Universal RAID Utility 更新手順書 Windows 編 2013 年 4 月第 3 版 日本電気株式会社 A

Similar documents
改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

Universal RAID Utility ESMPRO連携モジュール

Express5800/51Le電源交換

目次 目次... 2 はじめに SQL Server 2005 製品版へのアップグレード SQL Server 2005 製品版へのデータベース (DPM インスタンス ) の構築 / 設定 データベース (DPM インスタンス ) の構築

第 2 版

GHS混合物分類判定システムインストールマニュアル

Windows修正適用手順書

第 1 版

セットアップマニュアル

< F F D815B B408EED95CA C815B83678FEE95F13F7C3F C815B A896E282A28D8782ED82B93F7C3F57494C4C4

改訂履歴 改訂日改定内容 第 1 版 2013 年 7 月 16 日新規作成 第 2 版 2013 年 9 月 4 日 STEP3-2 認証用バッチの実行 に Vista での操作を追記 第 3 版 2014 年 7 月 14 日 Windows XP に関する記述を削除 STEP2-1 新規インス

目次 目次...2 はじめに Webサーバ for DPMのインストール データベース (DPMインスタンス) のインストール 管理サーバ for DPMのインストール PackageDescriber for DPMのインストール

目次 目次...2 はじめに データベース (DPMインスタンス) のインストール Microsoft SQL Server 2008 Expressのインストール DPMのデータベース作成 管理サーバ for DPMのインストール...

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

ホストプログラム操作説明書

ホストプログラム操作説明書

iStorage ソフトウェア VMware vCenter Plug-in インストールガイド

エコノナビットⅱ 電力管理ソフト/壁紙書き換えソフト

Windows2000/XPインストール手順

ごあいさつ このたびは ESMPRO/AC Advance マルチサーバオプション Ver3.6(1 ライセンス ) をお買い上げ頂き 誠にありがとうございます 本書は お買い上げ頂きましたセットの内容確認 セットアップの内容 注意事項を中心に構成されています ESMPRO/AC Advance マ

================================================================== UHF 帯 RFID ロングレンジリーダライタドライバインストールマニュアル 2011 年 1 月 19 日 ============================

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CompuSec SW 強制削除手順

Acronis® Backup & Recovery™ 10 Server for Windows, Acronis® Backup & Recovery™ 10 Workstation

[給与]給与奉行LANPACK for WindowsNTのサーバーセットアップのエラー

スライド 1

LANDriverUpDate

機能仕様書フォーマット

無償期間中に Windows10 に アップグレードをお考えのお客様へ 現在 御太助.net で使用している SQL Server のバージョンは Windows10 ではその動作が保証されていません そのため 御太助.net を WIndows10 で使用するにあたっては SQL Server の

OKI Universal Hiper-C プリンタドライバ ユーザーズマニュアル ( セットアップと使い方編 ) 最終更新日 2012 年 9 月第 2 版

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

目次 1 はじめに 留意事項 最新 MANAGER ソフトへのバージョンアップ手順 事前準備最新物件の入手 サービスの停止 サービスの削除 テープ装置に対する SNMPTrap 監視の SG

スライド 1

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

明治大学 オープンプリンタ インストール マニュアル 第 1.1 版 2017 年 02 月 15 日 対象 OS:Windows Vista (32/64bit 日本語版 ) アポロオフィスシステム株式会社

エコノナビットⅱ 電力管理ソフト/壁紙書き換えソフト

TypeAご利用ソフトV5.2

2. セットアップ手順の開始 セットアップ手順を進める前に OS をインストールするパーティションのサイズを決定して ください システムをインストールするパーティションのサイズは 次の計算式から求めること ができます インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ

セットアップマニュアル

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.1 for Windows パトロールシーク機能 インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

目次 USBドライバダウンロードの手順...2 USBドライバインストールの手順...3 インストール結果を確認する...19 USBドライバアンインストール / 再インストールの手順...21 USB ドライバダウンロードの手順 1. SHL21 のダウンロードページからダウンロードしてください

はじめに

第 1 版

PC-NJ70A 用 SHARP 液晶パッドアプリケーションアップデート手順 本アップデート手順には 以下のアップデートが含まれています 手順に従って実施してください 尚 SHARP Fn キードライバ へのアップデート は SHARP 液晶パッドアプリケーション へ

(3) 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 が表示されます 参照ボタンを押下すると 図 フォルダ指定画面 が表示されるので 保存先を指定し OK ボタン を押下します 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 の 展開 ボタンを押下します 図

アーカイブ機能インストールマニュアル

Microsoft Word - ACA_SetupCard.doc

アーカイブ機能インストールマニュアル

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

JW1000/1100 ファームウエアアップデートツールマニュアル JW1000/1100 ファームウェアアップデートツールマニュアル アップデートを始める前に プロッタ本体のファームウェアバージョンが Ver より前の製品がアップデートの対象となります >>バージョンの確認方法 必ず当

CLUSTERPRO MC StorageSaver 2.0 for Windows インストールガイド 2015 (Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール 注意 制限

ESMPRO/JMSS Ver6.0

Microsoft Word JA_revH.doc

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Windows インストールガイド 2018(Jun) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 注意 制限事項

PDFConverter

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

Microsoft Word - プリンター登録_Windows XP Professional.doc

Windows2000/XPインストール手順

目次 1 はじめに 2 2 動作環境 動作環境 注意事項 データベースの共有 データベース共有とは データベース共有によるメリット データベース共有によるデメリット システム利用開始後にデー

CONTENTS 目 次 第 1 章はじめに 2 第 2 章サーバープログラムの更新 4 第 3 章クライアントプログラムの更新 14 1

Windows AIKを使用したPE2

産直くん 9 リピートくん 9 バックアップ リストア作業チェックリスト バックアップ リストア作業項目一覧 作業項目作業目安時間概要 00 バックアップ リストア作業を行う前に 産直くん 9 リピートくん 9 のバックアップ リストア作業を円滑に行うための確認事項をまとめています 1. バックアッ

ESET サーバリプレース時の移行手順 データベース:Access(mdb形式)環境

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Advanced Editions

Microsoft Word - 補足説明_Win7_Server2008R2__R1.doc

StorView Ver3 (N /137用)

4 バージョンを確認したら [OK] をクリックして SHARP 液晶パッドシステム情報 画面を閉じます 5 画面右上の [ ] をクリックして SHARP 液晶パッド設定 画面を閉じます SHARP Fn キードライバ のバージョン確認 1 [ スタート ] ボタンをクリックし コンピュータ をク

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.1 for Windows パトロールシーク機能 インストールガイド 2013(Sep) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CentreCOM VT-Kit2 plus リリースノート

SSC3.2にアップグレードするためのWindows Server 2008環境からWindows Server 2008 R2環境への移行手順

<4D F736F F F696E74202D F56504E90DA91B1835C CC834E838A B838B837D836A B2E >

WebSAM AlertManager Ver4.2 UL1032-B03 UL1032-HB03 UL1032-JB03 セットアップカード 1 章パッケージの中身の確認 2 章セットアップの準備 3 章セットアップの方法 4 章注意事項 UL1032-XB03 SL1032B0301-1

ESMPRO/JMSS Ver6.0

PrintBarrierV3L50(V ) アップデート手順書 第 1.01 版 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 平成 25 年 3 月 7 日 1

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定

Kyocera Mita KXドライバインストール手順書

Microsoft Word - 03-パソコン事前設定手順書【WindowsVISTA/7】.doc

1.InternetExplorer のバージョン確認手順 1 InternetExplorer を起動します 2 メニューバーより ヘルプ バージョン情報 を選択します メニューバーが表示されていない場合は F10 キーでメニューバーを表示してください 2

OS と Starter Pack の対応 (Express5800/R110j-1 向け ) OS と Starter Pack について Express5800/R110j-1 ( 以下サーバ本体製品 ) では Starter Pack のバージョンによってサポート可能な OS が決まります シ

第 7.0 版 利用履歴管理 ETCPRO5 セットアップマニュアル (Ver5.002) カードリーダモデル変更 ( 表示付き 表示なし ) に伴い 改訂 Windows10 対応に伴い 改訂 参考ホームページサイト :

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

IRsolution インストール手順書 修正箇所

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows インストールガイド 2018(Jun) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

