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第 6 章インストールガイド レプリケーションを始めてみよう ~ インストールから設定 開始まで 6-1. コンポーネントの説明 この章では以下のコンポーネントのインストールについて説明します 説明手順は ご使用の環境により一部異なる場合がありますのでご注意ください また 文中での RHA とは Replication / High Availability の略称として利用されます 1. CA ARCserve RHA コントロールサービス ( インストール必須 ) シナリオの作成や稼働状況の確認など レプリケーションの管理に必要なサービスです マスタおよびレプリカサーバと TCP/IP で通信が可能なサーバに最低 1 台インストールします 本書では以降 コントロールサービス と記載します 2. CA ARCserve RHA エンジン ( インストール必須 ) レプリケーションを実行するコンポーネントです マスタサーバ ( レプリケーション元 ) レプリカサーバ ( レプリケーション先 ) の双方にインストールします 本書では以降 エンジン と記載します 3. CA ARCserve RHA マネージャコントロールサービスサーバに接続し シナリオを操作するための管理コンソールです ActiveX コントロールとしてコントロールサービスサーバからダウンロードして使用します 製品のインストーラを利用してインストール作業をする必要はありません 本書では以降 マネージャ と記載します 4. CA ARCserve RHA PowerShell ( インストールは任意 ) コマンドラインでレプリケーションの管理を行うためのコンポーネントです CA ARCserve RHA コントロールサービスと通信ができるコンピュータにインストールします 本書では以降 RHA PowerShell と記載します ( 事前に Windows PowerShell 1.0 以上のインストールが必要です ) コントロールサービスの導入先は必ずしもレプリカサーバでなければいけないというものではありません サーバのスペックが不足している場合は 別なサーバにコントロールサービスを導入することも検討してください また マスタサーバへの導入は マスタサーバにハードウェア障害などが起きた際に CA ARCserve Replication / High Availability の操作を行えなくなる可能性があるため お勧めいたしません 1/42

6-2. インストール前の留意事項 6-2-1 動作要件の確認 CA ARCserve Replication / High Availability r16 の動作要件は下記 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/babxo16win/sysreq.htm 6-2-2 インストールの順序 本書では便宜上コントロールサービスのインストールをエンジンのインストールより先に説明していますが 実際にはエンジンのインストールをコントロールサービスのインストールに先立って行っていただいても問題ありません また エンジンのインストール順序も特に指定していません ( マスタ レプリカ レプリカ マスタのどちらの順序でも問題ありません ) 6-2-3 ファイアウォールの設定 コントロールサービスとエンジンをインストールするサーバでそれぞれ以下のポートを開いておいてください コントロールサービス : TCP/8088 エンジン : TCP/25000 SSL 設定をしてコントロールサービスを利用する場合には TCP/443 ポートを開ける必要があります コントロールサービスおよびエンジンが使用するポート番号は変更することができます 変更方法は CA ARCserve Replication/High Availability r16 管理者ガイド の 第 8 章 : プロパティの設定 および 付録 A: CA ARCserve RHA トラブルシューティング をご覧ください また エンジンのリモートインストールを行う場合は インストール先のサーバで以下のポートを開いてください なお Windows Server 2008 以降の OS ではファイアウォールで WMI トラフィックの通過を許可してください TCP/25000, 1025, 2660, 2666 UDP/135, 137, 138 Windows Server 2008 以降の OS の場合 インストーラ (setup.exe) をローカルで実行し RHA エンジンをインストールすることをお勧めします 6-2-4 最新のサービスパックを適用してください CA ARCserve Replication / High Availability r16 をインストールする前にサービスパックの公開状況を確認してください CA ARCserve Replication / High Availability r16 のサービスパックはこちらのサイトで確認 ダウンロードできます http://www.casupport.jp/resources/babxo16win/index.htm 2/38

