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2. インストール 2-1 インストール環境 2-1-1 動作要件の確認 Arcserve Backup r16.5 関連製品の動作要件は下記 WEB ページを参照して下さい http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm Windows Server 2012 環境の場合 Arcserve Backup をインストールする前に あらかじめ.Net Framework 3.5 SP1 を導入してください.Net Framework 3.5 SP1 の導入は Windows の [ 役割と機能の追加 ] から [ アプリケーションサーバー ] [.Net Framework 3.5 Features] を選択して追加します 2

2-1-2 ストレージデバイスの準備 バックアップ先にテープを使用する場合 サーバに接続されたテープ / ライブラリ装置等のストレージデバ イスを Arcserve Backup から正しく利用するためには 以下の点に注意しデバイスを準備する必要があり ます ストレージデバイスは ハードウェア上で正常に認識されている必要があります ストレージデバイス Arcserve Backup r16.5 認定デバイスを確認して下さい ファームウェアのバージョンは 認定デバイスリストに記載されたバージョン以上であれば 原則サポート対象となります Arcserve Backup for Windows 認定デバイスリスト http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/bab/device.htm 認定デバイスリストに記載されている Firmware のバージョンは サポート対象を示すもので動作保障を意味するものでは無いため 本番導入前に動作検証されることを推奨いたします 2-2 インストールの準備 2-2-1 インストールする場所 Arcserve Backup r16.5 はデフォルトで下記の場所にインストールされます C:\Program Files\CA C:\Program Files (x86)\ca 64bit OS 環境のみ C:\Program Files\Microsoft SQL Server (Arcserve Backup r16.5 データベース用 ) システムドライブ以外の十分な容量のあるドライブへのインストールを推奨します 3

2-2-2 Arcserve Backup r16.5 のサービスに必要なアカウント Arcserve Backup システムアカウントとは ローカルサーバ上で各種ストレージに関する機能を実行するために Arcserve Backup によって使用される Windows のアカウントです ローカルのバックアップジョブまたはリストアジョブを実行するための認証情報として Arcserve Backup システムアカウントが使用されます Arcserve Backup システムアカウントは Arcserve Backup をインストールする前に Windows システム上であらかじめ登録されている必要があります このアカウントに特別な権限を与える必要はありません 必要な権限は Arcserve Backup によって自動的に付与されます インストール時に [ アカウント ] ダイアログボックスに入力したアカウントは Windows の管理者権限およびバックアップオペレータ権限が自動的に追加されます アカウント名に使用可能な文字数の最大文字数は 15 バイト ( 半角 15 文字 ) までです 2-3 インストール 2-3-1 Arcserve Backup r16.5 ベースのインストール手順 ここまでで Arcserve Backup r16.5 をインストールする事前準備が完了しました ここからは Arcserve Backup r16.5 ベース製品のインストール手順を説明します [ インストール手順 ] 1. Arcserve Backup r16.5 をインストールするコンピュータに Administrator または Administrators グループのユーザでログオンします 2. Arcserve Backup r16.5 のメディアをドライブにセットします 3. インストーラ画面が自動的に起動します 起動しない場合は エクスプローラから メディアのルートディレクトリにある [setup.exe] を実行して下さい 4. [ インストール CA ARCserve Backup for Windows サーバおよびエージェントのインストール ] を選択します 4

5. [ 前提条件コンポーネント ] Arcserve Backup をインストールするための前提となるコンポーネントを確認し [ インストール ] をクリックします Microsoft Windows インストーラ 3.1 Microsoft Visual C++2005 SP1 Redistributable Package のいずれかが未導入の場合は 必要なコンポーネントが自動的に選択されます 6. [ 言語の指定 ] [ 日本語 ] が選択されているのでそのまま [OK] をクリックします 7. [ 使用許諾契約 ] 使用許諾契約を最後まで読み 同意できる場合は [ 同意する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5

