スペックシート PowerMax ファミリー PowerMax アレイ PowerMax 2000 および 8000 新しい Dell EMC NVMe(Non-Volatile Memory Express) アレイファミリーは これまでにないレベルのパフォーマンスと効率性でエンタープライズストレージの限界を打ち破ります PowerMax 2000 アレイと PowerMax 8000 アレイは セキュリティ 保護 可用性 拡張性 大規模な統合など エンタープライズアレイに必要なすべての機能と実績のあるデータサービスを提供し 数ミリ秒ではなく 数マイクロ秒のレイテンシを実現できるようになりました PowerMax は 現在と将来のミッションクリティカルなアプリケーションのために作られた Tier 0 ストレージです NVMeoF(NVMe over Fabric) と SCM( ストレージクラスメモリ ) 両方のプラットフォームに対応することで エンドツーエンドの NVMe パフォーマンスを提供し オーバーヘッドとレイテンシをさらに削減します インテル Xeon E5 プロセッサーファミリーを搭載する PowerMax 2000 および PowerMax 8000 は インライン圧縮と重複排除の両方をサポートし データ効率を少なくとも 50% 向上させます PowerMax 2000 は 標準の 9 インチラックの半分のスペースに 2 つのブリックを収容できます 一方 PowerMax 8000 はスペース効率に新定義をもたらす 2 倍以上のコンピューティング密度によって 台のキャビネットに 4 つのブリックを収納でき フロアタイル 2 枚分で 8 つのブリックを提供します PowerMax アレイは事前構成された状態で出荷されるため 最初の I/O までの時間を大幅に短縮できます PowerMax アレイはモデルに応じて オープン メインフレーム IBM i およびその混在構成をサポートします 製品仕様 アプライアンスベースのパッケージ : PowerMax ストレージのビルディングブロックは アプライアンスベースのブリックと呼ばれるエンティティ (Brick または zbrick for Mainframe) によって定義されます 各ブリックは 2 つの PowerMax ダイレクターを備えたエンジン パッケージソフトウェア キャッシュ 2 台の 24 スロットドライブアレイエンクロージャから構成されます PowerMax アレイでは Essentials と多彩なアプリケーションが備わった Pro の 2 つの新しいソフトウェアパッケージを利用でき オーダーも簡単です 追加の NVMe ドライブ容量は Flash 容量パックまたは zflash 容量パックを使用して各ブリック (Brick または zbrick) に追加できます これにより インライン圧縮と重複排除を有効化した状態で 合計有効容量を PowerMax 2000 では最大.0 PBe PowerMax 8000 では最大 4.0 PBe まで拡張できます PowerMax 2000 アレイと PowerMax 8000 アレイの詳細な仕様と これらのアレイの比較は次のとおりです PowerMax ファミリー 208 Dell Inc. およびその関連会社
アレイファミリー PowerMax 2000 PowerMax 8000 Bricks/zBricks BrickまたはzBrickの数 ~2 ~8 エンジンエンクロージャ 4U 4U CPU Intel Xeon E5-2650-v4 Intel Xeon E5-2697-v4 4 2.5 GHz 2コア 4 2.8 GHz 8コア CPU/ エンジン / システムあたりのコア数 2/48/96 8/72/576 Dynamic Virtual Matrix 相互接続 キャッシュ キャッシュ - システム最小 ( 未フォーマット ) キャッシュ - システム最大 ( 未フォーマット ) 直接接続 InfiniBand ポートごとに56 Gbps InfiniBand 二重冗長ファブリック : ポートごとに56 Gbps 52 GB,024 GB 4 TB(2,048 GBエンジン ) 6 TB(2,048 GBエンジン ) エンジンあたりのキャッシュオプション 52 GB TB 2 TB TB 2 TB ヴォールトヴォールト戦略 フラッシュへのヴォールト フラッシュへのヴォールト ヴォールトの実装 エンジンあたり2~4 台のNVMeフラッシュSLIC エンジンあたり4~8 台のNVMeフラッシュSLIC フロントエンドI/Oモジュール Brick