6-3. コントロールサービスのインストール Step1: CA ARCserve Replication / High Availability のコントロールサービスをインストールするコンピュータに Administrator または Administrators グループのユーザでログオンします CA ARCserve Replication / High Availability r16 メディア をドライブにセットすると インストーラ画面が自動的に起動します 起動しない場合は エクスプローラよりメディアドライブのルートディレクトリにある [setup.exe] を実行してください コンポーネントのインストール をクリックします 注意 : コントロールサービスはマスタおよびレプリカサーバと TCP/IP で通信が可能なサーバに 1 台インストールされていればレプリケーションを実行できます 本書ではレプリカサーバのみに導入します Step2: CA ARCserve RHA コントロールサービスのインストール をクリックします 3/38

Step3: [ 日本語 ] を選択し [OK] をクリックします Step4: CA ARCserve Replication / High Availability インストールの前提条件となる Microsoft.NET Framework 2.0 Microsoft ASP.NET 2.0 AJAX Extensions 1.0 が未導入の場合 InstallShield Wizard が表示されます ステータスに 待機中 と表示されたコンポーネントを導入して インストールを継続する場合には [ インストール ] をクリックします インストールが終了するまでお待ちください 4/38

Step5: ウィザードが起動したら [ 次へ ] をクリックします Step6: 使用許諾契約を最後まで読み 同意する場合は [ ライセンス使用条件に同意する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 5/38

Step7: ユーザ名と所属を入力し [ 次へ ] をクリックします Step8: インストール先のフォルダを確認し 問題がなければ [ 次へ ] をクリックします 64 ビット環境にインストールした場合にはデフォルトインストールパスは以下になります C: Program Files(x86) CA ARCserve RHA Manager 6/38

Step9: [SSL 設定を使用 ] チェックボックスにチェックが入っていないことを確認し [ 次へ ] をクリックします SSL 設定の詳細については CA ARCserve Replication/High Availability r16 インストールガイド の 付録 A: CA ARCserve RHA のインストール アップグレード アンインストール の CA ARCserve RHA コントロールサービスのインストール および 付録 C: SSL 自己署名証明書のインストール をご覧ください Step10: コントロールサービスのサービスアカウントを指定します 適切なアカウントを入力し [ 次へ ] をクリックします 本書では [ ローカルシステムアカウント ] を指定しています 7/38

Step11: [ アクティブコントロールサービスがスタンバイコントロールサービスと役割を切り替えることを許可します ] チェックボックスのチェックが外れている事を確認し [ 次へ ] をクリックします コントロールサービスの切り替えの詳細については CA ARCserve Replication/High Availability r16 インストールガイド の 付録 A: CA ARCserve RHA のインストール アップグレード アンインストール より CA ARCserve RHA コントロールサービスのインストール および CA ARCserve Replication/High Availability r16 管理者ガイド の 第 11 章 : コントロールサービスの保護 をご覧ください Step12: [ インストール ] をクリックします 8/38

インストールが終了するまでお待ちください Step13: [ 完了 ] をクリックして InstallShield ウィザードを閉じます 以上で コントロールサービスのインストールは完了です 9/38

6-4. マネージャのインストールとライセンスの登録 Step1: Windows スタートメニューの [ すべてのプログラム ] - [CA] - [ARCserve RHA] - [ 概要ページ ] を開きます コントロールサービスをインストールしていないコンピュータから概要ページにアクセスするには ブラウザで以下の URL を入力してください http://[ コントロールサービスのコンピュータ名 ]:8088/start_page.aspx Step2: コントロールサービスのインストール時に登録したサービスアカウントの認証情報を入力し [ ログイン ] をクリックします Windows セッション認証情報の使用 のチェックは外したままにします ブラウザのセキュリティ設定によってはこのサイト (http://[ コントロールサービスのコンピュータ名 ]) を信頼済みサイトに追加する必要があります 10/38

