平成17年度大学院 知識システム特論

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DATA.GOV.UK http://data.gov.uk 英国政府による政府情報のオープン化のための大規模 DB

SPARQL RDF クエリ言語 接頭辞指定 クエリ PREFIX rdfs:<http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#> PREFIX psys:<http://proton.semanticweb.org/protonsys#> PREFIX test:<http://www.keio.ac.jp/test/> PREFIX owl:<http://www.w3.org/2002/07/owl#> PREFIX xsd:<http://www.w3.org/2001/xmlschema#> PREFIX rdf:<http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#> PREFIX pext:<http://proton.semanticweb.org/protonext#> SELECT?website WHERE {?website <http://www.keio.ac.jp/test/title> 'Yamaguchi Laboratory, Keio University' } SELECT 取得したい変数名 WHERE 変数を含んだトリプル

LinkedOpenData 演習 ~OWLIM~

OWLIM の利用 リポジトリの作成 (1) リポジトリの作成左上の New Repository を選択

OWLIM の利用 リポジトリの作成 (2) 以下を入力し Next を押す Type : OWLIM-Lite ID : 任意 (lod-test1) Title : 任意 (Liinked Data Test)

OWLIM の利用 リポジトリの作成 (2) Base URL を http://www.keio.ac.jp/test/ に変更その他はデフォルトで問題ありませんが例えば C ドライブ以下に owlimtest フォルダを作成し そこにデータを格納する場合 Storage folder を C://owlimtest に変更

OWLIM の利用 データの格納 (1) リポジトリが先ほど作成したものになっていることを確認したら Add を選択

OWLIM の利用 データの格納 (2) BaseURL は http://www.keio.ac.jp/test/ test.rdf をダウンロードしている場合は Select to file から test.rdf ファイルを選択する. ダウンロードしていない場合は Enter the RDF から次ページの RDF を入力する.

test.rdf <rdf:rdf xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:test="http://www.keio.ac.jp/test/"> <rdf:description rdf:about="http://www.yamaguti.comp.ae.keio.ac.jp/"> <test:title>yamaguchi Laboratory, Keio University</test:title> <test:author>yamaguchi Laboratory</test:author> </rdf:description> </rdf:rdf>

OWLIM の利用 入力データの確認 (1) リポジトリが先ほど作成したものになっていることを確認したら Contexts ->file:// を選択

OWLIM の利用 入力データの確認 (2) 先ほどの RDF が確認できます

OWLIM の利用 SPARQL クエリ (1) リポジトリが先ほど作成したものになっていることを確認したら Query から SPARQL を選択し次ページのクエリを入力

SPARQL クエリ PREFIX rdfs:<http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#> PREFIX psys:<http://proton.semanticweb.org/protonsys#> PREFIX test:<http://www.keio.ac.jp/test/> PREFIX owl:<http://www.w3.org/2002/07/owl#> PREFIX xsd:<http://www.w3.org/2001/xmlschema#> PREFIX rdf:<http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#> PREFIX pext:<http://proton.semanticweb.org/protonext#> SELECT?website WHERE {?website <http://www.keio.ac.jp/test/title> 'Yamaguchi Laboratory, Keio University' } 赤で囲った部分以外は初期で入力されています. このクエリはあるインスタンスのうち プロパティが title の値が Yamaguchi Laboratory, Keio University となるものを呼び出すクエリです.

OWLIM の利用 SPARQL クエリ (2) 成功していれば以下のようなクエリ結果が返ってきます

Protégé からのデータ利用

Protégé で以下のデータを作成 ベースとなる名前空間 URI: http://www.yamaguti.ae.keio.ac.jp/tutorial2# クラス : University People(Student Professor) Place インスタンス (University) : Keio University Waseda University インスタンス (Place) : Hiyoshi Mita Tokorozawa Waseda Yagami インスタンス (Student) : 適宜インスタンス (Professor) : Yamaguti Iijima 等適宜プロパティ : 通う (commute) キャンパスがある (hascampus) インスタンスとプロパティを使って関係を定義

RDF/XML 形式で保存 File > Save project as Language : RDF/XML ファイル名を sample2.rdf にして保存

OWLIM で新規リポジトリの作成 New repository Type : OWLIM-Lite ID : lod-test2 Title : Linked Data Test (lod-test2) Storage : 任意 (C://owlimtest2) Base URL : http://www.yamaguti.ae.keio.ac.jp/tutorial2 その他 : デフォルト

リポジトリにデータを入力 先ほど作成した sample2.rdf をリポジトリに格納する Add Select the file を選択 RDF Data File : sample2.rdf Base URI : http://www.yamaguti.ae.keio.ac.jp/tutorial2 Context : <f://sample2.rdf>

SPARQL クエリの実行 以下のクエリを実行 PREFIX :<http://www.yamaguti.ae.keio.ac.jp/tutorial2#> PREFIX rdfs:<http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#> PREFIX swrl:<http://www.w3.org/2003/11/swrl#> PREFIX psys:<http://proton.semanticweb.org/protonsys#> PREFIX protege:<http://protege.stanford.edu/plugins/owl/protege#> PREFIX xsp:<http://www.owl-ontologies.com/2005/08/07/xsp.owl#> PREFIX owl:<http://www.w3.org/2002/07/owl#> PREFIX xsd:<http://www.w3.org/2001/xmlschema#> PREFIX swrlb:<http://www.w3.org/2003/11/swrlb#> PREFIX rdf:<http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#> PREFIX pext:<http://proton.semanticweb.org/protonext#> SELECT?student WHERE {?student rdf:type :Student. } rdf:type が Student となるインスタンスを出力