あたりの最大フロントエンド I/O モジュール数 8 6( メインフレーム上で最大 8 個 ) サポートされるフロントエンド I/O モジュールとプロトコル FC:4 6 Gbs(FC SRDF) 0 GbE:4 0 GbE(iSCSI SRDF) FC:4 6 Gbs(FC SRDF) 0 GbE:4 0 GbE(iSCSI SRDF) FICON:4 x 6 Gbs(FICON) enas I/O モジュール ソフトウェア Data Mover あたりの最大 enas I/O モジュール数 サポートされる enas I/O モジュール 2 2 0 GbE:2 x 0 GbE 光メディア 0 GbE:2 x 0 GbE 銅線 2 8 Gbs:4 x 8 Gbs FC(Tape BU) 0 GbE:2 x 0 GbE 光メディア 0 GbE:2 x 0 GbE 銅線 2 8 Gbs:4 x 8 Gbs FC(Tape BU) enas ソフトウェア Data Mover 最大ソフトウェア Data Mover アレイあたりの最大 NAS 容量 ( テラバイト単位の有効容量 ) 4( アクティブ 3 + スタンバイ ) 3 8( アクティブ 7 + スタンバイ ) (4 個のData MoverにはBrickが2 台以上必要です ) (8 個のData MoverにはBrickが4 台以上必要です ) 58( キャッシュ制限 ) 3584 2 0 GbE 光モジュール ( 数量 ) は Data Mover あたりのデフォルト選択です 2 NDMP テープバックアップのサポートに使用 3 PowerMax 8000 では ご要望に応じて 8 個の Data Mover を利用可能 4 CPU は継続的にターボモードで稼働 ( 周囲温度が著しく高い場合を除く ) 5 zbrick は PowerMax 8000 にのみ適用可能
アレイファミリー PowerMax 2000 PowerMax 8000 容量 ドライブ アレイあたりの最大容量 ( オープン ) PBe 4 PBe Brick あたりのベース容量 ( オープン ) 3 3.2 TBu 54 TBu Brick あたりのベース容量 ( メインフレーム ) N/A 3.2 TBu Flash 増分容量パック 3 3.2 TBu 3.2 TBu Brickあたりの最大ドライブ数 44( 使用可能なドライブ + スペア ) 32( 使用可能なドライブ + スペア ) アレイあたりの最大ドライブ数 96 288 システムベイあたりの最大ドライブ数 96/92 2 44 Brickあたりの最小ドライブ数 4 + スペア 8 + スペア NVMeドライブ対応 NVMeドライブ (2.5インチ).92 TB 3.84 TB 7.68 TB.92 TB 3.84 TB 7.68 TB BEインターフェイス NVMe over PCIe NVMe over PCIe 対応 RAID オプション RAID 5(7+)( デフォルト ) RAID 5(3+) RAID 6(6+2) RAID 5(7+)( デフォルト ) RAID 6(6+2) 混在 RAIDグループサポート いいえ いいえ 混在ドライブ容量のサポート はい はい NVMeドライブアレイエンクロージャ 2.5インチドライブDAE x 24 はい はい キャビネット構成標準 9インチベイ はい はい シングル Brick システムベイ構成 デュアル / クワッドブリックシステムベイの構成サードパーティラックマウントオプション 分散 サードパーティラックマウントオプション 工場出荷時の事前構成 いいえ ( デュアル Brick に基づくパッケージ化 ただし システムベイごとに初期 Brick をサポート ) デュアル はい いいえ ( クワッド Brick に基づくパッケージ化 ただし システムベイごとに初期 Brick をサポート ) クワッド はい 該当なし ( シングルフロアタイルシステム ) はい ( 要望に応じて ) 00% シンプロビジョニング済み はい はい ホストサポートオープンシステム はい はい メインフレーム いいえ はい メインフレームとオープンが混在 いいえ はい 電源オプション 入力電源オプション 単相または三相デルタ結線またはスター結線 単相または三相デルタ結線またはスター結線.0 のオーバープロビジョニング比率に基づく アレイあたりの最大容量 2 2 台のシステムが同じラックにパッケージされる場合 台のキャビネットで 92 台のドライブをサポートできます 3 3.2 TBu の Brick と Flash 容量パックの有効容量は RAID 5(7+) に基づいています PowerMax 2000 の RAID 5(3+) で実現可能な.3 TBu のベース 容量および Flash 容量パックの増分
