Visual Basic Oracle Database 11 Release 1

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対応 DB バージョン ODT 10.1.x.x Oracle 9i Database Release 2 Oracle Database 10g Release 1 ODT 10.2.0.1 Oracle 9i Database Release 2 Oracle Database 10g Release 1 Oracle Database 10g Release 2 対応 Visual Studio Visual Studio.NET 2003 Visual Studio.NET 2003 ODT 10.2.0.2 Oracle8i R8.1.7.4 以降 Visual Studio.NET 2003 Visual Studio 2005 ODT 11.1.0.6 Oracle 9i Database Release 2~ Visual Studio.NET 2003 Visual Studio 2005 Visual Studio 2008 ~ODT 10.2: サーバーエクスプローラとは別 ODT 11.1~: サーバーエクスプローラに統合

~ODT 10.2 ODT 11.1~

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.NET Framework Data Provider for ODBC System.Data.Odbc 名前空間 VB2005 VB2008.NET Framework Data Provider for OLE DB System.Data.Oledb 名前空間.NET Framework Oracle 用データプロバイダ System.Data.OracleClient 名前空間 Oracle Database Oracle Data Provider for.net Oracle.DataAccess 名前空間

Oracle.DataAccess ADO.NET 2.0 OracleParameter OracleDataAdapter Fill/Update メソッド OracleCommand OracleConnection OracleDataReader OracleTransaction DataSet プログラミング Oracle Database Windows コントロール ASP.NET コントロール

(2) データ参照 (2) データ選択 (1) 接続確立 (4) 接続切断 (3) データ参照 DataReader Command Connection DataSet DataAdapter Command Connection (1) データ取得 接続型 DataSet を使わない 非接続型 DataSet を使う Oracle Database

ORACLE_HOME 環境変数が不要なため 同じ PC 上で異なる Oracle Client のバージョンが同時使用可能 アプリから Oracle Database に接続するための最小構成 Oracle Universal Installer によるインストールだけではなく zip ファイルを任意のフォルダに解凍してインストールも可能 path 以外に設定が必要なのは NLS_LANG 環境変数だけ ISV やパートナーは自社アプリと一緒に Oracle Instant Client 配布可

1. アプリケーションの exe ファイルが存在するディレクトリ 2. web.config( またはアプリの ) 3. machine.config 4. レジストリの指定値 5. 環境変数 PATH 値 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <configuration> <oracle.dataaccess.client> <settings> <add name="dllpath" value="c: oracle bin"/> <add name="fetchsize" value="65536"/> <add name="promotabletransaction" value="promotable"/> <add name="statementcachesize" value="10"/> <add name="tracefilename" value="c: odpnet2.trc"/> <add name="tracelevel" value="63"/> <add name="traceoption" value="1"/> </settings> </oracle.dataaccess.client> </configuration>

ASP.NET ユーザとして ODP.NET を実行 ORACLE_HOME の権限がデフォルトで不足 読み取りと実行権限を追加

Oracle Database 製品について Oracleクライアントコンポーネントについて ODP.NETについて OracleConnectionクラスについて

ローカルネーミングメソッド tnsnames.ora に設定 user/pass@ ホスト文字列ホスト文字列 = 接続識別名 = ネットサービス名 接続記述子 = (DESCRIPTION = (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp) (HOST= サーバ名 )(PORT=1521) ) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME= サービス名 ) ) 簡易接続ネーミングメソッド tnsnames.oraが不要 user/pass@ サーバ名 : ポート番号 / サービス名

接続 切断 接続 接続 切断 アプリケーション 接続 切断 ODP.NET DB サーバ User Id={0};Password={1};Data Source= ホスト文字列 ; ODP.NET のデフォルト動作は Pooling=True

接続文字列属性 省略値 説明 Pooling TRUE 接続プーリングの有無 Connection Lifetime 0 接続の最長存続期間 ( 秒 ) Connection Timeout 15 プールから空いた接続を取得するまで待機する最長時間 ( 秒 ) Max Pool Size 100 プール内の最大接続数 Min Pool Size 1 プール内の最小接続数 Incr Pool Size 5 コネクションプール数の増加値 Decr Pool Size 1 コネクションプール数の減少値 Validate Connection FALSE プールから発生した接続の検証の有効化または 無効化

A ユーザ PROXY ユーザ A ユーザの権限で SQL 実行 B ユーザ PROXY ユーザ B ユーザの権限で SQL 実行 C ユーザ PROXY ユーザ C ユーザの権限で SQL 実行 WEB ブラウザ WEB サーバ DB サーバ User Id={0};Password={1};Data Source= ホスト文字列 ;Proxy User Id=proxyuser;Proxy Password=proxypass;