ASP-T2-インストール・アンインストール手順

Master'sONEセキュアモバイル定額通信サービス(MF120)設定手順書(Ver1_2).doc

注 ) CDをセットしてから プログラムが起動するまでの時間はパソコン CDドライブの性能によって差がありますが 概ね10 秒程度です 1 分間待ってもプログラムが起動しない場合は もう一度 CDをセットしなおしてください それでも起動しない場合 CDからの自動起動が無効になっている可能性があります

路線価等システム Ver.5.00 インストールマニュアル - 1 -

これらの情報は 外部に登録 / 保存されることはございません 5 インターネット接続の画面が表示されます 次へ > ボタンをクリックしてください 管理者様へ御使用時に設定された内容を本説明文に加筆ください 特に指定不要で利用可能であった場合は チェックボックスを オフ していただきますようご案内くだ

ConsoleDA Agent For Server インストールガイド

flashplayer確認手順_ xls

リモートオペレーションキット ユーザーズガイド

Transcription:

Universal RAID Utility 更新手順書 Windows 編 2013 年 4 月第 3 版 日本電気株式会社

改版履歴日付内容 2013 年 3 月 21 日第 1 版新規作成 2013 年 3 月 25 日第 2 版作成 章構成を見直し 各章に処理フローを追加 2013 年 4 月 11 日第 3 版作成 記述 体裁の見直し 1

目次 第 1 章はじめに... 4 1.1 対象 OS と対象バージョン... 4 第 2 章概要... 5 2.1 更新作業の流れ... 5 第 3 章事前準備... 6 3.1 事前準備の流れ... 7 3.2 事前準備の手順... 8 3.2.1 最新モジュールの準備... 8 3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認... 9 3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認... 9 3.2.4 Universal RAID Utility 設定ファイルのバックアップ... 11 3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ... 11 第 4 章 Universal RAID Utility のアンインストール... 13 4.1 アンインストールを始める前に... 13 4.2 アンインストールの流れ... 14 4.3 アンインストール手順... 14 4.3.1 アプリケーションの終了... 14 4.3.2 アンインストールの実行... 15 4.3.3 アンインストール完了の確認... 16 第 5 章 Universal RAID Utility のインストール... 17 5.1 インストールを始める前に... 17 5.2 Universal RAID Utility Ver1.41 のインストール... 18 5.2.1 インストールの流れ... 18 5.2.2 インストール手順... 19 5.3 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール... 22 5.3.1 インストールの流れ... 22 5.3.2 インストール手順... 23 5.4 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール (Windows XP x86)... 26 5.4.1 インストールの流れ... 26 5.4.2 インストール手順... 27 5.5 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール... 31 5.5.1 インストールの流れ... 31 5.5.2 インストール手順... 32 5.6 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール (Windows XP x86)... 35 5.6.1 インストールの流れ... 35 5.6.2 インストール手順... 36 第 6 章 Universal RAID Utility を更新前の状態に復元する... 39 6.1 復元の流れ... 39 6.2 復元の手順... 40 2

6.2.1 Universal RAID Utility のアンインストール... 40 6.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの削除... 40 6.2.3 Universal RAID Utility のインストール... 40 6.2.4 設定ファイルおよびログファイルの復元... 41 第 7 章 Universal RAID Utility が使う TCP ポートを変更する... 42 7.1 TCP ポート変更の流れ... 43 7.2 TCP ポート変更手順... 43 7.2.1 サービスの停止... 43 7.2.2 設定ファイルの編集... 44 7.2.3 サービスの開始... 45 第 8 章付録... 46 8.1 コマンドプロンプトの実行手順について... 46 8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について... 46 3

第 1 章はじめに 本書は 現在ご利用されている Universal RAID Utility を更新するために必要な作業 重要事項をまとめた手順書です 本書に記載の手順を守って 更新作業を実施してください 1.1 対象 OS と対象バージョン 更新後の Universal RAID Utility は 以下の OS に対応しています ( 凡例 ) : サポート : 未サポート OS 更新後の Universal RAID Utility のバージョン Ver1.41 Ver2.33 Ver2.61 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 Windows Server 2003 R2 Windows Server 2003 SP1 以降 Windows Small Business Server 2011 Windows Storage Server 2008 R2 Windows Storage Server 2008 Windows Storage Server 2003 R2 SP1 以降 Windows Storage Server 2003 SP1 以降 Windows 2000 SP4 Windows 8 Windows 7 Windows Vista Windows XP Professional SP2 以降 Windows XP Professional x64 Edition SP1 以降 表 1-1 : 対象 OS とサポートする Universal RAID Utility のバージョン また 対象となる Universal RAID Utility のバージョンと更新後のバージョンは以下の通りです 対象となるバージョン 更新後のバージョン Ver1.0 ~ 1.4 Rev 680 (Windows 2000 をお使いの場合 ) Ver1.41 Rev 2453 Ver1.0 ~ 2.31 (Windows 2000 以外をお使いの場合 ) Ver2.33 Rev 2455 Ver2.4 ~ 2.5 Rev 2244 Ver2.61 Rev 2459 表 1-2 : 対象バージョン (2013 年 4 月現在 ) 4

第 2 章概要 Universal RAID Utility Ver1.41 Ver2.33 Ver2.61 は 使用する TCP ポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合する場合は 使用する TCP ポート番号を変更してください TCP ポート番号に関する詳細は 7 章を参照してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 2.1 更新作業の流れ 開始 第 3 章事前準備 第 4 章 Universal RAID Utility のアンインストール 第 5 章 Universal RAID Utility のインストール Universal RAID Utility の更新を実施する前に 必ず事前準備を実施してください 詳細は 3 章をご参照ください インストール済みの Universal RAID Utility をアンインストールしてください 詳細は 4 章をご参照ください Universal RAID Utility を新規インストールしてください 詳細は 5 章をご参照ください 終了 図 2-1 : 更新作業の流れ 5

第 3 章事前準備 お使いの Universal RAID Utility を正しいバージョンの Universal RAID Utility に更新するために必要な作業です Universal RAID Utility の更新作業を実施するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります [3.2.1~3.2.3] までの事前準備と 現在お使いのバージョンの Universal RAID Utility のインストールモジュールの準備は 必ず更新作業を開始する前に実施してください 現在お使いのバージョンの Universal RAID Utility のインストールモジュールの準備については [6.2.3 Universal RAID Utility のインストール ] を参照してください Universal RAID Utility 更新前の状態復元について Universal RAID Utility の更新作業で問題が発生した際 更新前の状態に復元するには 現在お使いのバージョンの Universal RAID Utility のインストールモジュールが必要になります 現在お使いのバージョンがご購入時と同じであれば Universal RAID Utility のインストールモジュールは本体装置添付の EXPRESSBUILDER に格納されています 更新作業前に EXPRESSBUILDER をご準備ください ご購入後に Universal RAID Utility を更新されている場合は 更新時のインストールモジュールをご準備ください 現在お使いのバージョンの調べ方は [3.2.1 最新モジュールの準備 ] を参照してください 6

3.1 事前準備の流れ 開始 更新作業以前に行うべき作業 ( すべて対象装置に対して作業が必要です ) 3.2.1: 最新モジュールの準備 3.2.2:Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 Universal RAID Utility のインストール時に必要となるパラ メータの確認作業です 3.2.3:ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 Universal RAID Utility Ver2.33 Ver2.61 をインストールする際に ESMPRO/ServerManager 関連の選択肢を設定するために必要です Universal RAID Utility Ver1.41 をインストールする場合には確認する必要はありません 更新作業直前に行うべき作業 ( すべて対象装置に対して作業が必要です ) 3.2.4:Universal RAID Utility 設定ファイルのバックアップ インストール済みの Universal RAID Utility が使う TCP ポート番号を変更している場合に設定を引き継ぐため また Universal RAID Utility の更新作業で問題が発生した際に更新前の状態に復元可能とするために必要な作業です 3.2.5:Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ Universal RAID Utility を更新後にログを引き継ぐため ま た Universal RAID Utility の更新作業に問題が発生した際 に更新前の状態に復元可能とするために必要な作業です 終了 図 3-1 : 事前準備の流れ 7