8. [ ライセンスキー ] ソフトウェアのライセンス方法をどちらか選択し [ 次へ ] をクリックします 通常は [25 文字キー ( 例 :ABCDE -FGHIJ-KLMNO-PQRST- UVWXY)] を選択します ライセンスキーをすでにお持ちの場合は メディアケースの中 もしくはプログラム証書に記載されている ベース製品のライセンスキーを入力してください 9. [ 方式 ] インストール方法で [ ローカル ] を選択し [ 次へ ] をクリックします ここではローカルマシンへの新規インストールを行います 10. [ 環境設定 ] - [ インストールの種類 ] インストールの種類から [ カスタム ] を選択し サーバのタイプは [ARCserve スタンドアロンサーバ ] を選択して [ 次へ ] をクリックします ここでは Arcserve スタンドアロンサーバのインストールを行います Arcserve プライマリサーバ / Arcserve メンバサーバの詳細は 1-2-15 Central Management Option を参照して下さい [ 高速 ] インストールについては Arcserve Backup for Windows r16.5 の実装ガイド 第 3 章 :CA ARCserve Backup インストールの計画 を事前に参照して下さい 6

11. [ 環境設定 ] - [ コンポーネント ] コンポーネントのツリー画面では 選択したサーバタイプによって必要なコンポーネントがデフォルトで選択されます 必要に応じてコンポーネントを追加します ここでは デフォルトに従い以下のコンポーネントをインストールします マネージャ ( コンソール ) ベース Client Agent for Windows 1 Agent Deployment セットアップファイル 2 診断ユーティリティ 3 1 バックアップサーバのローカルバックアップを実行するためには ベース製品とともに Client Agent for Windows が必要です 2 Agent Deployment を導入するには約 1GB のハードディスク空き容量が必要です このコンポーネントは Arcserve Backup インストールメディアを使用せずにリモートマシンに対して Arcserve Backup エージェントを配布するためのアプリケーションです 導入しない場合は コンポーネントの選択で Agent Deployment セットアップファイル のチェックを外してください Agent Deployment の詳細については CA ARCserve Backup for Windows r16.5 実装ガイドを参照して下さい 3 診断ユーティリティは Arcserve Backup ログとシステムログを収集してパッケージ化する便利なツールです (5-1-5 Arcserve Backup 診断ウィザード参照 ) 7

12. [ 環境設定 ] - [ アカウント ] デフォルトではドメイン名とサーバ名が入力されています ドメイン名とユーザ名 パスワードを変更 または確認し [ 次へ ] をクリックします ドメイン名に使用可能な最大文字数は 15 バイト ( 半角 15 文字 ) までです [ パスワードを保存する ] をチェックしておくと Arcserve Backup ドメインアカウントのパスワードを入力するダイアログが表示された時に あらかじめパスワードが入力された状態になります 13. [ 環境設定 ] - [ データベース設定 ] データベースの種類から [Arcserve デフォルトデータベース ] を選択します [SQL 言語照合順序設定 ] で [ 東アジア言語の照合順序 ] から [Japanese] が選択されていることを確認して [ 次へ ] をクリックします Arcserve デフォルトデータベースを選択すると Microsoft SQL Server 2008 Express SP3 が Arcserve Backup r16.5 と同時にインストールされます Microsoft SQL Server 2008 Express Edition のインストールイメージは Arcserve Backup r16.5 インストールメディアに含まれています Microsoft SQL Server データベースを選択する場合は Arcserve Backup のインストール前にローカルまたはリモート環境に別途 Microsoft SQL Server をインストールしておく必要があります Arcserve Backup データベースを Microsoft SQL Server 2008 Express Edition から Microsoft SQL Server へ移行することは可能ですが Microsoft SQL Server から Microsoft SQL Server 2008 Express Edition への変更は未サポートになります Arcserve Backup r16.5 では カタログデータベースを使用しています カタログデータベースのインストールパスには カタログファイルとカタログインデックスファイルが作成されます カタログファイルには バックアップ時のセッション情報と共に バックアップされたファイルの詳細情報が格納されます これにより バックアップの情報をすばやく検索できるようになります 8

