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- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

法律第八十五号(平二一・七・一七)


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○大阪府建設業法施行細則

審査結果 認可基準チェックシート参照 意見を求める事項 本件申請について審査した結果 児童福祉法に基づく認可基準に適合していること 設置者の基準に適合していると判断できることから 児童福祉法第 34 条の 15 第 5 項の規定に基づき 平成 29 年 4 月 1 日付で認可することについて意見を伺

様式第1号(第1条関係)

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

法律第三十三号(平二一・五・一)

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

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附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

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2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

第三条県は 薬物の濫用の防止に関する施策 ( 薬物の依存症及び中毒症状からの患者の回復並びに薬物の依存症の予防 ( 以下 薬物の依存症等の回復等 という ) に関する施策を含む 第八条第一項を除き 以下同じ ) を総合的かつ計画的に推進するものとする ( 県民及び事業者の責務 ) 第四条県民及び事業

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1 法の目的

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

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飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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別紙 1 地方税法第 314 条の 7 第 1 項第 4 号に掲げる寄附金を受け入れる 特定非営利活動法人を指定するための基準 手続等に関する条例 新旧対照表 改正案 ( 欠格事由 ) 第 6 条第 4 条第 1 項の規定にかかわらず 市長は 次のいずれかに該当する特定非営利活動法人について 指定の

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無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

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の拡大を図り もって農林水産業及びその関連産業の健全な発展と一般消費者の利益の保護に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第二条この法律において 農林物資 とは 次に掲げる物資をいう ただし 酒類並びに医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和三十五年法律第百四十五号

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第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

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( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

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平成11年6月8日

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第 3 処分理由別添の一覧表に記載する職業紹介事業者は 職業安定法第 32 条の16 第 1 項 ( 同法第 33 条第 4 項又は同法第 33 条の3 第 2 項において準用する場合を含む 以下同じ ) において 事業報告を提出しなければならないとされているのに 平成 28 年 4 月 1 日から

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

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山梨県土砂の埋立て等の規制に関する条例平成 19 年 7 月 9 日山梨県条例第 33 号 ( 目的 ) 第一条この条例は 土砂の埋立て等について必要な規制を行うことにより 土砂の崩壊等の防止を図り もって県民の生命 身体及び財産を保護することを目的とする ( 定義 ) 第二条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる 一土砂土砂及びこれに混入し 又は吸着した物をいう 二土砂の埋立て等土砂による土地の埋立て 盛土その他の土地への土砂のたい積 ( 製品の製造又は加工のための原材料である土砂のたい積を除く ) をいう 三土砂の崩壊等土砂の崩壊 飛散 流出その他の災害をいう ( 土砂の埋立て等を行う者の責務 ) 第三条土砂の埋立て等を行う者は 当該土砂の埋立て等に用いた土砂の崩壊等を防止するために必要な措置を講じなければならない ( 土地の所有者等の責務 ) 第四条土地の所有者 管理者又は占有者 ( 以下 所有者等 という ) は 当該土地において土砂の埋立て等が行われることにより 土砂の崩壊等が生じないよう適正な管理に努めなければならない ( 県の責務 ) 第五条県は 土砂の埋立て等による土砂の崩壊等を防止するため 必要な施策を総合的に推進するよう努めるものとする 2 県は 土砂の埋立て等による土砂の崩壊等を防止するため 市町村と連携して 土砂の埋立て等を監視する体制の整備に努めるものとする ( 土砂の埋立て等の許可 ) 第六条土砂の埋立て等を行おうとする者は 土砂の埋立て等の用に供する土地の区域 ( 土砂の埋立て等が一団の土地の区域において行われる場合は 当該一団の土地の区域をいう 以下同じ ) ごとに 知事の許可を受けなければならない ただし 次に掲げる土砂の埋立て等については この限りでない 一土砂の埋立て等の用に供する土地の区域の面積が三千平方メートル未満の土砂の埋立て等二土地の造成その他事業の区域において行う土砂の埋立て等であって当該事

