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目次 1 章. はじめに... 1-1 1-1) 接続構成と機能概要... 1-2 1-2) 事前の準備... 1-3 1-3)WakeOnLAN ソフトのライセンス条件... 1-5 2 章. 電源管理するサーバや自席 PC の確認... 2-1 2-1)WakeOnLAN 機能の有効化手順... 2-1 2-2)MAC アドレス /NW セグメントの確認手順... 2-2 3 章. MC3000 の初期設定... 3-1 3-1) 本体の出荷時設定... 3-1 3-2) 添付 USB メモリの格納品... 3-2 3-3) 添付 USB メモリの MagicConnect Client の接続... 3-3 4 章. WOL 管理者 サーバ管理者の利用手順... 4-1 4-1)WOL 管理者の MC3000 利用手順... 4-1 4-2) サーバ管理者の MC3000 利用手順... 4-3 5 章. 電源管理するサーバや自席 PC の登録 削除... 5-1 5-1) 電源管理するサーバや自席 PC を登録する... 5-3 5-2) 登録した設定内容を変更する... 5-5 5-3) 登録した設定を削除する... 5-6 6 章. IP アドレス ユーザアカウントの変更手順... 6-1

1 章. はじめに マジックコネクト専用 WakeOnLAN コントローラ MC3000 は 電源復旧時に自動的に起動し 社外から社内のサーバや自席 PC の電源管理やメンテナンスを実現するアプライアンスです MC3000 の導入に際しては 最初に 1 章 ~4 章をお読みいただき 動作条件や機能 設定手順をご理解ください 次に 5 章をお読みいただき 電源管理するサーバや自席 PC を登録してください MC3000 に登録したサーバや自席 PC の電源をオン / オフする手順は 一般ユーザ利用手順書をお読みください MC3000 に設定されている IP アドレスなどを変更される場合は 6 章をお読みください 利用上の注意 1. MC3000 を遠隔から利用するには 別途 マジックコネクトの契約が必要です また インターネットやイントラネットが正常に動作している必要があります なお FLX DLO タイプのマジックコネクトの場合 次ページの表の左欄 図中番号 の 1 と 3 の機能は利用できません これらの機能を利用される場合は 他のタイプのマジックコネクトを利用するか MC3000 にモニタとマウスとキーボードを接続してご利用ください 2. ネットワーク環境は インターネットの Web サーバの https のページが閲覧できる必要があります 3. MC3000 と電源管理したい社内のサーバや自席 PC が 異なる NW セグメントに配置される場合は 以下の条件を満たす必要があります 満たさない場合は MC3000 と電源管理したい社内のサーバや自席 PC は 同じ NW セグメントに配置してください MC3000 から電源管理したい社内のサーバや自席 PC に至る経路上のルータや L3 スイッチがディレクティッド ブロードキャスト等に対応しており MC3000 から送出されたマジックパケットが社内のサーバや自席 PC に到達できること 4. MC3000 に同梱の電源ケ - ブルは 本製品以外の電気機器では使用できません 1-1

1-1) 接続構成と機能概要 社外の手元 PC MC3000 電源管理したい社内のサーバや自席 PC の間の接続構成 MC3000 の機能概要とその機能を利用できる利用者区分を下記に示します 利用者区分は WOL 管理者 サーバ管理者 一般ユーザ の 3 種類からなり 利用できる機能が異なります 社外の手元 PC MC3000 社内のサーバや自席 PC の間の接続構成 図中番号 機能概要 利用者区分 1 社外 / 社内からマジックコネクトを使用して MC3000 にアクセスし WOL 管理者 MC3000 のメンテナンスを行う 2 社外 / 社内からマジックコネクトを使用して MC3000 にアクセスし WakeOnLAN 機能を利用して社内のサーバや自席 PC の電源をオンにする (100 台のサーバや自席 PC を電源オン対象として登録できます ) WOL 管理者サーバ管理者一般ユーザ 3 社外 / 社内からマジックコネクトを使用して MC3000 にアクセスし MC3000 経由でリモートデスクトップ /SSH を使用して社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行う ( 自席 PC のシャットダウンは 一般ユーザがマジックコネクトを使用して自席 PC に直接アクセスし 実施します ) WOL 管理者サーバ管理者 1-2