Step3: [ シナリオ管理 ] をクリックします Step4: [ 実行 ] をクリックし CA ARCserve RHA マネージャをダウンロードします マネージャをインストールするには前提条件として Microsoft.NET Framework 2.0 がインストールされている必要があります インストールされていない場合 別途 Web ページが表示され コントロールサービスから直接ダウンロードする画面が表示されます ただし ここでダウンロードできる.NET Framework 2.0 のインストーラは英語版になりますので 日本語版をご希望の場合には Microsoft のウェブサイトからダウンロードしてください ダウンロードしています Step5: ライセンスの警告 ポップアップが表示されます [OK] をクリックします 11/38

Step6: CA ARCserve RHA マネージャが開きます メニューの [ ヘルプ ]-[ 登録 ] をクリックします Step7: CA ARCserve RHA Replication/High Availability の登録 ダイアログが表示されるので ライセンスキーを入力し [ 登録 ] をクリックします CA ARCserve Replication r16 for File Server( パッケージ製品 ) をご購入の場合 1 パッケージに 1 サーバ分のライセンスが記載されています Step7 を繰り返し ご利用サーバ数分のライセンスキーを登録してください Step8: 再度 CA ARCserve RHA Replication/High Availability の登録 ダイアログを開き 現在のキー 欄にライセンスが登録されていることを確認します 以上で マネージャのインストールとライセンスの登録は完了です 12/38

6-5. エンジンのインストール Step1: CA ARCserve Replication / High Availability のエンジンをインストールするコンピュータに Administrator または Administrators グループのユーザでログオンし CA ARCserve Replication / High Availability r16 メディア をドライブにセットすると インストーラ画面が自動的に起動します 起動しない場合は エクスプローラより メディアドライブのルートディレクトリにある [setup.exe] を実行してください コンポーネントのインストール をクリックします 注意 : エンジンのインストールはすべてのマスタおよびレプリカサーバで行います Step2: CA ARCserve RHA エンジンのインストール をクリックします Step3: [ 日本語 ( 日本 )] を選択し [OK] をクリックします 13/38

Step4: [ 次へ ] をクリックします Step5: 使用許諾契約を最後まで読み 同意する場合は [ ライセンス使用条件に同意する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします Step6: ユーザ名と所属を入力し [ 次へ ] をクリックします 14/38

Step7: [CA ARCserve RHA エンジン ] が選択されていることを確認します また インストール先のフォルダを確認し 問題がなければ [ 次へ ] をクリックします Step8: エンジンのサービスアカウントを指定します 本書では [ ローカルシステムアカウント ] を選択し [ 次へ ] をクリックします CA ARCserve High Availability をご利用になる場合は スイッチオーバーの際にドメイン管理者の権限が必要な場合もあります 詳しくは各種ガイドをご覧ください シングルサーバレプリケーションなどのように ネットワークドライブをレプリカルートディレクトリに指定する場合は [ このアカウント ] を選択し ローカルまたはドメイン管理者のアカウント情報を入力してください ローカルシステムアカウントではネットワーク上の共有フォルダにファイルを書き込む事ができません 15/38

Step9: [ インストール ] をクリックします インストールが終了するまでお待ちください Step10: [ 完了 ] をクリックし Installation Wizard を閉じます 以上でエンジンのインストールは完了です 上記の手順をすべてのマスタ レプリカサーバに対して繰り返してください 遠隔地のサーバへのエンジンのインストールをより簡単に行うために リモートインストーラを利用することができます 詳細は CA ARCserve Replication/High Availability r16 インストールガイド の 付録 A: CA ARCserve RHA のインストール アップグレード アンインストール より CA ARCserve RHA エンジンをインストールする方法 - リモートインストーラを使用したエンジンのインストール をご覧ください サーバにリモートインストールを行う場合には エンジンをインストールするユーザと同じユーザで予め対象サーバにログインしている必要があります 16/38

