KDDI Smart Mobile Safety Manager Apple Business Manager(ABM) 運用マニュアル 最終更新日 2019 年 4 月 25 日 Document ver1.1 (Web サイト ver.9.6.0)
変更履歴 日付 ver 変更箇所変更内容 2018/12/13 1.0 新規作成 2019/4/25 1.1 2.1.2 サーバートークンの取得 Apple Business Manager の画面を更新 3.1.1 サーバートークンの取得 Apple Business Manager の画面を更新
はじめに 本マニュアルの目的 本マニュアルでは Apple Business Manager(ABM) の操作について説明しています 本マニュアルの見かた 本マニュアルの説明で使用する記号やマークの意味 マニュアルで使用している画面の種類や注意事項は以下のとおりです 記号 マークについて マニュアルで使用しているマークや記号は以下のとおりです 記号 マーク 説明 [ ] メニュー名 ボタン名 リンク名を表します タブ名や機能名 項目名 マニュアル内の参照先など 強調したい名称を表します マニュアル名や資料名を表します 操作の結果を表します 参照するマニュアルや資料を表します マニュアル内の参照先や Web サイトへのリンクを表します 注意すべきことについて説明しています 運用や操作のポイントや 知っておくと便利なことについて説明しています 画面説明において 該当の画面を表示するためのメニュー操作を記載します 例 ) [ 設定 ] [ios] [ アプリケーション ] [ アプリケーション配信 ] 画面について 画面上のバージョン表記は実際のものとは異なる場合があります Windows の OS バージョンや ご使用になるブラウザーによって 一部の画面や操作が異なる場合があります 本マニュアルでは Google Chrome で表示した画面を使用して説明しています Web サイトの URL について マニュアルの説明で記載している弊社以外の Web サイトの URL や内容は 予告なく変更される場合があります あらかじめご了承ください 商標について iphone ipad および Mac は Apple Inc. の商標です iphone 商標は アイホン株式会社のライセンスに基づき使 されています 記載の会社名および製品名は 各社の登録商標および商標です
目次 1 Apple Business Manager(ABM)... 5 1.1 Apple Business Manager とは... 6 2 デバイス (DEP) を利用する... 7 2.1 デバイス (DEP) 利用の流れ... 8 2.1.1 サーバー公開鍵証明書 (PEM) ファイルの取得... 8 2.1.2 サーバートークンの取得... 9 2.1.3 サーバートークンの登録...15 2.2 サーバートークンの更新... 17 2.3 機器管理... 17 3 コンテンツ -App とブック (VPP) を利用する... 18 3.1 コンテンツ -App とブック (VPP) 利用の流れ... 19 3.1.1 サーバートークンの取得...19 3.1.2 サーバートークンの登録...23 3.2 サーバートークンの更新... 26 3.3 アプリケーション 書籍の配信手順... 26 4 付録... 27 4.1 参考リンク集... 28 4.2 注意事項... 28 4.3 制限事項... 28 4.4 ログ一覧... 28 4
1 Apple Business Manager(ABM) 以下の項目について説明しています 項目 ページ Apple Business Manager とは 6 5
1.1 Apple Business Manager とは 機能目的 Apple Business Manager(ABM) とは 2018 年 8 月 1 日より日本でサービス開始となった Apple Deployment Program(ADP) に代わる Apple 社のプログラムを指します 管理者がデバイス設定を構成し アカウントを作成してそれぞれにアプリや書籍を購入 配布することが可能になるウェブベースの IT 管理ツールです 従来の Device Enrollment Program(DEP) 相当が ABM メニュー内の デバイス Volume Purchase Program (VPP) 相当が ABM メニュー内の コンテンツ の中の App とブック に該当します すでに DEP をご利用の場合は ABM にアップグレードが可能です 企業で VPP しか使っていない場合は ABM に登録後 既存の VPP 購入担当者を新しい ABM アカウントに招待できます 既存の VPP アカウントのままご利用いただくことも可能です ABM の新規開設および ABM へのアップグレード方法については Apple 社のホームページにてご確認ください 6
2 デバイス (DEP) を利用する 以下の項目について説明しています 項目 ページ デバイス (DEP) 利用の流れ 8 サーバートークンの更新 17 機器管理 17 7