1-2) 事前の準備 マジックコネクト専用 WakeOnLAN コントローラ MC3000 の他に 用途に応じて 下記のマジックコネクト接続をご用意ください さらに 社内のサーバや自席 PC 社内ネットワークが記載の条件を満たすようになっていることをご確認ください WOL 管理者が 遠隔から MC3000 にアクセスし MC3000 のメンテナンスを行う場合 1WOL 管理者が MC3000 にアクセスするマジックコネクト接続 ( 注 ) を用意してください 注 :FLX DLO のマジックコネクト接続では本機能は利用できません 本機能を遠隔から利用される場合は 前記以外のタイプの接続をご用意ください 接続構成例 USB キー MC3000 WOL 管理者 マジックコネクト接続 常時電源 ON 標準接続 WOL 管理者やサーバ管理者が 遠隔から MC3000 にアクセスし MC3000 経由でリモートデスクトップ /SSH を使用して 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行う場合 WakeOnLAN 機能を利用して社内のサーバの電源をオンする場合 1WOL 管理者 サーバ管理者が MC3000 にアクセスするマジックコネクト接続 ( 注 ) を用意してください 注 :FLX DLO のマジックコネクト接続では 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行う機能は利用できません 本機能を遠隔から利用される場合は 前記以外のタイプの接続をご用意ください 接続構成例 USB キー MC3000 WOL 管理者 マジックコネクト接続 常時電源 ON サーバ管理者 サーバ管理者 標準接続 サーバ管理者 ) 同じ契約単位内において アカウント ID が異なる手元 PC(USB キー ) と対象機器 (MC3000) を接続可能とします 2 社内サーバ等の条件を確認してください a) メンテナンスやシャットダウンを行う場合は MC3000 を設置した NW セグメントから当該のサーバに リモートデスクトップ /SSH でアクセスできることを確認してください b) 社内のサーバの電源をオンする場合は 当該のサーバの WakeOnLAN 機能が有効になっていることを確認してください WakeOnLAN 機能の有効化については 2 章を参照してください 1-3 グループ化接続 ( )

一般ユーザが MC3000 にアクセスし WakeOnLAN 機能を利用して社内の自席 PC の電源をオン シャットダウンを行う場合 1 一般ユーザが MC3000 と自席 PC にアクセスするマジックコネクト接続 ( 注 ) を用意してください 注 :FLX DLO のマジックコネクト接続でも 本機能は利用できます 接続構成例 USB キー MC3000 マジックコネクト接続 常時電源 ON 一般ユーザ一般ユーザ一般ユーザ一般ユーザ 自席 PC 自席 PC 自席 PC 自席 PC 標準接続 グループ化接続 ( ) ) 同じ契約単位内において アカウント ID が異なる手元 PC ( USB キー ) と対象機器 (MC3000) を接続可能とします 2 自席 PC 等の条件を確認してください a) 自席 PC の WakeOnLAN 機能が有効になっていることを確認してください WakeOnLAN 機能の有効化については 2 章を参照してください b) 自席 PC の MagicConnect Client とリモート操作アプリケーションは 自席 PC の電源オンに連動して起動 ( サービス起動 ) するようになっていることを確認してください 1-4

1-3)WakeOnLAN ソフトのライセンス条件 本ソフトウェアのライセンス条件は 以下となります ご理解 ご納得いただいた上でご利用ください Copyright (C) NTT テクノクロス株式会社 2017 WakeOnLAN ソフトウェアは WakeOnLAN サーバプログラム および WakeOnLAN クライアントプログラムです 本ソフトウェアの著作権は NTT テクノクロス株式会社が保有します 以下の条件において 本ソフトウェアの使用を許可します 1.MagicConnect 専用 WakeOnLAN コントローラと MagicConnect プログラムとの組み合わせにおいてのみ使用してください 1-5