業の区域において採取された土砂のみによるもの三採石法 ( 昭和二十五年法律第二百九十一号 ) 又は砂利採取法 ( 昭和四十三年法律第七十四号 ) の認可に係る土地の区域において採取された土砂のみによる土砂の埋立て等四公益性が高いと認められる事業の施行に係る土砂の埋立て等のうち土砂の崩壊等の発生のおそれがないものとして規則で定めるもの五法令又は他の条例の規定による許可等の処分その他の行為で規則で定めるものに係る行為として行う土砂の埋立て等であって 規則で定めるところにより 知事に届け出たもの六災害復旧のために必要な応急措置として行う土砂の埋立て等七その他規則で定める土砂の埋立て等 ( 許可の申請 ) 第七条前条の許可を受けようとする者は 規則で定めるところにより 次に掲げる事項を記載した申請書に 次条の同意を得たことを証する書面その他規則で定める図書を添付して知事に提出しなければならない 一氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名二土砂の埋立て等の用に供する土地の区域の位置及び面積三土砂の埋立て等の目的四土砂の埋立て等を行う期間五土砂の埋立て等の完了時の土砂の数量及び土地の形状六排水施設その他の土砂の崩壊等を防止するための施設の設置計画七土砂の埋立て等を行っている間における土砂の崩壊等の発生を防止するための措置八土砂の埋立て等に使用される土砂の採取場所及び搬入計画九その他規則で定める事項 2 前条の許可を受けようとする土砂の埋立て等が他の土地の区域への搬出を目的として土砂の埋立て等を行うもの ( 第十四条第一項において 一時たい積行為 という ) である場合には 当該許可を受けようとする者は 前項の規定にかかわらず 次に掲げる事項を記載した申請書に 次条の同意を得たことを証する書面その他規則で定める図書を添付して知事に提出しなければならない 一前項第一号から第四号まで及び第六号から第八号までに掲げる事項二最大たい積時の土砂の数量及び土地の形状三土砂の埋立て等に使用される土砂の搬入及び搬出の年間の予定数量四その他規則で定める事項 ( 土砂の埋立て等の用に供する土地の所有者等の同意 ) 第八条第六条の許可の申請をしようとする者は あらかじめ規則で定めるところにより 当該申請に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の所有者等に対し 当該申請が前条第一項の規定によるものである場合にあっては同項各号に掲げ

る事項を 同条第二項の規定によるものである場合にあっては同項各号に掲げる事項を説明し その同意を得なければならない ( 許可の基準等 ) 第九条知事は 第六条の許可の申請が第七条第一項の規定によるものである場合にあっては 当該申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ 第六条の許可をしてはならない 一申請者が次のいずれにも該当しないこと イ成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないものロこの条例の規定に違反し 罰金以上の刑に処せられ その執行を終わり 又は執行を受けることがなくなった日から起算して三年を経過しない者ハ第十九条第一項 ( 第三号及び第七号を除く ) の規定により許可を取り消され その取消しの日から三年を経過しない者 ( 当該許可を取り消された者が法人である場合においては 当該取消しの処分に係る山梨県行政手続条例 ( 平成七年山梨県条例第四十六号 ) 第十五条の規定による通知があった日前六十日以内に当該法人の役員 ( 業務を執行する社員 取締役 執行役又はこれらに準ずる者をいい 相談役 顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず 法人に対し業務を執行する社員 取締役 執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む 以下この号において同じ ) 又は規則で定める使用人であった者で当該取消しの日から三年を経過しないものを含む ) ニ土砂の埋立て等に関し不正又は不誠実な行為をするおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者ホ山梨県暴力団排除条例 ( 平成二十二年山梨県条例第三十五号 ) 第二条第三号に規定する暴力団員等 ( リにおいて単に 暴力団員等 という ) ヘ営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者でその法定代理人 ( その法定代理人が法人である場合においては その役員も含む 第 2 条第 1 号において同じ ) がイからホまでのいずれかに該当するものト法人である場合においては その役員又は規則で定める使用人のうちにイからホまでのいずれかに該当する者のあるものチ個人である場合においては 規則で定める使用人のうちにイからホまでのいずれかに該当する者のあるものリ暴力団員等がその事業活動を支配する者二前条の同意を得ていること 三当該申請の内容が 規則で定める土砂の埋立て等に係る一般的基準に適合するものであること 四土砂の埋立て等の完了時の土砂のたい積の構造が 土砂の崩壊等のおそれがないものとして規則で定める構造上の基準に適合するものであること 五土砂の埋立て等が行われている間において 土砂の崩壊等を防止するために規則で定める必要な措置が講じられること

