰れたような ) 映像の場合 16:9 に設定します Size/Position 項目 初期値 設定範囲 説明 Horizontal Size 100.0% 50.0~150.0% Vertical Size 100.0% 50.0~150.0% 変換後の H 方向の画面サイズを設定します 変換後の V 方向の画面サイズを設定します Horizontal Position 0 Pixel フォーマット設定に 変換後の映像位置を設定します (H 方向 ) Vertical Position 0 Line より設定範囲が変わります 変換後の映像位置が設定します (V 方向 ) Crop 項目 初期値 設定範囲 説明 Left 0 Pixel 映像の左側をクロップします Right 0 Pixel フォーマット設定に映像の右側をクロップします より設定範囲が変 Top 0 Line わります 映像の上側をクロップします Bottom 0 Line 映像の下側をクロップします ビデオ信号 Horizontal Position Vertical Position Cropping Left Cropping Right Cropping Top Cropping Bottom 2160p -1920~1920-1080~1080 0-1918 0-1079 1080i/p -960~960-540~540 0-958 0-539 720p -640~640-360~360 0-638 0-359 525i (NTSC) -360~360-243~243 0-358 0-243 625i (PAL) -360~360-288~288 0-358 0-287 <Noise Reducer 選択時 > USF-106DC-12G では表示されません 項目初期値設定範囲説明 Noise Reducer Enable 4K へのアップコンバート時 ノイズ除去処理の有効 (Enable)/ 無効 () を設定します 22

Red Filter Level 8 1-16 Green Filter Level 8 1-16 Blue Filter Level 8 1-16 低輝度領域 ( 暗い部分 ) のノイズ除去レベルを RGB で設定します カメラ等で生じる暗部のランダムノイズを除去する機能です 高輝度領域 ( 明るい部分 ) のノイズや 圧縮によるブロックノイズ等には効果がありません Red Green Blue Filter Level の強度を上げる ( 値を大きくする ) と 映像信号の高域周波数成分が減衰します 23

5-1-5. Color Processor Input Select 項目初期値設定範囲説明 Color Processor Input Source Synchronizer Synchronizer Converter Color Processor へ入力する信号を選択します Synchronizer を選択すると Converter を通過しない信号を Color Processor へ入力します Converter を選択すると Synchronizer Converter を通過した信号を Color Processor へ入力します 5-1-6. Color Processor Video ブロック図で Color Processor を選択すると 上部に 処理のフローが表示されます 各ブロックを 選択すると 下に設定内容が表示されます 5-1-6-1. Pre Process Amp/Post Process Amp Video ブロック図 Color Processor Pre Process Amp. または Post Process Amp. で表 示する画面です (Post Process には AHDR オプションが必要です ) 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 Pre Process ボタン Post Process ボタン - Pre Process Post Process Pre または Post Process Amp を選択します Video 100.0% 0.0-200.0% (0.1) ビデオレベルを設定します Y 100.0% 0.0-200.0% (0.1) Y レベルを設定します Chroma 100.0% 0.0-200.0% (0.1) クロマレベルを設定します Black 0.0% -20.0~100.0% (0.1) ブラックレベルを設定します Hue 0.0deg. -179.8~180.0deg. (0.2) 色位相を設定します 24

5-1-6-2. Input / Output Gamma / Color Color Processor 設定画面で Input Gamma/Color または Output Gamma/Color を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲説明 Dynamic Range Conversion Bypass Bypass Operate 以下の項目は Dynamic Range Conversion が Operate のときに操作可能です Input Gamma Curve (EOTF) 2 Input Color Space Output Gamma Curve (OETF) 5 Output Color Space User 01: SDR 2.2 BT.1886 Rec. ITU-R BT. 709 User 01: SDR 2.2 BT.1886 Rec. ITU-R BT. 709 User 01: SDR 2.2 BT.1886 User 02: SDR 2.4 BT.1886 User 03: HLG BT.2100 User 04: HLG (RGB SG1.2) User 05: HLG (RGB SG1.4) User 06: ST 2084 (PQ) User 07: SDR 2.2 BT.709 User 08: S-Log3 User 09: Canon Log 2 User 10: SDR 2.4 BT.1886 Rec. ITU-R BT.709 Rec. ITU-R BT.2020 User 01: S-Gamut/Gamut3 User 02 User 03 User 04 User 05 (Input Gamma Curve と同じ ) (Input Color Space と同じ ) Operate: DRC (Dynamic Range Conversion) 処理を通過します Bypass: DRC 処理をバイパスします 入力信号のガンマカーブを指定します 左記の Gamma データは User 01-10 という名称のファイルに保存されています この 10 データの名称および登録内容は Web GUI からファイル書き換えにより変更できます ( 6-5. Gamma Data / Gamut Data 参照 ) また 10 個の Gamma データは Input Gamma Curve Output Gamma Curve で共通です 入力信号の色域を指定します User 01-05 の Gamut データおよび名称は Web GUI からファイル書き換えにより変更できます ( 6-5. Gamma Data / Gamut Data 参照 ) また 5 個の Gamut データは Input Gamma Curve Output Gamma Curve で共通です 出力信号のガンマカーブを選択します 出力信号の色域を選択します 25

GAMMA/COLOR 設定例 変換 SDR HLG HLG SDR 1 OOTF for HLG (*1) 2 Input Gamma Curve 3 OOTF (*2) (HLG) 4 Inverse OOTF (*3) (HLG) 5 Output Gamma Curve SDR 2.2 BT.709 HLG BT.2100 Enable SDR 2.4 BT.1886 Inverse OOTF HLG BT.2100 HLG BT.2100 SDR 2.2 BT.709 Enable HLG BT.2100 OOTF (*2) SDR 2.4 BT.1886 PQ HLG Enable ST 2084 (PQ) Inverse OOTF (*3) HLG BT.2100 HLG PQ Enable HLG BT.2100 OOTF (*2) ST 2084 (PQ) (*1) 下記 OOTF for HLG 参照 (*2) 下記 OOTF for HLG (INPUT SIDE) 参照 (*3) 下記 OOTF for HLG (OUTPUT SIDE) 参照 :Scene-referred 設定 :Display-referred 設定 項目初期値設定範囲説明 OOTF for HLG 1 Enable HLG の OOTF を考慮した変換を有効にする場合は Enable に設定します (AHDR オプションが必要 ) OOTF for HLG (Input Side/Output Side) (AHDR オプションが必要 ) Input / Output Gamma Curve に HLG BT.2100 を選択したときのみ有効です その他の場合は にしてください OOTF for HLG を Enable にし Input Gamma Curve が HLG BT.2100 のときは Input Side Output Gamma Curve が HLG BT.2100 のときは Output Side で Edit ボタンをクリックして OOTF を設定します 設定方法について詳しくは 上記 GAMMA / COLOR 設定例 を参照してください (Input Side) (Output Side) 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 ボタン OOTF ボタン Inverse OOTF ボタン OOTF Inverse OOTF 以下の項目で OOTF Inverse OOTF の処理方法を指定します : OOTF 処理をしません OOTF: OOTF 処理を入力側に適用します Inverse OOTF: OOTF 処理を出力側に適用します System Gamma 1.2 1.0~2.0 (0.1) OOTF のガンマ値を設定します 26

