Title マンゴー葉に寄生するマンゴーハダニ Oligonychus coffeae (NIETNER) とシュレイハダニ Oligonyc biharensis (HIRST) の雌に対する有効薬剤の探索 Author(s) 鈴木, 優子 Citation 沖縄農業, 35(1):

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インドの家族関係 ― 序説 ―










1.






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Title マンゴー葉に寄生するマンゴーハダニ Oligonychus coffeae (NIETNER) とシュレイハダニ Oligonyc biharensis (HIRST) の雌に対する有効薬剤の探索 Author(s) 鈴木, 優子 Citation 沖縄農業, 35(1): 43-48 Issue Date 2001-06 URL http://hdl.handle.net/20.500.12001/ Rights 沖縄農業研究会

マンゴー葉に寄生するマンゴーハダニ OZigo"Hc ノカ川 CO 腕 αe (NIETNER) とシュレイハダニ OJigo 叩 cmsbi ノ b 肌 sis (HIRST) の雌に対する有効薬剤の探索 鈴木優子 ( 沖縄県病害虫防除所, 現在沖縄県ミバエ対策事業所 ) YukoSuzuki:ToxicityofseveralAcaricidestofemaleofOZigolqychuscq ノヒ ノ bae(nietner) andojjgonychusmbare"sis(hirst)onmangoevaluatedbydippingmetho. はじめに沖縄県では, 温暖な気候を生かしたマンゴーの栽培が盛んである. マンゴーの葉には, しばしばOJigonychus 属のマンゴーハダニとシュレイハダニが発生する. マンゴーハダニ OZigonychuscqノヒ んae(NIENTNER) は, 熱帯から亜熱帯に分布し, チャやコーヒー, カンキツ類, マンゴー, レイシなど多くの植物に寄生する. 沖縄県においては1996 年に初めて那覇市のマンゴーの葉で確認され ( 江原ら,1997), 現在では全県下に分布することが確認されている ( 与儀 鈴木, 未発表 ). シュレイハダニ OZdgonychusMiarelzsjS(HIRsT) は,1966 年に今帰仁村においてリュウキュウガキで確認されたマンゴーハダニと同様広食性のハダニである ( 江原,1999). 両種のハダニが食害したマンゴーの葉は, 白く色が抜けてかすり状となり, 光沢が失われる. 食害の程度がひどくなると葉全面が白くなる. 無防除のハウスマンゴーにおけるマンゴーハダニの発生は, 春から夏にかけて多くなることが報告されている ( 与儀 鈴木,1997). 本種の卵から成虫までの発育期間は低温 (20 ) で遅延し, 産卵数は少なくなる ( 鈴木,1999). インドではチャにおける重要害虫となっている が, 乾期に個体数が多くなり, 雨期になると降雨によって個体数は抑制される (Das&Das, 1959). 沖縄県のマンゴーは施設で栽培され, 降雨による個体数の抑制がないため, マンゴーハダニの発生にとって有利な環境であるだろう. シュレイハダニの生態については詳しく調べられていない. 現在, マンゴーのチャノホコリダニに対する殺ダニ剤としてピリダベン水和剤が登録されているので, マンゴーハウス内で上記 2 種のハダニが発生した場合, これを使った防除が可能である. しかしながら, この2 種に対しては登録農薬がないために効果的な防除法がまだ確立されていない. また, ハダニ類は非常に薬剤抵抗性を持ちやすい ( 真梶,1996) ので, 複数の薬剤の登録が望まれる. 本研究では, 今後の殺ダニ剤の農薬登録に向けて両種に対し有効である可能性のある数種の薬剤の効果を虫体浸漬法により検討した. 材料と方法供試虫は, すべてマンゴー葉で飼育した室内飼育第一世代及び第二世代の雌成虫を使った. マンゴーハダニは,1997 年 12 月に那覇市の沖縄県病害虫防除所の無防除のマンゴー園と,1999

