Cisco Fabric Manager Server フェデレーションの展開

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CHAPTER 2 Fabric Manager Server フェデレーションを展開すると フェデレーション内で実行されるデータとプログラムの拡張性が向上し 管理も容易になります Fabric Manager Server のフェデレーションには Fabric Manager Server 組み込みの Web サーバ データベース サーバにアクセスする Fabric Manager Client など いくつかの機能ユニットが含まれます 展開サイクルには 展開の計画 フェデレーションサーバの管理という 3 つの段階があります この章の内容は 次のとおりです 展開の計画 (P.2-1) (P.2-2) Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 (P.2-10) Fabric Manager Web クライアントによるフェデレーションサーバの管理 (P.2-14) 展開の計画 ソリューションを設計する ( サイトの構造 機能 およびアーキテクチャの決定など ) 際には サーバトポロジの構築 認証方法の計画 および利用するサーバフェデレーション機能の決定に役立つ情報と それらの機能を計画し 組織のニーズに合わせてソリューションを調整するのに役立つ情報が必要です フェデレーション環境を計画する際には 以下の要素を考慮します フェデレーションに参加するデータセンターの地理的な位置 各データセンター内のすべての既存のファブリックおよびデータセンター内に構築される可能性があるすべてのファブリックの ポートまたはエンドデバイスの総数 ( 作業負荷を判断するため ) SNMP 要求および応答の遅延を短縮するため Fabric Manager は管理対象ファブリックの近くに置く必要がある 1 つの Fabric Manager で 150,000 ポートを管理可能 1 つの個別の物理サーバをデータベース専用にする 1 つの個別の物理サーバをフェデレーション内の各 Fabric Manager Server 専用にする 2-1

この段階では 環境を構成し フェデレーションサーバをインストールしてから サイトの運用と管理を開始します 使用する環境およびソリューションによっては サーバ用に複数の構成手順を実行する場合があります データベースとして PostgreSQL を選択する場合は フェデレーション内の最初のサーバをインストールする際に インストールウィザードを使用してデータベースを設定できます フェデレーションに新しいサーバを追加する場合は 最初のサーバをインストールしたときに作成されたデータベース URL および DBA ユーザ名とパスワードを使用する必要があります データベースのインストール まずデータベースをインストールする必要があります PostgreSQL と Oracle XE の両方がサポートされますが Oracle Enterprise バージョンをインストールして使用する必要があります ( 注 ) フェデレーション内のすべてのサーバが フェデレーション内の最初のサーバでインストールされたデータベースを使用する必要があります データベース情報は サーバのプロパティファイルで参照できます ( 注 ) フェデレーション内の Fabric Manager Server 用に Oracle データベースを構成する方法の詳細については Cisco Fabric Manager Fundamentals Guide の Installing Fabric Manager Server を参照してください Fabric Manager Server のインストール 最初の Fabric Manager Server のインストール後 残りのすべてのインストールを構成して 既存のサーバフェデレーションに参加させることができます 1 つのフェデレーション内にインストールできるのは 10 個のサーバのみです Windows に Fabric Manager Server をインストールするには 次の手順に従います ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 デスクトップ上の [Install Management Software] リンクをクリックします [Management Software] > [Cisco Fabric Manager] を選択します [Installing Fabric Manager] リンクをクリックします [FM Installer] リンクをクリックします [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに ウェルカムメッセージが表示されます ( 図 2-1 を参照 ) 2-2

図 2-1 管理ソフトウェアセットアップウィザードのウェルカムメッセージ ステップ 5 ステップ 6 [Custom] オプションボタンをクリックして [Next] をクリックすると インストールが開始します [I accept the terms of the License Agreement] チェックボックスをオンにして [Next] をクリックします [Install Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-2 を参照 ) 図 2-2 [Install Options] ダイアログボックス 2-3

