2018 年 12 月期 ( 第 36 期 ) 決算説明会 2019 年 3 月 1 日 株式会社ズーム
Ⅰ. 2018 年 12 月期決算 We re For Creators
2018 年 12 月期業績ハイライト 前年比で増収 営業利益は減益 / 直近の予想を上回る業績で着地 売上高 :7,705 百万円 ( 前年比 + 22.3% 業績予想比 + 4.1%) 営業利益 : 260 百万円 ( 前年比 20.5% 業績予想比 + 28.0%) 経常利益 : 346 百万円 ( 前年比 4.5% 業績予想比 + 29.6%) 売上高増加要因 当上期は円高に推移したものの 当下期は直近の予想より円安に推移したこと 及び原材料の値上がりを製品の出荷価格に転嫁できたことによる 子会社化した Mogar Music S.p.A.(Mogar 社 ) を 2018 年 6 月 30 日付で連結したことによる 営業利益減少要因 販管費の増加 +508 百万円 ( うち Mogar 社の販管費 +277 百万円及び研究開発費の増加 +130 百万円等 ) による 2
2018 年 12 月期連結損益計算書 ( 要約 ) ( 百万円 ) 2017.12 期実績 2018.12 期実績 増減額 摘要 売上高 6,300 7,705 1,404 主力のハンディーオーディオレコーダー及びデジタルミキサーが好調 Mogar 社連結による増加 +871 百万円 営業利益 ( 売上高営業利益率 ) 327 (5.2%) 260 (3.4%) 67 販管費の増加 +508 百万円 Mogar 社の販管費 +277 百万円及び研究開発費の増加 +130 百万円 経常利益 ( 売上高経常利益率 ) 362 (5.8%) 346 (4.5%) 16 営業外収益に保険解約返戻金 29 百万円を計上 親会社株主に帰属する当期純利益 ( 売上高当期純利益率 ) 288 (4.6%) 318 (4.1%) 30 EBITDA 639 601 38 EBITDA= 営業利益 + 減価償却費 + 持分法投資損益 減価償却費研究開発費為替差損益 221 738 26 228 868 7 7 130 18 のれん償却額 9 百万円を含む 平均為替レート ( 円 / 米ドル ) 112.4 円 110.4 円 2.0 円 3
2018 年 12 月期製品カテゴリー別売上高構成比 ミュージシャンのための高音質 4K カメラ Other 15% HVR 5% ハリウッド品質のサウンドに対応したフィールドレコーダー PFR 8% 1 台で PA& 録音をカバーするデジタルミキサー DMX/MTR 8% MFX 11% HAR 53% 自然で立体的な音像を捉えるプロ仕様多目的ハンディレコーダー 多彩なサウンドを自在にカスタマイズできるギターエフェクトペダル 2018 年 12 月期実績 4
2018 年 12 月期製品カテゴリー別売上高 ハンディオーディオレコーダーが好調を維持 ( 百万円 ) 2017.12 期実績 2018.12 期実績 増減額 売上高の増減要因 ハンディオーディオレコーダー 3,270 4,073 802 マルチエフェクター 1,064 836 228 販路の拡大やブランドの浸透等により 主力商品である H4nPro H6 の販売が好調 米国による中国製品に対する追加関税の対象となったことで米国向けの売上が半減 新製品の未投入 デジタルミキサー / マルチトラックレコーダー ( 旧カテゴリー名 : マルチトラックレコーダー ) 372 639 267 前年下期発売 L-12 の販売が堅調 新製品 L-20 の販売が好調 プロフェッショナルフィールドレコーダー 392 591 199 ハンディビデオレコーダー 676 357 318 新製品 F1-SP F1-LP の販売が好調 新製品 F8n の販売が好調 新製品効果により前期好調であった Q2n シリーズの反動減 新製品 Q2n4K は 2018 年 11 月に発売のため影響は限定的 Mogar 取扱いブランド - 680 680 Mogar 社が取扱うズーム以外のブランド製品 その他 524 526 2 合計 6,300 7,705 1,404 5
2018 年 12 月期地域別売上高構成比 その他の主な内訳 ロシア連邦 2% オーストラリア 2% スウェーデン 2% U.A.E. 1 1% ブラジル 1% シンガポール 2 1% スイス 1% 1. シンガポールは マレーシアを含む 2. U.A.E. はオマーン バーレーン エチオピア等を含む アメリカ合衆国 カナダ メキシコ等を含む地域 イタリア フランス スペイン ポルトガル含む地域 ドイツ ベネルクス3 国 オーストリア ポーランド チェコスロバキア バルト3 国等を含む地域 2018 年 12 月実績
