モバイル オープンAPIを 活用するための認証基盤 標準技術 OpenID Connect, OAuth 適用の考え方 株式会社オージス総研 サービス事業本部 テミストラクトソリューション部 八幡 孝 2017 OGIS-RI Co., Ltd. 2017/9/15 Japan Identity C

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モバイル オープンAPIを 活用するための認証基盤 標準技術 OpenID Connect, OAuth 適用の考え方 株式会社オージス総研 サービス事業本部 テミストラクトソリューション部 八幡 孝 1

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認証基盤のユースケースが拡大 ユースケース 狙い 特長 社内システム利用のガバナンス強化 認証処理の一元化 人事システム等と連動したタイム リーなIDメンテナンス 取引先へのシステム提供 取引先ユーザーの確実な認証 IPアドレスや電子証明 書の併用 クラウドサービス利用時 スマホ タブレット利用時の認証強化 社外からの利用の制限 社外での利用時の追加の認証 の実施 社用端末の識別 クラウドサービスのIDメンテナンス 顧客 一般消費者 向けの情報提供 サービス提供 SSOによる顧客への利便性の提供 複数アプリへの展 開 収集した属性の活用 他社サービスとの連携 5

これからは モバイルアプリ と オープンAPI対応 が必要に ユースケース 狙い 特長 社内システム利用のガバナンス強化 認証処理の一元化 人事システム等と連動したタイム リーなIDメンテナンス 取引先へのシステム提供 取引先ユーザーの確実な認証 IPアドレスや電子証明 書の併用 クラウドサービス利用時 スマホ タブレット利用時の認証強化 社外からの利用の制限 社外での利用時の追加の認証 の実施 社用端末の識別 クラウドサービスのIDメンテナンス 顧客 一般消費者 向けの情報提供 サービス提供 SSOによる顧客への利便性の提供 複数アプリへの展 開 収集した属性の活用 他社サービスとの連携 モバイルアプリ化 オープンAPI活用 によるアプリ機能 サービスの高度化 アプリ内にパスワード保存不要な安全な認証方式 SSOに対応できる認証方式への対応 利用者同意に基づく必要最少権限でのデータ連携を実 現する認証 認可方式への対応 6

どちらのサービスにも関わる話題です 従業員向け サービス 顧客向け サービス 7

なぜ認証基盤を作るのか おさらい 8

認証基盤を作るメリット ① 利用者が便利になる ③ システム開発がしやすい 作業効率の向上 IT活用の促進 アプリ毎の認証機能開発は不要 サブシステムに分割した開発の 実現 ② セキュリティレベルのばらつ きがなくなる 開発者に依存したばらつき ユーザーに依存したばらつき ④ 認証方式の変更がやりやすい ID/パスワードを使った認証 多要素認証への対応 新しい方式への対応 セキュリティのための認証基盤 9

Identity is the new perimeter. ネットワーク型の境界防御が効かない時代になった 守るべき情報資産は壁 (Firewall) の外にある アクセスする主体は壁の中にも外にもいる アイデンティティを用いた情報へのアクセス管理が重要に アイデンティティによるアクセスの制御 アイデンティティによるアクセスの監視 10

アイデンティティ アクセス管理のフロー ID登録 ID 身元確認 認証器登録 IDへ紐付け 認証基盤 ユーザー 認証 認証結果連携 属性情報連携 アプリケーション 認証 利用 アクセス 認可 アプリ利用 情報アクセス 11

認証基盤を作る サービスを展開する 認証 属性要求 認証 属性管理 属性連携 アプリケー アプリケー アプリケー ション ション ション 認証 属性連携 ユーザーの認証 アプリが必要とする 属性の管理 提供 記録 ユーザーごとに 最適化された サービスを提供 12

外部IdP活用で より使いやすく より管理しやすく 認証 属性要求 認証要求 属性管理 属性連携 認証 認証連携 外部の信頼できる 認証システム(IdP)を利用 認証 属性連携 アプリが必要とする 属性の管理 提供 記録 アプリケー アプリケー アプリケー ション ション ション ユーザーごとに 最適化された サービスを提供 ドメインログオン Google, Facebook, Yahoo! JAPAN,... 13

アイデンティティ連携を実現する標準技術たち これらの技術は標準化が進み 製品 サービスへの実装も浸透している 14

モバイル向けアプリの認証を考える 15

モバイル向けアプリの分類 モバイルアプリ ネイティブアプリ ios, Android,... ストア or モバイルアプリ管理(MAM) を通じた配布 モバイルウェブ ウェブブラウザ + JavaScript SPA (Single Page Application) PWA (Progressive Web Application) 配布不要 ブラウザアクセスで利用 16