Display Peak 1000 cd/m2 100-10000 cd/m2 (100) Display Black 0 cd/m2 0-100 cd/m2 (10) 輝度の最大値を指定します 出力映像を表示するディスプレイに合わせて設定します 輝度の最小値を指定します 出力映像を表示するディスプレイに合わせて設定します 5-1-6-3. Dynamic Range Gain Video ブロック図 Color Processor Dynamic Range Gain で表示される画面です 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 Dynamic Range Gain 0.0 db -42.0dB ~ +42.0dB (0.1) Color Processor で EOTF 処理された リニアな RGB 値に対して ゲイン調整を行います 5-1-6-4. Differential Color Correct Video ブロック図 Color Processor Differential Color Correct で表示される画面です White Level Black Level 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 (R-Y) (G-Y) (B-Y) (R-Y) (G-Y) (B-Y) 100.0% 0.0-200.0% (0.5) 100.0% 0.0-200.0% (0.1) White レベルを R-Y G-Y B-Y 個別に設定します Black レベルを R-Y G-Y B-Y 個別に設定します 27

5-1-6-5. Knee (RGB) Clip Video ブロック図 Color Processor Knee(RGB) Clip で表示される画面です White Clip 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 Enable 以下 3 項目は White Clip が Enable 設定時のみ操作可能です Output Clip 100.0% 50.0~150.0%(0.5) 上限の Knee Clip (White 側 ) の有効 / 無効を設定します RGB 空間の上限のクリップを設定します Knee Slope 1.0 0.1~1.0 (0.05) 上限の Knee Clip の傾きを設定します Knee Point 可変 50.0%~ 可変 (0.5) Black Clip / Enable Enable 以下の項目は Black Clip が Enable 設定時のみ操作可能です Output Clip 0.0% -50.0~50.0% (0.1) 上限の Knee Clip の開始点を設定します 上限値 および初期値は White Level (RGB White Clip) と連動して変化します 下限の Knee Clip (Black 側 ) の有効 / 無効を設定します RGB 空間の下限のクリップを設定します 5-1-6-6. Balance Color Correct Video ブロック図 Color Processor Balance Color Correct で表示される画面です 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 White Level (RGB) 100.0% 0.0-200.0% (0.5) White レベルを RGB 個別に設定します Master で RGB を同時に調整することもできます 28

Black Level (RGB) Gamma Curve 100.0% 0.0-200.0% (0.1) Center Center Black White Range 100.0% 0.5-100.0% (0.5) Gamma Level (RGB) 100.0% 0.0-200.0% (0.5) Black レベルを RGB 個別に設定します Master で RGB を同時に調整することもできます Gamma カーブを 3 種類から選択します Gamma レベル調整を有効にする信号レベルの上限を設定します 下限は 0% 固定です ここでの 100% は OETF Maximum Input を基準にした値です Gamma レベルを RGB 個別に設定します Master で RGB を同時に調整することもできます 5-1-6-7. YPbPr Clip Video ブロック図 Color Processor YPbPr Clip で表示される画面です 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 ボタン Enable ボタン Enable 以下の項目は Enable 設定時のみ操作可能です 色差クリップ処理の有効 / 無効を設定します White 109.0% 50.0~109.0% (0.5) Y 信号の上限のクリップを設定します Black -7.5% -7.5~50.0% (0.5) Y 信号の下限のクリップを設定します Chroma 113.0% 50.0~113.0% (0.5) PbPr 信号を上下でクリップします 5-1-6-8. Other Video ブロック図 Color Processor Other で表示される画面です 29

項目初期値設定範囲説明 Test Signal Split Mode Operate 100% Color Bar 75% Color Bar Operate V-Split H-Split Bypass テスト信号の出力を選びます 以下の Area Marker の設定には AHDR オプションが必要です Marker Color Blink Blink Luminance Gamut Red Green Blue Enable スプリット表示を使用する場合に設定します 処理前と処理後の映像を並べてみることができます マーカー表示の動作を指定します : マーカー表示を OFF します Luminance: RGB Clip を有効にしたときに 上限値以上のピクセルをマーカー表示します Gamut: RGB が 0~1.0 の範囲を超えたピクセルをマーカー表示します マーカー表示色を指定します マーカー表示点滅の有無を指定します 5-1-7. Ancillary Video ブロック図の Ancillary を選択すると 次の設定画面が表示されます <Multiplexer 選択時 > 項目初期値設定範囲説明 Horizontal Ancillary Multiplex Mode Horizontal Ancillary Multiplex Payload ID Vertical Ancillary Multiplex Mode Overwrite Pass Pass Overwrite Pass Blank Pass Overwrite Pass Blank H アンシラリデータの重畳方法を設定します Overwrite: 入力信号の H アンシラリを内部処理して得られたデータを重畳します Pass: 入力信号の H アンシラリのデータを内部処理せずに重畳します Blank: H アンシラリデータを重畳しません Payload ID の重畳を設定します Pass: 入力信号の Payload ID のデータを内部処理せずに重畳します Overwrite: 内部処理した結果の Payload ID データを重畳します V アンシラリデータの重畳方法を設定します Pass: 入力信号の V アンシラリのデータを内部処理せずに重畳します Blank: V アンシラリのデータを重畳しません 30

SDI 入力の VANC パケットに対して ARIB B37(HD 字幕 ) は コンバータ (U/C D/C) 使用時も通過可 能ですが 映像遅延に合わせて通過しません ( 遅延を指定できません ) 補助字幕 (SD/ アナログ / モバイル 用 ) は通過しません <Time Code 選択時 > 出力映像に重畳するタイムコードを設定します Input Time Code Status には 入力信号に重畳されているタイムコードが表示されます 重畳されていない場合は N/A と表示されます Time Code Multiplex 項目初期値設定範囲説明 ATC (LTC) ATC (VITC) DVITC Enable Enable Enable ATC (LTC) を重畳するかどうか設定します ATC (VITC) を重畳するかどうか設定します DVITC を重畳するかどうか設定します Time Code Generator 1 (LTC), Time Code Generator 1 (VITC/DVITC) 項目初期値設定範囲説明 Source Mode ATC (LTC) Stay ATC(LTC) ATC(VITC) DVITC Generator Stay Continue Adjust 0-16~16 Reset - - タイムコードのソースを選びます ここで選択されたタイムコードが Status に表示されます ATC(LTC): SDI 入力に重畳されている LTC タイムコード ATC(VITC): SDI 入力に重畳されている VITC タイムコード DVITC: SD-SDI 入力に重畳されている VITC タイムコード Generator: 内部で生成したタイムコード Start ボタンを押すとタイムコードがスタートします Stop ボタンを押すとタイムコードが停止します タイムコード欠落時の動作を設定します Stay: 最後のタイムコード値でカウントアップを停止します Continue: タイムコードのカウントアップは継続し 連続性を保ちます : ロスを検知後 タイムコード値は 00:00:00:00 にクリアされます ATC パケットと DVITC は SDI 出力への重畳を停止します タイムコードの出力時刻 ( フレーム ) をオフセットします 例えば Frame Adjust を +16 に設定し タイムコードが 0:0:0.0 になった場合 0:0:0.16 のタイムコードが出力されます Time Code Generator を 0 時 0 分 0 秒 0 フレームにします 31

