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マルチテナント コンテナ データベースの物理構造 CDB システム コンテナ CDB$ROOT PDB$SEED アプリケーション コンテナ REDO ログ ファイル アーカイブ REDO ログ ファイル 制御ファイル 初期化パラメータ ファイル SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO PDB1 PDB2 SYSTEM SYSTEM SYSAUX SYSAUX USERS TEMP UNDO USERS TEMP UNDO SYSTEM SYSAUX TEMP UNDO PDB N SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO APP ROOT SYSTEM SYSAUX USERS TEMP APP UNDO PDB1 APP PDB2 SYSTEM SYSTEM SYSAUX SYSAUX USERS TEMP UNDO USERS TEMP UNDO APP SEED SYSTEM SYSAUX TEMP UNDO APP PDB N SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO 5

用語について (1) CDB ルート ( または単にルート ) スキーマ スキーマ オブジェクトおよび非スキーマ オブジェクトの集合で すべての PDB が属しています ルート コンテナには CDB$ROOT という名前が付いています Oracle 提供のメタデータおよび共通ユーザーが格納されます メタデータの例として Oracle 提供の PL/SQL パッケージのソース コードがあります 共通ユーザーとは すべてのコンテナで認識されるデータベース ユーザーです システム コンテナ ルート CDB および CDB 内のすべての PDB が含まれます このように システム コンテナは CDB 自体の論理コンテナです ( ユーザー定義 )PDB PDB には特定の機能セットに必要なデータおよびコードが格納されています アプリケーションの観点からすると PDB は全機能を備えた自己完結型の Oracle Database です 6

用語について (2) シード PDB(PDB$SEED) シード PDB は システム提供のテンプレートで CDB ではこれを使用して新しい PDB を作成できます シード PDB には PDB$SEED の名前が付いています PDB$SEED では オブジェクトの追加や変更はできません アプリケーション コンテナ ひとつのアプリケーション ルートと このルートに接続している PDB で構成されます アプリケーション コンテナにはアプリケーション ルートに接続している PDB のみが含まれます アプリケーション ルートは CDB ルートに属しており 他のコンテナには属しません アプリケーション PDB PDB がアプリケーション コンテナに属す場合 これはアプリケーション PDB になります アプリケーション シード ユーザー作成の PDB テンプレートとして機能するオプションのアプリケーション PDB です 7

制御ファイルからみる構造 alter database backup controlfile to trace; STARTUP NOMOUNT CREATE CONTROLFILE REUSE DATABASE "ORCL" NORESETLOGS ARCHIVELOG MAXLOGFILES 16 MAXLOGMEMBERS 3 MAXDATAFILES 1024 MAXINSTANCES 8 MAXLOGHISTORY 292 LOGFILE GROUP 1 '/u01/app/oracle/oradata/orcl/redo01.log' SIZE 200M BLOCKSIZE 512, GROUP 2 '/u01/app/oracle/oradata/orcl/redo02.log' SIZE 200M BLOCKSIZE 512, GROUP 3 '/u01/app/oracle/oradata/orcl/redo03.log' SIZE 200M BLOCKSIZE 512 -- STANDBY LOGFILE 8

制御ファイルからみる構造 DATAFILE '/u01/app/oracle/oradata/orcl/system01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/sysaux01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/undotbs01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdbseed/system01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdbseed/sysaux01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/users01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdbseed/undotbs01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdb1/system01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdb1/sysaux01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdb1/undotbs01.dbf', '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdb1/users01.dbf' CHARACTER SET AL32UTF8 ; CDB$ROOT PDB$SEED CDB$ROOT PDB$SEED PDB 9