2018 年 12 月期地域別売上高 Mogar 社の連結により南ヨーロッパ地域の販売が増加 ( 百万円 ) 2017.12 期実績 2018.12 期実績 増減額 売上高の増減要因 北米 2,204 2,410 205 イタリア フランス 444 1,358 913 ハンディオーディオレコーダーの販売が好調 マルチエフェクターは米国による中国製品に対する追加関税の対象となったことで売上が半減 2018 年 7 月以降は Mogar 社の販売額を集計 ( スペイン ポルトガルを含む ) Mogar 取扱いブランド +680 ドイツ 697 886 188 主力商品である H4nPro H6 の販売が好調 日本 741 705 36 ハンディオーディオレコーダーの販売減 新製品未投入のマルチエフェクターの販売減 イギリス 459 473 13 中国 309 323 13 ロシア 84 162 78 新規小売店との取引開始により販売増 オーストラリア 144 146 2 その他 1,213 1,237 23 合計 6,300 7,705 1,404 7
2018 年 12 月期営業利益の増減分析 営業利益の増減分析 ( 百万円 ) 売上増加 +262 仕入原価上昇による減 131 新商品の開発に伴う外注費用が増加 オフィス移転 システム導入関連費用など 主に ZHK( 在庫 ) の未実現利益の減少 8
2018 年 12 月期連結貸借対照表 ( 要約 ) ( 百万円 ) 17.12 期末 18.12 期末 増減額 増減要因 流動資産 6,174 6,963 788 現預金 3,512 2,942 569 ZOOM 現預金 229 ZHK 394 売掛金 703 1,161 458 Mogar 社売掛金 +422 商品及び製品 1,415 2,146 731 Mogar 社保有在庫 +653 固定資産 629 970 340 有形固定資産 155 206 50 金型の増加 無形固定資産 28 259 230 Mogar 社連結に伴うのれん+180 基幹システム+55 投資その他の資産 445 505 59 新規オフィスの敷金 +55 資産合計 6,804 7,934 1,129 流動負債 2,283 3,052 769 買掛金 1,249 1,336 87 短期借入金 678 1,174 496 Mogar 社短期借入金 +508 固定負債 - 149 149 Mogar 社退職給付に係る負債 +144 負債合計 2,283 3,201 918 資本金 212 212 - 純資産合計 4,520 4,732 211 負債純資産合計 6,804 7, 934 1,129 Mogar 社を連結したことにより資産 負債が増加 9
2018 年 12 月期連結 CF 計算書 ( 要約 ) ( 百万円 ) 17.12 期 18.12 期 増減額 営業活動によるキャッシュ フロー 364 151 516 投資活動によるキャッシュ フロー 341 380 38 財務活動によるキャッシュ フロー 211 11 200 現金及び現金同等物に係る換算差額 43 50 7 現金及び現金同等物の増減額 190 572 現金及び現金同等物の期首残高 3,295 3,485 現金及び現金同等物の期末残高 3,485 2,913 2018 年 12 月期のキャッシュ フロー (CF) 増減要因 ( 百万円 ) 営業活動による CF の主な要因 : 税前利益 +345/ 減価償却費 +219/ 売上債権増加 267/ 持分法投資益 146/ 法人税等の支払 136/ 未収入金増加 122 投資活動による CF の主な要因 : 有形固定資産取得による支出 238/ 子会社株式の取得による支出 85 財務活動による CF の主な要因 : 短期借入金の純増 +109/ 配当金の支払 90 10
2018 年 12 月期売上及び利益の推移 3,000 売上高 ( 百万円 ) 2,327 2,326 200 営業利益 ( 百万円 ) 2,000 1,535 1,451 1,793 1,519 1,535 1,515 150 100 82 88 103 114 132 1,000 50 53 30 (17) 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2017 年 2018 年 (50) 2017 年 2018 年 経常利益 ( 百万円 ) 親会社株主に帰属する四半期純利益 ( 百万円 ) 200 200 150 100 50 46 62 101 152 40 13 133 158 150 100 50 28 54 88 117 27 15 129 145 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2017 年 2018 年 2017 年 2018 年 2018 年 12 月期の業績は 前年よりさらに下期偏重型で着地 11
