特定非営利活動法人ひらかた環境ネットワーク会議 中期経営プラン ( 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 ) 特定非営利活動法人ひらかた環境ネットワーク会議 平成 28 年 3 月 1

Similar documents

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

<4D F736F F D208ED089EF959F8E C82A082E482DD928692B78AFA8C7689E E358C8E816A2E646F63>

p00000Ł\”ƒ…|…X…^†[.pdf

活動状況調査

平成 30 年度事業報告について ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) ( 特定非営利活動に係る事業 ) 1. 特定非営利活動に係る事業 (1) 事業の成果 地球温暖化対策の推進に関する法律 第 24 条の規定に基づき 川崎市において設置された 川崎市地球温暖

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

1.日本家族社会学会会則_ 施行

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

施策吊

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

Microsoft Word - 02_福利厚生会260910

ファンズスポーツクラブ宮前規約 第一章 総則 ( 名称 ) 第一条 ( 所在 ) 第二条 ( 目的 ) 第三条 ( 事業 ) 第四条 本クラブは ファンズスポーツクラブ宮前 ( 以下 本クラブ という ) と称 し 運営 管理は 特定非営利活動法人ファンズアスリートクラブ ( 以下 当 法人 という

基本指針の概要 1 基本指針改定の趣旨近年 地域社会における社会的課題が多様化 複雑化する中 行政 企業 NPO 自治会などが互いに協力して課題解決に取り組み 地域社会をより住み良いものとしていくことが今後ますます重要となっています このため 従前の NPO 活動に関する基本指針 の基本的な考え方を

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

法人名 ( 団体名 ) 公益財団法人川崎市公園緑地協会 所管課 建設緑政局緑政部みどりの企画管理課. 本市が法人に求める経営改善及び連携 活用に関する計画 4 カ年計画の目標緑の保全と緑豊かな街づくりの推進及び公園緑地の円滑な運営を通して市民に健全な利用の促進を図り 潤いと安らぎのある街づくりを行う

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

長期総合計画の計画的推進について < 部経営上の課題 取組方針 > H19 年度の各部の経営上の課題 取組方針の協議 < 行政改革 > 財政 人事など経営資源の現状分析 把握 課題についての対処方法の検討 行政改革実施計画の見直し <サマーレビュー > 懸案施策 事業の協議 < 実施計画 > 今後

資 料 1

0-1表紙

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

Microsoft Word - kaisoku

<4D F736F F D F815B A BD90AC E93788E968BC695F18D E352E3135>

12_15_中期計画表紙.ai

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

Microsoft Word - fcgw03wd.DOC

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

今年度も本部 支部との連携を強化し 高等学校を中心とした講師派遣を行い 自立した消費者の育成 支援を図ります また 設立当初より取り組んできた学校における消費者教育用テキストの作成及び講座で会得したスキルを活かし 児童 生徒 学生のみならず 教師や保護者等に対する消費者啓発も行っていく予定です (2

目次 1 当法人に関する事項 (1) 事業の計画 (2) 損益の計画と財産の見通し (3) 主要な事業内容 (4) 会員に関する事項 (5) 職員に関する事項 (6) 役員会等に関する事項 (7) 対処すべき課題 2 役員等に関する事項 (1) 理事 (2) 監事 (3) 評議員 1

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

Microsoft Word 規約

平成18年度標準調査票

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

公益目的支出計画実施報告

11

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

12年~16年

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

第4次日田市行政改革に向けての方針

太白区まちづくり活動助成事業申込書

PowerPoint プレゼンテーション

< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

< F2D91DE E8BE08B8B D8790CF97A78BE082CC>

PARTNERSHIP_KAWASAKI_cs3.indd

包括規定 案

施策名平成 30 年度施策マネジメントシート2 ( 平成 29 年度目標達成度評価 ) 7 4 開かれた議会運営の推進 3 基本計画期間で解決すべき施策の課題 ( 総合計画書より ) 市民への議会広報活動の充実を図るため 分かりやすい議会だよりの作成を行う必要がある インターネットを利用した本会議の

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

各取組は PDCA サイクルを回し効果を評価し 目標が達成できない見通しとなったときは さらなる総量の縮減や取組 体制の強化等 基本方針等を見直します [ 図表 40] [ 図表 40:PDCA サイクル ] 計画修正 Action 計画修正 Action Plan Check 計画等修正 Acti

