イントラネット超簡単構築ツール MyWeb PortalOffice 1.3 SQL Server 2005/2008 SQL Server 2008 R2 アップグレード手順 第 1.0 版 2011 年 10 月 28 日
目次 1. 概要... 1 2. 事前準備を行なう... 1 (1) 必要なソフトウェアの確認とインストール... 1 3.DB をバックアップする... 3 (1) DB のバックアップファイルを作成する... 3 4.SQL Server 2008 R2 へとアップグレードを行なう... 4 (1) SQL Server 2008 R2 へのアップグレード処理... 4 (2) MyWeb Portal Office の動作確認... 12
1. 概要 本マニュアルでは Windows Server に導入されている MyWeb Portal Office のデータベースシステム SQL Server 2005 / 2008 を SQL Server 2008 R2 Express Edition に切り替える ( アップグレード ) 手順について説明しています 2. 事前準備を行なう (1) 必要なソフトウェアソフトウェアの確認確認とインストール SQL Server 2008 R2 Express Edition のインストール及びアップグレードにあたり 既存の環境が以下のソフトウェア要件を満たしている必要があります ソフトウェア要件を満たしていない場合はまず事前準備としてインストールをお願いします ソフトウェア要件 説明 1 各種サーバ OS の最新サービスパック 最新の SP が未適用の場合は適用して下さい 2.NET Framework 3.5 SP1 又は.NET Framework 2.0 SP2 Express Edition 以外は 3.5 SP1 が必要 Express Edition のみ 2.0 SP2 でも可能 3 Windows Installer 4.5 セットアッププログラムの動作に必要です 4 MSDE2000 SP4 SP4 が未適用の場合は適用して下さい 5 SQL Server 2008 R2 Express Edition 上記 1~4 のソフトウェアが全てインストール済みである事 1Windows Server における適用済みサービスパックの確認とインストール [ マイコンピュータ ] アイコンを右クリックし プロパティ を選択します 全般タブに表示されている システム 欄に OS に適用されている Service Pack 情報が記述されています SQL Server 2008 R2 Express Edition を利用する場合以下の Service Pack が適用されている必要があります Service Pack が未適用の場合はインストールをして下さい Windows Server 2008 R2 : 特に必要なし Windows Server 2008 : Service Pack 2 以降が必要 Windows Server 2003 R2 : 特に必要なし Windows Server 2003 : Service Pack 2 以降が必要 各 OS にて Service Pack を適用した後には OS の再起動が必要となりますのでご注意下さい 2.NET Framework の確認とインストール [ スタート ]-[ コントロールパネル ]-[ プログラムの追加と削除 ] を選択します 表示されたプログラムの一覧上に Microsoft.NET Framework 2.0 Service Pack 2 又は Microsoft.NET Framework 3.5 SP1 が存在するかどうか確認して下さい 上記バージョンの.NET Framework が存在しない場合は Microsoft のサイトよりダウンロードした後にインストールをして下さい <.NET Framework 3.5 Service Pack 1> Microsoft.NET Framework 3.5 Service Pack 1 ダウンロードページ http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=ab99342f-5d1a-413d-8319-81da479ab0d7 1
Microsoft.NET Framework 3.5 SP1 日本語 Language Pack ダウンロードページ http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=8489ed13-b831-4855-96f7-dd35e4c02a20 64bitOS の場合は dotnetfx35langpack_x64ja.exe をダウンロードして下さい 32bitOS の場合は dotnetfx35langpack_x86ja.exe をダウンロードして下さい <.NET Framework 2.0 Service Pack 2> Microsoft.NET Framework 2.0 Service Pack 2 ダウンロードページ http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=5b2c0358-915b-4eb5-9b1d-10e506da9d0f 64bitOS の場合は NetFx20SP2_x64.exe をダウンロードして下さい 32bitOS の場合は NetFx20SP2_x86.exe をダウンロードして下さい Microsoft.NET Framework 2.0 Service Pack 2 (x86) 日本語 Language Pack(32bitOS の場合 ) http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=c69789e0-a4fa-4b2e-a6b5-3b3695825992 Microsoft.NET Framework 2.0 