制御ファイルからみる構造 -- Commands to re-create incarnation table -- Below log names MUST be changed to existing filenames on -- disk. Any one log file from each branch can be used to -- re-create incarnation records. -- ALTER DATABASE REGISTER LOGFILE '/u01/app/oracle/fast_recovery_area/orcl/orcl/archivelog/2018_10_16/o1_mf_1_1_%u_.arc'; -- ALTER DATABASE REGISTER LOGFILE '/u01/app/oracle/fast_recovery_area/orcl/orcl/archivelog/2018_10_16/o1_mf_1_1_%u_.arc'; -- Recovery is required if any of the datafiles are restored backups, -- or if the last shutdown was not normal or immediate. RECOVER DATABASE -- All logs need archiving and a log switch is needed. ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG ALL; -- Database can now be opened normally. ALTER DATABASE OPEN; -- Open all the PDBs. ALTER PLUGGABLE DATABASE ALL OPEN; 10

制御ファイルからみる構造 -- Commands to add tempfiles to temporary tablespaces. -- Online tempfiles have complete space information. -- Other tempfiles may require adjustment. ALTER TABLESPACE TEMP ADD TEMPFILE '/u01/app/oracle/oradata/orcl/temp01.dbf' SIZE 135266304 REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 655360 MAXSIZE 32767M; ALTER SESSION SET CONTAINER = PDB$SEED; ALTER TABLESPACE TEMP ADD TEMPFILE '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdbseed/temp012018-07- 24_15-56-22-662-PM.dbf' SIZE 65011712 REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 655360 MAXSIZE 32767M; ALTER SESSION SET CONTAINER = PDB1; ALTER TABLESPACE TEMP ADD TEMPFILE '/u01/app/oracle/oradata/orcl/pdb1/temp01.dbf' SIZE 65011712 REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 655360 MAXSIZE 32767M; ALTER SESSION SET CONTAINER = CDB$ROOT; -- End of tempfile additions. 11

初期化パラメーターファイルからみる構造 create pfile from spfile; *.audit_file_dest='/u01/app/oracle/admin/orcl/adump' *.audit_trail='db' *.compatible='18.0.0' *.control_files='/u01/app/oracle/oradata/orcl/control01.ctl','/u01/app/oracle/fast_recovery_area/orc L/control02.ctl' *.db_block_size=8192 *.db_name='orcl' *.db_recovery_file_dest='/u01/app/oracle/fast_recovery_area/orcl' *.db_recovery_file_dest_size=22918m *.diagnostic_dest='/u01/app/oracle' *.dispatchers='(protocol=tcp) (SERVICE=ORCLXDB)' 12

初期化パラメーターファイルからみる構造 *.enable_pluggable_database=true *.local_listener='listener_orcl' *.nls_language='japanese' *.nls_territory='japan' *.open_cursors=300 *.pga_aggregate_target=798m *.processes=300 *.remote_login_passwordfile='exclusive' *.sga_target=2394m *.undo_tablespace='undotbs1' 13

Non CDB 構成と CDB 構成では インスタンスとしてみるとほとんど違いがない 14

クライアントからの接続 (Non CDB) SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO Non CDB で接続したセッションは インスタンスが持っているすべてのデータファイルに直接読み書きする 15

クライアントからの接続 ( ルート ) CDB$ROOT SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO CDB$ROOT に接続したセッションが直接読み書きできるのは CDB$ROOT の範囲のみ PDB2 SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO PDB2 SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO PDB N SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO それ以外はクロスコンテナの操作 共通ユーザー 別サーバー操作を委譲 PDB がオープンが条件 16

クライアントからの接続 (PDB) PDB SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO METADATA LINK DATA LINK EXTENDED DATA LINK ROOT SYSTEM SYSAUX USERS TEMP UNDO PDB に接続したセッションが直接読み書きできるのは PDB の範囲のみ 3 つの種類のリンクのみ METADATA LINK ( 定義だけが ROOT にある ) DATA LINK ( 定義と全てのデータが ROOT にある ) EXTENDED DATA LINK ( 定義は ROOT でデータは双方にある ) ほとんどは METADATA LINK 17

SHARING について METADATA LINK では 定義情報がルートに存在 PDB が期待している定義情報は ルートと一致している ルートと PDB のバージョンが一致している SQL> select sharing, count(*) from dba_objects group by sharing; SHARING COUNT(*) ------------------ ---------- EXTENDED DATA LINK 206 DATA LINK 237 METADATA LINK 67158 NONE 9778 SQL> 18