3.2 事前準備の手順 3.2.1 最新モジュールの準備 下記手順で新たにインストールする Universal RAID Utility のモジュールを準備します 1). 現在インストールしている Universal RAID Utility のバージョンを確認します A) [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ アクセサリ ] -> [ コマンドプロンプト ] を右クリックします ( ) B) 表示されたメニューから [ 管理者として実行 ] をクリックし コマンドプロンプトを起動します ( ) C) コマンドプロンプト上で raidcmd と入力し 図 3-2 の 1 のように表示される Universal RAID Utility のバージョンを確認してください C:\>raidcmd UniversalRAID Utility Ver2.50 Revision:2244 raidcmd Ver 2,5,0, 0 : 図 3-2 : raidcmd 実行例 1 ( ) この手順は Windows Vista/7 Windows Server 2008/2008 R2 で有効です 他の OS でのコマンドプロンプトの実行手順は [8.1 コマンドプロンプトの実行手順について ] を参照してください 2). 1) で確認したバージョンと本書の [ 表 1-2 対象バージョン ] を比較し 新たにインストールするバージョンを決定します 3). 表 3-1 Universal RAID Utility の入手先 から 新たにインストールするバージョンの Universal RAID Utility をダウンロードします NEC サポートサイト Universal RAID Utility の入手先 http://support.express.nec.co.jp/pcserver/result_download.php?series=1&subcates=3 NEC サポートサイト ( スケーラブル HA サーバ ) http://www.nec.co.jp/products/pcserver/scalable/support/index.shtml 表 3-1 : Universal RAID Utility の入手先 Universal RAID Utility のモジュールの構成 Universal RAID Utility Ver1.41 のモジュール uru141rxxxx_win_with_tools.zip (XXXX はダウンロードする Universal RAID Utility のリビジョンを表します ) - Universal RAID Utility Ver1.41 インストールモジュール - URU 更新手順 (Windows).pdf ( 本手順書 ) - uru_updatetool.zip (Universal RAID Utility の更新ツール ) Universal RAID Utility Ver2.33 のモジュール uru233rxxxx_win_with_tools.zip (XXXX はダウンロードする Universal RAID Utility のリビジョンを表します ) - Universal RAID Utility Ver2.33 インストールモジュール - URU 更新手順 (Windows).pdf ( 本手順書 ) - uru_updatetool.zip (Universal RAID Utility の更新ツール ) Universal RAID Utility Ver2.61 のモジュール uru261rxxxx_win_with_tools.zip (XXXX はダウンロードする Universal RAID Utility のリビジョンを表します ) - Universal RAID Utility Ver2.61 インストールモジュール - URU 更新手順 (Windows).pdf ( 本手順書 ) - uru_updatetool.zip (Universal RAID Utility の更新ツール ) 表 3-2 : Universal RAID Utility のモジュールの構成 4). ダウンロードモジュールに同梱されている Universal RAID Utility のインストールモジュールを 任意のフォルダへ展開します 8

5). ダウンロードモジュールに同梱されている Universal RAID Utility の更新ツール (uru_updatetool.zip) を任意のフォルダへ展開します 6). 5) で展開したフォルダに格納されているファイル (checkwnd.exe, install.bat, uninstall.bat, uninst-uru.exe) を 表 3-3 に従って Universal RAID Utility のバージョンに応じたフォルダへ格納します ダウンロードした Universal RAID Utility のバージョンにより Universal RAID Utility 更新ツールを格納する場所が異なります Universal RAID Utility 更新ツールの格納先 Universal RAID Utility Ver1.41 をダウンロードした場合 4) で展開したフォルダ に格納してください (Setup.exe とSG_URUJ.pdf が格納されているフォルダです ) Universal RAID Utility Ver2.33 をダウンロードした場合 4) で展開したフォルダ bin に格納してください (Setup.exe とeci フォルダが格納されているフォルダです ) Universal RAID Utility Ver2.61 をダウンロードした場合 4) で展開したフォルダ windows に格納してください (Setup.exe とeci フォルダが格納されているフォルダです ) 表 3-3 : Universal RAID Utility 更新ツールの格納先 3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 下記手順で Universal RAID Utility のインストールフォルダのパスを確認してください 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押し [ ファイル 名を指定して実行 ] を立ちあげてください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] に sysdm.cpl と入力してシステムのプロパティを開き [ 詳細設定 ] -> [ 環境変数 ] の順番でクリックしてください 3). [ 環境変数 ] 画面の [ システム環境変数 ] 内にある [URAIDUTLPATH] という変数 ( 図 3-3 の1 ) の値が Universal RAID Utility がインストールされているパス ( 図 3-3 の 2) です このパスを控えておいてください 1 2 図 3-3 : 環境変数 3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 お使いの ESMPRO/ServerManager のバージョンが明確である場合 または ESMPRO/ServerManager をお使いでない場合 本項の実施は不要です ESMPRO/ServerManager をお使いかどうかが不明である場合や ESMPRO/ServerManager のバージョンが不明の場合 下記の手順で対象となる ESMPRO/ServerManager のバージョンを確認してください 1). お使いの Universal RAID Utility のバージョンとリビジョンを再確認します (Universal RAID Utility のインストールフォルダ ) server version.txt を開き Universal RAID Utility のバージョンとリビジョンを確 認してください ( バージョンは図 3-4 の1 リビジョンは図 3-4 の2 で確認できます ) インストールフォルダは [3.2.2] で確認するパスです インストールされている Universal RAID Utility のバージョンが Ver2.33 以前 である場合 2) へ進んでください Ver2.4 以降 である場合 9 2 1 図 3-4 : version.txt の例

3) へ進んでください 2). お使いの環境に ESMPRO/ServerAgent ディスクアレイ監視との連携に使う 以下のファイルが存在することを確認してください ファイル名 lsi_mrdsnmpagent.dll prsnmpagent.dll 格納場所 (Windows のインストールフォルダ ) System32 x64 環境では (Windows のインストールフォルダ ) Syswow64 です C: Program Files WebPAMPRO Agent bin x64 環境では C: Program Files WebPAMPRO Agent binx64 です 表 3-4 : ESMPRO/ServerAgent ディスクアレイ監視関連モジュールの格納場所 どちらか あるいは両方が存在する場合 ESMPRO/ServerManager Ver4.0 - Ver5.1 を使用しています どちらも存在しない場合 ESMPRO/ServerManager Ver4.0 Ver5.1 を使用していません いずれの場合も 3) へ進んでください 3). お使いの環境に ESMPRO/ServerManager が使うサービスである eciservice が登録されていることを確認してください [Windows] キーと [R] キーを同時に押し [ ファイル名を指定して実行 ] を立ちあげてください 入力画面で services.msc と入力して [OK] をクリックし サービスの一覧を表示してください サービスの一覧に eciservice が存在する場合 ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降を使用しています eciservice が存在しない場合 ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降を使用していません 4). 3) までの結果を以下の表で確認し Universal RAID Utility Ver2.33 Ver2.61 のインストール時に お使いの環境に適した ESMPRO/ServerManager 関連モジュールを選択してください 使用中の ESMPRO/ServerManager のバージョン Ver4.0 Ver5.1 と Ver5.2 以降のどちらも使用していない Universal RAID Utility Ver2.33 インストール時の [ESMPRO/ServerManager の選択 ] 画面で選択する項目 表示されるチェックボックスは何も選択しないでください Ver4.0 Ver5.1 [ESMPRO/ServerManager Ver4.0 Ver 5.1 (4)] のチェックボックスのみ選択してください Ver5.2 以降 [ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降 (5)] のチェックボックスのみ選択してください Ver4.0 Ver5.1 と Ver5.2 以降のどちらも使用している ( 1) この構成ケースはありません 表示されたチェックボックスをすべて選択してください 表 3-5 : 選択する ESMPRO/ServerManager の確認 Universal RAID Utility Ver2.61 インストール時の [ モジュールの選択 ] 画面で選択する項目 [ESMPRO/Servermanager 通信モジュール ] のチェックボックスは選択しないでください - ( 1) [ESMPRO/ServerManager 通信モジュール ] のチェックボックスを選択してください ( 2) [ESMPRO/ServerManager 通信モジュール ] のチェックボックスを選択してください ( 2) ( 2) ESMPRO/ServerManager Ver5.3 Ver5.43 と Universal RAID Utility Ver2.61 を連携する場合は 図 3-1 の 1 2 の ように管理画面の物理デバイス番号の表示が不一致となる制限がありますが 運用管理には問題ありません 正しい物理 デバイス番号は図 3-5 の 2 のように exsy と表します X: 物理デバイスを接続しているエンクロージャの番号 Y: 物理デバイスを接続しているスロットの番号 10