2 知事は 第六条の許可の申請が第七条第二項の規定によるものである場合にあっては 当該申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ 第六条の許可をしてはならない 一前項第一号から第三号まで及び第五号に適合するものであること 二最大たい積時の土砂のたい積の構造が 土砂の崩壊等のおそれがないものとして規則で定める構造上の基準に適合するものであること 3 知事は 第六条の許可を行う場合は 当該許可に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の区域を管轄する市町村長の意見を聴くものとする ( 変更の許可 ) 第十条第六条の許可 ( この項の許可を含む ) を受けた者は 第七条第一項各号又は第二項各号に掲げる事項を変更しようとするときは 知事の許可を受けなければならない ただし 規則で定める軽微な変更については この限りでない 2 前項の許可を受けようとする者は 規則で定めるところにより 次に掲げる事項を記載した申請書に 次項において準用する第八条の同意を得たことを証する書面その他規則で定める図書を添付して知事に提出しなければならない 一氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名二変更の内容及びその理由三その他規則で定める事項 3 前二条の規定は 第一項の許可について準用する 4 第六条の許可を受けた者は 第一項ただし書の規則で定める軽微な変更をしたときは 遅滞なく その旨を知事に届け出なければならない 5 第一項の許可又は前項に規定する届出の場合における第十二条から第十八条第一項まで及び第十九条の規定の適用については 第一項の許可又は前項に規定する届出に係る変更後の内容を第六条の許可の内容とみなす ( 許可の条件 ) 第十一条知事は 第六条及び前条第一項の許可には 土砂の崩壊等の防止のために必要な限度において 条件を付することができる ( 標識の掲示 ) 第十二条第六条の許可を受けた者は 当該許可に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の区域内の公衆の見やすい場所に 当該許可に係る土砂の埋立て等を行っている期間中 氏名又は名称その他の規則で定める事項を記載した標識を掲げなければならない ( 土砂の搬入の届出 ) 第十三条第六条の許可を受けた者は 当該許可に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の区域に土砂を搬入しようとするときは 規則で定めるところにより

当該土砂の採取場所ごとに 当該土砂が当該採取場所から採取された土砂であることを証するために必要な書面を添付して知事に届け出なければならない ( 土砂管理台帳の作成等 ) 第十四条第六条の許可を受けた者は 当該許可に係る土砂の埋立て等に使用された土砂について 次に掲げる事項を記載した土砂管理台帳を作成しなければならない 一当該許可に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の区域に搬入された土砂の採取場所ごとの一日当たりの量二当該許可 ( 一時たい積行為に係るものに限る ) に係る土砂の埋立て等の用に供する土地の区域から搬出された土砂の一日当たりの量三その他規則で定める事項 2 第六条の許可を受けた者は 規則で定めるところにより 定期的に 前項の規定による土砂管理台帳の写しを添付して 当該許可に係る土砂の埋立て等に使用された土砂の量等を知事に報告しなければならない ( 完了等の届出 ) 第十五条第六条の許可を受けた者は 当該許可に係る土砂の埋立て等を完了し 又は廃止したときは これらの日から起算して二十日以内に その旨を知事に届け出なければならない 2 知事は 前項の規定による届出があったときは 速やかに 当該届出に係る土砂の埋立て等が第六条の許可の内容及び第十一条の条件に適合しているかどうかの確認を行うものとする 3 知事は 前項の規定による確認を行った場合において 土砂の崩壊等の防止のため必要があると認めるときは 第一項の規定による届出をした者に対し 期限を定めて 土砂の崩壊等の防止のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる ( 地位の承継 ) 第十六条第六条の許可を受けた者について相続 合併又は分割 ( 当該許可に係る土砂の埋立て等の事業の全部を承継させるものに限る ) があったときは 相続人 ( 相続人が二人以上ある場合において その全員の同意により当該事業を承継すべき相続人を選定したときは その者 ) 合併後存続する法人若しくは合併により設立した法人又は分割によりその事業の全部を承継した法人は 当該許可を受けた者の地位を承継する 2 前項の規定により第六条の許可を受けた者の地位を承継した者は その承継があった日から三十日以内に その事実を証する書面を添付して その旨を知事に届け出なければならない