2.1 デバイス (DEP) 利用の流れ ABM の デバイス (DEP) の利用は 以下の流れで行ってください 項目 ページ サーバー公開鍵証明書 (PEM) ファイルの取得 8 サーバートークンの取得 9 サーバートークンの登録 15 2.1.1 サーバー公開鍵証明書 (PEM) ファイルの取得 ABM を KDDI Smart Mobile Safety Manager と連携させるため サーバートークンを使用しています ABM の登録に必要となるサーバー公開鍵証明書 (PEM) ファイルを 管理サイトからダウンロードします サーバートークンの有効期限は 1 年間になります 1 [ 設定 ] [ios] [DEP] [DEP サーバートークン登録 ] [ 編集 ] をクリックします 8
2 1. サーバー公開鍵証明書(PEM)ファイルの生成とダウンロード の ダウンロード をクリック し ファイルをダウンロードします 3 サーバートークンの取得を行います https://business.apple.com へアクセスします 管理サイト上に Apple Business Manager の URL の表記はありません 2 2.1.2 サーバートークンの取得 4 管理者用の Apple ID を入力します 5 をクリックします 本人確認を行うページが表示されます 4 5 9
6 パスワード入力欄が表示されるのでパスワードを入力します 7 をクリックします 7 6 8 確認コードを送信する送信先を選択します 選択した送信先に確認コードが送信されます 複数の送信先が登録されているときに選択肢が表示されます 10
9 手順 8 で指定した送信先を確認し 確認コードを入力します 6 桁の入力が終わると自動的に先の画面に進みます 確認コードに誤りがあるとログインできず 手順 4 の画面に自動で移動します 以下の画面が表示された場合に 信頼する をクリックすると 次回以降 同端末の同ブラウザでサ インインするときに確認コードの入力が不要となります お客様の判断のもとでご選択ください 11
10 設定 をクリックします 11 デバイス管理の設定 をクリックします 12 MDM サーバを追加 をクリックします 12 11 12
13 MDM サーバ情報 に MDM サーバ名 を入力します 14 管理サイトでダウンロードしたサーバー公開鍵証明書 (PEM) ファイルを [ ファイルを選択 ] からアップロードします 15 [ 保存 ] をクリックします [ 保存 ] をクリックして保存しなかった場合 サーバートークン登録後 一定時間が経過すると MDM サーバーと ABM サーバーの通信が行えなくなりますので 必ず [ 保存 ] をクリックして設定を保存してください 保存せずに通信が行えなくなった場合は サーバートークンの再取得が必要となります サーバートークンのダウンロードを実施後 取得したサーバートークンを管理サイトにすぐにアップロードせずに 長時間経過すると MDM サーバーと通信が行えなくなることがございます トークンのダウンロードは必要時に実施していただくようお願いいたします 13 14 15 16 [ トークンをダウンロード ] をクリックします 13
17 [ サーバトークンをダウンロード ] をクリックします トークンファイルのダウンロードが開始されます 任意の場所にファイルを保存します 既存のサーバートークンがリセットされます 長時間経過すると通信が行えなくなることがありますので サーバートークンのダウンロードは必要なときに作業を行ってください 14
18 デバイスの割り当て をクリックします 19 1. デバイスの選択 で端末のシリアル番号を登録します 20 2. 操作の選択 の アクションの実行 で サーバに割り当てる を選択します 21 2. 操作の選択 の MDM サーバ で手順 13 で登録したサーバー名を選択します 22 [ 完了 ] をクリックします 18 19 20 21 22 2.1.3 サーバートークンの登録 23 [ ファイルを選択 ] をクリックします 手順 17 でダウンロードしたサーバートークンを指定します 15
24 [ ファイルを選択 ] の右側に指定したファイル名が表示されたことを確認します 25 備考 を入力します 弊社では 備考 にはサーバートークンの取得に使用した Apple ID とサーバートークンを取得した年月日の記録をお勧めしています 25 24 26 [ 保存 ] をクリックします 16
27 [ サーバートークンを登録しました ] と表示されます (A) サーバートークン の有効期限を確認してください (A) [DEP 機器再読込 ] をクリックすると DEP 機器の情報の再読込を行います トークン情報 現在割り当てられている機器数など DEP ライセンスの情報がすべて更新されます なお 再読込の処理は管理サイトの通信負荷の原因となりますのでご注意ください ライセンス情報の更新には 通常 [DEP 機器管理 ] の [DEP サービスと同期 ] が使用されますが このボタンは前回から変更された情報しか取得しないため DEP ライセンス設定画面の内容と実際のライセンス割り当て状況の間に誤差が発生してしまう場合があります この場合は [DEP 機器再読込 ] を使用して DEP 機器情報を更新してください アカウントの編集を行うには [ 編集 ] をクリックします トークン削除は [ トークンを削除 ] をクリックします 2.2 サーバートークンの更新 サーバートークンには 1 年間の有効期限があり 有効期限が切れる前にサーバートークンの更新を行う必要があります 詳細については 以下を参照してください ABM サーバートークン年次更新マニュアル 2.3 機器管理 DEP 管理対象機器に対する設定方法や DEP 定義プロファイルの作成方法については 以下を参照してください Device Enrollment Program(DEP) 運用マニュアル の DEP 機器管理 17
