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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 昏睡状態の人 循環虚脱状態にある人 バルビツール酸誘導体や麻酔剤などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある人 アドレナリン ( ボスミン ) を使用している人 ( アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 昏睡の状態にある人 バルビツール酸誘導体などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある人 アドレナリン ( ボスミン ) を使用している人 ( アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く ) アゾール系抗真菌

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低血糖 ( 脱力感 倦怠感 ( けんたいかん ) 冷や汗 手足のふるえ うとうとする 意識が薄れるなど ) があらわれることがあるため 血糖値を測定する場合があります 患者や家族の方は 高血糖 ( 激しいのどの渇き 水やジュースをたくさん飲む 尿の量が多い 尿の回数が多い ) や低血糖があらわれるこ

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 血糖値が著しく上昇し 糖尿病性ケトアシドーシス 糖尿病性昏睡状態 ( 激しいのどの渇き 吐き気 嘔吐 ( おうと ) 腹痛 深く大きい呼吸 判断力の低下 ) などの重篤な状態になり 死亡にいたる可能性があるため 血糖値等を測定される場合があります 低血糖 ( 脱

この薬の効果は? この薬は 精神神経用剤と呼ばれるグループに属する薬です この薬は 脳内の神経伝達物質の受容体に作用してそのバランスを整えます 次の病気の人に処方されます 統合失調症 この薬は 体調が良くなったと自己判断して服用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どお

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 患者さんや家族の方はこの薬の効果や注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください 説明に同意した場合に使用が開始されます 次の人は この薬を使用することはできません 過去にイストダックス点滴静注用に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人

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統合失調症における睡眠障害下記疾患における不安 緊張 抑うつおよび筋緊張頸椎症 腰痛症 筋収縮性頭痛 この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲むことが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使

この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使用量および回数飲む量は あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 6 歳以上の小児では 1 日 1 回 1 錠を就寝前に飲みます どのように

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より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にモンテルカスト錠 TCK に含まれる成分で過敏な反応を経験したこと

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にキプレス錠に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使

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次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 低カルシウム血症の人または低カルシウム血症をおこす可能性のある人 腎臓に重い障害がある人 肺に転移がある骨巨細胞腫の人 この薬には骨粗鬆症の薬であるプラリア皮下注 60mg シリンジと同じ成分のデノスマブが含

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この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にプラバスタチン Na 錠 NS に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にミルタザピン錠 共創未来 に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 モノアミン酸化酵素阻害剤を使用している人 または使用を中止してから 2 週間以内の人 次の人は 慎重に使う必要があります 飲み始める前に

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Transcription:

この薬は? ハロマンス注 50mg ハロマンス注 100mg 患者向医薬品ガイド 2018 年 7 月作成 販売名 ハロマンス注 50mg ハロマンス注 100mg Halomonth Injection 50mg Halomonth Injection 100mg 一般名 ハロペリドールデカン酸エステル Haloperidol Decanoate ハロペリドールデカン酸エステルハロペリドールデカン酸エステル含有量 70.52mg 141.04mg (1アンプル中) ( ハロペリドールとして50.0mg) ( ハロペリドールとして100.0mg) 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです したがって この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを 医療関係者向けに作成されている添付文書を基に わかりやすく記載しています 医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください ご不明な点などありましたら 末尾に記載の お問い合わせ先 にお尋ねください さらに詳しい情報として PMDA ホームページ 医薬品に関する情報 http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html に添付文書情報が掲載されています この薬の効果は? この薬は 精神神経用剤と呼ばれるグループに属する注射薬です この薬は 脳内の神経伝達物質の受容体に作用してそのバランスを整えます 次の病気の人に 医療機関で使用されます 統合失調症 - 1 -

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 昏睡状態の人 バルビツール酸誘導体などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある人 重い心不全の人 パーキンソン病の人 過去にハロマンス注に含まれる成分またはブチロフェノン系化合物で過敏症のあった人 アドレナリン ( アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く )( ボスミン ) クロザピン ( クロザリル ) を使用している人 妊婦または妊娠している可能性がある人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください 肝臓に障害のある人 心臓や血管の病気の人 低血圧の人 またはこれらが疑われている人 QT 延長をおこしやすい人 (QT 延長をおこすことが知られている薬剤を使用している人 または低カリウム血症のある人など ) てんかんなどのけいれんをおこす病気のある人 または過去にてんかんなどのけいれんがあった人 甲状腺機能亢進状態の人 高齢の人 過去に薬剤で過敏症のあった人 脱水の人や栄養状態の悪い人 脳に器質的障害のある人 高温環境下にある人 この薬には併用してはいけない薬 [ アドレナリン ( アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く )( ボスミン ) クロザピン ( クロザリル )] や併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? この薬は注射薬です 使用量および回数 使用量 使用回数 使用方法等は あなたの症状などにあわせて 医師が決め 医療機関において筋肉内に注射されます 通常 成人の使用量および使用回数は 次のとおりです 販売名ハロマンス注 50mg ハロマンス注 100mg 一回量 50~150mg 使用回数 4 週間隔 症状に応じて使用量が適宜増減され 使用間隔も調節されます 初回用量は経口ハロペリドールの 1 日用量の 10~15 倍を目安とし 可能な限り少量より開始され 100mg を超えません - 2 -