( 譲渡 ) 第十七条第六条の許可を受けた者から当該許可に係る土砂の埋立て等の事業の全部を譲り受けようとする者は 知事の許可を受けなければならない 2 前項の許可を受けようとする者は 次に掲げる事項を記載した申請書に 次項において準用する第八条の同意を得たことを証する書面その他規則で定める書類を添付して 知事に提出しなければならない 一氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名二譲受けの相手方の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名三その他規則で定める事項 3 第八条及び第九条 ( 第一項第一号及び第二号に係る部分に限る ) の規定は 第一項の許可について準用する 4 第一項の許可を受けて土砂の埋立て等の事業の全部を譲り受けた者は 当該土砂の埋立て等に係る第六条の許可を受けた者の地位を承継する ( 措置命令 ) 第十八条知事は 土砂の崩壊等を防止するため緊急の必要があると認めるときは 第六条の許可を受けた者 ( 第十条第一項の許可を受けなければならない事項を同項の許可を受けないで変更した者を除く ) に対し 当該土砂の埋立て等の停止を命じ 又は期限を定めて当該土砂の埋立て等に伴う土砂の崩壊等の防止のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる 2 知事は 第六条又は第十条第一項の許可を受けずに土砂の埋立て等を行った者に対し 当該土砂の埋立て等の停止を命じ 又は期限を定めて当該土砂の埋立て等に伴う土砂の崩壊等の防止のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる ( 許可の取消し等 ) 第十九条知事は 第六条の許可を受けた者が次の各号のいずれかに該当するときは 当該許可を取り消すことができる 一第九条第一項第一号イからリまでのいずれかに該当するに至ったとき 二偽りその他の不正な手段により第六条 第十条第一項又は第十七条第一項の許可を受けたとき 三第六条の許可に係る土砂の埋立て等を引き続き一年以上行っていないとき 四第十条第一項の規定に違反して変更したとき 五第十一条に規定する許可の条件に違反したとき 六第十五条第三項又は前条の規定による命令に違反したとき 七第十六条第一項の規定により第六条の許可を受けた者の地位を承継した者が当該地位を承継した際 第九条第一項第一号イからリまでのいずれかに該当するとき 2 知事は 前項の規定により許可を取り消した場合において 当該許可の取消