1 2 図 3-5 : ESMPRO/ServerManager での物理デバイス番号の表示の違い 3.2.4 Universal RAID Utility 設定ファイルのバックアップ 以下の表に記載しているファイルをコピーし バックアップを取ってください バックアップを取ることで Universal RAID Utility を更新前の状態に復元することができます 表中の ( インストールフォルダ ) は [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したインストールフォルダのパスを表しています バックアップ対象ファイルのサイズは いずれも 1KB 未満です 格納場所 ( インストールフォルダ ) gui raidview.conf ( インストールフォルダ ) cli raidcmd.conf ( インストールフォルダ ) server raidsrv.conf raidsrv_agent.conf ( ) ファイル名 表 3-6 : Universal RAID Utility 設定ファイルの格納場所 ( ) Universal RAID Utility のバージョンによっては ファイルは存在しません 3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したインストールフォルダの中にある *.log ファイル ( 最大 4MB) *.log.bak ファイル ( 最大 4MB) *.dat ファイル ( 最大 8MB) をコピーし バックアップを取ってください フォルダごとバックアップを取ると Universal RAID Utility の更新後にバックアップしたログを反映させるときに不要なファイルも戻してしまう可能性があるため 必ず *.log ファイル *.log.bak ファイル *.dat ファイルのみバックアップを取ってください バックアップを取るファイル名は以下の表に記載しています 11

格納場所 ( インストールフォルダ ) server ファイル名 raid.log raid_log_bin.dat ( 1) raidsrv.log raidsrv.log.bak ( 2) raidapi.log raidapi.log.bak ( 2) raidconn-storelib.log raidconn-storelib.log.bak ( 2) raidconn-i2api.log ( 1) raidconn-i2api.log.bak ( 1) ( 2) raidsrv_agent.log ( 1) raidsrv_agent.log.bak ( 1) ( 2) raidsrv_agent.dll.log ( 1) raidsrv_agent.dll.log.bak ( 1) ( 2) battery.log ( 1) ( 3) battery.log.bak ( 1) ( 2) ( 3) 表 3-7 : Universal RAID Utility ログファイルの格納場所 ( 1) Universal RAID Utility のバージョンによっては ファイルは存在しません ( 2) [*.log.bak] は [*.log] のバックアップファイルのため [*.log] が4MB を超えていない場合 ファイルは存在しません ( 3) お使いの RAID コントローラにバッテリを搭載していない場合 ファイルは存在しません 12

第 4 章 Universal RAID Utility のアンインストール Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります Windows XP x86 環境では Universal RAID Utility のアンインストール後にシステムの再起動を促す画面が表示される場合がありますが 再起動は不要です いいえ 後でコンピュータを再起動します を選択してください 4.1 アンインストールを始める前に お使いのオペレーティングシステムと アンインストールする Universal RAID Utility の組み合わせにより アンインストールの手順 (4.3.3 アンインストール完了の確認 ) が異なります 詳細は以下の表を参照してください 対象のオペレーティングシステム Windows 2000 Windows Server 2003/2008 Windows Vista/7 Windows XP x64 (CPU アーキテクチャ ) x86 (CPU アーキテクチャ ) アンインストールする Universal RAID Utility のバージョン すべてのバージョン Ver 2.03 以降 参照する 4.3.3 アンインストール完了の 確認 手順 [4.3.3.1 Windows XP x86 以外の OS] Ver 2.10 以降 [4.3.3.2 Windows XP x86] 表 4-1 : OS ごとのアンインストール手順 アンインストールする Universal RAID Utility のバージョンは以下の手順で確認できます (Universal RAID Utility のインストールフォルダ ) server version.txt を開き Universal RAID Utility のバージョンとリビジョンを確認してください Universal RAID Utility のインストールフォルダは [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認するパスです Windows XP 環境をお使いの場合 以下の手順で CPU アーキテクチャ (x86 or x64) を確認できます 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押し [ ファイル名を指定して実行 ] を立ち上げます 2). [ ファイル名を指定して実行 ] に cmd.exe と入力して コマンドプロンプトを立ち上げてください 3). コマンドプロンプト上で systeminfo と入力し 表示された情報の中の [ システムの種類 ] が x86 と x64 のどちらであるかを確認してください コマンドプロンプトでスクロールが先頭まで戻らず情報が確認できない場合 コマンドプロンプト上で systeminfo more と入力してください コマンドを終了する場合は [Ctrl] キー + [C] キーで停止してください 13

4.2 アンインストールの流れ 開始 4.3.1: アプリケーションの終了 詳細は [4.3.1] をご参照ください 4.3.2: アンインストールの実行 詳細は [4.3.2] をご参照ください 4.3.3: アンインストール完了の確認 詳細は [4.3.3] をご参照ください 4.3.3 は お使いの OS の種類によって手順が異なります Windows XP x86 以外の OS をお使いの方は [4.3.3.1] を Windows XP x86 をお使いの方は [4.3.3.2] をご参照ください 終了 図 4-1 : アンインストールの流れ 4.3 アンインストール手順 4.3.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をアンインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) RAID ビューア ログビューアや raidcmd が起動している場合 Universal RAID Utility のアンインストール後に システムの再起動が必要になります raidcmd が起動していることを確認するには タスクマネージャーの [ プロセス ] タブを確認してください raidcmd.exe( オペレーティングシステムによっては raidcmd.exe *32 と表示されます ) が起動している場合 他のユーザが操作をしている可能性があります 14

4.3.2 アンインストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をアンインストールしてください 1). [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ アクセサリ ] -> [ コマンドプロンプト ] を右クリックし [ 管理者として実行 ] をクリックしてください この手順は Windows Server 2008/2008 R2 Windows Vista/7 で有効です 他の OS でのコマンドプロンプトの実行手順は [8.1 コマンドプロンプトの実行手順について ] を参照してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し uninstall.bat と入力して 更新ツールを実行してください uninstall.bat を実行後 図 4-2 のように アンインストールの処理の完了後に何かキーを押してください と表示されますが 4.3.3 までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 図 4-2 : uninstall.bat の実行 3). 2) を実施後に図 4-3 のような Universal RAID Utility のアンインストールの実行を確認する画面が表示されるので [ はい ] を選択して Universal RAID Utility をアンインストールしてください お使いの Universal RAID Utility のバージョンによっては 図 4-3 ではなく 図 4-4 のように [ 変更 ] と [ 削除 ] という項目が表示されますので [ 削除 ] を選択してアンインストール処理を続行してください 図 4-3 : アンインストールの確認 図 4-4 : アンインストールの確認 15

4.3.3 アンインストール完了の確認 Universal RAID Utility のアンインストールが完了した後の手順は お使いの OS の種類によって異なります Windows XP x86 以外の OS をお使いの方は 4.3.3.1 を Windows XP x86 をお使いの方は 4.3.3.2 を参照してください 4.3.3.1 Windows XP x86 以外の OS 1). アンインストールが完了すると 図 4-5 のように [ アンインストール完了 ] の画面を表示します [ 完了 ] をクリックして画面を閉じてください アンインストールが完了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録している Universal RAID Utility を自動的に削除します ( ) インストール済みのプログラム一覧表示機能の名称は Windows のバージョンによって異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 図 4-5 : アンインストールの完了 Universal RAID Utility のセットアップ時に LSI SNMP エージェントのアンインストールに失敗しました というメッセージが表示されることがありますが 問題ありません [OK] をクリックして 先に進めてください 2). コマンドプロンプト上 ( 図 4-2) で何かキーを押してアンインストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で [exit] と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 4.3.3.2 Windows XP x86 1). Windows XP x86 をお使いの場合 アンインストールが完了すると 図 4-6 のように [ アンインストール完了 ] の画面でシステムの再起動を促される場合がありますが 再起動は必要ありません [ いいえ 後でコンピュータを再起動します ] を選択した状態で [ 完了 ] をクリックして画面を閉じてください はい 今すぐコンピュータを再起動します を選択してシステムを再起動した場合 2) へ進む必要はありません 5 章へ進んでください アンインストールが完了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録している Universal RAID Utility を自動的に削除します ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 図 4-6 : アンインストールの完了 Universal RAID Utility のセットアップ時に LSI SNMP エージェントのアンインストールに失敗しました というメッセージが表示されることがありますが 問題ありません [OK] をクリックして 先に進めてください 2). コマンドプロンプト上 ( 図 4-2) で何かキーを押してアンインストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 16