6-6. シナリオの作成とレプリケーションの実行 ここではファイルサーバのオンラインレプリケーションを行う方法について説明します Microsoft Exchange Server などのアプリケーションのシナリオや ハイアベイラビリティのシナリオの作成方法については CA ARCserve Replication / High Availability r16 のインストールメディア内にある各種ガイドをご覧ください Step1: 概要ページの [ シナリオ管理 ] をクリックし CA ARCserve RHA マネージャを起動します Step2: マネージャの [ シナリオ作成 ] ボタンまたは メニューの [ シナリオ ] - [ 新規 ] をクリックします Step3: シナリオ作成ウィザードが現れます 新規シナリオの作成 が選択されていることを確認し [ 次へ ] をクリックします 17/38

Step4: [ サーバタイプの選択 ] で ファイルサーバ ] を [ 製品タイプの選択 ] で レプリケーションおよびデータリカバリシナリオ (DR) を [ レプリカ上のタスク ] で [ なし ] を選択し [ 次へ ] をクリックします [ 製品タイプの選択 ] の ハイアベイラビリティシナリオ (HA) は CA ARCserve High Availability r16 のライセンスを適用している場合のみ選択できます CA ARCserve Replication r16 for File Server のライセンスでは [ サーバタイプの選択 ] で ファイルサーバ および CA ARCserve RHA コントロールサービス 以外を選択することはできません また [ レプリカ上のタスク ] で整合性テストを選択することもできません Step5: [ マスタホスト名 /IP] および [ レプリカホスト名 /IP] にホスト名または IP アドレスを入力し [ 次へ ] をクリックします シナリオ名は任意です 管理上分かりやすい名前を付けてください ( ただし シナリオ名に特殊文字 ( /?:"<>,) を含めないでください ) 入力ボックスの横の ボタンを利用してホストディスカバリを行うには ドメインコントローラサーバに接続されている必要があります 18/38

Step6: Step5 で [ ホスト上の CA ARCserve RHA エンジンを検証 ] にチェックが入っていると マスタおよびレプリカサーバでエンジンの検証を行います エンジンが問題なくインストールされていることを確認し [ 次へ ] をクリックします CA ARCserve Replication は エンジンの検証に RPC(Remote Procedure Call リモートプロシージャコール ) を使用します そのため 検証対象のサーバで RPC サービスが停止している場合や ファイアウォールで RPC のポートがブロックされている場合は エラーが発生しエンジンの検証を終了する事ができません その場合は Step5 で [ ホスト上の CA ARCserve RHA エンジンを検証 ] チェックボックスのチェックを外してシナリオ作成を進めてください コントロールサービスのサービスアカウントや概要ページへのログイン時に指定したユーザが マスタサーバ レプリカサーバのエンジンのサービスアカウントと異なる もしくは OS へのログオン権限が無い場合 [ サーバのステータス ] は 接続されていません と表示され 以下のような認証ダイアログが表示されます それぞれのエンジンの認証情報を入力し [OK] をクリックしてください マスタサーバ レプリカサーバにエンジンがインストールされていない もしくはエンジンのバージョンが古い場合は [ インストール ] ボタンをクリックすることでリモートインストーラを立ち上げることができます 詳細は CA ARCserve Replication/High Availability r16 インストールガイド の 付録 A: CA ARCserve RHA のインストール アップグレード アンインストール より CA ARCserve RHA エンジンをインストールする方法 - リモートインストーラを使用したエンジンのインストール をご覧ください 19/38

Step7: 複製対象のフォルダおよびファイルを指定し [ 次へ ] をクリックします CA ARCserve Replication / High Availability r16 の保護対象はデータ領域のみです C: windows フォルダなどシステムによって保護されているフォルダをマスタルートディレクトリとして選択しないよう注意してください 同様に CA ARCserve Replication / High Availability r16 のインストールディレクトリやスプールディレクトリをマスタルートディレクトリに選択しないように注意してください Step8: 複製先のフォルダを指定します 複製先フォルダはデフォルトで複製元と同一のディレクトリパスが設定されますので 必要に応じて適宜変更してください 複製先のディレクトリパスを変更する場合は ディレクトリパスが表示されている部分をダブルクリックし フォルダ選択画面を呼び出して指定するか もしくは指定フォルダのパスを直接入力します 複製先のフォルダを指定したら [ 次へ ] をクリックします このとき C: windows フォルダなどシステムによって保護されているフォルダをレプリカルートディレクトリとして選択しないよう注意してください レプリカルートディレクトリに新規フォルダを指定する場合には 予め作成するか もしくは新規作成フォルダ名を含んだパスを直接入力してください 20/38

