CA92344-645- PRIMERGY M シリーズ向けオンボード CNA( コンバージド ネットワーク アダプタ ) および CNA 拡張ボードご使用上の留意 注意事項 このたびは 弊社の製品をお買い上げいただきまして 誠にありがとうございます 本製品をご使用になる上での注意事項がございますので 本書をよくお読みの上 ご利用願います. ファームウェア / ドライバの適用について 24 年 2 月富士通株式会社 本製品をご使用の際は 以下 URL から最新版のファームウェア / ドライバをダウンロードの上 ファームウェア / ドライバ版数を合わせてご利用ください http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/downloads/ 2. スイッチブレート接続時の留意について PRIMERGY スイッチブレード (Gbps 8/8) を CEE/DCB で使用する場合 ジャンボフレームはサポートしておりません Cisco Nexus B22 Fabric Extender シリーズを使用する場合 iscsi Personality はサポートしておりません FCoE Personality で PRIMERGY スイッチブレード (Gbps 8/8) を使用する場合 PRIMERGY スイッチブレード (Gbps 8/8) が接続可能な FCoE 対応スイッチは以下になります 但し Brocade VDX シリーズと接続する際は ファームウェアを v2. NY48 以降にアップデートしてください Cisco Nexus 5/7 シリーズ, Brocade VDX シリーズ 3. LAN/CNA の冗長化について LAN/CNA の冗長化構成を行う場合は システム構築上の注意事項 にある LAN/CNA 冗長化をする際の注意事項 を参照してください 4. 32bit OS のサポートについて 本製品は 32bit OS をサポートしていません 5. UEFI のサポートについて 本製品は 現在 UEFI に対応していません /6
6. SAN(FCoE/iSCSI) ブートについて 本製品を使用した以下条件に全て当てはまる場合 iscsi ブートはサポートしていません - ターゲット OS が Red Had Enterprise Linux の場合 -dm_multipath ドライバを使用した場合 本製品を iscsi パーソナリティ設定で SAN ブート環境をお使いの場合 システム起動時に以下と同等のメッセージが表示される場合がありますが 動作上問題はありません initiator iscsi Name: iqn.99-7.com.emulex:nh-rx3s8 Warning - Initiator IP Address:... Warning - Initiator IP Address:... 本製品を iscsi パーソナリティに設定し且つ Legacy BIOS モードで SAN ブート環境をお使いの場合 RHEL 6.5 のブート時に まれに ブートが失敗する場合があります 現象が発生した場合は 再起動を行ってください Emulex OneConnect FCoE BIOS Utility は CNA ポートを 8 ポートまで認識することができます サーバの PCI Express デバイススキャン順序に従って認識される最初の 8 ポート分のみ ブートデバイス (PXE/iSCSI/FCoE) として設定が可能です iscsi Personality(Initiator) のデフォルト IQN(iSCSI Qualified Name) は以下になります iqn.99-7.com.emulex:cc-cc-cc-cc-cc-cc iscsi Personality をご使用の際は IQN がポート間 サーバ間で必ず固定の値となるように設定してください 参考として デフォルト IQN の cc-cc-cc-cc-cc-cc の欄に該当ポートの MAC アドレスを設定すれば固定値になりますが アダプタの MAC アドレス割り当ては以下表に示した例の様に割り当てられていますので 実際の MAC アドレス確認して設定してください <オンボード CNA での構成例 > Mode P PF PCI Function type MAC offset Sample Sample2 Func. G NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: E8:9A:8F:5:A:8 2 NIC / iscsi / FCoE MAC + E8:9A:8F:5:A: E8:9A:8F:5:A:9 2 4 NIC MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 E8:9A:8F:5:A:A 3 6 NIC MAC +3 E8:9A:8F:5:A:3 E8:9A:8F:5:A:B NIC MAC +4 E8:9A:8F:5:A:4 E8:9A:8F:5:A:C 3 NIC / iscsi / FCoE MAC +5 E8:9A:8F:5:A:5 E8:9A:8F:5:A:D 2 5 NIC MAC +6 E8:9A:8F:5:A:6 E8:9A:8F:5:A:E 3 7 NIC MAC +7 E8:9A:8F:5:A:7 E8:9A:8F:5:A:F G NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: E8:9A:8F:5:A:8 NIC MAC +4 E8:9A:8F:5:A:4 E8:9A:8F:5:A:C 2 4 NIC MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 E8:9A:8F:5:A:A 3 5 NIC MAC +6 E8:9A:8F:5:A:6 E8:9A:8F:5:A:E 2/6
