HeartCore インストールマニュアル (JSP 版 ) October2013 Ver1.1-1 -
改訂履歴 改訂日 改訂内容 Ver1.0 2013 年 07 月 マニュアル改訂 Ver1.1 2013 年 10 月 フォーマット改訂 - 2 -
目次 1. 本文書の目的と対象...- 4-1.1. 概要説明... - 4-2. インストールの流れ...- 4-3. MySQL ユーザの作成...- 5-4. データベースの作成...- 6-5. ドライバファイルの配置...- 7-6. HeartCore の配置...- 8-7. Tomcat 起動...- 9-8. インストールの実施... - 10 - - 3 -
1. 本文書の目的と対象 1.1. 概要説明 HeartCore(JSP 版 ) インストール手順について説明いたします なお 本資料は 例として下記内容を前提として説明しております 環境情報 対象 OS Linux ( ディストリビューション : Red Hat Enterprise Linux Server) APサーバ Tomcat 6.0.24 DBサーバ MySQL Enterprise Server 5.0.60sp1-enterprise-gpl-log HeartCore HeartCoreWCMS_V8.2.1 JSP HeartCore v8 より JSP バージョンには Java 1.6 以上が必要です Java 1.5 以下のサポートは終了しました 2. インストールの流れ インストールの流れは 下記のとおりです なお インフラ関連 (JDK, Tomcat, MySQL など ) のインストール および 設定方法につきましては 本手順書では割愛させていただきます 各操作方法 (DB 操作等 ) につきましては 適宜 内容をおきかえて進めてください インストールの流れ 1.MySQL ユーザの作成 2. データベースの作成 3. ドライバファイルの配置 4.HeartCore の配置 5.Tomcat 起動 6. インストール実施 STEP1: データベース STEP2: ライセンス STEP3: スーパユーザ STEP4: Web サイトコンテント - 4 -
3. MySQL ユーザの作成 HeartCore で使用する MySQL ユーザーを作成します MySQL へのアクセス 初期登録されている管理者ユーザー root を使い MySQL へ接続します 例 )[MySQL インストールディレクトリ ] が /usr/local/mysql の場合 # /usr/local/mysql/bin/mysql uroot Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. Your MySQL connection id is 48701 Server version: 5.0.60sp1-enterprise-gpl-log MySQL Enterprise Server (GPL) Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the buffer. mysql> MySQL ユーザーの作成 データベースに接続するために 管理者権限を持つ MySQL ユーザーを作成します 例 ) ユーザー名 admin パスワード admin1 の場合 mysql> grant all privileges on *.* to admin@localhost identified by 'admin1' with grant option; mysql> grant all privileges on *.* to admin@ % identified by 'admin1' with grant option; - 5 -
4. データベースの作成 HeartCore で使用するデータベースを作成します 例 ) データベース名 admindb デフォルト文字コード utf8 の場合 mysql> create database admindb default character set utf8; HeartCore で利用するデータベースの文字コードは UTF-8 となります 事前に データベースの文字コードを UTF-8 に設定してください 設定例 :MySQL 定義ファイル (my.cnf) に設定 [mysqld] default-character-set = utf8 [mysql] default-character-set = utf8 [client] default-character-set = utf8-6 -
5. ドライバファイルの配置 HeartCore を利用するために必要となるドライバファイルを配置します 必要なファイルは 下記のとおりとなります activation.jar mail.jar mysql-connector-java-x.x.x.jar MySQLをご利用する場合に必要となります postgresql-x.x-xxx.jdbc4.jar PostgresSQL をご利用する場合に必要となります ojdbcxx.jar Oracle をご利用する場合に必要となります て ( 上記 ドライバ名の x はバージョン名となります ご利用するデータベースに合わせ 最新バージョンのドライバを入手して配置してください ) Tomcat 6.x の場合は ${Tomcat ホームディレクトリ }/lib に配置してください - 7 -