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

PowerPoint プレゼンテーション

OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

特定非営利活動促進法第29条第1項関係書類記載例

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

3 4


総括的事項について 推進プラン全体に関するもの (2 件 ) 1 行政改革の推進プランであるにもかかわらず コスト削減に関する推進項目やプログラムが少ないのではないか 本市では 過去数次にわたる行政改革のプラン実施において 取り組む必要があると考えられる取組については 可能な限り取り組んできたところ

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

1 貴重な自然環境を継承するため 保全活動に取り組みます 指標目標の推移 指標目標 米代川やきみまち阪 風の松原などの豊かな自然を他に誇れると思う市民の割合 ( 市民意識調査 ) 松くい虫被害量 計画策定目標値 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H19 年度 (H

指標名単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 8 年度 9 年度 事業の活活動量動 指実標績の数値化 計画 実績 記述欄 数値化できない場合八代市と北海市との友好関係を深めるため受入れを行うものであり 数値化することは困難である 指標名指標設定の考え方単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

公表監第 3 号 地方自治法第 199 条第 9 項の規定により提出した定期監査 ( 環境局 ) 出資団体監査 ( 財団法人西宮市都市整備公社 ) 財政援助団体監査 ( 特定非営利活動法人西宮市シニ アライフ協会 ) 指定管理者監査 ( パーク二四 株式会社 ) の結果報告に対して 西宮市長 より措

受付番号 Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs [ 国内助成 ] 2019 年募集 新規助成応募企画書 ( 様式 1) パナソニック株式会社御中 応募要項に記載の 個人情報の取り扱い に同意の上 応募します 応募日 :2019 年月日 (1) 応募団体

間を検討する 締約国が提出した 貢献 は 公的な登録簿に記録される 締約国は 貢献 ( による排出 吸収量 ) を計算する また 計算においては 環境の保全 透明性 正確性 完全性 比較可能性及び整合性を促進し 並びに二重計上の回避を確保する 締約国は 各国の異なる事情に照らしたそれぞれ共通に有して

北見市総合計画.indd

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

三鷹市健康福祉総合計画2022

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

平成27年度事業計画書

平成  年度事業報告

untitled

クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

平成22 年 11月 15日

Transcription:

特定非営利活動法人ひらかた環境ネットワーク会議 中期経営プラン ( 28 度 ~ 32 度 ) 特定非営利活動法人ひらかた環境ネットワーク会議 28 3 月 1

1 策定の目的 (1) 策定の背景 趣旨 15 10 月 国は 持続可能な社会の構築に向け 健全で恵み豊かな環境を維持し 現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的に 環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律 ( 旧環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律 ) を施行しました これにより 市民等の環境保全活動への参加を促し より一層広げていくための取り組みが進められている中 市 市民 事業者の架け橋となり 本市域の環境保全活動の中心的な役割を担うことを目的に ひらかた環境ネットワーク会議を設立しました 最近では 昨末にフランスのパリで開かれたCOP21 で 京都議定書の採択以来 18 ぶりの新たな枠組みとなる パリ協定 が締結されるなど 世界でも環境問題への取り組みに向け大きく動きを見せています また 本市域においても 地球温暖化の問題や異常気象 さらには 東日本大震災以降に大きくクローズアップされたエネルギー問題など 数多くの課題に対応が求められています このような状況のもと 山積する環境問題に市と連携して取り組みを続け 特定非営利活動法人の設立から 10 という節目のを迎えるひらかた環境ネットワーク会議の更なる飛躍 経営基盤の安定を図るため その指針となる中期的 経営プラン を策定するものです (2) 計画期間 28 4 月 1 日 ~ 33 3 月 31 日 2

2 ( 特活 ) ひらかた環境ネットワーク会議の概要 (1) 設立の経緯枚方市は 10 4 月に 枚方市環境基本条例 を施行し その理念に基づき環境保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため 13 に 第 1 次枚方市環境基本計画 を策定し その中で ( 仮称 ) 枚方環境ネットワークの設置を明記しました その後 2 間の準備期間を経て 環境活動への関心と意欲を持つ市民 事業者 行政がパートナーシップを形し 自ら環境保全活動に取り組むとともに 市内で環境保全活動を行っている各種団体を支援する 中間支援組織 として 16 2 月に ひらかた環境ネットワーク会議 を設立しました 18 4 月には 大阪府より特定非営利活動法人としての認証を受け 25 4 月のサプリ村野リニューアルオープンに合わせて サプリ村野内に設置した 環境情報コーナー の管理運営を受託するとともに 活動の拠点を同コーナー内に移転しました 3