しに係る土砂の埋立て等について土砂の崩壊等を防止するための措置を講じる必要があると認めるときは 前項の規定による許可の取消しを受けた者に対し 期限を定めて 土砂の崩壊等の防止のために必要な措置を講ずべきことを命ずることができる ( 報告の徴収 ) 第二十条知事は この条例の施行に必要な限度において 土砂の埋立て等を行った者に対し 当該土砂の埋立て等に関し報告又は資料の提出を求めることができる ( 立入検査 ) 第二十一条知事は この条例の施行に必要な限度において 当該職員に 土砂の埋立て等を行った者の事務所 土砂の埋立て等の用に供する土地の区域その他その業務を行う場所に立ち入り 施設 帳簿 書類その他の物件を検査させ 関係者に質問させ 又は検査のために必要な限度において土砂を無償で収去させることができる 2 前項の規定により当該職員が立ち入るときは その身分を示す証明書を携帯し 関係者に提示しなければならない 3 第一項の規定による権限は 犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない ( 警察本部長への情報提供依頼 ) 第二十二条知事は 申請者又は第六条の許可を受けた者 ( これらの者が次に掲げる場合に該当するときは 当該各号に定める者を含む 次条において同じ ) が第九条第一項第一号ホ又はリの規定に該当するか否かについて 警察本部長に対し 情報の提供を求めることができる 一第九条第一項第一号ヘの未成年者である場合その法定代理人二法人である場合その役員又は規則で定める使用人三個人である場合規則で定める使用人 ( 知事への情報提供 ) 第二十三条警察本部長は 前条の規定により情報の提供を求められた場合のほか その保有する情報により申請者又は第六条の許可を受けた者が第九条第一項第一号ホ又はリの規定に該当すると認める場合においては 知事に対し その情報を提供することができる ( 市町村の条例との関係 ) 第二十四条市町村が土砂の埋立て等による土砂の崩壊等を防止するために制定する条例の内容が この条例の目的に則したものであり かつ この条例と同等以上の効果が期待できるものと知事が認め 規則で定めるところにより公示

したときは この条例は 当該市町村の区域においては 適用しない 2 前項の規定により この条例の規定が適用されなくなった市町村の区域において現に第六条 第十条第一項又は第十七条第一項の規定により許可を受けて行われている土砂の埋立て等については 前項の規定にかかわらず この条例の規定の適用を受けるものとする ( 委任 ) 第二十五条この条例に定めるもののほか この条例の施行に関し必要な事項は 規則で定める ( 罰則 ) 第二十六条次の各号のいずれかに該当する者は 二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する 一第六条 第十条第一項又は第十七条第一項の規定に違反して許可を受けないで土砂の埋立て等を行った者二第十八条第一項及び第二項の規定による命令に違反した者 第二十七条次の各号のいずれかに該当する者は 一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する 一第十五条第三項の規定による命令に違反した者二第十九条第二項の規定による命令に違反した者 第二十八条次の各号のいずれかに該当する者は 五十万円以下の罰金に処する 一第十二条の規定に違反して 標識を掲げない者二第十三条の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者三第十四条第一項の規定に違反して 土砂管理台帳を作成せず 又は同項に規定する事項を記載せず 若しくは虚偽の記載をした者四第十四条第二項の規定による報告をせず 又は虚偽の報告をした者五第二十条の規定による報告若しくは資料の提出をせず 又は虚偽の報告若しくは資料の提出をした者六第二十一条第一項の規定による検査若しくは収去を拒み 妨げ 若しくは忌避し 又は質問に対して答弁をせず 若しくは虚偽の答弁をした者 第二十九条第十五条第一項又は第十六条第二項の規定に違反して届出をせず 又は虚偽の届出をした者は 三十万円以下の罰金に処する ( 両罰規定 ) 第三十条法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者が その法人又は人の業務に関し 前四条の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか その法人又は人に対して 各本条の罰金刑を科する

附則 ( 施行期日 ) 1 この条例は 公布の日から起算して六月を超えない範囲内において規則で定める日から施行する ( 経過措置 ) 2 この条例の施行の際現に土砂の埋立て等を行っている者は この条例の施行の日から起算して三月を経過する日までの間は 第六条の規定にかかわらず 引き続き当該土砂の埋立て等を行うことができる その者がその期間内に同条の許可の申請をした場合において その期間を経過したときは その申請について許可又は不許可の処分があるまでの間も 同様とする ( 施行期日 ) 1 この条例は 平成二十三年四月一日から施行する ( 経過措置 ) 2 第四条の規定による改正後の山梨県土砂の埋立て等の規制に関する条例第九条第一項の規定は 施行日以降に行われる土砂の埋立て等の許可 土砂の埋立て等の変更の許可及び土砂の埋立て等の事業の全部の譲渡に係る許可の申請について適用し 同日前に行われたこれらの許可の申請については なお従前の例による ( 施行期日 ) 1 この条例は 平成二十四年四月一日から施行する