6. HeartCore の配置 HeartCore ファイルを配置する際は アプリケーションサーバ (Tomcat) を停止したうえで 作業を実施し ファイルを配置後 アプリケーションサーバ (Tomcat) を起動してください HeartCore ファイルの解凍 任意の場所で HeartCore ファイルを解凍し Tomcat の ROOT フォルダとして配置ください (HeartCore ファイルの名称は 各バージョンやエディションによって異なります ) # HeartCoreWCMS_V8.2.1_JSP.zip : ファイルが解凍されます 解答後 HeartCoreWCMS_V8.2.1_JSP ディレクトリが作成されています HeartCore ファイルの配置 HeartCore を配置します ここでは 配置個所は ${TOMCAT インストールディレクトリ }/webapps/root としております 必ず ドキュメントルート直下に配置してください # mv ROOT bk_root # mv HeartCoreWCMS_V8.2.1_JSP ROOT DB 接続定義ファイル ${HeartCore ディレクトリ }/ の下に DB 接続定義ファイル (ini.webadmin.jsp) を作成します ファイル内容は 下記のとおりです なお 下記の赤枠内は 1 行で記載してください 例 )MySQL へ DB 接続ユーザー admin パスワード admind2 DB 名 admindb DB サーバー localhost の場合 <% [default]database=mysql:com.mysql.jdbc.driver:admin:admin2@jdbc:mysql://localho st/admindb %> - 8 -
MySQL をご利用する場合には mysql-connector-java-x.x.x.jar ドライバが必要とな ります 例 )Postgres へ DB 接続ユーザー admin パスワード admind2 DB 名 admindb DB サーバー localhost の場合 <% [default]database=pgsql:org.postgresql.driver:admin:admin2heartcore:heartcore@jdb c:postgresql://localhost:15432/ admindb %> 例 )Oracle へ DB 接続ユーザー admin パスワード admind2 <% [default]database=oracle:oracle.jdbc.driver.oracledriver:admin:admin2 @jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:orcl %> 7. Tomcat 起動 Tomcat を起動します - 9 -
8. インストールの実施 HeartCore のインストールを実施します お使いの Web ブラウザより HeartCore 管理画面へアクセスします http://[ サーバー IP アドレス ]/webadmin/ 注意 ) 下記のように画面内の文字が?? で表示されている場合 データベースに接続できていない可能性がありますので データベースへの接続定義内容や データベース接続ドライバファイルの配置などを再度ご確認ください - 10 -
ステップ0: サーバー WEBサーバー および HeartCore の設定に問題がないか自動的にチェックが行われ サーバーの設定に問題がある場合 ステップ 0が表示されます 設定に問題が無い場合は 本画面は表示されず ステップ1: データベース が表示されます 問題がある場合 これらの問題を解決する必要がございます サーバーチェックで赤文字の警告が出た場合 Web サーバーの設定 もしくは HeartCore のインスタレーションをチェックし変更する必要があります さらに 黄色字で 制限における警告文などが報告される場合があります - 11 -
ステップ 1: データベース データベース接続内容が表示されます すでに ini.jsp に定義している場合 その定義内容が表示 されていることを確認してください 問題なければ 保存 ボタンをクリックします ステップ 2: ライセンス ライセンス情報の入力画面が表示されます ライセンスコード情報を入力後 保存 ボタンをク リックします ステップ 3: スーパーユーザ スーパーユーザ情報の入力画面が表示されます スーパーユーザ情報を入力後 保存 ボタン - 12 -
をクリックします ステップ 4:Web サイトコンテント HeartCore で用意されているサンプル用のウェブサイトコンテントが表示されます < サンプル用ウェブサイトのインポート > 用意されているサンプル用のウェブサイトをインポートしたい場合は 任意のウェブサイトコンテントの ウェブサイトの選択 ボタンをクリックします - 13 -
更に 初期化とウェブサイトのインポート ボタンをクリックすると ウェブサイトのインポート が開始されます インポート処理は数分かかりますので ブラウザを開いた状態で待ちます < 既存 Web サイトのインポート > 既存の HTML で構成された WEB サイトの取り込みを行う場合は 既存の Web サイトをイン ポートします の ウェブサイトの選択 ボタンをクリックします 初期化とウェブサイトのインポート ボタンをクリックすると インポートが開始されます インポートを開始する前に 既存 WEB サイトの全てのファイルをドキュメントルート配下に配 置しておく必要がございます インポート処理が実行されると 下記のような画面になります - 14 -
インポート処理が完了するまで ブラウザを閉じずにそのままお待ちください ウェルカム 画面が表示されたら インポート処理は完了となります HeartCore インストール手順は完了です 以上 - 15 -