第 5 章 Universal RAID Utility のインストール 5.1 インストールを始める前に インストールする Universal RAID Utility のバージョンによってインストール手順が異なります また お使いのオペレーティングシステムとの組み合わせによっても インストール手順が異なります 詳細は以下の表を参照してください 対象のオペレーティングシステム 参照する Universal RAID Utility のインストール手順 Windows 2000 [5.2 Universal RAID Utility Ver1.41 のインストール ] Windows Server 2003/2008 Windows Vista/7 Windows XP x64 (CPU アーキテクチャ ) x86 (CPU アーキテクチャ ) [5.3 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール ] [5.5 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール ] [5.4 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール (Windows XP x86)] [5.6 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール (Windows XP x86)] 表 5-1 : OS ごとのインストール手順 17

5.2 Universal RAID Utility Ver1.41 のインストール Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録する LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) はアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください Universal RAID Utility Ver1.41 は 使用するポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合する場合は 使用する TCP ポート番号を変更してください TCP ポート番号に関する詳細は 7 章を参照してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 5.2.1 インストールの流れ 開始 5.2.2.1: アプリケーションの終了 詳細は [5.2.2.1] をご参照ください 5.2.2.2: インストールの実行 詳細は [5.2.2.2] をご参照ください 5.2.2.3: バックアップを取ったログを反映 詳細は [5.2.2.3] をご参照ください 終了 図 5-1 : インストールの流れ 18

5.2.2 インストール手順 5.2.2.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) が起動している場合 Universal RAID Utility のインストール後に システムの再起動が必要になります 5.2.2.2 インストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をインストールしてください 1). [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動し cmd.exe と入力してコマンドプロンプトを起動してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し install.bat と入力して 更新ツールを実行してください これ以降は 6) までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 3). install.bat 実行後 Universal RAID Utility のインストールを開始します と表示された場合 4) へ進んでください Universal RAID Utility のインストールを開始できません 以下のアプリケーションを終了して 本ツールを再度実行してください というメッセージが表示された場合 コマンドプロンプト上で何かキーを押して処理を完了し 5.2.2.1 から作業をやり直してしてください 図 5-2 : install.bat の実行 4). インストールが開始できる場合 Universal RAID Utility の InstallShield Wizard が起動します [ 次へ ] をクリックします 図 5-3 : インストールの開始 19

5). Universal RAID Utility は 既定値ではオペレーティングシステムを起動しているドライブの Program Files Universal RAID Utility(x64 の場合は Program Files (x86) Universal RAID Utility) にインストールします 更新前のインストールパスと同じ場所にインストールする場合 [ 変更 ] ボタンをクリックして [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したパスを入力してください [ 次へ ] をクリックすると 新規インストールを開始します 図 5-4 : インストール先の選択 引き続き [ インストール準備の完了 ] 画面を表示します [ インストール ] をクリックすると インストールを開始します 図 5-5 : インストール準備の完了 6). インストールが完了するとウィザードの表示が右のようになります [ 完了 ] をクリックします 図 5-6 : インストール完了 Universal RAID Utility のセットアップ時に LSI SNMP エージェントのアンインストールに失敗しました というメッセージが表示されることがありますが 問題ありません [OK] をクリックして 先に進めてください 20

7). コマンドプロンプト上で何かキーを押し インストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 図 5-7 : コマンドプロンプトの終了 8). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムを自動的に登録します ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 図 5-8 : Universal RAID Utility の表示例 また LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) というプログラムも自動的に登録します LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) は 絶対にアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります 図 5-9 : LSI SAS Storage SNMP Agent X の表示例 5.2.2.3 バックアップを取ったログを反映 以下の手順でバックアップを取ったログを反映してください 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 停止 ] をクリックしてください Universal RAID Utility サービス 4). [3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ ] でバックアップを取ったログを ( 新規インストールフォルダ ) server に移動してください 5). サービスの一覧から 3) で停止したサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください また TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 21

5.3 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録する LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) と WebPAMPRO Agent はアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください Universal RAID Utility Ver2.33 は 使用するポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合する場合は 使用する TCP ポート番号を変更してください TCP ポート番号に関する詳細は 7 章を参照してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 5.3.1 インストールの流れ 開始 5.3.2.1: アプリケーションの終了 詳細は [5.3.2.1] をご参照ください 5.3.2.2: インストールの実行 詳細は [5.3.2.2] をご参照ください 5.3.2.3: バックアップを取ったログを反映 詳細は [5.3.2.3] をご参照ください 終了 図 5-10 : インストールの流れ 22

5.3.2 インストール手順 5.3.2.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) が起動している場合 Universal RAID Utility のインストール後に システムの再起動が必要になります 5.3.2.2 インストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をインストールしてください 1). [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ アクセサリ ] -> [ コマンドプロンプト ] を右クリックし [ 管理者として実行 ] をクリックしてください この手順は Windows Vista/7 Windows Server 2008/2008 R2 で有効です 他の OS でのコマンドプロンプトの実行手順は [8.1 コマンドプロンプトの実行手順について ] を参照してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し install.bat と入力して 更新ツールを実行してください これ以降は 7) までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 3). install.bat 実行後 Universal RAID Utility のインストールを開始できます と表示された場合は 4) へ進んでください Universal RAID Utility のインストールを開始できません 以下のアプリケーションを終了して 本ツールを再度実行してください というメッセージが表示された場合 コマンドプロンプト上で何かキーを押して処理を完了し 5.3.2.1 から作業をやり直してください 図 5-11 : install.bat の実行 4). インストールが開始できる場合 Universal RAID Utility の InstallShield Wizard が起動します [ 次へ ] をクリックします 図 5-12 : インストール開始 23

5). RAID システムを管理する ESMPRO/ServerManager を選択します 使用できる ESMPRO/ServerManager が表示されるので 対応するチェックボックスをチェックします 対象の ESMPRO/ServerManager は本書の [3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 ] で確認したバージョンをチェックしてください チェックしたら [ 次へ ] をクリックします ( お使いの RAID コントローラによっては 選択できる ESMPRO/ServerManager が 1 つしかない場合もあります ) 6). Universal RAID Utility は 既定値ではオペレーティングシステムを起動しているドライブの Program Files Universal RAID Utility(x64 の場合は Program Files (x86) Universal RAID Utility) にインストールします 更新前のインストールパスと同じ場所にインストールする場合 [ 変更 ] ボタンをクリックして [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したパスを入力してください [ 次へ ] をクリックします 図 5-13 : ESMPRO/ServerManager の選択 図 5-14 : インストール先の選択 引き続き [ インストール準備の完了 ] 画面を表示します [ インストール ] をクリックすると インストールを開始します 図 5-15 : インストール準備の完了 7). インストールが完了すると ウィザードの表示が右のようになります [ 完了 ] をクリックします 図 5-16 : インストールの完了 Universal RAID Utility のセットアップ時に LSI SNMP エージェントのアンインストールに失敗しました というメッセージが表示されることがありますが 問題ありません [OK] をクリックして 先に進めてください 24

8). コマンドプロンプト上で何かキーを押し インストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 図 5-17 : コマンドプロンプトの終了 9). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムを登録します また システムで使用する RAID コントローラの種類により RAID コントローラを制御する以下のプログラムを登録することがあります LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) WebPAMPRO Agent 図 5-18 :Universal RAID Utility の表示例 [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録している RAID コントローラを制御する上記のプログラムは 絶対にアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 5.3.2.3 バックアップを取ったログを反映 以下の手順でバックアップを取ったログを反映してください 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 停止 ] をクリックしてください 停止する際は 以下の順序で停止してください A) Universal RAID Utility サービス B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 4). [3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ ] でバックアップを取ったログを ( 新規インストールフォルダ ) server に移動してください 5). サービスの一覧から 3) で停止したサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で開始してください A) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) B) Universal RAID Utility サービス ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません また TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 25

5.4 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール (Windows XP x86) Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります 本章は Windows XP x86 環境で Universal RAID Utility Ver2.33 をインストールする場合にのみ 参照してください Universal RAID Utility のインストール後にシステムの再起動を促す画面が表示される場合がありますが 再起動は不要です いいえ 後でコンピュータを再起動します を選択してください [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録する LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) と WebPAMPRO Agent はアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください Universal RAID Utility Ver2.33 は 使用するポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合する場合は 使用する TCP ポート番号を変更してください TCP ポート番号に関する詳細は 7 章を参照してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 5.4.1 インストールの流れ 開始 5.4.2.1: アプリケーションの終了 詳細は [5.4.2.1] をご参照ください 5.4.2.2: インストールの実行 詳細は [5.4.2.2] をご参照ください 5.4.2.3: サービスの開始 詳細は [5.4.2.3] をご参照ください 5.4.2.2 で再起動を促されなかった場合には必要ありません 5.4.2.4: バックアップを取ったログを反映 詳細は [5.4.2.4] をご参照ください 終了 図 5-19 : インストールの流れ 26

