バックアップツール Commvault インストール手順および簡易動作確認手順 2017/09/13 鈴木淳一郎 1. 概要 本ドキュメントは Commvault 社のバックアップ製品である Commvault のインストール手順および簡易動作確認手順である ただし 本ドキュメントでインストールする Commvault は 評価版とする 2. Commvault 製品概要 Commvault は 米国 Commvault 社が開発したバックアップ用のツールである 旧製品名が Simpana であったが 2015 年 10 月に社名と同じ Commvault へ変更した 以下は Commvault 社サイトより引用した同製品の概要である : Commvaultソフトウェアは データセンターからノートブック / デスクトップやクラウドまで様々なストレージデバイスに保存した企業データの保護と管理にご使用いただけます バックアップ / リカバリだけでなく レプリケーション アーカイブ 検索 分析といったすべての機能を提供するCommvaultは ロールベースのアクセスでセキュアな集中管理を確保しながら ポリシーベースの自動化が可能です また 標準搭載の警告 / レポーティング機能で データ管理オペレーション全体の運用監視が行えます 特筆すべきは点としては バックアップ先に Alibaba Cloud の OSS が使用できることである 3. 検証環境 バックアップ対象となるファイルサーバ兼 Commvaultサーバ 検証環境では ネットワーク転送時間を確認したかったこともあり 下記 OSSと異なるリージョンとして シンガポールリージョンに設置した Commvaultサーバのインストール要件として メモリ16GB 以上 HDD500GB 以上にすること 詳細は Commvault インストール手順 参照のこと バックアップ先として Alibaba Cloud OSS 日本リージョン 4. Commvault インストール 設定手順 1. Commvault 評価版インストーラ入手 Commvault 社米国サイトから入手する この際 サイトの言語設定を United States - English に変更する
日本語 の設定の場合 ダウンロードの選択肢が表示されない 入手の際に氏名 会社名等の入力が必要 2. ファイルサーバ兼 Commvaultサーバの用意 Alibaba CloudでECSインスタンスを作成する この際 Windows Server 2008 以上 メモリ16GB 以上 HDD500GB 以上のサイズにすること ( Com mvault のインストール要件のため) 詳細は 下記のインストール要件を参照のこと : System Requirements for the Commvault Package http://documentation.commvault.com/commvault/v11/adminconsole/#1619.htm 3. バックアップ先 OSS の用意 Alibaba Cloud で ECS インスタンスを作成する 特に要件等はない 4. ファイルサーバ兼 Commvault サーバの起動 ログイン 当該 ECS を起動し リモートデスクトップで接続し 管理者アカウントでログインする ( 詳細手順は省略 ) 以降の手順は 当該 ECS での操作を記載する 画面やメッセージ等は OS は Windows Server 2016 日本語 を前提とする これと OS もしくは言語の場合は 適宜読み替えること 5. IISのインストールスタートメニューより サーバーマネージャー を起動する サーバーマネージャー の サーバーマネージャーへようこそ が表示されていることを確認する 同画面の このローカルサーバの構成 にて 役割と機能の追加 をクリックする 役割と機能の追加ウィザード ダイアログが表示されることを確認する
6. ( 続き ) 同ダイアログで以下のように入力する 開始する前に 次へ インストールの種類の選択 役割ベースまたは機能ベースのインストール 次へ をクリック 対象サーバーの選択 サーバープールからサーバーを選択 サーバープール で操作しているマシンを選択 次へ をクリック サーバーの役割の選択 Webサーバー (IIS) のチェックボックスをチェックする 新たに 役割と機能の追加ウィザード ダイアログが表示される Webサーバー (IIS) / 管理ツール / [ ツール ] IIS 管理コンソール が表示されていることを確認 管理ツールを含める( 存在する場合 ) のチェックボックスがチェックされていることを確認 機能の追加 をクリック 同ダイアログが自動的に閉じる 元の 役割と機能の追加ウィザード ダイアログで 次へ をクリック 機能の選択 機能 のチェックボックスを変更せず 次へ をクリック Webサーバーの役割 (IIS) 次へ 役割サービスの選択 役割サービス のチェックボックスを変更せず 次へ をクリック インストールオプションの確認 インストール をクリック インストールの進行状況 インストールが開始するのでしばらく待つ ( サーバ名 ) でインストールが正常に完了しました と表示されたら 閉じる をクリック 同ダイアログが自動的に閉じる