Step9: [ シナリオのプロパティ ] ではこのシナリオ全般の設定を行えます 各プロパティの説明がダイアログボックスの下段に表示されます ここで必要な設定を行い [ 次へ ] をクリックします 各プロパティの詳細は CA ARCserve Replication/High Availability r16 管理者ガイド の 第 8 章 : プロパティの設定 をご覧ください 以下の例では [ レプリケーション ]-[ 再起動後に実行 ] を オフ に [ レプリケーション ]-[ オプション設定 ]-[ エラー発生時の自動再同期を禁止 ] を オン に変更しています このように設定することで マスタサーバ上で不意の再起動やエラーが発生した際に同期が自動的に行われるのを避け 本番環境のパフォーマンス悪化を防ぐことができます ただし 同期はマスタとレプリカのデータを一致させるための重要な処理です 自動同期が起こるようなエラーの後は マスタサーバのアクセスが少ない時間帯を選び 必ず手動で同期を行ってください Step10: [ マスタとレプリカのプロパティ ] ではスプールディレクトリなど各サーバに関する設定を行えます ここで必要な設定を行ったら [ 次へ ] をクリックします 各プロパティの詳細は CA ARCserve Replication/High Availability r16 管理者ガイド の 第 8 章 : プロパティの設定 - マスタとレプリカのプロパティの設定 をご覧ください 21/38

Step11 シナリオの検証が行われ シナリオは正常に作成され 検証されました というメッセージが出ていることを確認し [ 次へ ] をクリックしてください エラーや警告が出た場合は 問題を解決した後再試行してください Step12 [ シナリオの実行 ] ではシナリオの概要が表示されるので 内容をご確認ください 問題がなければ [ 終了 ] をクリックします [ 今すぐ実行 ] をクリックするとシナリオが開始し同期が始まりますのでご注意ください Step13 マネージャのシナリオビューで作成したシナリオを選択し ツールバーの [ 実行 ] ボタン ( 緑色三角ボタン ) またはメニューの [ シナリオ ]-[ 実行 ] をクリックします 22/38

Step14 [ 実行 ] ダイアログで同期方法が表示されますので 内容を確認し [OK] をクリックし 同期を実行します 同期はマスタサーバとレプリカサーバのデータを揃え レプリケーションを開始するために必要な処理です 同期の実行中はマスタサーバのパフォーマンスに影響が出る可能性がありますので 同期は極力業務時間やバッチ処理などを避けて行ってください なお 同期中にマスタサーバのレプリケーション対象領域で行われたデータの変更は スプールに蓄積されて同期終了後にレプリカサーバに反映されます Step15 同期が完了するとレプリケーションが開始します マネージャ画面上でシナリオの状態が 実行中 になっていることを確認してください また マスタサーバでデータの変更を行い ファイルの変更が正しくレプリケート ( 複製 ) されることを確認してください 以上で シナリオの作成とレプリケーションの実行は完了です 23/38

コラム : レプリケーション実行中にレプリカサーバのファイルを変更してもよいですか? レプリカサーバのファイルを変更してもマスタサーバにその変更は反映されません データの不一致を生じさせないために 平常時はレプリカサーバのデータに変更が加わらないようにしてください レプリカサーバのデータを変更させないためには以下の方法が考えられます 方法 1: 同期完了後レプリカのファイル共有を無効にしておく方法 2: レプリカサーバを業務用ネットワークから切り離し レプリケーション用のネットワークにのみ繋げておく 24/38