2 章. 電源管理するサーバや自席 PC の確認 古いサーバや PC は WakeOnLAN に対応していない場合がありますので 当該の対象機器 ( 起動するサーバや PC) が WakeOnLAN に対応しているか確認してください また WakeOnLAN に対応している場合でも MC3000 からマジックパケットを受け取っても起動できない場合があります その場合はサーバや PC のご購入先にお問い合わせください 2-1)WakeOnLAN 機能の有効化手順 一般的には BIOS のメニュー内に WakeOnLAN を無効 / 有効にする項目があります 項目がない場合は WakeOnLAN に対応していない可能性があります BIOS の表示方法や詳細な設定方法は サーバや PC により異なりますので 各マシンの取扱説明書を参照するか ご購入先にお問い合わせください 1 対象機器の BIOS のメニューを表示します 例 :PC 起動時に [F2] 2WakeOnLAN を無効 / 有効にする項目を 有効 にします 例 :Remote Wake Up Off On 3 変更を保存して終了します 例 :[ESC] Save Changes and Exit 以上で 対象機器の設定は完了です 2-1

2-2)MAC アドレス /NW セグメントの確認手順 対象機器を MC3000 に登録 (5 章参照 ) する際に 1 対象機器の MAC アドレスが必要になりますので 確認してください 2 対象機器が MC3000 と同じ NW セグメントにある場合と異なる NW セグメントにある場合では 登録するデータが異なりますので 対象機器と MC3000 の IP アドレスを確認してください MAC アドレス IP アドレスは 以下のコマンドで確認できます コマンドプロンプト を開き ipconfig /all と実行します Physical Address = MAC アドレス IP アドレス 表示例 同じ NW セグメント / 異なる NW セグメントの例対象機器の IP アドレスが 192.168.40.xxx サブネットマスクが 255.255.255.0 の場合 同じ NW セグメント :MC3000 の IP アドレスが 192.168.40.xxx 異なる NW セグメント :MC3000 の IP アドレスが 192.168.42.xxx 10.90.1.xxx 等 2-2

3 章. MC3000 の初期設定 3-1) 本体の出荷時設定 起動と停止電源ケーブルを電源コンセントに挿すと 自動的に起動し 前面パネル上部の電源ボタンが緑に変わります 停止させる場合は 電源ボタンを押します 電源が切れると電源ボタンが緑からオレンジに変わります 再起動する場合は 再度 電源ボタンを押します 停電等により給電が途切れた後 復旧した場合は 自動的に起動します IP アドレス納品時の設定は DHCP です 但し 固定 IP アドレス環境で利用される場合は ご要望に応じて IP アドレスを設定して出荷しています 設定した IP アドレスは 納品文書に記載してあります IP アドレスを変更する場合は 6 章を参照してください Windows ログオンアカウント 1-1) 接続構成と機能概要に記載の利用者区分の権限で MC3000 の Windows OS にログオンできるアカウントとして 下記を登録してあります ところで MC3000 を同時に利用できるユーザ数は Windows ログオンできる WOL 管理者 / サーバ管理者 :1 名 WOL 機能を利用するユーザ :1 名の計 2 名となりますので ご注意ください なお Windows ログオンしたユーザが MC3000 からログオフした場合 メモリクリーンアップのため自動的に再起動します この場合 マジックコネクト接続が切断され 約 3 分間利用できなくなります 利用者区分 登録数 ユーザ名 パスワード 注意 WOL 管理者 1 納品文書に記載 同左 本権限ユーザは追加登録できません 必要に応じてパスワードを変更してください 本ユーザに開放されている機能概要は 1-2ページを参照してください サーバ管理者 納品文書に記載 再起動管理者 1 納品文書に 記載 同左 同左 本権限ユーザは 追加登録できます 必要に応じてパスワードを変更してください 本ユーザに開放されている機能概要は 1-2ページを参照してください 同左 本権限ユーザは パスワード含め 一切変更しないでください また 追加登録できません 本ユーザは Windows OS にログオンしたユーザがログオフした場合 再起動を実行します ログオン用途には使用しないでください パスワードを変更する場合 サーバ管理者を追加 / 削除する場合は 6 章を参照してください 3-1

