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Transcription:

Express5800/ シリーズ Windows Server 2008 の利用について 作成日 2008/11/29 初版 - 1 -

はじめに このドキュメントは InterSec Express5800/LBシリーズ およびExpress5800シリーズ ( ブレードサーバ ) の分散ノードとして Windows Server 2008 ( 以下 Windows Server 2008) を対象とするために必要な Microsoft Loopback Adapterのインストールおよび仮想 IPアドレスの設定方法について記述しています 分散ノードモジュールはWindows Server 2003と同じモジュールを使用します インストール方法については各モデルのユーザーズガイド またはManagement ConsoleよりLBのオンラインヘルプ 分散ノード側の事前設定 を参照してください 対応機種一覧 InterSec Express5800/LBシリーズ LB300b N8100-901 LB300c N8100-1018 LB300d N8100-1145 LB300e N8100-1347 LB300f N8100-1464 Express5800シリーズ( ブレードサーバ ) LoadBalancer(110Ba-m3 用 ) キット UL4268-001 注 1 分散ノード自動認識機能を使用してWindows Server 2008を自動設定する場合 Windows Server 2008に分散ノードモジュールのインストールが必須となります 注 2 レイヤ7 分散 (Webサーバ固定化) のみの分散を行う場合は Microsoft Loopback Adapterのインストールは必要ありません Windows Server 2008は 米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です その他 記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です 本ドキュメントは予告なしに変更されることがございますので あらかじめご了承ください - 2 -

目次はじめに...2 1.Windows Server 2008 の場合...4 1.1 Microsoft Loopback Adapter インストール手順...4 1.2 Microsoft Loopback Adapter 設定手順...8 2.Windows Server 2008 <<Server Core>> の場合...13 2.1 Microsoft Loopback Adapter インストール手順...13 2.2 Microsoft Loopback Adapter 設定手順...18 3 備考...20-3 -

負荷分散サービス宛て ( 仮想 IP アドレス ) のリクエストを Windows Server 2008 で処理するためには Microsoft Loopback Adapter のインストールが必要となります 1.Windows Server 2008 の場合 1.1 Microsoft Loopback Adapter インストール手順 (1) スタート > コントロールパネル > ハードウェアの追加 > デバイスマネージャ の順に選択して デバイスマネージャのファイルメニュー 操作 から レガシハードウェアの追加 を選択します UAC 機能を有効にしていた場合 起動確認ダイアログが表示されます 続行 ボタンを押下してください (2) ハードウェアの追加ウィザード が起動したら [ 次へ ] をクリックします - 4 -

(3) インストール方法 より 一覧から選択したハードウェアをインストールする を選択し 次へ をクリックします (4) 共通ハードウェアの種類 から ネットワークアダプタ を選択し 次へ をクリックします - 5 -

(5) 製造元から Microsoft ネットワークアダプタから Microsoft Loopback Adapter を選択し [ 次へ ] をクリックします (6) もう一度 次へ をクリックして Microsoft Loopback Adapter をインストールします - 6 -

(7) インストール終了後 完了 をクリックすることで Microsoft Loopback Adapter のインストールは完了します - 7 -

1.2 Microsoft Loopback Adapter 設定手順 インストールした Microsoft Loopback Adapter に仮想 IP アドレスの情報を登録します (1) スタート > コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワークと共有センター > ネットワーク接続の管理 の順に選択します UAC 機能を有効にしていた場合 起動確認ダイアログが表示されます 続行 ボタンを押下してください (2) ネットワーク接続 の中から追加した Microsoft Loopback Adapter のインタフェースをクリックします (3) 選択された Microsoft Loopback Adapter パネルの プロパティ ボタンをクリックします UAC 機能を有効にしていた場合 起動確認ダイアログが表示されます 続行 ボタンを押下してください - 8 -

(4) パネル内の インターネットプロトコル ( TCP/IP ) を選択し プロパティ をクリックします - 9 -

(5)[ IP アドレス ] に Management Console に登録したグループの仮想 IP アドレスを入力します [ サブネットマスク ] はネットワークに合わせて設定します 注 )IPアドレスとサブネットマスクのみ設定し デフォルトゲートウェイは設定しないで下さい - 10 -

(6) 次に [ 詳細設定 ] ボタンをクリックして [ 自動メトリック ] のチェックボックスをはずします (7)[ インターフェイスメトリック ] の値を9999に変更し [OK] をクリックします 注 ) 仮想 IPアドレスを複数登録する場合は IPアドレス [ 追加 ] ボタンを押して 新規に仮想 IPアドレスを追加してください - 11 -

(9) スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプト を起動します UAC 機能を有効にしている場合 コマンドプロンプトを選択して右クリックを押下し 管理者として実行 で起動してください (10) コマンドプロンプトで 順に以下のコマンドを入力します C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ 物理インタフェースの名称 ]" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ ループバックアダプタの名称 ]" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ ループバックアダプタの名称 ]" weakhostsend=enabled [ 例 ] 物理インタフェースの名称が ローカルエリア接続 ループバックアダプタの名称が ローカルエリア接続 2 の場合 C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 " weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 2" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 2" weakhostsend=enabled インターフェイス名を設定する際のダブルクォーテーションは必須です 以上で Microsoft Loopback Adapter の設定は完了です - 12 -