(3) 法人の目的 事業概要等 設立月日設立根拠等設立目的活動の種類主な事業主な受託事業等役員 会員数 16 2 月 15 日 ( 18 4 月 3 日法人格取得 ) 枚方市環境基本条例第 9 条に基づき策定された 第 1 次枚方市環境基本計画第 5 章第 1 項の (3) 環境活動への関心と意欲を持つ市民 事業者 行政がパートナーシップを形し 自ら環境保全活動に取り組むとともに 中間支援組織 として市内で環境保全活動を行っている各種団体を支援すること (1) 環境の保全を図る活動 (2) まちづくりの推進を図る活動 (3) 社会教育の推進を図る活動 (4) 地域安全活動 (5) 前各号に掲げる活動を行う団体の運営または活動に関する連絡 助言または援助の活動 (1) 環境家計簿 我が家のエコノート の普及事業や省エネコンテスト等の温暖化対策事業 (2) 環境活動スターター講座 をはじめとする各種環境講座開催事業 (3) 環境活動団体支援等の中間支援事業 (4) 環境啓発や環境団体の交流を図る場としてのエコフォーラム開催事業 (5) 公共交通利用促進の PR 事業 (6) 環境教育支援事業 (7) その他 枚方市環境基本計画 に掲げられている施策に準ずる事業 (1) 環境情報コーナー等管理運営業務 (2) 枚方市学習環境整備 PFI 事業 (3) ひらかた交通タウンマップの更新と印刷役員 : 理事 17 名 ( 内理事長 1 副理事長 2) 監事 2 名会員数 :154 名 ( 28 3 月末現在 ) 4

3 今後の活動内容について (1) 目指すべき姿 ひらかた環境ネットワーク会議 は 市民 事業者 行政がネットワークをつくり 枚方の環境問題に取り組み 三者がともに学び知恵を出し合い 議論を重ね 行動を起こすことで 地球規模の環境問題の解決につなげていくことを目指し設立されました ふるさとのまち枚方をゆとりと潤いのある 環境先進都市 となることを目指し 市民 事業者 行政の協働し 環境保全活動に取り組む人々の交流の場の提供 情報の集積および研究 発信を続け 市民から信頼される魅力ある組織づくりに取り組んでいきます (2) 現状と課題環境ネットワーク会議がNPO 法人となった 18 度以降 様々な取り組みを進めてきましたが 当法人の活動内容が市民に十分に認知されていないことなどの要因により 会員数は 図 1のとおり 19 度をピークに減少し 23 度から ほぼ横ばいで推移しており 伸び悩んでいます 今後 当法人の活動の幅を広げ より一層の魅力向上に努めさらなる会員の増加を図ることで 組織運営の安定化を図り 魅力のある取り組みを進める必要があります 図 1: 会員の推移について 5

(3) 目標の設定本計画は当法人の組織 財政運営に関わる 32 度までの 5 間の基本的な目標を示すものです 第 2 次環境基本計画のめざすべき環境像の実現に向けて 当法人が継続的して環境への取り組みを行っていくための基盤を強化するため 魅力向上による会員数の拡大 財政基盤の強化 事業内容の充実 事業に対する認知度の向上 を目標とします 1 魅力向上による会員数の拡大 環境に関する様々な取り組みを企画し より多くの市民に本会の活動を知っていただけるよう努めるとともに 市民に応援してもらえる魅力ある組織づくりに引き続き取り組むことで 会員数の拡大に努めます 2 財政基盤の強化 各種助金の獲得に取り組むとともに社会的に意義のある事業を行うことにより 当法人の活動を応援していただける事業者の増加を図り 財政基盤の強化を図ります 3 事業内容の充実 現在実施している事業に加え 新規事業も企画し 下記の 7 つの取り組みを P DCA サイクルで進め 充実を図っていきます ア 地球温暖化対策事業 として 環境家計簿や省エネコンテストに加え ごみ減量の啓発活動イ環境保全意識の向上と意欲の増進を目的とした出前授業ウ各種環境講座エ環境情報コーナーの広報活動と展示内容の充実オ学校版環境マネジメントシステム支援事業カ上記 オの事業の向上を目的とした担い手育事業キ再生可能エネルギーの普及 促進を目的としたセミナーや相談会の開催 6