3-2) 添付 USB メモリの格納品 MC3000 に挿してご利用いただく 添付 USB メモリの格納品を以下に示します なお 格納品一式は 万一に備え バックアップを取得してください MagicConnect Client プログラムが格納されています 作業代行依頼に基づき 社内サーバにアクセスする用途のリモートデトップクライアント / SSH クライントが格納されています MC3000 の取扱説明書が格納されています WakeOnLAN Server プログラムが格納されています 電源管理するサーバや自席 PC を登録したファイルが保存されます 3-2

3-3) 添付 USB メモリの MagicConnect Client の接続 添付 USB メモリに格納されている MagicConnect Client を中継管理サーバに接続する手順を説明します 1 停止状態の MC3000 に 添付 USB メモリ モニタとマウスとキーボードを接続した後 電源ボタンを押して 起動します 2Ctrl+Alt+Del キーを押してログオン画面を表示させ WOL 管理者のアカウントでログオンします 3WOL 管理者のデスクトップ画面が表示されます 4デスクトップのタスクトレイのマジックコネクトのアイコン択します を右クリックして 設定を選 5 下図の設定ウィンドウが表示されますので 説明に従って 設定します 1MC server のホストとポートを設定してください ASP サーバをご利用の場合は ユーザアカウント一覧表に記載してあります 自営サーバをご利用の場合は 御社のご担当部門の方にご確認ください 4 ビューアの接続先一覧に表示されるホスト名とグループ名を設定してください 2 サーバへ自動で接続を選択してください 3 下記に従い HTTP Proxy 欄を設定してください インターネット接続に Proxy を利用していない場合 1. 利用するのチェックを外す インターネット接続に Proxy を利用している場合 1. 利用するにチェックを付ける 2. ホストとポートを入力する 3. 認証を利用している場合は 認証を利用するにチェックを付け ユーザ名とパスワードを入力する 4. ドメインの設定が必要な場合は入力する 5 適用を押してください 7OK を押して設定完了です 3-3 6 認証設定を押し 下図を参考に設定してください

1MagicConnect のユーザ名とパスワードを入力する ASP サーバをご利用の場合は ユーザアカウント一覧表に記載してあります 自営サーバをご利用の場合は 御社のご担当部門の方にご確認ください 2OK を押す 6 タスクトレイのマジックコネクトのアイコン を右クリックして 接続を選択します アイコンが グレー表示からカラー表示に変われば MagicConnect Client は中継管理サーバに接続しています グレー表示 のまま または 印のグレー表示 に変った場合は 設定を確認してくだ さい 以上で 添付 USB メモリの MagicConnect Client の設定作業は完了です 以降の設定は FLX DLO 以外のマジックコネクト接続を使用して遠隔から あるいは 添付 USB メモリを別の PC に挿して実行可能です 必要に応じて MC3000 からモニタとマウスとキーボードを取り外してください 3-4

4 章. WOL 管理者 サーバ管理者の利用手順 4-1)WOL 管理者の MC3000 利用手順 WOL 管理者が 社外 / 社内から FLX DLO 以外のマジックコネクト接続を使用して MC3000 にアクセスし 利用する方法を記します 1 手元の PC にマジックコネクトの USB キーを挿し MagicConnect Viewer を起動して マジックコネクトのユーザ名とパスワードを入力して OK を押します 2 一覧からアクセスする MC3000 を選択 接続方法から [ リモートデスクトップ ] を選択して 接続 を押します 3 ログオン画面が表示されますので WOL 管理者のユーザー名とパスワードを入力して OK を押します 4-1