5.4.2 インストール手順 5.4.2.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) が起動している場合 Universal RAID Utility のインストール後に システムの再起動が必要になります 5.4.2.2 インストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をインストールしてください 1). [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を立ちあげ cmd.exe と入力してコマンドプロンプトを起動してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し install.bat と入力して 更新ツールを実行してください これ以降は 7) までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 3). install.bat 実行後 Universal RAID Utility のインストールを開始できます と表示された場合は 4) へ進んでください Universal RAID Utility のインストールを開始できません 以下のアプリケーションを終了して 本ツールを再度実行してください というメッセージが表示された場合 コマンドプロンプト上で何かキーを押して処理を完了し 5.4.2.1 から作業をやり直してください 図 5-20 : install.bat の実行 4). インストールが開始できる場合 Universal RAID Utility の InstallShield Wizard が起動します [ 次へ ] をクリックします 図 5-21 : インストールの開始 5). RAID システムを管理する ESMPRO/ServerManager を選択します 使用できる ESMPRO/ServerManager が表示されるので 対応するチェックボックスをチェックします 対象の ESMPRO/ServerManager は本書の [3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 ] で確認したバージョンをチェックしてください チェックしたら [ 次へ ] をクリックします ( お使いの RAID コントローラによっては 選択できる ESMPRO/ServerManager が 1 つしかない場合もあります ) 図 5-22 : ESMPRO/ServerManager の選択 27

6). Universal RAID Utility は 既定値ではオペレーティングシステムを起動しているドライブの Program Files Universal RAID Utility にインストールします 更新前のインストールパスと同じ場所にインストールする場合 [ 変更 ] ボタンをクリックして [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したパスを入力してください [ 次へ ] をクリックします 図 5-23 : インストール先の選択 引き続き [ インストール準備の完了 ] 画面を表示します [ インストール ] をクリックすると インストールを開始します 図 5-24 : インストール準備の完了 7). インストールが完了すると 右図のようにシステムの再起動を促される場合がありますが 再起動は不要です [ いいえ 後でコンピュータを再起動します ] を選択した状態で [ 完了 ] をクリックして 画面を閉じてください この後もシステムを再起動することなく Universal RAID Utility を運用できます はい 今すぐコンピュータを再起動します を選択してシステムを再起動した場合 8) の実施は不要です 9) へ進んでください 5) で [ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降 (5)] のチェックボックスを選択していない場合 システムの再起動は促されません 図 5-25 : インストールの完了 Universal RAID Utility のセットアップ時に LSI SNMP エージェントのアンインストールに失敗しました というメッセージが表示されることがありますが 問題ありません [OK] をクリックして 先に進めてください 28

8). コマンドプロンプト上で何かキーを押し インストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 図 5-26 : コマンドプロンプトの終了 9). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムを登録します また システムで使用する RAID コントローラの種類により RAID コントローラを制御する以下のプログラムを登録することがあります LSI SAS Storage SNMP Agent X (X はバージョン ) WebPAMPRO Agent 図 5-27 : Universal RAID Utility の表示例 RAID コントローラを制御する上記のプログラムは 絶対にアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 5.4.2.3 サービスの開始 Universal RAID Utility 関連サービスを 以下の手順に従って開始してください 5.4.2.2 で再起動を促されなかった場合 本手順は必要ありません 1). キーボードの [Windows] キーと [R] キーを同時に押し [ ファイル名を指定して実行 ] を立ち上げてください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で実施してください A) eciservice サービス ( ) B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) Universal RAID Utility サービス ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 5.4.2.4 バックアップを取ったログを反映 以下の手順でバックアップを取ったログを反映してください 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 29

3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 停止 ] をクリックしてください 停止する際は 以下の順序で停止してください A) Universal RAID Utility サービス B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) eciservice サービス ( ) ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 4). [3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ ] でバックアップを取ったログを ( 新規インストールフォルダ ) server に移動してください 5). サービスの一覧から 3) で停止したサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で開始してください A) eciservice サービス ( ) B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) Universal RAID Utility サービス ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません また TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 30

5.5 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録する WebPAMPRO Agent はアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください Universal RAID Utility Ver2.61 は 使用するポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合する場合は 使用する TCP ポート番号を変更してください TCP ポート番号に関する詳細は 7 章を参照してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 5.5.1 インストールの流れ 開始 5.5.2.1: アプリケーションの終了 詳細は [5.5.2.1] をご参照ください 5.5.2.2: インストールの実行 詳細は [5.5.2.2] をご参照ください 終了 図 5-28 : インストールの流れ Universal RAID Utility Ver2.3 以降をアンインストールした場合は Universal RAID Utility のログは削除されず 過去のログは新たにインストールした Universal RAID Utility に引き継がれます 31

5.5.2 インストール手順 5.5.2.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) が起動している場合 Universal RAID Utility のインストール後に システムの再起動が必要になります 5.5.2.2 インストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をインストールしてください 1). [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ アクセサリ ] -> [ コマンドプロンプト ] を右クリックし [ 管理者として実行 ] をクリックしてください この手順は Windows Vista/7 Windows Server 2008/2008 R2 で有効です 他の OS でのコマンドプロンプトの実行手順は [8.1 コマンドプロンプトの実行手順について ] を参照してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し install.bat と入力して 更新ツールを実行してください これ以降は 8) までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 3). install.bat 実行後 Universal RAID Utility のインストールを開始できます と表示された場合は 4) へ進んでください Universal RAID Utility のインストールを開始できません 以下のアプリケーションを終了して 本ツールを再度実行してください というメッセージが表示された場合 コマンドプロンプト上で何かキーを押して処理を完了し 5.5.2.1 から作業をやり直してください 図 5-29 : install.bat の実行 4). インストールが開始できる場合 Universal RAID Utility の InstallShield Wizard が起動します [ 次へ ] をクリックします 図 5-30 : インストールの開始 5). Universal RAID Utility は 既定値ではオペレーティングシステムを起動しているドライブの Program Files Universal RAID Utility(x64 の場合 Program Files (x86) Universal RAID Utility) にインストールします 更新前のインストールパスと同じ場所にインストールする場合 [ 変更 ] ボタンをクリックして [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したパスを入力してください [ 次へ ] をクリックします 図 5-31 : インストール先の選択 32

6). インストールするモジュールを選択します 既定値ではすべてのモジュールが選択されています GUI モジュール (RAID ビューア ログビューア ) をインストールしない場合 各モジュールのチェックボックスからチェックを外します ESMPRO/ServerManager 通信モジュールは 本書の [3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 ] で ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降を使用していると判断された場合のみ チェックしてください raidsrv サービス raidcmd は必ずインストールする必要があります [ 次へ ] をクリックします 図 5-32 : モジュールの選択 7). [ インストール準備の完了 ] 画面を表示します インストールするモジュールを確認し [ インストール ] をクリックしてインストールを開始します インストールするモジュールを変更する場合は [ 戻る ] をクリックしてモジュールを選択し直します 図 5-33 : インストール準備の完了 8). インストールが完了すると [InstallShield Wizard の完了 ] 画面を表示します [ 完了 ] をクリックします 図 5-34 : インストールの完了 9). コマンドプロンプト上で何かキーを押し インストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 図 5-35 : コマンドプロンプトの終了 33

10). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムを登録します また システムで使う RAID コントローラの種類により RAID コントローラを制御する以下のプログラムを登録することがあります WebPAMPRO Agent 図 5-36 : Universal RAID Utility の表示例 RAID コントローラを制御する上記のプログラムは 絶対にアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 11). TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 34

