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目次 はじめに... 1 1. インストール... 2 1.1 インストール前の確認と準備... 2 1.2 インストール... 5 1.3 ライセンスキーの登録... 10 2. 運用開始のための設定... 12 2.1 環境設定ウィザード... 12 3. 補足情報... 19 4. 製品情報と無償トレーニング情報... 21 4.1 製品情報および FAQ はこちら... 21 4.2 トレーニング情報... 21 4.2.1 無償トレーニング... 21 変更履歴 : 2017 年 3 月 v1.0 作成 2017 年 6 月 v1.1 Update1 情報反映及び一部内容追加 誤字修正 2018 年 11 月 v1.2 Update4 情報反映及び一部内容追加 誤字修正注意 : この資料は 2018 年 11 月現在の製品をもとに記述していますすべての製品名 サービス名 会社名およびロゴは 各社の商標 または登録商標です 本ガイドは情報提供のみを目的としています Arcserve は本情報の正確性または完全性に対して一切の責任を負いません Arcserve は 該当する法律が許す範囲で いかなる種類の保証 ( 商品性 特定の目的に対する適合性または非侵害に関する黙示の保証を含みます ( ただし これに限定されません )) も伴わずに このドキュメントを 現状有償で 提供します Arcserve は 利益損失 投資損失 事業中断 営業権の喪失 またはデータの喪失など ( ただし これに限定されません ) このドキュメントに関連する直接損害または間接損害については Arcserve がその損害の可能性の通知を明示的に受けていた場合であっても一切の責任を負いません Copyright 2017-2018 Arcserve, LLC and / or one of its subsidiaries. All rights reserved.

はじめに Arcserve Unified Data Protection ( 以降 UDP と表記 ) は 非常に 簡単 かつ 手頃 なディスクベースのシステム保護ソリューションです 単体サーバで構成される小規模なコンピューティング環境にも 複数サーバで構成される大規模なコンピューティング環境のニーズにも必要とされるバックアップ リカバリ機能を提供します 導入から運用を開始するまで ほんのわずかな時間と設定で済むだけでなく 一度運用を始めると専門知識や手間をかける必要がほとんどないため バックアップ運用管理者の手薄な拠点や小規模な部門でも安心してお使いいただくことができます 本ガイドでは サーバ管理やバックアップ運用経験の少ない方でも 簡単に UDP の環境構築を行っていただけるよう ステップバイステップでインストールから運用開始までの手順を説明しています なお 本ガイドでは以下のような環境で UDP のすべてのコンポーネントを 1 台のサーバに構築することを想定していますが マシン性能によってはコンソールと復旧ポイントサーバを別マシンに分けて導入することも検討してください 導入に必要なメモリやディスクは動作要件で確認いただけます < 動作要件 > https://support.arcserve.com/s/article/212366726?language=ja < 参考 > Arcserve UDP のコンポーネントについて : UDP エージェント : バックアップおよびリストアを実行します UDP 復旧ポイントサーバ (Recovery Point Server: RPS) : バックアップデータ ( 復旧ポイント ) を保管するデータストアを提供します (UDP エージェントが同時にインストールされます ) UDP 管理コンソール : バックアップ対象やバックアップスケジュールの管理 および操作画面を提供します 統合管理を行う場合に導入します Page: 1

1. インストール 本ガイドでは Arcserve UDP エージェント Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ Arcserve UDP コンソール計 3 コンポーネントをすべてインストールする手順をご説明します 説明手順は ご使用の環境により一部手順が異なる場合がありますのでご注意ください インストールの必要なディスク要件は 環境により異なりますので下記動作要件をご参照下さい 動作要件の参照先 : https://support.arcserve.com/s/article/212366726?language=ja 1.1 インストール前の確認と準備 Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 環境の場合 Arcserve UDP をインストールする前に あらかじめ.NET Framework 3.5 SP1 を導入する必要があります.NET Framework 3.5 SP1 の導入は Windows のサーバーマネージャより [ 役割と機能の追加 ] から [ アプリケーションサーバ ] [.NET Framework 3.5 Features] を選択します Page: 2

[ インストールオプションの確認 ] 画面で [ インストール ] をクリックします インストール対象のサーバがインターネットに接続されていない場合は Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 のインストールメディアを挿入し [ 代替ソースパスの設定 ] をクリックします [ 代替ソースパスの指定 ] 画面にて [ パス ] に Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 のインストール メディア内のサイドバイサイドストア (SxS) フォルダへのパスを指定します [OK] をクリックし [ インストールオプションの確認 ] 画面にて [ インストール ] をクリックします Page: 3