Non CDB 構成と PDB では ユーザー セッションからみるとほとんど違いがない 19

Non CDB と CDB の違い Non CDB の運用を PDB の運用に適用する際は要注意 追加機能として開発されている Non CDB でできたことが PDB 単位でできるかは 機能毎に確認が必要 PDB 単位の Flashback Database (12.2 ) PDB 単位での incarnation の reset は不可 (Doc Id: 2298099.1) PDB 単位の RMAN Duplicate (18c ) PDB 単位の CPU_COUNT 指定 (12.2 ) PDB 単位のメモリ制限 (12.2 ) PDB 単位のパラレルサーバー制限 (18c ) etc. 20

マルチテナント アーキテクチャ 1 2 3 マルチテナント アーキテクチャ概観 プロビジョニングの種類 今日のデモ シナリオ 21

プロビジョニング方法一覧 18c 以前 PDB$SEED を複製する 既存 PDB を複製する ローカル リモート (DB リンク経由 ) Non CDB を複製する リモート (DB リンク経由 ) Non CDB をプラグする DBMS_PDB.DESCRIBE の使用 既存 PDB をアンプラグ プラグする スナップショット クローン ローカル ファイルシステムに依存 サブセット クローン 対象表領域を選択 メタデータのみのクローン ホット クローン リフレッシュ可能 PDB 再配置 22

プラガブル データベースの作成 (1)PDB$SEED を使用した作成 PDB$SEED から PDB を作成する 構文 例 CREATE PLUGGABLE DATABASE <PDB_NAME> ADMIN USER <USER_NAME> IDENTIFIED BY <PASSWORD> [<OPTIONAL_CLAUSE>]; CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb1 ADMIN USER admin IDENTIFIED BY Pwd; 作成する PDB のデータファイル配置場所は Oracle Managed Files(OMF) や初期化パラメータ PDB_FILE_NAME_CONVERT の設定により異なる FILE_NAME_CONVERT 句を用いて 明示的に指定することも可能 23

プラガブル データベースの作成 (2) 既存の PDB を使用した作成 既存の PDB から 新しい PDB を作成する 構文 CREATE PLUGGABLE DATABASE <TARGET_PDB_NAME> FROM <SOURCE_PDB_NAME> [<OPTIONAL_CLAUSE>]; 例 CREATE PLUGGABLE DATABASE testpdb FROM hrpdb; 同一 CDB 内 ( ローカル ) あるいは異なる CDB 間 ( リモート ) での作成が可能 異なる CDB 間での作成する場合は データベース リンクを使用する 12c R1 ではソースとする PDB は 読み取り専用 (READ ONLY モード ) でオープンされている もしくは処理中のトランザクションがない状態で行う 24

プラガブル データベースの作成 (3) 既存の non-cdb からの作成 既存の non-cdb を PDB として作成する ( 同バージョンの場合 ) あらかじめ CDB を作成し リモート クローンによる作成 構文 CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb1 FROM NON$CDB@<DBLINK>; または CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb1 FROM <NONCDB_DB_NAME>@<DBLINK>; PDB として作成後 noncdb_to_pdb.sql の実行が必要 @$ORACLE_HOME/rdbms/admin/noncdb_to_pdb.sql その他の作成方法 DBMS_PDB パッケージ DB 12c ~ Oracle Data Pump 25

DBMS_PDB パッケージを使用した作成 (4) 作成手順 PDB を作成する CDB を作成し non-cdb を READ ONLY モードで起動する DBMS_PDB.DESCRIBE プロシージャを使用して XML ファイルを作成する non-cdb に対して XML ファイルを生成する場合の実行例 BEGIN DBMS_PDB.DESCRIBE( pdb_descr_file => '/home/oracle/noncdbtopdb1.xml'); END; / 生成した XML ファイルを使用して PDB を作成する USING 句を含む CREATE PLUGGABLE DATABASE 文で作成 PDB を使用する際には作成後に別途オープンを行う 26