7. OneCommand NIC Teaming and VLAN Manager について One Command NIC Teaming and VLAN Manager インストール後は 必ずシステムを再起動してください 仮想環境で使用する Tag VLAN を作成する場合は Hyper-V マネージャー上で設定を行ってください OneCommand NIC Teaming driver および NIC Teaming and VLAN Manager を動作させるために 以下の.NET Framework が お使いのシステムにインストールされている必要があります OS.NET Framework rev. Windows Server 22 3.5 SP and 4. / 4.5 Windows Server 22 Server Core 3.5 SP Windows Server 28 x64 R2 SP 4. / 4.5 Windows Server 28 x64 R2 SP Server Core 3.5 SP Windows Server 28 x64 R2 SP with Hyper-V 4. / 4.5 8. VLAN 設定について 本製品で VLAN の設定を行う際は 以下の点にご留意下さい Windows Server 28R2 SP の環境では OC NIC Teaming and VLAN Manager を使用して最大 48 個までの VLAN が設定可能です 下表の (*) 環境では OS 標準のツールを使用し VLAN を設定することが可能です この場合 最大 4 個までの設定が可能です また コントローラあたり使用する VLAN 数が 64 個までがフィルタリングモードで動作し 65 個を超えた場合はプロミスキャスモードで動作します 下表の (*2) の環境では プロミスキャスモードのみで動作します OS NIC Teaming and VLAN Manager NIC / CNA モード OS Teaming tools Native VLAN Windows Server 28R2 SP (*) 48 個まで 4 個までサポート Windows Server 22 (*) Windows Server 22 R2 (*) RHEL6 U4 / U5 (*) VMware ESXi 5. U2 (*2) VMware ESXi 5.5 U (*2) 未対応 4 個まで サポート 9. UMC(Universal Multi-Channel/ 論理分割 ) 機能について UMC 設定時は リンクアグリゲーション (LACP) でのチーミング機能は使用できません PXE Select Utility で設定する LPVID は UMC で論理分割したポート単位で固有の値に設定してください 使用する VLAN ID と LPVID は 異なる値を設定してください UMC の 論理ポート ( 仮想チャネル ) あたり使用できる VLAN の数は最大 3 個となります <VMware ESXi での使用制限 > ESXi 5. で Gbps ポートを併用する場合は 6 ポートまで それ以外は 8 ポートまでとなります ESXi 5.5 の場合は 8 ポートまでとなります UMC で論理分割を行っている場合は 物理ポート ( x Gbps) を ポートとしてカウントします 3/6
<Windows OS 環境下での使用制限 > Windows OS 上で利用できる VLAN の数は 論理ポート ( 仮想チャネル ) あたり最大 3 個 コントローラあたり最大 248 個までとなります Windows Hyper-V 仮想環境において 物理サーバ間で仮想マシンのライブマイグレーションを行う場合 かつ VLAN ID を 3 個以上使用する場合は UMC 機能の使用を推奨しません. MAC address 割り当てについて 本アダプタの MAC アドレスのオフセット値は 以下表に示した例の様に割り当てられています 実際の MAC アドレスをご確認の上 ご使用ください <RX254 M: 2x Gb> Port PCI Function Function type MAC offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: <RX254 M: 4x Gb> Port PCI Function Function type MAC offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 2 NIC MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 3 3 NIC MAC +3 E8:9A:8F:5:A:3 <RX254 M: 2x Gb CNA mode> Port PCI Func. Function Type MAC Offset Sample <RX254 M: 2x Gb UMC mode> NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 iscsi / FCoE MAC + E8:9A:8F:5:A: 4 iscsi / FCoE MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 NIC MAC +8 E8:9A:8F:5:A:8 3 iscsi / FCoE MAC +9 E8:9A:8F:5:A:9 5 iscsi / FCoE MAC +A E8:9A:8F:5:A:A Port PCI Func. Function type MAC offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 iscsi / FCoE MAC + E8:9A:8F:5:A: 4 iscsi / FCoE MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 6 NIC MAC +3 E8:9A:8F:5:A:3 8 NIC MAC +4 E8:9A:8F:5:A:4 NIC MAC +5 E8:9A:8F:5:A:5 2 NIC MAC +6 E8:9A:8F:5:A:6 4 NIC MAC +7 E8:9A:8F:5:A:7 NIC MAC +8 E8:9A:8F:5:A:8 3 iscsi / FCoE MAC +9 E8:9A:8F:5:A:9 5 iscsi / FCoE MAC +A E8:9A:8F:5:A:A 7 NIC MAC +B E8:9A:8F:5:A:B 9 NIC MAC +C E8:9A:8F:5:A:C NIC MAC +D E8:9A:8F:5:A:D 3 NIC MAC +E E8:9A:8F:5:A:E 5 NIC MAC +F E8:9A:8F:5:A:F 4/6