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1.2 インストール (1) インストールの開始 Arcserve Unified Data Protection ( 以降 UDP と表記 ) をインストールするコンピュータに Administrator または Administrators グループのユーザでログオンします Arcserve Unified Data Protection インストールメディアをセットし ドライブのルートフォルダからセットアップファイル [setup.exe] を実行することにより セットアップウィザードが開始されます (2) [ セットアップ言語の指定 ] [Japanese / 日本語 ] を確認し [OK] をクリックします (3) [ 使用許諾契約 ] 使用許諾契約を最後まで読み 同意する場合は [ 使用許諾契約の条項に同意します ] を選択し [ 次へ ] をク リックします Page: 5

(4) [ インストールの種類 ] [ インストールするコンポーネントの選択 ] から [Arcserve Unified Data Protection フル ] を 選択し [ 次へ ] をクリックします インストールするコンポーネントを個別に指定したい場合は 3. 補足情報 を参考に [ インストー ルタイプの選択 ] メニューで [ 高度なインストール ] を選択し 必要なコンポーネントを指定します (5) [ デスティネーションフォルダ ] インストール先フォルダを確認し [ 次へ ] をクリックします Page: 6

(6) [ 環境設定 ] 使用するプロトコルを HTTPS または HTTP から選択します また ブラウザでリモート管理を行うためのポート番号を確認します デフォルトで設定されるポート番号はエージェントが 8014 コンソールが 8015 です ここで登録したポート番号を使用して UDP を操作します ( 本ガイドでは HTTP を選択しています)UDP で使用する Windows 管理者の名前 [ ユーザ名 ] を確認し [ パスワード ] を入力し [ 次へ ] をクリックします (7) [ データベースの設定 ] UDP が使用するデータベースを設定します 標準では Microsoft SQL Server 2014 SP2 Express が 製品に添付されています 確認し [ 次へ ] をクリックします Page: 7

(8) [ ファイアウォールの例外 ] 利用するプログラムを Windows ファイアウォールの例外として登録します 内容を確認し [ 次へ ] をクリックします (9) [ メッセージ ] セットアップの検証が完了し インストールの準備が整いました [ 次へ ] をクリックします Page: 8

(10) [ サマリ ] 設定の内容に相違が無いか確認した後 [ インストール ] をクリックし インストールを実行します (11) [ インストールレポート ] インストールと環境設定の完了を確認し [ 完了 ] をクリックします デフォルトでは [ 更新を今すぐ確認する ] にチェックが入っていますが 本ガイドでは チェックを外して更新の確認手順は割愛します Page: 9

1.3 ライセンスキーの登録 (1) [ ライセンス登録画面の起動まで ] インストール完了後 管理者権限のあるユーザ ( ここでは Administrator) でログインし スタートメ ニューから [Arcserve UDP コンソール ] を起動します UDP のログイン画面が表示されます インストール時の [ 環境設定 ] で設定したユーザ名 ( 上段 ) パスワード ( 下段 ) を入力し [ ログイン ] をクリックします UDP コンソールを導入したサーバ上で UDP コンソールのログイン画面を表示した場合は 現在の Windows 認証情報 (IWA) を使用してログインします をクリックすると ログイン操作を行わずに UDP コンソールを表示できます ログイン後 画面右上の [ ヘルプ ] から [ アクティベーションとライセンス ] をクリックします Page: 10

(2) [ ライセンス管理 ] [ ライセンス管理 ] を選択して下欄に 25 桁のライセンスキーを入力し [ 追加 ] をクリックします (3) 登録した [ コンポーネント名 ]( 製品名 ) を確認し [ 閉じる ] をクリックし画面を閉じます 以上でインストール およびライセンスの登録は完了です Page: 11

2. 運用開始のための設定 UDP インストール後 管理コンソールを起動すると [ 環境設定ウィザード ] が自動的に起動します このガイドでは [ 環境設定ウィザード ] を利用してデータストアの作成と Windows サーバのバックアッププラン の作成方法を説明します 2.1 環境設定ウィザード (1) [Arcserve UDP 環境設定ウィザードへようこそ ] 環境設定ウィザードを利用して バックアッププランを作成します [ 次へ ] をクリックします Page: 12

(2) [ ステップ 1/5: 保護タイプの選択 ] [ プラン名 ] を入力し [ 保護するノードの種類 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 本ガイドでは [ バックアップ : エージェントベース Windows] を選択します (3) [ ステップ 2/5: 保護するノードの追加 ] [ ホスト名 /IP アドレス ] にバックアップ対象のノードを入力し [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] を入力し [ リストに追加 ] をクリックし 右側の [ ノード名 ] リストに保護対象が追加されることを確認し [ 次へ ] をクリックします UDP コンソールへのバックアップ対象の追加は [ リソース ] タブの左ペインの [ ノード ] から [ すべてのノード ] を選択した画面でも実行できます Page: 13