どのように使用されるか? 同じ箇所への繰り返し注射は避け 毎回注射の箇所を変えて筋肉内に注射されます この薬の使用中に気をつけなければならないことは? この薬は 4 週間に 1 回使用する薬です 投与後も薬が完全になくなるまでは常に副作用がおこる可能性があります 体に異常を感じたら すぐに医療機関を受診し この薬を使用していることを医師に伝えてください 眠気 注意力 集中力 反射能力などの低下がおこることがあるので 自動車の運転などの危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください 抗精神病薬を使用している人には 肺塞栓症 ( 突然の息切れ ) 静脈血栓症 ( 下肢のむくみ 痛み ) などが報告されています 長時間動かないでじっとしている人 長期間病床にある人 肥満の人 脱水状態の人は特にこれらの症状に注意してください アルコールを含む飲食物はこの薬に影響しますので 控えてください 授乳中の人は授乳を中止してください 他の医師を受診する場合や 薬局などで他の薬を購入する場合は 必ずこの薬を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください 副作用は? 特にご注意いただきたい重大な副作用と それぞれの主な自覚症状を記載しました 副作用であれば それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のうち いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です このような場合には ただちに医師または薬剤師に相談してください 重大な副作用主な自覚症状悪性症候群 (Syndrome 38 以上の発熱 ふるえ 意識がうすれる 考えが malin) まとまらない 判断力が低下する 飲み込みにくい あくせいしょうこうぐん ( シンドロームマリン ) 筋肉のこわばり 心室細動しんしつさいどう 心室頻拍しんしつひんぱく 麻痺性イレウスまひせいイレウス 遅発性ジスキネジアちはつせいジスキネジア 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) こうりにょうホルモンふてきごうぶんぴつしょうこうぐん ( エスアイエーディーエイチ ) 無顆粒球症 めまい 眼の前が暗くなる 胸の痛み 胸の不快感 動悸 ( どうき ) 息切れ 動悸 脈が速くなる 吐き気 嘔吐 ( おうと ) 激しい腹痛 食欲不振 腹がはる 便がでない意志に反して舌を動かしたり 出し入れしたり 絶えず噛むような口の動き 意志に反して体が動く けいれん 意識の低下 頭痛 吐き気 嘔吐 食欲不振 発熱 のどの痛み - 3 -

重大な副作用 むかりゅうきゅうしょう 白血球減少はっけっきゅうげんしょう 血小板減少けっしょうばんげんしょう 横紋筋融解症おうもんきんゆうかいしょう 肺塞栓症はいそくせんしょう深部静脈血栓症しんぶじょうみゃくけっせんしょう 肝機能障害かんきのうしょうがい 黄疸おうだん 主な自覚症状発熱 のどの痛み鼻血 歯ぐきの出血 あおあざができる 皮下出血 出血が止まりにくい脱力感 手のしびれ 手足のこわばり 足のしびれ 筋肉の痛み 尿が赤褐色になる突然の息切れ 胸の痛み 血を吐く下肢のむくみ 手足の爪が青紫 ~ 暗紫色になる 下肢の痛みとはれからだがだるい 白目が黄色くなる 吐き気 嘔吐 食欲不振 かゆみ 皮膚が黄色くなる 尿の色が濃くなる白目が黄色くなる 皮膚が黄色くなる 尿が褐色になる 以上の自覚症状を 副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりです これらの症状に気づいたら 重大な副作用ごとの表をご覧ください 部位自覚症状全身 38 以上の発熱 ふるえ 意志に反して体が動く けいれん 脱力感 からだがだるい 発熱頭部意識がうすれる 考えがまとまらない 判断力が低下する めまい 意識の低下 頭痛顔面鼻血眼眼の前が暗くなる 白目が黄色くなる口や喉飲み込みにくい 吐き気 嘔吐 意志に反して舌を動かしたり 出し入れしたり 絶えず噛むような口の動き のどの痛み 歯ぐきの出血 血を吐く胸部胸の痛み 胸の不快感 動悸 息切れ 吐き気 突然の息切れ腹部吐き気 激しい腹痛 食欲不振 腹がはる手 足脈が速くなる 手のしびれ 手足のこわばり 足のしびれ 下肢のむくみ 手足の爪が青紫 ~ 暗紫色になる 下肢の痛みとはれ皮膚あおあざができる 皮下出血 かゆみ 皮膚が黄色くなる筋肉筋肉のこわばり 筋肉の痛み便便がでない尿尿が赤褐色になる 尿の色が濃くなる 尿が褐色になるその他出血が止まりにくい - 4 -

この薬の形は? 販売名ハロマンス注 50mg ハロマンス注 100mg 性状微黄色 ~ 淡黄褐色澄明の油液 形状 この薬に含まれているのは? 販売名ハロマンス注 50mg ハロマンス注 100mg 有効成分 ハロペリドールデカン酸エステル ( ハロペリドール ) 添加物 ベンジルアルコール ゴマ油 この薬についてのお問い合わせ先は? 症状 使用方法 副作用などのより詳しい質問がある場合は 主治医や薬剤師にお尋ねください 一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください 製造販売会社 : ヤンセンファーマ株式会社 発売会社 : 大日本住友製薬株式会社 (https://www.ds-pharma.co.jp/) くすり情報センター電話 :0120-885-736 受付時間 :9 時 ~17 時 30 分 ( 土 日 祝日 その他当社の休業日を除く ) - 5 -