ステップ 7 [Fabric Manager Server (Licensed)] をクリックして Fabric Manager Server のサーバコンポーネントをインストールします [Add server to an existing federation] チェックボックスをオンにして サーバを既存のフェデレーションに追加します ( 注 ) Fabric Manager Server がインストール時に特定のインターフェイスにバインドするように設定されている場合を除き Fabric Manager Server のホスト名エントリが DNS サーバ上に存在していることを確認します ( 注 ) リモートホストから PostgreSQL データベースに接続できるようにするには pg-hba.conf ファイルで # IPv4 local connections の下に次の行を追加する必要が生じる場合があります host all all 0.0.0.0/0 md5 追加後はコンフィギュレーションファイルを保存し PostgreSQL データベースを再起動してから 2 番めのサーバノードをインストールします ( 注 ) 3 個を超える Fabric Manager Server をフェデレーションに追加している場合は 次のように設定された Oracle データベースを使用する必要があります C:\Documents and Settings\Administrator>sqlplus /nolog SQL*Plus: Release 10.2.0.1.0 - Production on Wed Jan 6 17:19:32 2010 Copyright (c) 1982, 2005, Oracle. All rights reserved. SQL> connect / as sysdba; Connected. SQL> alter system set processes=100 scope=spfile; System altered. SQL> alter system set open_cursors=500 scope=spfile; System altered. SQL> shutdown immediately; SP2-0717: illegal SHUTDOWN option SQL> shutdown immediate; Database closed. Database dismounted. ORACLE instance shut down. SQL> startup; ORACLE instance started. Total System Global Area 805306368 bytes Fixed Size 1453836 bytes Variable Size 218714356 bytes Database Buffers 583008256 bytes Redo Buffers 2129920 bytes Database mounted. Database opened. SQL> show parameter processes; Total System Global Area 805306368 bytes Fixed Size 1453836 bytes Variable Size 218714356 bytes Database Buffers 583008256 bytes Redo Buffers 2129920 bytes Database mounted. Database opened. 2-4

SQL> show parameter processes; NAME TYPE VALUE ------------------------------------ ----------- ------------------------------ aq_tm_processes integer 0 db_writer_processes integer 4 gcs_server_processes integer 0 job_queue_processes integer 4 log_archive_max_processes integer 2 processes integer 100 ステップ 8 ステップ 9 Fabric Manager のインストール用にワークステーション上のフォルダを選択します Windows では デフォルトの場所は C:\Program Files\Cisco Systems\MDS 9000 です UNIX(Solaris または Linux) マシンでは インストールパス名は インストールを実行するユーザの権限に応じて /usr/local/cisco_mds9000 または $HOME/cisco_mds9000 になります [Next] をクリックします [Database Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-3 を参照 ) 図 2-3 [Database Options] ダイアログボックス ステップ 10 [Install PostgreSQL] オプションボタンまたは [Use existing DB] オプションボタンをクリックして 使用するデータベースを指定します ( 注 ) PostgreSQL のインストールを選択した場合は 稼働中のすべてのセキュリティソフトウェアをディセーブルにする必要があります そうしないと 一部のフォルダやユーザがインストールされないことがあります 2-5

( 注 ) データベースを別個にインストールした場合は [Use existing database] オプションボタンをクリックし 前の手順でインストールしたデータベースのクレデンシャルを入力します ( 注 ) ご使用のシステムで Cygwin が稼働している場合は PostgreSQL をインストールする前に 環境変数パスから cygwin/bin を削除してください ステップ 11 ステップ 12 [Use existing DB] を選択する場合は [Install PostgreSQL] オプションボタンまたは [Use existing DB] オプションボタンをクリックします [Database Options] ダイアログボックスで [Next] をクリックします [User Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-4 を参照 ) 図 2-4 [User Options] ダイアログボックス ステップ 13 ユーザ名およびパスワードを入力し [Next] をクリックします [Authentication Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-5 を参照 ) 2-6

図 2-5 [Authentication Options] ダイアログボックス ステップ 14 認証モード (Local RADIUS TACACS または MDS) を選択して [Next] をクリックします ( 注 ) [MDS] オプションボタンを選択すると FM 認証には スイッチのユーザデータベースが使用されます ステップ 15 [Verify] をクリックして ログインをテストします Fabric Manager の場合は [Configuration Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-6 を参照 ) 2-7

図 2-6 Fabric Manager の [Configuration Options] ダイアログボックス ステップ 16 Fabric Manager をインストールする場合は 必要に応じて FC Alias および SNMPv3 のチェックボックスをオンにしてから [Install] をクリックします Fabric Manager Server の場合は [Configuration Options] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-7 を参照 ) 図 2-7 Fabric Manager Server の [Configuration Options] ダイアログボックス 2-8

ステップ 17 ステップ 18 ステップ 19 ローカルインターフェイスと Web サーバポートまたは Fabric Manager Server ポートを選択します Fabric Manager Server のポート番号は 他のアプリケーションによって使用されていないポート番号に変更できます [Use HTTPS Web Server] チェックボックスをオンにした場合 [Web Server Port] フィールドはグレー表示になり デフォルトポートは 443 になります 必要に応じて [FC Alias] および [SNMPv3] チェックボックスをオンにします Fabric Manager Server をインストールする場合は [Install] をクリックします インストールの進行状況が [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます ( 図 2-8 を参照 ) ( 注 ) Fabric Manager Server がインストール時に特定のインターフェイスにバインドするように設定されている場合を除き Fabric Manager Server のホスト名エントリが DNS サーバが存在していることを確認します ( 注 ) インストール中に特定の IP アドレスを指定し サーバホストの IP アドレスを変更した場合は 次の 2 つのファイル ( どちらも $INSTALL/conf ディレクトリにあります ) を修正する必要があります server.properties ファイルの server.bindaddr を新しい IP アドレスに変更し FMServer.conf ファイルの wrapper.app.parameter.4 を新しい IP アドレスに変更します 図 2-8 インストールの進行状況 インストールが完了すると インストール完了メッセージが [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます ( 図 2-9 を参照 ) 2-9

Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 図 2-9 インストールの完了 ( 注 ) [Launch Fabric Manager] または [Launch Device Manager] のチェックボックスをオンにすることによって Fabric Manager または Device Manager の起動を選択できます Fabric Manager および Device Manager のアイコンがデスクトップに自動的に作成されます ステップ 20 [Finish] をクリックすると [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウが閉じます Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 ファブリックの検出 ステップ 1 [Fabric Manager] アイコンをダブルクリックして Fabric Manager を起動します 図 2-10 に示すように [Fabric Manager Login] ダイアログボックスが表示されます 2-10

Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 図 2-10 [Fabric Manager Server Login] ダイアログボックス ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 Fabric Manager Server のユーザ名とパスワードを入力します Fabric Manager Client が TCP ベースプロキシサーバを介して Fabric Manager Server と通信するように設定する場合は [Use SNMP Proxy] チェックボックスをオンにします [Login] をクリックします Fabric Manager Server に正しくログインしたら シードスイッチを設定してアクセス権があるファブリックを開きます [Control Panel] が表示されます ( 図 2-11 を参照 ) 図 2-11 [Control Panel] の [Open] タブ ステップ 5 [Open] をクリックして 選択したファブリックを開きます 2-11

Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 ファブリックを別のサーバで開く 別のサーバでファブリックを開く手順は 次のとおりです ステップ 1 [Server] > [Admin] を選択します [Control Panel]( 図 2-12 を参照 ) が表示されます 図 2-12 Control Panel ステップ 2 [Discover] をクリックします [Discover New Fabric] ダイアログボックス ( 図 2-13 を参照 ) が表示されます 図 2-13 Discover new Fabric ステップ 3 [Seed Switch] リストボックスにシードスイッチの IP アドレスを入力します 2-12

Fabric Manager Client によるフェデレーションサーバの管理 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 [User Name] フィールドにユーザ名を入力します [Password] フィールドにパスワードを入力します [Auth-Privacy] ドロップダウンリストから 適用するプライバシープロトコルを選択します 選択したファブリックを別のサーバで開くには [Server] ドロップダウンリストからサーバ ID を選択します [Discover] をクリックします ( 注 ) 他の Fabric Manager Server をフェデレーションに追加中 ファブリックが検出されるとエラーメッセージが表示される場合があります このファブリックはインストール後 またはアップグレード後に検出できます フェデレーション内のセッションの表示 フェデレーション内のセッションを表示する手順は 次のとおりです ステップ 1 ステップ 2 [Server] > [Admin] を選択します [Connected Clients] タブをクリックします [Control Panel]( 図 2-14 を参照 ) が表示されます 図 2-14 Connected Clients 2-13

Fabric Manager Web クライアントによるフェデレーションサーバの管理 フェデレーション内のサーバの表示 フェデレーション内のサーバをすべて表示する手順は 次のとおりです ステップ 1 ステップ 2 [Server] > [Admin] を選択します [Servers] タブをクリックします [Control Panel]( 図 2-15 を参照 ) が表示されます 図 2-15 Servers Fabric Manager Web クライアントによるフェデレーションサーバの管理 Fabric Manager Web クライアントを使用したファブリックの管理を開始するには 次の手順に従います ステップ 1 ステップ 2 [Admin] タブをクリックしてから [Configure] をクリックします 左側のナビゲーションペインで [Fabrics] をクリックします Fabric Manager Server の管理対象のファブリックがあれば [Opened] カラムにこれらのファブリックのリストが表示されます ( 図 2-16 を参照 ) 2-14

Fabric Manager Web クライアントによるフェデレーションサーバの管理 図 2-16 ファブリックのリスト ステップ 3 [Add] をクリックします [Add Fabric] ダイアログボックスが表示されます ( 図 2-17 を参照 ) 図 2-17 Add Fabric ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 このファブリックのファブリックシードスイッチ IP アドレスを入力します ファブリックのユーザ名とパスワードを入力します ( 任意 )[SNMPV3] チェックボックスをオンにします [Auth-Privacy] リストボックスでプライバシー設定を選択します 2-15

Fabric Manager Web クライアントによるフェデレーションサーバの管理 ステップ 8 [Add] をクリックすると このファブリックの管理が開始されます 2-16