<BX256 M: 4x Gb> Port PCI Function Function type MAC offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 2 NIC MAC +8 E8:9A:8F:5:A:8 3 3 NIC MAC +9 E8:9A:8F:5:A:9 <BX256 M: 2x Gb CNA mode> Port PCI Func. Function Type MAC Offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 iscsi / FCoE MAC + E8:9A:8F:5:A: 4 iscsi / FCoE MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 NIC MAC +8 E8:9A:8F:5:A:8 3 iscsi / FCoE MAC +9 E8:9A:8F:5:A:9 5 iscsi / FCoE MAC +A E8:9A:8F:5:A:A <BX256 M: 2x Gb UMC mode> Port PCI Func. Function type MAC offset Sample NIC MAC + E8:9A:8F:5:A: 2 iscsi / FCoE MAC + E8:9A:8F:5:A: 4 iscsi / FCoE MAC +2 E8:9A:8F:5:A:2 6 NIC MAC +3 E8:9A:8F:5:A:3 8 NIC MAC +4 E8:9A:8F:5:A:4 NIC MAC +5 E8:9A:8F:5:A:5 2 NIC MAC +6 E8:9A:8F:5:A:6 4 NIC MAC +7 E8:9A:8F:5:A:7 NIC MAC +8 E8:9A:8F:5:A:8 3 iscsi / FCoE MAC +9 E8:9A:8F:5:A:9 5 iscsi / FCoE MAC +A E8:9A:8F:5:A:A 7 NIC MAC +B E8:9A:8F:5:A:B 9 NIC MAC +C E8:9A:8F:5:A:C NIC MAC +D E8:9A:8F:5:A:D 3 NIC MAC +E E8:9A:8F:5:A:E 5 NIC MAC +F E8:9A:8F:5:A:F. RDMA over Converged Ethernet (RoCE) について 本製品は 現在 RoCE 機能に対応していません 2. Windows Server を使用する場合 Windows Server 22 および Windows Server 22R2 でチーミングを構成する場合は OS 標準 (native) のチーミングツールをご利用ください 本製品をサーバに 3 枚搭載し かつサーバ内の Memory が 8GB 以下の場合 BSOD が発生する場合がありますので 8GB 以上の Memory を必ず搭載してください 3. iscsi SW-initiator について 本製品で iscsi SW-initiator 環境を構築する場合は OS 標準 (native) のドライバを使用して下さい 本製品からの iscsi SW-initiator ブートはサポートしていません 本製品でサポートしている iscsi SW-initiator 機能は FCoE パーソナリティおよび NIC パーソナリティとなります 5/6
4. FCoE 接続と FC 接続の混在 同一サーバから FCoE 接続と FC 接続の混在で 同一 LUN に対するアクセスすることはできません 5. 性能 複数の物理サーバ上に VMware ESXi がインストールされ 物理サーバ間に跨る VM 間で双方向の NIC 通信を行った場合 通信のスループット性能が期待値より -6% 程度低くなる場合があります 本製品を UMC mode でお使いの際に 例えば port-physical function と port- physical function のようにチーミングを構成した場合 通信のスループット性能が期待値より -27% 程度低くなる場合があります 6. VIOM ServerView Virtual-IO Manager で設定した仮想 MAC アドレスが OneCommand Manager の Channel Management タブ内では物理アドレスとして表示されます 正しい表示は OneCommand Manager で該当ポートのツリー配下アドレスを参照してください BX256 M のオンボード CNA の論理分割 (UMC) を有効にして PXE ブートを設定した後 初回の PXE ブートでは物理 MAC アドレスが使用されます 2 回目以降の PXE ブートで仮想 MAC アドレスが使用されます PXE ブートを設定したサーバプロファイルを適用した後に PXE ブートが再試行されるように運用設計してください BX256 M のオンボード CNA の論理分割 (UMC) を有効にして iscsi を使用する場合は iscsi に VLAN ID を必ず設定してください 7. iscsi Personality RX254 M のポート拡張オプション (GBASE-T 2)(PY-LA3A2U/ PYBLA3A2U) は 現状 iscsi を未サポートです Personality で iscsi を設定しないでください 8. FCoE Personality RX254 M のポート拡張オプション (GBASE-T 2)(PY-LA3A2U/ PYBLA3A2U) は FCoE を未サポートです Personality で FCoE を設定しないでください 以上 Copyright 24 FUJITSU LIMITED 6/6