44 沖縄農業第 35 巻第 1 号 (2001) 年 12 月に具志頭村の薬剤防除を行っているマンゴー園から採集した. シュレイハダニは,1999 年 9 月に豊見城村の薬剤防除を行っているマンゴー園から採集した. 採集したハダニは, 所内に持ち帰り水を含んだスポンジの上に置いたマンゴーの葉片にAl 肇で移した. 以後この葉をリーフディスクと呼ぶ. リーフディスクは25 のインキュベーターに置いた. 薬剤は, ミカンハダニ, カンザワハダニ, ナミハダニ及びハダニ類の登録農薬の中から, アミトラスズ乳剤,,DDVP 乳剤, マラソン乳剤, へキシチアゾクス DDVP 乳剤, ケルセン乳剤, テトラジホン乳剤, フェニソプロモレート乳剤, キノキサリン水和剤, 酸化フェンブタスズ水和剤, クロルフェナピル水和剤, フェンピロキシメテート水和剤を選んだ. フェニソプロモレート乳剤とフェンピロキシメテート水和剤は, 無防除園由来のマンゴーハダニにおける試験では使わなかった. 薬剤試験をする1~2 曰前に, 無防除園からの第 1 世代の羽化後 1 週間以内の雌を使った. 試験の時はほぼ1 1.5cm, その他の試験の時はほぼ1 2cmの大きさのマンゴー葉のリーフディスク上に導入した. マンゴーハダニの初期導入個体は無防除園からの第 1 世代では葉当たり20 匹, その他では10~15 匹, シュレイハダニは10~11 匹で, 各 4 反復と3 反復であった. 試験直前に水道水で希釈された所定濃度の薬液を, プラスチックカップに入れた. ハダニがいるマンゴーの葉をピンセットでつまみ, 薬液に 10 秒間浸した. 薬液からマンゴー葉を引き上げ, ペーパータオルの上に立てて, 薬液を吸い取った. ある程度風乾させた後, 面積が9~16cm2のマンゴー葉で作成したリーフディスク上にその検定に使用したマンゴー葉表を下にして置いた. 薬液と一緒に流れたり, 風乾中に逃げた個体は, データから除いた. 別および48 時間後に生死を記録した. 小筆で腹部後方からつついて正常に歩行できない個体と葉の周りを囲んでいる水を含んだちり紙にトラップされた個体も死亡虫に含めた. 試験はすべて室温で行った. 文中に有意確率を示した死亡率の比較には, Fisherの正確確率検定を使った 結果無防除園から採集したマンゴーハダニの室内飼育第 1 世代では, 水道水区でも48 時間後に41 % の個体が死亡した ( 表 1).1 1.5cmのリーフディスクに対して導入個体 20 頭という高密度が死亡率を高くしている可能性があったので, 室内飼育第 2 世代の試験では1 2cmのリーフディスクに対して導入個体数を15 頭とした. その結果, 水道水区での48 時間後の死亡率が9. 4% に下がったので, 第 1 世代の48 時間後の高死亡率は異常な高密度によるものと考え, これ以後 15 匹以下 / リーフディスクを試験密度とした. 無防除園から採集したマンゴーハダニでは, アミトラスズ剤,,DDVP 乳剤, マラソン乳剤, ピリダベン水和剤の処理区ですべての個体が死亡した ( 表 1). キノキサリン水和剤でもほとんどの個体が死亡した. 一方, 酸化フェンブタスズ水和剤では24 時間後の死亡率が半分以上が生き残り, クロルフェナピル水和剤では8 割が生存した. テトラジホン乳剤は水道水区と死亡率に差がなかった (P>005). 慣行防除園由来のマンゴーハダニでは, アミトラスズ乳剤,,DDVP 乳剤, ピリグベン水和剤, ケルセン乳剤, へキシチアゾクス DDVP 乳剤, フェニソプロモレート乳剤, フェンピロキシメート水和剤処理区ですべ