7. Commvault のインストール インストーラを実行する ウィザードのダイアログが表示される インストール先フォルダ に任意のフォルダを指定する 紛らわしいが ここで指定するフォルダはインストーラの展開先を指す 変更しなくても可 Commvalutインストーラへようこそ ライセンス同意のチェックボックスにチェックする > をクリックする インストールタイプを選択してください このマシンにパッケージをインストールする を選択 > をクリックする インストールパス ドライブリスト インストールパス で任意のフォルダを指定する > をクリックする インストールが開始するのでしばらく待つ インストールと構成が正常に完了しました と表示されたら 完了 をクリック 同ダイアログが自動的に閉じる ブラウザが起動し 管理者コンソール のページが表示される 管理者コンソール の画面については 次の手順を参照のこと
8. Commvault の設定 ( アカウント登録 ) ブラウザを起動し Commvault の 管理者コンソール のページを表示する スタートメニューの Commvault - Commvault Admin Console からでも開く 同画面で以下のように入力する 製品を登録 アカウントがない場合 アカウントを作成 のリンクをクリックする 画面項目に沿って入力し アカウントを作成する ここでの アカウント はCommvault 社に作成されるので メールアドレスは有効なものを入力する アカウントの作成後 もしくはアカウントをすでに持っている場合は 既存のアカウントを使用する の欄に項目に沿って入力する 登録 をクリックする 9. Commvault の設定 (Core 設定 (1)) Admin Console ( ログイン画面 ) 上記で登録したアカウントとパスワードを入力する ログイン をクリックする ようこそ 画面右上の 日本語 をクリックし 言語を 英語 - English に変更する Welcome Your core setup is not finished. Let s finish ir > のリンクをクリックする Core setup Configure email 画面項目に沿って入力する ただし 簡易動作検証の範囲ではメールを使用しないので ダミーでも可 Save をクリックする 10. ( 続き ) Core setup Add storage pool 画面項目に沿って入力する この画面ではクラウド上の ストレージプール が作成できないが この段階で何かしらの ストレージプール を作成する必要があるので ダミーで作成する 下記で設定するフォルダは 事前に作成しておく必要がある Name = 任意のストレージプール名 Local path / Network path = Local path path = 任意のフォルダ DDB partion path = 任意のフォルダ Save をクリックする Welcome 画面に遷移する 画面上部に Set environmant as a managed service provider? で Yes のリンクをクリックする Welcome 画面がリフレッシュされる
( 続き ) Welcome 画面で 画面左上の Admin Console のリンクをクリックする All Dashbords の画面が遷移することを確認する 画面左側のペインから Storage Storage Targets をクリックする Storage targets の画面に遷移することを確認する 画面右上の Add storage をクリックし Cloud を選択する Add cloud storage のダイアログが表示される 同ダイアログで 以下のように入力する Name = 任意のストレージ名 Type = AliCloud Object Storage Service MediaAgent = マシン名 Service host = バックアップ先のOSSのインターネットドメイン名 Alibaba Cloud コンソールのOSSの画面で確認ができる OSSの バケット名 は含めないこと Access_Key_ID = アクセスするアカウントのアクセスキー Secret_Access_Key = アクセスするアカウントのシークレットキー Bucket = バックアップ先のOSSのバケット名 Create をクリックする 同ダイアログが自動的に閉じる Storage targets の画面で 上記で作成した Storage target が表示されていることを確認する
11. Commvault の設定 (Core 設定 (2)) 画面左側のペインから Storage Storage Targets をクリックする Welcome の画面に遷移することを確認する File servers の枠内の complete setup のリンクをクリックする File server setup Create file system plan の画面で 画面項目に沿って入力する ただし 簡易動作検証の範囲ではこの画面で作成する plan を使用しないので ダミーでも可 Save をクリックする Add file server の画面に遷移する この画面では何もしない 画面左上の Admin Console のリンクをクリックする All Dashbords の画面が遷移することを確認する 画面左側のペインに Solutions の項目が表示されていることを確認する
12. Commvault の設定 ( バックアップ設定 ) 画面左側のペインから Security - Users をクリックする Users の画面が表示される 画面右上の Add user のリンクをクリックする Add user のダイアログが表示される 同ダイアログで以下のように入力する Full Name User Name = 任意のユーザ名 Email = 任意のメールアドレス password Confirm password = 任意のユーザ名 User group = master Save をクリックする Users の画面が表示される 上記で作成したユーザが表示されることを確認する