14. [ 環境設定 ] - [ メッセージ ] Arcserve Backup 製品以外にインストールするコンポーネントおよび警告メッセージを確認し [ 次へ ] をクリックします 15. [ セットアップサマリ ] インストールする製品を確認し [ インスト ール ] をクリックします 16. [ インストールの進捗状況 ] Arcserve Backup に必要なコンポーネントのインストールが開始されます Windows Server 2008 SP2 Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 の場合 20. に進みます 9

17. [ インストールレポート ] Windows Installer 4.5 および Microsoft SQL Server 2008 Express Edition をインストールするため システムを再起動させる必要があります 再起動を要求するメッセージを確認して [ 完了 ] をクリックします 18. [CA ARCserve Backup セットアップ ] 再起動を促すメッセージが表示されるため [ はい ] をクリックしてシステムを再起動させ これまで作業を進めてきた同じユーザでログオンします 19. [ 言語の指定 ] OS 起動後 [ 言語の指定 ] 画面が表示されます [ 日本語 ] であることを確認し [OK] をクリックします 20. [ インストールの進捗状況 ] 製品のインストールが開始され インスト ールの進行状況が表示されます 10

21. [ ファイアウォール登録 ] ファイアウォールが有効な環境 ( 例えば Windows Server 2008 のデフォルトの場合 ) では Arcserve サービス / プログラムを例外として登録する必要があります [Windows ファイアウォールの例外として Arcserve サービス / プログラムを登録することを許可する ] にチェックされていることを確認し [ 次へ ] をクリックします Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 の場合 以下のネットワークロケーションの種類を選択できますが ご使用の OS の設定と同じネットワークロケーションが自動で選択されますので そのまま [ 次へ ] をクリックします 22. [ インストールレポート ] インストール済み製品を確認し [ 完了 ] をクリックします 11

23. [ ライセンスの確認 ] コンポーネント名の一覧から購入した製品を選択して [ ライセンスキーを使用 ] を選択し ライセンスキーを入力します 入力後 [ 追加 ] をクリックするとライセンスキーが登録され インストールタイプが フル に変更されます 購入した製品のライセンスをすべて入力し [ 続行 ] をクリックします 24. [ インストールレポート ] インストール済み製品を確認し [ 次へ ] をクリックします 25. [ 登録 ] インストール完了後 製品登録を行います 製品登録は任意です 登録しない場合は 今後 このメッセージを表示しない を選択します Agent Deployment をインストールしない場合は このステップでインストールが完了します 12

26. [Agent Deployment のインストール ] 11. の製品の選択で Agent Deployment セットアップファイル を選択した場合 続いて Arcserve Backup Agent Deployment のインストーラが起動します インストールを継続する場合は [ 続行 ] をクリックします 27. [ インストール完了 ] Arcserve Backup Agent Deployment のインストールが正常終了したことを確認して [ 完了 ] をクリックします 以上で Arcserve Backup r16.5 のインストールは完了です インストールした製品によっては コンピュータの再起動が必要となる場合があります 画面の指示に 従いサーバの再起動を実施して下さい 13

2-3-2 最新のパッチ 各種モジュールの確認 [ 最新のパッチ 各種モジュールについて ] インストール完了後 下記 WEB ページにて 適用可能な最新のサービスパックや修正モジュールを確認します http://www.casupport.jp/resources/bab165win/down/ Arcserve Backup には ARCserve Patch Management Tool ( 以降 APM と記載 ) というパッチ適用ツールがあります APM は お使いのArcserve Backup が修正モジュールの適用条件を満たしているか あるいは未適用の修正モジュールがないか確認し 未適用のパッチがある場合は自動ダウンロードするか または適用まで行うことを指定することができる便利なツールです APMはインストーラ画面から CA ARCserve Patch Manager for Windows を選択してインストールします APM の詳細については ARCserve Backup Patch Manager for Windows ユーザガイド を参照ください ユーザガイドはサポート 製品マニュアル ページ(http://www.casupport.jp/resources/bab165win/manuals/) より参照可能です [ バージョン情報の確認 ] Arcserve Backup マネージャを起動し ツールバーより [ ヘルプ ]-[ バージョン情報 ] を選択して下さい また サーバ管理マネージャから 選択したサーバ毎に インストールされている製品のビルド番号を確認することも可能です 本ガイドではベース製品本体のインストールを説明しましたが Arcserve Backup では 11. コンポーネント の選択画面にて複数のプロダクトを選択し 同時にインストールすることも 後から個別にインストールすることも可能です しかし修正モジュール適用後に製品を追加インストールした場合には 再度修正モジュールを適用する必要があります 14