Preset - ( 開始時刻 ) Drop Frame Off Off On Time Code Generator に設定したい時刻を入力し Preset を押すと指定した時刻からタイムコードがカウントされます ドロップフレームを有効にする場合は On に設定します 5-1-8. Output Select Video ブロック図の Output Select を選択すると 次の設定画面が表示されます SDI 1 項目初期値設定範囲説明 Operate Bypass Operate Bypass に設定すると SDI 1 入力信号が内部処理されずに SDI 1 から出力されます 5-1-9. Video Status Video ブロック図の Video Status を選択すると 次のステータス画面が表示されます 左側に入力映像のステータス 右側に出力映像のステータスが表示されます 入力側の Detail ボタンを押すと 次のような画面が表示されます 入力信号の Payload ID とエラー検出カウント数が表示されます 右下の Error Count Reset を押すと検出カウントがリセットされます 32

5-2. Audio タブの設定 Audio タブを選択すると Audio のブロック図が表示されます 処理順にブロックを選択して設定画面を開き 設定を行います ブロック名 参照 ブロック名 参照 Input 5-2-1 Gain 5-2-6 Input Delay 5-2-2 Converter Delay 5-2-7 Sampling Rate Converter 5-2-3 Output 5-2-8 Output Mapping 5-2-4 Audio System 5-2-9 Monosum / Downmix / Test Signal 5-2-5 Input Status / Output Status 5-2-10 5-2-1. Input Audio ブロック図の Input を選択すると 次の設定画面が表示されます Group Alignment 項目初期値設定範囲説明 Enable 入力エンベデッドオーディオのグループ間自動位相調整の有効 / 無効を切り替えます Enable: 位相調整を行います : 位相調整を行いません ( 通常設定 ) 33

Demultiplexer Clock Auto Auto Sync SDI Audio Clock HD-SDI 入力時 エンベデッドオーディオの受信クロックを設定します Auto: HD-SDI のエンベデッドオーディオに含まれるオーディオクロック位相情報を使用して SDI からオーディオを分離します 4 グループ個別で同期および非同期エンベデッドオーディオの分離が可能です オーディオクロック位相情報に異常がある場合やジッタ量が大きい場合は 自動的に同期オーディオとして処理します Sync SDI: オーディオクロック位相情報を使用せず 全グループ常に同期オーディオとして処理します ( ) Audio Clock: 常に HD-SDI のエンベデッドオーディオに含まれるオーディオクロック位相情報を使用して SDI からオーディオをグループ単位で分離します ( 同期または非同期分離 ) Error Sensing Normal Normal Sensitive オーディオ入力信号の異常検出モードを選択します この結果は Error Fade 処理に使用されます : 信号異常を検出しません 通常は使用しません Normal: SDI 信号の切り替え ADP (Audio Data Packet) 変化 DBN (Data Block Number) の切り替えについて 信号異常を検出します 通常はこの設定を使用します Sensitive: 上記に加え チャネルステータス EDP (Extended Data Packet) 有無 (SD-SDI のみ ) の切り替えについて 信号異常を検出します Error Fade Enable : Error Fade 処理を行わず 異常時もオーディオをそのまま通過させます Enable: オーディオ入力の信号異常を検出すると Error Fade 処理を行います ( オーディオをフェードアウトしてミュートします ) 正常復帰後 オーディオをフェードインします Audio Polarity Ch.1-16 Normal Normal Invert 対象チャンネル ( 奇数 ) の極性を設定します Invert に設定するとオーディオ極性が反転します 5-2-2. Input Delay Audio ブロック図の Input Delay を選択すると 次の設定画面が表示されます 34

項目初期値設定範囲説明 Adjust Video Delay - - Set を押すと 左側に表示されている Video ディレイ量を Master ディレイ値に反映します Master 5 ms 5-1000 ms 16 チャネル共通の Delay 値です Ch.1-16 5 ms 5-1000 ms 各チャネルのディレイ量 (Master Delay とチャネルディレイの合計値 ) が表示されます 各チャネルのディレイ量は スライドバーを使って調整してください 5-2-3. Sampling Rate Converter Audio ブロック図の Sampling Rate Converter を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲説明 Ch.1/2- Ch.15/16 Auto Auto SRC Input Bypass SRC 回路の通過 / バイパスをチャネルペア毎に設定します Auto: SRC 回路を通過させます ただし NON-PCM オーディオの場合には自動的に SRC 回路をバイパスします By-pass: SRC 回路をバイパスします 非同期オーディオとして使用する場合には BY-PASS に設定してください また この場合 Multiplex Clock で ( 5-2-8. Output 参照 ) で各グループの基準となる同期クロックを選択してください SRC In: 入力信号が PCM NON-PCM にかかわらず SRC 回路を通過させます PCM 信号であるにもかかわらず オーディオ信号のチャネルステータスが NON-PCM であるようなレギュラーな信号に対して有効です ただし NON-PCM 信号を SRC 回路に通過させた場合は 正常に出力することはできません 5-2-4. Output Mapping Audio ブロック図の Output Mapping を選択すると 次の設定画面が表示されます 35

Ch.1-16 項目初期値設定範囲説明 Embedded Ch.1-16 Embedded Ch. 1-16 500Hz Tone 1kHz Tone Silence Downmix L Downmix R Mono Sum Ch. 1-8 オーディオ出力チャネルのソースを選びます Embedded Ch.1-16: SDI 入力にエンベデッドされていたオーディオ信号 Downmix L/R: Downmix 処理されたオーディオ信号 Mono Sum Ch1-8: Mono Sum 処理されたオーディオ信号 1kHz, 500Hz Tone: テスト信号 Silence: 無音信号 5-2-5. Monosum / Downmix / Test Signal Audio ブロック図の Monosum Downmix Test Signal を選択すると 次の設定画面が表示されます <Downmix 選択時 > 項目初期値設定範囲説明 Downmix Mode Mix Level Surround Mix Level Center Mix Level Master Stereo -3dB -3dB -3dB Mix Source Assign Left Right Center Left Surround Right Surround Stereo Surround Monaural -3dB -6dB -9dB Off -3dB -4.5 db -6dB -3dB 0dB Auto Embedded Ch.1 Embedded Ch.2 Embedded Ch.3 Embedded Ch.5 Embedded Ch.6 ダウンミックスの動作モードを選択します Ls/Rs ( サラウンドチャネル ) のレベルを指定します Off に設定すると ミックスの対象から外されます C ( センターチャネル ) のレベルを指定します センターチャネルの出力レベルをダウンミックス前と同じにする場合は -3dB を選択してください センターチャネルが左右各チャネルにミックスされた時 音量的に大きく聞こえる場合があります そのような場合は -4.5dB または -6dB を選択してください ダウンミックス信号全体のレベルを指定します Auto に設定すると Mix Level - Master は Mode と Mix Level - Surround によって変わります Embedded Ch.1-16 500Hz Tone 1kHz Tone Silence 各 Mix Source に対するオーディオ信号を選択します 36