2.Windows Server 2008 <<Server Core>> の場合 2.1 Microsoft Loopback Adapter インストール手順 インストールした Microsoft Loopback Adapter に仮想 IP アドレスの情報を登録します (1) 以下の手順で DevCon 圧縮ファイルをダウンロードし ファイルを展開します DevCon ファイル公開アドレス http://download.microsoft.com/download/1/1/f/11f7dd10-272d-4cd2-896f-9ce67f3e0240/devc on.exe (2)devcon.exe ファイルをコンピュータ上のフォルダに保存し フォルダを開きます C:\Users\admin にダウンロードしたデータを展開した場合の画面を表示しています - 13 -

(3)[devcon.exe] を実行します [WinZip Self-Extractor] ダイアログボックスが表示されます (4)[Unzip To Folder] ボックスに ファイルの解凍先フォルダを入力し [Unzip] をクリックします (5)[OK] をクリックし [Close] をクリックして解凍処理を完了します - 14 -

(6)DevCon ファイルを展開したフォルダに移動します C:\Users\admin\AppData\Local\Temp\1 にデータを展開した場合の画面を表示しています (7) ディレクトリを i386 フォルダに変更します - 15 -

(8) devcon.exe install %windir%\inf\netloop.inf *msloop と入力し Enter キーを押します コマンドを入力した後に 以下のメッセージが表示されれば インストール成功です Device node created. Install is complete when drivers are updated... Updating drivers for *msloop from C:\WINDOWS\inf\netloop.inf. Drivers updated successfully. - 16 -

devcon find *msloop と入力すると Loopback Adapter がインストールされているかの確認が 行えます Microsoft Loopback Adapter が表示されていれば デバイスは正常にインストールされていることになります - 17 -

2.2 Microsoft Loopback Adapter 設定手順 インストールした Microsoft Loopback Adapter に仮想 IPアドレスの情報を登録し 負荷分散用仮想 IPアドレスとして使用するための設定を行ないます (1) 以下のコマンドを入力して IP アドレスとサブネットマスクを設定します netsh interface ipv4 set address name= < インターフェイス名 > source=static address=<***.***.***.***> mask=<***.***.***.***> 例 ) 以下の場合のコマンド入力例インターフェイス名 : ローカルエリア接続 IP アドレス :192.168.2.10 サブネットマスク :255.255.255.0 netsh interface ipv4 set address name= ローカルエリア接続 source=static address=192.168.2.10 mask=255.255.255.0 インターフェイス名を設定する際のダブルクォーテーションは必須です ipconfig コマンド結果の 該当インターフェイス名の設定を確認することで IP アドレス等の設定が正しく設定されているか確認を行なうことが出来ます (2) 以下のコマンドを入力して インターフェイスメトリックの値を設定します netsh interface ipv4 set interface < インターフェイス名 > metric=9999 例 ) 以下の場合のコマンド入力例インターフェイス名 : ローカルエリア接続 netsh interface ipv4 set interface ローカルエリア接続 metric=9999 インターフェイス名を設定する際のダブルクォーテーションは必須です netsh interface ipv4 show address コマンド結果の 該当インターフェイス名の設定を確認することで インターフェイスメトリックの設定が正しく設定されているか確認を行うことができます - 18 -

(3) 以下のコマンドを入力します C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ 物理インタフェースの名称 ]" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ ループバックアダプタの名称 ]" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface "[ ループバックアダプタの名称 ]" weakhostsend=enabled [ 例 ] 物理インタフェースの名称が ローカルエリア接続 ループバックアダプタの名称が ローカルエリア接続 2 の場合 C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 " weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 2" weakhostrecieve=enabled C:\>netsh interface ipv4 set interface " ローカルエリア接続 2" weakhostsend=enabled 以上で Microsoft Loopback Adapter の設定は完了です - 19 -

3 備考 備考 (1): Management Consoleに表示される 分散グループ情報 内の分散ノードサーバタイプは Windows Server 2008 の場合でも winnt または Winnt と表示されます 備考 (2): 分散ノードモジュールのインストール中 ( 図 3.1) に LBhostサーバ用 IPアドレス に仮想 IPアドレスが規定値として表示された場合は [ 参照 ] ボタンを押して ( 図 3.2) 実 IPアドレスに変更して下さい LBhostサーバ用 IPアドレス がManagement Consoleで登録する分散ノードの実 IPアドレスになります Coordinatorとの通信ポートは 特に変更する必要はありません Management Console にて 変更している場合のみ変更してください 図 3.1 LBhost サーバ用 IP アドレスには 仮想 IP アドレスを指定しないで下さい 実 IP アドレスを指定してください 図 3.2-20 -

備考 (3): 分散ノードモジュールのIPアドレスを変更する場合 分散ノードモジュールのアンインストールを行い 再度インストールを行ってください - 21 -