プラガブル データベースの作成 (5) 既存の PDB のアンプラグ / プラグによる作成 既存の PDB をアンプラグ ( 取り外し ) とプラグ ( 取り付け ) することによる作成 関連ファイル群の位置情報を含む XML ファイルを生成して作成に使用する 構文 アンプラグ プラグ ALTER PLUGGABLE DATABASE <PDB_NAME> UNPLUG INTO <FILE_LOCATION>; CREATE PLUGGABLE DATABASE <PDB_NAME> [AS CLONE] USING <FILE_LOCATION> [<OPTIONAL_CLAUSE>]; 例 ( アンプラグの場合 ) ALTER PLUGGABLE DATABASE pdb1 UNPLUG INTO '/opt/oracle/pdb1.xml'; 27

プラガブル データベースのアンプラグ PDB の切断と XML ファイルの作成 アンプラグ操作では PDB を CDB から切り離し XML メタデータ ファイルを作成する 12.2 からはデータファイルと xml ファイルを zip で固めた.pdb アーカイブの作成ができる ALTER PLUGGABLE DATABASE 文を使用する CDB1 ALTER PLUGGABLE DATABASE pdb1 UNPLUG INTO '/opt/oracle/pdb1.xml'; PDB1 ALTER PLUGGABLE DATABASE pdb1 UNPLUG INTO /opt/oracle/pdb1.pdb ; (ZIP 圧縮 ) データファイル XML ファイル 1 アンプラグ時に XML ファイルを生成する 28

プラガブル データベースのプラグ XML ファイルを使用した PDB の作成 プラグ操作では アンプラグ時に作成した XML メタデータ ファイルを使用する 12.2 からはデータファイルと xml ファイルを zip で固めた.pdb アーカイブから作成できる CREATE PLUGGABLE DATABASE 文を使用する CDB1 CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb2 USING '/opt/oracle/pdb2.xml'; PDB2 データファイル XML ファイル CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb2 USING '/opt/oracle/pdb2.pdb ; 2 プラグ時には XML ファイルの情報を使用して PDB を作成する 29

プラガブル データベースの削除 DROP PLUGGABLE DATABASE 文による削除 既存の PDB をデータベースから削除する 構文 DROP PLUGGABLE DATABASE <PDB_NAME> [<OPTIONAL_CLAUSE>]; 例 DROP PLUGGABLE DATABASE pdb1 INCLUDING DATAFILES; コマンドでの削除は PDB をクローズしておく ( オープン中の削除操作は不可 ) 削除としては 制御ファイルにリストされているデータファイルの削除を実行 30

スナップショットを利用したクローニング スナップショットを用いた PDB のクローニング 構文 SQL> CREATE PLUGGABLE DATABASE <NEW_PDB> FROM <SOURCE_PDB> SNAPSHOT COPY; コピー オン ライト方式により作成時はブロックへのポインタのみを記録 短時間でのクローニングが可能 必要なディスク容量の削減が期待できる データ更新時には 更新を実行する前に該当ブロックをスナップショット領域へコピー 開発やテスト環境での PDB クローニングに便利 PDB の利用期間が短いが多くのクローンが必要 またデータの変更が少ないような場合 スナップショットによるクローニング スナップショット領域 31

特定の表領域のみをコピーするサブセット クローン 既存データベースの表領域を指定して PDB を作成する 構文 SQL> CREATE PLUGGABLE DATABASE pdb1 USING '/tmp/noncdb.xml' copy USER_TABLESPACES = 'usertbs01,usertbs03' TEMPFILE REUSE; USER_TABLESPACES 句による指定 SYSTEM SYSAUX TEMP 表領域は指定できない ユーザー定義の表領域はカンマ区切りで複数指定することが可能 指定しなかった表領域は OFFLINE として表示される 32