4WOL 管理者のデスクトップ画面が表示されます 下記の各機能を利用し MC3000 のメンテナンス 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行います OS を格納している CF( コンパクトフラッシュ ) の書き込みの禁止 / 解除を設定できます 利用方法は 6 章を参照してください 但し お試し利用の場合 本機能は開放していません MC3000 の MAC アドレスや IP アドレスを確認する ipconfig /all 再起動する shutdown /r 等のコマンドを実行できます 電源管理するサーバや自席 PC を登録したファイルが格納されています MC3000 の取扱説明書が格納されています 電源管理するサーバや自席 PC を登録できます 利用方法は 5 章を参照してください リモートデスクトップクライアント /SSH クライントを起動できます リモートデスクトップ /SSH を使用して 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行います 5 利用を終了する場合は [ スタート ] からログオフを実行します ログオフを実行すると MC3000 は再起動します 注意 1. 利用を終了する場合は 必ず ログオフしてください サーバ管理者が利用できなくなります 2. タスクトレイのアイコンから 添付 USB メモリの取り外し マジックコネクト接続の切断は実行しないでください MC3000 が利用できなくなります 4-2

4-2) サーバ管理者の MC3000 利用手順 サーバ管理者が 社外 / 社内から FLX DLO 以外のマジックコネクト接続を使用して MC3000 にアクセスし 利用する方法を記します 1 手元の PC にマジックコネクトの USB キーを挿し MagicConnect Viewer を起動して マジックコネクトのユーザ名とパスワードを入力して OK を押します 2 一覧からアクセスする MC3000 を選択 接続方法から [ リモートデスクトップ ] を選択して 接続 を押します 3 ログオン画面が表示されますので サーバ管理者のユーザー名とパスワードを入力して OK を押します 4-3

4 サーバ管理者のデスクトップ画面が表示されます 下記の機能を利用し 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行います リモートデスクトップクライアント /SSH クライントを起動できます リモートデスクトップ /SSH を使用して 社内のサーバのメンテナンスやシャットダウンを行います 5 利用を終了する場合は [ スタート ] からログオフを実行します ログオフを実行すると MC3000 は再起動します 注意 1. 利用を終了する場合は 必ず ログオフしてください 他のサーバ管理者が利用できなくなります 4-4

5 章. 電源管理するサーバや自席 PC の登録 削除 本章では 電源管理したいサーバや自席 PC を MC3000 に登録 / 編集 / 削除する手順を説明します 4 章の 4-1)WOL 管理者の MC3000 利用手順の 4 の WOLServer プログラムのショートカットから WOLServer を起動します すると下記の画面が表示されます なお サーバや自席 PC を登録 / 変更 / 削除した場合 添付 USB メモリに保存されている登録ファイルは 万一に備え 社内の PC 等にバックアップしてください なお 登録ファイルは以下の手順で取得できます 1 4 章の 4-1)WOL 管理者の MC3000 利用手順の 4 の WakeOnLAN Server フォルダのショートカットからフォルダを開きます 2 フォルダの WOLs.ini が該当のファイルです WOLs.ini の添付 USB メモリ内への自動バックアップについて WOLServer プログラムは 登録ファイル WOLs.ini が更新される都度 更新前の登録ファイルをバックアップします バックアップされた登録ファイルは WOLs.ini が格納されているフォルダに 下記のファイル名で保存されます WOLs.bak.yyyyMMddhhmmss.fff.ini yyyymmddhhmmss.fff は ファイルがバックアップされた西暦年 ~ ミリ秒を表します yyyy( 西暦 )MM( 月 )dd( 日 )hh( 時 )mm( 分 )ss( 秒 ).fff( ミリ秒 ) 例 : WOLs.bak.20120604112411.588.ini 2012 年 06 月 04 日 11 時 24 分 11.588 秒に バックアップされたことを表します バックアップされた設定ファイルは最大で 10 世代分まで保存されます 10 世代を超える場合 バックアップ日時の古いファイルから順に自動削除されます メインウィンドウ ( 初期状態 ) 5-1