13. ( 続き ) 画面左側のペインから Storage - Storage pools をクリックする Storage pools の画面が表示される 画面右上の Add storage pool のリンクをクリックし Disk/Cloud をクリックする Create storage pool の画面に遷移する 同画面で 以下のように入力する Name = 任意のストレージプール名 New storage / Use existing storage = Use existing storage Storage target name = 11の工程で作成した Storage target 名 Next をクリックする 引き続き 同ダイアログで以下のように入力する Media Agent = 自マシン名 Partition path = 任意のフォルダ DDB 用のフォルダ フォルダ選択後に Add partition のリンクをクリックする Finish をクリックする Storage pools の画面に遷移する 作成した Storage pool が表示されていることを確認する
14. ( 続き ) 画面左側のペインから Plans をクリックする Plans の画面が表示される 画面右上の Craete のリンクをクリックし Server backup plan をクリックする Create server backup plan のダイアログが表示される 同画面で 以下のように入力する Plan name = 任意のプラン名 Primary storage = 13の工程で作成したStorage plan Retention period = 任意の日数 Backup SLA = 任意の時間 Save をクリックする Plans の画面に遷移する 作成したプランがが表示されていることを確認する
15. ( 続き ) 画面左側のペインから Servers をクリックする サーバの一覧から 自サーバをのサーバ名のリンクをクリックする サーバの詳細画面が表示される 画面下部の Agent から File System のリンクをクリックする File System の詳細画面が表示される 画面下部の Backup sets の枠内の defaultbackupset の行の Actions のカラムにある のリンクをクリックする Add subclient をクリックする Add subclient のダイアログが表示される 同ダイアログで 以下のように入力する General タブ Subclient name = 任意のサブクライアント名 Plan = 13 の工程で作成したプラン Content タブ Add/Edit content をクリックし 任意のフォルダを指定する バックアップ対象フォルダになる Save をクリックする File System の詳細画面が表示される 画面下部の Backup sets の枠内の defaultbackupset のリンクをクリックする defaultbackupset の詳細画面が表示される 上記で作成したサブクライアントが表示されることを確認する
16. ( 続き ) 画面左側のペインから Commcell をクリックする 自サーバの詳細画面が表示される 画面右上の Commcell Console GUI のリンクをクリックする しばらくすると このアプリケーションを実行しますか のダイアログが表示される 実行 をクリックする CommCellに接続 のダイアログが表示される 以下のように入力する ユーザ名または電子メール パスワード = 13の工程で作成したユーザのパラメータ CommCell = 自サーバ名 OK をクリックする ライセンスステータス のダイアログが表示された場合 ダイアログ上部の をクリックする CommCell Console の画面の CommCellブラウザ 枠内で クライアントコンピュータ - ( 自マシン名 ) - File System を右クリックする 表示されたプルダウンメニューの すべてのタスク - 再構成 をクリックする 画面がリフレッシュされる 同画面を閉じる
17. バックアップ実行 14の工程に沿って defaultbackupset の詳細画面が表示する 画面下部の defaultbackupset の枠内で 14の工程で作成したクライアントセットの行の Actions のカラムにある のリンクをクリックする backup をクリックする Backup options のダイアログが表示される Backup level で任意の選択肢を選択肢 OK をクリックする Backup started for job xx というメッセージが表示されることを確認し OK をクリックする 当該ジョブを確認し Status が Completed になることを確認する 18. リストア実行 14の工程に沿って defaultbackupset の詳細画面が表示する 画面下部の defaultbackupset の枠内で 14の工程で作成したクライアントセットの行の Restore のリンクをクリックする Backup content の画面が表示される 任意のフォルダおよびファイルを選択し Restore をクリックする