<Monosum 選択時 > 項目初期値設定範囲説明 Source 1-8 L Embedded Ch.1-15 ( 奇数 ) Embedded Source 1-8 R Embedded Ch.2-16 ( 偶数 ) Ch.1-16 Monosum 回路の L 側及び R 側に入力するチャネルを指定します <Test 選択時 > Test Tone 項目初期値設定範囲説明 Off Off 500Hz Tone 1kHz Tone エンベデットオーディオ出力に対してテスト信号を出力する場合にテスト信号を選択します 5-2-6. Gain Audio ブロック図の Gain を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲 ( 設定単位 ) 説明 Master Mute Ch.1-16 Master 0.0dB 0.0dB Enable -20.0dB ~ +20.0dB (0.1) -20.0dB ~ +20.0dB (0.1) Enable に設定すると オーディオ出力全てがミュートされます 各チャネルに対してゲインを設定します Unity を押すと初期値に戻ります 全てのチャネルに対してゲインオフセットを設定します Unity を押すと初期値に戻ります 37

5-2-7. Converter Delay Audio ブロック図の Output Delay を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲説明 Converter Delay Enable SDI 出力に重畳するオーディオに対して コンバータディレイ調整を行うかどうかを選択します 5-2-8. Output Audio ブロック図の Output を選択すると 次の設定画面が表示されます 項目初期値設定範囲説明 Group 1-4 Multiplex Enable Group 1-4 Multiplex Clock Enable Auto Enable Auto Reference Ch X/X Ch X/X Enable: オーディオを重畳します : オーディオを重畳しません 各オーディオグループの同期クロックを選択します Auto: SDI エンベデッドオーディオ出力グループ内に NON-PCM オーディオソースがある場合 自動的にそのソースのクロックが選択されます Group 内の信号全てが NON-PCM の場合 自動的に若いチャネルペアのクロックが選択されます Group 内の信号全てが PCM 信号の場合には 出力ビデオに同期したクロックが自動で選択されます Reference: 出力ビデオに同期したクロックを使用します (SRC 使用時の同期出力 ) CH 1/2-15/16: CH 1/2-15/16 の入力クロックを使用します NON-PCM オーディオを非同期出力するときは 該当するチャネルを選択してください SD-SDI 入力時は この設定に関係なく Reference が使用されます 38

5-2-9. Audio System Audio ブロック図の Audio System を選択すると 次の設定画面が表示されます Reference Level Grade Resolution 項目初期値設定範囲説明 Silence Detection Time Silence Detection Level -20 dbfs Professional 24 bit -18 dbfs -20 dbfs Professional Consumer 16 bit 20 bit 24 bit オーディオの基準レベルを設定します オーディオチャネルステータスの形式を選択します Professional: 放送用 Consumer: 民生用 オーディオ出力信号のワード長を選択します 2 sec 1 10 sec 無音 (Silence) の判定時間を設定します -72 dbfs -48 dbfs -54 dbfs -60 dbfs -66 dbfs -72 dbfs 無音 (Silence) の判定レベルを設定します 5-2-10. Input Status / Output Status Audio ブロック図の Input Status または Output Status を選択すると 次の画面が表示されます SDI 入力信号または SDI 出力信号のオーディオステータスが表示されます 39

5-3. Event タブの設定 Event タブを選択すると 次の画面が表示されます Start up Event 項目初期値設定範囲説明 Last Settings Load Event ボタン - - Save Event ボタン - - Last Settings Default Event 1-100 電源起動時のイベントロードを指定します Last Settings: 電源切る前の状態で起動します Default: 工場出荷時の設定で起動します Event1-100: 保存されているイベントを呼び出して起動します ボタンを押すと 下の Event No. で選択されているイベントを呼び出します ボタンを押すと 下の Event No. で選択されているイベント番号に設定を保存します 5-3-1. イベントメモリーに保存されない項目 SDI2 Terminal(5-1-1) Split Mode(5-1-6-8) Area Maker(5-1-6-8) Master Mute(5-2-6) 5-4. Status タブ Status タブを選択すると次の画面が表示されます 本体のシリアル番号 MAC アドレス バージョン情報 オプション実装状況などが表示されます 40

6. Web GUI LAN を使って Web ブラウザから USF フレーム経由で USF-106UDC/DC-12G に接続すると Network の設定 Module Information の表示 SNMP 設定 Event Gamma Gamut データの Import / Export ができます 対応 Web ブラウザ Windows 10 Internet Explorer 11 Google Chrome 45.0.2454 以降 Firefox 40.0.3 USF フレームから Web ブラウザで USF-106UDC/DC-12G に接続する方法は USF フレームの取扱説明書を 参照してください 6-1. Module Information Module Information ボタンを押すと モジュールのバージョンやオプション情報等が表示されます 6-2. Network Network ボタンを押すと 下記の画面が表示されます 外部制御する PC の IP アドレスとポート番号を設定します 詳細は 7. 外部制御 を参照してください 41

6-3. Trap 6-3-1. SNMP Trap 設定 SNMP の Trap 送信を設定します を付けると SNMP マネジャーに対し Trap が送信され 外すと Trap 送信されません Trap 送信の詳細は 8. SNMP 機能について の Trap 一覧を参照してください Temperature Alarm * Temperature Warring Setting で設定された温度より FPGA2 の温度が上昇した場合 約 60 秒間隔で温度上昇警告の Trap が送信されます SDI1 Input * SDI1 入力信号の映像に変化があった場合に Trap が送信されます SDI2a~SDI2d Input * SDI2a~SDI2d 入力信号の映像に変化があった場合に Trap が送信されます Channel ID Input * SDI2a~SDI2d 入力で 3G-SDI Quad Link 2SI 信号に重畳されているチャンネル ID に変化があった場合に Trap が送信されます Genlock Input * ゲンロック入力に変化があった場合に Trap が送信されます Audio Input * SDI 入力信号に重畳されている音声に変化があった場合に Trap が送信されます * FPGA2 の温度が 115 を超え FPGA2 の電源シャットダウン機能が動作したときは Trap は送信さ れません 6-3-2. Download MIB File 画面下にある このボタンを押すと SNMP マネジャーで使用する MIB (Management Information Base) ファイルがダウロードできます MIB ファイルの内容については 8. SNMP 機能について を参照して ください 42

