プリンタードライバーのインストール 本機では Linux 用プリンタードライバーをコンピューターにインストールするためのインストーラー (RPM パッケージ ) を用意しています このインストーラーを使用して プリンタードライバーのインストール およびアップグレードができます プリンタードライバーインストール後は 印刷キューを作成します インストーラーをダウンロードする インストーラー (RPM パッケージ ) は 次の 2 種類があります これらのファイルは 弊社ホームページから お使いのコンピューターにダウンロードできます インストーラーファイル名説明 プリンタードライバー fxlinuxprint-x.x.x-1.i386.rpm Linux 用プリンタードライバー本体のソフトウェアです 印刷設定ユーティリティ fxlinuxprintutil-x.x.x-1.i386.rpm Linux 用プリンタードライバーの印刷機能を設定するユーティリティです 補足 x.x.x には インストーラーのバージョンが入ります 弊社のホームページ URL は 次のとおりです http://www.fujixerox.co.jp/
プリンタードライバーをインストール / アップグレードする ターミナルソフトのコマンドラインから RPM パッケージを指定して インストールまたは アップグレードします 補足 ここでは プリンタードライバーを新規にインストールする場合を例に説明します すでにインストールされているプリンタードライバーをアップグレードする場合は 手順 3. および 5. で rpm コマンドのオプションの -ivh の代わりに[-Uvh] を指定してください 1. ターミナルを起動し スーパーユーザーでログインします 補足 ターミナルの起動方法は ディストリビューションによってことなります 各ディストリビューションを参照してください 2. 必要に応じて RPM パッケージが保存されているディレクトリーにカレントディレクトリーを移動します 補足 RPM パッケージが保存されているディレクトリーと異なるディレクトリーで作業する場合は 手順 3. および 5. で RPM パッケージまでのパスを指定してください 3. プリンタードライバー本体をインストールするために 次のコマンドを入力します (x.x.x には インストーラーのバージョンを指定 ) # rpm -ivh fxlinuxprint-x.x.x-1.i386.rpm 次のような画面になり プリンタードライバー本体のインストールが終了します # rpm -ivh fxlinuxprint-x.x.x-1.i386.rpm Preparing...###########################[100%] 1:fxlinuxprint###########################[100%] #
4. CUPS をリロード およびリスタートするために 次のコマンドを入力します # /etc/init.d/cups reload # /etc/init.d/cups restart 補足 リロードおよびリスタートコマンドは ディストリビューションによっては 次のように入力する場合もあります 各ディストリビューションを参照してください # /etc/rc.d/init.d/cups reload # /etc/rc.d/init.d/cups restart 5. 印刷設定ユーティリティをインストールするために 次のコマンドを入力します (x.x.x にはインストーラーのバージョンを指定 ) # rpm -ivh fxlinuxprintutil-x.x.x-1.i386.rpm 次のような画面になり 印刷設定ユーティリティのインストールが終了します # rpm -ivh fxlinuxprintutil-x.x.x-1.i386.rpm Preparing...###########################[100%] 1:fxlinuxprintutil###########################[100%] # 次に SUSE(CUPS Version1.123 以降 ) を使用している場合は CUPS のパスワード設定 (SUSE の場合のみ ) ( 次項 ) に それ以外の場合は 印刷キューを作成する (P.5) に進みます
CUPS のパスワードの設定 (SUSE の場合のみ ) SUSE(CUPS Version1.1.23 以降 ) を使用している場合は あらかじめ ターミナルウイ ンドウ上で次のコマンドを実行し CUPS のパスワードを設定します 1. ターミナルを起動し スーパーユーザーでログインします 補足 ターミナルの起動方法は ディストリビューションによって異なります 各ディストリビューションのマニュアルを参照してください 2. 次のコマンドを入力します # lppasswd -g sys -a root 3. CUPS のパスワードを入力します Enter Password: Enter Password again: #exit exit 次に 印刷キューを作成する ( 次項 ) に進みます 印刷キューを作成する の手順 5. でパスワードを求められた場合は ここで設定したパスワードを入力します
印刷キューを作成する Linux 環境で機器を使用するためには プリンタードライバーをインストールしたあと 印 刷キューを作成する必要があります 補足 ここでは Web ブラウザーを使って CUPS Web 管理サイト (http://localhost:631/) から印刷キューを作成する手順を説明します 1. 機器の電源が入っていることを確認します 2.Web ブラウザーを起動し アドレス入力欄に次の URL を入力して CUPS Web 管理サイトにアクセスします http://localhost:631/ 補足 お使いのディストリビューションによって 画面の文字が化けて表示される場合があります その場合は 表示 メニューから [ 文字コード ]>[ 日本語 (EUC-JP)] を選択してください この操作はページが切り替わるたびに必要です CUPS Web 管理サイトが表示されます 3. [ プリンタ ] または [ プリンタ情報 ] をクリックします
4. [ プリンターの追加 ] をクリックします 5. ユーザー名とパスワードの入力を求められた場合は 管理者用のユーザー名 (root) とパスワード (SUSE の場合は CUPS のパスワード ) を入力します 6. [ プリンタ名 ] [ 設置場所 ] [ 説明 ] の各項目を入力し [ 続ける ] をクリックします
7. [ デバイス ] メニューから [LPD/LPR Host or Printer] を選択し [ 続ける ] をクリックしま す 8. [URI] に lpd:// プリンターの IP アドレス / キュー名 を入力し [ 続ける ] をクリックします 次は プリンターの IP アドレスが 192.168.1.100 で キュー名が queue_1 の例です 補足 キュー名は 任意の名前を付けてください
9. [ ベンダ名 ] で [FX] を選択し [ 続ける ] をクリックします 10. [ 機種名 ] で使用するドライバーを選択し [ 続ける ] をクリックします 11. 次のメッセージが画面に表示されることを確認します 以上で 印刷キューが作成されます