- 鈴木 : マンゴー葉に寄生するマンゴーハダニとシュレイハダニの雌に対する有効薬剤の探索 45 表 1. 無防除マンゴー園から採集したマンゴーハダニを虫体浸涜法によって検定した各種薬剤の死亡率. 那覇市のマンゴー園から 1997 年 12 月に採集し, マンゴー葉で飼育した. 葉当たり初期導入個体数は, 第 1 世代で 20 匹, 第 2 世代で 15 匹とした. 室内飼育薬剤名世代 希釈倍率 供試死亡個体数 ( 死亡率 %) 個体数 24 時間後 48 時間後 第 1 世代 DDVP 乳剤マラソン乳剤アミトラスズ乳剤ピリダベン水和剤キノキサリン水和剤酸化フェンプタスズ水和剤クロルフェナピル水和剤水道水 looo 2451 83958 6677 77777 62(100) 64(100) 75(100) 71(100) 78(100) 66(90.4) 38(48.1) 15(20.0) 4(5.1) 71(97.3) 72(91.1) 41(547).s 32(41.0) 第 2 世代 DDVP 乳剤マラソン乳剤へキシチアゾクス DDVP 乳剤アミトラスズ乳剤ピリダベン水和剤ケルセン乳剤テトラジホン乳剤水道水 500 739449883 555455445 57(100) 53(100) 59(100) 44(100) 54(100) 58(98.3) 48(100) 7(14.6)ILS 5(9.4) 59(100) 日 9(17.0) ns 有意差無し (Fisher 正確確率検定で水道水区と比較 ). 欠測値. これ以外の薬剤は P<0.05 で有意差有り ての個体が死亡した ( 表 2). キノキサリン乳剤処理区でもほとんどの個体が死亡した. 一方, 酸化フェンブタスズ水和剤とマラソン乳剤では 24 時間後に半分以上が生存した. テトラジホン乳剤とクロルフェナピル水和剤処では効果が認められず, 処理区の死亡率は24 時間後と48 時間後も水道水区と有意な差がなかった (P>0.06). マラソン乳剤に対して, 無防除園由来のハダニではすべての個体が死亡したのに対し, 慣行防除園由来の場合は半数以上が48 時間後まで生存した (P<0.001). クロルフェナピル水和剤においても慣行防除園由来のハダニで無防除園由来のハダニよりも有意に死亡率が低かった (P<0.001). 慣行防除を行っている園由来のシュレイハダニでは, アミトラスズ剤,DDVP 乳剤, ピリダベン水和剤, ケルセン乳剤, へキシチアゾクス DDVP 乳剤, フェニソプロモレート乳剤, フェンピロキシメート水和剤, キノキサリン水和剤処理によってすべての個体が死亡した ( 表 3). 酸化フェンプタスズ水和剤処理でもほとんどの個体が死亡した. およびクロルフェナピル水和剤は,24 時間後よりも48 時間後に死亡率が高くなった (24 時間後 vs48 時間後 :P<0.01). マラソン乳剤とテトラジホン乳剤処理区では48 時間後でも水道水区と死亡率に差はなかった (P>0.05).