本番サーバが故障! レプリカサーバを使ってみよう ファイルサーバに障害が起きたとしてもレプリケーションをしていれば安心です レプリカサーバには本番サーバと同じファイルが存在するため 万一の際の代替サーバとして使用できます 以降では 6-1. コンポーネントの説明 の構成例の環境を想定し レプリカサーバでの代替運用からマスタサーバ復旧後の運用切り戻しまでを説明します 本章では ARCserve Replication を利用してファイルサーバのレプリケーションを行っている場合を想定して記載しています 6-7. フェーズ 1: レプリカサーバへの運用切り替え 1) マスタサーバをネットワークから外す レプリカを使った代替運用を始めるには まずマスタサーバから LAN ケーブルを抜くなどして本番環境から切断されている状態を確保してください 故障中のマスタサーバがネットワークに接続していると 誤ってマスタサーバでファイル更新が行われたり 再起動やシステムリカバリを行ったりした際に予期しない同期が起きる可能性があります 2) レプリカサーバを使用できる状態にする 平常時に使用できないようにしていたレプリカサーバを使用できる状態にします レプリカサーバのファイル共有を無効にしていた場合はファイル共有を有効にし レプリカサーバが使用できることを確認してください 3) 切り替えをアナウンスする ここまで準備ができたら本番サーバからレプリカサーバに運用が代わる事をユーザの皆さんに通知しましょう 参考までに通知メールのサンプルを次頁で紹介します レプリカサーバのコンピュータ名や DNS サーバのレコードを書き換えることでこれまで使っていたパスを使用したまま運用を切り替えることも可能ですが その場合は CA ARCserve High Availability r16 を購入しスイッチオーバー機能を使用する事をお勧めします 25/38

参考 : レプリカサーバへの運用切り替え通知メール例 26/38

6-8. フェーズ 2: シナリオを止める マスタサーバの修理が終わったらシナリオを停止し リストアの準備をします シナリオの停止はマスタサーバをレプリカサーバに接続する前に必ず行ってください マスタからレプリカに自動同期が起こり 代替運用中の更新データが失われてしまう可能性があります フェーズ 2 はシナリオのプロパティで [ レプリケーション ]-[ 再起動後に実行 ] を オン にしている場合にのみ必要な手順です 上記のプロパティを オフ にしている場合はマスタサーバの再起動後にシナリオが自動的に停止します 1) シナリオを停止する マネージャの [ 停止 ] ボタンをクリックしシナリオを停止してください コントロールサービスがレプリカサーバとは別のサーバにある場合には コントロールサービスとレプリカサーバのエンジンが通信できる状態で [ 停止 ] ボタンをクリックしてください コントロールサービスがマスタサーバ レプリカサーバのいずれとも接続していない状態だと停止命令をエンジンに届けることができず シナリオを停止できません シナリオを停止する手順については 以下をご覧ください Step1 マスタサーバに障害が起こったシナリオを選択し 停止ボタンをクリックします 27/38

Step2 [ はい ] をクリックします Step3 シナリオが強制的に停止していることを確認します 参考 : コントロールサービスからレプリカサーバにも接続ができない場合には 障害が起きているマスタサーバの [CA ARCserve RHA エンジン ] サービスを停止し 以下のフォルダに保存されるシナリオ定義ファイルを全て削除し 強制的にシナリオを停止します < エンジンのインストールディレクトリ > CA ARCserve RHA Engine config_25000 ファイルの削除後 再度 [CA ARCserve RHA エンジン ] サービスを開始します 2) マスタサーバをネットワークに接続する シナリオが停止したらマスタサーバをネットワークに接続します 28/38

6-9. フェーズ 3: リストアをする リストアを行う事でレプリカサーバで更新された新しいファイルをマスタサーバに反映させることができます リストアは同期を逆向きに行う処理ですので 同期と同様業務時間を避けて行ってください リストアの手順は以下をご覧ください Step1 [ シナリオビュー ] で対象シナリオ もしくはリストア元となるレプリカを選択し ツールバーのリストアボタンをクリックします ( またはメニューの [ ツール ]-[ データのリストア ] をクリックします ) 29/38