アレイファミリー PowerMax 2000 PowerMax 8000 サポートする I/O プロトコル 6 Gb/ 秒 FC ホストポート Brick あたりの最大数 32 アレイあたりの最大数 64 6 Gb/ 秒 FICON ホストポート Brickあたりの最大数 N/A アレイあたりの最大数 N/A 0 GbE iscsiポート ( 光 ) Brickあたりの最大数 32 アレイあたりの最大数 64 0 GbE SRDFポート ( 光 ) Brickあたりの最大数 32 アレイあたりの最大数 64 組み込み NAS ポート 0 GbE 光ポート ソフトウェア Data Mover あたりの最大ポート数 4 4 アレイあたりの最大ポート数 6 32 0 GbE 銅線ポート ソフトウェア Data Mover あたりの最大ポート数 4 4 アレイあたりの最大ポート数 6 32 8 Gb/ 秒 FC テープバックアップポート ソフトウェア Data Mover あたりの最大ポート数 2 2 アレイあたりの最大ポート数 8 6 ブリックあたりのポートの最大数とアレイあたりのポートの最大数は 初期システムが複数のブリックとして販売された場合に基づいています 初期システムがシングルブリックであった場合には ブリックあたりのポートの最大数は 24 アレイあたりのポートの最大数は 92 に減少します システムベイ分散機能 システムベイ分散機能を使用すると 個々のシステムベイや隣接するシステムベイのグループをシステムベイ から最大 25 メートル (82 フィート ) 分離して配置できます これにより 床荷重の制約を解決したり 完全に隣接した構成をとることを不可能にしている障害物を回避したりできるので データセンターの柔軟性が大きく向上します PowerMax 2000 はシングルベイソリューションであるため この機能は PowerMax 8000 に適用されます 25 メートル /82 フィートシステムベイ分散機能
フラッシュドライブのサポート PowerMax 2000 と PowerMax 8000 は 最新のデュアルポートネイティブ NVMe ドライブをサポートします オールフラッシュドライブは 自動フェールオーバーおよび障害の切り分けが可能な独立した I/O チャネルを 2 つサポートしています サポートされているドライブとタイプの最新の情報については Dell EMC 担当営業にお問い合わせください ディスク容量の表示は すべて GB=,000,000,000 バイトとして計算しています 実際の使用可能容量は 構成によって異なる場合があります Brick および容量パックアップグレードで使用する 2.5 インチ対応 NVMe フラッシュドライブ プラットフォームサポート PowerMax 2000/8000 PowerMax 2000/8000 PowerMax 2000/8000 標準容量 (GB) 920 3840 7680 タイプ NVMe フラッシュ NVMe フラッシュ NVMe フラッシュ 未フォーマット時容量 (GB) 920 3840 7680 3 オープンシステムフォーマット済み容量 (GB) メインフレーム 3390 フォーマット済み容量 920.5 3840.30 7680.6 2 99.82 2 3840.4 2 7680.83 任意の構成の Brick と容量パックアップグレードには ご希望の有効容量に合わせて 最大 2 つの異なる基盤となるドライブサイズを含めることができます 構成ツールによって自動的に最適化されます 2 メインフレームは PowerMax 2000 ではサポートされません 3 このドキュメントでは オープンシステムフォーマット済み容量の単位に TBu も使用します 電力消費量と発熱量 (<26 および >35 ) コンポー PowerMax 2000 PowerMax 8000 ネント 最大電力と発熱量 (<26 および >35 ) 2,3 最大総電力消費量 (kva) 最大発熱量 (Btu/ 時 ) 最大総電力消費量 (kva) 最大発熱量 (Btu/ 時 ) <26 o C >35 o C <26 o C >35 o C <26 o C >35 o C <26 o C >35 o C システムベイ デュアルエンジン 4.33 6.66 4,76 2,038 N/A N/A N/A N/A システムベイ クワッドエンジン N/A N/A N/A N/A 8.339.695 28,453 39,903 システムベイ 2 クワッドエンジン N/A N/A N/A N/A 7.976.332 27,24 38,665 クワッドシステムベイおよび2の電源の値 (PowerMax 8000のみ ) 2 >35 Cに示す電源の値と発熱量は バッテリの再充電サイクルと 高い周囲温度の適応型冷却アルゴリズムの開始の両方に関連する高い電力レベルを反映しています 3 <26 に示す値は 通常動作時の定常状態の最大値をより反映しています
