オムロン UPS & VMware 構成事例集
1. 構成図 1 (BN150T) 全体サーバの 1 台 UPS 構成例 電源 ESXi ホスト 2 台 vcenter 及びストレージを 1 台の UPS 電源で構成する 構成図の説明 AC 電源の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter への Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャッダウンを行う UPS は再起動時に時間差を設ける必要があるので 出力コンセント制御ありでサーバ 4 台の負荷容量をサポートする機種選定が必要 SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 ( 出力コンセント A: ストレージ B:vCenter C:ESXi を接続する ) AC Power :outlet A :outlet B :outlet C /4:ESXi :vcenter 2. timer:120s (/3/4)error 4. 出力 A 開始 遅延時間 :0s 6. 出力 C 開始遅延時間 :480s 5. 出力 B 開始遅延時間 :60s 台の一番簡単な構成で省スペース
2. 構成図 2 (BN150T) (BN150T) 192.168.1.51 電源 2 全体サーバの冗長 UPS 構成例 電源 1 ESXi ホスト 2 台 vcenter サーバ ストレージに対して 台で組んだ冗長電源から給電する構成 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台 vcenter およびストレージに対して 2 台の UPS による冗長電源で構成する AC 電源全体 ( 電源 1+ 電源 2) の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする AC 電源 1 または AC 電源 2 のどちらかのみ停電した場合 本構成はシャットダウンせず稼動を継続する ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 UPS は出力コンセント制御機能を持ち サーバ 3 台とストレージの負荷容量をサポートする機種を使用する ( 出力コンセント A: ストレージ B:vCenter C:ESXi を接続する ) AC1/AC2 Power /2 outlet A /2 outlet B /2 outlet C /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4. 出力 A 開始 遅延時間 :0s 6. 出力 C 開始遅延時間 :480s 5. 出力 B 開始遅延時間 :60s 台の一番簡単な冗長電源構成
3. 構成図 3 Server1 (NetApp 192.168.1.62 UPS4 192.168.1.63 192.168.1.61 全体サーバの別 UPS 構成例 電源 ESXi ホスト 2 台 vcenter とストレージを各々別の UPS 4 台で構成する 構成図の説明 AC 電源の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 AC Power outlet outlet /4 outlet /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4. 再起動 遅延時間 :0s 6./4 再起動遅延時間 :480s 5. 再起動遅延時間 :60s UPS4 台の電源構成でサーバが互いに離れている場合に対応
4. 構成図 4-1 192.168.1.61 (ESXi)2 台の冗長 UPS 構成例 1 電源 ESXi ホスト 2 台を 台で組んだ冗長電源から vcenter サーバとストレージを 1 台の UPS から給電する構成 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台に対して 2 台の UPS による冗長電源で構成し vcenter およびストレージを別の UPS で構成する AC 電源の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 vcenter/ ストレージ用の は出力コンセント制御機能を持つ機種を使用する ( 出力コンセント A: ストレージ B:vCenter を接続する ) AC Power outleta outletb /3 outlet /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4. 出力 A 遅延時間 :0s 6./3 再起動遅延時間 :480s 5. 出力 B 遅延時間 :60s ESXi サーバだけを冗長 UPS で構成 Storage と vcenter が同じ場所の場合は別の 台で構成
5. 構成図 4-2 Server1 (NetApp 192.168.1.62 UPS4 192.168.1.63 192.168.1.61 (ESXi)2 台の冗長 UPS 構成例 2 電源 ESXi ホスト 2 台を電源冗長化し vcenter とストレージを各々別の UPS 電源で構成する 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台に対して 2 台の UPS による冗長電源で構成し vcenter およびストレージを各々別の UPS で構成する AC 電源の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 ESXi ホスト用の各 UPS はサーバ 2 台の負荷容量をサポートする機種選定が必要 AC Power outlet outlet /4 outlet /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4. 再起 動遅延時間 :0s 6./4 再起動遅延時間 :480s 5. 再起動遅延時間 :60s ESXi サーバだけを冗長 UPS で構成 Storage と vcenter が別の場所の場合各々別の UPS で構成