メタデータのみのクローン データ ディクショナリのみを対象に PDB のクローニングを実行する 構文 SQL> CREATE PLUGGABLE DATABASE pdba FROM pdb1 NO DATA; NO DATA 句は PDBのクローニング時のみ指定可能 SYSTEMおよびSYSAUX 表領域に含まれるユーザー データは対象外 PDBに以下のタイプの表を含む場合は実行できない 索引構成表 キュー表 クラスタ表等 33

PDB ホット クローン PDB ホット クローン オンラインでテスト マスターを作成 Cloud CRM スナップ クローン スナップ クローン CRM Dev1 CRM Dev2 ホット クローン 開発者 Pricing Retail CRM On-Premises 34

PDB リフレッシュ スナップ クローン PDB Hot Clone Cloud クローン後は同期されていない CRM スナップ クローン CRM Dev1 CRM Dev2 オンラインでテスト マスターを作成 PDB リフレッシュ 最新データによって既存のクローンを増分リフレッシュ 変更分だけをコピーし適用 開発者 Pricing Retail CRM データベースへの変更 On-Premises TIME 35

PDB 再配置 PDB Hot Clone CRM HR オンラインでテスト マスターを作成 PDB Refresh 最新データによって既存のクローンを増分リフレッシュ Cloud PDB 再配置 Pricing Retail CRM ダウンタイム無しで PDB を再配置 On-Premises 36

マルチテナント アーキテクチャ 1 2 3 マルチテナント アーキテクチャ概観 プロビジョニングの種類 今日のデモ シナリオ 37

CDB フリート管理を使ってみる TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53/ords/soe/f?p=100 リードCDB: DB00 TechNight01: ***.***.***.129 作成された PDB の確認 soe_ref リフレッシュ可能 PDB を作る create pluggable database soe_ref from soe@link$clone refresh mode manual keystore identified by "Night0831_"; alter pluggable database soe_ref open read only; TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 38

CDB フリート管理を使ってみる TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53/ords/soe/f?p=100 リードCDB: DB00 TechNight01: ***.***.***.129 作成された PDB の確認 soe_ref soe_dev スナップショットのベースになる PDB を作成する create pluggable database soe_dev from soe_ref keystore identified by "Night0831_"; alter pluggable database soe_dev open read write; alter pluggable database soe_dev open read only force; TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 39

CDB フリート管理を使ってみる スナップショットとしてPDBを5つ作成する create pluggable database soe_0n from soe_dev snapshot copy keystore identified by "Night0831_"; alter pluggable database soe_01 open read write; TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53 /ords/soe/f?p=100 https://***.***.***.193/ords/soe_0n/f?p=dbapp リードCDB: DB00 TechNight01: ***.***.***.129 soe_ref soe_01 soe_dev soe_03 soe_02 soe_05 soe_04 作成された PDB の確認 TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 40

CDB フリート管理を使ってみる TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53/ords/soe/f?p=100 https://***.***.***.193/ords/soe_0n/f?p=100 リードCDB: DB00 TechNight01: ***.***.***.129 soe_ref soe_01 soe_dev soe_03 soe_02 soe_05 soe_04 作成された PDB の確認 TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 41

CDB フリート管理を使ってみる TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53/ords/soe/f?p=100 リード CDB: DB00 作成された PDB の確認 soe_ref 開発環境のリフレッシュのため PDB を削除する alter pluggable database soe_0n close immediate; drop pluggable database soe_0n including datafiles; alter pluggable database soe_dev close immediate; drop pluggable database soe_dev including datafiles; TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 42

CDB フリート管理を使ってみる TechNight01: ***.***.***.53 メンバー CDB: DB01 ( 本番環境を想定 ) https://***.***.***.53/ords/soe/f?p=100 リードCDB: DB00 TechNight01: ***.***.***.129 作成された PDB の確認 soe_ref 元になる PDB をリフレッシュする alter session set container=soe_ref; alter pluggable database close; alter pluggable database refresh; alter pluggable database open read only; TechNight02: ***.***.***.193 メンバー CDB: DB02 ( 開発環境を想定 ) 43

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