2-4 アンインストール 2-4-1 Arcserve Backup のアンインストール Arcserve Backup r16.5 のアンインストールは OS 付属の機能を利用して行います コントロールパネルから プログラムの追加と削除 (Windows Server 2003) もしくは プログラムのアンイン ストール (Windows Server 2008 / Windows Server 2012) を起動し [CA ARCserve Backup] を選択します Arcserve Backup アプリケーションの削除画面から削除したいコンポーネントを選択して アンインストー ルを実施してください Arcserve データベースとして使用している Microsoft SQL Server Express Edition や Microsoft SQL Server は削除されません 削除する場合はそれぞれのコンポーネントのアンインストールを実施してくださ い 15

2-5 ヘルプ / マニュアル 2-5-1 ヘルプ / マニュアルの参照方法 ヘルプおよびマニュアルは インターネットに接続された環境ではオンラインで参照可能です インターネ ットに接続できない環境では 2-5-2 オンラインヘルプ / マニュアルのローカル参照設定方法の手順で 設定を行います 2-5-2 オンラインヘルプ / マニュアルのローカル参照設定方法 以下の URL にアクセスし ヘルプとマニュアルをダウンロードします マニュアル選択メニュー http://www.casupport.jp/resources/bab165win/manuals/ このマニュアル選択メニューをダウンロード をクリックし CA ARCserve Backup r16 5-JPN.zip を保存し ます 16

ダウンロード終了後 CA ARCserve Backup r16 5-JPN.zip を解凍します ( デフォルトの解凍先は以下に指定してください ) 32bit 環境の場合 %SystemDrive%\Program Files\CA\ARCserve Backup\Doc 64bit 環境の場合 %SystemDrive%\Program Files (x86)\ca\arcserve Backup\Doc [ スタート ] メニューから [CA ARCserve Backup] を選択します (Windows Server 2008 R2 以前の環境は [ スタート ] メニュー - [ プログラム ] - [CA] - [ARCserve Backup] - [ マニュアル環境設定 ] を起動します ) 17

[CA ARCserve Backup] から [ マニュアル環境設定 ] を起動します [CA ARCserve Backup マニュアル環境設定 ] から [ ローカルヘルプをソースとして使用する ] を選択し [ 参照 ] ボタンをクリックし 3. で指定した解凍先フォルダを選択し [OK] をクリックします C:\Program Files\CA\ARCserve Backup\Doc フォルダに解凍した CA ARCserve Backup r16 5-JPN フォルダを選択し [OK] をクリックします [CA ARCserve Backup マニュアル設定画面 ] に戻り [OK] をクリックします 18

[ スタート ] メニューから [CA ARCserve Backup マネージャ ] を選択します (Windows Server 2008 R2 以前の環境は [ スタート ] メニュー - [ プログラム ] - [CA] - [ARCserve Backup] - [ マネージャ ] を起動します ) [ARCserve Backup マネージャ ] を起動し [ ヘルプ ] メニュー [ 目次 ] をクリックします 19

オンラインヘルプが起動することを確認します 20

マニュアルを参照する場合 [ スタート ] メニュー - [CA ARCserve Backup] - [ マニュアル ] をクリックし [ マニュアル選択メニュー ] を起動します (Windows Server 2008 R2 以前の環境は [ スタート ] メニュー - [ プログラム ] - [CA] - [ARCserve Backup] - [ マニュアル ] をクリックし [ マニュアル選択メニュー ] を起動します ) [ ベース製品のマニュアル ] を展開すると HTML もしくは PDF のマニュアルを参照できます 21