Eclipse 操作方法 (Servlet/JSP 入門補助テキスト)
1. プロジェクトの作成 Eclipse はプロジェクトという単位でプログラムを管理します. 今回のサンプルを実行する為のプロジェクトとして intro プロジェクトを作成します. 1-1. Eclipse 左のツリー画面から空白部分を右クリックし New - Project... を選択します.
1-2. Web - Dynamic Web Project を選択し Next ボタンを押下します. 1-3. Project name に intro と入力し, Target runtime で Apache Tomcat v5.5 が選択され ている事を確認したら Next ボタンを押下します.
Apache Tomcat v5.5 が表示されていない場合 Eclipse に登録されているサーバが一覧として表示されます. 対象のサーバが表示されていない場合, Eclipse 自体への登録作業が必要となります. 1. Eclipse 上部メニューから Window - Preferences を選択し設定画面を表示します. 左ツリーから Server - Runtime Environments を選択後, 右画面の Add... ボタンを押下します. 2. Apache - Apache Tomcat v5.5 を選択します.
3. Tomcat installation directory で Tomcat インストールフォルダ 画像は C:\apache-tomcat-5.5 を選 択し Finish ボタンを押下します. 4. 追加したサーバが一覧に表示されている事を確認して OK ボタンを押下します.
1-4. Java ソースファイルと class ファイル コンパイルで生成される中間コードのファイル の保存 場所を指定します. まず src を選択し Remove ボタンで削除します. 次に Add Folder... ボタンを押下し WebContent/WEB-INF/src と入力します. 最後に Default output folder を WebContent/WEBINF/classes と書き換え Next ボタンを押下します. 1-5. Context root に プロジェクト名 今回は intro, Content directory に WebContent と 入力されている事を確認し Finish ボタンを押下します.
1-6. JavaEE パースペクティブを表示していない場合, 下記の警告が表示されます. そのまま Yes ボタンを押下します. Eclipse では作業に応じて見た目を変更できます. この見た目の設定をパースペクティブと 呼びます. 今回は JavaEE のプロジェクトを生成したので JavaEE 用のパースペクティブに 変更する旨の警告が表示されたという訳です. 1-7. 左ツリーに作成したプロジェクトが表示されている事を確認します.
2. プロジェクトの設定 Eclipse ではプロジェクト毎に様々な設定を行う事が出来ます. ここではプロジェクト内で作成するファイルの文字コードを設定します. 2-1. 左ツリーからプロジェクトを右クリックし Properties を選択します.
2-2. 左ツリーから Resource を選択し Text file encoding を Other に設定, 更にプルダウン から UTF-8 を選択した後, OK ボタンを押下します.
3. パッケージの作成 パッケージとはクラスを纏めるメカニズムの事で Java の場合ディレクトリ フォルダ と同一になり ます. 普段ファイルをディレクトリ単位で管理している様に, クラスを意味のあるパッケージ単位で纏 める事で管理を容易にします. プロジェクトを生成する時に, Java ソースは WebContent/WEBINF/src に保存する様に設定しました. ここが基底のディレクトリとなります C ドライブの直下みた いなモノと思って下さい. この下に任意の階層のパッケージを生成していきます. 3-1. 左ツリーから対象プロジェクトの WebContent/WEB-INF/src を右クリックし New Other... を選択します.
3-2. Java - Package を選択し Next ボタンを押下します. 3-3. Name に任意のパッケージ名 画像は test を入力し Finish ボタンを押下します.
3-4. 左ツリーに作成したパッケージが表示されている事を確認します. 任意のパッケージを選択して同様の処理を行う事で多階層のパッケージ構成を作成する事 が出来ます. 左ツリーの確認について タイミングによってはすぐに左ツリーに反映されない場合があります. その様な場合, ツリーからプロジェクトを選択しキーボードの F5 ボタンを押下する事で最新の状態へと 更新されます. 今後, パッケージやファイルを生成したのに左ツリーが更新されない場合は上記の操作を行って下さい.