3 コンテンツ -App とブック (VPP) を利用する 以下の項目について説明しています 項目 ページ コンテンツ -App とブック (VPP) 利用の流れ 19 サーバートークンの更新 26 アプリケーション 書籍の配信手順 26 18
3.1 コンテンツ -App とブック (VPP) 利用の流れ ABM の コンテンツ -App とブック (VPP) の利用は 以下の流れで行ってください 項目 ページ サーバートークンの取得 19 サーバートークンの登録 23 3.1.1 サーバートークンの取得 KDDI Smart Mobile Safety Manager で VPP ストアから購入したアプリケーションを配布するには VPP サーバーと KDDI Smart Mobile Safety Manager のサーバーを紐付ける必要があります この紐付けに VPP サーバートークンを利用します VPP サーバートークンの有効期限は 1 年間になります 1 管理者用の Apple ID を入力します 2 をクリックします 本人確認を行うページが表示されます 1 2 19
3 パスワード入力欄が表示されるのでパスワードを入力します 4 をクリックします 4 3 5 確認コードを送信する送信先を選択します 選択した送信先に確認コードが送信されます 複数の送信先が登録されているときに選択肢が表示されます 20
6 手順 5 で指定した送信先を確認し 確認コードを入力します 6 桁の入力が終わると自動的に先の画面に進みます 確認コードに誤りがあるとログインできず 手順 1 の画面に自動で移動します 以下の画面が表示された場合に 信頼する をクリックすると 次回以降 同端末の同ブラウザでサ インインするときに確認コードの入力が不要となります お客様の判断のもとでご選択ください 21
7 設定 をクリックします 8 App とブック をクリックします 22
9 サーバトークン から該当のトークンの ダウンロード をクリックします トークンのダウンロードが開始されます 任意の場所にファイルを保存します 3.1.2 サーバートークンの登録 10 設定 ios アプリケーション VPP ライセンス 23 をクリックします
11 VPP トークンアップロード の [ ファイルを選択 ] をクリックします 手順 9 で App とブック からダウンロードしたトークンを指定します ブラウザーにより ファイルを選択 の表記が異なる場合があります 12 [ ファイルを選択 ] の右側に指定したファイル名が表示されたことを確認します 24
13 必要に応じて アカウント名 および 備考 を入力します 弊社では 備考 には VPP サーバートークンの取得に使用した Apple ID と取得年月日の記録をお勧めしています 14 [ 保存 ] をクリックします 入力および指定した VPP トークンの情報を保存します 13 14 15 VPP ライセンスを作成しました と表示されます 更新が完了しました (A) 有効期限 が更新されていることを確認してください (A) (A) 25
3.2 サーバートークンの更新 サーバートークンには 1 年間の有効期限があり 有効期限が切れる前にサーバートークンの更新を行う必要があります 詳細については 以下を参照してください ABM サーバートークン年次更新マニュアル 3.3 アプリケーション 書籍の配信手順 アプリケーション 書籍の配信手順については 以下を参照してください Volume Purchase Program(VPP) 運用マニュアル 26
4 付録 以下の項目について説明しています 項目 ページ 参考リンク集 28 注意事項 28 制限事項 28 ログ一覧 28 27
4 付録 4.1 参考リンク集 Apple Business Manager ヘルプ https://help.apple.com/businessmanager/ 4.2 注意事項 運用時の注意事項については以下を参照してください Device Enrollment Program(DEP) 運用マニュアル の 付録 - 注意事項 4.3 制限事項 運用時の制限事項ついては以下を参照してください Device Enrollment Program(DEP) 運用マニュアル の 付録 - 制限事項 4.4 ログ一覧 DEP を導入した場合 管理サイトのログ画面で確認できます 詳細については 以下を参照してください Device Enrollment Program(DEP) 運用マニュアル の 付録 - ログ一覧 28
29 4 付録