WOL サーバ設定 待ちうけポート番号 : WOL サーバの待ち受けポート番号 5009 を指定します MagicPacket ポート番号 : マジックパケット送信先ポート番号 9 を指定します 単一の LAN 構成の場合は変更の必要はありません ブリッジ機能付き中継機器や内部ルータで WakeOnLAN のマジックパケットが届かないようになっている場合は それらの中継機器において ここに設定した UDP ポートについてフォワーディングするよう設定する必要があります 各中継機器へ設定する際に ポート番号が 9 であると問題がある場合は 適当な番号に変更してください 各中継機器の設定方法については各取扱説明書を参照してください 初期設定 : 各ポートの値を初期状態に戻します 各ボタン 追加 編集 削除 OK キャンセル 適用 : 電源管理する対象機器 ( サーバや自席 PC) の情報を登録する場合に押します : 選択した対象 PC の設定内容を編集する場合に押します : 選択した対象 PC の設定を削除する場合に押します : 変更した内容を添付 USB メモリに保存して [WOLServer.exe] が終了します : 変更した内容を添付 USB メモリに保存せずに [WOLServer.exe] が終了します : 変更した内容を添付 USB メモリに保存します [WOLServer.exe] は終了しません 5-2

5-1) 電源管理するサーバや自席 PC を登録する 電源管理する対象機器の情報を登録する方法を説明します 1 メインウィンドウの 追加 ボタンを押すと PC の追加ウィンドウが表示されます 2 各項目を入力して 設定 ボタンを押すと メインウィンドウの対象 PC 一覧へ追加されます 3 入力した情報を添付 USB メモリに保存するには メインウィンドウの 適用 ボタンを押します 入力した情報を添付 USB メモリに保存して作業を終了する場合は メインウィンドウの OK ボタンを押します 1 追加を押します 3 適用 あるいは OK を押します メインウィンドウ 2 各項目に情報を入力し 設定を押します 各項目の詳細は 次ページを参照してください PC の追加ウィンドウ 5-3

追加する PC の設定 対象 PC 名 グループ名 ( 任意 ) パスワード 対象 PC の MAC アドレス ブロードキャストのアドレス : 電源管理する対象機器の名称を設定します 実際の名称と一致している必要はありません : メインウィンドウの一覧に表示する グループ 名を設定します : 対象機器を起動する際に入力するパスワードを設定します マジックコネクトのアカウント ID のパスワードとの関係はありません セキュリティの点から異なる文字列を設定することを推奨します : 電源管理する対象機器の MAC アドレスを設定します MAC アドレスは ipconfig /all コマンドで調べることができます 下記の表示例を参照してください : 電源管理する対象機器と MC3000 が同じ NW セグメントの場合は [255.255.255.255] を設定します 異なる NW セグメントの場合は 御社の NW 管理者にご確認ください 各ボタン 設定 キャンセル : 入力した内容を追加して メインウィンドウに戻ります : 入力した内容を追加せずに メインウィンドウに戻ります 対象 PC の MAC アドレス IP アドレスは 以下のコマンドで確認できます コマンドプロンプト を開き ipconfig /all と実行します Physical Address = MAC アドレス IP アドレス 表示例 5-4

5-2) 登録した設定内容を変更する 登録した対象機器の情報を編集する方法を説明します 1 メインウィンドウで編集する対象 PC を選択して 編集 ボタンを押すと PC の編集ウィンドウが表示されます 2 編集ウィンドウから情報を編集し 設定 ボタンを押すと 編集内容がメインウィンドウの対象 PC 一覧へ反映されます 3 編集した情報を添付 USB メモリに保存するには メインウィンドウの 適用 ボタンを押します 編集した情報を添付 USB メモリに保存して作業を終了する場合は メインウィンドウの OK ボタンを押します 1 選択して 編集を押します 3 適用 あるいは OK を押します メインウィンドウ 2 情報を編集し 設定を押します PC の編集ウィンドウ 5-5