モバイル向けアプリの導入 提供の形態 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 外部サービスの利用 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 17

認証 アクセス認可の実装の考え方 外部サービスの利用 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス OpenID Connect や SAML を 使ったSaaSへのSSO モバイルウェブ の開発と提供 OAuth 2.0 Implicit Grant を用いた バックエンドAPIへのアクセス認可 ネイティブアプリ の開発 提供 OAuth 2.0 for Native Apps のプラクティスを用いた バックエンドAPIへのアクセス認可 サードパーティとの連携 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 OAuth 2.0 を用いた API連携時認証 アクセス認可 Implicit, Authz Code, Authz Code+PKCE OIDF FAPI WGの動向の考慮も必要 18

外部サービスのモバイル向けアプリの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス 外部サービスの利用 モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 OpenID Connect や SAML を使ったSaaSへのSSO 認証 認可 サーバー 4 3 5 1. SaaSのモバイルアプリを起動 ログイン 2. モバイルアプリがブラウザベー スのUIでSaaSの認証画面へ 3. SSOの設定により自社の認証 サーバーへ認証要求 (SAML or OpenID Connect を使用 4. ユーザー認証を実行 5. 認証結果を連携 2 6 アプリ内ブラウザ 契約した SaaS 6. ログイン完了 7. モバイルアプリでSaaSを利用 7 1 SaaS提供 モバイルアプリ 19

モバイルウェブでのバックエンドAPIアクセス認可 従業員向けサービス 顧客向けサービス 外部サービスの利用 モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 OAuth 2.0 Implicit Grant を用いたバックエンドAPI へのアクセス認可 認証 認可 サーバー 1. ブラウザでモバイルウェブを起 動 ログイン 2. リダイレクトによりOAuth認可 を要求 3. ユーザー認証を実行 3 6 2 7 5. アクセストークンをつけてバッ クエンドAPIにアクセス 4 バックエンド API 5 8 1 4. バックエンドAPIアクセス用の アクセストークンを返却 モバイルウェブ (JavaScript) 6.~7. アクセストークンの情報を 確認 ユーザー Scope 有効 期限 など 8. バックエンドAPIが情報を使っ てモバイルウェブが動作 ブラウザ 20

Implicit Grant か RO Passwd Creds Grant か? 外部サービスの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 1st Party のリソース (API) アクセス Resource Owner Password Credentials Grant でも良いケース Implicit Grant を使い ブラウザレベルでログインしておくこと で 他のアプリのSSOが可能に ログイン状態を保っていれば ブラウザベースのUIのため 認証サーバーが提供する多要素認証 方式 外部IdPと連携したログインなどに対応できる 21

モバイルウェブ アクセス前の認証とAPIアクセス 外部サービスの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 企業利用の場合 モバイルウェブ (HTML+JS) へのアクセス時点 で認証サーバーでの認証を要求する構成とすることも多い ブラウザレベルで認証済みとなっているため p20, Step 3 の認証 はインタラクション無しで完了して モバイルウェブの利用がで きる SSOされる 22

ネイティブアプリでのバックエンドAPIアクセス認可 従業員向けサービス 顧客向けサービス 外部サービスの利用 モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 OAuth 2.0 for Native Apps のプラクティスを用いた バックエンドAPIへのアクセス認可 認証 認可 サーバー Authz Code Grantの利用 トークンの更新も可) アプリ内ブラウザの使用 PKCEの利用によるCode横取りの予防 1. ネイティブアプリを起動 ログ イン 2. アプリ内ブラウザを使いOAuth 認可を要求 PKCEを併用 3. ユーザー認証を実行 3 8 2 9 5. アプリ内ブラウザからネイティ ブアプリにCodeを返却 4 6 バックエンド API アプリ内ブラウザ 1 5 ネイティブ アプリ 4. アクセストークンを取得するた めのCodeを返却 7 10 6. Codeをアクセストークンに交換 PKCEを併用 7. アクセストークンをつけてバッ クエンドAPIにアクセス 8.~9. アクセストークンの情報を 確認 ユーザー Scope 有効 期限 など 10. バックエンドAPIが情報を使っ てネイティブアプリが動作 バックエンドAPIの振る舞いは モバイル ウェブ ネイティブアプリで共通 23