6-4. Event Data Event Data ボタンを押すと 下記の画面が表示されます この画面では イベント機能を使ってメニュー設定の 保存 (Event Export) / 呼び出し (Event Import) ができます Event Export USF-106UDC/DC-12G に保存されているイベントデータ ( メニュー設定リスト ) を csv ファイルとして PC に保存します (1) イベント番号を選択します (2) Export ボタンを押し USF-106UDC/DC-12G のイベントデータをダウンロードします Event Import PC 上の csv ファイル ( ダウンロードした csv ファイルとデータ形式を合わせてください ) を USF-106UDC/DC-12G の指定したイベント番号へアップロードします (1) イベント番号を選択します (2) 参照ボタンを押し PC 上の csv ファイルを選択します (3) Import ボタンを押し USF-106UDC/DC-12G のイベントデータを更新します 6-5. Gamma Data / Gamut Data Gamma Data ( または Gamut Data) ボタンを押すと 下記の画面が表示されます Gamma Data Export / Gamut Data Export USF-106UDC/DC-12G に保存されている Gamma データを オリジナルの lut ファイルとして PC に保存します (1) User Gamma ( または Gamut) 番号を選択します (2) Export ボタンを押し USF-106UDC/DC-12G の Gamma ( または Gamut) Data をダウンロードします Gamma Data Import / Gamut Data Import PC 上の lut ファイル ( データ形式を合わせてください ) を USF-106UDC/DC-12G の指定した User Gamma ( または Gamut) 番号へアップロードします (1) User Gamma ( または Gamut) 番号を選択します (2) 参照ボタンを押し PC 上の lut ( または gmt) ファイルを選択します (3) Import ボタンを押し USF-106UDC/DC-12G の User Gamma ( または Gamut) データを更新します 43

7. 外部制御 7-1. 概要 外部制御システムから USF-106UDC/DC-12G をイーサーネット経由で制御する事が可能です 外部制御システムを Master と記載し USF-106UDC/DC-12G を Slave として記載します 7-2. 通信方式 インターフェース Ethernet 100BASE-TX / 1000BASE-T RJ-45 プロトコル 1. Master からの制御 Master からの制御 :TCP/IP Master からの制御に対する Slave 側の応答 :TCP/IP 2. Slave 側から Master へのステータス通知 Slave 側から Master へ対するステータスの送信 :UDP Master から Slave のステータス通知の応答 :UDP Master から Slave に対する制御電文 : 3 つの, で区切られた 4 つの Index からなる 7bit ASCII コード +CRLF を 1 電文とします ( 詳細は 7-5. 制御電文 を参照してください ) 7-3. Slave の IP アドレス設定 Slave の IP アドレスは USF-106UDC/DC-12G が実装されている USF フレームの LAN ポートのアドレスです 詳細は USF フレームの取扱説明書を参照してください ポート番号は 7-4. Master の IP アドレス設定 の Target Port 番号を指定します 7-4. Master の IP アドレス設定 Master の IP アドレス設定は 各機器の Web GUI の Network 設定で行います USF-106UDC/DC-12G の Web GUI へ接続します 詳細は 6. Web GUI を参照してください Network Setting タブを選択すると次の設定画面が表示されます Network Setting の Target IP Address 1 2 に Master への送信先 IP アドレスを設定します ポート番号は Target Port で設定します ポート番号は Target IP Address 1 と 2 共通です IP アドレスは 2 箇所設定できます 設定変更後 Apply をクリックします USF-106UDC/DC-12G の電源を再起動後に Slave から Master にデータが送信されます 44

7-5. 制御電文 7-5-1. Master から Slave への制御電文 Master から Slave に対する制御電文は 3 つの, で区切られた 4 つの Index を 1 電文とします 電文の終わりに CRLF コードを付加して送信してください 各区分の概要 Index1: 制御区分 Index2: 制御対象識別 (UDC/DC を設定します ) UDC:USF-106UDC-12G への制御 DC:USF-106DC-12G への制御 Index3: 設定パラメータ名 Index4: 設定値 7-5-2. Master から Slave に対する制御電文一覧 No. 1 PowerOn,< 識別 >,CHK,0[CR][LF] 電文 2 Dynamic Range CONV,< 識別 >,Gamma Curve Enable,< 設定値 > [CR][LF] 3 Dynamic Range CONV,< 識別 >,EOTF DeGamma, < 設定値 >[CR][LF] 4 Dynamic Range CONV,< 識別 >,OETF Gamma, < 設定値 >[CR][LF] 5 Color Space CONV, < 識別 >,In Color Space, < 設定値 >[CR][LF] 6 Color Space CONV, < 識別 >,Out Color Space, < 設定値 >[CR][LF] 7 Dynamic Range CONV,< 識別 >,DRC Gain, < 設定値 >[CR][LF] 8 Dynamic Range CONV, < 識別 >,Simul Mode, < 設定値 >[CR][LF] USF-106UDC/DC-12G では設定できません 9 Dynamic Range CONV, < 識別 >,Simul Ratio, < 設定値 >[CR][LF] USF-106UDC/DC-12G では設定できません 10 Dynamic Range CONV,< 識別 >,Convert Mode, < 設定値 >[CR][LF] 11 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF IN Mode, < 設定値 >[CR][LF] 12 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF IN System Gamma, < 設定値 >[CR][LF] 13 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF IN Display Peak, < 設定値 >[CR][LF] 14 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF IN Display Black, < 設定値 >[CR][LF] 15 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF OUT Mode, < 設定値 >[CR][LF] 16 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF OUT System Gamma, < 設定値 > [CR][LF] 17 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF OUT Display Peak, < 設定値 >[CR][LF] 18 Dynamic Range CONV, < 識別 >,OOTF OUT Display Black, < 設定値 >[CR][LF] 19 Knee Clip,< 識別 >,White Clip Enable, < 設定値 >[CR][LF] 20 Knee Clip,< 識別 >,White Clip, < 設定値 >[CR][LF] 21 Knee Clip,< 識別 >,Knee Slop, < 設定値 >[CR][LF] 22 Knee Clip,< 識別 >,Knee Point, < 設定値 >[CR][LF] 23 Knee Clip,< 識別 >,Black Clip Enable, < 設定値 >[CR][LF] 24 Knee Clip,< 識別 >,Black Clip, < 設定値 >[CR][LF] 25 Event,< 識別 >,Load, < 設定値 >[CR][LF] 26 Event,< 識別 >,Save, < 設定値 >[CR][LF] 27 Status1, < 識別 >,Get,0 [CR][LF] < 識別 >:UDC/DC を設定します < 設定値 >: 各項目の < 設定値 > を設定して制御を行ってください 詳細は 7-5-3. 制御電文の設定範囲 を参照してください No. 10~18 は AHDR ソフトウエアオプションのインストールが必要です 45