2018 年 12 月期経常利益変動要因 経常利益変動要因 1 為替差損益経常利益変動要因 2 持分法投資損益 主として 為替変動により正味ドル建資産から生ずる為替換算差額ドル建資産とドル建負債の残高をなるべくマッチングさせるヘッジ ( いわゆる為替マリー ) を実施しているがいくらかの為替差損益は発生する 持分法適用会社である ZOOM North America LLC (ZNA) と ZOOM UK Distribution Ltd の持分法投資損益年末商戦の影響により年の後半にかけて両社の利益は増加する傾向にある 40 為替差損益 持分法投資損益 ( 百万円 ) ( 百万円 ) 46 42 40 33 25 20 0 13 9 1 4 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q (2) (8) 2017 年 2018 年 20 0 19 11 13 10 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2017 年 2018 年 (20) (24) (27) 持分法投資損益 = 持分法投資利益 - 租税公課 (ZNA の法人税相当 ) (40) 12
2018 年 12 月期 Mogar 社の実績と 2019 年計画 ( 百万円 ) 18.12 期実績 (6 カ月 ) 19.12 期 (12 カ月 ) 予想増減額摘要 売上高 1,105 1,968 +863 2019 年は通期を連結 営業利益 -30 61 +92 経営改善による正常化 当期純利益 -94 0 +95 2018 年度末純資産 12 2018 年度は リストラコスト 在庫整理による損失 繰延税金資産の取崩しによる損失を計上 資本の増強が必要な状況に 過小資本に陥った状況を解消する増資等の具体的方策を検討中 2019 年度は 販売活動の促進と更なる経費削減とに取り組む 組織を最適化 13
株主還元 年間配当につきましては 1 株当たり 43 円といたします ( 直近の予想 40 円から増配 ) 配当の状況 17.12 期 ( 実績 ) 18.12 期 ( 実績 ) 19.12 期 ( 予想 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 288 百万円 318 百万円 473 百万円 配当金総額 90 百万円 ( 予定 )98 百万円 143 百万円 1 株当たり年間配当 40 円 ( 予定 ) 43 円 63 円 配当につきましては 株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けており 将来の事業拡大に必要な内部留保を行いつつ配当性向 30% を目安として安定的な配当を行うことを基本方針としております なお 中間配当は実施せず 全額期末配当になります 14
We re For Creators Ⅱ. 2019年12月期 予想
2019 年 12 月期連結業績予想 Mogar 社が通年 (6 か月間 12 か月間 ) で寄与することによる売上増加 570 百万円を見込む 有形固定資産の減価償却方法の変更 ( 定率法 定額法 ) 等により 営業利益 186 百万円増加を見込む当社の業績は下期偏重型 ( 百万円 ) 18.12 期実績 19.12 期 予想増減額増減率 売上高 7,705 8,540 +834 +10.8% 営業利益 260 616 +355 +136.6% 経常利益 346 673 +326 +94.4% 親会社株主に帰属する当期純利益 318 473 +154 +48.5% EBITDA 601 864 +262 +43.6% 一株当たり当期純利益 140.31 円 207.62 円 +67.31 円 +48.0% 一株配当 43 円 63 円 +20 円 +46.5% 配当性向 30.6% 30.3% - - 為替レート ( 円 / 米ドル ) 110.4 円 108 円 - - 為替感応度 ( 為替相場の変動が年間利益に与える影響 ):1 円の円高 ( 円安 ) で営業利益が約 20 百万円減少 ( 増加 ) 16
2019 年 12 月期連結カテゴリー別売上予想 ( 百万円 ) 18.12 期実績 19.12 期 予想増減額増減率摘要 ハンディオーディオレコーダー 4,073 3,609 463 11.4% 新製品の発売は 2019 年度末予定のため マルチエフェクター 836 1,098 +262 +31.4% 2019 年発売の新製品効果を見込む デジタルミキサー / マルチトラックレコーダー ( 旧カテゴリー名 : マルチトラックレコーダー ) 639 769 +129 +20.3% 2019 年発売の新製品効果を見込む プロフェッショナルフィールドレコーダー 591 690 +99 +16.8% 2019 年発売の新製品効果を見込む ハンディビデオレコーダー 357 536 +178 +49.8% Q2n-4K(2018.11 発売 ) の販売効果を見込む Mogar 取扱いブランド 680 1,237 +556 +81.9% Mogar 社が取扱うズーム以外のブランド製品 その他 526 597 +71 +13.5% 合計 7,705 8,540 +834 +10.8% 17
2019 年 12 月期営業利益の増減予想 営業利益の増減予想 ( 百万円 ) 新商品の開発に伴う外注費用が増加 18
Ⅲ. 課題と対策 We re For Creators