4 事業に対する認知度の向上 当法人の広報媒体である会報誌 環境ひらかた の設置場所を見直すことで より多くの市民に手に取ってもらえるよう改善します また メルマガや PC 情報発信サイト エフエムひらかた等の活用や 各所で開催されるイベント等を活用し 当法人が行っている事業に対する認知度の向上を図ります (4) 指標の設定 各目標における指標を表 1 のとおりに設定し 計画期間内での目標達に向けて 進捗管理を行います 表 1: 各目標における指標 目標または事業名 魅力向上による会員数の拡大 200 名 最終度における目標数値 会費収入 750,000 円 財政基盤の強化 事業内容の充実 我が家のエコノート 出前授業 各種環境講座 協賛金収入 200,000 円助金収入及び事業収入は現状維持延べ 500 人間延べ実施回数 30 回延べ受講者数 500 人 事業に対する認知度の向上 担い手育事業 担い手者数 20 名 環境ひらかた配布数 5,000 部 メルマガ配信回数 24 回 7

4 必要な人員について (1) 体制の現状と課題 当法人は 図 2 のように 市民 事業者 行政からなる会員で構され 大 きく 4 つからなる組織で運営されています 図 2: 組織図 8

それぞれの組織における役割は次の通りです 1 総会 : 事業計画や予算 決算 更に定款の変更等の議決 2 理事会 : 総会に付議すべき事項や 総会の議決した事項の執行に関する事項等の議決 3 運営委員会 : 事業の円滑な遂行 4 部会 : 本会の目的を達する為に具体的な活動の実施 これら運営に関わる組織に加え 法人の事務を処理するため事務局をおいていま す その業務内容については 事務局規則に次のように記載しています 1 ネットワーク会議全体の事業計画の立案 まとめ及びその推進並びに予算計画及び決算等の円滑な遂行 2 各部会と連絡 協調してネットワーク会議の活動 業務遂行のための情報の収集並びに管理及び広報 3 ネットワーク会議の円滑な事業推進のため 内外関連部門との円滑な調整 連絡を図る 事務局業務は 組織を支え 事業を推進する上で 非常に重要な役割を担っています 当法人発足時には 枚方市の正職員と臨時職員の支援を受けていましたが NP O 法人資格取得後には 独自の正職員 2 名の体制をとってきました 現在は 表 2のとおり パート職員 2 名の体制で法人の運営を行っています 今後 組織運営を安定的に行い 活動の輪を広げるためにも 事務局機能の強化は急務となっています 表 2: 職員数の推移 度 職種 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 枚方市正職員 1 1 枚方市臨時職員 1 1 法人雇用正職員 2 2 2 1 1 1 法人雇用臨時職員 1 1 1 2 2 2 2 24 度以降の臨時職員については週 3 日程度の勤務 9

(2) 今後の体制 専門性を持ち 当法人の設立趣旨並びに これまでの経緯や事業目的及び活動を理解している 常勤の事務局長を置き その下に複数の職員を配置し 事務局体制の強化を図ります そのためには財政基盤を強化しなければならないと考えます また 事務局長を中心とした事務局体制を確立し ボランティアスタッフと共に環境ネットワーク会議の目的である 枚方市環境基本計画 に基づく各種施策の推進にあたります 10