7-5-3. 制御電文の設定範囲 電文 1 PowerOn, 識別,CHK,0 CRLF 設定範囲はありません ( 固定値 0) 電源投入時の制御開始確認シーケンスとして使用してください 電文 2 Dynamic Range CONV, 識別,Gamma Curve Enable, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Dynamic Range Conversion 0:Bypass 1:Operate DRC (Dynamic Range Conversion) の動作を設定します Bypass に設定すると DRC 回路をバイパスして処理されます 電文 3 Dynamic Range CONV, 識別,EOTF DeGamma, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Input Gamma Curve (EOTF) 1:SDR 2.2 BT.1886 2:SDR 2.4 BT.1886 3:HLG BT.2100 4:HLG (RGB SG1.2) 5:HLG (RGB SG1.4) 6:ST 2084 (PQ) 7:SDR 2.2 BT.709 8:S-Log3 9:Canon Log 2 10:SDR 2.4 BT.1886 入力信号のガンマカーブを指定します 電文 4 Dynamic Range CONV, 識別,OETF Gamma, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Output Gamma Curve (OETF) 1:SDR 2.2 BT.1886 2:SDR 2.4 BT.1886 3:HLG BT.2100 4:HLG (RGB SG1.2) 5:HLG (RGB SG1.4) 6:ST 2084 (PQ) 7:SDR 2.2 BT.709 8:S-Log3 9:Canon Log 2 10:SDR 2.4 BT.1886 出力したいガンマカーブを設定します 電文 5 Color Space CONV, 識別,In Color Space, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Input Color Space 0:Rec. ITU-R BT. 709 1:Rec. ITU-R BT. 2020 2:S-Gamut/Gamut3(User1) 3:User2 4:User3 5:User4 6:User5 入力信号と同じ色域を設定します 46

電文 6 Color Space CONV, 識別,Out Color Space, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Output Color Space 0:Rec. ITU-R BT. 709 1:Rec. ITU-R BT. 2020 2:S-Gamut/Gamut3(User1) 3:User2 4:User3 5:User4 6:User5 出力したい色域を設定します 電文 7 Dynamic Range CONV, 識別,DRC Gain, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Dynamic Range Gain -420~+420 EOTF 処理されたリニアな RGB 値に対してゲイン調整を行います 電文 10 Dynamic Range CONV, 識別,Convert Mode, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Conversion Mode 0:Scene 1:Display ダイナミックレンジ変換の種類を選択します AHDR オプション未実装の場合は Scene に固定されます 電文 11 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF IN Mode, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 OOTF for Y Gamma (Input Side) 0: 1:OOTF OOFT 処理実行の有効 / 無効を切替えます 電文 12 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF IN System Gamma, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 System Gamma (Input Side) 10~20 OOTF のシステムガンマを設定します 電文 13 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF IN Display Peak, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Display Peak (Input Side) 100~10000 ( 設定単位 100) 出力映像を表示するディスプレイの最大輝度に合わせて設定します 電文 14 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF IN Display Black, 設定値 CRLF Display Black (Input Side) 項目設定範囲説明 0~100 ( 設定単位 10) 出力映像を表示するディスプレイの最小輝度に設定します 電文 15 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF OUT Mode, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 OOTF for Y Gamma (Output Side) 0: 2:Inverse OOTF Inverse OOFT 処理実行の有効 / 無効を切替えます 47

電文 16 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF OUT System Gamma, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 System Gamma (Output Side) 10~20 OOTF のシステムガンマを設定します 電文 17 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF OUT Display Peak, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Display Peak (Output Side) 100~10000 ( 設定単位 100) 出力映像を表示するディスプレイの最大輝度に合わせて設定します 電文 18 Dynamic Range CONV, 識別,OOTF OUT Display Black, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Display Black (Output Side) 0~100 ( 設定単位 10) 出力映像を表示するディスプレイの最小輝度に設定します 電文 19 Knee Clip, 識別,White Clip Enable, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 White Clip /Enable 0: 1:Enable Knee CLIP (White: 上限側 ) の有効 / 無効を設定します 電文 20 Knee Clip, 識別,White Clip, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 White Clip 500~1500 ( 設定単位 5) RGB 空間の上限側のクリップを設定します 電文 21 Knee Clip, 識別,Knee Slop, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Knee Slope 10~100 ( 設定単位 5) 上限側 Knee Clip の傾きを設定します 電文 22 Knee Clip, 識別,Knee Point, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Knee Point 500~White Clip の値 ( 設定単位 5) 上限側 Knee Clip 開始点を設定します 上限値 および初期値は White Level ( ホワイトクリップ ) と連動して変化します 電文 23 Knee Clip, 識別,Black Clip Enable, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Black Clip /Enable 0: 1:Enable Knee CLIP (Black: 下限側 ) の有効 / 無効を設定します 電文 24 Knee Clip, 識別,Black Clip, 設定値 CRLF 項目 設定範囲 説明 Black Clip -500~500 RGB 空間の下限のクリップを設定します 48

電文 25 Event, 識別,Load, 設定値 CRLF 項目設定範囲説明 Event Load 0 ( 初期値 )~100 0 を指定すると全ての設定を初期値にします 1~100:Event1~100 に保存されている内容が呼び出しされます 電文 26 Event, 識別,Save, 設定値 CRLF 項目 設定範囲 説明 Event Save 1~100 1~100:Event1~100 に全ての設定を保存します 電文 27 Status1, 識別,Get,0 CRLF 項目設定範囲説明 状態の取得固定の 0 Master から Slave に対し状態送信要求コマンドです Slave は ACK 送信後に Master に対し 7-5-5. Slave 状態の送信 の電文を UDP で送信します 設定単位の記載が無い場合の設定単位は 1 です 設定単位が記載されている場合は 必ず設定単位の値を設定してください 設定単位以外の中間値の設定はできません 中間値を設定した場合は反映されません 例設定範囲 :10~100 設定単位 :5 設定値 :10,15,20,25.100 の値を設定してください (11,12,21,33 などの中間値を設定しない ) 7-5-4. Master からの制御に対する Slave の応答 7-5-1. Master から Salve への制御電文 に対する Salve の応答 (TCP/IP) 正常時の送受信例 Dynamic Range CONV, UDC,EOTF DeGamma,0CRLF Slave 応答 :ACKCRLF Index1 を間違えて送信した例 Dynamic Range, UDC,EOTF DeGamma,0CRLF Slave 応答 :ERR01CRLF Index2 を間違えて送信した例 Dynamic Range CONV,FS1,EOTF DeGamma,0CRLF Slave 応答 :ERR02CRLF Index3 を間違えて送信した例 Dynamic Range CONV,DC,EOTF,0CRLF Slave 応答 :ERR03CRLF Index4 を間違えて送信した例 Dynamic Range CONV,DC,EOTF DeGamma,1000CRLF Slave 応答 :ERR04CRLF 設定できない項目を設定した場合 Slave 応答 :ERR97CRLF 49