5.6 Universal RAID Utility Ver2.61 のインストール (Windows XP x86) Universal RAID Utility のセットアッププログラムを実行するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります 本章は Windows XP x86 環境で Universal RAID Utility Ver2.61 をインストールする場合にのみ 参照してください Universal RAID Utility のインストール後にシステムの再起動を促す画面が表示される場合がありますが 再起動は不要です いいえ 後でコンピュータを再起動します を選択してください [ プログラムの追加と削除 ]( ) に登録する WebPAMPRO Agent はアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください Universal RAID Utility Ver2.61 は 使用するポート番号の既定値が従来バージョンと異なります 7 章を参照して 他のアプリケーションと使用ポート番号が競合しないかを確認してください TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 5.6.1 インストールの流れ 開始 5.6.2.1: アプリケーションの終了 詳細は [5.6.2.1] をご参照ください 5.6.2.2: インストールの実行 詳細は [5.6.2.2] をご参照ください 5.6.2.3: サービスの開始 詳細は [5.6.2.3] をご参照ください 5.6.2.2 で再起動を促されなかった場合には必要ありません 終了 図 5-37 : インストールの流れ Universal RAID Utility Ver2.3 以降をアンインストールした場合は Universal RAID Utility のログは削除されず 過去のログは新たにインストールした Universal RAID Utility に引き継がれます 35

5.6.2 インストール手順 5.6.2.1 アプリケーションの終了 Universal RAID Utility をインストールする前に すべてのアプリケーションを終了してください イベントビューアーなどの Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) が起動している場合 Universal RAID Utility のインストール後に システムの再起動が必要になります 5.6.2.2 インストールの実行 以下の手順で Universal RAID Utility をインストールしてください 1). [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を立ちあげ cmd.exe と入力してコマンドプロンプトを起動してください 2). コマンドプロンプト上で [3.2.1 の 6)] で更新ツールを格納したフォルダへ移動し install.bat と入力して 更新ツールを実行してください これ以降は 8) までコマンドプロンプト上で何もキーを押さないでください このとき 誤ってキーを押してしまっても問題ありません 3). install.bat 実行後 Universal RAID Utility のインストールを開始できます と表示された場合は 4) へ進んでください Universal RAID Utility のインストールを開始できません 以下のアプリケーションを終了して 本ツールを再度実行してください というメッセージが表示された場合 コマンドプロンプ ト上で何かキーを押して処理を完了し 5.6.2.1 から作業をやり直してください 図 5-38 : install.bat の実行 4). インストールが開始できる場合 Universal RAID Utility の InstallShield Wizard が起動します [ 次へ ] をクリックします 図 5-39 : インストールの開始 5). Universal RAID Utility は 既定値ではオペレーティングシステムを起動しているドライブの Program Files Universal RAID Utility にインストールします 更新前のインストールパスと同じ場所にインストールする場合 [ 変更 ] ボタンをクリックして [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認したパスを入力してください [ 次へ ] をクリックします 図 5-40 : インストール先の選択 36

6). インストールするモジュールを選択します 既定値ではすべてのモジュールが選択されています GUI モジュール (RAID ビューア ログビューア ) をインストールしない場合 各モジュールのチェックボックスからチェックを外します ESMPRO/ServerManager 通信モジュールは 本書の [3.2.3 ESMPRO/ServerManager のバージョン確認 ] で ESMPRO/ServerManager Ver5.2 以降を使用していると判断した場合のみ チェックしてください raidsrv サービス raidcmd は必ずインストールする必要があります [ 次へ ] をクリックします 図 5-41 : モジュールの選択 7). [ インストール準備の完了 ] 画面を表示します インストールするモジュールを確認し [ インストール ] をクリックしてインストールを開始します インストールするモジュールを変更する場合は [ 戻る ] をクリックしてモジュールを選択し直します 図 5-42 : インストール準備の完了 8). インストールが完了すると 右図のようにシステムの再起動を促される場合がありますが 再起動は不要です [ いいえ 後でコンピュータを再起動します ] を選択した状態で [ 完了 ] をクリックして 画面を閉じてください この後もシステムを再起動することなく Universal RAID Utility を運用できます はい 今すぐコンピュータを再起動します を選択してシステムを再起動した場合 9) の実施は不要です 10) へ進んでください 6) で [ESMPRO/ServerManager 通信モジュール ] を選択しなかった場合 システムの再起動は促されません 図 5-43 : インストールの完了 9). コマンドプロンプト上で何かキーを押し インストール処理を完了してください その後コマンドプロンプト上で exit と入力して コマンドプロンプトを閉じてください 図 5-44 : コマンドプロンプトの終了 37

10). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムを登録します また システムで使う RAID コントローラの種類により RAID コントローラを制御する以下のプログラムを登録することがあります WebPAMPRO Agent 図 5-45 : Universal RAID Utility の表示例 RAID コントローラを制御する上記のプログラムは 絶対にアンインストールしないでください アンインストールすると Universal RAID Utility が正常に動作しなくなります インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 5.6.2.3 サービスの開始 Universal RAID Utility 関連サービスを 以下の手順に従って開始してください 5.6.2.2 で再起動を促されなかった場合 本手順は必要ありません 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で開始してください A) eciservice サービス ( ) B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) Universal RAID Utility サービス ( ) インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません また TCP ポート番号を既定値から変更し お客様固有のポート番号を使っている場合は 新たにインストールした Universal RAID Utility にもお客様固有のポート番号を設定し直す必要があります TCP ポート番号を変更するには 7 章を参照してください 38

第 6 章 Universal RAID Utility を更新前の状態に復元する Universal RAID Utility 更新前の状態復元について Universal RAID Utility の更新作業で問題が発生した際 更新前の状態に復元するには 更新前のバージョンの Universal RAID Utility のインストールモジュールが必要になります 現在お使いの Universal RAID Utility のバージョンがご購入時と同じであれば Universal RAID Utility のインストールモジュールは本体装置添付の EXPRESSBUILDER に格納されています 更新作業前に EXPRESSBUILDER をご準備ください ご購入後に Universal RAID Utility を更新されている場合は 更新時のインストールモジュールをご準備ください install.bat を使った Windows XP x86 環境へのインストール手順例は [5.4 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール (Windows XP x86)] を参照してください 6.1 復元の流れ 開始 6.2.1:Universal RAID Utility のアンインストール 詳細は [6.2.1] をご参照ください 6.2.2:Universal RAID Utility インストールフォルダの削除 詳細は [6.2.2] をご参照ください 6.2.3:Universal RAID Utility のインストール 詳細は [6.2.3] をご参照ください 6.2.4: 設定ファイルおよびログファイルの復元詳細は [6.2.4] をご参照ください 終了 図 6-1 : 復元の流れ 39

6.2 復元の手順 6.2.1 Universal RAID Utility のアンインストール [ プログラムの追加と削除 ]( ) に Universal RAID Utility というプログラムが登録されていない場合は 6.2.2 へ進んでください 登録されている場合 Universal RAID Utility をアンインストールしてください アンインストール手順の詳細は本書の [Universal RAID Utility のアンインストール ] を参照してください ( ) インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称は Windows のバージョンにより異なります 詳細は [8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について ] を参照してください 6.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの削除 [ プログラムの追加と削除 ] に Universal RAID Utility というプログラムが存在しないことを確認し 本書の [3.2.2 Universal RAID Utility インストールフォルダの確認 ] で確認した Universal RAID Utility のインストールフォルダを フォルダごと削除 ( ) してください ( )[3.2.4 Universal RAID Utility 設定ファイルのバックアップ ] や [3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ ] で Universal RAID Utility のインストールフォルダ内にファイルのバックアップを取っている場合 Universal RAID Utility のインストールフォルダ以外の任意の場所にファイルを移動してください 6.2.3 Universal RAID Utility のインストール 1). 以下の手順で現在お使いの Universal RAID Utility のインストールモジュールを準備します A) 現在お使いの Universal RAID Utility のバージョンがご購入時と同じ場合 EXPRESSBUILDER に格納されている Universal RAID Utility のインストールモジュールを使用します 更新前の Universal RAID Utility のバージョンによって以下の手順を実施してください (Universal RAID Utility Ver2.10 よりも新しい場合 ) 更新前の Universal RAID Utility のバージョンが Ver2.10 よりも新しい場合は EXPRESSBUILDER からインストールします インストール手順は EXPRESSBUILDER に格納されている Universal RAID Utility のユーザーズガイドを参照してください インストール後 6.2.4 に進んでください (Universal RAID Utility Ver2.10 以前の場合 ) 更新前の Universal RAID Utility のバージョンが Ver2.10 以前の場合は EXPRESSBUILDER をエクスプローラで開き 以下のフォルダを任意の場所にコピーしてください コピー後 2) に進んでください xxx win uraidutl ( )xxx には EXPRESSBUILDER のバージョンによって異なる 3 桁の数値が入ります B) ご購入後に更新している場合更新時に使用した Universal RAID Utility のインストールモジュールを使用します Universal RAID Utility のインストールモジュールを任意の場所に展開してください 展開後 2) に進んでください 2). 本書と同じフォルダに格納されている Universal RAID Utility 更新ツール (uru_updatetool.zip) を 1) でコピー または 展開したフォルダ内の Setup.exe(Universal RAID Utility のインストールモジュール ) が格納されているフォルダにすべて展開してください 3). コマンドプロンプト上で 1) でコピー または 展開したフォルダへ移動してください A) Windows XP x86 以外の OS をご利用中の場合 40