5 財務内容について (1) 現在の財務状況本会の発足時からの財務状況は資料 3のとおりです 27 度の当法人の財務状況を収入面で見てみると 図 3のとおり事業収入が約 6 割を占める他 補助金収入 会費収入 協賛金 寄付金収入 助金収入 雑収入で構されております また 支出面では 事業費が総支出の 65.5% 管理費は 34.5% となっています 図 3: 27 度収入及び支出の構比 (2) 今後の財務状況本会の発足時からの財務状況は資料 3のとおりです 本会が 特定非営利活動法人となった 18 度から 22 度までは市からの運営費補助を受けていましたが 23 度以降は 本会の自立を促進するため事業費補助へと切り替えられました それに伴い 補助金収入は 27 度には約 156 万円まで減少しています また 25 度から 環境情報コーナーの運営業務を受託したことにより 27 度の委託収入は約 112 万円となっています 27 度の間収入の 3 割以上をこの 2 つの収入が占めており 今後 本会の運営の自立度を高めるためには 自主財源のより一層の拡大が急務となっています そのためにも 事務局の担当者のスキルアップを図ることで 公募されている各種補助金の助が受けられるように努めていきます また あわせて 各種事業に対する企業からの協賛金が得られるよう 本会の魅力向上に努めていきます なお 今後 5 かの収支試算の見込みは 表 3のとおりです 11

表 3: 28 度から 32 度までの収支計画 28 度 29 度 30 度 31 度 32 度 事業収入 5,100 5,120 5,140 5,220 5,250 補助金 1,100 1,100 1,100 1,000 1,000 会費 705 715 725 740 750 協賛金 寄付金 350 360 365 370 380 雑収入 3 3 3 3 3 収入計 7,258 7,298 7,333 7,333 7,383 事業費 5,000 5,000 5,030 5,050 5,100 管理費 2,258 2,298 2,303 2,283 2,283 収支差額 0 0 0 0 0 (3) 収支改善に向けた今後の取り組みひらかた環境ネットワーク会議は 枚方市環境基本計画の施策の推進パートナーとして その役割を果たすため更なる事業内容の充実を図り 市と協同で環境施策を推進していけるよう取り組んでいきます 一方 会費収入については 資料 2のとおり 21 度をピークに減少が続いていましたが 賛助会員が増加したことなどの理由により 26 度は上向きに転じました 今後も より多くの市民に当法人の活動を理解してもらえるよう取り組みを継続し 会員数の拡大に努めるとともに 新たな事業委託が受けられるよう 組織体制の整備を進め 収入の増加を図っていきます また 経費削減に向けて 事務局体制を見直し 効率的な事務執行体制の構築や諸経費の削減に努めていきます 12

6 進行管理について 事業の進捗管理や目標達については各担当部会が また財政基盤の強化の取り組みについては理事会 運営委員会で それぞれPDCAサイクルにより度ごとに進行管理を行い 次度へとつなげていきます 13

資料 1 補助金額の推移 資料 2 会費収入の推移 14

資料 3 財務状況 度 経常収入 経常支出 会費収入 事業収入 補助金収入助金収入協賛金 寄付金収入 雑収入 合計 事業費 管理費 合計 15 16 度 389,000 0 1,233,571 0 0 31,604 1,654,175 389,339 1,264,836 1,654,175 17 度 439,000 44,902 1,274,669 0 401,000 0 2,159,571 1,006,564 1,153,007 2,159,571 18 度 640,000 855,130 6,844,000 488,000 662,307 12,503 9,501,940 2,516,251 6,629,961 9,146,212 19 度 592,000 1,977,241 6,844,000 1,035,000 572,766 10,494 11,031,501 3,709,231 7,107,922 10,817,153 20 度 539,000 3,681,976 6,844,000 858,359 157,946 53,006 12,134,287 4,977,090 6,916,537 11,893,627 21 度 791,000 2,292,673 6,086,000 782,000 361,939 6,602 10,320,214 4,660,932 5,615,434 10,276,366 22 度 747,000 2,621,724 4,361,000 655,566 680,671 57,466 9,123,427 3,750,632 5,359,904 9,110,536 23 度 664,000 3,321,257 2,434,000 0 628,398 65,690 7,113,345 4,216,285 2,327,391 6,543,676 24 度 655,000 3,272,270 2,434,000 0 638,687 125,280 7,125,237 4,169,779 2,027,183 6,196,962 25 度 653,000 3,562,725 1,650,000 100,000 552,929 17,783 6,536,437 4,926,529 2,066,588 6,993,117 26 度 705,000 5,117,114 1,599,700 70,000 530,417 4,222 8,026,453 3,993,756 2,597,346 6,591,102 27 度 687,000 4,655,216 1,562,000 0 688,225 1,081 7,593,522 4,378,464 2,301,236 6,679,700 資料 4 収入予測 15