(4) [ ステップ 3/5: デスティネーションの選択 ] バックアップ先を指定します バックアップ先に RPS を指定する場合は データストアを作成する必要があります [ データストア ] [ 作成 ] をクリックします データストア作成後 [ 次へ ] をクリックします 本ガイドの [1.2 インストール ] に従っている場合は RPS を含むすべてのコンポーネントがインストールされていますので デスティネーションにローカルサーバが表示されています 他の復旧ポイントサーバを指定する場合は [ 追加 ] をクリックして登録してください 尚 環境設定ウィザードの完了後に復旧ポイントサーバを追加する場合は [ リソース ] タブの左ペインの [ デスティネーション ] から [ 復旧ポイントサーバ ] を選択して [ 復旧ポイントサーバの追加 ] から登録してください Page: 14

[ ステップ 3/5: デスティネーションの選択 ] データストアの作成 [ データストア名 ] を入力し [ データストアフォルダ ] を指定します デフォルトでは [ データのデデュプリケート ] のチェックがされており バックアップデータの重複排除機能が有効になっています ( 本ガイドではデフォルト設定のまま作成を行います ) 重複排除を有効化したデータストアを作成する場合 [ データストアフォルダ ] と以下のフォルダを指定して [ 次へ ] をクリックします データデスティネーション インデックスデスティネーション ハッシュデスティネーション 注意 : デフォルトの設定の [ デデュプリケーションの有効化 ] では 重複排除時の比較処理でデータ量に応じメモリが消費されます 環境にて十分なメモリがあることをご確認ください デフォルトの [ デデュプリケーションブロックサイズ ] は 16KB です デデュプリケーションブロックサイズは 4KB 8KB 16KB 32KB 64KB から選択できます 必要となるメモリおよびストレージ容量については画面下の [ 要件プランニングのクイックリファレンス ] にて推定することができますので参考にしてください Page: 15

(5) [ ステップ 4/5: バックアップスケジュールの設定 ] バックアップスケジュールを確認し [ 次へ ] をクリックします デフォルトの設定では以下の設定が行われています 必要に応じてスケジュール変更してください UDP エージェントのインストール : インストールした日の 21 時 最初のバックアップ( フルバックアップ ) : インストールした日の 22 時 日次バックアップ ( 増分 ) : 22 時 バックアップスケジュールの設定を変更する場合 環境設定ウィザードの完了後 [ リソース ] タブの 左ペインの [ プラン ] から作成したプラン名を選択し 右クリックのメニューから [ プランの変更 ] を選択 して [ スケジュール ] の設定を変更してください 注意 : バックアップ対象ノードにコンポーネントがインストールされていない場合 [UDP エージェントのインストール ] のスケジュールに従って自動でリモートインストールを行います リモートインストールの際 約 900MB のインストールモジュールが対象ノードに転送されます リモートインストールを制限する場合 事前に手動にてインストールを実行してください Page: 16

(6) [ ステップ 5/5: 確認 ] プランの詳細を確認し [ 次へ ] をクリックします 環境設定ウィザードにて [ 完了 ] をクリックします Page: 17

作成済みのプランの設定 ( バックアップ対象 バックアップ先 スケジュールなど ) を変更する場合 左ペインの [ プラン ] [ すべてのプラン ] から対象のプランを選択し 右クリックのメニューから [ プラ ンの変更 ] をクリックして 変更することができます Page: 18

3. 補足情報 [ インストールタイプの種類 ] インストールするコンポーネントを個別に指定する場合 [ インストールタイプの選択 ] で [ 高度なインストール ] を選択します コンソールのインストール [Arcserve UDP コンソール ] のみ選択します Page: 19

復旧ポイントサーバのインストール 復旧ポイントサーバのみを構築する場合 [Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ ] を選択します 復旧ポイントサ ーバインストール時には自動的に [Arcserve UDP エージェント ] もインストールします Page: 20

4. 製品情報と無償トレーニング情報 製品のカタログや FAQ などの製品情報や 動作要件や注意事項などのサポート情報については ウェブサイトより確認してください 4.1 製品情報および FAQ はこちら Arcserve シリーズポータルサイト https://www.arcserve.com/jp/ 動作要件 https://support.arcserve.com/s/article/212366726?language=ja 注意 / 制限事項 https://support.arcserve.com/s/article/115000773286?language=ja その他 技術情報など ( エラー 情報 パッチダウンロード ) https://support.arcserve.com/s/topic/0to1j000000i3pdwac/arcserve-udp?language=ja マニュアル選択メニュー : https://support.arcserve.com/s/topic/0to1j000000i3powac/arcserve-udpdocumentation?language=ja 4.2 トレーニング情報 4.2.1 無償トレーニング どなた様でも参加いただけますので この機会にご活用ください 半日で機能を速習する Arcserve シリーズの無償ハンズオン ( 実機 ) トレーニングを毎月実施しています ( 競業他社の方はお断りしております ) https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/seminar/ Page: 21