オープンAPIでのアクセス認可の考慮点 24

外部サービスの利用 対応しておくべき OIDC/OAuth のフロー ① ユーザーへの提供形態 ブラウザで動作する JavaScriptアプリ バック エンド あり OIDC/OAuth のフロー Authz Code Flow 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 # 従業員向けサービス ポイント バックエンドがオープンAPIへアクセス バックグラウンドでのAPIアクセスのため トークン自動更新が必要な場合も JSアプリがオープンAPIへアクセス トークン更新が必要な場合はブラウザを 介して行なえる ② モバイルウェブ SPA など なし Implicit Flow ③ あり Authz Code Flow ① と同じ なし Authz Code Flow w/ PKCE ネイティブアプリがオープンAPIへアクセ ス バックグラウンドでのAPIアクセスの ため トークン自動更新が必要な場合も Authz Code Flow Webアプリケーションサーバーがオープ ンAPIへアクセス バックグラウンドでの APIアクセスのため トークン自動更新が 必要な場合も ネイティブアプリ ④ ⑤ Webアプリ あり Webアプリ サーバー 25

異なるレベルのAPI提供に対応できる API連携認証システム機能の必要性 従業員向けサービス 顧客向けサービス 外部サービスの利用 モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 API提供が進むと提供側の意図と矛盾が生じない認証 認可が課題となる 使うScope, 有効時間 認証方式 などを設定 利用側の意図 使うScope, 有効時間 認証方式 などを設定 提供する側の意図 重要情報へのアクセス 重要な操作の実行時は 有効時間を制限 多要素認証や再認証を要求する など APIのレベルに合わせた認証 認可が必要に Client Scope Resource (API) client_a app1:read api.1 app1:write api.2 app2:funca api.1 app2:funcb api.2 アプリ1 api.3 client_b アプリ2 client_c api.3 26

ThemiStruct Identity Platform を使った実装例 27

oidc-client-js [1] + ThemiStruct でモバイルウェブ 外部サービスの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 [1] https://github.com/identitymodel/oidc-client-js 28

AppAuth for Android [2] + ThemiStruct でネイティブアプリ 外部サービスの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 Authz Code Grant PKCE Chrome Custom Tabs Token Introspection (Server Side) AppAuthに含まれるデモアプリにパッチしてテスト中... [2] https://appauth.io/ 29

API提供のための OAuth Client と Scope の定義 外部サービスの利用 従業員向けサービス 顧客向けサービス モバイルウェブ の開発と提供 ネイティブアプリ の開発 提供 サードパーティとの連携 SaaSが提供するモバイル 向けアプリを利用 APIを提供し サードパーティ がアプリを開発 提供 ただいま開発中... 30

ThemiStruct Identity Platform AWS対応版 プロミネンスⅢ 展示会場 にて 次期バージョンの先行展示しています ぜひお立ち寄りください 31

当社ソリューションのご紹介 32

統合認証ソリューション ThemiStruct を提供しています ThemiStruct-WAM ThemiStruct-IDM ID管理ソリューション ThemiStruct-CM 電子証明書発行 管理 ソリューション ワンタイムパスワードソリューション ThemiStruct-OTP システム監視ソリューション ThemiStruct-MONITOR ThemiStruct Identity Platform AWS対応版 シングルサインオン 認証基盤ソリューション クラウド IoT時代の All in one 統合認証パッケージ 33

統合認証パッケージ ThemiStruct Identity Platform ThemiStruct Identity Platform は ITシステム利用者のアイデンティティ管理と認証の機能 を提供します 顧客向けにサービスを展開したり 従業員向けにアプリケーションを展開 する際に必要となる 共通ID基盤の構築に活用いただけます 顧客向けサイト領域に活用 エンタープライズ領域に活用 サービスサイト 認証する アプリ利用 サービス利用 サービスの主機能 サービスの 利用者 社内のアプリ 従業員 統合認証基盤 クラウドのアプリ サービスのID 認証機能 サービスサイトの ID 認証の共通機能として利用 エンタープライズアプリ群の SSOやアクセス制御の基盤として利用 34

ThemiStruct Identity Platform を 顧客向けサイト に活用 ThemiStruct Identity Platform を 顧客向けサイト 環境に適用した場合 サービスの顧客IDの管理 と認証の機能を担うバックエンドサービスとして稼働します これらの機能のUIにあたるアプリケー ションの実装を支援し また 実際のサービスアプリと接続するためのインタフェースを提供します 認証基盤 バックエンド 認証基盤 フロントエンド ネイティブアプリ でログイン でログイン Web アプリ でログイン 利用者 名前 メール 電話番号 住所 IDと認証の機能を アプリに組み込む ユーザ認証機能やアカウン ト機能を統一された見た目 で提供することができます ThemiStruct Identity Platform 伸縮自在にスケール 突発的なアクセス集中やス モールスタートが可能なプ ラットフォームです Web API 短期間での導入が可能 約2時間の構築作業で 性能 や可用性が担保された認証プ ラットフォームが誕生します 35