Step2 レプリカサーバの認証情報を入力し [OK] をクリックします Step3 リストアの種類を選択し [ 次へ ] をクリックします Step4 同期の方法を選択し [ 終了 ] をクリックするとリストアが始まります 30/38

Step5 元のシナリオが一時的に非表示になり 代わりに リカバリ _< シナリオ名 > シナリオが実行されます Step6 イベントログに リカバリプロセスが終了しました というメッセージが表示されればリストア完了です リストア後に元のシナリオが再表示され リカバリシナリオは自動的に削除されます 31/38

6-10. フェーズ 4: マスタで運用を再開する リストアが完了したらシナリオを開始し マスタサーバからレプリカサーバへのレプリケーションを再開してください レプリケーションが再開されたことが確認できたらマスタサーバの運用再開をアナウンスします 32/38

付録 CA ARCserve RHA PowerShell のインストール RHA PowerShell を使用するには前提条件として Windows PowerShell がインストールされている必要があります Windows Server 2008 R2 には Windows PowerShell 2.0 がインストールされています また Windows Server 2008 のには Windows PowerShell 1.0 が組み込まれていますので [ サーバマネージャ ] の [ 機能の追加 ] からインストールしてご利用ください Windows Server 2003 の場合は Microsoft のウェブサイトから Windows PowerShell をダウンロードすることができますので 事前にインストールしてください なお Windows PowerShell をインストールするには Microsoft.NET Framework 2.0 のインストールが必要です 例 ) Windows Server 2008 SP2 に Windows PowerShell をインストールする場合 RHA PowerShell は Windows PowerShell 1.0 および 2.0 の環境で利用することができます ただし 64 ビットシステム上で実行していて RHA パワーシェルスナップインおよびスクリプトなどを実行する場合などは以下のパスにある PowerShell (x86) を起動する必要があります C: Windows SysWOW64 WindowsPowerShell v1.0 powershell.exe Step1: RHA Powershell をインストールするコンピュータに Administrator または Administrators グループのユーザでログオンし CA ARCserve Replication and High Availability r16 メディア をドライブにセットすると インストーラ画面が自動的に起動します 起動しない場合は エクスプローラより メディアドライブのルートディレクトリにある [setup.exe] を実行してください コンポーネントのインストール をクリックします 33/38

Step2: CA ARCserve RHA PowerShell のインストール をクリックします Step3: [ 日本語 ( 日本 )] を選択し [OK] をクリックします Step4: [ 次へ ] をクリックします 34/38

Step5: 使用許諾契約を最後まで読み 同意する場合は [ ライセンス使用条件に同意する ] を選択し [ 次へ ] をクリックします Step6: ユーザ名と所属を入力し [ 次へ ] をクリックします 35/38

Step7: インストール先のフォルダを確認し 問題がなければ [ 次へ ] をクリックします 64 ビット環境にインストールした場合にはデフォルトインストールパスは以下になります C: Program Files(x86) CA ARCserve RHA Powershell Snapin Step9: インストールをクリックします 36/38

インストール完了までしばらくお待ちください Step9: [ 完了 ] をクリックし InstallShield Wizard 画面を閉じます 37/38

Step10: Windows スタートメニューの [ すべてのプログラム ] - [CA] - [ARCserve RHA] - [PowerShell] を開きます Step11: CA ARCserve RHA パワーシェルのコンソール画面が表示され 特にエラーなく最後に PS> と表示されることを確認ください 以上で RHA Powershell のインストールは完了です RHA PowerShell コマンドをスクリプト等から実行する場合には コマンド実行前にスナップインに追加する以下のコマンドを実行します Add-PSSnapin XOPowerShell RHA PowerShell コマンドの詳しい利用方法については CA ARCserve Replication/High Availability PowerShell コマンド操作ガイド をご覧ください 38/38