下方修正の要因 1 為替レート変動の影響 円高傾向が継続 昨年末から 2 月までの為替レートが 111 円から 113 円で推移していたところ 3 月 108 円 4 月 106 円 5 月 107 円と急激な円高が進んだ ( 単位 : 円 ) 年 / 月 2017/11 2017/12 2018/1 2018/2 2018/3 2018/4 2018/5 2018/6 為替レート 113 113 113 111 108 106 107 110 為替レートは 実勢レートにもとづき 当社が月次で設定した換算レート ( 社内レート ) 円安時期に仕入れた商品を円高時期に販売することになり これが売上総利益率を低下させた 2019 年 1 月から 取引の換算に使用するレートを公示相場とし 毎日変更 従来は 社内レートを使用し 1 カ月固定 今後の外貨建取引に関しては 為替予約も検討 20
下方修正の要因 2 部品価格の上昇 セラミックコンデンサの需給逼迫による価格上昇 一部の電子部品 具体的にはセラミックコンデンサが需給逼迫によって価格が急上昇した 製品の原価 すなわち仕入コストを押し上げた 販売価格値上げによる売上総利益率改善 2018 年売上総利益率の変動 38.0% 36.0% 34.0% 32.0% 30.0% 1Q 2Q 3Q 4Q セラミックコンデンサの仕様変更 (1006 サイズから 0603 サイズへ変更 ) 小型サイズを採用した新機種 G1Four シリーズ GCE-3 小型サイズに変更予定の機種 H3-VR L-20 H4nPro 21
下方修正の要因 3 Mogar 社買収費用の増加 一時的な費用の増加 Mogar 社の買収にあたっては将来のリスクを回避するため 当社の事業に関連する資産だけを買い取る方針とし このため不要な不動産等をバランスシートから分離する会社分割を行った 当初はジョイントベンチャーの新会社設立という方針で買収費用を見積もっていたが Mogar 社全体の資産査定 いわゆるデューディリジェンスを行うことが必要となり イタリア現地の弁護士 会計士等へのアドバイザリーフィーの支払いが当初見積り以上に発生した 当買収費用は上期のみの一時的な費用であり 下期以降は発生しない リストラクチャリングは 2018 年度中に実行済み 2019 年度は Mogar 社に関する追加費用は見込まず 22
We re For Creators Ⅳ. 中期経営計画の確認
1. 中期計画目標 ( 売上高 営業利益 ) 単位 : 百万円 11,000 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 2020 年連結売上高 100 億円 5,950 5,969 修正計画 7,401 百万円より 304 百万円増 中期計画 8,017 百万円より 523 百万円増 6,300 7,705 7,313 7,401 8,017 8,540 10,007 2020 年連結営業利益 7 億円 単位 : 百万円 800 700 600 500 400 300 200 341 220 中期計画 579 百万円より 37 百万円増 修正計画 203 百万円より 57 百万円増 327 377 203 260 2020 想定レート USD 108 135 2019 想定レート USD 108 125 616 579 754 5,000 100 4,000 2015 ( 実績 ) 2016 ( 実績 ) 2017 ( 実績 ) ( 中期計画 ) 18/2/14 ( 修正計画 ) 18/8/10 2018 ( 実績 ) ( 中期計画 ) 18/2/14 ( 修正計画 ) 19/2/15 2019 ( 計画 ) 2020 ( 計画 ) 0 2015 ( 実績 ) 2016 ( 実績 ) 2017 ( 実績 ) ( 中期計画 ) 18/2/14 ( 修正計画 ) 18/8/10 2018 ( 実績 ) ( 中期計画 ) 18/2/14 ( 修正計画 ) 19/2/15 2019 ( 計画 ) 2020 ( 計画 ) 24
2.2020 年業績の増減要因 ( 対 2017 年 ) 2017-2020 連結売上高 2017-2020 連結営業利益 単位 : 億円 単位 : 億円増加減少増加減少 2020 連結消去 2020 新規事業 単体研究開発費 単体人件費 2020 Mogar 営業利益 1 その他費用 2018 単体売上高 2019 単体売上高 2020 単体売上高 2020 Mogar 売上高 2020 単体粗利 単体営業利益の主な変動 2017 連結売上高 2020 連結売上高 2017 連結営業利益 2020 連結営業利益 1 ZOOM ブランド商品の未実現利益消去後 25