顧客向けサイト に向けた3大特長 IDと認証の機能をアプリに組み込む IDと認証に関連する画面の実装を支援する フレームワーク や Web API を提供します これらを活用し 貴社のサービスサイト対し 認証 画面やパスワード変更画面を組み込むことができます 伸縮自在にスケール AWS が提供するマネージドサービスを主要コンポーネントとして活用し ています これにより スモールスタートから大規模利用まで 自動的に 伸縮 する認証プラットフォームを実現しています 短期間での導入が可能 AWS 上にIdentity Platform を構築するインストーラの提供を行っています 約2時間の構築作業で性能と可用性が担保された認証プラットフォームを セットアップできます これにより サービスの提供開始までの期間を大 幅に短縮することができます High-Availability Scalability 36

ThemiStruct Identity Platform を エンタープライズ に活用 ThemiStruct Identity Platform を エンタープライズ 環境に適用した場合 社内外のアプリケー ションにシングルサインオン可能な認証基盤を提供できます また 企業のポリシーにあった認証機 能の設定や既存のIDとの統合をすることができます 認証基盤 従業員 社用の ネイティブアプリ 社用の Web アプリ 社内のID基盤 AD or HR or 既存のID基盤と統合 社内で既に展開されたIDに 関連する仕組みとの統合を実 現できます IdM ThemiStruct Identity Platform 企業ポリシーの適用 認証のポリシーを一元管理 し 柔軟な認証機能の提供 ができます 社用の クラウドサービス シングルサインオン 社内 社外問わず 様々な アプリにシングルサインオ ンできます 37

エンタープライズ に向けた3大特長 シングルサインオン OpenID Connectなどの標準技術仕様を用いたシングルサインオンに対応 しています ThemiStruct Identity Platform に一度サインインすることで ユーザが利用したい各サイトへシングルサインオンできます SSO 企業ポリシーの適用 ユーザの属性や状態 利用するアプリに応じて 柔軟な認証ポリシーをデ ザインすることができます 例えば 社内ネットワークからのアクセスの 場合 IDとパスワードの認証を提供し 外出先からのアクセスの場合 追 加でワンタイムパスワード認証を提供するといったポリシーを展開するこ とができます OTP ***** Vein CERT 既存のID基盤と統合 既存のID基盤と統合に向けたアカウント管理用のAPIを提供しています これにより 企業のIDストアの情報を用いた認証や属性情報の連携を行う ことができます AD HR IdM 38

サーバーレスアーキテクチャを採用 ThemiStruct Identity Platform は Amazon Web Services のマネージドサービス上で稼働するため 一 定のアベイラビリティ スケーラビリティを実現することができます また 以下の構成のセット アップを約2時間で完了できるインストーラを提供しています 認証基盤の利用 DNS CDN WAF API定義 APIロジック ログ保管 監視 利用者 Amazon Route 53 Amazon CloudFront AWS WAF Amazon API Gateway AWS Lambda AWS CloudWatch Amazon RDS 暗号鍵保管 利用者向け画面 Amazon S3 管理者用の コンソール Amazon EC2 Amazon RDS AWS KMS ID セッション 設定ストア 短時間での セットアップ 認証基盤の管理 新バージョンや パッチの配信 構築者 ThemiStruct Identity Platform インストーラ 管理者 AWS CodeCommit 39

まとめ 40

まとめ 従業員向けサービス 顧客向けサービスともに 今後はモバイル 向けアプリの提供が不可欠に オープンAPIの活用が進むことで異なるレベルのAPIに対応できる API連携認証システムの実現が必要となる OpenID Connect, SAMLといったID連携の標準技術に加え OAuth 2.0 の標準仕様群に対応できる認証基盤が必要となる ThemiStruct Identity Platform 次期バージョンでは これらの 機能を強化し さらに重要性を増す認証基盤の実現に対応 41

ご清聴ありがとうございました お問い合わせ先 株式会社オージス総研 TEL: 03-6712-1201 / 06-6871-7998 mail: info@ogis-ri.co.jp 42