物理仕様 コンポーネント高さ ( インチ /cm) 幅 ( インチ /cm) システムベイ クワッドエンジン PowerMax 8000 奥行 ( インチ /cm) 重量 ( 最大 lbs/kg) 75/90 24/6 47/9 670/758 システムベイ 2 クワッドエンジン PowerMax 8000 75/90 24/6 47/9 525/692 システムベイ デュアルエンジン PowerMax 2000 システムベイ デュアルエンジン デュアルシステム PowerMax 2000 75/90 24/6 42/06.7 950/43 75/90 24/6 42/06.7 60/730 入力電源要件単相 ( 北米 国際 オーストラリアの各仕様 ) 仕様 北米 3 ワイヤ接続 (2 L + G) 国際およびオーストラリア 3 線接続 ( L + N + G) 入力公称電圧 200~240 AC 電圧 +/- 0% L-L 公称 220~240 AC 電圧 +/- 0% L-N 公称 周波数 50~60Hz 50~60Hz 遮断機 30A 32A 電源領域 2 2 お客様サイトの電源要件 PowerMax 2000 用キャビネットごとにシステムあたり最大 2 個の30 Aの単相コンセント つのBrickのゾーンごとに30 Aのコンセント 個 2つのBrickのゾーンごとに30 Aのコンセント2 個 PowerMax 8000 用キャビネットごとの最大 3 個の30 A 単相コンセントは 次のとおりです つのBrickのゾーンごとに30 Aのコンセント 個 2つのBrickのゾーンごとに30 Aのコンセント2 個 3つまたは4つのBrickのゾーンごとに30 Aのコンセント3 個 L = ホットまたは各相 N = ニュートラル G = アース
三相 ( 北米 国際 オーストラリアの各仕様 ) 仕様 北米 ( デルタ結線 ) 4 ワイヤ接続 (3 L + G) 国際 ( スター結線 )5 ワイヤ接続 (3 L + N + G) 入力電圧 2 200~240 AC 電圧 +/- 0% L-L 公称 220~240 AC 電圧 +/- 0% L-N 公称 周波数 50~60Hz 50~60Hz 遮断機 50A 32A 電源領域 2 2 お客様サイトの電源要件 ( 最小 ) ベイごとに 50 A の三相コンセント 個ベイごとに 32 A の三相コンセント 個 L = ホットまたは各相 N = ニュートラル G = アース 2 構成によっては アレイに電力を供給する三相電源に AC 入力電流の不均衡が発生する場合があります お客様のデータセンターの各相の負荷条件のバランスをとるため このような状況が発生する可能性があることをお客様側の電気技師に警告する必要があります 無線周波数の干渉 無線周波数帯を含む電磁場は 電子機器の動作に干渉することがあります Dell EMC の製品は EN6000-4-3 規格に準拠し 無線周波数帯の干渉に対する耐性の認定を受けています 意図的に電磁波を放出する機器 ( 携帯電話の中継器など ) が使用されているデータセンターでは 環境電界強度が 3 ボルト / メートルを超えないようにしてください リピータの出力レベル ( ワット ) 推薦最小距離 ( フィート / メートル ) 3m(9.84フィート ) 2 4m(3.2フィート ) 5 6m(9.69フィート ) 7 7m(22.97フィート ) 0 8m(26.25フィート ) 2 9m(29.53フィート ) 5 0m(32.8フィート ) Dell EMC PowerMax の詳細情報 Dell EMC エキスパートに問い合わせる 他のリソースを表示 #PowerMax の会話に参加する 208 Dell Inc. およびその関連会社 All Rights Reserved.( 不許複製 禁無断転載 ) Dell EMC および Dell または EMC が提供する製品及びサービスにかかる商標は Dell Inc. またはその関連会社の商標又は登録商標です その他の商標は 各社の商標又は登録商標です 参照番号 :H6739.