項目数が不足している場合 Dynamic Range CONV,UDC,EOTF DeGamma CRLF Slave 応答 :ERR98CRLF CRLF が規定時間内 ( 約 10 秒 ) に受信できなかった場合 Dynamic Range CONV,DC,EOTF DeGamma,0 Slave 応答 :ERR99CRLF 7-5-5. Slave の状態送信 Slave は 制御項目の内容を約 500msec~1000msec 間隔で Master 以外からの設定変更を監視し ます 設定変更があった場合は Master に対し Slave の状態を UDP で送信します Slave の状態送信内容 Status1, 識別,RPT, 設定 2, 設定 3, 設定 4, 設定 2, 設定 24, 入力 1-1, 入力 1-2, 入力 1-3, 入力 1-4, 入力 1-5, 入力 2-1, 入力 2-2, 入力 2-3, 入力 2-4, 入力 2-5, 出力 1-1, 出力 1-2, 出力 1-3, 出力 1-4, 出力 1-5, 出力 2-1, 出力 2-2, 出力 2-3, 出力 2-4, 出力 2-5, CRLF 設定 2~ 設定 24 は 7-5-2. Master から Slave に対する制御電文一覧 の No. 2~24 の設定 値が入ります 設定できない設定 8 と設定 9 は 固定の 0 が送信されます Master は 送信状態を受け取ったら ACK CRLF (UDP) を送信してください Master からの ACK CRLF が無い場合 Slave は約 1 秒間隔で 3 回までの再送信後タイムアウト処理を行います 入力 1-1~2-5 と出力 1-1~2-5 は 映像信号入出力フォーマット値が送信されます 入力 1-1~ 入力 1-5 USF-106UDC/DC-12G: 入力映像信号の値が送信されます 入力 2-1~ 入力 2-5 USF-106UDC/DC-12G: 入力 2 系統目が無いので 全てに None (-1) が設定されます 出力 1-1~ 出力 1-5 USF-106UDC/DC-12G: 映像出力信号の値が送信されます 出力 2-1~ 出力 2-5 USF-106UDC/DC-12G: 出力 2 系統目が無いので 全てに None (-1) が設定されます 7-5-5-1. 映像入出力信号フォーマットの詳細 入力 1-1, 入力 2-1, 出力 1-1, 出力 2-1 の値 項目値の範囲説明 入力 1-1 入力 2-1 出力 1-1 出力 2-1 の値 -1: none 0:Not Used 1:525 2:625 3:720 4:1080 5:2160(12G) 6:2160(3Gx4) 対応していないビデオフォーマットも記載されています 入出力映像信号フォーマットのライン数の値が入ります 50

入力 1-2, 入力 2-2, 出力 1-2, 出力 2-2 の値 項目値の範囲説明 入力 1-2 入力 2-2 出力 1-2 出力 2-2 の値 -1: none 0:Not Used 1:1920 2:2048 3:3840 4:4096 対応していないビデオフォーマットも記載されています 入出力映像信号フォーマットの H Size の値が入ります 入力 1-3, 入力 2-3, 出力 1-3, 出力 2-3 の値 項目値の範囲説明 入力 1-3 入力 2-3 出力 1-3 出力 2-3 の値 -1: none 0:Not Used 1:60p 2:59.94p 3:50p 4:48p 5:47.95p 6:30p 7:29.97p 8:25p 9:24p 10:23.98p 11:60i/30PsF 12:59.94i/29.97PsF 13:50i/25PsF 14:24PsF 15:23.98PsF 対応していないビデオフォーマットも記載されています 入出力映像信号フォーマットのフレームレートの値が入ります 入力 1-4, 入力 2-4, 出力 1-4, 出力 2-4 の値 項目値の範囲説明 入力 1-4 入力 2-4 出力 1-4 出力 2-4 の値 -1: none 0:Not Used 1:Level-A 2: Level-B 3: Level-B Dual Stream) 入出力映像信号フォーマットの Level 値が入ります 入力 1-5, 入力 2-5, 出力 1-5, 出力 2-5 の値 項目値の範囲説明 入力 1-5 入力 2-5 出力 1-5 出力 2-5 の値 -1: none 0:Not Used 1:SQD 2: 2SI 1) 入力 1 に信号が無い状態の入力 1-1~1-5 入力 1-1:-1(None) 入力 1-2:-1(None) 入力 1-3:-1(None) 入力 1-4:-1(None) 入力 1-5:-1(None) が送信されます (,-1, -1, -1, -1, -1) 入出力映像信号フォーマットの Division 値が入ります 51

例 2) 入力 2 に 1080/59i が入力されている場合の 2-1~2-5 の値入力 2-1:4(1080) 入力 2-2:1(1920) 入力 2-3:12(59i/29.98PsF) 入力 2-4:1(Not Used) 入力 2-5:0(Not Used) が送信されます (,4, 1, 12, 1, 0) 例 3) 出力 2 に 1080/59p LevelA が出力されている場合の出力 2-1~2-5 の値出力 2-1:4(1080) 出力 2-2:1(1920) 出力 2-3:2(59.94p) 出力 2-4:1(Level-A) 入力 2-5:0(Not Used) が送信されます (,4,1,2,1,0) 例 4) 出力 1 に 12G で 2160x3840/59p LevelA 2SI が出力されている場合の出力 1-1~1-5 の値出力 1-1:5(2160 12G) 出力 1-2:1(3840) 出力 1-3:2(59.94p) 出力 1-4:1(Level-A) 入力 1-5:2(2SI) が送信されます (,5,1,2,1,2) 52

7-6. 制御電文送受信手順 Master と Slave 間の制御電文の送受信手順について記載しています 7-6-1. Slave の起動確認 Master Slave:PowerOn, 識別,CHK,0 CRLF (TCP/IP) Slave Master:ACK CRLF (TCP/IP) Slave の起動確認シーケンスです Slave より ACK 返答後に Master か制御を開始する様にしてくださ い 7-6-2. Slave の状態取得 Master Slave:Status1, 識別,Get,0 CRLF (TCP/IP) Slave Master:ACK CRLF (TCP/IP) Slave Master: Status1, 識別,RPT, 設定 2, 設定 3, 設定 4, 設定 2, 設定 24 入力 1-1, 入力 1-2, 入力 1-3, 入力 1-4, 入力 1-5, 入力 2-1, 入力 2-2, 入力 2-3, 入力 2-4, 入力 2-5, 出力 1-1, 出力 1-2, 出力 1-3, 出力 1-4, 出力 1-5, 出力 2-1, 出力 2-2, 出力 2-3, 出力 2-4, 出力 2-5CRLF (UDP) Master Slave:ACK CRLF (UDP) システム起動後の Master 側の状態表示シーケンスとして使用してださい 詳細は 7-5-5. Slave の状態送信 を参照してください 7-6-3. 操作による設定変更 Master Slave:Dynamic Range CONV, 識別,EOTF DeGamma, 設定値 CRLF (TCP/IP) Slave Master:ACK CRLF (TCP/IP) Master で操作が発生し 設定変更を Slave に制御データを送信する例です EOTF のガンマを設定します Master 側は Slave から ACK を受信後に次の制御データを送信してください 7-6-4. Slave からの状態変化通知 Slave は 設定変更及び状態に対し変化があった場合 Slave の WEB 画面で設定された 2 箇所の Master 通知用 IP アドレスへ通知を行います 変更の監視対象は 7-5-2. Master から Slave に対する制御電文一覧 の No.2-2~2-24 の設定値です 状態の変化は 7-5-5-1. 映像入出力信号フォーマットの詳細 です これらの値に変化があった場合 Slave から Master に対し状態変化通知を UDP を使用して送信します 設定 / 状態変更の監視間隔は 500msec~1000msec で行います Slave Master: Status1, 識別,RPT, 設定 2, 設定 3, 設定 4, 設定 5, 設定 24 入力 1-1, 入力 1-2, 入力 1-3, 入力 1-4, 入力 1-5, 入力 2-1, 入力 2-2, 入力 2-3, 入力 2-4, 入力 2-5, 出力 1-1, 出力 1-2, 出力 1-3, 出力 1-4, 出力 1-5, 出力 2-1, 出力 2-2, 出力 2-3, 出力 2-4, 出力 2-5CRLF (UDP) Master Slave:ACK CRLF (UDP) Master からの ACK が無い場合は 3 回までの再送信を行います 53

