資料 2-1 IoT 時代の電気通信番号に関する研究会事業者ヒアリング説明資料 2019 年 1 28 株式会社インターネットイニシアティブ
1IIJ の MVNO 事業 2IIJ の MVNO 事業に係る電気通信番号 3 それぞれの利 に係る現状 課題 2
IIJ の MVNO 事業 法 向け / 個 向け /MVNE を展開 253 万回線 250( 万 ) 200 150 253.2 2008 年 本初 3G 対応のMVNOサービス 2009 年 本初 レイヤ2 接続によるMVNOサービス 2012 年 本初 LTEに対応のMVNOサービス 2018 年 本初 フル MVNO サービス 100 法 向け 個 向け 50 0 3
フル MVNO とは パケットネットワーク GGSN/PGW インターネット IoT 向けモジュール等 NTT ドコモコアネットワーク IIJ コアネットワーク IIJ 独 SIM カード 基地局 シグナリングネットワーク STP/DEA HLR/HSS 番号管理データベース IIJ の IMSI を利 新たに連携した機能 シグナリングネットワーク : 呼制御を行う信号を伝送するためのネットワーク設備パケットネットワーク : データ通信サービスのデータ ( パケット ) を伝送するためのネットワーク設備 GGSN/PGW: MNOのパケットネットワークと外部 IPネットワーク ( インターネット ) を接続するゲートウェイ STP/DEA: 呼制御に用いられる信号を網間で中継するためのゲートウェイ HLR/HSS: SIMカードのIMSIを管理し その在圏をコントロールするデータベース 加入者管理装置 IoT 向けモジュール等 IIJ 独 SIM カード 基地局 シグナリングネットワーク 他移動通信事業者コアネットワーク ( 海外など ) 加 者管理装置 (HLR/HSS) を NTT ドコモや 海外を含む様々な移動通信ネットワークと接続し それらを使った通信サービスを提供可能 HLR/HSS( 加 者管理機能 ) を持つことにより 独 した移動体通信事業者として様々な事業を展開する 由度を有する 4
フル MVNO によってできるようになること SIM ネットワーク サービス 耐熱 耐 年数など様々な要望に応えるチップ SIM 独 の海外ローミングサービス SIM カードのライフサイクル管理 遠隔から書換可能な esim 海外でも利 可能なセキュアネットワーク API による回線や端末の 括管理 物理的な媒体のないプロファイルのみ提供 ヘテロジニアスな無線網に対応 SIM を活 したセキュアなアプリ 5
フル MVNO のサービス事例 FORKERS フォークリフトの安全と稼働状況を遠隔で監視するサービス IIJ の提供する独 SIM カードと 柔軟な契約管理システム 料 プランによりコスト最適化を達成 世界各国で利 可能な旅 者向け SIM カードへの 本国内データ通信プロファイルを提供 IIJ のフル MVNO 基盤では 通信サービスを物理的な SIM カードと 切り離して提供可能に 6
esim 等の遠隔書き換え可能な SIM へのプロファイル提供 esim やその他の遠隔書き換え可能な SIM においては SIM カードに本来書き込まれるデータセット (SIM プロファイル ) は遠隔地よりダウンロードされる SIM プロファイルは各々 1 つの IMSI を含む 1 の契約者が複数の SIM プロファイルを端末にダウンロードし 切り替えることも可能 イラストは GSMA によるプレゼンテーションより引用 7
1IIJ の MVNO 事業 2IIJ の MVNO 事業に係る電気通信番号 3 電気通信番号の利 に係る現状 課題 8
MVNO の事業形態別の電気通信番号の利 状況 ライト MVNO(2008 年 1 より開始 ) フル MVNO(2018 年 3 より開始 ) 主な提供サービス スマートフォン向けサービス 端末を特定しないサービス (SIM カードのみ提供 ) 法 向けデータ通信サービス M2M 向けデータ通信サービス インバウンド向けプリペイド ホスト MNO NTT ドコモ (2008 年 ) KDDI(2015 年 ) NTT ドコモ SIM カードホスト MNO の SIM カードを利 社の SIM カードを利 MSISDN ホスト MNO のものを利 声通話付き 070/080/090 データ通信専 020(2018 年 3 より利 開始 ) ホスト MNO のものを利 データ通信専 020 IMSI ホストMNOのIMSIを利 国内では 社のIMSIを利 440-03 海外では提携海外通信事業者の IMSIを利 9
1IIJ の MVNO 事業 2IIJ の MVNO 事業に係る電気通信番号 3 電気通信番号の利 に係る現状 課題 10
今後の MSISDN の利 込み 070/080/090 番号 携帯電話の総契約数 MVNO の総契約数とも増加の傾向を続けており 今後とも利 の伸びが 込まれる トレンドは安定的であり 今後 きく上振れすることは想定外 020 番号 IoT 社会の実現に向け 今後需要の爆発的増加が 込まれる 現在の容量 ( 約 8 千万 ) は 分とは えない IoT ユースケースの番号に対する要求は様々であり 桁増により多くの番号がより柔軟に利 できるようになることが重要 11
020 番号の不 解消に向けた桁増についての弊社の考え 弊社の考え 未指定の番号の桁増 ネットワーク改修 社内システム改修の必要 数は さくはない ホスト MNO 側の改修と歩調を合わせる必要のあるシステムがある 弊社が MVNE として回線を提供している MVNO M2M 途で多数の回線を契約している顧客等のシステム ( 以下 顧客システム ) においても 改修の発 が 込まれる 改修の要否 ライトMVNO フルMVNO ネットワーク 不要 要 社内システム 要 要 顧客システム 要 要 指定済の番号の桁増 発 済 SIM カードに書き込まれている 局番号との不整合が発 ただし SIM カードに書き込まれている 局番号との不整合はネットワーク上は問題ない 020 番号においては利 者が 局番号を意識することはないと想定されるが 不整合により 定程度の利 者の混乱は じる可能性がある 12
今後の IMSI の利 込み IMSI ライト MVNO IMSI の割り当ては全てホスト MNO によるため 弊社は不 の可能性について関知していない フル MVNO IoT 社会の実現に向け 今後需要の爆発的増加が 込まれる しかし 現在弊社に割り当てられた MNC(440-03) は IMSI にして 100 億番号の容量を持っており 直ちに枯渇を 配する状況ではない 13
MNC の利 拡 MNC の割り当てを今後申請する可能性のある事業者 フル MVNO 弊社は 440-03 を既に運 中 現在は弊社 社のみだが 今後 複数事業者の参 があり得る 地域 BWA コア事業者 MNC は現時点で 200 の指定可能事業者数しかなく 今後 不 する可能性があるのではないか 営 5G/LTE 事業者における MNC の活 について 営 途で構築されたネットワークは 本来グローバルかつユニークな番号リソースを割り当てられる必要はない sxgp や MulteFire に代表されるプライベート LTE の普及と 今後 込まれる 営ネットワーク 公衆ネットワークの双 の特性を活かしたヘテロジニアスサービスの進展により 営 5G/LTE 事業者での番号 (MNC/PLMN) の利 に関し 課題が じている 14
営 / 公衆のヘテロジニアス LTE ネットワークの課題 複数の 営 LTE 事業者が共通の MNC(PLMN) を使うシナリオでは 端末が在圏可能な事業者ネットワークを正しく識別できない問題が じる MME フル MVNO HSS 自営 LTE 事業者 A MNC(PLMN)=441-xx MME A の利用者 MME 自営 LTE 事業者 B MNC(PLMN)=441-xx 公衆 LTE 事業者 15