5-3) 登録した設定を削除する 登録した対象機器の情報を削除する方法を説明します 1 メインウィンドウで削除する対象 PC を選択して 削除 ボタンを押すと 確認ウィンドウが表示されます 2 はい ボタンを押すと 選択した対象 PC がメインウィンドウの対象 PC 一覧から削除されます 3 編集した情報を添付 USB メモリに保存するには メインウィンドウの 適用 ボタンを押します 編集した情報を添付 USB メモリに保存して作業を終了する場合は メインウィンドウの OK ボタンを押します 1 選択して 削除を押します 3 適用 あるいは OK を押します メインウィンドウ 2 はいを押します 確認ウィンドウ 5-6

6 章. IP アドレス ユーザアカウントの変更手順 以下の手順を記します IP アドレスの変更 WOL 管理者とサーバ管理者のパスワード変更 サーバ管理者の追加 サーバ管理者の削除 日付と時刻の調整 1.WOL 管理者で MC3000 にログオン (1) 社外 / 社内から FLX DLO 以外のマジックコネクト接続を使用して MC3000 にアクセスし WOL 管理者でログオンします WOL 管理者のユーザ名とパスワードは 納品文書を参照してください 2. コンパクトフラッシュを書き換え可能な状態に変更 (2) デスクトップの OS 機能 EWF ショートカットから EWF Utility Login 画面を開いて パスワードを入力し Login を押します パスワードは納品文書を参照してください (3)EWF(Enhanced Write Filter) Utility 画面が開きますので Disable Write Protect を選択して Close 次に はい を押すと MC3000 が書き換え可能な状態で再起動します 3. 設定を変更 (4) 再度 FLX DLO 以外のマジックコネクト接続を使用して MC3000 にアクセスし WOL 管理者でログオンします (5)1IP アドレスの変更 スタート コントロールパネル ネットワーク接続 ローカルエリア接続 プロパティを選択 全般 タブから InternetProtocol を選択した後 プロパティを選択 して IP アドレスを変更します 次に 変更を反映するために OK を押します 2WOL 管理者とサーバ管理者のパスワード変更 スタート コントロールパネル ユーザーアカウント から パスワードを変更するアカウントを選び パスワードを変更します 3 サーバ管理者の追加 スタート コントロールパネル ユーザーアカウント から 新しいサーバ管理者のアカウントを作成します アカウントの種類は 制限 を選択し マジックコネクトを使用してのリモート接続を可能とするため パスワード保護を付加してください 次に システム リモートタブのリモートユーザーの選択 から リモートデスクトップユーザーに 作成したユーザーアカウントを追加し 変更を反映するために OK を押します 4 サーバ管理者の削除 スタート コントロールパネル ユーザーアカウント から 削除するアカウントを選び 削除します 5 日付と時刻の調整 スタート コントロールパネル 日付と時刻 から 日付や時刻を調整し 変更を反映するために OK を押します 4. コンパクトフラッシュを書き換えできない状態に戻す (6) デスクトップの OS 機能 EWF ショートカットから EWF Utility Login 画面を開いて パスワードを入力し Login を押します (7)EWF(Enhanced Write Filter) Utility 画面が開きますので Enable Write Protect を選択して Close 次に はい を押すと MC3000 が書き換えできない状態で再起動します 6-1

以上で設定変更は完了です 注意 出荷時の状態から 1 上記 3 の (5) 以外の設定を変更した場合 2 プログラムなどをインストールした場合 3 コンパクトフラッシュを書き換え可能な状態のまま運用した場合は 無償保証や保守契約の対象外となります コンパクトフラッシュを書き換えできない状態に戻しませんと ウイルス等が保存されてしまう可能性が生じます MC3000 のセキュリティ低下や動作不具合を発生させることになりますのでご注意ください MC3000 にログオンするユーザ名とパスワードが漏洩すると 第三者が操作できてしまいますので 管理にご注意ください 6-2

WakeOnLAN コントローラ MC3000 設定手順書 ---------------------------------------------------------------------- 発行日 2012 年 06 月 08 日第 2.4 版発行 発行所 NTT テクノクロス株式会社 ---------------------------------------------------------------------