46 沖縄農業第 35 巻第 1 号 (2001) 表 2. 慣行防除マンゴー園から採集したマンゴーハダニを虫体浸漬法によって検定した各種薬剤の死亡率. 具志頭村のマンゴー園から,1999 年 11 月に採集し, マンゴー葉で飼育した. 葉当たり初期導入個体数は,15 匹であった. 室内飼育薬剤名世代 希釈倍率 供試個体数 死亡個体数 ( 死亡率 %) 24 時間後 48 時間後 第 1 世代 DDVP 乳剤マラソン乳剤へキシチアゾクス DDVP 乳剤アミトラスズ乳剤ピリダベン水和剤ケルセン乳剤フェニソプポモレート乳剤フェンピロキシメート水和剤キノキサリン水和剤酸化フェンブタスズ水和剤テトラジホン乳剤クロルフェナピル水和剤水道水 1500 58985918963180 33333343333434 35(100) 38(100) 14(35.9) 38(100) 35(100) 39(100) 41(100) 38(100) 39(100) 35(972) 14(42.4) 1(2.4).s 0(0)n.s 2(5.0) 16(41.0) { ロノグ ⅡⅡ 夕 Ⅱ 8,J ノ 5960 叩叩 ) 幻夘 ( ハユニ 四コ死 戸. 四 ) 皿叩 -, 四 ). でロロユグ Ⅱ 皿廸 / ⅡⅡ 〆 uⅡ Ⅱ ⅡL 尻皿 ( 四基 11)( 泗〆 ] L( ( 屯 ) 凸 Ⅱ ns 有意差無し (Fisher 正確確率検定で水道水区と比較 ). これ以外の薬剤は P<0.05 で有意差有り. 表 3. 慣行防除マンゴー園から採集したシュレイハダニを虫体浸漬法によって検定した各種薬剤の死亡率. 豊見城村のマンゴー園から 1999 年 9 月に採集し, マンゴー葉で飼育した. 葉当たり初期導入個体は,10 及び 11 頭であった. 室内飼育薬剤名世代 希釈倍率 供試個体数 死亡個体数 ( 死亡率 %) 24 時間後 48 時間後 第 1 世代 DDVP 乳剤マラソン乳剤へキシチアゾクス DDVP 乳剤アミトラスズ乳剤ピリダベン水和剤ケルセン乳剤フェニソプポモレート乳剤フェンピロキシメート水和剤キノキサリン水和剤酸化フェンプタスズ水和剤テトラジホン乳剤クロルフェナピル水和剤水道水 1500 1500 11901098058000 33232322321333 13(41.9) 31(100) 2(69)n.s 30(100) 21(100) 30(100) 29(100) 28(100) 30(100) 25(100) 17(94.4) 1(3.3)ILS 3(10.0).s 1(3.3) 26(839) 2(6.9)ns. 17( 94.4) 2( 6.7)n.s 15( 50.0) 2( 6.7) ns. 有意差無し (Fisher 正確確率検定で水道水区と比較 ). これ以外の薬剤は P<0.05 で有意差有り.