2. 中期計画目標 (ROE と ROA) 2015-2020 ROE 2015-2020 ROA 単位 : 百万円 単位 : 百万円 12.0% 11.4% 10,000 12.0% 10,000 10.0% 10.7% 10.0% 9,000 8,000 10.0% 7,934 7,885 8,619 9,000 8,000 8.0% 6.0% 4.0% 2.0% 5.7% 3,928 4,044 4.5% 3.7% 6.7% 6.9% 7.2% 4,527 4,732 4,733 5.2% 3.4% 7.5% 5,598 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 8.0% 6.0% 4.0% 2.0% 7.9% 5,235 6,121 3.2% 6,810 4.5% 4.3% 6.0% 7.1% 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 1,000 0.0% 2015( 実績 ) 2016( 実績 ) 2017( 実績 ) 2018( 実績 ) 2019( 計画 ) 2020( 計画 ) 0 0.0% 2015( 実績 ) 2016( 実績 ) 2017( 実績 ) 2018( 実績 ) 2019( 計画 ) 2020( 計画 ) 0 連結純資産営業利益率 ROE 連結総資産 ROA 連結純資産の見直しに伴い 目標数値を変更しております 26
3.2018 年新製品発売実績 1 月 Field Recorder プロ品質のオーディオ収録が可能で軽量コンパクトなフィールドレコーダー 2015 年発売のプロフェッショナルレコーダー F8 の機能と性能を強化した後継モデル 6 月 7 月 Professional Field Recorder Digital Mixer / Multi Track Recorder L-12 の兄弟モデルデジタルミキサー L-12 が 2017 年にヒットした後 ラインナップを拡充するための第一弾モデル 10 月 11 月 Handy Video Recorder Handy Recorder 360 全方位の音を録音する軽量コンパクトな円錐形ハンディーレコーダー VR 関連市場への参入は当社成長戦略の 1 つ 2017 年にヒットしたハンディビデオカメラ Q2n の 4K 版 27
4.2018 年販売戦略の進捗 1 米国 Zoom North America が 35 本のプロモーション ビデオを製作し 世界各国のディストリビューターに提供 日本 イギリス イタリア フランス スペイン ドイツ オーストラリア 中国のディストリビューターは ビデオをローカライズし SNS を通じて配信 Amazon Marketing Service によるターゲティング広告の強化 米国 31% マルチエフェクター (MFX) は トランプ関税の対象となりシェア拡大果たせず ギターだけではなく ボーカル向けマルチエフェクターを投入し シェア拡大を図る 欧州 中国 マーケティング戦略をディストリビューターに共有するため 2018 年 6 月にプロダクト マーケティング トレーニングを実施 9か国の主要ディストリビューターのマネージメント及びプロダクトスペシャリスト計 24 名を招聘して 2018 年 4 月末に連結子会社化したMogar Music S.p.A.( イタリア ミラノ ) で開催 欧州 43% ロシアのディストリビューターによる入札の結果 ロシアの裁判所に H5 を 2300 台納入 円グラフは 2018 年販売実績 28
4.2018 年販売戦略の進捗 2 日本 広告宣伝に使用するメディアに占める電子媒体の割合を 2017 年度から 13% 増額 プロシューマ に向けて効率的なターゲティング広告を展開 日本 9% アジア パシフィック 韓国 タイ ニュージーランドで マルチチャンネル ディストリビューションを導入 レコーダー類の販路拡大のため 既存ディストリビューターの他にプロオーディオのディストリビューターと販売契約を締結 AP 10% 中国 WeChatにサービスアカウントを取得 中国ではユーチューブが見られず 従来視聴できなかったプロモーション ビデオの視聴が可能になった ラテン アメリカ 南米の主要ディストリビュータ ( チリ アルゼンチン ペルー ) を訪問 その結果 スペイン語による広告宣伝活動が必須との結論に至り スペイン語の雑誌広告直接出稿 南米を統括するセールス レップ会社と契約 中国 4% LA 3% 29
5. 強みを活かす成長戦略 1 社内のリソースをコアテクノロジーに集中 外注先の優れたリソースを活用する 30
5. 強みを活かす成長戦略 2 継続的に新しいカテゴリーへ参入 蓄積されたノウハウに新しいテクノロジーを付加することで競争優位性を築く 31
5. 強みを活かす成長戦略 3 グローバル ニッチ市場を継続的に開拓 ターゲット ユーザーをアーティストからクリエーターへ拡大する 32
5. 強みを活かす成長戦略 4 バランスの取れた提案型商品の開発 楽器を演奏するエンジニアが演奏者の目線で開発を行う 33
( ご注意 ) 本資料の将来の見通しに関する記述については 当社が現在入手可能な情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいて作成しており 潜在的なリスクや不確実性が内在しております 実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります We re For Creators