Service Pack 2 (x64) 日本語 Language Pack(64bitOS の場合 ) http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=ee2bd8e5-52f8-4469-b94d-62a6c96eed9c 3Windows Installer 4.5 の確認とインストール [ スタート ]-[ ファイル名を指定して実行 ] を選択します 名前欄に msiexec と入力して Enter キーを押します 上記の様に V 4.5.XXXX.XXXXX と表示されればバージョン 4.5 はインストール済みです バージョン 4.5 以外が表示される又は上記画面自体が表示されない時は Windows Installer 4.5 のインストールが必要となります 下記 URL よりダウンロードして下さい Windows Installer 4.5 Redistributable 日本語 http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=5a58b56f-60b6-4412-95b9-54d056d6f9f4 インストール後 サーバの再起動が必要となりますのでご注意下さい 2
4SQL Server 2008 R2 Express Edition のダウンロード以下 URL のサイトよりダウンロードを行ないます Microsoft SQL Server 2008 R2 SP1 Express Edition http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=ff38db3d-b0fb-4dad-bcd4-e9a4c509b017 リストにあります SQLEXPR32_x86_JPN.exe をダウンロードします 3.DB をバックアップする (1) DB のバックアップファイルバックアップファイルを作成作成する DB をバックアップする一番簡単な方法は BACKUP DATABASE コマンドを実行する事です 下記のコマンドをコマンドプロンプトから実行して下さい パスワードやバックアップファイルの出力先 ( 青文字部分 ) は必要に応じて設定を変更してください [ バックアップコマンド ] Osql -Usa -Ppass -Q BACKUP DATABASE myweb10po TO DISK= d:\backup\myweb10po.bak WITH INIT 上記の例ではユーザ =sa パスワード = pass で myweb10po というデータベースを d:\backup フォルダに myweb10po.bak という名前で作成し 既にバックアップファイルが存在する場合は置き換えるという処理を行います -U SQL Server の管理者ユーザ名 -P SQL Server の管理者ユーザのパスワード -Q xxxxx 実行するクエリー BACKUP DATABASE データベース名 TO DISK= バックアップファイルを作成する先 WITH INIT 作成しましたバックアップファイルは SQLServer2008R2 へアップグレードした後に MyWeb の正常動作確認が完了するまで保管しておいて下さい もし アップグレード処理途中などで問題が発生した場合は取得しておいたバックアップファイルを用いてデータベースの復元処理を行います データベースの復元方法についてはご利用されている OS に応じて 別マニュアル バックアップ 復元手順書 (Server2003 用 ) 又は バックアップ 復元手順書 (Server2008 用 ) を参照して下さい 3
4.SQL Server 2008 R2 へとアップグレードを行なう (1) SQL Server 2008 R2 へのアップグレードアップグレード処理予めダウンロードしておいた SQLEXPR32_x86_JPN.exe を実行します アップグレードの最中は MyWeb を使用する事は出来ませんので運用時間外での作業をお願いします 1 実行後しばらく経つとインストールセンター画面が表示されます SQL Server 2000 SQL Server 2005 または SQL Server 2008 からのアップグレード をクリックします 4
2 アップグレードウィザードが起動し自動的にセットアップサポートルールのチェックが行われます そのまま何もせずに次の画面が表示されるのを待ちます 5
3 ライセンス条項の同意確認画面が表示されます ライセンス条項に同意する にチェックを付けて 次へ ボタンを押します 6
4SQL Server 2008 R2 セットアップが始まります インストールする際のソフトウェア要件などのチェックが行われますが 特に操作を行なう事はありません このまま次の画面が表示されるまで待ちます 7
5 インスタンスの選択画面が表示されます MyWeb では SQL Server 既定のインスタンス MSSQLSERVER を使用しています 必ず MSSQLSERVER を選択して下さい 選択しましたら 次へ ボタンを押します 8
6 エラーレポートの送信設定画面が表示されます チェックは付けずそのままの状態で 次へ ボタンを押します 9
7 アップグレードルールのチェック画面が表示されます この画面では特に操作せずとも次の画面へと自動的に遷移します 10
8 アップグレード処理が始まり進捗状況が表示されます この画面でも操作は特に無く 処理が完了するまでそのまま待ちます 11
9 アップグレード処理の完了結果画面が表示されます 閉じる ボタンを押してアップグレード処理は終了となります (2) MyWeb Portal Office の動作確認 IE を起動して MyWeb Portal Office のログイン画面を表示し 正常にログイン出来る事を確認します また一通り機能を使用してみて問題無い事をご確認下さい 確認の結果 問題が無ければアップグレード作業は全て完了となります 12