鈴木 : マンゴー葉に寄生するマンゴーハダニとシュレイハダニの雌に対する有効薬剤の探索 47 考察マンゴーハダニの2 個体群とシュレイハダニの1 個体群に共通して効果のある薬剤は, アミトラスズ剤,DDVP 乳剤, ピリダベン水和剤, キノキサリン水和剤, へキシチアゾクス DD VP 乳剤, ケルセン乳剤であった. 一方, これら3 個体群に共通して効果のない薬剤は, クロルフェナピル水和剤とテトラジホン乳剤であった.2 種で効果の異なる薬剤もあった. 酸化フェンプタスズ水和剤は, マンゴーハダニではあまり効かないが, シュレイハダニでは効果があった. 反対に, はマンゴーハダニでは24 時間後に全個体を死亡させるのに対し, シュレイハダニでは24 時間後には多くの個体が生存し, 薬効が遅く現れた. 慣行防除を行っている園の個体群で, 薬剤に対する感受性が低下している可能性が認められた. マラソン乳剤の場合, 無防除園のマンゴーハダニ個体群の全ての個体が死亡したのに対し, 慣行防除園の個体群では48 時間後でも半数以上の個体が生存した. 慣行防除園のシュレイハダニに対してもマラソン乳剤の効果は認められなかった. 現在, マンゴーにおけるチャノホコリダニに対してピリダベン水和剤の農薬登録がなされている. ピリダベン水和剤は今回検定したマンゴーハダニとシュレイハダニに対しも効果が高かった. 個体数が多くなる前に散布することができれば, これら2 種のハダニの増加を同時に抑えることができるであろう. ピリダベン水和剤の使用回数が2 回以内に制限されているため, マンゴーに対してより深刻な被害を与えるチャノキイロアザミウマの防除に優先的に使用され, ハダニの防除に利用できない可能性がある. また, ハダニ類は概して農薬抵抗性を発達させやすい ( 真梶,1996) ので, 今後ピリダベン水和剤に対して感受性を低下させる個体群が出現す る可能性もある. これらの理由から, マンゴーにおけるハダニ類に対して農薬を早急に登録することが望まれる. この試験によってハダニの種あるいは個体群によって薬剤の効果が異なること, 共通して効く薬剤が複数存在することが示された. 今回の試験ではマンゴーハダニの2 個体群, シュレイハダニの1 個体群を調べたがb 新たな農薬を登録するためには, さらに地域個体群を増やして同様の試験を行う必要があるだろう. 摘要マンゴーに寄生するOJjgo,uychus 属の2 種のハダニ, マンゴーハダニOZjgonychuscqf/bae (NIErNER) とシュレイハダニOZjgo7Mノbus 6 伽 relosis(hirst) に対する新しい農薬登録に向けて, 有効薬剤を虫体浸漬法により探索した. マンゴーハダニでは無防除園と慣行防除園由来の2 個体群と, シュレイハダニでは慣行防除園由来の1 個体群からの個体を供試した. これら3 個体群に共通して効果のあった薬剤は, アミトラスズ剤,DDVP 乳剤, ピリダベン水和剤, キノキサリン水和剤, へキシチアゾクス DDVP 乳剤, ケルセン乳剤であった. また, マンゴーハダニではマラソン乳剤とクロルフェナピル水和剤に対して慣行防除による薬剤感受性の低下の可能性が示唆された. 今後, 農薬登録のために他の個体群についても薬剤効果を試験することが必要だろう. Summary Toxicityofseveralacaricidestotwo leafspidermites,ozjgollychuscqf/bae (NIETNER)andObj/bare70sis(HIRsT)on Mangowereevaluatedbydippingmethod foraguriculturalchemicalsregistrartion.

48 沖縄農業第 35 巻第 1 号 (2001) TwopopulationsofOcq/ybaefrom conventionalcontroledanduncontroled green-housesandapopulationofo Mmre"sis fromaconventionalcontroledgreen-house weretested Toxicitywithhighmortality wereobservedinsevenacaricides,amitaraz EC(emulsifiableconsentrate),DDVPEQ PyridabenWP(wettablepowder), ChinomethionateWEHexythiazox DDVP EC,DicofolECforeverythreepopulation ResistanceforMarathionECandclorphenapil WPwasobservedinOcqハ ノbae Itsmortality waslowerinthepopulationfromconventional controledgreen-housethaninthosefrom uncontroledone Imlnediateregistrationof effectiveacarisidesarehopedforthespider mitesonmongo Furtherexminationsare necessaryinotherpopulationsoftheleaf spidermitestoregistratetheacaricides testedhere. 引用文献 oftemperatureandhumidityonthe developmentoftearedspidermite, OJjgonychuscqノソme(NmrNER).Bull EntomoLRes 57:433-436. 2. 江原昭三 後藤哲雄 長嶺将昭 1997. 沖縄本島におけるOZigo'Mhuscq/:/ 伽 ( マンゴーハダニ ) の存在. 植物防疫 51:25 28. 3.Ehara,S1999.Revisionofthespider mitefamilytetranychidaeofjapan (Acari,Prostigmata).SpeciesDiversity 4:63-141. 4. 鈴木優子 1999LマンゴーハダニOJigonychus cqf/me(nierner) の発育と産卵に及ぼす温度の影響. 沖縄農業 34:47-49. 5. 真梶徳純 1996. 防除. 江原昭三 真梶徳純編. 植物ダニ学 :186-197. 6. 与儀喜代政 鈴木優子 1998. 沖縄本島におけるマンゴーハダニOJigo7qychuscqノヒ /bae (NIETNER) の発生消長と発育ステージ構成の季節変化. 九病虫研会報 44:83-87. 1.Das,G M andsodasl959 Effect