4. サーブレットの作成 Eclipse では様々な種類のファイルを作成するウィザードが用意されています. 基本的には種類 に応じたテンプレートが差し込まれたファイルが作成されるだけなので 空のファイルを作成して一 から内容を書き込んでも同様のモノを作成する事は出来ますが, テンプレートの分 時間の短縮に なります. 4-1. 左ツリーから対象プロジェクトの WebContent/WEB-INF/src/test を右クリックし New Other... を選択します.
4-2. Web - Servlet を選択し Next ボタンを押下します. 4-3. Class name に任意のクラス名 画像は SampleServlet を入力します. Java package に 選択したパッケージ名, Superclass に javax.servlet.http.httpservlet が入力されている事を確認 してから Finish ボタンを押下します.
4-4. 左ツリーに作成したサーブレットが, 中央にテンプレートの差し込まれたファイルが表示さ れいる事を確認します.
5. JSP の作成 基本的にはサーブレットの作成手順と変わりありません. JSP の場合, 文字コードの設定をして いるにも関わらず何故か反映されない事があるので追加で設定作業が必要になります.また, ファ イルの保存場所も通常の Java ファイルとは異なる為, 注意して下さい. 5-1. 左ツリーから対象プロジェクトの WebContent を右クリックし New - Other... を選択します.
5-2. Web - JSP を選択し Next ボタンを押下します. 5-3. File name に任意のファイル名 画像は test.jsp を入力してから Finish ボタンを押下 します.
5-4. 左ツリーから作成した JSP ファイルを右クリックし Properties を選択します. 5-5. Text file encoding を Other に設定, 更にプルダウンから UTF-8 を選択した後, OK ボタンを押下します.
5-6. 下の警告が表示されますが Yes を押下して下さい.
6. 起動と確認 以上の手順を繰り返してプログラムが作成出来たら, Tomcat を起動してブラウザで動作を確認 します. 6-1. 下部の Servers タブから Tomcat v5.5 を右クリックし, Add and Remove... を選択しま す.
Servers タブが表示されていない場合 環境によって表示されているタブは異なりますが, 以下の操作を行う事で任意のタブを表示出来ます. 以下では Servers タブを表示する手順を記します. 1. Eclipse 上部メニューから Window - ShowView - Other... を選択し設定画面を表示します. 2. Server - Servers を選択し OK ボタンを押下します.
Tomcat v5.5 Server at localhost が表示されていない場合 1. Servers タブの空白部分を右クリックし New - Server を選択します. 2. Tomcat v5.5 Server を選択し, Finish ボタンを押下します.
6-2. 左側の Available が Tomcat に登録出来るプロジェクトの一覧で, 右側の Configured が Tomcat に登録済みのプロジェクトの一覧になります. Configured に対象プロジェクト intro のみを追加して Finish ボタンを押下します. 6-3. Tomcat v5.5 に intro のみがぶら下がっている状態で起動ボタン 緑色の右矢印ボタ ン を押下します.
6-4. Tomcat が起動したらブラウザ InternetExplorer や firefox など を立ち上げて URL に以下 を入力し, 画面を確認して下さい. Servlet http://127.0.0.1:8080/intro/sampleservlet JSP http://127.0.0.1:8080/intro/test.jsp
URL について URL は プロトコル - ホスト名 又は IP アドレス - ポート番号 - コンテンツパス で構成されています. http://127.0.0.1:8080/intro/test.jsp であれば, それぞれ プロトコル http ホスト 127.0.0.1 127.0.0.1 は自分自身を表しています ポート番号 8080 http における 80, https における 443 は省略可能 コンテンツパス intro/test.jsp となります. Tomcat の場合, ホストの直下 例でいう intro がコンテキストルート名になります. 今回の場合であれば本テキストの 1.5 で設定した intro がコンテキストルート名になり, プロジェクトのコ ンテントディレクトリ WebContent がそこにあたります. つまり, WebContent の直下に配置した test.jsp は intro/test.jsp でアクセス可能となります. Servlet については web.xml という設定ファイルに登録されたパス情報に従ってアクセスする事になりま すが詳細は割愛します.
7. 停止 動作確認が出来たら Tomcat を停止します. 7-1. 下部の Servers タブから Tomcat v5.5 を選択し, 停止ボタン 赤色の四角ボタン を押 下します.
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