6. 構成図 5 192.168.1.51 2 台と vcenter の冗長 UPS 構成例 電源 ESXi ホスト 2 台と vcenter を電源冗長化し ストレージは別の UPS を使い合計 3 台の UPS で構成する 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台及び vcenter 用の冗長 台とストレージ用の 台で合計 3 台の UPS で構成する AC 電源の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 ESXi ホスト及び vcenter 用の各 UPS は出力コンセント制御ありでサーバ 3 台の負荷容量をサポートする機種選定が必要 ( 冗長電源の出力コンセント A:vCenter B:ESXi を接続する ) AC Power outlet /3 outlet A /3 outlet B /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4. 再起 動遅延時間 :0s 6./3 出力 B 遅延時間 :420s 5./3 出力 A 遅延時間 :60s ESXi サーバと vcenter を冗長 UPS で構成 Storage だけ別の場所の場合別の UPS で構成
7. 構成図 6 UPS4 192.168.1.61 (ESXi)2 台の冗長構成と vcenter とストレージの冗長構成 192.168.1.51 電源 2 電源 1 ESXi ホスト 2 台を電源冗長化し vcenter とストレージを各々別の UPS を使い合計 4 台の UPS で構成する 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台を電源冗長化し vcenter とストレージを別途電源冗長化し合計 4 台の UPS で構成する AC 電源全体 ( 電源 1+ 電源 2) の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする AC 電源 1 または AC 電源 2 のどちらかのみ停電した場合 本構成はシャットダウンせず稼動を継続する ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 /2 は出力コンセント制御機能を持ち /2/3/4 各々の UPS は該当サーバ 2 台の負荷容量をサポートする機種を使用する (/2 出力コンセント A: ストレージ B:vCenter を接続する ) AC1/AC2 Power /2 outlet A /2 outlet B /4 outlet /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4./2 出力 A 遅延時間 :0s 5./4 再起動遅延時間 :480s 5./2 出力 B 遅延時間 :60s ESXi サーバを冗長電源で構成 Storage と vcenter が EXSi と離れている場合別の冗長電源で構成
8. 構成図 7 UPS4 192.168.1.51 (ESXi)2 台と vcenter の冗長構成とストレージの冗長構成 192.168.1.61 電源 1 電源 2 ESXi ホスト 2 台 vcenter を電源冗長化し ストレージを別の 台で冗長化し合計 4 台の UPS で構成する 構成図の説明 ESXi ホスト 2 台と vcenter を電源冗長化し ストレージを別途電源冗長化し合計 4 台の UPS で構成する AC 電源全体 ( 電源 1+ 電源 2) の停電発生時にストレージを含む本構成全体をシャットダウンする AC 電源 1 または AC 電源 2 のどちらかのみ停電した場合 本構成はシャットダウンせず稼動を継続する ESXi ホストおよび vcenter は PAVH で設定した待機時間経過後にシャットダウンを行う ストレージは他のサーバが全部シャットダウンしてから最後にシャットダウンする必要があるので SC20G2 から ESXi と vcenter に対して行っている Ping 監視の応答エラーをトリガーに SC20G2 からのスクリプト送信によりシャットダウンを行う SC20G2 のファームウェアは Ver3.04 以降必須 /4 は出力コンセント制御機能を持ち該当サーバ 3 台の負荷容量をサポートする機種を使用する (/4 出力コンセント A:vCenter B:ESXi を接続する ) AC1/AC2 Power /2 outlet /4 outlet A /4 outlet B /4:ESXi :vcenter (/3/4)error 4./2 再起 動遅延時間 :0s 6./4 出力 B 遅延時間 :420s 5./4 出力 A 遅延時間 :60s ESXi サーバと vcente を冗長電源で構成 Storager だけが離れている場合別の冗長電源で構成
9. ストレージ用シャットダウンスクリプトの例 <NetApp Clustered data ONTAP8.3> rcv=login: snd=$u1 rcv=password: snd=$p1 rcv=::> snd=system node halt * rcv={y n}: snd=y rcv={y n}: snd=y rcv={y n}: snd=y rcv={y n}: snd=y <MSA> rcv=login: snd=$u1 rcv=password: snd=$p1 rcv=# snd=shutdown both rcv=(y/n) snd=y