8. SNMP 機能について SNMPv2C に対応した 外部 SNMP 監視システムから USF-106UDC/DC-12G の動作監視することができます SNMP 監視システムに使用する MIB(Management Information Base) ファイルは WEB GUI 上からダウンロー ドできます MIB のダウンロードは 6-3. Trap を参照してください SNMP に関する設定は USF フレームの取扱説明 書を参照してください 8-1. USF-106UDC-12G の MIB 情報 GET/SET 一覧 処理区分 名称 MIB 項目名 値 OID Type Trap 有効 備考 OID : 1.3.6.1.4.1.20175.1.342.1. Product Name usf106udc12gproductname USF-106UDC-12G 1 Product Code usf106udc12gproductcode 2 INTEGER Serial Number usf106udc12gserialnumber 17620001~17629999 3 INTEGER Slot Number usf106udc12gslotnumber Slot1~12 4 INTEGER FW1 Version usf106udc12gfirmware1 FW1 バージョン取得 11 Version Module 情報 Video FW2 Version usf106udc12gfirmware2 Version FW2 バージョン取得 12 FPGA1 Version usf106udc12gfpga1version FPGA1 バージョン取得 13 FPGA2 Version * usf106udc12gfpga2version FPGA2 バージョン取得 14 AHDR Option FPGA2 TEMP Video Source Genlock Source Color Process Input Source DRC Mode usf10udcahdrinstalled usf106udc12gfpga2 Temperature usf106udc12ginputvideo Source usf106udc12ginputgenlock Source usf106udc12gcolorprocess InputSource usf106udc12gdrcmode 0: Not Installed 1: Installed 21 INTEGER 0~127 101 INTEGER 0: SDI1 1: SDI2a~2d 0: Genlock1 1: Genlock2 0: Synchronizer 1: Converter 0: Bypass 1: Operate 201 INTEGER 202 INTEGER 203 INTEGER 211 INTEGER EOTF usf106udc12geotf 1~10: User1~10 221 INTEGER Input Color Space usf106udc12ginputcolor Space 0: BT709 1: BT2020 2~6: User1~User5 222 INTEGER OETF usf106udc12goetf 1~10: User1~10 231 INTEGER Output Color Space SDI1a Video Output SDI1 Input Video Status * SDI2a Input Video Status * SDI2b Input Video Status * SDI2c Input Video Status * SDI2d Input Video Status * SDI1a Output Video Status * SDI1b Output Video Status * SDI2a Output Video Status * SDI2b Output Video Status * SDI2c Output Video Status * usf106udc12goutputcolor Space usf106udc12gsdi1avideo Output usf106udc12ginputvideo StatusSdi1 usf106udc12ginputvideo StatusSdi2a usf106udc12ginputvideo StatusSdi2b usf106udc12ginputvideo StatusSdi2c usf106udc12ginputvideo StatusSdi2d usf106udc12goutputvideo StatusSdi1a usf106udc12goutputvideo StatusSdi1b usf106udc12goutputvideo StatusSdi2a usf106udc12goutputvideo StatusSdi2b usf106udc12goutputvideo StatusSdi2c 0: BT709 1: BT2020 2~6: User1~User5 0: Bypass 1: Operate 映像信号状態取得 401 同上 411 同上 412 同上 413 同上 414 同上 501 同上 502 同上 511 同上 512 同上 513 232 INTEGER 251 INTEGER / Write / Write / Write / Write / Write / Write / Write / Write / Write 54

SDI2d Output Video Status * Genlock Input Status * SDI2 Terminal * SDI2 Input CH ID * usf106udc12goutputvideo StatusSdi2d usf106udc12ggenlockinput Status usf106udc12gsdi2input ChannelIDTerminal usf106udc12gsdi2input ChannelIDStatus SDI2 Input CH No. * usf106udc12gsdi2input ChannelIDNumber Embedded Audio usf106udc12gembedded CH No. * AudioStatusChannel Embedded Audio Input Status * usf106udc12gembedded AudioInputChannelStatus 同上 514 同上 601 1~4: SDI2a~SDI2d 602.1 INTEGER 0: Not Used 1: Matched 2: Not Matched 3: Output Mode 0: None 1~4: CH1~CH4 602.2 INTEGER 602.3 INTEGER 1~16: CH1~CH16 701.1 INTEGER 0: Loss 1: PCM 2: Async PCM 3: Silence 4: Async Silence 5: Dolby-E 6: Async Dolby-E 7: non PCM 8: AsyncNon PCM 9: Bypass * FPGA2 の温度異常を検出すると FPGA2 への電源を遮断します この場合 本項目は Get できません 701.11 INTEGER TRAP 一覧処理区分名称 MIB 項目名 OID Type 参照オブジェクト OID : 1.3.6.1.4.1.20175.1.342.0. ( TRAP ) INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12gfpga2temperature FPGA2 TEMP Warning 21 Warning INTEGER usf106udc12gfpga2 Temperature TRAP FPGA2 Thermal Shutdown SDI1 Input Video Changed SDI2a Input Video Changed SDI2b Input Video Changed SDI2c Input Video Changed SDI2d Input Video Changed Genlock Input Changed SDI2 InputChannel ID Changed Embedded Audio Input Changed usf106udc12gfpga2thermalshutdown 22 usf106udc12ginputvideostatussdi1 Changed usf106udc12ginputvideostatussdi2a Changed usf106udc12ginputvideostatussdi2b Changed usf106udc12ginputvideostatussdi2c Changed usf106udc12ginputvideostatussdi2d Changed usf106udc12ggenlockinputstatus Changed usf106udc12gsdi2inputchannelid StatusChanged usf106udc12gembeddedaudioinput ChannelStatusChanged 101 102 103 104 105 111 131 201 INTEGER usf106udc12gslotnumber INTEGER usf106udc12gfpga2 Temperature INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ginputvideo StatusSdi1 INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ginputvideo StatusSdi2aChanged INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ginputvideo StatusSdi2b INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ginputvideo StatusSdi2c INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ginputvideo StatusSdi2d INTEGER usf106udc12gslotnumber usf106udc12ggenlockinp utstatus INTEGER usf106udc12gslotnumber INTEGER usf106udc12gsdi2input ChannelIDTerminal INTEGER usf106udc12gsdi2input ChannelIDStatus INTEGER usf106udc12gsdi2input ChannelIDNumber INTEGER usf106udc12gslotnumber INTEGER usf106udc12gembedded AudioStatusChannel INTEGER usf106udc12gembedded AudioInputChannelStatus 8-2. USF-106DC-12G の MIB 情報 GET/SET 一覧 55