[5.2 Universal RAID Utility Ver1.41 のインストール ] などを参照し install.bat を実行して Universal RAID Utility のインストールを開始してください B) Windows XP x86 をご利用中の場合 [5.4 Universal RAID Utility Ver2.33 のインストール (Windows XP x86)] などを参照し install.bat を実行して Universal RAID Utility のインストールを開始してください ( )Windows XP x86 環境に Universal RAID Utility Ver2.10 以降をインストールする場合 再起動を促されますが いいえ 後でコンピュータを再起動します をクリックしてください 4). インストールが正常に終了すると [ プログラムの追加と削除 ] に Universal RAID Utility というプログラムを登録します 6.2.4 設定ファイルおよびログファイルの復元 1). Universal RAID Utility 関連サービスを 以下の手順に従って停止してください A) キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください B) [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます C) サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 停止 ] をクリックしてください 停止する際は 以下の順序で実施してください a) Universal RAID Utility サービス b) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) c) eciservice サービス ( ) ( ) Universal RAID Utility のバージョンや インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 2). Universal RAID Utility の設定ファイルとログを復元します 手順は以下を参照してください 本書の [3.2.5 Universal RAID Utility ログファイルのバックアップ ] でバックアップを取ったログを ( インストールフォルダ ) server に移動してください バックアップを取った.conf ファイル を 各格納場所に移動してください 格納場所は本書の [3.2.4 Universal RAID Utility 設定ファイルのバックアップ ] を参照してください 3). サービスの一覧から 1) で停止したサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で開始してください A) eciservice サービス ( ) B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) Universal RAID Utility サービス ( ) Universal RAID Utility のバージョンや インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 4). [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ]( ) -> [Universal RAID Utility] -> [RAID ビューア ] をクリックし RAID ビューアが立ち上がることを確認してください ( ) Windows 2000 では [ すべてのプログラム ] ではなく [ プログラム ] と表示されます 41

第 7 章 Universal RAID Utility が使う TCP ポートを変更する 更新前の Universal RAID Utility において 使用する TCP ポート番号を既定値 [52805-52807] から変更している場合 または 更新後の Universal RAID Utility において 使用する TCP ポート番号の既定値 [5016-5018] を他のアプリケーションなどで既に使用している場合 Universal RAID Utility の更新後に TCP ポート番号を変更する必要があります 使用する TCP ポート番号を変更するには 管理者権限を持つユーザでログオンする必要があります RAID ビューア ログビューアを開いているときは終了します また raidcmd を実行しているときは停止します Universal RAID Utility Ver1.41 Ver2.33 Ver2.61 は Universal RAID Utility が使う TCP ポート番号の既定値を [52805-52807] から [5016-5018] に変更しています ( 表 7-1 参照 ) 他のアプリケーションなどと使用する TCP ポート番号が競合する場合 Universal RAID Utility のインストール完了後に本章を参照して Universal RAID Utility が使う TCP ポート番号を変更してください 更新前のUniversal RAID Utility 更新後のUniversal RAID Utility バージョン TCP ポート番号の既定値 バージョン TCP ポート番号の既定値 Ver1.0~Ver1.40 Rev 680 52805-52806 Ver1.41 Rev 2453 5016-5017 Ver1.0~Ver2.03 52805-52806 Ver2.1~Ver2.31 52805-52807 Ver2.33 Rev 2455 5016-5018 Ver2.4~Ver2.5 Rev 2244 52805-52807 Ver2.61 Rev 2459 5016-5018 表 7-1 : Universal RAID Utility のバージョンごとの TCP ポート番号 42

7.1 TCP ポート変更の流れ 開始 7.2.1: サービスの停止 詳細は [7.2.1] をご参照ください 7.2.2: 設定ファイルの編集 詳細は [7.2.2] をご参照ください 7.2.3: サービスの開始 詳細は [7.2.3] をご参照ください 終了 図 7-1 :TCP ポート変更の流れ 7.2 TCP ポート変更手順 7.2.1 サービスの停止 Universal RAID Utility 関連サービスを 以下の手順に従って停止してください 1). キーボードの [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を起動してください 2). [ ファイル名を指定して実行 ] の入力画面で services.msc と入力し [OK] をクリックするとサービスの一覧が表示されます 3). サービスの一覧から下記のサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 停止 ] をクリックしてください 停止する際は 以下の順序で実施してください A) Universal RAID Utility サービス B) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) eciservice サービス ( ) ( ) Universal RAID Utility のバージョンや インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 43

7.2.2 設定ファイルの編集 データポート イベントポート raidsrv Agent 通信ポートの 3 つの TCP ポートごとに それぞれ変更する箇所が複数あります 各設定ファイルの該当する箇所の TCP ポート番号を修正します 詳細は表 7-2 図 7-2 図 7-3 図 7-4 図 7-5 を参照してください 設定ファイルパスとファイル名データポートイベントポート raidsrv Agent 通信ポート raidsrv サービス ( インストールフォルダ ) server raidsrv.conf RAID ビューア ( インストールフォルダ ) gui raidview.conf raidcmd ( インストールフォルダ ) cli raidcmd.conf raidsrv Agent サービス ( インストールフォルダ ) server raidsrv_agent.conf [socket] セクション data port [network] セクション port [network] セクション port [network] セクション data_port 表 7-2 : 編集する設定ファイル [socket] セクション event port [network] セクション port_listen なし [network] セクション event_port なし なし なし [network] セクション agent_port 図 7-2 : raidsrv.conf の例 図 7-3 : raidview.conf の例 図 7-4 : raidcmd.conf の例 図 7-5 : raidsrv_agent.conf の例 インストールフォルダの既定値は CPU アーキテクチャが x86 の場合 ( オペレーティングシステムを起動しているドライブ ) Program Files Universal RAID Utility x64 の場合 ( オペレーティングシステムを起動しているドライブ ) Program Files (x86) Universal RAID Utility です 44

7.2.3 サービスの開始 サービスの一覧から 7.2.1 で停止したサービスを選択し [ 操作 ] -> [ 開始 ] をクリックしてください 開始する際は 以下の順序で開始してください A) eciservice サービス ( ) B ) Universal RAID Utility raidsrv Agent サービス ( ) C) Universal RAID Utility サービス ( ) Universal RAID Utility のバージョンや インストール時の ESMPRO/ServerManager 関連モジュールの選択によっては サービス一覧に存在しません 45

第 8 章付録 8.1 コマンドプロンプトの実行手順について Windows のバージョンにより コマンドプロンプトの実行手順が異なります 詳細は以下の表を参照してください オペレーティングシステムのバージョン Windows 2000 Windows Server 2003 Windows XP Windows Server 2008/2008 R2 Windows Vista/7 コマンドプロンプトの実行手順 1. 管理者権限を持つユーザでログオンする 2. [Windows] キーを押しながら [R] キーを押して [ ファイル名を指定して実行 ] を立ち上げる 3. [ ファイル名を指定して実行 ] から [cmd.exe] と入力して [OK] をクリックする 1. 管理者権限を持つユーザでログオンする 2. [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ アクセサリ ] -> [ コマンドプロンプ ト ] を右クリックする 3. 表示されたメニューから [ 管理者として実行 ] をクリック 表 8-1 : コマンドプロンプトの実行手順 8.2 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称について Windows のバージョンにより インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称が異なります 以下の表を参照して 使用中の Windows のバージョンに合わせて 名称を読み替えてください オペレーティングシステムのバージョン Windows XP Windows Server 2003 Windows 2000 Windows Vista/7 Windows Server 2008 インストール済みのプログラムの一覧表示機能の名称プログラムの追加と削除アプリケーションの追加と削除プログラムと機能 表 8-2 : インストール済みのプログラム一覧表示機能の名称 46